無党派層についての分析 芝井清久 神奈川大学人間科学部教務補助職員 統計数理研究所データ科学研究系特任研究員 注 ) 図表は 不明 無回答 を除外して作成した 設問によっては その他 の回答も除外した この分析では Q13 で と答えた有権者を無党派層と定義する Q13 と Q15-1, 2 のクロ

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表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

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( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

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Q4 あなたは現時点までの安倍内閣についてどう思われますか (1~5 までそれぞれ は 1 つ ) かなり良い やや良いどちらともいえない やや悪い 1 財政政策 2 景気対策 3 外交 4 政治指導力 5 全体としての安倍内閣の仕事ぶり かなり悪い Q5 今回何党に投票するかは別にして ふだんあな

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平成14年度

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第7076号

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

モジュール1のまとめ

参院選 年の衆院選 年の参院選 改正に前向きな おおさか維新の会や日本の の後にも同様の調査 を行っており 比較可能 こころを大切にする党の非改選の議員などを な質問は適宜活用して分析した なお 単純 合わせ いわゆる改憲勢力は衆院選に続いて 集計結果とサンプル構成 それに過去の調査 参院選でも 憲

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Ⅰ 無党派層についての分析

無党派層についての分析 芝井清久 神奈川大学人間科学部教務補助職員 統計数理研究所データ科学研究系特任研究員 注 ) 図表は 不明 無回答 を除外して作成した 設問によっては その他 の回答も除外した この分析では Q13 で と答えた有権者を無党派層と定義する Q13 と Q15-1, 2 のクロス表 Q13 合計 Q15-1 男性 度数 76 78 154 行 % 49.4% 50.6% 100.0% 女性 度数 122 75 197 行 % 61.9% 38.1% 100.0% Q15-2 20 代 度数 20 3 23 行 % 87.0% 13.0% 100.0% 30 代 度数 64 23 87 行 % 73.6% 26.4% 100.0% 40 代 度数 46 18 64 行 % 71.9% 28.1% 100.0% 50 代 度数 36 25 61 行 % 59.0% 41.0% 100.0% 60 代 度数 22 47 69 行 % 31.9% 68.1% 100.0% 70 代 度数 10 37 47 行 % 21.3% 78.7% 100.0% 合計度数 198 153 351 行 % 56.4% 43.6% 100.0% 性別 年代いずれも支持政党の有無に関連があるといえる とくに年代とは非常に強い関連があり グラフからもはっきりと読み取ることができる 支持政党の有無を性別で見ると 男性はほぼ半々であったのに対して 女性はと答えた有権者が 61.9% と多かった 年代で見ると 年代が下がるごとに無党派層の割合が増加している 50 代と 60 代での割合がを上回っている 1

( 性別 ) 値 自由度 漸近有意確率 ( 両側 ) 正確有意確率 ( 両側 ) 正確有意確率 ( 片側 ) Pearson のカイ 2 乗 5.561 1 0.018 連続修正 (a) 5.062 1 0.024 尤度比 5.563 1 0.018 Fisher の直接法 0.023 0.012 有効なケースの数 351 a. 2x2 表に対してのみ計算 b. 0 セル (.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は 67.13 です ( 年代 ) 値 自由度 漸近有意確率 ( 両側 ) Pearson のカイ 2 乗 66.005 5 0.000 尤度比 68.835 5 0.000 有効なケースの数 351 a. 0 セル (.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は 10.03 です 100.0% 有権者に占める無党派層の割合 ( 年代別 ) 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 2

Q1. 昨年の夏に行われた衆議院選挙の投票にあなたは行きましたか また 投票に行かれた方は比例代表では どこの政党に投票しましたか 有効回答数 1 投票に行った 169 83.7% 157 95.7% 326 89.1% 2 投票に行っていない 33 16.3% 7 4.3% 40 10.9% 有効回答数 202 100.0% 164 100.0% 366 100.0% 値自由度漸近有意確率 ( 両側 ) 正確有意確率 ( 両側 ) 正確有意確率 ( 片側 ) Pearson のカイ 2 乗 13.542 a 1.000 b 連続修正 12.331 1.000 尤度比 14.843 1.000 Fisher の直接法.000.000 有効なケースの数 366 a. 0 セル (.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は 17.92 です b. 2x2 表に対してのみ計算 Q1 投票に行った 投票に行っていない (N=164) 95.7% 4.3% (N=202) 83.7% 16.3% 支持政党の有無と投票に行ったか行かないかの間には関連性がある の有権者の 95% 以上が投票に行ったのに対して 無党派層は 10% 以上それより低い 3

Q1SQ. あなたが比例代表で投票した政党はどこですか 有効回答数 1 民主党 94 56.3% 70 45.2% 164 50.9% 2 自民党 31 18.6% 42 27.1% 73 22.7% 3 公明党 2 1.2% 18 11.6% 20 6.2% 4 共産党 9 5.4% 12 7.7% 21 6.5% 5 社民党 6 3.6% 3 1.9% 9 2.8% 6 国民新党 1 0.6% 0 0.0% 1 0.3% 7 みんなの党 12 7.2% 8 5.2% 20 6.2% 8 新党日本 1 0.6% 0 0.0% 1 0.3% 9 その他の政党 0 0.0% 1 0.6% 1 0.3% 10 覚えていない 4 2.4% 1 0.6% 5 1.6% 11 答えられない 7 4.2% 0 0.0% 7 2.2% 有効回答数 167 100.0% 155 100.0% 322 100.0% Pearson のカイ 2 乗 31.595 a 10.000 尤度比 37.509 10.000 有効なケースの数 322 a. 12 セル (54.5%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は.48 です Q1SQ 民主党 自民党 公明党 共産党 社民党 国民新党 みんなの党 新党日本 その他の政党 覚えていない 答えられない (N=155) 45.2% 27.1% 11.6% 7.7% (N=167) 56.3% 18.6% 5.4% 1.2% 支持政党の有無と投票した政党には強い関連性があることがうかがえる 衆院選では無党派層の過半数が民主党に投票した 反対に当時の与党自民党 公明党への投票率はに比べるといずれも 10% 前後低い 4

Q2. 昨年の夏の衆議院選挙の結果 民主党を中心とした政権交代がありました この政権交代によって日本の 政治は総合的に考えて良くなったと思いますか それとも悪くなったと思いますか 有効回答数 1 かなり良くなった 1 0.5% 6 3.7% 7 1.9% 2 やや良くなった 40 19.6% 51 31.3% 91 24.8% 3 やや悪くなった 45 22.1% 27 16.6% 72 19.6% 4 かなり悪くなった 35 17.2% 42 25.8% 77 21.0% 5 どちらでもない 83 40.7% 37 22.7% 120 32.7% 有効回答数 204 100.0% 163 100.0% 367 100.0% Pearson のカイ 2 乗 23.382 a 4.000 尤度比 23.984 4.000 有効なケースの数 367 a. 2 セル (20.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は 3.11 です Q2 かなり良くなったやや良くなったどちらでもないやや悪くなったかなり悪くなった (N=163) 3.7% 31.3% 22.7% 16.6% 25.8% 0.5% (N=204) 19.6% 40.7% 22.1% 17.2% 支持政党の有無と政権交代への評価には関連性があるといえる 日本の政治が かなり やや良くなった と答えたのは無党派層が 20.1% が 35% であった 一方 やや かなり悪くなった と答えたのは無党派層が 39.3% が 42.4% であった 悪くなったと答えた割合にはあまり差が無いが 良くなったと答えた割合には 10% 以上の差がある の有権者の 4 人に 1 人が かなり悪くなった と答えた どちらでもない の回答では 無党派層の最も多い 40.7% が答えたのに対して では 22.7% と 2 割近い大きな差がある の約 8 割が良くも悪くも政権交代が日本の政治に影響を与えたと感じているのに対して 無党派層は政権交代の政治的影響を感じる有権者が約 6 割と相対的に尐ない 5

Q3.Q2 で特にそう思うことは何ですか 次の中から特にそう思うこと一つを選んでください 有効回答数 1 新たな政策の立案や実施 18 9.7% 23 15.6% 41 12.3% 2 これまでの政策の見直しや中止 50 27.0% 40 27.2% 90 27.1% 3 これまでの政策の異なる推進 1 0.5% 1 0.7% 2 0.6% 4 政権運営の透明性 15 8.1% 11 7.5% 26 7.8% 5 首相のリーダーシップ 46 24.9% 30 20.4% 76 22.9% 6 脱官僚による政治主導 5 2.7% 6 4.1% 11 3.3% 7 政治とカネの問題 25 13.5% 18 12.2% 43 13.0% 8 その他 25 13.5% 18 12.2% 43 13.0% 有効回答数 185 100.0% 147 100.0% 332 100.0% Pearson のカイ 2 乗 3.775 a 7.805 尤度比 3.758 7.807 有効なケースの数 332 a. 3 セル (18.8%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は.89 です Q3 新たな政策の立案や実施これまでの政策の見直しや中止これまでの政策の異なる推進 政権運営の透明性首相のリーダーシップ脱官僚による政治主導 政治とカネの問題 その他 0.7% (N=147) 15.6% 27.2% 7.5% 20.4% 4.1% 12.2% 12.2% (N=185) 9.7% 27.0% 8.1% 24.9% 2.7% 13.5% 13.5% 0.5% Q2 政権交代の評価と支持政党の有無には関連があったが そう評価する理由と支持政党の有無には関連が見られず 無党派層との間には意見の相違が見られない 首相のリーダーシップ を選んだ有権者 76 名中 55 人は Q2 で やや かなり悪くなった を選んだ 三重クロス表を見ると 無党派層で Q2 どちらでもない Q3 首相のリーダーシップ と答えた有権者が 17 名いたのに対して で Q2 どちらでもない Q3 首相のリーダーシップ と答えた有権者は 3 名しかいなかった この組み合わせの回答の多さは無党派層の特徴といえる Q2 やや良くなった と選んだ理由は無党派層もも Q3 これまでの政策の見直しや中止 が最も多い 6

Q13 Q2 Q3 案や実施 新たな政策の立 三重クロス表 (Q13, Q2, Q3) の見直しや中止 これまでの政策 の異なる推進 これまでの政策 性 かなり良くなった度数 0 1 0 0 0 0 0 0 1 政権運営の透明 シップ 首相のリーダー 治主導 脱官僚による政 題 政治とカネの問 その他 有効回答数 行 % 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 100.0% やや良くなった度数 3 25 0 5 1 1 0 4 39 1 行 % 7.7% 64.1% 0.0% 12.8% 2.6% 2.6% 0.0% 10.3% 100.0% やや悪くなった 度数 4 9 1 2 15 1 6 4 42 行 % 9.5% 21.4% 2.4% 4.8% 35.7% 2.4% 14.3% 9.5% 100.0% かなり悪くなった 度数 6 2 0 2 13 1 8 3 35 行 % 17.1% 5.7% 0.0% 5.7% 37.1% 2.9% 22.9% 8.6% 100.0% どちらでもない 度数 5 13 0 6 17 2 11 14 68 行 % 7.4% 19.1% 0.0% 8.8% 25.0% 2.9% 16.2% 20.6% 100.0% 有効回答数 度数 18 50 1 15 46 5 25 25 185 行 % 9.7% 27.0% 0.5% 8.1% 24.9% 2.7% 13.5% 13.5% 100.0% かなり良くなった 度数 1 3 0 1 0 0 0 0 5 行 % 20.0% 60.0% 0.0% 20.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 100.0% やや良くなった 度数 8 23 0 5 0 4 1 5 46 2 行 % 17.4% 50.0% 0.0% 10.9% 0.0% 8.7% 2.2% 10.9% 100.0% やや悪くなった 度数 2 2 0 0 13 0 5 1 23 行 % 8.7% 8.7% 0.0% 0.0% 56.5% 0.0% 21.7% 4.3% 100.0% かなり悪くなった 度数 6 5 1 1 14 2 5 3 37 行 % 16.2% 13.5% 2.7% 2.7% 37.8% 5.4% 13.5% 8.1% 100.0% どちらでもない 度数 6 7 0 4 3 0 7 8 35 行 % 17.1% 20.0% 0.0% 11.4% 8.6% 0.0% 20.0% 22.9% 100.0% 有効回答数度数 23 40 1 11 30 6 18 17 146 行 % 15.8% 27.4% 0.7% 7.5% 20.5% 4.1% 12.3% 11.6% 100.0% Q13 1 Pearson のカイ 2 乗 62.163 a 28.000 尤度比 67.965 28.000 有効なケースの数 185 2 Pearson のカイ 2 乗 77.455 b 28.000 尤度比 88.107 28.000 有効なケースの数 146 a. 24 セル (60.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は.01 です b. 28 セル (70.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は.03 です 7

Q4. 今年の夏の参議院選挙を前に さまざまな新党結成の動きがありますが あなたは このような動きをど のように思いますか 有効回答数 1 大いに歓迎する 18 8.8% 16 9.8% 34 9.2% 2 尐し歓迎する 62 30.2% 36 22.1% 98 26.6% 3 あまり歓迎しない 61 29.8% 64 39.3% 125 34.0% 4 まったく歓迎しない 29 14.1% 25 15.3% 54 14.7% 5 どちらでもない 35 17.1% 22 13.5% 57 15.5% 有効回答数 205 100.0% 163 100.0% 368 100.0% Pearson のカイ 2 乗 5.629 a 4.229 尤度比 5.655 4.226 有効なケースの数 368 a. 0 セル (.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は 15.06 です Q4 大いに歓迎する尐し歓迎するどちらでもないあまり歓迎しないまったく歓迎しない (N=163) 9.8% 22.1% 13.5% 39.3% 15.3% (N=205) 8.8% 30.2% 17.1% 29.8% 14.1% 大いに 尐し歓迎する と答えた有権者が無党派層で 39% で 31.9% と新党結成を歓迎する有権者は無党派層のほうが多い ただし 有意な差とはいえない あまり まったく歓迎しない と答えた有権者がで 54.6% となった の過半数が新党結成に否定的である 8

Q5. あなたが最も望ましいと思う政権の姿を 次の中から一つ選んでください 有効回答数 1 民主党の単独政権 10 5.1% 31 18.9% 41 11.4% 2 民主党を中心とした連立政権 22 11.2% 29 17.7% 51 14.2% 3 自民党の単独政権 4 2.0% 8 4.9% 12 3.3% 4 自民党を中心とした連立政権 14 7.1% 26 15.9% 40 11.1% 5 民主党 自民党を中心とした大連立政権 30 15.3% 9 5.5% 39 10.8% 6 民主党 自民党ではない政党を中心にした政権 9 4.6% 15 9.1% 24 6.7% 7 政界再編による新たな枠組みでの政権 107 54.6% 46 28.0% 153 42.5% 有効回答数 196 100.0% 164 100.0% 360 100.0% Pearson のカイ 2 乗 51.339 a 6.000 尤度比 52.870 6.000 有効なケースの数 360 a. 0 セル (.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は 5.47 です Q5 民主党の単独政権自民党の単独政権民主党 自民党を中心とした大連立政権政界再編による新たな枠組みでの政権 民主党を中心とした連立政権自民党を中心とした連立政権民主党 自民党ではない政党を中心にした政権 (N=164) 18.9% 17.7% 4.9% 15.9% 5.5% 9.1% 28.0% (N=196) 5.1% 11.2% 7.1% 15.3% 4.6% 54.6% 2.0% 支持政党の有無と望ましい政権の姿の間には非常に強い関連性がうかがえる 無党派層の過半数が 政界再編による新たな枠組みでの政権 を望ましいと考えている でも 1/4 以上が望ましいと答えた では 民主党の単独政権 民主党を中心とした連立政権 を望ましく思う有権者が合わせて 36.6% と無党派層の 16.3% に比べてかなり多い 自民党の単独政権 を望ましいと思う有権者はいずれも低いが の 15.9% が 自民党を中心とした連立政権 を望ましいと答えた 無党派層の 15.3% が 民主党 自民党を中心とした大連立政権 を望ましいと考えている では 5.5% であり 大連立の支持率が約 1 割多い 9

Q7. 特定の政治家ではなく 一般的あるいは全体的な政治家に対して あなたはどの程度 信頼してい ますか 該当する番号に を付けてください 有効回答数 1 かなり信頼している 0 0.0% 8 5.1% 8 2.2% 2 尐し信頼している 37 18.4% 43 27.4% 80 22.3% 3 あまり信頼してない 117 58.2% 90 57.3% 207 57.8% 4 まったく信頼していない 47 23.4% 16 10.2% 63 17.6% 有効回答数 201 100.0% 157 100.0% 358 100.0% Pearson のカイ 2 乗 22.153 a 3.000 尤度比 25.589 3.000 有効なケースの数 358 a. 2 セル (25.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は 3.51 です Q7 かなり信頼している尐し信頼しているあまり信頼してないまったく信頼していない (N=157) 5.1% 27.4% 57.3% 10.2% (N=201) 18.4% 58.2% 23.4% 0.0% 支持政党の有無と政治家への信頼度には関連性があることが分かる 政治家を あまり まったく信頼していない と答えた割合は無党派層で 81.6% にのぼり でも 67.5% と高い値を示した 無党派層には政治家を かなり信頼する と答えた有権者はおらず まったく信頼しない と答えた割合はの 2 倍以上 ほぼ 4 人に 1 人にのぼる 10

Q10. 特定の政党ではなく 一般的あるいは平均的な政党に対してあなたはどの程度 信頼していますか 該当する番号に を付けてください 有効回答数 1 かなり信頼している 0 0.0% 4 2.7% 4 1.2% 2 尐し信頼している 23 11.6% 49 33.1% 72 20.8% 3 あまり信頼してない 135 68.2% 81 54.7% 216 62.4% 4 まったく信頼していない 40 20.2% 14 9.5% 54 15.6% 有効回答数 198 100.0% 148 100.0% 346 100.0% Pearson のカイ 2 乗 32.868 a 3.000 尤度比 34.597 3.000 有効なケースの数 346 a. 2 セル (25.0%) は期待度数が 5 未満です 最小期待度数は 1.71 です Q10 かなり信頼している尐し信頼しているあまり信頼してないまったく信頼していない (N=148) 2.7% 33.1% 54.7% 9.5% (N=198) 11.6% 68.2% 20.2% 0.0% Q7 とやや類似した分布となっているが 支持政党の有無との関連性はこちらのほうが強い 無党派層には政党を かなり信頼する と答えた有権者はおらず 尐し信頼している と答えた割合もの 1/3 程度と Q7 政治家に対する信頼よりもさらに低くなっている 無党派層で政党を あまり まったく信頼していない と答えた割合は 88.4% と非常に多い まったく信頼しない と答えた割合はの 2 倍以上となっている ただし 政治家に対するものよりは若干低い でも政党を あまり まったく信頼していない と答えた割合は 64.2% と高く かなり信頼する は 2.7% と Q7 政治家への質問よりも低い しかしながら 尐し信頼している の割合が 33.1% と高かったことで の かなり 尐し信頼している の合計はほんのわずかだが Q7 政治家への信頼よりも高くなった 11