2014年9月1日更新 増値税・その他輸入関連税の更新内容について

Similar documents
増値税 その他輸入関連税 増値税 2018 年 10 月 22 日付で 財政部 国家税務総局 : 一部製品の輸出税額還付率の調整に関する通知 ( 財税 号 ) が公布され 同年 10 月 1 日より遡って施行 また 2019 年 3 月 20 日付で 増値税改革関連政策の深化に関す

チャイナアラート(中国速報)- 第6回, 2012年4月-増値税ゼロ税率課税役務の税金免除、控除及び還付の管理弁法の公布について

中国の増値税制度と実務

チャイナアラート(中国速報)-第2回, 2012年1月-2011年度税務確定申告のためのチェックリスト

KPMG Insight Vol.3_海外01

中国 - 税制 -その他税制 ( 個人所得税税率表 ( 給料所得 )) ( 級数 ) ( 課税所得額 / 月 ) [ 税率 ] 1 1,500 元以下 3% 2 1,500 元超 4,500 元以下 3 4,500 元超 9,000 元以下 20% 4 9,000 元超 3 万 5,000 元以下

増値税改革:市場活性化のための画期的政策-納税者が考慮すべき重要な変更点と求められるアクション

増値税は差額 ( 売上税額 - 仕入税額 ) に基づき納付額を計算しますが 営業税は売上高 税率 ( 売上税額のみ ) に基づき納付額を計算するため 新旧税率の高低差が実際の税負担の増減を表すものではないことに注意が必要です (2) 課税行為の範囲 中国国内 ( 以下 国内 ) においてサービス 無

画期的な増値税改革:全業界増値税改革推進への対応

増値税暫定条例実施細則 ( 財政部国家税務総局第 50 号令 ) 第 1 条 中華人民共和国増値税暫定条例 ( 以下 条例 ) に基づき 本細則を定める 第 2 条条例第 1 条でいう物品とは有形動産を指し 電力 熱力 気体を含む 条例第 1 条でいう加工とは 物品の受託加工 すなわち委託者が原料及

2 得がその機構 拠点と無関係の場合 中国内の源泉所得に対する企業所得税の適用税率 は 20% とされるが 優遇措置が適用される場合 企業所得税の適用税率は 10% とされる 4. 軽減税率 (1) 条件に合致する小規模の低利益企業に対する企業所得税は 20% とする (2) 国が重点的に援助する必

(消費税)確定申告書作成(一般課税)編

中国における営業税から増値税への移行による増値税時代のチャレンジについて はじめに 中国の付加価値税に該当する税目には従来 営業税と増値税の 2 つが併存してきた 営業税は役務 無形資産及び不動産の売上高に課税されるものであり 増値税は商品の売上にあたって仕入時の増値税負担額を売上時の増値税額から控

間の初日以後 3 年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間 6 高額特定資産を取得した場合の納税義務の免除の特例事業者 ( 免税事業者を除く ) が簡易課税制度の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の課税仕入れ又は高額特定資産に該当する課税貨物の保税地域からの引取り ( 以下 高

1 < 目次 > 第 1 部中国の税制 外貨管理 通関上の原則 ( 初級編 ) Ⅰ. 中国の税制の基礎 ( 企業所得税 流通税 その他 ) 1. 中国には どの様な税金がありますか?(P.4) 2. 企業所得税の概要を教えてください (P.5) 3. 流通税の概要を教えて下さい (P.7) 4. 増

デロイト・トゥシュ・トーマツ北京事務所

第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論)

ニュース 2017 年 5 月 内容 I. 付加価値税 分割購入品の VAT 控除に関する 2017 年 4 月 25 日付税務総局発行オフィシャルレター 1637/TCT-CS 号輸出加工企業の工場建設に対する VAT0% に関する 2017 年 4 月 28 日付税務総局発行オフィシャルレター

消費税申告書の計算方法 税率 8% 対応 平成 26 年 4 月 1 日以後終了する課税期間分の消費税申告書の計算方法です 原則課税で申告する方 税率が 3% 5% の取引がある場合 原則計算方式原則課税本表... P.2 原則課税付表 1... P.4 原則課税付表 P

ニュース 2017 年 12 月 内容 I. 付加価値税 VAT 還付および保険料の損金算入上限に関する政令 146/2017/ND-CP 号 (2016 年 7 月 1 日付政令 100/2016/ND-CP 号及び 2015 年 2 月 12 日付政令 12/2015/ND-CP 号 の幾つかの

B 事例 1: 日本赤十字社と公益財団法人公益法人協会ともに 所得控除方式 を適用し ffff た場合に還付される税金について 前提 1 寄附先の名称等 ( 弊協会の他に 東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄附したものと仮定 ) 名称金額備考 日本赤十字社 ( 東日本大震災義援金 ) 30,0

(消費税)確定申告書作成(一般課税)編

(消費税)確定申告書作成(一般課税)編

原則課税申告書本表 ( 原則計算方式 ) 税率が 3% 5% の取引がある場合 項目 金額 課税標準額 1 付表 1 の1[ 課税標準額 (D)] 消費税額 2 付表 1 の2[ 消費税額 (D)] 控除過大調整税額 3 付表 1 の3[ 控除過大調整税額 (D)] 控除税額控除対象仕入税額 4 付

自動車重量税の廃車還付制度について 自動車重量税の廃車還付制度の創設使用済自動車の不法投棄の防止及びリサイクル促進という観点から 自動車検査証の有効期限内に使用済みとなり 使用済自動車の再資源化等に関する法律 ( 自動車リサイクル法 ) に基づいて適正に解体された自動車について還付措置が設けられまし

(消費税)確定申告書作成(一般課税)編

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

(消費税)確定申告書作成(簡易課税)編

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

1 関税法上の用語の定義 輸入 外国貨物を本邦に引き取ること輸出 内国貨物を外国に向けて送り出すこと 外国貨物 1 輸出の許可を受けた貨物 2 外国から本邦に到着した貨物 ( 外国の船舶により公海で採捕された水産物を含む ) で輸入が許可される前のもの内国貨物 1 本邦にある貨物で外国貨物でないもの

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

個人為替売買管理をさらに完備させ 分割で制限額の監視から逃れるのを制限するために 手持ち以外の外貨から人民元両替を強化するために 関連問題に対して以下のように通知します (1) 個人は分割等の方法で人民元両替と中国国内の外貨購入総額に関する管理を回避してはなりません 以下の場合は回避したと見なされま

消費税申告資料

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A>

消費税申告資料

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

(消費税)確定申告書作成(簡易課税)編

業務説明書 Lv1 Lv2 機能構成図 業務名 (Lv0) 資料番号版数日付国税関係業務 1 作成更新 Lv3 Lv4 Lv5 作成者 計画 連絡 報告 税務統計 納税者に関する情報収集 納税者基礎情報の整理 申告書用紙等の発送

目次 1. 平成 30 年改正対応 ( 平成 31 年 1 月リリース予定 ) (1) 改正内容 (2) 様式変更 (3) 画面イメージ (4) 帳票イメージ 1-2. 電子申告 (1) 様式変更 (2) メッセージボックスセキュリティ強化 (3) 納付手続き手順の変更 2. 注意事項 1

わくわく青色申告3-消費税申告及び資料


本則課税の場合科目等 No. 主な項目チェック摘要 1 課税事業者 H27 課税期間の基準期間における課税売上高を確 の判定 014 認したか H27 事業年度を変更している場合等 前々事業年 015 度が1 年未満の場合の基準期間を確認したか ( 法人の場合 ) H27 基準期間が1 年でない場合

課税売上割合 消費税の課税売上割合の計算は 次の算式により計算します 課税売上割合が 95% 以上と未満では 仕入税額 控除の計算方法が変わってくるため算定する必要があります 課税売上割合 = 課税売上 ( 税抜 )/( 非課税売上 + 課税売上 )( 税抜 ) 消費税の課税売上割合が 95% 以上

「1 所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちの方」からの更正の請求書・修正申告書作成編

China Tax Monthly, 2018年9月

2 その他 H26 中間申告義務のない事業者が 届出 012 書を提出した場合には 自主的に中間申告 納付することができる旨を 検討したか ( 平成 26 年 4 月 1 日以 後開始課税期間より適用 ) 本則課税の場合科目等 No. 主な項目チェック摘要 1 課税事業者 H26 課税期間の基準期間

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

2 消費税軽減税率の対象となる新聞 軽減税率の対象は全ての新聞ではなく 一定の要件を満たす新聞のみです ( 図 2) 新聞販売所は定期購読契約の新聞のほか 即売 週 1 回以下の発行などさまざまな形態の新聞を扱っています このため 区分けには慎重な対応が必要です 図 2 軽減税率が適用される新聞の譲

第 8 章 税 金 外国人の方であっても, 一定の要件に当てはまる場合には, 税金を納める必要があります 例えば, 日本国内で働いて得た収入があると, 原則として所得税を納めなければなりません また,1 月 1 日現在で日本に住所がある方は, 前年の所得について課税される住民税を納めなければなりませ

公表日 2014/1/14 となり その定額免税を超過した部分について 中華民国居住者の個人に対する場合は 6% 中華民国非居住者の個人に対する場合は 18% を給付時に源泉徴収する 財政部中区国税局 営利事業が輸出損失を計上する金額が 1 件あたり 50 万元を超過した場合 合法の証明資料を取得す

(消費税)確定申告書作成(簡易課税)編

II. 課税標準の確定申告と納付 ( 地 税法第 103 条の23) 1. 申告期限 各事業年度の終了 が属する の末 から4ヶ 以内 ( 連結法 は5ヶ 以内 ) に納税地管轄の地 治 団体の に申告 納付しなければなりません 法 地 所得税の申告納付期限は下記のとおり 部変更されました 区分 従

また 税務局は VAT 還付に対して非協力的な姿勢なため 理不尽な理由で還付を認めないことや 還付を認めたにもかかわらず送金までに時間を要することもあるため 資金繰りを考える際には慎重に時間を見積もることをお勧めする なお 還付手続に係る労力や還付が否認されるリスクを勘案すると 控除しきれない仕入

〇本事例集は 平成 31 年 3 月を期限とした個人の確定申告について 国税通則法関連 ( 所得税 の納税地を含む ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため

<8FC194EF90C F0939A81698DC C5816A>

第一問 -50 点 - 問 1 (25 点 ) (1) について (15 点 ) 概要 次の規定の適用を受ける場合には 納税義務が課されることとなる 1. 課税事業者の選択 2. 特定期間における課税売上高による納税義務の免除の特例 3. 新設法人の納税義務の免除の特例 4. 特定新規設立法人の納税

Ⅲ 納付 [Q6] 申告 納付等の期限の延長が認められた場合 延滞税 利子税はどのようになりますか また 加算税は賦課されますか 7 [Q7] 今般の熊本地震災害により被害を受けましたが 納税の猶予はどのような場合に受けることができますか 8 [Q8] 納税の猶予の 相当の損失 とはどの程度の損失を

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

<4D F736F F D D382E982B382C6945B90C582F082B382EA82BD95FB82CC82BD82DF82CC8A6D92E8905C8D908F918DEC90AC82CC8EE888F882AB2E646F6378>

万元は売上収入または売上原価の減算項目として計上しなければならない 当局の審査時に追徴課税及び所得税法第 110 条による処罰を避けるため 営利事業者に作業屑及び廃材の売却収入がある場合 当年度の売上収入または売上原価の減算項目として計上すべきことにつき 当局は注意喚起している 関連法定の規定に疑義

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

付表の計算式

中華人民共和国国務院令第 693 号 ここに 中華人民共和国環境保護税法実施条例 を公布し 2018 年 1 月 1 日から施行する 総理李克強 2017 年 12 月 25 日 中華人民共和国環境保護税法実施条例 第一章総則 第 1 条 中華人民共和国環境保護税法 ( 以下 環境保護税法 という

第 12 章 税制 図表 12-1 法人が源泉徴収を求められる主な項目 支払の種類 税率 1 内国法人が内国法人または個人に支払う賃貸室料 5% 2 内国法人が弁護士等の職業的専門家に支払う報酬 3% 3 内国法人が内国法人または個人に支払う広告料 2% 4 内国法人が内国法人に支払う貨物運送料 1

23 法人 2 税第 6 号様式別表 14 基準法人所得割額及び基準法人収入割額に関する計算書 H 以後に開始する事業年度に係る申告に適用 24 法人 2 税第 6 号の 2 様式退職年金等積立金に係る申告書 H 以後に開始する事業年度に係る申告に適用 25 法人 2 税第

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (

「2 所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちでない方」からの更正の請求書・修正申告書作成編

<4D F736F F D D9190C592A192F18F6F817A323982D382E982B382C6945B90C582F082B382EA82BD95FB82CC82BD82DF82CC8A6D92E8905C8D908F918DEC90AC82CC8EE888F882AB81698DC58F4994C5816A2E646F6378>

Title Slide One

Slide 1

PowerPoint プレゼンテーション

納税証明書を請求される方へ

Microsoft Word - China_Report2010_07.doc


改正後

注意事項 委任状は 別添様式 2 を使用すること 委任期間は 入札及び開札日 ( 平成 30 年 12 月 13 日 ) とすること (7) 入札保証金及び契約保証金 1 入札保証金ア入札保証金等は 見積もった契約希望金額 ( 消費税及び地方消費税を含む 以下同じ ) の 100 分の 5 以上の金

中華人民共和国企業所得税法

平成18年度地方税制改正(案)について

海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明

Microsoft Word - 税金のしおり.doc

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

2 財政健全化目標との関係や平成 30 年度の 経済 財政再生計画 の中間評価を踏まえつつ 消費税制度を含む税制の構造改革や社会保障制度改革等の歳入及び歳出の在り方について検討を加え 必要な措置を講ずる (3) 対象品目及び適用税率軽減税率の対象品目は 1 酒類及び外食を除く飲食料品 2 定期購読契

外国税額控除 この取り扱いは 平成 21 年度税制改正の 海外子会社の配当の益金不算入制度 ( 法法 23 条の 2) により廃止されました 原則として 平成 21 年 4 月 1 日以降に開始する親会社の事業年度から適用されます ( 附則 6) ただし 租税負担率 25% 以下の軽課税国に所在する

Giới thiệu tóm tắt CÔNG TY CỔ PHẦN PHÁT TRIỂN ĐẦU TƯ CÔNG NGHỆ - FPT TRUNG TÂM GIẢI PHÁP PHẦN MỀM FPT SOFTWARE SOLUTIONS

2 税務署への提出方法の選択 画面において 書面提出 をクリックする 3 申告書等印刷を行う際の確認事項 画面において ご利用のパソコンの環境が推奨環境を満たしていることを確認の上 ご利用のパソコンの環境 (O S/ ブラウザ /PDF 閲覧ソフト ) が以下の推奨環境を満たしている をチェックする

taiwan-tax-new

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

中華人民共和国税関輸出入貨物集中申告管理規定 税関総署第 169 号令 第一条 輸出入貨物の受取人あるいは荷送人の申告手続の便宜性を図り 輸出 入貨物の通関効率の向上 輸出入貨物の申告管理規範化のため 中華人民共和国 税関法 ( 略称税関法 ) の関連規定により 本規定を制定する 第二条 本規定の集


この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

< F2D958D91AE8F E6A7464>

ネットde記帳 平成24年度の申告について

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

(4) 今月下旬に所得税法施行令を改正するとともに 法令解釈通達を発遣し 上記のとおり 保険年金 に係る所得税の取扱いを変更いたします 取扱い変更後 所得税の還付の手続きが可能となります なお 納税者の方々には 次の点にご注意いただく必要があります 所得税が納めすぎとなっていた場合の還付手続きには

公表日 2015/7/17 財政部北区国税局 営利事業者の固定資産の減価償却は 毎年処理を行い 中断してはならない 財政部北区国税局によると 営利事業者の固定資産の減価償却は 耐用年数表の規定年数を下回らない耐用年数に渡り 一定の率にて毎年計上し 中断してはならない 当局が甲社の 2013 年度の営

スライド 0

目 次 1. 政策税制措置の延長 1 入国者が輸入するウイスキー等に係る酒税の税率の特例の適用期限の延長 1 2 入国者が輸入する紙巻たばこのたばこ税の税率の特例の適用期限の延長 1 2. その他 (1) 納税者利便の向上 < 所得税関係 > 3 年金所得者の申告手続の簡素化 2 4 申告義務のある

Transcription:

増値税 その他輸入関連税更新 追加箇所 更新 追加箇所 * 以下に対象品目に変更がある場合は 太文字に二重下線で記しています 内容増値税増値税とは? 変更前日本の消費税に相当 一般納税者の課税売上げに対し 6%~17% 小規模納税者に対しては 3% の税率税率が設定されている 課税サービス年度売上額が 国家税務総局の基準を超える場合 一般納税者となる 基準を超えない場合は小規模納税者となる 貨物運輸代理サービス 代理通関手続サービス 倉庫サービスなどの貨物代理サービスを含む現代サービス業は 6% となる 税率は各業種により異なります 変更後日本の消費税に相当 一般納税者の課税売上げに対し 0%~17% の税率 小規模納税者に 対しては 3% の徴収率徴収率が設定されている 国際 ( 香港 マカオ 台湾含む ) 運輸サービス業 ( 陸運 水運 空運 ) 国際 ( 香港 マカオ 台湾含む ) 輸送サービス業における輸送機器の賃借業 国外企業に提供する研究開発 設計サー ビス業は 0% の税率を適用する それ以外は 6%~ %~17 17% の税率で 各業種により異なる 課税サービス年度売上額が 国家税務総局の基準を超える場合 一般納税者となる 基準を超えない場合は小規模納税者となる 中国国内貨物運輸代理サービス 代理通関手続サービス 倉庫サービスなどの貨物代理サービスを含む現代サービス業は 6% となる

内容 変更前増値税の計算方法は 2 種類 ( 一般税額計算方法 簡易税額計算方法 ) 存在しており 一般納税者は一般税額計算方法を 小規模納税者は簡易税額計算方法を用いて税額を算出する ここでは 一般税額計算方法について記載する 変更後増値税の計算方法は 2 種類 ( 一般税額計算方法 簡易税額計算方法 ) 存在しており 一般納税者は一般的に一般的に一般税額計算方法を 小規模納税者は簡易税額計算方法を用いて税額を算出する ここでは 一般税額計算方法について記載する 納税額 = 当期売上税額 当期仕入税額納税額 = 当期売上税額 当期仕入税額 売上税額 = 売上額 税率 売上税額 = 売上額 税率 仕入れ税額 = 納税者が貨物を仕入れ 負担もしくは支払う税額 仕入れ税額 = 納税者が貨物を仕入れ 負担もしくは支払う税額 運輸費用の 仕入れ税控除 また 以下に該当する仕入税額は 売上税額から控除できる また 以下に該当する仕入税額は 売上税額から控除できる 1) 販売もしくは提供者から取得した増値税専用発票 ( 貨物運輸 1) 販売もしくは提供者から取得した増値税専用発票 ( 貨物運輸業増値税専用発票 税控除機動車販売統一発票を含む 以下同様 ) 業増値税専用発票 税控除機動車販売統一発票を含む 以下同様 ) に記載されている増値税額 に記載されている増値税額 2) 税関から取得した税関輸入増値税専用納付書に記載されてい 2) 税関から取得した税関輸入増値税専用納付書に記載されている増値税額 る増値税額 3) 農産物の購入において 増値税専用発票と税関輸入増値税専用納付書以外に 農産物購入発票又は売上発票に明記されている農産物購入価格と 13% の控除率により計算した仕入税額 4) 国外企業又は個人の提供する課税サービスを受領する場合 税務機関又は国内の代理人から取得する源泉徴収税金払込みに係る中華人民共和国租税通用納付書に明記された増値税額

輸出税金還付 ( 免税 ) 資格の認定 輸出税金還付 ( 免税 ) 資格の認定 製品の輸出 ( 税関申告 ) 還付手順 ( 生産企業 ) 製品の輸出 ( 税関申告 ) 国税当局課税部門に対する納税申告 ( 月次 ) 輸出日の翌月 10 日までに納税申告 貨物通関日 * の翌月から翌年 4 月 30 日までに還付申告 国税当局課税部門に対する納税申告 ( 月次 ) 輸出日の翌月に納税申告 増値税還付申告システムにて国税当局還付部門に対する事前申告 貨物通関日 * の翌月から翌年 4 月 30 日前の最後の納税申告締切日までに還付申告 国税当局還付部門に対する還付申告 事前申告が認可された後 国税当局還付部門に対する正式申告 * 貨物通関日は輸出貨物通関書類 輸出税金還付専用 に記載されている輸出日付を基準とする * 貨物通関日は輸出貨物通関書類 輸出税金還付専用 に記載されている輸出日付を基準とする

内容還付手順 ( 生産企業 ) 変更前 2012 年 6 月 国家税務総局より 輸出貨物役務に対する増値税及び消費税管理方法についての公告 ( 国家税務総局公告 2012 年第 24 号 ) が公布され 増値税還付申告期限を貨物通関日翌月から翌年 4 月 30 日までと規定している なお 貨物通関日とは輸出貨物通関書類 輸出税金還付専用 に記載されている輸出日付が基準となる 輸出企業は この期限を過ぎると還付申告が受理されない 変更後 2013 年 3 月 国家税務総局より 輸出貨物役務に対する増値税及び消費税管理方法についての公告 ( 国家税務総局公告 2013 年第 12 号 ) が公布され 増値税還付申告期限を貨物通関日翌月から翌年 4 月 30 日前の最後の増値税納税申告の締切日 までと 規定している なお 貨物通関日とは輸出貨物通関書類 輸出税金還付専用 に 記載されている輸出日付が基準となる また 国家税務総局が公布した国家税務総局公告 2013 年第 61 号により 増値税還付の申告方法として 正式申告の前に 増値税還付申告システムにて事前申告を行い 国税当局還付部門により申告した証憑の内容とこれに対応する電子情報に誤りがないことが確認された後に 所定の証憑 資料及び電子データを提出して正式申告を行うとしている 増値税納税申告の締切日は毎月の中旬ごろであるが 地方により異なる 詳細は各地の税務局のホームページを参照ください

内容増値税還付申告証憑名称 変更前企業形態 事業形態により異なるので注意が必要 ( 下記は 生産企業の場合 ) (1) 還付 ( 免税 ) 申請匯総表 (2) 還付 ( 免税 ) 申請資料状況表 (3) 生産企業輸出貨物還付 ( 免税 ) 申請明細表 (4) 輸出貨物還付 ( 免税 ) 正式申請電子データ (5) 下記の原始証憑 1 輸出貨物関税申告シート 2 輸出収匯税金還付シート 3 輸出発票 4 受託輸出の場合 受託側主管税務機関がサインした代理輸出貨物証明 及び代理輸出協議のコピー 5 主管税務機関が要求するその他の資料 変更後企業形態 事業形態により異なるので注意が必要 ( 下記は 生産企業の場合 ) (1) 還付 ( 免税 ) 申請匯総表 (2) 還付 ( 免税 ) 申請資料状況表 (3) 生産企業輸出貨物還付 ( 免税 ) 申請明細表 (4) 輸出貨物還付 ( 免税 ) 正式申請電子データ (5) 下記の原始証憑 1 輸出貨物関税申告シート 2 輸出発票 3 受託輸出の場合 受託側主管税務機関がサインした代理輸出貨 物証明 及び代理輸出協議のコピー 4 主管税務機関が要求するその他の資料

内容 変更前 変更後 消費税 ( 従価 従量 ) 日本の旧物品税に相当 従価税は自動車 タイヤや化粧品 香水等が対象品目となっている 従量税対象品目はガソリン 軽油 ビール等である 税率は 3-36 36% と幅が大きい 日本の旧物品税に相当 従価税は自動車 タイヤや化粧品 香水等が対象品目となっている 従量税対象品目はガソリン 軽油 ビール等である 税率は 1-56 56% と幅が大きい

増値税 その他輸入関連税に関する関連関連情報 1. 輸出企業に対する増値税還付申告手続きの変更国家税務総局が 2013 年 6 月 9 日付で 輸出企業の輸出貨物増値税還付 ( 免税 ) 申告における外貨受取資料の提供の関連問題についての公告 ( 国家税務総局 [2013]30 号 以下 30 号公告 と表記 ) を公布した 2012 年 8 月 1 日から 貨物輸出と外貨受取の一致性を確認する外貨受取照合制度が廃止されたことで 輸出貨物の増値税還付を申告する際に 輸出収滙税金還付シートを提出する必要がなくなった また 貨物輸出の虚偽申告を防ぎ 管理の強化を目的とした 30 号公告においては 特別な理由がある場合をのぞき 輸出企業は増値税還付申告の期限内に外貨を受け取るべきと明記されている また 重点管理企業が申告をする際には 輸出貨物外貨受取申告表 及び外貨受取証憑を提出しなければならない 30 号公告は 2013 年 8 月 1 日より実施される 一方 国家税務総局が 2013 年 10 月 15 日付で公布した 輸出税額還付 ( 免除 ) 申告方法の調整に関する公告 国家税務総局 [2013]61 号 以下 61 号公告 と表記 ) により 増値税還付の申告方法として 正式申告の前に 増値税還付申告システムにて事前申告を行い 国税当局還付部門により申告した証憑の内容とこれに対応する電子情報に誤りがないことが確認された後に 所定の証憑 資料及び電子データを提出して正式申告を行うとしている なお 増値税還付申告期限内に事前申告が完了しない場合は 増値税還付申告期限内に 輸出税額還付 ( 免除 ) 証憑無電子情報申告表 及びその他申告資料を国税当局還付部門に提出し 資料が正確で全て完備されていれば還付申告が受理される 61 号公告は 2014 年 1 月 1 日より施行される 2. 一部小規模企業増値税及び営業税の免除政策国家税務総局は 2013 年 8 月 21 日付で 一部小規模企業に対する増値税と営業税の免除政策の関連問題に関する公告 ( 国家税務総局 [2013]49 号 以下 通達 と表記 ) を公布した 通達により 各月の売上高が 2 万元以下 (2 万元を含む ) もしくは各四半期の売上高が 6 万元以下 (6 万円を含む ) の企業或は非企業性単位について 増値税と営業税の徴収を一時的に免除する 2013 年 8 月 1 日より施行される 3. 鉄道 郵便業の増値税改革及びゼロ税率 免税の適用について財政部 国家税務総局が 2013 年 12 月 12 日付で公布した 鉄道運輸および郵政業を営業税の増値税への徴収変更試行に組み入れることに関する通達 ( 財税 [2013]106 号 ) により 交通運輸業と一部現代サービス業に続いて 鉄道運輸業と郵政サービス業の 2 業種も増値税改革 ( 営業税を増値税に変更する税制改革 営改増 ) の対象となることが決定された 適用税率は共に 11% となっており 2014 年 1 月 1 日から施行される 増値税改革は 2012 年 1 月から上海市で試験的に導入され 2013 年 8 月に全国に拡大 2015 年までにサービス業における増値税改革を完了させることを目標としている 現在適用されている増値税税率と

しては 1ファイナンスリース オペレーティングリース等の有形動産リースサービス業は 17% 2 交通運輸業 ( 陸運 鉄道運輸を含む 水運 空運 パイプライン輸送 ) 郵政サービス業は 11% 3 現代サービス業 ( 有形動産リースサービスを除く ) は 6% 4 財政部と国家税務総局の規定に基づき ゼロ税率を適用する業種は 0% となっている ゼロ税率を適用する業種は 国際運輸サービス業 ( 香港 マカオ 台湾を含む ) 国際運輸サービス ( 香港 マカオ 台湾を含む ) における輸送機器の賃借業 国外企業に提供する研究開発 設計サービス業 宇宙運輸サービス業などを指している その他 在庫場所が国外の倉庫サービス 輸出貨物のために提供する郵便サービス及び集配サービス等の国外で提供する課税サービスに対しては 免税措置が適用されている 4. クロスボーダー電子小売輸出に関する税収政策について財政部 国家税務総局が 2013 年 12 月 30 日付で公布した クロスボーダー電子小売輸出に関する税収政策についての通達 ( 財税 [2013]96 号 ) により 免税資格を含む一定の条件を満たすクロスボーダー電子小売輸出企業に対しては増値税 消費税の免税政策が適用される 2014 年 1 月 1 日より施行 5. 増値税徴収率の簡便化と統一財政部 国家税務総局が 2014 年 6 月 13 日付で公布した 増値税徴収率の簡便化と統一に関する通達 ( 財税 [2014]57 号 ) 及び 国家税務総局が 2014 年 6 月 27 日付で公布した 増値税徴収率の簡便化と統一の関連問題に関する公告 ( 国家税務総局 [2014]36 号 ) により 従来 6% と 4% の増値税徴収率を 3% に統一することが決定され 2014 年 7 月 1 日より施行される 増値税の計算方法は一般税額計算方法と簡易税額計算方法という 2 種類がある 一般税額計算方法は増値税税率を用いて計算する方法に対して 簡易税額計算方法は増値税徴収率で計算することとなる 一般的には 一般納税者は一般税額計算方法を 小規模納税者は簡易税額計算方法を用いて税額を算出する なお 一般納税者は特殊の条件を満たせば 簡易税額計算方法を使用することも認められる 小規模納税者向けの徴収率はすでに 3% に統一されたが 一般納税者向けの徴収率は 3%~6% 多数併用しているのが今までの現状である 今回の通達は一般納税人が簡易税額計算方法を使う際に 計算と管理の簡便化を目的とし 一般納税者向けの徴収率を 3% に統一した