増値税 その他輸入関連税更新 追加箇所 更新 追加箇所 * 以下に対象品目に変更がある場合は 太文字に二重下線で記しています 内容増値税増値税とは? 変更前日本の消費税に相当 一般納税者の課税売上げに対し 6%~17% 小規模納税者に対しては 3% の税率税率が設定されている 課税サービス年度売上額が 国家税務総局の基準を超える場合 一般納税者となる 基準を超えない場合は小規模納税者となる 貨物運輸代理サービス 代理通関手続サービス 倉庫サービスなどの貨物代理サービスを含む現代サービス業は 6% となる 税率は各業種により異なります 変更後日本の消費税に相当 一般納税者の課税売上げに対し 0%~17% の税率 小規模納税者に 対しては 3% の徴収率徴収率が設定されている 国際 ( 香港 マカオ 台湾含む ) 運輸サービス業 ( 陸運 水運 空運 ) 国際 ( 香港 マカオ 台湾含む ) 輸送サービス業における輸送機器の賃借業 国外企業に提供する研究開発 設計サー ビス業は 0% の税率を適用する それ以外は 6%~ %~17 17% の税率で 各業種により異なる 課税サービス年度売上額が 国家税務総局の基準を超える場合 一般納税者となる 基準を超えない場合は小規模納税者となる 中国国内貨物運輸代理サービス 代理通関手続サービス 倉庫サービスなどの貨物代理サービスを含む現代サービス業は 6% となる
内容 変更前増値税の計算方法は 2 種類 ( 一般税額計算方法 簡易税額計算方法 ) 存在しており 一般納税者は一般税額計算方法を 小規模納税者は簡易税額計算方法を用いて税額を算出する ここでは 一般税額計算方法について記載する 変更後増値税の計算方法は 2 種類 ( 一般税額計算方法 簡易税額計算方法 ) 存在しており 一般納税者は一般的に一般的に一般税額計算方法を 小規模納税者は簡易税額計算方法を用いて税額を算出する ここでは 一般税額計算方法について記載する 納税額 = 当期売上税額 当期仕入税額納税額 = 当期売上税額 当期仕入税額 売上税額 = 売上額 税率 売上税額 = 売上額 税率 仕入れ税額 = 納税者が貨物を仕入れ 負担もしくは支払う税額 仕入れ税額 = 納税者が貨物を仕入れ 負担もしくは支払う税額 運輸費用の 仕入れ税控除 また 以下に該当する仕入税額は 売上税額から控除できる また 以下に該当する仕入税額は 売上税額から控除できる 1) 販売もしくは提供者から取得した増値税専用発票 ( 貨物運輸 1) 販売もしくは提供者から取得した増値税専用発票 ( 貨物運輸業増値税専用発票 税控除機動車販売統一発票を含む 以下同様 ) 業増値税専用発票 税控除機動車販売統一発票を含む 以下同様 ) に記載されている増値税額 に記載されている増値税額 2) 税関から取得した税関輸入増値税専用納付書に記載されてい 2) 税関から取得した税関輸入増値税専用納付書に記載されている増値税額 る増値税額 3) 農産物の購入において 増値税専用発票と税関輸入増値税専用納付書以外に 農産物購入発票又は売上発票に明記されている農産物購入価格と 13% の控除率により計算した仕入税額 4) 国外企業又は個人の提供する課税サービスを受領する場合 税務機関又は国内の代理人から取得する源泉徴収税金払込みに係る中華人民共和国租税通用納付書に明記された増値税額
輸出税金還付 ( 免税 ) 資格の認定 輸出税金還付 ( 免税 ) 資格の認定 製品の輸出 ( 税関申告 ) 還付手順 ( 生産企業 ) 製品の輸出 ( 税関申告 ) 国税当局課税部門に対する納税申告 ( 月次 ) 輸出日の翌月 10 日までに納税申告 貨物通関日 * の翌月から翌年 4 月 30 日までに還付申告 国税当局課税部門に対する納税申告 ( 月次 ) 輸出日の翌月に納税申告 増値税還付申告システムにて国税当局還付部門に対する事前申告 貨物通関日 * の翌月から翌年 4 月 30 日前の最後の納税申告締切日までに還付申告 国税当局還付部門に対する還付申告 事前申告が認可された後 国税当局還付部門に対する正式申告 * 貨物通関日は輸出貨物通関書類 輸出税金還付専用 に記載されている輸出日付を基準とする * 貨物通関日は輸出貨物通関書類 輸出税金還付専用 に記載されている輸出日付を基準とする
内容還付手順 ( 生産企業 ) 変更前 2012 年 6 月 国家税務総局より 輸出貨物役務に対する増値税及び消費税管理方法についての公告 ( 国家税務総局公告 2012 年第 24 号 ) が公布され 増値税還付申告期限を貨物通関日翌月から翌年 4 月 30 日までと規定している なお 貨物通関日とは輸出貨物通関書類 輸出税金還付専用 に記載されている輸出日付が基準となる 輸出企業は この期限を過ぎると還付申告が受理されない 変更後 2013 年 3 月 国家税務総局より 輸出貨物役務に対する増値税及び消費税管理方法についての公告 ( 国家税務総局公告 2013 年第 12 号 ) が公布され 増値税還付申告期限を貨物通関日翌月から翌年 4 月 30 日前の最後の増値税納税申告の締切日 までと 規定している なお 貨物通関日とは輸出貨物通関書類 輸出税金還付専用 に 記載されている輸出日付が基準となる また 国家税務総局が公布した国家税務総局公告 2013 年第 61 号により 増値税還付の申告方法として 正式申告の前に 増値税還付申告システムにて事前申告を行い 国税当局還付部門により申告した証憑の内容とこれに対応する電子情報に誤りがないことが確認された後に 所定の証憑 資料及び電子データを提出して正式申告を行うとしている 増値税納税申告の締切日は毎月の中旬ごろであるが 地方により異なる 詳細は各地の税務局のホームページを参照ください
内容増値税還付申告証憑名称 変更前企業形態 事業形態により異なるので注意が必要 ( 下記は 生産企業の場合 ) (1) 還付 ( 免税 ) 申請匯総表 (2) 還付 ( 免税 ) 申請資料状況表 (3) 生産企業輸出貨物還付 ( 免税 ) 申請明細表 (4) 輸出貨物還付 ( 免税 ) 正式申請電子データ (5) 下記の原始証憑 1 輸出貨物関税申告シート 2 輸出収匯税金還付シート 3 輸出発票 4 受託輸出の場合 受託側主管税務機関がサインした代理輸出貨物証明 及び代理輸出協議のコピー 5 主管税務機関が要求するその他の資料 変更後企業形態 事業形態により異なるので注意が必要 ( 下記は 生産企業の場合 ) (1) 還付 ( 免税 ) 申請匯総表 (2) 還付 ( 免税 ) 申請資料状況表 (3) 生産企業輸出貨物還付 ( 免税 ) 申請明細表 (4) 輸出貨物還付 ( 免税 ) 正式申請電子データ (5) 下記の原始証憑 1 輸出貨物関税申告シート 2 輸出発票 3 受託輸出の場合 受託側主管税務機関がサインした代理輸出貨 物証明 及び代理輸出協議のコピー 4 主管税務機関が要求するその他の資料
内容 変更前 変更後 消費税 ( 従価 従量 ) 日本の旧物品税に相当 従価税は自動車 タイヤや化粧品 香水等が対象品目となっている 従量税対象品目はガソリン 軽油 ビール等である 税率は 3-36 36% と幅が大きい 日本の旧物品税に相当 従価税は自動車 タイヤや化粧品 香水等が対象品目となっている 従量税対象品目はガソリン 軽油 ビール等である 税率は 1-56 56% と幅が大きい
増値税 その他輸入関連税に関する関連関連情報 1. 輸出企業に対する増値税還付申告手続きの変更国家税務総局が 2013 年 6 月 9 日付で 輸出企業の輸出貨物増値税還付 ( 免税 ) 申告における外貨受取資料の提供の関連問題についての公告 ( 国家税務総局 [2013]30 号 以下 30 号公告 と表記 ) を公布した 2012 年 8 月 1 日から 貨物輸出と外貨受取の一致性を確認する外貨受取照合制度が廃止されたことで 輸出貨物の増値税還付を申告する際に 輸出収滙税金還付シートを提出する必要がなくなった また 貨物輸出の虚偽申告を防ぎ 管理の強化を目的とした 30 号公告においては 特別な理由がある場合をのぞき 輸出企業は増値税還付申告の期限内に外貨を受け取るべきと明記されている また 重点管理企業が申告をする際には 輸出貨物外貨受取申告表 及び外貨受取証憑を提出しなければならない 30 号公告は 2013 年 8 月 1 日より実施される 一方 国家税務総局が 2013 年 10 月 15 日付で公布した 輸出税額還付 ( 免除 ) 申告方法の調整に関する公告 国家税務総局 [2013]61 号 以下 61 号公告 と表記 ) により 増値税還付の申告方法として 正式申告の前に 増値税還付申告システムにて事前申告を行い 国税当局還付部門により申告した証憑の内容とこれに対応する電子情報に誤りがないことが確認された後に 所定の証憑 資料及び電子データを提出して正式申告を行うとしている なお 増値税還付申告期限内に事前申告が完了しない場合は 増値税還付申告期限内に 輸出税額還付 ( 免除 ) 証憑無電子情報申告表 及びその他申告資料を国税当局還付部門に提出し 資料が正確で全て完備されていれば還付申告が受理される 61 号公告は 2014 年 1 月 1 日より施行される 2. 一部小規模企業増値税及び営業税の免除政策国家税務総局は 2013 年 8 月 21 日付で 一部小規模企業に対する増値税と営業税の免除政策の関連問題に関する公告 ( 国家税務総局 [2013]49 号 以下 通達 と表記 ) を公布した 通達により 各月の売上高が 2 万元以下 (2 万元を含む ) もしくは各四半期の売上高が 6 万元以下 (6 万円を含む ) の企業或は非企業性単位について 増値税と営業税の徴収を一時的に免除する 2013 年 8 月 1 日より施行される 3. 鉄道 郵便業の増値税改革及びゼロ税率 免税の適用について財政部 国家税務総局が 2013 年 12 月 12 日付で公布した 鉄道運輸および郵政業を営業税の増値税への徴収変更試行に組み入れることに関する通達 ( 財税 [2013]106 号 ) により 交通運輸業と一部現代サービス業に続いて 鉄道運輸業と郵政サービス業の 2 業種も増値税改革 ( 営業税を増値税に変更する税制改革 営改増 ) の対象となることが決定された 適用税率は共に 11% となっており 2014 年 1 月 1 日から施行される 増値税改革は 2012 年 1 月から上海市で試験的に導入され 2013 年 8 月に全国に拡大 2015 年までにサービス業における増値税改革を完了させることを目標としている 現在適用されている増値税税率と
しては 1ファイナンスリース オペレーティングリース等の有形動産リースサービス業は 17% 2 交通運輸業 ( 陸運 鉄道運輸を含む 水運 空運 パイプライン輸送 ) 郵政サービス業は 11% 3 現代サービス業 ( 有形動産リースサービスを除く ) は 6% 4 財政部と国家税務総局の規定に基づき ゼロ税率を適用する業種は 0% となっている ゼロ税率を適用する業種は 国際運輸サービス業 ( 香港 マカオ 台湾を含む ) 国際運輸サービス ( 香港 マカオ 台湾を含む ) における輸送機器の賃借業 国外企業に提供する研究開発 設計サービス業 宇宙運輸サービス業などを指している その他 在庫場所が国外の倉庫サービス 輸出貨物のために提供する郵便サービス及び集配サービス等の国外で提供する課税サービスに対しては 免税措置が適用されている 4. クロスボーダー電子小売輸出に関する税収政策について財政部 国家税務総局が 2013 年 12 月 30 日付で公布した クロスボーダー電子小売輸出に関する税収政策についての通達 ( 財税 [2013]96 号 ) により 免税資格を含む一定の条件を満たすクロスボーダー電子小売輸出企業に対しては増値税 消費税の免税政策が適用される 2014 年 1 月 1 日より施行 5. 増値税徴収率の簡便化と統一財政部 国家税務総局が 2014 年 6 月 13 日付で公布した 増値税徴収率の簡便化と統一に関する通達 ( 財税 [2014]57 号 ) 及び 国家税務総局が 2014 年 6 月 27 日付で公布した 増値税徴収率の簡便化と統一の関連問題に関する公告 ( 国家税務総局 [2014]36 号 ) により 従来 6% と 4% の増値税徴収率を 3% に統一することが決定され 2014 年 7 月 1 日より施行される 増値税の計算方法は一般税額計算方法と簡易税額計算方法という 2 種類がある 一般税額計算方法は増値税税率を用いて計算する方法に対して 簡易税額計算方法は増値税徴収率で計算することとなる 一般的には 一般納税者は一般税額計算方法を 小規模納税者は簡易税額計算方法を用いて税額を算出する なお 一般納税者は特殊の条件を満たせば 簡易税額計算方法を使用することも認められる 小規模納税者向けの徴収率はすでに 3% に統一されたが 一般納税者向けの徴収率は 3%~6% 多数併用しているのが今までの現状である 今回の通達は一般納税人が簡易税額計算方法を使う際に 計算と管理の簡便化を目的とし 一般納税者向けの徴収率を 3% に統一した