○ ○ 科 学 習 指 導 案

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○ ○ 科 学 習 指 導 案

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

○ ○ 科 学 習 指 導 案

○ ○ 科 学 習 指 導 案

4 目標及び評価規準 (1) 目標 光源 材料や身近な場所 空間の特徴をもとに 思いついたり つくり方を考えたりして活 動することができる (2) 本題材における [ 共通事項 ] 光と影の効果を試しながら 形や色 奥行きなどの造形的な特徴をとらえ それらをもとに 活動のイメージをもつ (3) 本題

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 5 学年及び第 6 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にア 感じたこと, 想像したこと, 見たこと, 伝え合いたいことから, 表したいことを見付けて表すこと, 共通事項 イ 形や色などの造形的な特徴を基に, 自分のイメージをもつこと に

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

題材の目標及び評価規準 題材の目標 多様な方法で模様をつくった紙を友達と交換し, コラージュ ( 貼り絵 ) の技法を用いて表したいことを絵に表すことができる 評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 模様づくりのいろいろ 模様づくりの技法か 色や模様の特徴を生か 紙

評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 自分の分身をアクショ アクションペイントかンペイントで飾ったり, ら生まれる偶然の形や空間をイメージしたり線, 色を生かし, 表したすることを楽しもうといことを思い付いていしている る 段ボールに自分の姿を 写し取り, 切り抜

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 3 学年及び第 4 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にウ 表したいことに合わせて, 材料や用具の特徴を生かして使うとともに, 表し方を考えて表すこと に重点を置いて設定している 粘土の立ち上がらせ方を工夫し, 切り糸やかきベラなどを用

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

題材の目標及び評価規準 題材の目標 段ボールの折り曲げ方や組合せ方を試したり見付けたりして, つくりたいものをつくることができる 評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 段ボールという材料を 段ボールという材料を 段ボールという材料の 互いの表し方のよさや いろいろ

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解答類型

きるようにしたい そのため 授業時間以外にも児童が光の性質や魅力について気付くことができるように 教室に光を試す場を設定する LED ライトやペンライト 光を通す材料などを展示し児童がそれらの材料を試すことができるようにすることで 改めて光の効果や映し出される形や色について関心をもつことができるよう

や友達のよさに気付かせたい また, 気付いたことが今後の成長にどのように生かしていけるのかを 考えさせたい 単元の目標 身近な材料を使って, 工夫して動くおもちゃをつくることに関心をもち, 遊びを工夫して, みんなで楽しく遊ぼうとしている 生活への関心 意欲 態度 身近にある材料を使って, 動くおも

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第 学年 図画工作科学習指導案

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

きるか, 必要なものを取捨選択したり, 試したり見立てたり工夫したりしながら, 自分が選んだおもちゃや楽器をつくる できたおもちゃや楽器を交流し, 友達とアドバイスしあいながら, 改良したり, 遊び方を工夫したりして, よいものにしようとする おもちゃフェスティバルを開き実際に遊び, みんなが楽しく

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2 導入時は題材の最初の時間は15 分以内 その他は5 分以内とし 製作の時間を充分に確保する 3 展開 において プレ題材 を実施し B4の1/4サイズの版木で彫刻刀による彫りやバレンを使った刷りを体験させ 彫刻刀の使い方や安全指導 刷りの際のインクの量やバレンの使い方を指導する 仮説 2 手立て

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

(2) 題材の系統 1 2 年上 1 2 年下 3 4 年上 3 4 年下 5 6 年上 5 6 年下 A 3 飾るも ひかりの くっつき 光と色の ゆめいろ クルリン 布と枝の 表 のを作る くにのなか マスコッ ファンタジ ランプ 劇場 コンサー 現 工作題材 またち ト ー ( 線が包ん ト

仮説 1 導入 の工夫や 展開 において豊富な材料 技法を体験させることにより児童は 感性を働かせ 自ら学ぶことができるであろう 手立て 1 教科書を効果的に活用して 課題をわかりやすくおさえられるように工夫し 興味 関心を高め 児童が活動の見通しをもてるようにする 2 導入は 題材の最初の時間は1

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(3) 児童の意識の流れ 児童の意識 活動 葉っぱの色が赤 伝え合い交流する環境設定 大きなどんぐりを拾ったよ どんぐりでこまをつくろう 探した秋を 教え合おう秋の物でおもちゃを作ろう や黄色だったよ 葉っぱの形がおもしろいな 葉っぱで顔をつくれそうだな 友達と交流する場 思考ツール : イメージマ

指導に当たっては, 作品に対する解釈は開かれていることから, 子供たちがそこから何を感じどのように考えたか, 子供の思いを大切にしたい そのために, 子供が自分の感じたことを進んで話したり, 友達の思いに興味を持って聞いたりできるような雰囲気づくりに努めることが大切である 自分と異なった捉え方や感じ

<小学校 生活科>

(2) 本題材を指導するに当たって本題材は 材料の組合せによって変化する光のよさや面白さなどを味わう題材である 題材を指導するにあたっては 児童が和紙や色セロハンなどの光を透過する材料で自分の気に入った色や模様をペットボトルに施し 天井や壁などに映る光や影のよさや面白さなどを感じ取りながら活動できる

理解させた上で活動させたい 児童たちの意欲を大事にし 自分の思いが自信を持って伝えられ 鑑 賞することの楽しさを十分味わわせたいと考える また お互いの考えを素直に受け入れられるよう な温かい雰囲気の授業にしていきたい (2) 本題材を指導するにあたって本題材は 絵をよく見て 絵について友だちと話し

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 (

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

★図工(板橋区立板橋第六小学校 杉山聡教諭) 

< 復興教育 (3つの教育的価値) との関連 > 1 生命の大切さや心のあり方について いきる 3 価値ある自分 との関わり対話的鑑賞を通して, 自分の思いを表現し開示すること ( 見る, 聞く, 話す ) の喜びを積み重ねていく また, 互いに認め理解し合ったり, アドバイスし合ったりすることで,

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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

○年○組 □□科学習指導略案

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

共通事項 (1) A 表現 及び B 鑑賞 の指導を通して, 次の事項を指導する ア自分の感覚や活動を通して, 形や色などをとらえること イ形や色などを基に, 自分のイメージをもつこと A 表現 (1) 造形遊び の評価規準に盛り込むべき事項 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能 身

第 学年 組 図画工作科学習指導案

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Microsoft Word - t2gika1.doc

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

4 本題材で育成する資質 能力単元カード参照 5 指導計画全 6 時間 (18Q) 単元カード参照 6 指導の構想まず, 子どもは算数科の かたち の学習で, 次のような学習を行っている 1 年生 : 形遊びの活動を通して, 身の回りの様々な形 ( 丸, 三角, 四角 ) 見付けをしている 2 年生

国語科学習指導案

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 3 学年及び第 4 学年の内容 A 表現 (1) を受け, 特にア 身近な材料や場所などを基に発想してつくること, イ 新しい形をつくるとともに, その形から発想したりみんなで話し合って考えたりしながらつくること に重点を置いて設定している 切

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

できる また, 集団での活動のため, 友達と仲よくし, 助け合う必要性が出てくる 本題材では, 児童は紙をつなぐ中で形を見付け, 自分が作りたい形のイメージを広げていく つくりたい形に合わせて紙の形や色などを工夫したり, つなげ方を工夫したりしていってほしい また, 友達とつなげていくことで活動を広

種類の違う木材を用意することによって意欲的に活動に取り組ませ, 材料との出会いをきっかけに表 したいものが明確になるよう工夫していきたい 本題材の指導に当たって実施したアンケートの結果は, 以下のとおりである 1 工作 をするのが好きですか 好き 100% きらい 0% 考えたりつくったりするのが楽

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

○数学科 2年 連立方程式

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

つくる ということは知らせない 児童によっては, これが頭 というように使 う箱を固定してしまったり, 家で こんなロボットにしよう と構想したりすると 見立て遊びによる発想の広がりが意味をもたないものになってしまうことがある 自分が集めた材料を幾度となく組み合わせ, 組み替えていく中で新たな発見を

Taro-6学習指導案(事例①小学校

総合的な学習の時間指導案

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

第4学年算数科学習指導案

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

国語科学習指導案様式(案)

<小学校 生活科>

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

Microsoft Word - 社会科

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

平成21年度 美術科主任研修会

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

新しい幼稚園教育要領について

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ICTを軸にした小中連携

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Taro-12事例08.jtd

学習評価の進め方(図画工作)

社会科学習指導案

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

第1学年国語科学習指導案

3 題材の目標 < 家庭生活への関心 意欲 態度 > 身の回りの整理 整頓に関心をもつことができるようにす ごみを減らす方法や不用品の再利用に関心をもつことができるようにす < 生活を創意工夫する能力 > 自の持ち物の整理 整頓の仕方を工夫することができるようにす ごみを少なくする方法を考えたり 不

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Transcription:

第 2 学年図画工作科学習指導案 題材名 : あそぼう! キャップランド 1 日 時 平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 2 学 年 第 2 学年 1 組男子 6 名女子 8 名計 14 名 3 場 所 第 2 学年 1 組教室 4 指導者 三原市立沼田西小学校篠﨑明音 学校教育目標 自ら伸びる 児童の育成 みる かく つくる ペットボトルキャップの積み方, 並べ方を試したり, 見付けたり, 考えたりして, 思い付く力を培う イメージしたことをもとに活動をすることができる de 人づくり 友達と活動をしたり, 作品をつなげたりしながら, 自分や友達の活動や表現のよさを味わう 友達と関わり合うことで, 新たな発想が生まれることに気付く 題材について 本題材は, 小学校学習指導要領の第 1 学年及び第 2 学年 A 表現 (1) 特に ウ並べたり, つないだり, 積んだりするなど体全体を働かせてつくること 共通事項 (1) イ形や色などを基に, 自分のイメージをもつこと に重点を置いている 本題材は, 児童にとって身近であり, 児童が手に取って扱いやすいペットボトルを使った造形遊びである ペットボトルキャップの積み方, 並べ方を試したり, 見つけたり, 考えたりして, 思い付く力を培うことができる学習である 自分一人で活動するだけでなく, 他の児童と協力して活動したり, それぞれの成果物を持ち寄り並べたりすることでよりイメージを広げて造形遊びを楽しむことができると考える 児童の実態について 本学級では, これまで色水やせんたくばさみ等, 身近な材料を用いた造形遊びを行ってきている 本学級の児童は, 活動の1 時目では, 個々で材料と向き合い, さまざまに試してみる様子が多く見られ, 児童同士の関わりはあまり見られなかったが,2 時目では, 自然と男女別のグループを作って活動する姿がよく見られた 活動の様子から, 児童は, 納得するまで材料としっかり向き合うと, 次は友達と活動してみたいという思いが自然と生まれてきているようであった

また, 図画工作に対する意識を客観的に把握するため, 次のようなアンケートを 9 月上旬に行った 結果は次の通りである Aとても当てはまる Bまあまあ当てはまる Cあまり当てはまらない D 全く当てはまらない (%) 質問 ( 回答者数 14 名 ) A B C D 1 図画工作はわくわくする学習だ 85 14 0 0 2 造形遊びが好き 100 0 0 0 3 工作が好き 100 0 0 0 4 自分らしい作品を作ることができる 92 7 0 0 5 どんな作品を作りたいかアイデアが浮かぶ 57 35 7 0 6 友達と活動をするのが好き 92 7 0 0 これらのことから, アイデアが浮かぶまでに時間がかかる児童がいるものの, ほとんどの児童が自 分らしい発想で取り組むことができていることが分かった また, 本学級の児童の姿として, 他者と考えが違うことに不安を感じ, みんなと同じ意見に合わせ ようとする児童や, 自分の意見を通したいがために他者の意見を受け入れることが難しい児童が多い そこで, 本題材でペットボトルキャップを積んだり, 並べたりする造形活動をしていく中で, 他者と の感じ方の違いにより活動がより広がったり, 他者の意見を受け入れることでより楽しく活動をする ことができることに気付かせたい 指導 ( みる かく つくる ) のポイント 指導に当たっては, 導入で大量のペットボトルキャップと出会わせ, 今後の活動の期待感をもたせて意欲的に活動できるようにしたい 活動の場をできるだけ広くとれるように, 机と椅子は教室の端に寄せてから活動に入る 活動の前半では, ペットボトルのキャップのみを渡し, それぞれで思い付いた活動をさせ, 後半で, ペットボトルのキャップが置けるような台を複数提示し, さらに活動を広げていくことができるようにしたい また, 児童から自分の活動結果を友達に見せることや, 友達の活動を見ることを積極的に認めるようにする 友達の活動と自分の活動を見合うことで, 新たなイメージが生まれ, 多様な活動ができるようになると考える これらの繰り返しで活動を発展させることを楽しませたい また, 全員に知ってもらいたい児童の活動が見られた場合には, 教師が自然な形で活動を止めて, 取り上げる 友達との活動の中で, 思いがすれ違ったり, うまくいかない場面が生じることも考えられるが, 相手と気持ちを伝え合ったり, 失敗しても励ましたりする姿を認め, 協力することのよさや, 苦労して作り上げた後の達成感を感じさせたい 安全面では, 活動の際に児童がしゃがんでいたり, 手を床に近づけて作業をしていたりすることが考えられるため, 移動は慎重にすることを指導する

題材の目標及び評価規準 題材の目標 ペットボトルキャップの積み方, 並べ方を試したり, 見付けたり, 考えたりして, 思い付くことができる 評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能 ペットボトルキャップを積ん だり並べたりすることを楽し んでいる ペットボトルキャップを使っ て, やってみたいことを思い 付いている ペットボトルキャップの積み 方や並べ方を工夫している ( 全 2 時間 ) 指導と評価の計画 次 学習内容 評価の観点 関発創 評価規準 ( 評価方法 ) ペットボトルキャップを使って ペットボトルキャップを積んだり並 思い付いた活動をする べたりすることを楽しんでいる 1/2( 本時 ) ペットボトルキャップを使って, や 1 ってみたいことやつくりたいもの (2) を思い付くことができている 活動結果を見て, さらに思い付 活動結果から, やってみたいことを いた活動をする 思い付き, 活動することができてい る 本時の学習 (1) 本時の目標ペットボトルキャップの形や色からイメージを広げ, 思い付いた活動をすることができる また, イメージしたことをもとに活動をすることができる (2) 準備物 ( 教師 ) ペットボトルキャップ, 様々な形の台, デジタルカメラ, テレビ ( 児童 ) なし

(3) 本時の学習展開 学習活動 指導上の留意点 ( C と判断される児童に対する手だて ) 評価規準 ( 評価方法 ) 1 活動の見通しをもつ 活動を紹介し, 児童の関心や学習意欲を 高める 2 本時の課題を確認する 形や色に目をつけて, キャップを積んだり並べたりしてあそぼう! キャップの形は, 上から見ると丸くて, 横から見るとギザギザ模様の四角形で, 裏から見るとくぼんでいます いろんな色が あるから, 楽 しそうだな 3 材料を知る 本時の材料を紹介する 4 自分のイメージしたものをつ くる ペットボトルキャップを使って, 自分のイメージした活動ができるようにする 黒いキャップだけ集めているんだよ! ペットボトルキャップを使ってしてみたい活動を思い付いている 5 中途鑑賞を行い, さらに思い 付いた活動をする 他の児童の活動を見合って, さらに思い付いた活動をするようにする 他の児童がどんな活動をしているか, 一緒に遊んでみたい児童はいるか等, 見て回るよう個別に声かけをする ペットボトルキャップを積んだり並べたりすることを楽しんでいる

6 本時のまとめをする 本時の活動で面白かったことや発見した ことなど, 思いをまとめるようにする 工場の入口に, もっと 高くキャップを積んで みたら面白くなりそう! 大発見だ! 次の時間に やってみようね もっとみんなと 遊びたいな もっとキャップを積んだり並べたりして遊びたい 7 片付けをする 使っているキャップはくずさないように し, 使わなかったキャップをすべて箱に 戻す 8 本時を振り返り, 次時の活動 への意欲を高める 活動中の写真を見ながら, 本時の造形遊びを振り返り, これまでの造形遊びとの違いや, 他に使ってみたい材料などを話し合い, 次時の活動への意欲を高める 成果と 課題 題材との出会わせ方を工夫して, 知性と感性を働かせて対象を捉えさせることができていた 中途鑑賞と, 振り返りで友達の活動との比較 気付きの場をもたせることができていた 教室を広く使い, フープの中にキャップを出すことで, 子供が思考する授業になっていた 低学年時は, 問い返しを行うことで, 体験と表現をつなげる必要がある 作り続ける子供の姿を見取る 前時の振り返りとして授業の導入に写真を見せるなど,ICTの更なる有効活用をする