Ⅱ. 来道タイ人観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 21
Ⅱ. 来道タイ 観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 P.22 サマリー 増加する来道者数 2012 年の北海道 - バンコクの直行便就航 2013 年のビザ緩和等を背景に タイ人 来道者数は最近 5 年間で 15 倍となった 来道時期は 訪日全体 (4 月 10~12 月 ) と異なり 夏期が最も多い 自然風景 雪景色 日本料理を期待 北海道訪問で期待することは 自然や風景の見物 雪景色観賞 伝統的日本料 理を食べる 現地の人が普段利用している安価な食事 リーズナブルで清潔な施設での宿泊 などの人気が高い 最も食べてみたい和食は全年代通じて 寿司 日本に関する情報収集は映画やテレビ 1 位は 映画やテレビドラマ 2 位は 旅行番組や情報番組 他のアジア各国 地域に比べて Wi-Fi 及び SNS 利用率が高い 通信手段として宿泊施設の Wi-Fi スポットがタイでは 8 割弱 各種 SNS(Facebook LINE 等 ) の利用率が高い SNS に投稿した内容は 自然 風景 食事 自分 等多岐に渡る
Ⅱ. 来道タイ 観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 P.23 (1) タイ人来道者数 600,000 500,000 400,000 300,000 200,000 100,000 0 中国 台湾 シンカ ホ ール 韓国 香港 タイ 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 台湾 韓国 香港 中国 観光入込客数調査 北海道経済部観光局 55.4 万人 54.7 万人 29.9 万人 16.5 万人 シンガポール 4.9 万人 タイ 15.5 万人 (2) 四半期ごとのタイ来道者数平成 27 年度観光入込客数 ( 実人数 ) 42,400 28,000 20700 ( 人 ) 64100 4 6 7 9 10 12 1 3 北海道観光入込客数調査報告書 ( 平成 27 年度 ) タイからの来道者数は 5 年間で 1 5 倍に来道時期のピークは訪日全体と異なる 2011 年から 2015 年までの間で 訪日全体数はおよそ 4.5 倍になったのに対し (P5) 来道者の割合は 15 倍にまで膨らんだ 伸率は緩やかになりながらも この勢いは来年以降も継続することが期待される 2012 年の冬期からタイ国際空港が札幌 - バンコク線の定期便が新規就航し 2013 年 7 月には訪日ビザが緩和されたこともあり 来道者数がさらに増加した 2015 年の 3 月からは 国際民間航空機関 (ICAO) によるタイ国籍航空会社への 重要な安全性の懸念 から 日本の国土交通省航空局は タイ国籍の航空会社に対し 新規就航 増便 およびチャーターなどの認可を中断した その後 チャーター便の運航は許可されたが 定期便の新規就航は依然禁止されている (2017 年 3 月 18 日現在 ) 四半期ごとの来道者数は 7~9 月の夏期が多く 4 月と 10 月 ~12 月が最も多い訪日観光客と大きな違いが見られる
Ⅱ. 来道タイ 観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 P.24 (3) 北海道観光への期待 北海道訪問希望者の回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 自然や風景の見物 雪景色鑑賞 66% 65% 伝統的日本料理を食べる 60% 現地の人が普段利用している安価な食事リーズナブルで清潔な施設での宿泊温泉への入浴日本旅館での宿泊エコツーリズムに参加スイーツを食べる桜の観賞紅葉の観賞日本の伝統的な住宅を利用した宿への宿泊世界遺産の見物日本の酒 ( 日本酒 焼酎 ) を飲むイベント 祭りの見物農作物や果実の採取 ( いちご狩り等 ) 54% 54% 53% 50% 47% 46% 45% 45% 43% 43% 42% 42% 38% ウィンタースポーツ 33% DBJ JTBF アジア 8 地域 ( 中国 台湾 香港 韓国 タイ インドネシア マレーシア シンガポール ) 北海道観光に関する訪日外国 の意向調査 ( 平成 28 年版 ) 期待することは 自然や風景の見物 雪景色観賞 伝統的日本料理を食べる 現地の人が普段利用している安価な食事 リーズナブルで清潔な施設での宿泊 など 北海道の生活者と同様の環境や生活を体験できる項目について人気が高い
Ⅱ. 来道タイ 観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 P.25 (4) バンコク全体の中で 北海道訪問意向者の割合 (N=800) 北海道訪問意向者 22% 訪日意向者 35%(N=280) 訪日非意向者 65% GLOBAL HABIT 博報堂グループ調査 GLOBAL HABIT 2000 年からアジアを中心に毎年実施している対面式調査 対象年齢 :15~54 歳 実施地区 : タイ / バンコク 対象人数 :800 人 ( 男性 400 人 / 女性 400 人 ) (5) 上記訪日意向者 (35%) の訪問意向エリア (N=280/ 訪日意向者 ) 対象人数 :280 人 ( 男性 118 人 / 女性 162 人 ) 回答者が日本エリアを正確に理解していない可能性を考え 各エリアについては回答者の理解に任せている 26.5 22.0 14.4 8.6 7.0 5.6 1.3 東京エリア北海道エリア京都エリア大阪エリア沖縄エリア福岡エリアわからないその他 日本訪問意向者は 3 5 % 3 5 % のうち 北海道訪問意向者は 2 2 % 訪日意向者の中での希望訪問エリアをみてみると 北海道エリアへの訪問意向者は東京エリアに次いで高く 22% 続いて京都エリア 14.4% 大阪エリア 8.6% となっている
Ⅱ. 来道タイ 観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 P.26 (6). 北海道訪問の目的 / 北海道訪問意向者 (N=176) 10 8 6 4 2 文化的歴史的な建造物などの 物 85.9 66.9 58.1 51.8 5 雄大な自然を 物 名物の食事を楽しむ 温泉につかる 現代的な都市を 物 25.4 22.9 13.0 13.0 13.0 13.0 8.7 テーマパークで遊ぶ 買物を楽しむ ナイトライフを楽しむ 日本の先能や歌舞端技術 < 工伎など伝場 > などを統芸能を 学する楽しむ 気歌手のコンサートやスキーをミュージ楽しむカルをみる GLOBAL HABIT 博報堂グループ調査 (2015) 全体平均 15 歳 ~19 歳 20 歳 ~29 歳 30 歳 ~39 歳 40 歳 ~49 歳 50 歳 ~54 歳 文化的歴史的な建造物などの見物 が人気ついで 雄大な自然を見物 名物の食事を楽しむ 文化的歴史的な建造物などの見学 については全年代で 2 位の 雄大な自然を見物 と 20 ポイント程度差をつけて高くなっている (7). 日本の情報収集源 / 北海道訪問意向者 (N=176) 8 6 4 2 60.2 59.7 58.5 46.0 映画や旅 番テレビ組 情ドラマ報番組 旅 ガ旅 イドフェアブック 45.5 43.8 33.5 28.4 25.6 23.9 22.2 21.6 14.2 14.2 13.1 無料で配布されるフリーペーパー フリーマガジン 家族や友 知 に尋ねる 観光施設のホームページ 旅 会旅 雑社のパ誌ンフレット 旅 会社のホームページ 宿泊施設のホームページ 旅 会社の店員に尋ねる ネットの検索サイト ネットの旅 専門サイト ブログや口コミサイト 政府や自治体のホームページ 6.3 0.6 あてはまるものはない GLOBAL HABIT 博報堂グループ調査 (2015) 全体平均 15~19 歳 20~29 歳 30~39 歳 40~49 歳 50~54 歳 1 位は 映画やテレビドラマ ついで 2 位に 旅行番組や情報番組 など メディアの影響が大きい 2016 年は 北海道を舞台とした映画 フェーンデイ がヒットしたこともあり 北海道観光には追い風となったものと思われる
Ⅱ. 来道タイ 観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 P.27 (8). 食べてみたい 和食 / 北海道訪問意向者 (N=176) 10 8 6 4 79.5 60.2 52.3 39.2 28.4 15~19 歳 20~29 歳 30~39 歳 40~49 歳 50~54 歳 全体平均 2 寿司 しゃぶ すき焼 ラーメ 天ぷらたこ焼 しゃぶ き ン き 19.9 14.8 14.2 10.8 9.1 9.1 8.5 8.0 7.4 そば 6.3 2.8 1.7 0.6 うどん豆腐 [ 中味噌汁おにぎ とんか お弁当おでん 焼肉 焼き鳥お好み あては 国除く ] り つ 焼き まるものはない GLOBAL HABIT 博報堂グループ調査 (2015) 北海道訪問意向者がもっとも食べてみたい和食は全年代通じて 寿司 寿司は 20 代で特に高く しゃぶしゃぶ すき焼き ラーメン と続く (9). 訪日意向者のメディア接触 / 北海道訪問意向者 (N=176) 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 テレビ 99.4 66.5 スマートラジオフォンでインターネット 31.3 29.0 29.0 22.7 22.2 20.5 新聞 [ 紙媒屋外広告体 ] 看板 < ビルの屋上等 > や街頭ビジョン パソコンでインターネット バス広告 < 停留所 体 内 映像広告等含む > 新聞 [ デジ無料で配タル ] 布されるフリーヘ ーハ ー / 15 歳 ~19 歳 20 歳 ~29 歳 30 歳 ~39 歳 40 歳 ~49 歳 50 歳 ~54 歳 19.3 15.311.4 9.7 9.1 9.1 液晶画面広告 < オフィスビフリーマカ シ ンル ジム スーパー等 > 雑誌 < 週刊誌 ファッション雑誌等 >[ 紙媒体 ] 全体平均 劇場や映画館での広告 5.7 1.7 1.1 タフ レット端鉄道 / 地下携帯電話雑誌 < 週専門誌 / 業末鉄広告 < でイン刊誌 界誌 < ク <ipad/g 駅 ターネッファッルマ 料 alaxy 体 トション雑理 趣味 Tab GLOBAL 等 > 内 映像 HABIT 博報堂グループ調査誌等 >[ デ誌等 (2015) >[ 紙でインターネット広告等含ジタル ] 媒体 ] む > 北海道訪問意向者の接触メディア第 1 位は テレビ 次いで スマートフォン 新聞 タイの北海道訪問意向者の接触メディアは全年代で テレビ が 1 位 続いて スマートフォン ラジオ が高い 30 代は新聞やラジオについても接触頻度も高い
Ⅱ. 来道タイ 観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 P.28 (10). 利用した通信手段 / 北海道訪問経験者 10% 全体タイ 78.0% 8% 59.4% 6% 46.2% 47.5% 4% 24.8% 27.1% 2% 23.7% 20.2% 19.7% 13.6% % 無料 Wi-Fi スポット ( 宿泊施設 ) 無料 Wi-Fi スポット ( 街なか ) 国際ローミング レンタル Wi-Fi ルーター プリペイド SIM DBJ JTBF アジア 8 地域 ( 中国 台湾 香港 韓国 タイ インドネシア マレーシア シンガポール ) 北海道観光に関する訪日外国 の意向調査 ( 平成 27 年版 ) (11). 写真や動画を投稿した SNS(MA) / 北海道訪問経験者 10% 86.4% 8% 69.5% 57.5% 6% 全体タイ 4% 2% % 24.1% 24.5% 21.6% 19.7% 10.2% 10.2% 6.8% Facebook LINE 微信 ( 1) WhatsApp( 2) 投稿しなかった DBJ JTBFアジア8 地域 ( 中国 台湾 香港 韓国 タイ インドネシア マレーシア シンガポール ) 北海道観光に関する訪日外国 の意向調査 ( 平成 27 年版 ) タイの期待度が い順にソート ( 1) 微信 中国企業の無料インスタントメッセンジャーアプリ LINEのようなもの ( 2)WhatsApp アメリカの企業が提供する電話機能のないLINEのようなアプリ タイ人は 無料 W i F i スポット の利用が 8 カ国 地域 ( 3 ) のうち最も多い F a c e b o o k の利用もシンガポールに続き 8 6. 4 % L I N E の利用も 6 9. 5 % で 8 カ国中もっとも高い 宿泊施設の Wi-Fi 環境は 8 割弱の人達が利用する重要な設備 街なかの Wi-Fi 環境についても 半分弱の人達が利用している Facebook も 9 割弱の人達が利用しており アジア 8 カ国の中で比較しても 旅行中の SNS 利用が盛んである ( 3)8 カ国 地域 中国 台湾 香港 韓国 タイ インドネシア マレーシア シンガポール
Ⅱ. 来道タイ 観光客数 傾向 訪問先 旅 情報源 P.29 (12).SNS に投稿した内容 ( MA)/ 北海道訪問経験者 10% 全体タイ 8% 8% 74.8% 70.9% 68.4% 67.3% 67.3% 63.6% 58.2% 56.4% 56.4% 6% 54.5% 48.4% 46.7% 49.9% 49.0% 52.7% 50.3% 45.8% 41.2% 4% 36.2% 2% % 自然 風景食事 食べ物自分自身宿泊施設桜雪景色 歴史的な建築物 街並み 紅葉同 者温泉 DBJ JTBF アジア 8 地域 ( 中国 台湾 香港 韓国 タイ インドネシア マレーシア シンガポール ) 北海道観光に関する訪日外国人の意向調査 ( 平成 27 年版 ) 自然 風景 食事 食べ物 等の投稿が多い その他 自分自身 宿泊施設 桜 などが多く投稿されており また全ての項目でタイ人の割合が高くなっている