固定資産管理規程

Similar documents
日本基準基礎講座 有形固定資産

有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 株式会社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の

14個人情報の取扱いに関する規程

<81698CA982A68FC182B5816A904596B18CA08CC088EA C E786C73>

第4期電子公告(東京)

Microsoft Word - 第4回固定資産取引:問題

shiryou2-3.pdf

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

<95BD90AC E937891E590CE959F8E8389EF328CBB8BB595F18D908C888E5A8F912E786C7378>

スライド 1

Taro-入門ⅠA-2019.jtd

<4D F736F F D2095BD90AC E31328C8E8AFA8C888E5A925A904D C8E86816A2E646F63>

<81698CA982A68FC182B5816A904596B18CA08CC088EA C E786C73>

Microsoft Word 【公表】HP_T-BS・PL-H30年度

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

Microsoft Word - 内部統制システム構築の基本方針.doc

「資産除去債務に関する会計基準(案)」及び

Ⅱ-A. 有形固定資産の取得 改修等 平成 19 年度中に取得 改修等を行った有形固定資産について 1 から 11 までの資産項目区分別の合計額を記入してください 百万円単位で記入してください ( 単位未満は四捨五入してください ) 資産項目については 同封した 資産区分表 の 資産項目区分について

<4D F736F F D2081A F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE8B7982D1958D91AE96BE8DD78F F

shiryou2-1.pdf

h18財務諸表NCTD-FS_ xls

科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3

個人情報保護規定

議案第 59 号 平成 28 年度安芸高田市水道事業会計補正予算 ( 第 1 号 ) ( 総則 ) 第 1 条平成 28 年度安芸高田市水道事業会計の補正予算 ( 第 1 号 ) は 次に定めるところによる ( 収益的収入及び支出 ) 第 2 条平成 28 年度安芸高田市水道事業会計予算 ( 以下

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

Microsoft Word - 不動産ファンドに関する国際財務報告基準 第6回.doc

公益社団法人射水青年会議所会計処理規程

基本財産及びその他の固定資産 ( 有形 無形固定資産 ) の明細書 ( 自 ) 平成 28 年 4 月 1 日 ( 至 ) 平成 29 年 3 月 31 日 別紙 3(8) 社会福祉法人名 ( 社 ) そら 全体 拠点区分名 とわえもあ ( 単位 : 円 ) 資産の種類及び名称 基本財産 ( 有形固

減価償却資産台帳の入力マニュアル

<4D F736F F D D C816995DB974C82B782E98E918E5982CC96BE8DD7955C816A2E646F63>

科目印収納科目一覧


松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

国家公務員共済組合連合会 民間企業仮定貸借対照表 旧令長期経理 平成 26 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 円 ) 科目 金額 ( 資産の部 ) Ⅰ 流動資産 現金 預金 311,585,825 未収金 8,790,209 貸倒引当金 7,091,757 1,698,452 流動資産合計 3

安全管理規程

( 資産の部 ) ( 負債の部 ) Ⅰ 特定資産の部 1. 流動負債 366,211,036 1 年内返済予定 1. 流動資産 580,621,275 特定社債 302,000,000 信託預金 580,621,275 事業未払金 2,363, 固定資産 6,029,788,716 未払

計算書類等

問題 12 取替法 次の取引の仕訳を示しなさい ⑴ 取替資産である鉄道のレールの一部を新品に取替えた 代金 480,000 円は月末に支払う ⑵ 円で20 個を取替えた 代金は小切手を振出して支払った ⑴ ⑵ 問題 12 問題 13 設備投資

highlight.xls

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

職務権限規程

<4D F736F F D E64976C8F91817A B7B8E73959F8E F41984A8BC696B18A4A91F D F8E968BC68BC696B18E6

苦情等処理規程 第 1 章総則 第 1 条 ( 目的 ) この規程は 当社が行う仮想通貨交換業に関して 顧客等より申し出のあった苦情等や顧客等との間に生じた紛争等を迅速かつ公正に処理するための基本的事項及び手続を定め さらに苦情等や紛争等の再発防止を図ることを目的とする 第 2 条 ( 定義 ) 1

計算書類 第 60 期 自至 平成 29 年 7 月 1 日平成 30 年 6 月 30 日 協和医科器械株式会社

社会福祉法人心愛会 貸借対照表平成 26 年 3 月 31 日現在 第 5 号様式 社会福祉法人心愛会 ( 単位 : 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 勘 定 科 目 当年度末 前年度末 増 減 勘 定 科 目 当年度末 前年度末 増 減 流動資産 915,233, ,793,73

第69回取締役会議案書

減価償却資産台帳の入力マニュアル

<4D F736F F D20834F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE E718CF68D90817A E36>

Taro-class3(for.st).jtd

減価償却資産台帳の入力マニュアル

貸借対照表 (2019 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科目 金額 科目 金額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 流動資産 3,784,729 流動負債 244,841 現金及び預金 3,621,845 リース債務 94,106 前払費用 156,652 未払金 18,745

国立水俣病総合研究センター 競争的研究費の内部監査実施要領 平成 30 年 3 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 国立水俣病総合研究センター競争的研究費の適正な運営 管理及び不正防止に関する規程 平成 30 年 4 月 1 日決定 に基づき 国立水俣病総合研究センターにおける競争的研

2018年12月期.xls

法人単位貸借対照表 平成 29 年 3 月 31 日現在 第三号第一様式 ( 第二十七条第四項関係 ) 法人名 : 社会福祉法人水巻みなみ保育所 資産の部当年度末前年度末 増減 負債の部当年度末前年度末 流動資産 23,113,482 23,430, ,370 流動負債 5,252,27

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

個人情報保護に関する規定 ( 規定第 98 号 ) 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条学校法人トヨタ学園および豊田工業大学 ( 以下, 総称して本学という ) は, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号, 以下, 法律という ) に定める個人情報取り扱い事業者 (

社会福祉法人指導監査基準 ( 財務管理 措置費 ) 1 経理規程 着眼点根拠法令等備考 (1) 経理規程は, 適正に作成されているか 留意事項 1(4), 定款例 34, 規程 (2) 内部牽制組織が確立されているか 留意事項 1, 平 12 児発 471 号 1 会計責任者及び出納職員は, 理事長

Microsoft Word doc

第4期 決算報告書

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

財剎諸表 (1).xlsx

第 36 期決算公告 浜松市中区常盤町 静岡エフエム放送株式会社代表取締役社長上野豊 貸借対照表 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 資産の部 負債の部 Ⅰ. 流 動 資 産 909,595 Ⅰ. 流 動 負 債 208,875 現金及び預金 508,

TAC2017.indb

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

Taro-book簿記2010改訂.j

前期に販売した商品を当期に修理する場合 前期末に設定した商品保証引当金を取り崩 す つまり借方に商品保証引当金を 50,000 計上する 差額の 30,000 は商品保証費とする (3) 資本金 資本準備金の問題当座預金に払い込まれた金額は次のように計算される 2,000 株 4,000 = 8,0

個人情報保護規程例 本文

一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

貸借対照表 ( 平成 25 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科目金額科目金額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 流動資産 14,146,891 流動負債 10,030,277 現金及び預金 2,491,769 買 掛 金 7,290,606 売 掛 金 9,256,869 リ

平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

( 別紙 1) 定期監査結果の取扱基準 ( 趣旨 ) 1 この基準は 定期監査の結果の評価及び区分の基準並びに報告及び通知の手続について定める ( 監査結果の区分 ) 2 定期監査の結果 改善 是正等を要すると認められる事項については その内容により次のとおり区分する (1) 指摘事項違法又は不当な

財務の概要 (2012 年度決算の状況 ) 1. 資金収支計算書の概要 資金収支計算書は 当該会計年度の教育研究活動に対応するすべての資金の収入 支出の内容を明らかにし かつ 当該会計年度における支払資金の収入 支出の顛末を明らかにするものです 資金収支計算書 2012 年 4 月 1 日 ~201

11. 不測事態 とは 情報セキュリティの確保及び維持に重大な影響を与える災害 障害 セキュリティ侵害等の事態をいう 12. 役職員等 とは 当組合の役員 職員並びにこれに準ずる者( 嘱託職員 臨時職員 パートタイマー アルバイト等 及び当組合との間に委任契約又は雇用契約が成立した者 ) をいう 1

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

協会基金の有効活用・見直しに伴う経理規則等の一部改正について

株式会社フルキャスト

業務分掌規定

認可申請書等書式例集

貸借対照表 ( 平成 27 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科目金額科目金額 ( 資産の部 ) 流 動 資 産 現 金 預 金 受取手形 営業未収金 貯蔵品 前渡金 前払費用 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産建 物 構築物 機械装置 車両運搬具 器具備品

( 情報システム管理者 ) 第 4 条情報システム管理者は システム規程に基づき 電子メールの適正な管理及び運営に努めなければならない 2. 利用者のアカウントを適切に管理士しなければならない 3. 定期的に利用者に対し 電子メールの適切な運用管理と禁止事項について 教育指導を行うものとする ( メ

年度の4 月 10 日のいずれか早い期日までに 実績報告書 ( 第 3 号様式 ) に必要関係書類を添えて 知事に提出しなければならない ( 補助金の交付方法 ) 第 9 条知事は第 8 条に定める事業実績報告書が提出されたときは 完成検査を行ったうえ 補助金を交付する ( 財産の処分の制限 ) 第

Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

< D AC48DB C88B BE2836C C888E5A8F B835E2E786C73>

第 29 期決算公告 平成 26 年 4 月 1 日 平成 27 年 3 月 31 日 計算書類 1 貸借対照表 2 損益計算書 3 個別注記表 中部テレコミュニケーション株式会社

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

第 21 期貸借対照表 平成 29 年 6 月 15 日 東京都千代田区一番町 29 番地 2 さわかみ投信株式会社 代表取締役社長澤上龍 流動資産 現金及び預金 直販顧客分別金信託 未収委託者報酬 前払費用 繰延税金資産 その他 固定資産 ( 有形固定資産 ) 建物 器具備品 リース資産 ( 無形

第54期決算公告

2012年

減価償却資産台帳の入力マニュアル

計算書類 貸 損 借益 対計 照算 表書 株主資本等変動計算書 個 別 注 記 表 自 : 年 4 月 1 日 至 : 年 3 月 3 1 日 株式会社ウイン インターナショナル

平成27年規程第20号_内部統制基本方針

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

平成 28 年度社会福祉法人七施会 財務諸表に対する注記 ( 法人全体用 ) 1. 継続事業の前提に関する注記該当なし 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価方法 1 満期保有目的の債券以外の有価証券原価法 (2) 固定資産の減価償却方法 1 有形固定資産定額法 2 無形固定資産定額法 3リー

Microsoft Word - 公益法人会計の仕訳

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

第 47 期末貸借対照表 2019 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 千円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 9,306,841 流 動 負 債 2,136,829 現 金 及 び 預 金 8,614,645 未 払 金 808,785 立 替

Transcription:

固定資産管理規程 第 1 章総則 第 1 条 ( 目的 ) この規程は 当社における固定資産管理業務に関する手続を定め 資産の保全と有効活用を促進することを目的とする 第 2 条 ( 範囲と分類 ) この規程において固定資産とは 耐用年数が1 年以上かつ金額が10 万円以上の資産をいい その範囲と分類は 次に定めるとおりとする (1) 有形固定資産 1 建物及び付属設備 2 構築物 3 機械装置 4 車両運搬具 5 工具器具備品 6 土地 7 建設仮勘定 (2) 無形固定資産 1 商標権 2 特許権 3 実用新案権 4 意匠権 5 電話加入権 6 借地権 7 施設利用権第 3 条 ( 業務分担 ) 固定資産管理担当部署の業務分担は 業務分掌規程で定めるものとする 第 4 条 ( 職務権限 ) 固定資産管理に関する職務権限は 職務権限規程で定めるものとする 第 5 条 ( 固定資産管理総括責任者 ) 固定資産管理総括責任者は 総務部長とする 第 6 条 ( 固定資産管理責任者 ) 固定資産管理責任者は 固定資産を保有する部署の長とする

第 7 条 ( 固定資産管理業務の基本原則 ) 固定資産管理に従事するものは 所属長の指揮 監督のもと次の各号に従い 固定資産管理業務を行うものとする (1) 効果的 効率的な固定資産管理業務に努めること (2) 上司への報告 連絡 相談を怠らないこと (3) 過度な目標を設定しないこと (4) 私利私欲に流されないこと (5) 法令遵守に努めること 第 8 条 ( 解釈上の疑義 ) この規程の解釈について疑義を生じた場合は 総務部長は関係部署の長と協議のうえ これを決定する 第 9 条 ( 改廃 ) この規程は 取締役会の決議により 改廃する 第 2 章取得 第 10 条 ( 固定資産投資計画 ) 総務部長は 中期経営計画に基づき新年度開始前までに固定資産投資計画を策定し 社長の決裁を得なければならない 第 11 条 ( 固定資産予算 ) 総務部長は 固定資産投資計画に基づき新年度開始前までに固定資産予算を策定し 社長の決裁を得なければならない 2. 固定資産予算は 年度 四半期 月別について計数化するものとする 第 12 条 ( 予算管理 ) 総務部長は 毎月予算と実績を把握し その差の原因分析を行い 社長に報告しなければならない 第 13 条 ( 発注依頼 ) 発注依頼部署は 発注依頼書を作成し 所属長の承認後 発注依頼書を購買部へ提出する 2. 購買担当者は 発注依頼書を受領後 発注依頼内容を検討する 第 14 条 ( 見積 ) 購買担当者は 発注依頼書の内容に基づき 原則として 2 社以上の業者に見積もりを依頼する 第 15 条 ( 発注 ) 購買担当者は 業者から受領した見積書の内容を検討うえ 購買先を決定し 発注書を作成する

2. 購買部長は 購買担当者が作成した発注書の内容を確認し 承認する 第 16 条 ( 発注情報の登録 ) 購買担当者は 承認された発注書に基づき 発注情報を登録する 第 17 条 ( 納期管理 ) 購買担当者は 購入先に対して 納期管理を行う 第 18 条 ( 受入 ) 購買担当者は 原則として 購入先から購入品を受入 発注依頼部署に配送する 2. 購買部が設置されていない支店 営業所等は 発注依頼部署が受入れる 第 19 条 ( 検収 ) 検収は 発注依頼部署が行い 検収書を作成し 購買担当者に回付する 2. 購買担当者は 受領した検収書の内容を確認し 購買部長の承認を得る 第 20 条 ( 検収情報の登録 ) 購買担当者は 承認された検収書に基づき 検収情報を登録する 第 21 条 ( 返品 ) 購入品の返品は 発注依頼部署が返品依頼書を作成し 購買担当者に回付する 2. 購買担当者は 受領した返品依頼書の内容を確認し 購買部長の承認を得る 第 22 条 ( 返品情報の登録 ) 購買担当者は 承認された返品依頼書に基づき 返品情報を登録し 購入先へ返品する 第 23 条 ( 固定資産台帳への登録 ) 固定資産を受け入れた部署の責任者は 総務部に遅滞なく固定資産取得報告書を提出しなければならない 2. 総務部は 固定資産取得報告書に基づき 固定資産情報を固定資産台帳に登録する 3. 総務部長は 固定資産台帳に登録した固定資産情報を承認する 第 24 条 ( 取得価額 ) 固定資産の取得価額は 次のとおりとする (1) 工事又は製作によるものは 工事および製作価額に付帯費用等を加算した額 (2) 購入によるものは 買入代価に買入直接費を加算した額 (3) 交換又は贈与によるものは そのときの適正評価額 (4) 修繕又は改造等により 固定資産耐用年数が延長し 又はその資産の価値が増加すると認められる場合は その部分に対応する額第 25 条 ( 帳簿価額 ) 固定資産台帳の帳簿価額は 原則としてその取得価額より減価償却累計額を控除した金額とする 第 26 条 ( 建設仮勘定 ) 固定資産建設のための支出は 全て建設仮勘定に計上し 工事完了又は所有権確定後

遅滞なく当該資産に振り替えるものとする 第 27 条 ( 登記 ) 総務部は 登記を要する固定資産の取得又は移動のあったときは 遅滞なく登記の手続を実施しなければならない 第 3 章維持管理 第 28 条 ( 移動 ) 固定資産の移動とは 移動 貸与 除却 売却及び減失等を総称する 2. 固定資産管理責任者は固定資産を移動する場合は 職務権限規程に定める承認手続を得て実施するものとする 3. 総務部は 固定資産報告書に基づき 所定の移動登録を実施する 第 29 条 ( 保管 ) 固定資産管理責任者は 固定資産の損失 盗難 火災 腐朽及び損壊等の危険並びに損害を防止するとともに 必要に応じて修理 改修及び改良等を加え 経済的価値の維持を図らなければならない 第 30 条 ( 資本的支出と修繕費の区分 ) 固定資産の現状を維持し原能力を回復する費用は 修繕費として処理する 2. 固定資産の耐用年数の延長 あるいは価値が増加する場合は それに対応する支出を当該固定資産の帳簿価額に加算する 第 31 条 ( 損害保険の付保 ) 総務部は 取得した固定資産につき付保が必要と認められる場合は 物件の内容を調査し 職務権限規程に定める承認手続を得て実施するものとする 2. 付保物件については 付保物件明細表を作成し付保状況を明確にしなければならない 第 32 条 ( 保守点検 ) 固定資産管理責任者は 所管する固定資産に重大な事故が発生し 又は事故の発生が懸念される場合は 速やかに総務部に報告し その処理につき指示を求める 2. 総務部は 主要設備等につき必要と認められる場合には 保守業者等に保守点検を一括して依頼し 管理を行うことができる 第 33 条 ( 事故処理 ) 損害保険契約物件について 事故が発生した場合 当該固定資産管理責任者は 速やかにこれを総務部に報告しなければならない 2. 総務部は 前項の事故処理を行う 第 34 条 ( 現物照合 ) 固定資産には 固定資産台帳に登録された番号と同様の資産番号を表示して管理運用を行う

2. 総務部は 固定資産管理責任者に対して毎年 3 月末及び9 月末の固定資産リスト ( 固定資産台帳の写し ) の残高と固定資産現物との照合を行わせ その結果を社長に報告しなければならない 第 35 条 ( 貸与 ) 固定資産を貸与する場合は 職務権限規程の定めに従って承認を得るものとする 第 36 条 ( 担保差入 ) 固定資産を社外に担保として差し入れる場合は 経理部において職務権限規程に定める承認を得て差入を行うものとする 2. 担保設定対象債務が消滅したときは 経理部は速やかに解除手続を行うものとする 第 4 章除却 売却 第 37 条 ( 除却又は滅失 ) 固定資産を減失又は除却した場合は 期首帳簿価額を除却損として計上する 第 38 条 ( 売却 ) 固定資産を売却する場合は 原則として2 社以上の競争入札とする ただし 経常的に発生する屑物および金額の僅少なものについてはこの限りではない 2. 固定資産を売却した場合は 売却価額及び帳簿価額に基づいて適切な売却損益を計上しなければならない 第 39 条 ( 手続 ) 固定資産を除却又は売却するときは次のとおりとする (1) 申請 1 除却又は売却しようとする固定資産を所管する部署の固定資産管理責任者は 理由 予定価格等を記した申請書を作成し 統括管理責任者の承認を得なければならない 2 申請に当たっては 資産の有効活用の方法がないかを検討しなければならない 3 不動産等価値のあるものの除却 売却は 統括管理責任者の管轄とする 4 不動産除却 売却の承認は 取締役会の決議を経て社長が行う (2) 通知書統括管理責任者の承認を得た案件は 承認後速やかに申請部署の管理担当者が除却 売却を実行し 結果を記した固定資産除却 売却通知書を経理部長に提出する (3) 固定資産台帳提出された固定資産除却 売却通知書に基づき 経理部は 固定資産台帳に必要な記録をし 会計処理を行う

第 5 章会計処理 第 40 条 ( 会計処理 ) 経理部は 固定資産台帳に基づき固定資産の会計処理を行う 2. 固定資産台帳の記帳内容と会計帳簿とは 少なくとも各月末ごとに勘定科目単位の残高を照合しなければならない 第 41 条 ( 減価償却 ) 経理部は 法人税法の定める耐用年数に基づき 次の方法で固定資産の減価償却を行う (1) 有形固定資産のうち 減価償却資産 定率法 (2) 無形固定資産のうち 減価償却資産 定額法第 42 条 ( 減損処理 ) 各固定資産について 減損の兆候があり かつ資産の回収可能額が帳簿価額を下回る場合 回収可能額まで減損処理をしなければならない 附則 第 43 条 ( 施行 ) この規程は 平成 年 月 日から施行する