内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

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この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

住宅借入金等特別控除の入力編

2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

住宅借入金等特別控除の入力編

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

やさしい税金教室

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

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平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要


2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税


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2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

(4) 給与所得者の( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除申告書 の記入について 下表および次頁の記入例を参照のうえ ご記入ください 項目 ESS/EXselfを利用できる方 ESS/EXselfを利用できない方 A 給与の支払元会社名をご記入ください B 給与の支払元会社の所在地をご記入くださ

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必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため 法務局 原本 登記簿に記載した内容を確認するため 請負契約書 写 売買契約書 写 ⑨ 家屋 土地等の取得価額を記載するため 住宅取得資金に係る 借入金の年末残高等証明書 原本 二面 一面⑨から転記,,, 借入金残高の確認 家屋の取

平成21年4月 源泉所得税改正のあらまし

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新しい住宅ローン減税・投資型減税のしくみ(上)

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

第2 質疑応答

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

私たちの市税

(2) 父母 ( 祖父母 ) から子 ( 孫 ) への住宅取得等資金の贈不 父母 ( 祖父母 ) など直系尊属から その子 ( 孫 ) へ居住用の家屋の新築 取得または増改築のための金銭 ( 住宅取得等資金 ) を贈不した場合 表の通りの金額について贈不税が非課税となります また 贈不税の基礎控除

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

2 住宅の取得等に係る税額控除の判定表住宅の新築や購入をされた方は 1 を 住宅の増改築等をされた方は 2 をご覧いただき 対象となる税額控除 をご確認ください なお 複数の税額控除から1つを選択できる場合がありますが いずれの税額控除が有利となるかは 毎年の所得金額や借入金等の年末残高などによって

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Taro-H30/03

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

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N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

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申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

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障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

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以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1

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給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

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4. 平成 27 年度税制改正の概要 (1) 住宅の取得に関わる税制 登録免許税 不動産取得税 改正項目ヘ ーシ 改正内容 所有権保存登記 所有権移転登記 所有権の信託 抵当権設定の登記の軽減措置 税率の軽減措置 宅地評価土地の課税標準の軽減措置 軽減税率の適用期限を平成 27 年 3

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く

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平成19年度分から

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 2

住宅取得等資金贈与の非課税特例 教育資金一括贈与の非課税特例 結婚 子育て資金贈与の非課税特例 相続時精算課税制度 贈与者 贈与年の 1 月 1 日現在で 60 歳以上の父母または祖父母 受贈者 贈与者の直系卑属 ( 子 孫 ひ孫等 ) で贈与の年の 1 月 1 日現在 20 歳以上 受贈年の合計所

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6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

税幅を 1% ずつ小刻みに引き上げるべきであるといった意見も浮上しており 予定通り引上げが実施されるかは 不透明な状況です Q 消費税増税で住宅取得時の税負担は どのくらい増加しますか A そもそも住宅購入にかかる消費税は 土地にはかからず新築物件なら建物部分のみです 仮に図表 1の モデル のよう


記号 欄 税務署長 年 月 日提出 書きかた 住所地を所轄する税務署名を記入します 申告書の提出年月日を記入します 平成 年分 住所 氏名 及び フリガナ の中に 30 と記入します 住所 住所地の郵便番号及び電話番号を記入します 申告をする人の氏名及びフリガナを記入します フリガナの濁点 や半濁点

消費税率引上げを踏まえた住宅取得対策 1 住宅取得については取引価格が高額であること等から 消費税率引上げの前後における駆け込み需要及びその反動等による影響が大きいことを踏まえ 一時の税負担の増加による影響を平準化し 及び緩和するとともに 良質な住宅ストックの形成を促し響国民の豊かな住生活を確保する

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 3

平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます X A 9/19

A. 受贈者に一定の債務を負担させることを条件に 財産を贈与することを 負担付贈与 といいます 本ケースでは 夫は1 妻の住宅ローン債務を引き受ける代わりに 2 妻の自宅の所有権持分を取得する ( 持分の贈与を受ける 以下持分と記載 ) ことになります したがって 夫は1と2を合わせ 妻から負担付贈

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

Transcription:

住宅借入金等特別控除 100 40 50 る特例 ( 注 ) これらの改正は 非居住者が平成 28 年 4 月 1 N 日本に居住する者 * が 借入金で自己の居住用住宅の取得等をしたときに次の要件に該当する場合には その年の12 月 31 日の借入金の残高に応じて一定割合相当額が居住の用に供した年以降 10 年間にわたって税額控除されます * 次に掲げる住宅取得等に係る措置について 現行の居住者が満たすべき要件と同様の要件の下で 非居住者期間中に住宅の新築若しくは取得又は増改築等をした場合についても適用できることとされます 1 住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除 2 特定の増改築等に係る住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除の控除額に係る特例 3 既存住宅の耐震改修をした場合の所得税額の特別控除 4 既存住宅に係る特定の改修工事をした場合の所得税額の特別控除 5 認定住宅の新築等をした場合の所得税額の特別控除 6 東日本大震災の被災者等に係る住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除等の重複適用に係る特例 7 東日本大震災の被災者等に係る住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除の控除額に係 日以後に住宅の新築若しくは取得又は増改築等をする場合について適用となります 1 住宅の床面積が50m2以上であること ( 増改築の場合は増改築後の床面積が50m2以上であること ) なお 住宅の床面積はマンションの場合は登記された専有部分の面積のみで判定します 2 控除を受ける年の合計所得金額が3,000 万円以下であること 給与所得者の場合は 税込年収で3,245 万円以下となります 3 借入金の返済期間が10 年以上であること 繰上返済により返済期間 ( 最初の返済月から最終の返済月までの期間 ) が10 年未満となったときは その10 年未満となった年以降は適用がありません 4 平成 31 年 6 月 30 日までに居住の用に供すること ( ただし その新築もしくは取得または増改築の日から6か月以内に居住の用に供し その年の12 月 31 日まで引き続き居住の用に供することが条件です ) 5 中古住宅購入の場合は 上記 1 4の条件の他に次の条件を満たしていなければなりません 1. 耐火建築物の場合はその購入の日以前 25 年以 居住を開始した年の前々年から翌々年までの 5 年間の間に 居住用財産の 3,000 万円特別控除 居住用財 産の買換特例 立体買換の特例 および 居住用財産の長期譲渡所得の税率軽減の特例 等を受けている 場合は 住宅借入金等特別控除の適用を受けることはできません 52

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一口メモ 参照 ) 2. 建築後使用されたものであること 26 平成 26 年 4 月 1 日以降に耐震基準に適合しな い既存住宅を取得し 既存住宅の取得の日まで に耐震改修工事の申請等をし その者の居住の 用に供する日までに耐震改修工事を完了してい ること等の一定の要件を満たす場合には その 既存住宅を耐震基準に適合する既存住宅とみな して 住宅ローン控除の適用を受けることがで きます なお 既存住宅の耐震改修をした場合 の所得税額控除の適用を受けた場合には適用で きません 25 26 31 10 200 2 000 10 26 31 30 10 400 4 000 10 認定長期優良住宅 認定低炭素住宅を新築または取得した場合の特例については 71 72ページの コラム をご参照ください ( 注 ) 住宅の対価又は費用の額に含まれる消費税等の税率が8% 又は10% 以外である場合は 平成 26 年 3 月 31 日までの控除額が適用され2,000 万円が限度額となります 目次下のコメント参照 N 一般の住宅について控除の対象となる借入金は 平成 26 年 4 月 平成 31 年 6 月 30 日までの入居の場合は4,000 万円 ( 平成 26 年 3 月までの入居の場合は2,000 万円 ) までとなります 4 000 2 000 年末の借入金残高の合計額が住宅の取得価額を超えるときは 住宅の取得価額 なお平成 23 年 6 月 30 日以降に住宅の取得等の契約をし その住宅の取得等に関し補助金等の交付を受ける場合 または住宅取得等資金の贈与を受け住宅取得等資金の贈与の特例の適用を受ける場合は その補助金等の額または適用を受ける贈与額を取得価額から控除します 住宅借入金等特別控除額は 次のとおりとなります 建物や土地等が共有になっている場合には 年末の借入金残高の合計額が自分の持分に応じた取得価額を超えるときは 自分の持分に応じた取得価額相当額までが限度になります なお借入金が連帯債務になっている場合には 連帯債務者も適用を受けることができます ( ただし 連帯債務者が持分を持っており かつ所得税を納めている場合に限られます ) N 平成 21 年 1 月 1 日から平成 31 年 6 月 30 日までの入居者については 所得税額から控除しきれなかった住宅ローン控除額の残額がある場合には その残額はその翌年度分の住民税額から控除されます この場合 住民税額から控除される金額は 下記のとおり ( ただし上限は 控除を受ける者の 53

住民税額 ) となります 平成 26 年 1 月 ~ 平成 26 年 3 月 平成 26 年 4 月 ~ 平成 31 年 6 月 その年の所得税の 5% 課税所得金額等 ( 最高 97,500 円 ) その年の所得税の 7% 課税所得金額等 ( 最高 136,500 円 ) 住宅の取得等の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等が8% 又は10% の場合 目次下のコメント参照 なお 給与所得者については 上記の住民税からの控除額は 確定申告または年末調整により所得税で住宅ローン控除の適用を受けたときは 市町村への申告は不要で 上記の住宅ローン控除額が控除された後の住民税額が給与から徴収されることになります N 入居年分については 入居した翌年に住所地の税務署に確定申告する必要があります 入居した翌年の2 月 16 日から3 月 15 日までに次の書類を添付して確定申告します ( イ ) 確定申告書 B ( ロ ) 家屋の登記事項証明書 ( ハ ) 売買契約書のコピー ( ニ ) 住民票の写し ( ホ ) 住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書 ( 金融機関が発行します ) ( ヘ ) その住宅の取得等に関し補助金等の交付または住宅取得等資金の贈与の特例の適用を受けているときは 交付を受ける補助金等または住宅取得等資金贈与の額を証する書類またはその写し ( 平成 23 年 6 月 30 日以降に住宅の取得等の契約を締結した場合に限ります ) 給与所得者についても1 年目は 入居した翌年に申告が必要です 確定申告書 A( 入居年分の源泉徴収票を貼付 ) に 前記 ( ロ ) ( ヘ ) の書類を添付して申告 ( 還付の申告 ) をします なお 給与所得者の還付の申告については 確定申告期に関係なくいつでも受け付けてくれます 平成 28 年に入居した場合は 平成 29 年に入ればいつでも申告できることになります もちろん3 月 16 日以降でも還付の申告はできます ( ただし 入居の翌年から5 年目まで ) 確定申告期に 確定申告書に金融機関から交付を受けた 住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書 を添付して 毎年確定申告します 給与所得者の方は 入居の翌年に税務署で入居年分の控除を受ける確定申告をした場合には 2 年目以降は年末調整で控除が受けられます 年末調整の際に 次の書類を給与の支払者に提出します イ. 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書 ( 税務署から送付されます ) ロ. 年末調整のための住宅借入金等特別控除証明書 ( 税務署から送付されます ) ハ. 住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書 ( 金融機関が発行します ) N 住宅ローン控除制度の適用を受けて居住している住宅で その控除期間中に転勤等で家族全員で引っ越した場合には その居住していない期間は住宅ローン控除の適用は受けられませんが 再入居したときに控除の適用期間が残っていれば 残 54

りの期間については 引き続き住宅ローン控除の適用が受けられることになっています たとえば 本来 10 年間にわたって税額控除可能な者が 入居してから4 年目に転勤 その3 年後に転勤が解除され自宅に戻った場合 自宅に居住していなかった3 年間はローン控除の対象にはなりませんが 再入居した年から残りの4 年間はローン控除の対象になるというものです ( 下記の 具体例 1 をご参照ください) ただし 自宅を離れる理由として 転勤などのやむを得ない事由 でなければなりません なお 平成 21 年度の税制改正により 平成 21 年 1 月 1 日以降に居住の用に供さなくなった者については 住宅を取得し いったん入居した後 その入居年の年末までに転勤などにより家族全員で転居してしまい 入居年については住宅ローン控除の適用が受けられなかった場合にも 再入居年以後の各適用年につき 住宅ローン控除の適用が受けられるようになりました ( 下記の 具体例 2 をご参照ください) この措置の適用を受けるためには 転居する日までに税務署長への届出が必要になります また 再適用を受ける最初の年分についても確定申告が必要です ( 給与所得者については 再適用の2 年目からは年末調整で控除が受けられます ) 28 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 34 34 35 37 2828 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 34 34 35 37 55

平成 18 年末までの入居者で住宅ローン控除の適用を受け 次のAまたは ている者が 平成 19 年以降の所得税について右の算式で計 B のいずれか -その年分の所得税額算して残額がある場合には その残額を住民税から減額を 少ない金額 受けることができます これは 平成 19 年に税源移譲に伴 = 減額が受けられる金額う所得税の税率改定が行われたことにより 住宅ローン控 ( ゼロ以下の場合は住民税から減額され除額が減少する人を救済するために設けられた措置です る金額はありません ) A 住宅ローン控除額 住民税から減額を受けられる人が この制度の適用を受 入居年に応じて年末借入金残高 適用される割合 けるためには 毎年 市町村に申告する必要があります B 改定前の所得税率で計算した所得税額なお この申告は所得税の確定申告をする場合には 所得税の確定申告書と共に所定の申告書を税務署に提出することにより市町村に申告したことになりますが 給与所得者などのように確定申告しない人は 直接 市町村に申告することになります ただし 平成 22 年度分以降は 53ページ 住民税における住宅ローン控除制度 と同様の仕組みのもとで申告を要しない制度とされますが 53ページの制度では控除される額に上限があるため 引き続き市町村に申告をし この注意点の制度の適用を受けることもできます 17 57 56 12 31 56