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Transcription:

グライダー滑空場補足説明資料 ( 河川保全利用委員会 ) 2007.5.24 日本学生航空連盟 日本学生航空連盟について ( 整理番号 11-1) 文部科学省所轄の公益法人で昭和 5 年設立 各大学公認の体育会航空部が団体加盟している全国組織 2007 年 5 月現在加盟校 59 校 約 700 名 OB 約 20,000 名 関西支部の加盟校は京都大学 大阪大学 立命館大学 龍谷大学 日本学生航空連盟とは神戸大学 同志社大学 関西大学 関西学院大学 京都女子大学等 朝日新聞社が全面的に支援 会長は同社社長 評議員は加盟大学航空部長の大学教授らで組織 連盟の専属教官を含め指導する教官は約 300 名 ( 国土交通省の発行する操縦教育証明所有者 ) 1

日本学生航空連盟各支部の占用滑空場 ( 整理番号 11-1) 関東支部 ( 加盟校 22 大学学生数約 300 人 ) 占用滑空場妻沼滑空場 ( 埼玉県熊谷市利根川河川敷 ) 滑走路 4 本を有し 宿舎 格納庫あり 東海支部 ( 加盟校 9 大学学生数約 100 人 ) 占用滑空場木曽川滑空場 ( 岐阜県海津市木曽川河川敷 ) 滑走路 1 本 宿舎 格納庫あり 関西支部 ( 加盟校 17 大学学生数約 230 人占用滑空場なし 西部支部 ( 加盟校 11 大学学生数約 100 人占用滑空場 1 久住滑空場 ( 大分県竹田市の久住高原夏期使用 ) 滑走路 1 本 宿舎 格納庫あり 占用滑空場 2 白川滑空場 ( 熊本県熊本市白川河川敷冬期使用 ) 滑走路 1 本宿舎は公民館を借用 日本学生航空連盟の収支 ( 整理番号 11-1) 日本学生航空連盟の収支 主な収入 主な支出 朝日新聞社助成金 職員給 理事会社寄付金 ( 連盟教官 5 名福利 厚生含む ) 維持会委員費 宿舎管理費 ( 光熱費など ) ( 学生からの年会費 ) 滑空場管理費 宿舎宿泊費 機関誌刊行物制作費 機関誌 刊行物販売 競技会での協賛金 2

グライダースポーツについて ( 整理番号 5-1) 現代は生活空間の都市化により 空 と言う空間 自然とのふれあいの場が喪失 滑空場は人と空 自然との触れ合いの場である 航空スポーツは参加だけではなく見る 考える等多くの 人が楽しめる余暇活動 グライダーは自力で離陸できないのでウインチなどの動力を利用するが 飛行に利用するのは太陽熱による対流で 自然と対話する今の時代にマッチした航空スポーツ 風や自然現象を体感できるスポーツ 操縦訓練や滑空場の管理を通じて河川環境を学ぶ実践の場 周辺住民との交流の場 滑空場は舗装などの必要がなく 工作物は何も設置しない 日本の滑空場 ( 整理番号 1 ー 1~3) 現状 関西地区は空白地帯 滑空場施設河川敷を利用した滑空場自衛隊の基地公共飛行場高原プライベート農道空港畑地 41 ヵ所 27 ヵ所 4ヵ所 3ヵ所 3ヵ所 2ヵ所 1ヵ所 1ヵ所 3

ウインチ曳航 ( 整理番号 2-1) ウインチ曳航には約 1000m の距離が必要 候補地の選定理由 ( 整理番号 1 ー 1~3) 滑空場としての条件を満たしている場所は他にない 京都 大阪から 100 km圏内で学業に支障なく日帰り 週末訓練ができる 琵琶湖上空は民間訓練 / 試験飛行空域 高水敷がそのまま利用できる 冬期の雪雲の通り道から距離があり通年で利用可能 比良山系からは十分な距離があり晴天乱気流などの心配が無い 山岳波の利用も期待できる 大きな空港から距離があり 制限が少ない 滑空場候補地 4

候補地の気象について ( 整理番号 1-1) グライダーの運航は風に影響される 左記のデータは昨年 1 年間の彦根 大津の風 年間の傾向を把握できる 周辺の気象は気象庁統計による大津 彦根の 2001 年から 5 年間の毎日の風 降水のデータを解析 連盟の訓練基準による飛行可能日数を推定した ( 審査項目別説明書 P19 参照 ) 日本学生航空連盟訓練基準 正対風 10m/sec( 平均風速 ) 横風成分 4m/sec ( ) 1~3 月が季節風の影響を強く受ける 乱気流などの影響は比良山系からの距離で心配ない 乱気流について ( 整理番号 1-2) 比良山系の風下側 琵琶湖西岸周辺は乱気流が発生 10km 20km FAA AVIATION WEATER より 乱気流は発達した雷雲の周辺 山脈の風下側に発生する 特に強い季節風による山越え気流は警戒が必要 強い山越えの気流は風下に山岳波 (WAVE) が発生する 風の強さに関係なく山岳波は 10 km付近に第 1 波 20 km付近に第 2 波が発生する 冬の北西風が卓越する時 比良山系武奈ケ岳 蓬莱山の風下となる 候補地はほぼ 20 km地点に位置する為 乱流からは遠くかつ山岳波を利用したダイナミックな上昇風が期待できる 5

滑空場の運用イメージ ( 整理番号 2-1,4-2) 進入コース着陸帯離陸帯離陸帯 滑空場としての条件を満たす最小限の規模 離陸帯 着陸帯の平行設置ができない 離陸帯 着陸帯の混合使用は安全を阻害し 事故の要因になる 離陸帯と着陸帯を前後に分離して配置したい 着陸進入は直線コースが望ましい 湾曲部分の南北には直線部分がある この上を進入コースとして利用したい 離陸コースとのずれは支障とならない 着陸帯 進入コース 滑空場利用時のイメージ ( 整理番号 4-1) 着陸進入コース 着陸帯安全監視員離陸エリア曳航索伸展コース安全監視員 グライダー離陸は曳航索落下エリア周辺に他の利用者がいない時に実施 曳航索はウインチ直前まで巻き取る ( 別添資料 映像参照 ) 横風の時は上昇コースを風上側に設定し ウインチ直前まで巻き取る ( 資料映像参照 ) 安全監視員 曳航索落下エリア 無線機を持った安全監視員を配置 必要に応じて訓練を中断する 6

野洲川予定地場周コース ( 整理番号 4-2) 着陸コース 高度 100m 高度 100m 60m 滑走路 1200m 600m 600m 川田大橋 橋越え着陸 ( 整理番号 4-2) 橋を通過する進入 ( 熊本市白川滑空場 ) 野洲川候補地では川田大橋を 60m 以上の高度で通過 7

グライダーについて ( 整理番号 4-1~3) グライダーは エンジンなど前に進むための動力を持たない航空機 離陸するにはウインチなどに引っ張り上げてもらう必要があるが 高度をとって ロープを切り離した後は自在に飛ぶことができる 滑空比 はグライダーの性能を表す指標で練習に使われる機体でこの値は 30 ぐらいです 滑空比は機体が 1m 沈むのに対して何 m 前に進めるかを表す比 滑空比 30 の機体だと機体が 1m 沈む間に前方に 30m 進むことができます 高度が 1000m あれば 30km の距離を飛行できる ( 京都 ~ 野洲間が約 30km) グライダー特有の飛行法として ソアリング があります これは局地的に発生する 上昇気流 を見つけ この中で旋回を続けることで上昇気流に乗り 高度を獲得する飛行方法です 上手く上昇気流をつかめば何時間もの飛行をすることが可能 グライダーの安全性 ( 航空機の特性 ) ( 整理番号 4-1~3) グライダーは空を飛ぶものの中でも安全性は最も高い部類に入ります A. エンジンがないので エンジンに起因したトラブルがない B. 構造がシンプルで コントロール機構も簡単なので故障が少ない C. 丈夫に出来ている (8 倍の加重に耐えられる ) D. 操作する機構が少なく 従ってパイロットの操作ミスが少ない E. 飛行速度 特に着陸速度が遅く 万が一の場合でも安全に着陸出来る F. 最初の練習から教官同乗なので 練習生の安全管理が出来る 危険スポーツの対象外不測の事態に備えて十分な保険をかけます グライダーはパラグライダー ハンググライダー山岳登坂などの危険スポーツから除外され 搭乗者は一般の傷害保険が適用されます 連盟の訓練機は三億円の第三者賠償保険 搭乗者一名あたり 5000 万円の傷害保険をかけている 8

グライダーの安全性 ( 航空法 ) ( 整理番号 4-1~3) グライダーは航空法に定める航空機 ( 航空法第二条 ) 運航には航空従事者技能証明 ( ライセンス ) と指定検査医による航空身体検査が必要 ( 航空法第二十八条 ) 操縦教育にはさらに操縦教育証明 ( 国土交通省の教官資格 ) が必要 機体は航空法に定める耐空性審査基準に適合 1 年に1 回の耐空検査に合格しなければ飛行できない グライダーの操縦練習には国土交通省航空局の許可が必要 ( 航空法第九十二条 ) 練習する者は航空身体検査に合格し航空機操縦練習許可書を取得する 教官 使用グライダー 飛行場所ごとに許可申請が必要 運航に関しては航空局の指導がある 安全対策が適切でない場合は運航が許可されない 離着陸の場所に制限が無い ( 航空法施行規則第一七二条 ) 離陸 着陸に場所を取らないグライダーは飛行場以外の場所で運航が認められた航空機 飛行できる気象状態に制限がある ( 航空法施行規則第五条 ) 有視界飛行のみの運航視程 5キロ雲の高さ300m 以上でなければ飛行できない 連盟では風等対する基準を制定 学生の練習に適した気象条件の時に飛行する 航空機の事故統計 ( 整理番号 6 ー 1~6-2) 鉄道航空機事故調査委会の統計がある 1974 年からの 全航空機の事故統計より 回転翼航空機 小型飛行機と比較して事故は少ない 滑空機の全事故 168 件を分析 ( 別添資料 ) 事故の 9 割は離陸 / 着陸時に発生している 飛行中の事故を含めて第 3 者に危害を加えた滑空機事故はない 事故原因の 9 割は操縦者が原因 気象が原因となった事例は動力滑空機の 1 件 機材故障は滑空機 1 件 動力滑空機 2 件 滑空機の事故防止は操縦者への安全教育が大切 9

グライダー曳航用ウインチの騒音 ( 整理番号 9-1) 環境基本法弟 16 条弟 1 項に基づく騒音に係る官許基準について告示 ( 平成 10 年環境庁告示弟 64 号 ) 環境騒音 航空機騒音 新幹線鉄道騒音 在来鉄道騒音に関する基準でもっとも厳しい環境基準の基準値に適合するかを測定した ( 資料映像 ) AA 昼間 50 デシベル以下 ウインチから 25m 76 デシベル 50m 64 デシベル 100m 53 デシベル 100m の距離では風の音などの方が騒音レベルが高い 当該地域でもっとも近い住宅までの距離は 200m 対岸 までの距離も 300m 以上 療養施設 社会福祉施設の集合地で特に静穏を要する地域 A 昼間 55 デシベル以下住居専用地域 10