山梨県結婚 出産 子育て等に関する 県民アンケート調査報告書 平成 27 年 10 月 山梨県知事政策局人口問題対策室
目 次 調査概要.......1 第 1 部調査結果の概況....2 1. 未婚者アンケート....2 2. 既婚者アンケート....5 第 2 部アンケート結果....8 1. 未婚者アンケート....8 問 1(1): 年齢 (NA)....8 問 1(2): 性別 (SA)....9 問 2(1): 卒業した ( または在学中の ) 学校 (SA)......10 問 2(2): 卒業 在学の別 (SA)....11 問 2(3): 卒業した年齢 (NA)....12 問 3(1): おつとめの状況 (SA)....13 問 3(2): 職種 (SA)....15 問 3(3): おつとめ先の従業員数 ( 本社 支社を含む )(SA)....16 問 3(1):( ご両 ) 親のおつとめの状況 (SA)....17 問 3(2):( ご両 ) 親の職種 (SA)....18 問 3(3):( ご両 ) 親のおつとめ先の種別 (SA)....19 問 4(1): 先月 (4 月 ) の収入 (NA)....20 問 4(2): 昨年 ( 平成 26 年 ) の収入 (SA)....21 問 4(3)-1: 今後の仕事の継続見通し (SA)....22 問 4(3)-2: 予想される理由 (SA)....23 問 4(4): 今後 5 年間の収入の見通し (SA)....24 問 5(1):( ご両 ) 親の年齢 (NA)....25 問 5(2): 現在のあなたとの同居 / 別居 (SA)....27 問 5(3):( ご両 ) 親が最後に卒業した学校 (SA)....28 問 6: 兄弟姉妹の人数 (NA)....29 問 7-1: 結婚することの利点の有無 (SA)....30 問 7-2-1: 結婚することの最大の利点 (SA)....32 問 7-2-2: 結婚することの第二の利点 (SA)....33 問 8-1: 独身生活の利点の有無 (SA)....34 問 8-2-1: 独身生活の最大の利点 (SA)....35 問 8-2-2: 独身生活の第二の利点 (SA)....36
問 9: 結婚したら気になること (MA)....37 問 10: 女性の生き方について (SA)....40 問 11: 結婚 男女関係 家庭 子どもを持つことについての考え方 (SA)....43 問 12: 生活スタイルについて (SA)....45 問 13(1): 希望する子どもの数 (SA)....48 問 13(2)-1: 男女の組合せの希望 (SA)....49 問 13(2)-2: 希望する男女の人数 (NA)....50 問 13(3): 最初の ( 次の ) お子さんを持ちたいと思う年齢 (NA)....51 問 14(1): 異性との交際の状況 (SA)....52 問 14(2): 異性との交際の希望 (SA)....53 問 14(3):( 最も親しい ) 交際相手との結婚の希望 (SA)....55 問 14(4): 婚約者との結婚予定 (NA)....56 問 15(1):( 最も親しい ) 交際相手と知り合った年月 (NA)....57 問 15(2):( 最も親しい ) 交際相手と知り合ったきっかけ (SA)....59 問 15(3):( 最も親しい ) 交際相手の年齢 (NA)....60 問 15(4):( 最も親しい ) 交際相手の卒業 ( 在学中 ) の学校 (SA)....61 問 15(5):( 最も親しい ) 交際相手のおつとめの状況 (SA)....62 問 16: 結婚に対する考え (SA)....63 問 17: 結婚に対する考え ( 結婚するつもりの人 )(SA)....64 問 18: 今から一年以内の結婚について (SA)....66 問 19: 結婚したい年齢 (NA)....69 問 20: 結婚相手を決めるとき 重視する点 (SA)......71 問 21-1: 一年以内に結婚するとしたら 障害になることの有無 (SA)....73 問 21-2-1: 一年以内に結婚する場合 _ 最大の障害 (SA)....74 問 21-2-2: 一年以内に結婚する場合 _ 第二の障害 (SA)....75 問 22: 現在独身でいる理由 (MA)....77 問 22-1: 現在独身でいる最大の理由 (MA)....78 問 22-2: 現在独身でいる第二の理由 (MA)....80 問 22-3: 現在独身でいる第三の理由 (MA)....81 問 23: 山梨県外に在住したことがあるか (SA)....82 問 24: 在住したことがある都道府県 (MA)....83 問 25: 山梨県へ移住した理由 (MA)....84 問 26: 在住した都道府県と比較した山梨県の良い点 (MA)....86 問 27: 在住した都道府県と比較した山梨県の良くない点 (MA)....87 問 28: 山梨県外に転出する予定の有無 (SA)....88 問 29: 予定している転出先 (MA)....89 問 30: 転出予定時期 (SA)....90 問 31: 山梨県外へ転出する理由 (MA)....91 問 32: 人口確保対策として行政が取り組むべき施策 (MA)....92 問 33:50 年後の山梨県を魅力あるものとするため目指すべき人口規模 (SA)....96
2. 既婚者アンケート....98 問 1(1): 年齢 (NA)....98 問 1(2): 結婚生活を始めた年齢 (NA)....99 問 1(3): 結婚を届け出たときの年齢 (NA)....10 問 1(4): 初婚 再婚の別 (SA)....101 問 2(1): 卒業した ( または在学中の ) 学校 (SA)......102 問 2(2): 卒業 在学の別 (SA)....103 問 2(3): 卒業した年齢 (NA)....104 問 3(1): おつとめの状況 (SA)....105 問 3(2): 職種 (SA)....107 問 3(3): おつとめ先の従業員数 ( 本社 支社を含む )(SA)....109 問 4(1): 先月 (4 月 ) の収入 (NA)....11 問 4(2): 昨年 ( 平成 26 年 ) の収入 (SA)....112 問 4(3)-1: 今後の仕事の継続見通し (SA)....113 問 4(3)-2: 予想される理由 (SA)....114 問 4(4): 今後 5 年間の収入の見通し (SA)....115 問 5: 夫婦の両親との同居 / 別居について (SA)......116 問 6: 平均出会い年齢 平均初婚年齢 平均交際期間 (NA)....118 問 7: 夫婦が知り合ったきっかけ (SA)....120 問 8: 最終的に結婚を決めたきっかけ (MA)....12 問 9: これまでに生んだ子どもの人数 (NA)....124 問 10(1)-1: 妊娠の結果 (SA)....127 問 10(1)-2: 男女別出生数 (SA)....128 問 10(1)-3: ふたご以上の男女別出生数 (NA)....129 問 10(2)-1: 婚約 結婚の同意から出産までの日数 (NA)....130 問 10(2)-2: 流産 死産 人工妊娠中絶の年齢 (NA)....130 問 10(3): 妊娠前の予定 (SA)....131 問 10(4): 妊娠回数 (NA)....132 問 11(1): 理想的な子どもの数 (SA)....13 問 11(2)-1: 子どもの男女の別や組合せの理想 (SA)....134 問 11(2)-2: 希望する男女の人数 (NA)....135 問 12(1): 今後の子どもの出産予定 ( 現在妊娠中の子どもも含めて )(SA)....136 問 12(2): 子どもを希望する時期 (SA)....137 問 13: 全部で何人の子どもを持つつもりか (SA)......138 問 14: 持つつもりの子ども数を実現できない原因 ( 可能性 )(MA)....139 問 15-1: 持つつもりの子どもの数が 理想とする子どもの数より少ない理由 (MA)...141 問 15-2: 持つつもりの子どもの数が 理想とする子どもの数より少ない理由 最も重要な理由 (SA)....14 問 16(1): 悩みの有無 (SA)....146 問 16(2): 不妊治療の経験の有無 (SA)....147
問 17(1): おつとめの状況 (SA)....148 問 17(2): おつとめ先の従業員数 (SA)....149 問 18(1)-1: 子どもが3 歳になるまで / あなた ( 妻 ) の母親 _ 同別居 (SA)....150 問 18(1)-2: 子どもが 3 歳になるまで / あなた ( 妻 ) の母親 _ 子育ての手助け (SA)...151 問 18(2)-1: 子どもが3 歳になるまで / 夫の母親 _ 同別居 (SA)....152 問 18(2)-2: 子どもが3 歳になるまで / 夫の母親 _ 子育ての手助け (SA)....153 問 19: 子どもが3 歳になるまで / 利用した制度や施設 (MA)....154 問 20: 結婚 男女関係 家庭 子どもについての考え方 (SA)....156 問 21: 山梨県外に在住したことがあるか (SA)......159 問 22: 在住したことがある都道府県 (MA)....160 問 23: 山梨県へ移住した理由 (MA)....162 問 24: 在住した都道府県と比較した山梨県の良い点 (MA)....164 問 25: 在住した都道府県と比較した山梨県の良くない点 (MA)....167 問 26: 山梨県外に転出する予定の有無 (SA)....169 問 27: 予定している転出先 (MA)....170 問 28: 転出予定時期 (SA)....171 問 29: 山梨県外へ転出する理由 (MA)....172 問 30: 人口確保対策として行政が取り組むべき施策 (MA)....174 問 31:50 年後の山梨県を魅力あるものとするため目指すべき人口規模 (SA)....178 3. 統一設問 ( 未婚者 既婚者 )....180 山梨県外に在住したことがあるか (SA)....180 在住したことがある都道府県 (MA)....181 山梨県へ移住した理由 (MA)....183 在住した都道府県と比較した山梨県の良い点 (MA)....186 在住した都道府県と比較した山梨県の良くない点 (MA)....189 山梨県外に転出する予定の有無 (SA)....191 予定している転出先 (MA)....192 転出予定時期 (SA)....193 山梨県外へ転出する理由 (MA)....194 人口確保対策として行政が取り組むべき施策 (MA)....196 50 年後の山梨県を魅力あるものとするため目指すべき人口規模 (SA)....19 付属資料.......20 1. アンケート調査票 独身....201 2. アンケート調査票 既婚....214
調査概要 1 調査委託先 公益財団法 梨総合研究所 2 調査の目的 梨県 の結婚 出産 育て等に関する意識や希望を的確に把握し 分析を うことにより 梨県の 減少における傾向や課題を抽出し 梨県 ビジョン 総合戦略の策定のための基礎資料とする 3 調査時期 アンケート期間 : 平成 27 年 5 月 1 ( ) 5 月 15 ( ) 4 調査対象ア ) 未婚者 : 梨県に在住する 18 歳以上 35 歳未満の未婚男 :3,119 人を無作為抽出イ ) 既婚者 : 梨県に在住する 50 歳未満の夫婦 ( 対象 : 妻 ):2,968 人を無作為抽出ウ ) 合計対象者数 :6,087 人 5 調査方法 郵送調査法 6 回収結果 梨県 回収数 有効回収率 未婚者アンケート 829 26.6% 既婚者アンケート 1,259 42.4% 合計 2,088 34.3% 7 本報告書中の記号 調査結果の数値について (SA) 単一回答 (SingleAnswer) の略 選択回答は1 項 のみ (MA) 複数回答 (MultiAnswer) の略 ( 部回答を限定しているものもある ) 複数回答における回答率は 100% を超える場合がある (NA) 数値回答 (NumericAnswer) の略 該当する数値を記入するもの (FA) 自由回答 (FreeAnswer) の略 回答者の考えを 由に記入するもの n 回答者数 (number) をあらわす n=100 は 回答者数が 1 0 人ということ 各回答項目の構成比は 小数点第二位を四捨五入しているため 各項目の合計値がグラフ等に表示さ れている合計値と一致しない場合もある 1
第 1 部調査結果の概況 1. 未婚者アンケート 1-1. 結婚に対する考え いずれ結婚するつもり と考えている未婚者の割合は 91.4% で9 割を超えた 性別でみると いずれ結婚するつもり は 男性 88.9% 性 93.4% であった 男性に べ 性の方が結婚への意欲が高い また 第 14 回出生動向基本調査 独身者調査 ( 国 社会保障 問題研究所 以下 出生動向基本調査 ( 独身 ) という ) では 男性 86.3% 性は 89.4% が いずれ結婚するつもり と回答しており 梨県では 男 ともに結婚意欲が高いことがうかがえる 問 16 また 男 ともに約 6 割の が ある程度の年齢までには結婚するつもり と回答しており 年齢が結婚への 動を起こす一つの要素と考えられる 問 17 結婚することについて利点があると思う と考えている割合は 78.9% であった 性別では 男性が 70.9% 性が 85.3% となっており 性の が 利点がある と考えている割合が い 出生動向基本調査 ( 独身 ) では 男性 62.4% 性 75.1% が結婚に利点があると回答しており 梨県では 男性では 8.5 ポイント 性では 10.2 ポイント高い回答割合となっている 問 7-1 結婚することに 利点があると思う と回答した の就業状況をみると 正規の職員の割合が高く 非正規就業や無職の割合は低い これは 出生動向基本調査 ( 独身 ) でも同様の傾向がみられる 問 7-1 結婚することの最 の利点は 分の どもや家族をもてる とした割合が最も高く35.3% 次いで 精神的な安らぎの場が得られる (25.5%) といった項目を挙げる人が多く 当該 2 項目で6 割以上を占めている 問 7-2-1 結婚する意思のある未婚者に 年以内に結婚するとしたら何か障害になることがあるかをたずねたところ 障害になることがあると思う と回答した人の割合は 74.8% であった 具体的な事由を性別でみると 男 ともに 将来の 活資 を挙げた人が最も高く ( 男性 58.2% 性 47.5%) 次に 結婚資 ( 挙式や新生活の準備のための費用 ) ( 男性 54.6% 性 45.3%) と続いており 経済的な理由が結婚するにあたっての 1つのハードルであることが推察される なお 性別で比較すると 将来の生活資 結婚資 ( 挙式や新 活の準備のための費 ) について男性では 5 割超 性では 5 割弱の が障害であると考えており その後 男性では 結婚 活のための住居 性では 職業や仕事上の問題 という回答が続いている 問 21-1 現在独 でいる理由をたずねたところ 18 24 歳の年齢層では 結婚する必要性をまだ感じないから 今は 仕事( または学業 ) にうちこみたいから といった 結婚しない理由 ( 結婚するための積極的な動機がないこと ) に関する回答が つ 25 34 歳の年齢層は 適当な相 にめぐり会わないから などの 結婚できない理由 ( 結婚の条件が整わないこと ) に関する回答割合が多い 問 22 1-2. 異性との交際状況 異性の交際相 をもたない未婚者は 回答者のうち過半数を超えた (56.5%) 問 14(1) 交際相 のいない未婚者に交際希望の有無をたずねたところ とくに異性との交際を望んでいない が 4 割であっ 2
た (40.6%) 問 14(2) 1-3. 希望の結婚像 ライフコース 結婚する意思のある に 結婚したい年齢をたずねたところ 30 31 歳 が最も高く 20.2% 次いで 26 27 歳 の 17.0% だった 結婚希望年齢は 男性に べ 性の が低い傾向にある 相 の年齢でも 30 31 歳 が 25.7% と最も く 年齢が同じ あるいは近い年齢差の との結婚を望む傾向がうかがえる 問 19 未婚 性が理想とする のタイプは 結婚し どもを持つが 結婚あるいは出産の機会にいったん退職し 子育て後に再び仕事を持つ が最も高く40.1% 以下 結婚し子どもを持つが 仕事も続ける の 34.0% 結婚し子どもを持ち 結婚あるいは出産の機会に退職し その後は仕事を持たない が 13.4% となっている これは 出生動向基本調査 ( 独身 ) と同様の傾向である 一方 実際になりそうだと考える人生のタイプは 結婚し子どもを持つが 結婚あるいは出産の機会にいったん退職し 子育て後に再び仕事を持つ と 結婚し子どもを持つが 仕事も続ける が減少し 結婚せず 仕事を続ける が 21.9% で 性が理想とする のタイプの回答と 較し 回答割合が い 独身のまま働き続けることは本意ではないものの 実際にはそうなると感じている 性が多いことが分かる 男性がパートナーに望む は 性が理想とする と同様であった 問 10 結婚相手に求める条件について 重視する とした割合が最も高かった項目は 相手の人がら で 86.9% 次いで 家事 育児に対する能 や姿勢 (58.8%) 分の仕事に対する理解と協 (50.4%) と続く 一方 あまり関係ない とした割合が最も高かった項目は 相手の学歴 で 58.0% 次いで 相手の職業 (29.3%) 共通の趣味の有無 (28.8%) と続いている 学歴や職業よりも がらや家庭等への協 姿勢を結婚の条件として考慮する がみられる 問 20 未婚者が希望する子どもの数は 2 人 が最も高く 61.2% だった 次いで 3 人 の 20.4% 子どもはいらない の 8.1% の順となっている 問 13(1) 1-4. 未婚者のライフスタイル 意識 生きがいとなるような趣味やライフワークを持っている や 衣服や持ちものには こだわりが強い方だ 等と回答している人の割合が高く 未婚者のライフスタイルでは 衣服や持ち物にこだわり 趣味を持ち 仕事も忙しい 々 旅 には かず 好きなものを買う 気軽に遊べる友 は多いが このまま の 活を続けることには抵抗がある といった様相が浮かびあがる 問 12 結婚 男 関係 家庭 どもを持つことについての考えについては 結婚前の男 でも愛情があるなら性交渉をもってかまわない どんな社会においても らしさや男らしさはある程度必要だ 結婚しても 人生には結婚相手や家族とは別の自分だけの目標を持つべきである といった項 に肯定的な観念を持つ人の割合が 8 割以上であった 問 11 1-5. 梨県の についての考え 確保対策として 政が取り組むべき施策としては 県内企業発展による雇 の場の確保 が最も く 45.1% であった 次いで 子育てしやすい環境づくり (44.8%) 中心市街地の活性化 (26.9%) 公共交通機関の充実 (24.6%) と続いている 性別及び年齢別で 較してみると 3
男 ともに 県内企業発展による雇用の場の確保 と 子育てしやすい環境づくり が上位を占めており 特に 性は 25 29 歳の年齢層を除いたすべての年齢層で 育てしやすい環境づくり が最も高くなっている 問 32 50 年後の 梨県を魅 あるものとするため 梨県が 指すべき 規模としては 90 万人以上 100 万人未満 と回答した割合が最も高く 25.9% 次いで わからない が 24.8% となっている 90 万人以上 1 0 万 未満 が良いと考える が多い で ふさわしい 規模のイメージがわかない も多くいる姿がうかがえる 性別及び年齢別で 較すると 性は 20 24 歳の年齢層以外は わからない が 3 割を占め 最も高い 男性では 18 19 歳及び 30 34 歳では 90 万人以上 100 万人未満 20 24 歳及び25 29 歳では 100 万人以上 が最も高い 問 33 4
2. 既婚者アンケート 2-1. 結婚の過程について 過去 5 年間に結婚した初婚どうしの夫婦の平均出会い年齢は 夫は 25.4 歳 妻は 23.4 歳 であった 第 14 回出生動向基本調査 既婚者調査 ( 国 社会保障 問題研究所 以下 出生動向基本調査 ( 既婚 ) という ) では 夫は 25.6 歳 妻は 24.3 歳 となっており いずれも 梨県の が低年齢という結果である 平均初婚年齢は夫 29.3 歳 妻 27.3 歳 であった 出生動向基本調査 ( 既婚 ) では 夫 29.8 歳 妻 28.5 歳 であり こちらも 梨県の が初婚年齢の平均値は低い 平均交際期間は 3.86 年 であり 出 動向基本調査 ( 既婚 ) では 4.26 年 となっている 問 6 出会いのきっかけは 職場や仕事の関係で の 32.6% 友人や兄弟姉妹を通じて の 31.6% 学校で の 10.7% で7 割を占めており 出生動向基本調査 ( 既婚 ) も同様 日常的な場での出会いが多数を占めている 問 7 結婚を決めたきっかけは 年齢的に適当な時期だと感じた という回答が最も高く 55.8% と半数以上を占めている 次に できるだけ早く一緒に暮らしたかった が 25.3% 子どもができた が 14.7% と続いている こちらも出生動向基本調査 ( 既婚 ) と同様の傾向にある なお 前述したとおり 未婚者アンケート結果でも ある程度の年齢までには結婚するつもり と約 6 割の人が回答しており 未婚者アンケート問 17 年齢 が結婚 動を起こす一因であることが 既婚者のアンケート結果からも裏付けられる 問 8 2-2. 子ども数について これまでに生んだ子どもの人数は 2 人 が 43.0% で最も高く 次いで 1 人 (23.3%) 3 人 (16.8%) となっている 0 人 ( 子どもなし ) という回答も 14.4% あった 夫婦の完結出生児数 ( 結婚持続期間 ( 結婚からの経過期間 )15 19 年夫婦の平均出 ども数 ) は 2.08 人となっている また 夫婦の結婚年齢別にみた 結婚持続期間別 平均 ども数は 夫婦の結婚年齢が くなるほど少ない 問 9 理想的な どもの数については 2 人 が最も高く46.4% であった 次いで 3 人 の 42.2% 4 人 の 5.9% となっている 問 11(1) 一方 全部で何人の子どもを持つつもりか聞いたところ 2 人 が最も高く 50.6% 次いで 3 人 の 24.3% 1 人 の 11.4% と続いている なお 子どもは持たない という回答は 5% 程度あった 問 13 持つつもりの どもの数が理想を下回る理由については 育てや教育にお がかかりすぎるから が 51.4% で最も く 次いで 年齢で むのはいやだから の 27.5% となっており 出生動向基本調査 ( 既婚 ) と同様の傾向がみられる また 妻の年齢が 30 歳未満では 育てや教育にお がかかりすぎるから といった経済的理由 35 歳以上では 年齢で むのはいやだから などの年齢 身体的理由の回答割合がそれぞれ くなっている 問 15-1 持つつもりの子どもの数を実現できない原因 ( 可能性 ) についてたずねた問いでは 妻が 30 歳未満では 4 割以上が 収 が不安定なこと を挙げている また 妻が 35 歳以上では 8 割以上が 年齢や健康 5
上の理由で どもができないこと を原因として考えており 出生動向基本調査 ( 既婚 ) と同じ傾向であ った 問 14 2-3. 不妊と流死産 約 4 割 (40.2%) が 不妊を 配した ( している ) 経験があり 問 16(1) そのうちの過半数 (52.7%) が 不妊の検査や治療を受けたことがある ( 受けている ) 問 16(2) また 約 1 割が流死産を経験している 問 10(1)-1 2-4. 子育ての状況 夫婦が子どもを持ったときの妻の就業状況については 第 1 子の妊娠が分かったとき の上位の回答は 正規の職員 (46.6%) パート アルバイト (18.9%) 無職 家事 (21.5%) であった ところが 第 1 が1 歳になったとき 以降は 正規の職員 という回答は2 割程度まで減少する その一方で 無職 家事 は 最大約 6 割まで増加している 問 17(1) どもが 3 歳になるまでの間利 した施設や制度についてたずねたところ 何らかの制度や施設を利 した が 5 割程度 また どれも利 しなかった が 4 割以上に上った 利 した制度については 回答率が い順から 産前 産後休業制度 育児休業制度 ( 妻 ) 育児時間制度 短時間勤務制度 ( 妻 ) となっている 利 した施設では 認可保育所 保育所 幼稚園等の 時預かり 等が挙がっている 問 19 出生基本動向調査 ( 既婚 ) にならい 1 歳以上の子どもを 1 人持つ結婚後 10 年未満の夫婦について その どもが 3 歳になるまでに 親 ( の祖 ) の 援 または制度 施設の利 があったか否かで平均予定子ども数を比べた 平均予定子ども数及び子どもが 1 人以上いる夫婦全体についての実際の平均出生子ども数ともに 親の 援または制度利 あり の 再就職型と専業主婦型 が最も多く 次いで 親の 援または制度利 ともになし の 再就職型と専業主婦型 就職継続型 が続く 問 19 2-5. 妻の意識 結婚 男 関係 家庭 どもを持つことについての考えについては 結婚前の男 でも愛情があるなら性交渉をもってかまわない 結婚しても 人生には結婚相手や家族とは別の自分だけの目標を持つべきである どんな社会においても らしさや男らしさはある程度必要だ で賛成意 がそれぞれ 8 割以上であった 一方 結婚後は 夫は外で働き 妻は家庭を守るべきだ 結婚していなくても 子どもを持つことはかまわない 結婚したら 家庭のためには自分の個性や生き方を半分犠牲にするのは当然だ では 回答者の半数以上が反対意 であった また 当該項目について 伝統的な考えを支持するか否かによって 理想 ども数 予定 ども数 出 ども数を べたところ 妻が伝統的な考え方を持っている方が 伝統的でない場合と比較するといずれも子ども数が多い傾向がみられる 問 20 2-6. 梨県の についての考え 確保対策として 政が取り組むべき施策としては 育てしやすい環境づくり が最も く55.0% であった 次いで 県内企業発展による雇用の場の確保 (44.2%) 大学 企業等の誘致 6
(26.8%) 出産への 援 ( 産前産後ケア 不妊治療費助成等 ) (22.7%) と続いている 未婚者アンケートの結果と比べ 子育てや出産への支援に関する項目の回答割合が高い 年齢別では 20 34 歳までは 子育てしやすい環境づくり 35 歳以降は 県内企業発展による雇用の場の確保 が最も高い 問 30 梨県が 指すべき 規模としては わからない と回答した割合が最も く34.1% 次いで 90 万人以上 100 万人未満 が 22.9% となっている 年齢別では 25 29 歳 以外の年齢層で わからない と考える人の割合が3 割以上を占めている 問 31 80 万人以上 90 万人未満 90 万人以上 1 0 万人未満 1 0 万人以上 の回答を合わせると 57.9% となり 未婚者アンケート結果 (65.3%) よりも 7.4 ポイント低い また わからない と回答した割合は 未婚者と比べて 9.3 ポイント高い 問 31 このことから 未婚者よりも既婚者の方が目指すべき人口規模について想像することが難しいとしている人が多いものの 6 割近くの人が目指すべき人口規模は 80 万人以上と感じていると考えられる 問 31 7