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資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 第 3 の 2 開放型ヘッドを用いるスプリンクラー設備 385 第 3 の 2 開放型ヘッドを用いるスプリ ンクラー設備

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ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

第 9 屋外貯蔵タンク冷却用散水設備の基準 ( 昭和 57 年 7 月 1 日消防危第 80 号 ) タンクの冷却用散水設備 ( 以下 散水設備 という ) は 次によること 1 散水設備の設置範囲は 危険物規則第 15 条第 1 号に定める技術上の基準に適合しないタンク ( 一部適合しないものにあ

さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 第 4 渡り廊下で接続されている場合の取り扱い 155 第 4 渡り廊下で接続されている場合の 取り扱い

〇消防用設備等検査実施要領の送付について

178 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 小規模特定用途複合防火対象物 ( 政令別表第 1⒃ 項イに掲げる防火対象物のうち 特定用途に供される部分の床面積の合計が当該部分が存する防火対象物の延べ面積の10 分の1 以下であり かつ 300m2未満であ

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特定駐車場用泡消火設備

別添 第 1 章総説 道路トンネル非常用施設設置基準 非常用施設の設置にあたっては 非常用施設のトンネル防災全体における役割を認識するとともに 設置目的および管理運用方法を明確にして計画しなければならない なお 非常用施設の運用にあたっては関係機関との連携に配慮するものとする 第 2 章非常用施設の

隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

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TM 屋内消火栓設備 2. における消火設備の取り扱い 2-1 消火栓設備 屋内消火栓設備 補助用高架水槽 位置表示灯発信機 ( 起動装置 ) 1 号消火栓 易操作性 1 号消火栓 2 号消火栓 リミットスイッチ付開閉弁 ( 起動装置 ) 非常電源 ( 蓄電池 )

第 3 点検の期間点検の期間は 次の表の上欄 ( 左欄 ) に掲げる用設備等の等並びに同表中欄に掲げる点検の内容及び方法に応じ 同表下欄 ( 右欄 ) に掲げるとおりとする ただし 特殊用設備等にあっては 法第 17 条第 3 項に規定する設備等設置維持計画に定める期間によるものとする 用設備等の等

2 病院次のいずれにも該当する病院のうち 相当程度の患者の見守り体制を有するもの ( 火災発生時の消火活動を適切に実施することができる体制を有するものとして総務省令で定めるもの ) 以外のもの ( ア ) 特定診療科名を有するもの ( イ ) 一般病床又は療養病床を有する病院 火災発生時の延焼を抑制

消防用設備・機械器具等に係る最近の検討状況等

基準19 ハロゲン化物消火設備の設置及び維持に関する基準

番号 特定共同住宅等の種類と必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等 二方向避難型特定共同住宅等である (1) 初期拡大抑制性能 ( その 2) 図面番 ア地階を除く階数が 5 以下のもの 消火器具屋外消火栓設備動力消防ポンプ設備 又は住戸用及び共同住宅用非常警報設備 イ地階を除く階数

スプリンクラー設備の設置を要しない有床診療所 病院の考え方 ( 案 ) 資料 入院の常態化の有無 免除される対象 常態的に患者が入院していないと判断 一日平均入院患者数が 1 人未満 常態的に患者が入院していない施設 (1) 入院患者数が一日平均 1 人未満となる 1~ 床の施設 ()

2 著しく消火困難な製造所等の消火設備 ( 危省令第 33 条 ) 消火活動上有効な床面からの高さ の高さの算定の起点となっている消火活動上有効な床面とは, 必ずしも建築物の床面に限られるものではなく, 火災時において第 4 種の消火設備等による消火活動を有効に行い得るものでなければならないこと (

改修メリットは 水損を最小限に食い止めます 非災時 スプリンクラーヘッド又は二次側配管が破損した場合でも 災感知器が作動しない場合は最大でも二次側の溜り水しか放出されず水損を最小限に食い止めることができます 災感知器が誤作動した場合は 予作動弁が作動し一次側加圧水は二次側配管内を加圧しますが スプリ

1 ソファモデル単体に対する消火抑制効果確認実験 4 面ともたれ壁 45cm 4 面ともたれ壁 45cm 右の実験区画で 放水量 12~18 リットル / 分 / ヘッド 1 個 放水圧力 0.13~0.022Mpa の要件の下 1 回の自由燃焼 7 回の消火実験を実施 実験結果概要 全てのケースに

PowerPoint プレゼンテーション

第 3 倉庫に係る防火安全対策 1 目的この基準は 近年 倉庫が大規模化し また 作業所的要素が出てくるなど特殊化する傾向が見られることから 倉庫に係る出火防止 延焼拡大防止 避難の安全確保等に係る具体的基準を定めたものである 2 指導対象この基準に基づき指導する防火対象物の範囲は次に掲げるものとす

設計図書 ( 起工 ) 工事 ( 業務 ) 番号 31 壱社文第 16 号 工事 ( 業務 ) 名 壱岐文化ホール消防用設備保守点検業務 工事 ( 履行 ) 場所 壱岐市郷ノ浦町本村触地内 長崎県壱岐市

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動車車庫については 隣地境界線又は同一敷地内の他の建築物との距離は2m 以上とし 各階の外周部に準不燃材料で造られた防火壁 ( 高さ1.5m 以上 ) を設けること (3m 以上の距離を確保した場合を除く ) に改める 号通知 記 2 自動火災報知設備の設置について の一部改正記 2 中

学校施設管理について

と 5 水源の水位がポンプより低い位置にある加圧送水装置には 施行規則第 12 条第 1 項第 3 号の2の規定の例により呼水装置を設けること 6 屋内消火栓設備の予備動力源は 自家発電設備 蓄電池設備又は燃料電池設備によるものとし 次に定めるところによること ただし (1) に適合する内燃機関で

〇消防用設備等検査実施要領の送付について

保育所の設備及び運営に関する基準 保育室等 屋外 遊戯場 設備 ( 必置 ) 面積設備 ( 必置 ) 面積 調理室 便所 0 1 歳児 乳児室及びほふく室 医務室 2 歳以上児 保育室又は遊戯室 乳児室 ほふく室 3.3m2 / 人 保育室 遊戯室 1.98m2 / 人屋外遊戯場 近隣の都市公園を代

条例解説6~11条

目次 ( )

仕様書

甲種(消防設備士試験)

2 スプリンクラー設備の設置基準の見直し 消防法施行令第 12 条第 1 項関係 スプリンクラー設備を設置しなければならない防火対象物又はその部分に 次に掲げるもの 火災発生時の延焼を抑 制する機能を備える構造として総務省令で定める構造を有するものを除く で延べ面積が 275 m2未満のものが追加さ

消防法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 参考資料 ) 別紙 1 1 改正理由 (1) 背景住宅宿泊事業法 ( 平成 9 年法律第 65 号 ) が平成 30 年 6 月 15 日に施行され 住宅宿泊事業に係る事前の届出が同年 3 月 15 日に開始された ( 住宅宿泊事業法の施行期

消防用機器等に関する認証制度の概要 平成 22 年 6 月現在 検定自主表示認定鑑定 根拠条文 消防法第 21 条の 2 ( マーク ) 消防法施行規則別表第三 消防法第 21 条の 16 の 2 ( マーク ) 消防法施行規則別表第四 消防法第 17 条の 3 の 2 消防法施行規則第 31 条の

東京都建築安全条例の見直しの考え方

1 届出の趣旨工事中に建築物を使用する場合は, 建築基準法に基づいて当該建築物に設置されている避難施設等の機能に支障を来たすことがよくあります もとより建築基準法は, 建築物の最低限の安全性能を定めたものですから, 避難施設等の機能に支障が生じているときに出火したりすれば, 大災害につながるおそれが

国土技術政策総合研究所 研究資料

松山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例施行規則平成 26 年 10 月 27 日規則第 65 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は, 松山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例 ( 平成 26 年条例第 52 号 以下 条例 という ) の施行に関し必要な事

第2章第2節 第4~6

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

仕様書

ポリカーボネート板に関する建築物の屋根への適用状況

食品衛生の窓

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はじめに 消防法の規定では 一定規模の建物の管理権原者は 防火管理者を定め 消防計画を作成し 防火管理上必要な業務の実施を定めています その中でも 消防計画に基づく訓練の実施は最も重要な事項です 特に特定防火対象物 ( 集会場 スーパー ホテル 病院等の不特定多数の人が出入りする施設 ) には 年

別添 ( 用語の定義 ) 消防法( 昭和 23 年法律第 186 号 ) 法 消防法施行令( 昭和 36 年政令第 37 号 ) 令 消防法施行規則( 昭和 36 年自治省令第 6 号 ) 規則 特定小規模施設における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令 ( 平成 20

第 3 章 1. の既往調査研究 1で紹介した 小規模多機能サービスに関する調査報告書 にも指摘されていたように 小規模多機能サービス事業所の整備にあたっては 建築基準法 消防法上の取り扱いの点で検討の余地を残している これに関して 2006 年 1 月に長崎県大村市の認知症高齢者グループホームで発

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

別添 アンダーライン部は 日本消火装置工業会にて記入 消防予第 192 号平成 9 年 12 月 5 日 各都道府県消防主管部長殿 消防庁予防課長 消防用設備等に係る届出等に関する運用について ( 通知 ) 消防法 ( 以下 法 という ) 第 17 条の 14 の規定に基づく消防用設備等の着工届

第 21 換気設備等製造所等の換気設備及び排出設備の基準については 次による 1 換気設備 (1) 換気設備は 室内の空気を有効に置換するとともに 室温を上昇させないためのものであり 下記のものがある ア自然換気設備 ( 給気口と排気口により構成されるもの ) イ強制換気設備 ( 給気口と回転式又は

東京都建築安全条例(昭和二十五年東京都条例第八十九号)新旧対照表(抄)

2 屋内消火栓設備

基準2 消防用設備等の設置単位の取扱いに関する基準

報設備 共同住宅用非常コンセント設備 特定小規模施設用自動火災報知設備 加圧防排煙設備及び複合型居住施設用自動火災報知設備第二講習の対象講習は 消防法施行規則 ( 昭和三十六年自治省令第六号 以下 規則 という ) 第三十一条の六第六項各号のいずれかに該当する者を対象とするものとする 第三講習科目及

(5) 第 1 号から前号までの規定により住宅用防災警報器が設置される階以外の階のう ち 次に掲げるいずれかの住宅の部分 ア床面積が 7 平方メートル以上である居室が 5 以上存する階の廊下 イアに規定する階に廊下が存しない場合にあっては 当該階から直下階に通ずる 階段の上端 ウアに規定する階に廊下

( 参考 ) 業務報酬基準の概要について ( 告示 15 号の構成 ) 建築士事務所の開設者が業務に関して請求することのできる報酬の基準を示しており 第一 ~ 第三の実費加算方法に関する項と第四の略算方法に関する項で構成されている 実費加算方法 ( 第一 第二 第三 ) 実費加算方法 : 各経費等に

金沢都市計画地区計画の変更

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リスク調査報告書(サンプル)

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工場立地法の概要

短辺 5cm以上 送水圧 MPa 長辺 30cm以上赤地白文字 イ送水口の直近には 加圧送水装置の設置される階 加圧送水装置から送水する放水 口の設置される階及び加圧送水装置の起動方法等を明示した標識を設けること 第 3 配管等配管は 令第 29 条第 2 項第 2 号並びに規則第 31 条第 5

ウ火元責任者は 自主検査の結果 異常が認められたときは 防火管理者及び防火管理責任者 ( 工事責任者 ) に報告し 指示を受けて対処する (2) 放火対策ア建物の外周部及び階段等には 可燃性の工事用資材又は梱包材等は置かないようにする やむを得ず置く場合は整理整頓し防炎シート等で覆い保管する イ工事

[問 99] 下図は、ピストンの直径が異なる水圧機で、ピストンAの断面積 はピストンBの断面積 の2分の1の大きさである

第7 ハロゲン化物消火設備の技術基準

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南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

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平成25年中には、放火自殺者を除き火災による死者は1,278人

許可及び認定申請等

第 6 火災予防上の自主点検消防用設備等及び建物等の自主点検は次のとおり実施する 1 建物等の自主点検は 別表 2に基づき ヶ月に回実施する 2 消防用設備等の自主点検は 別表 3に基づき ヶ月に回実施する 3 防火管理者は 自主点検の結果を 防火管理維持台帳 に保管する 4 不備 欠陥部分がある場

(その1)

資料2 保育所における屋外階段設置要件について

第14 火災通報装置

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

資料 2-3 障害者施設等の火災対策のあり方 ( 案 ) 1 認知症高齢者グループホーム火災を踏まえた課題 ⑴ 消防機関への通報について長崎市認知症高齢者グループホーム火災 ( 以下 本件火災 という ) では 自動火災報知設備の鳴動後に 火災通報装置の操作が行えず 施設からの通報がなされなかった

申請者等の概要 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 4. 設計者 資格 ( ) 建築士 ( ) 登録 号 氏名 建築士事務所名 (

様式第 2 号の 4 特定共同住宅等省令適用チェックリスト ( その 1) 番号 特定共同住宅等の種類と省令消防用設備等 計画 図面 番号 1 二方向避難 開放型特定共同住宅等である ( 計算書を添付する ) (1) [ 初期拡大抑制性能 ] ア地階を除く階数が 10 以下のもの 消火器具 屋内消火

申請者等の概要 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 設計者 資格 ( 1 級 ) 建築士 ( 建設大臣 ) 登録 号 氏名 建築士事務所名 ( 1 級 ) 建築

大阪市再開発地区計画にかかる

第3 スプリンクラー設備の技術基準

負圧環境下でも使用可能な閉鎖型スプリンクラーヘッドの一覧 2013 年 9 月 20 日一般社団法人日本消火装置工業会 社名商品名と記号型式番号仕様評価で使用した付属品及び取り付け部の構造 寸法が同じ付属品問い合わせ窓口 1 E72Q80C ス第 17~10 号 2 E96Q80C ス第 17~11

[問 99] 下図は、ピストンの直径が異なる水圧機で、ピストンAの断面積 はピストンBの断面積 の2分の1の大きさである

第19 排煙設備

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( 例 ) 病床数が 60 の場合 職員の総数が5 人以上であり かつ 当該職員のうち宿直勤務者を除いた職員数が2 人以上である体制をいう イ規則第 5 条第 3 項第 1 号に規定する 職員の数 とは 一日の中で 最も職員が少ない時間帯に勤務している職員 ( 宿直勤務者を含む ) の総数を基準とす

認可保育所の整備について

第2章 事務処理に関する審査指針

平成23年度事例集04


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火災保険における消火設備割引 - 参考資料 お伝え致しますのは某損害保険会社殿の資料を参考にさせて頂いております 必ず契約保険会社様のご確認をお願い致します 火災保険においては各種の消火設備に対する規則を設け 設備が規則に合致する場合はそれぞれ決められた割合の保険料の割引を行っています 消防法令による消火設備のメリットはすでに火災保険料率に加味されており この保険料率をさらに割り引くためには消防法令より高い水準の消火設備 保守 管理 消火体制の存在が条件となります たとえば 火災の際には消防隊に頼らずともビル 工場内の消火設備を使用して昼夜を通じて十分な消火活動ができる体制がある場合には 消火設備割引が行われることになります ( 各損害保険会社により基準は違います ) 以下は某保険会社の社内基準例です 消防法より厳しく定められている基準は以下のようなものです () 屋内消火栓設備 2 水源容量が多く要求されています 消火従事者として各筒先 2 名 消火栓弁 名が求めらています ( 消防法には規定無し ) (2) スプリンクラー消火設備 2 3 建物の用途 業種等により軽級 中級 特級に区分し 水源の容量やポンプの吐出量を規定しています 維持管理について点検の回数を多く要求されています 非常の場合 適切な措置をとるために操作担当者が常時必要とされています ( 消防法には規定無し ) (3) 自動火災報知設備 2 3 受信機は用途 規模に係わらず P 型 級若しくは R 型が要求されています 維持管理について点検の回数を多く要求されています 感知器作動時の現場確認 初期消火活動に対応するため常駐者 2 名必要とされています ( 消防法には規定無し )

火災保険における消火設備割引 - 2 屋内消火栓設備 Ⅰ 号消火栓 項目保険ルールによる基準消防法 対象物 消火栓の位置 配置 放水量 吐出量 水源 消火ポンプ 維持管理 消防要員 建物の用途 業種の制限無し 但し水による消火が不適切なものを除く () 消火栓を中心として半径 30mの円で建築物の各部分を包含できるように配置すること (2) 各階に2 台以上設置すること () 建築物の各部分に対し筒先 2 個で放水口量 300l/min 以上 (2) 同一階の消火栓 2 台を同時に放水し各筒先圧力 0.2Mpa 以上各筒先放水口量 50l/min 以上 300l/min 以上 水源の有効水量は 2 m3以上 消火専用であること 2ポンプ室 電気室は不燃材の隔壁で区画するか独立建物とする 3 電線路は電気室より専用とし コンクリート等のシャフトを通すか耐火電線を使用する 4 消火ポンプは各消火栓から遠隔運転できること 消火ポンプの運転試験 放水試験 外観点検等を 6ケ月に 回以上各筒先に 名計 2 名消火栓弁操作 名合計 3 名但し状況に応じて2 名とすることができる () 工場 作業場 (2) 倉庫 (3) 指定可燃物を指定数量の 750 倍以上貯蔵し 又は取り扱 うもの各階ごとにその階の各部分から水平距離 25m 以内に配置する 各階の消火栓が 2 台以上の場合は 2 台同時放水 台の場合は 台放水で 各筒先圧力 0.7Mpa 以上 0.7Mp 以下各筒先放水口量 30 リットル /min 以上 各階の消火栓がの場合 50l/min 2 以上の場合 300l/min 各階 台の場合 2.6m3 2 台以上の場合 5.2m3 専用とする 2 点検に便利で 火災等の被害を受ける恐れが少ない場所 3 電線路は耐火構造部に埋設するか耐火電線を使用 4 機器点検 6ヶ月に 回以上総合点検 年に 回以上 規定なし

火災保険における消火設備割引 - 3 屋内消火栓設備 Ⅱ 2 号消火栓 項目 対象物 屋内消火栓設備基準 病院 診療所 社会福祉施設 ホテル 旅館 宿泊所 学校 体育館 博物館 事務所等 消防法 号消火栓対象物のうち事務所 劇場 神社等 消火栓の位置 配置 放水量 吐出量 水源 消火ポンプ 操作性 維持管理 () 消火栓を中心として半径 5mの円で建築物の各部分を包含できるように配置すること (2) 各階に2 台以上設置すること () 建築物の各部分に対し筒先 2 個で放水口量 20l/min 以上 (2) 同一階の消火栓 2 台を同時に放水し各筒先圧力 0.25Mpa 以上各筒先放水口量 60l/min 以上 2 消火栓の開閉弁の開放 ホースの延長操作 放水等の一連の操作が一人で迅速 円滑に行えること消火ポンプの運転試験 放水試験 外観点検等を6ケ月に 回以上 各階ごとにその階の各部分から水平距離 5m 以内に配置する 各階の消火栓が 2 台以上の場合は 2 台同時放水 台の場合は 台放水で 各筒先圧力 0.25Mpa 以上 0.7Mp 以下各筒先放水口量 60 リットル /min 以上 各階の消火栓がの場合 40l/min 以上 70l/min 2 以上の場合 40l/min 水源の有効水量は4m3以上 各階 台の場合.2m3 2 台以上の場合 2.4m3 消火専用であること 専用とする 2ポンプ室 電気室は不燃材の隔壁で区画するか 2 点検に便利で 火災等の 独立建物とする 被害を受ける恐れが少ない 3 電線路は電気室より専用とし コンクリート等の 場所 シャフトを通すか耐火電線を使用する 3 電線路は耐火構造部に 4 消火ポンプは各消火栓の開閉弁の開放 ホース 埋設するか耐火電線を使用 延長操作等と連動して運転できること 4 ホース 筒先を連結し ホース収納装置に巻き取って 収納しておくこと ホースの延長及び収納の操作が容易にできること 機器点検 6 ヶ月に 回以上総合点検 年に 回以上 消防要員各筒先に 名ずつの計 2 名規定なし

火災保険における消火設備割引 - 4 スプリンクラー消火設備 項目 危険級別 保険ルールによる設備基準 A B 建築物の用途 業種等により軽級 中級 特級に区分 消防法 建築物の用途によりヘッドの同時放水個数が定められています 延焼防止 類焼防止 ( スプリンクラーのない建築物が隣接している場合 ) 隣接建物との距離 開口部 満 隔壁 m 未満 又は 0 m 未 m 以上 5 m 参考純率規定に定める危険区画の構造 特定防火設備とヘッドの併用 つの建築物と見なし上記の延焼防止措置がなされている 50 m2以上の 3 級 4 級建築物が隣接する場合 スプリンクラー建築物の構造に応じた類焼防止がなされている 特定防火設備 隣接建築物との水平距離が 5m の範囲の壁を防火壁とし開口部に防火戸又は相対面する壁を不燃材料とし 開口部に防火設備 類焼防止措置を要しない 規定なし 規定なし ヘッドの設置を省略できる部分 水源の数 階段室 その他限られた場所 天井裏 周壁がコンクリート造等で可燃物がなく開口部に防火設備を設置 周壁が不燃材等の電気室 水槽室等で合計床面積が建物の延べ床面積の 0% 以下 天井裏の高さが 50cm 以下 又は天井構成材が不燃材料で 内部に可燃物がない 一次二次の二つの水源が必要 一次水源のみ 百貨店 キャバレー等が混在する建物及び地下街の階段は除く 構造 面積の制限無し 地下街以外の天井裏及び地下街で天井の室内に面する部分が不燃材料の部分又は天井裏の高さが 50cm 未満の部分 一次水源のみ

火災保険における消火設備割引 - 水源の有効貯水量 スプリンクラー消火設備 項目 中級 (Ⅰ) 中級 (Ⅱ) 保険ルールによる設備基準 A B 軽級 30 m3以上 8 m3以上 特級 0 m3以上 66 m3以上 80 m3以上 08 m3以上 30~750 m3 86~450 m3 消防法 5 ラック式以外ラック式倉庫 高感度 2.8,9.2m3小区画 8.0 2.0 m3その他 6m3 ~32m3 36.48 m3 ~ 02.6 m3 消火ポンプ吐出量 軽級 中級 (Ⅰ) 中級 (Ⅱ) ポンプの起動方式 900 リットル /min 以上 800 リットル /min 以上 3,000 リットル /min 以上 3 500~8,500リットル /min 特級以上コンクリート造等の隔壁で区画 開口部に消火ポンプ室 電気室防火設備を設置 又は独立建物とし他の建物から2m 以上隔離 電線路 呼水装置 一次電気室より専用回路とし 地中電線路 コンクリート造等のシャフト ピット内に敷設か又は耐火電線を使用 吸水管の管径に応じた推量 (00 リットル ~400 リットル ) ポンプとの連結管径は 40mm 以上減水した場合は減水警報を発すること 900 リットル /min 以上,080 リットル /min 以上,800 リットル /min 以上 2 00~5,00 リットル /min 以上 不燃材料の隔壁の区画 開口部に防火設備を設置 又は不燃材料の独立建物 二次電気室より専用回路とし 火災により損傷を受けない場所に敷設又は耐火電線を使用 吸水管径に関係なく水量 00 リットル以上ポンプとの連結管径は 40mm 以上減水した場合は減水警報を発すること 給水管内の圧力低下給水管内の圧力低下 ラック式以外ラック式倉庫高感度 2080~ 720l/min 3900l/min 080l/min その他 900l/min 080l/min 点検に便利で火災等により被害を受ける恐れが少ない場所 電線路は耐火構造部に埋設するか 又は耐火電線を使用 非常電源を設ける 但し,000 m2以上の特定防火対象物は自家発電設備又は蓄電池とすること 呼水装置の水量は 00リットル以上但し吸水管径が50mm 以下の場合は500リットル以上ポンプとの連結管径は 40mm 以上減水した場合は減水警報を発すること給水管内の圧力低下又は警報装置の作動による

火災保険における消火設備割引 - 6 スプリンクラー消火設備 項目 消火ポンプ起動圧力 警報装置 圧力試験 配管の接続 ( 溶接 ) 最高位ヘッドと消火ポンプとの落差による圧力 保険ルールによる設備基準 A B 0.2MPa 以上 逆止弁型で試験弁および排水弁を設置 容易に試験が行える場合は試験弁省略可 締切圧力の.5 倍の水圧を 2 時間加えて漏水しないことを確認 管継ぎ手により接続溶接の場合 50A 以上の同径突合せに限 逆止弁型で排水弁のみを設置 管末テスト弁装置を設置 ポンプの運転 停止を繰り返しても漏水しないことを確認 25A 以上の同径突合せとし 縁付きサドル継手を使用 最高位ヘッドと消火ポンプとの落差による圧力 消防法 0.MPa 以上 流水検知または圧力検知により作動 各警報装置の末端に設置した管末テスト弁装置にて行う 締切圧力の.5 倍の水圧を加えて漏水しないことを確認 JIS B2220 B2238 B2239 B230 B23 B232 に限る る 自動起動試験をヶ月 に 回以上 ポンプの 負荷運転試験 警報 機器点検を6ヶ月に 回 維持管理 装置の作動試験を3ヶ 以上 総合点検を 年に 月に 回以上実施し 回以上 その結果を記録し 保 操作担当者 管 名必要 指定なし

火災保険における消火設備割引 - 7 自動火災報知設備 項目 保険ルールによる設備基準 消防法 P 型 級 GP 型 級 R 型 級 GR 受信機の種類 型 R 型アナログ式 GRアナログ 指定はあるが制限なし 式 警戒区域 床面積 600m2以下一辺 50m 以下 感知器の種類 取付面の高さにより種類 感度を取付面の高さにより種類 感度を限定 20m 以上の場所は炎感限定知器 若しくは煙感知器 種 感知器の配置 建築構造 感知器の種類及び感度 取付面の高さにより決定 感知器省略部分玄関 便所 浴室 階段 廊下等 玄関 便所 浴室 洗濯場等 消防要員 維持管理 現場確認 初期消火等 2 名必要 受信機 感知器の作動試験を 3 ヶ月に 回以上 指定なし 機器点検を 6 ヶ月に 回以上 総合点検を 年に 回以上 使用制限 ラック式倉庫 ( 高さ 0m 以上 700 m2以上は初期消火活動が困難であるため自動火災報知設備は不向きである

火災保険における消火設備割引 - 8 火災保険の消火設備割引率 某保険会社殿の割引率をまとめています 参考にしてください 必ずご確認下さい 種別 A B Ⅰ C D E F Ⅱ Ⅲ G H I J 消防用設備の種類 割引率 備考 スプリンクラー消火設備 0%~30% 屋外消火栓設備 0% 屋内消火栓設備 消防ポンプ自動車 泡消火設備 別に定める割引率 水噴霧消火設備不活性ガス消火設備ハロゲン化物消火設備粉末消火設備 自動自動自動自動 20% 0% 0% 0% 手動手動手動手動 0% 自動火災報知設備 A~D の設備が併設された場合割引率を加算します Ⅰ の設備が Ⅱ と併設された場合は加算されません E~I の設備が併設されても加算されません B~D 及び Ⅱ の手動と併設された場合は加算します 2 つの建物で一部に消火設備がない場合 この部分と消火設備を有する部分の床面積により加重平均したものを当該建物の割引率とします 3 つの建築物の各部分に種類の異なる消火設備を有する場合は各部分の割引率をその床面積により加重平均したものを当該建物の割引率とします 消火割引率は つの建物 ( 区分所有であっても割引率は建物全体で計算する ) に対する割引率を適用します 但し特級又は 級の建築物の収容動産に対する消火設備割引は占有ごとに割引率を適用します 記載資料は某損害保険会社殿の資料を参考にさせて頂いております 必ず契約保険会社様のご確認をお願い致します 皆様のお命と財産を守るため多大な費用で設置して頂いた消防用設備ですが 保険料軽減という方面でもお役立て頂ければ幸いです