6. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 平均とは何か? 平均を求めたり 平均から全体を求めたりして 平均の計算ができる 平均の考え方を使って 歩幅で校舎の長さや家から学校までの道のりを測る 仮平均の考え方や外れ値の処理について考えることができる 子どもに事前に知らせる どうまと

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2 種の量によって表されたものの比較には いろいろな方法がある その中の単位量あたりという比較の方法を理解する 2 種の量によって表されたものの比較は 1 種の量をそろえることによって比較できることを理解する ( 単位の考え方 ) 導入段階では 1 種の量を単位量 1 にする必要はないが 1 にする

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 三角形を辺や角に目をつけて分類整理して それぞれの性質を見つけよう 二等辺三角形や正三角形のかき方やつくり方を知ろう 二等辺三角形や正三角形の角を比べよう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

教科書では 同じ割合になっている比は等しい という導入になっているが 2 量の割合は いろいろな表し方ができる という導入に変えている すなわち 2:3 も 4:6 も 6:9 も同じ割合だから等しいという考え方を 2:3 を同じ割合で表すと 4:6 や 6:9 になるという考え方に変えて導入した

学年 :2 年単元名 :2. たし算のひっ算 -たし算のしかたを考えよう 1. 単元目標 :( 全 10 時間 ) 2 位数の加法の筆算の仕方について理解し 確実にできるようにするとともに それを用いる能力を伸ばし 加法についての理解を深める 考 表 動作化や図にかいて演算決定しようとする 既習事項

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

【指導のポイント】

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 重さとは何かを知って 重さを量る道具の使い方を学び 重さを量ろう いろいろな重さを知り 重さの簡単な計算ができるようになろう いろいろな単位の関係を知ろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

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第5学年  算数科学習指導案

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

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第4学年算数科学習指導案

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

算数科学習指導案

第6学年2組 算数科 学習指導案

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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研究紀要第241号

○数学科 2年 連立方程式

文章題レベルチェック(整数のかけ算、わり算)【配布用】

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

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国語科学習指導案様式(案)

代表を表す平均を用いることがあること, 平均だけでなく最大値や最小値, 最頻値などの観点か ら調べることで, 集団の特徴や傾向がかることなど, 資料の調べ方を総括的にまとめていく 第 3 小単元 既習のグラフや表を活用して, 体力テストの結果を統計的な観点で読み取り, 自 たちの体力について特徴や傾

Microsoft PowerPoint ppt

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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体積の意味 辺が cm の立方体の積み木を使って, 右のような形をつくりました ( 8 個分 ( 8cm 直方体 立方体の体積の公式次の体積を求める公式をかきましょう. 体積 辺が cm の立方体こが何個分ありますか たいせき この形の体積は何 cm ですか 直方体の体積 = たて 横 立方体の体積

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2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

分化会 F 第 5 学年単元名 体積 ~ わけを説明する活動を通して 数学的な考え方 を育成する ~ 1 単元の指導にあたって (1) 本単元で育てたい数学的な考え方学習指導要領第 5 学年の内容 [B 量と測定 ] では, 次のように示されている (2) 体積について単位と測定の意味を理解し, 体

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

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第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

けなどが行われている 記事は, 逆三角形の構成と呼ばれることもあるように, 結論を見出しで先に示し, リードから本文へと次第に詳しく記述されている 事件や出来事の報道記事だけでなく, 社説 コラム 解説などの記事もある このような特徴を理解し, 編集の仕方や記事の書き方に注意して読むことが大切である

3. 単元計画 (10 時間 ) 1 5 年生の学習を振り返ろう 散らばりの様子を表にすると 平均だけ 一番大きい数字は 平均で比べてみると ではわからなかった資料の特徴がいろ いろと見えてくるね 2 平均を使えば比べることができた ( 合計 ) ( 個数 )= 平均だった紙飛行機とばし大会に出ます

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が可能である 友達の意見に左右されず 自分の考え 方法を堂々と発表したり 友達の意見を認め その良さを受け入れて多面的な考え方をしようとする気持ちを称賛していきたい 3 指導の手立て単元の導入段階では 教科書の挿絵を使った長さ比べをする 1 円玉やクリップ 紐を使って長さを数値化して比較することは

第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

平成 20 年度全国学力 学習状況調査回答結果集計 [ 児童質問紙 ] 松江市教育委員会 - 児童 小学校調査 質問番号 (1) 朝食を毎日食べていますか 質問事項 選択肢 その他 無回答 貴教育委員会 島根県 ( 公

指導方法等の改善計画について

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

(1)

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

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★数学学習指導案最終(知的障害)

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

写真から●を使った見やすい図に変えて提

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

るかどうか, そして, その予想した事柄を ~は, になる という形で表現できるかどうかをみるものである 正答率は, 48.1% であり, 発展的に考え, 予想した事柄を ~は, になる という形で表現することに課題がある (3) 学習指導に当たって 事柄を予想することを大切にする数や図形について成

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

PowerPoint プレゼンテーション

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平均値 () 次のデータは, ある高校生 7 人が ヵ月にカレーライスを食べた回数 x を調べたものである 0,8,4,6,9,5,7 ( 回 ) このデータの平均値 x を求めよ () 右の表から, テレビをみた時間 x の平均値を求めよ 階級 ( 分 ) 階級値度数 x( 分 ) f( 人 )

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3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(理科)2.JSL理科における授業づくりの実際

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平成 29 年度 2 学期中間テスト範囲表 1 学年 教科内容 ( 教科書 ワークのページ数 ) テストに向けてのアドバイス等 国語 社会 数学 言葉の単位 ( 教 ~225 頁 ワ 33~34 頁 ) 四季のたより夏 ( 教 74 頁 ) 河童と蛙 ( 教 76~79 頁 ワ 36~3

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小学校国語について

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s_052小4算数「面積のはかり方と表し方」北総

総合的な探究の時間 は 何を 何のために学ぶ学習なのか? 総合的な探究の時間 は与えられたテーマから みなさんが自分で 課題 を見つけて調べる学習です 総合的な探究の時間 ( 総合的な学習の時間 ) には教科書がありません だから 自分で調べるべき課題を設定し 自分の力で探究学習 ( 調べ学習 )

学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

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6. 本時の学習指導 1 ねらい 第 1 次第 1 時間目 走った距離 時間が異なる場合の速さの比べ方 9 月 2 日 ( 月 )3 校時 距離 時間 どちらも異なる場合の速さの比べ方を理解する 2 展開例学習課題と発問 ( ) 活動内容 ( ), 反応例 ( ) と手だて ( ) 留意点 (*),

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

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Transcription:

学年 :5 年単元名 :10. 平均とその利用 1. 単元目標 ( 全 8 時間 ) 平均の意味を理解し いろいろな平均を求めるこ 平均の意味を考える とができる 平均の考えを生活の中に生かそうとする 平均を使って 長さなどの概則ができる 2. 指導内容 平均の意味( 平均 ) 平均を求め 問題解決に活用すること 部分の平均から全体の平均を求めること 歩幅による概則と利用 仮平均 飛び離れた値についての処理 3. この単元を通して どんな子どもに育てたいか 意味を理解したら そのことを自分の言葉で文章にかいたり 言葉で表現したりすることのできる子ども 出てきた結果( 平均値 総数 ) からその数値を読み取ることのできる子ども 友達と協力して できるだけ正確な測定ができるよう努力する子ども 新しいことを知ることによって その背景などを考えて感動できる子ども 4. 指導のポイント 平均の意味がわかる 自分なりの表現ができる ならすこと 同じにすること 平等にすること ( 動作化 イメージ図 ) 母集団の代表値のひとつであることを理解する ( 中央値 最頻値 平均値 ) 視覚的にとらえると平均 総数 個数 平均が同じでも散らばり具合がちがう場合が多いこともおさえる必要がある 平均の計算の仕方を工夫する ( 仮平均の考え ) 平均を出したり 平均から全体を求めたり 歩幅を求めたりする計算方法にいては 平均の意味を考えながら問題の解決に当たるようにすることが大切である 平均と総数の関係を明らかにしていく必要がある ( 教えるのではなく見つけさせていく ) 平均を使って 歩幅を出したり 歩幅で距離を測ったりする場合 何回か測った値を機械的に平均するのではなく 外れ値は 省くとか もう一度測りなおすとか工夫が必要である どの程度の概数にするかも状況をみて考えることのできる子どもを育てたい 測る手順は しっかりと教える必要がある 5. 指導計画 ( 課題設定 ) 1 平均 (3 時間 ) 2 平均を使って (4 時間 ) たしかめ道場 (1 時間 ) 平均の意味を理解する 平均を求めたり 平均から全体を求めたりすることができる 歩幅を使って距離の概則ができる 歩幅の測定とその活用 仮平均の考えができる 外れ値の処理がわかる 1 平均の意味を考える 平均の考えを生活の中に生かそうとする 概数と平均の関係を考える

6. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 平均とは何か? 平均を求めたり 平均から全体を求めたりして 平均の計算ができる 平均の考え方を使って 歩幅で校舎の長さや家から学校までの道のりを測る 仮平均の考え方や外れ値の処理について考えることができる 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 平均とは何か 自分の言葉でまとめよう 平均を 3 つの方法で求めよう 平均とは ならす ことである 平均とは 代表値の 1 つである 平均を求める 3 つの方法 2. 平均の計算方法を考えよう 値が 0 のときの扱い方 平均から求めた総数の意味 3. 平均の計算方法を考えよう 2 つの平均から全体の平均を求めるときの計算のしかた 4. 平均を使って家から学校までの道のりを測ろう 自分の歩幅がいくらになるか測定する 家から学校までの道のりの測り方 5. 平均の求め方の工夫をしよう 1 計算を簡単にする工夫 6. 平均の求め方の工夫をしよう 2 平均をできるだけ正確にする方法 7. たしかめ道場復習 8. 平均を使って家から学校までの道のりを測った結果を発表しよう 仮平均の考え方を知る 外れ値の処理について考える 家から学校までの道のり 測定した感想 この単元では 電卓の使用を認めていってもよいと思う 2

7. 学習展開第 1 時何を ( どこを ) どうするのか 何がわかればいいのか ( 作業 教える 考えさせる ) 平均の意味 平均 を自分の言葉で表現する 平均を 3 つの方法で求める 教師の発問と活動子どもの発言と活動知識 理解 資料 留意点等 1. 問題把握 T: 今日から 平均 の勉強をします 平均 という言葉は どんなときに使いますか C: 平均点 野球の平均打率 平均気温 おこずかいの平均 平均 の概念作り 平均体重 平均身長 T: そうですね では 平均とは どんな意味でしょう または どうすることでしょう C: ならすこと だいたい同じにすること 平等にすること こうすること ( 動作化 ) T: そうですね 手で表すとこういうでこぼこをこういう風に平らにすることですね T: では 今日の問題です 平均の問題です グレープフルーツを 3 個しぼってみると次のようになりました 1 個分は平均いくらと言えばよいでしょう 210mL 200mL 250mL T: ならす 方法は いろいろありますね どうやってならしますか? C: 全部をまとめて 3つに分ける C:200 にそろえてその余分を3つに分ける C: 一番多いのを少ないところに入れていく T: そうですね では いろいろなやり方で出してみましょう 2. 自力解決 T( 個別指導 できた子どもには 4つ目の方法を考えさせる ) 3. 学びあい T: では 発表してもらいます C(3の方法を説明する ) (4つ目も出れば説明させる ) 4. まとめ ふりかえり T: このように ならす ことを 平均 と言います ならす方法は いろいろありましたね では 平均とは 何か? そしてどうすることか? ということを自分の言葉でまとめましょう 実際に液を入れたコップを用意しておく コップを使って説明させる ワークシート 4つ目の方法は 不足分を計算して求める 黒板にワークシートと同じ絵をかいておき それで説明させる ノートを回収 理解度をチェックする 3

( ワークシート ) 6 年組氏名 グレープフルーツを3 個しぼってみると 次のようになりました あ 210mL い 200mL う 250mL グレープフルーツ1 個からおよそどれくらいのジュースが取れると見ればよいでしょうか ならす方法を考えましょう 1 2 200ml 200ml 100ml 100ml あいう あいう 3 4 200ml 200ml 100ml 100ml あいう あいう 4

第 2 時何を ( どこを ) どうするのか 何がわかればいいのか ( 作業 教える 考えさせる ) 平均の意味が分かり 計算方法がわかる 平均の計算方法に慣れる ( 問題 :3 問 ) 教師の発問と活動 子どもの発言と活動 知識 理解 資料 留意点等 1. 前時のまとめ 論理的におかしい文でも感覚的 T: 前時の 平均とは 何か? と言うことを自分の言葉で書いたものを発表してもらいます にとらえていれば 認め ほめていく C(5~6 人発表 ) T: では 先生がまとめてみます 平均とは ならす ことである 総合計 個数 = 平均 (210+200+250) 3=220 仮平均を決めてその余分を個数で分ける 200 にそろえて その余分 (10+50) を 3 つに分ける 動作で表すと 絵に表すと ここで 代表値 について 説明しておく 2. 問題把握 5 個のオレンジの重さをはかったら 次のようでした 1 個平均何 gですか 420g 450g 400g 435g 445g T: いろいろな方法で平均を出しましょう 3. 自力解決 ( 個別指導 ) 4. 学びあい ( 発表 ) いろいろな方法で考えさせる 総合計 個数は 全員通過させたい 5. 問題把握 図書室で借りた本 : 月 6 火 7 水 5 木 0 金 8 1 平均はいくら? 220 日間でいくらと考えられるか 6. 自力解決 ( 個別指導 ) 7. 学びあい ( 発表 ) T: 木曜日は どうするか? C: 個数に入れる T: どうして? C: 0 でも数えないといけない T:20 日間の冊数は? 本当? C: 本当ではない 予測 予想 0 の処理 7. まとめ : 問題 個別指導 トマト :260g 258g 258g 264g 1 平均 220 個分? 補充問題を出す 5

第 3 時何を ( どこを ) どうするのか 何がわかればいいのか ( 作業 教える 考えさせる ) 平均の問題を解こう 2つの平均から全体の平均を求めるときの計算のしかた 教科書 P23 の問題を解いていく 自力解決 個別指導 発表 A(18 人で平均 15 個 ) B(12 人で平均 10 個 ) の場合のAB 合わせた平均は (15+12) 2では いけないことを考えさせる そして 補充問題 平均は 総合計 個数 であることを確認する 第 7 時何を ( どこを ) どうするのか 何がわかればいいのか ( 作業 教える 考えさせる ) たしかめ道場復習 第 8 時何を ( どこを ) どうするのか 何がわかればいいのか ( 作業 教える 考えさせる ) 平均を使って家から学校までの道のりを測った結果の発表会をしよう 家から学校までの道のり 測定した感想 発表会の仕方については どんな形でするかは 考える 6

第 4 時何を ( どこを ) どうするのか 何がわかればいいのか ( 作業 教える 考えさせる ) 平均を使って家から学校までの道のりを測ろう 家から学校までの道のりを測る計画を立てる 教師の発問と活動 子どもの発言と活動 知識 理解 資料 留意点等 1. 問題把握 場所: 体育館 平均を使って家から学校までの道のりを測ろう T: 教科書では 西校舎の長さが 何 mあるか測る方法がかいてあります これを参考にして 家から学校までのだいたいの道のりを測ろうと思います どうすればいいか考えながら教科書を読んでいきます ( 教科書を読む ) T: だいたいの予想が立ちましたか? 先ず何をしますか? C: 平均を使って歩幅を求める T: それから C: 家から学校までの歩数を測る T: それから C: 歩幅 歩数でだいたいの道のりを計算する T: だいたいの計画ができました ではもっと詳しく考えて行きます ( ワークシート配布 ) T( ワークシートで説明 ) 測り方 測る回数 概数の処理 2. 自力解決 T: では 先ず自分の歩幅を計算しましょう グループで協力してやりましょう 測定が大きくちがう場合は どうすればよいか考えさせる もう一度はかりなおす 省く T( 個別指導 ) 測定の仕方 数値の処理 3. 学びあい T: 歩幅が計算できましたか? T: では 家から学校までの歩数を測りましょう あらかじめ歩数を測る上で問題点はないかグループで少し話し合っておきましょう たとえば 歩道橋を渡るときは 歩幅がかわりますね 信号が赤のときは 止まりますね そんな時どうすればよいか考えて意見を出し合っておきましょう T: では この結果については 3 日後に話し合います ワークシート 巻尺 :10m グループ分 電卓 : グループに 2 つ 7

平均を使って家から学校までの道のりを測ろう 5 年組氏名 1. 自分の歩はばを求めよう 110 歩あるいたきょりを測る 1 回目 2 回目 3 回目 4 回目 5 回目 m m m m m 25 回の平均を出して 自分の歩はばを計算する ( 上から 2 けたの概数にしよう ) ( 式と計算 ) 私の歩はばは m です 2. 家から学校までの歩数を測る 1 回目 2 回目 3 回目 4 回目 5 回目 歩歩歩歩歩 3.5 回の平均を出して 家から学校までの道のりを測る ( 上から 2 けたの概数にしよう ) ( 式と計算 ) 私の家から学校までの道のりは m である 歩はばは 足のつま先からつま先までの長さである 8

4. 問題点 困ったこと 5. 感想 9

第 5 時何を ( どこを ) どうするのか 何がわかればいいのか ( 作業 教える 考えさせる ) 平均の求め方の工夫をしよう 1 計算を簡単にする工夫 教師の発問と活動 子どもの発言と活動 知識 理解 資料 留意点等 1. 問題把握 T: 平均 = 合計 個数 以外の求め方を考えよう 第 1 時に学習した中で 最小値に合わせて計算する方法があり ました どんな方法だったか思い出しましょう C( 第 1 時を想起する ) T: ではその方法で P261をやってみます 子どもに問いかけながら 問題を解く T: では このやり方で 次の問題を解きましょう ワークシート配布 4 問程度のワークシートを配布する 2. 自力解決 学びあい 個別指導 3. まとめ ふりかえり 答え合わせ 問題ワークシート作成 第 6 時何を ( どこを ) どうするのか 何がわかればいいのか ( 作業 教える 考えさせる ) 平均の求め方の工夫をしよう 2 平均をできるだけ正確にする方法 教師の発問と活動子どもの発言と活動知識 理解 資料 留意点等 1. 問題把握 T: 平均を出すとき 大きくちがっている場合は どうすればいいでしょう 自分の歩幅を測るとき何か工夫はしませんでしたか? C( 意見交換 ) 1. もう一度はかりなおす 2. はかれない場合は その値を省いて平均を出す に まとめていく 2. 自力解決 学びあい 個別指導 T:2の方法で P2734をしましょう 3. まとめ ふりかえり 答え合わせ 補充問題 10