1. 現在の日本語力はじめに 現在の日本語力について尋ねた ネイティブレベル (12.4%) と ビジネスレベル (58.0%) を合わせて ビジネスレベル以上の日本語を話せるは 7 割を超える (70.4%) JLPT( 日本語能力試験 ) のレベルについては 最高レベルである N1 を保有してい

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株式会社ディスコ

1. 現在の英語力 まず 現在の英語力について尋ねた ネイティブレベル という回答が 15.0% ビジネスレ ベル が 67.5% で ビジネスで英語を使うことができる学生は 8 割を超えている (82.5%) 国 内の大学 大学院で学ぶ学生 ( 以下 ) の英語力は ネイティブレベル が 1.1%

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1. エントリー状況 2019 年卒者の就職活動が本格的にスタートした まず全体的な活動量を確認したい 一人あたりのエントリー社数の平均は22.4 社 前年同期調査 (26.3 社 ) を3.9 社下回り 割合にすると15% 近く減少している計算だ さらに 今後のエントリー予定社数は平均 13.3

1. エントリー状況採用広報解禁から2カ月が経過した5 月 1 日時点での就職活動は どのように展開しているだろうか 前回調査 ( 今年 4 月 ) および前年度調査との比較を中心に 全体的な活動状況を確認してみたい まず 一人あたりのエントリー社数の平均は28.5 社 4 月調査の26.2 社から

採用活動に関する企業調査(2012年12月)

1.6 月 1 日現在の内定状況就職活動スタートから3カ月 6 月 1 日現在の学生モニターの内定率は54.9% 先月調査 (5 月 1 日現在 ) の29.1% から1カ月で25ポイント以上と 大きく伸びた これは前年同時期 (35.1%) を19.8ポイント上回る数字だ 但し 選考解禁時 の実績

1. 現在の英語力 まず 現在の英語力について尋ねた ネイティブレベル という回答が 11.5% ビジネスレ ベル が 56.3% で ビジネスで英語を使うことができる学生は 7 割近くに上る ( 計 67.8%) 国 内の大学 大学院で学ぶ学生 ( 以下 ) の英語力を見ると ビジネスレベル以上は

ダイヤモンド就活ナビ 就職モニターアンケート

1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過したが の就職活動はどのように展開しているのだろうか まず 4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は26.2 社 前年同期調査 (31.7 社 ) を5.5 社下回る 前年との差は先月 (3 月 ) 調査よりも

外国人留学生留学生の採用に関する企業調査 アンケート結果 <2014 年 10 月調査 > グローバル化が加速する中 優秀な外国人留学生の獲得をめぐり 各企業がしのぎを削る状況が生まれている 日本企業は今後ますます外国人を雇用し 活用する必要性が増しているが 実際にはどのように外国人社員の採用を行っ

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ダイヤモンド就活ナビ 就職モニターアンケート

1. 就職先企業を選ぶ際に重視する点就職先企業を選ぶ際に重視する点を30 項目の選択肢の中から5つまで選んでもらった 最も多いのは 将来性がある で 47.4% と半数近くが選んだ 次いで 給与 待遇が良い が続くが 前年調査の36.7% から44.2% へと大きく増加した 続く 福利厚生が充実して

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[2] ブラック だと思う条件 / 調査 調査 ブラック だと思う条件について とのの双方に尋ね 調査データの比較を行った 最も数値が高い項目は両者とも 残業代が支払われない で ともに 8 割近くが選択 ( 78.4% 78.5%) 続いて セクハラ パワハラがある も数値が高く の 7% の 6

「新入社員意識調査」に関するアンケート調査結果

1. エントリー状況 2018 年卒者の就職活動が 3 月 1 日より本格的にスタートした まず全体的な活動量を確認しよう 一人あたりのエントリー社数の平均は26.3 社 前年同期調査 (25.0 社 ) を1.3 社上回り 順調な滑り出しに見える しかし 今後のエントリー予定社数を見ると 平均 1

1. 外国人留学生の採用状況調査に回答した企業のうち 大卒以上の外国人留学生をいわゆる高度人材として雇用している企業は 50.6% と半数を超えており そのうち 2016 年度の採用を見込んでいる企業は 57.1% だった 2016 年度の採用予定を従業員規模別でみると 従業員数 1000 人以上の

株式会社ディスコキャリタスリサーチ 2020 年卒 Vol 月後半後半時点の時点の就職意識調査 キャリタス就活 2020 学生モニター調査結果 (2018 年 12 月発行 ) 引き続き売り手市場が予想される新卒採用戦線 2020 年卒学生の就職戦線の見方や 就活準備状況は 2019 年

一般的な学生 & 企業の活動フロー 各選考ステップ例 エントリー 会社説明会 一次選考 筆記試験二次選考 ~ 最終選考内々定 約 30% 4% 2~3 名採用 合計 600~700 名 ( エントリー数目標 ) 約 200 名 ( 目標 ) 約 100 名 ( 目標 ) 約 30 名 ~50 名 (

1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過したが 2018 年卒者の就職活動はどのように展開しているのだろうか 4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は31.7 社 前年同期調査 (37.3 社 ) を5.6 社少ない 3 月調査時点では前年をやや上回

1. 参加したインターンシップの内容 最初に 学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認したい まず参加時期を見ると 前年調査に引き続き 2 月 が最も多い ただし 割合は下がり (28.4% 24.9%) 代わりに 8 月 が増えるなど (18.1% 20.8%) 前倒しの傾向が見て取れる

1. 新スケジュールの認知度と意見 日本国内の採用活動スケジュールが 2 年連続で変更されることへの認知状況を尋ねた 詳しく 知っている が 51.3% と過半数に達しているが 正規留学生が 3 割台 (35.7%) なのに対し 交 換 派遣留学生では 74.2% と 7 割を超えている 留学経験者

1.6 月 1 日現在現在の内定状況 6 月 1 日現在の学生モニターの内定率は65.7% 先月調査(5 月 1 日現在 ) の42.2% から1カ月で23.5ポイント上昇し 2 年連続で6 割を超える高水準となった ただ 5 月調査では前年同期を4.7ポイント上回り内定出しの早期化が目立っていたが

1. 参加したインターンシップの内容最初に 学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認しよう まず 参加したプログラム ( 下注 ) を見ると 最も多いのが プロジェクトタイプ 前年より 3.1 ポイント増え 全体の 4 割近くを占める (38.3%) 講義タイプ も 20.6% から 24

1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過した4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は37.3 社 前年同期調査 (44.7 社 ) より7.4 社少ない 3 月調査では前年をやや上回っていたが その後の伸びはかなり鈍い 当社が 3 月下旬に実施した緊

年 3 月卒業予定者の採用見込み 2019 年 3 月卒業予定者の採用見込みを尋ねたところ 前の年 ( 今春入社予定者 ) よりも採用を 増加 すると回答した企業が 30.8% であるのに対し 減少 は 8.5% 増加 が 減少 を 20 ポイント以上 上回っている 企業の採用数は リ

体育会学生の就職活動調査(2016年8月発行)

2018 年度の採用 就職と特徴に関する調査 1 採用 就職の際に重視した企業情報 (1) 重視した企業情報 2018 年度の採用や就職活動支援にあたり 企業またはキャリアセンターが重視して示した企業情報 ( 複数回答 ) は 仕事内容 80% 企業のミッション( 目的 事業領域 )56% 求める人

年卒者の就職就職活動状況 [1] 内定状況 ( 前年度と比べて ) 2019 年卒者 ( 現大学 4 年生 ) の内定状況を尋ねた 前年度と比較して 高まっている という大学が約 4 割で (37.3%) 低下している (2.8%) を大幅に上回った 前年調査では約半数の大学が 高まっ

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企業 3 月 インターンシップ応募者数への満足度 企業 3 月 インターンシップ募集方法 企業 3 月 インターンシップ実施時期 企業 3 月 8,9 月に実施したインターンシップの開催タイプ 企業 3 月 8,9 月に実施したインターンシップの内容タイプ 企業 3 月 1,2 月に実施したインター

TOPICS 就職観では 楽しく働きたい が不動の 1 位 前年より 3.6pt 上昇 (P3) 20 学生の就職観は 楽しく働きたい が 20 からみても不動の 1 位を継続しており 今年は 3 割 (33.3%) を超える結果となった 特に文系男子は前年の 27.3% から 4.8pt 上昇し

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第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査   

調査概要 1. 就職観 人のためになる仕事をしたい が 4 年連続増加 (P.1) 学生の就職観についてたずねたところ 楽しく働きたい がトップで 31. 続いて 個人の生活と仕事を両立させたい が 20.6% と 01 年卒以降この 2 項目を重視する傾向が続いている 一方 4 年連続で増加してい

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INDEX (1) あなたの 就職観 に最も近いものはどれですか (2) あなたは 大手企業志向 ですか それとも 中堅 中小企業志向 ですか (3) 会社選択をする場合 どのような会社がよいと思いますか (4) 行きたくない会社があるとしたら 次のどのような会社ですか (5) あなたの就職希望度は

調査結果 1 就職観 楽しく働きたい が引き続きトップ 今年も引き続き 楽しく働きたい がトップとなった ( 全体 35.4% 文系男子 30.3% 理系男子 29.2% 文系女子 40.9% 理系女子 35.2%) しかし 文系男子以外のカテゴリーではその割合を減らしている ( 理系男子 -3.1

TOPICS 就職観の 1 位は前年同様 楽しく働きたい 2 位 個人の生活と仕事を両立させたい が 5 年連続の増加 (P3) 学生の就職観を全体で見ると 1 位は前年同様 楽しく働きたい (29.7% 対前年 0.2pt 減 ) で この十数年変わらずトップで 全体で見るとほぼ前年並みだが 理系

新卒採用に関する企業調査 - 採用方針調査 - 業界別集計結果 (2017 年 2 月 ) 株式会社ディスコ 2018 年 3 月卒業予定者の採用について Q 年 3 月卒業予定者の採用見込み (2017 年 4 月入社予定者と比較して ) 大学院文系 (%) 全 体 製造 金融 流通

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キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果 (2018 年 10 発行 ) 日現在現在の内定状況 10 1 日現在の学生モニターの内定率は90.5% 先調査(9 1 日時点 ) の89.2% から1.3ポイント伸び9 割を超えたが 前年同期 (92.7%) には届かなかった 今期を

[2] 研修の対象と予算比率 社員研修を実施している対象は 新入社員研修 が 95.9% で圧倒的に多く 次いで 若手社員研修 81.1% 管理職研修 62.1% と続く 新入社員を含む若手社員を対象とした研修を実施する企業は多いが 次世代経営層を入れても 経営者研修を実施している企業は少ない 年間

2017 年 6 月 16 日 ( 金 ) プレ & インターンシップ 夏期インターンシップの活用とその後の採用スケジュールなどについて説明します 3 年生だけでなく インターンや就職活動に興味のある 1,2 年生も参加してください 2017 年 6 月 22 日 ( 木 ) 外国人留学生の活動対策

第2回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 

転職者の動向・意識調査 2011年1月~3月期

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1.9 月 1 日現在の内定状況 9 月 1 日現在の学生モニターの内定率は91.4% 先月調査(8 月 1 日時点 ) の88.2% からさらに3.2ポイント伸び 9 割を超えた 昨年は 9 月に調査を実施しなかったため前年同時期比較はできないが 昨年 10 月 1 日時点の内定率 (91.2%)

2. 学生の動向について エントリー 説明会等の参加時期 出所 : マイナビ 就職モニター調査 データより作成上のグラフは 3 月広報解禁後の 企業エントリー ( プレエン ) エントリーシート提出 合同企業説明会参加 個別企業セミナー参加 の活動時期について 18 卒と17 卒のデータを比較したグ

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

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2017年度新入社員の会社生活調査

第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

第5回 「離婚したくなる亭主の仕事」調査

1.9 月 1 日現在現在の内定状況 9 月 1 日現在の学生モニターの内定率は89.2% 先月調査(8 月 1 日時点 ) の85.5% から3.7ポイント上昇し 9 割に近づいた 正式内定日である10 月 1 日を間近に控え 就職戦線は大詰めを迎えている ただ 内定率は7 月以降 前年同期実績を

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平成 30 新入社員意識調査 超売り手市場! 仕事にも楽観ムード新しいキャリア観の台頭 栃木県の企業や自治体 ( 一部県外含む ) の今年の新入社員は 売り手市場だったことから就職先には 知名度の高さ や 休日の多さ を重視 夏より前 に内定をもらい 4 社 5 社 から内定を得たという人がそれぞれ

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

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2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

平成25年4月26日

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

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3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった


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調査結果 1. 働き方改革 と聞いてイメージすること 男女とも 有休取得 残業減 が 2 トップに 次いで 育児と仕事の両立 女性活躍 生産性向上 が上位に 働き方改革 と聞いてイメージすることを聞いたところ 全体では 有給休暇が取りやすくなる (37.6%) が最も多く 次いで 残業が減る (36

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調査結果報告書(速報版)

2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査

Transcription:

2018 年度調査結果 (2017 年 8 月発行 ) の就職活動状況 加速する日本企業のグローバル化への対応や訪日外国人対策のため また 深刻な人材不足を補うた め の採用ニーズは高まっている ディスコではキャリタス就活 2018 に会員登録している を対象に 職業観や就職活動状況などを調査した 比較可能なものに関しては や海外の大学で学ぶ日本人留学生の調査データを引用しながら分析する 主な調査内容 1. 現在の日本語力 P2 2. 就職後のキャリアプランと出世希望ランク P3 3. 就職したい企業の種類 P3 4. 日本での就職を希望する理由 P4 5. 日本企業のイメージ P4 6. 就職したい企業の規模と志望業界 P5 7. 就職先企業を選ぶ際に重視する点 P6 8. インターンシップ P7 9. 就職活動開始状況 P7 10. 就職活動量と内定状況 P8 11. 企業研究をする上で必要な情報 もっと発信してほしい情報 P9 12. 就職活動の情報源 P10 13. 日本の就職活動でおかしいと思った制度や習慣 P11 14. 日本への留学について P12 調査概要 調査対象 : 2018 年 3 月卒業予定の ( 現在 大学 4 年生 大学院修士課程 2 年生 ) 調査方法 : インターネット調査法調査期間 : 2017 年 6 月 29 日 ~7 月 17 日サンプリング : キャリタス就活 2018 に登録している 3,624 人 回答者の属性 単位 : 人 男子 女子 合計 文系 86 180 266 大学院 186 国公立 133 理系 57 25 82 学部 162 私立 215 合計 143 205 348 合計 348 合計 348 出身国 地域 中国 韓国 台湾 東南アジア 南アジア イギリス ロシア 北米 中南米 オセアニア 合計 232 42 17 41 2 2 3 3 5 1 348 の調査結果は キャリタス就活 2018 学生モニター調査 (2016 年 11 月 2017 年 1 月 ~4 月 7 月調査 ) より 日本人留学生の調査結果は 海外留学生の就職活動に関する調査結果 (2017 年 4 月発行 ) より 本資料に関するお問い合わせ先 : 03-4316-5505/ 1

1. 現在の日本語力はじめに 現在の日本語力について尋ねた ネイティブレベル (12.4%) と ビジネスレベル (58.0%) を合わせて ビジネスレベル以上の日本語を話せるは 7 割を超える (70.4%) JLPT( 日本語能力試験 ) のレベルについては 最高レベルである N1 を保有している人は約 7 割 (69.3%) 他方 持っていない 人は 1 割強 (11.5%) であった 企業が求める日本語コミュニケーションレベルやJLPTの入社基準に達しているは多い 現在の日本語力 ネイティブレベルビジネスレベル日常会話レベルほとんど会話できない 12.4 58.0 29.0 0.6 保有 JLPT( 日本語能力試験 ) レベル N1 N2 N3 N4 N5 持っていない 69.3 14.9 2.3 1.1 11.5 0.9 参考 企業がの内定時に求める日本語コミュニケーションレベル ネイティブ相当ビジネス上級レベルビジネス中級レベルビジネス初級レベル日常会話レベルほとんど求めない 文系 15.8 32.6 31.5 12.5 6.0 1.6 理系 13.0 30.8 29.6 16.6 8.9 1.2 採用時の JLPT の入社基準 N1 N2 N3 N4 N5 JLPT の基準は設けていない 24.0 14.9 4.3 1.9 0.5 54.3 JLPT( 日本語能力試験 ) とは? 日本語を母国語としない人の日本語能力を測定し認定する試験 N1 幅広い場面で使われる日本語を理解することができる N2 日常的な場面で使われる日本語の理解に加え より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる N3 日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる N4 基本的な日本語を理解することができる N5 基本的な日本語をある程度理解することができる 2

2. 就職後のキャリアプランと出世希望ランク就職後のキャリアプランについては 一つの会社にこだわらず 転職などでキャリア アップをしたい が最も多く (46.0%) 一つの会社に定年まで勤めたい (31.9%) を上回った と比べて 転職でのキャリア アップや独立 起業を志向する学生の割合が高い傾向にある 就職後のキャリアプラン 一つの会社に定年まで勤めたい 一つの会社にこだわらず 転職などでキャリア アップをしたい ある程度会社勤めをしたら いずれは独立 起業したい ある程度会社勤めをしたら いずれは家庭に入りたい その他 31.9 46.0 19.3 2.3 0.6 49.7 35.1 5.7 8.9 0.6 日本人留学生 12.8 66.9 13.6 5.9 0.8 続いてどこまで出世したいかを尋ねたところ 社長 と回答した人は 25.3% や日本人留学生と比べると より上位の役職を目指している人が多い 出世希望ランク 社長役員部長課長出世したいと思わない特に考えていない 25.3 18.4 13.2 6.0 4.9 32.2 12.0 23.3 17.5 3.9 9.1 34.1 日本人留学生 20.9 19.3 10.5 2.2 5.5 41.6 3. 就職したい企業の種類卒業後にどのような企業に就職したいかを尋ねたところ 日本にある日系企業 が最も多く半数を超えた (52.3%) 日本にある外資系企業 (24.7%) と足し合わせると 8 割近くに上り (77.0%) 卒業後も日本で働きたいと考える学生が多いことがわかる 文理別で見ても ともに 日本にある日系企業 が半数を超えているが 文系では 日本にある外資系企業 (27.1%) が 2 番目に多いのに対し 理系では 海外にある日系企業 が 2 番目に多い 文系学生は 日本で働く こと 理系学生は 日系企業で働く こと希望をする傾向があるようだ 一番就職したい企業 日本にある日系企業 日本にある日系以外の企業 ( 外資系企業 ) 海外にある日系企業 海外にある日系以外の企業 ( 現地企業および外資系企業 ) 全体 52.3 24.7 17.8 5.2 文系 52.3 27.1 15.4 5.3 理系 52.4 17.1 25.6 4.9 3

4. 日本での就職を希望する理由 日本で就職したい と回答した人に その理由を尋ねた 最も多いのは 生活環境に慣れているから で 6 割強 (61.9%) 3 位の 治安がよくて安全だから も 4 割を超えるなど (43.7%) 日本の住みやすさを理由に挙げる留学生が多い 外国人として日本語力を活かせるから は 2 番目に多く過半数が選択 (54.1%) 日本での留学経験を活かして活躍したい考えがうかがえる 生活環境に慣れているから 日本での就職を希望する理由 ( 上位 8 位まで ) 61.9 外国人として日本語力を活かせるから 54.1 治安がよくて安全だから 将来のために日本での勤務経験が必要だから 給与 待遇が良いから 39.6 39.6 43.7 教育 研修制度が整っているから 35.1 他の国より日本のほうがスキルアップできるから 国際競争力が高いから 22.4 20.9 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 5. 日本企業のイメージ日本企業のイメージについて尋ねたところ 集団主義的な企業文化 (80.2%) 高い日本語力が求められる (77.6%) 社員研修が充実している (76.4%) 長時間労働 (75.6%) などが多くのポイントを集めた 数字が割れる項目は少なく が日本企業に対して持つイメージはある程度共通していることがわかる A 日本企業に対して抱いているイメージ A に近いどちらともいえない B に近い B 集団主義的な企業文化 80.2 17.0 2.9個人主義的な企業文化 高い日本語力が求められる社員研修が充実している 77.6 76.4 19.3 20.4 日本語力はあまり求め 3.2 られない 3.2 社員研修が充実していない 年功序列の賃金制度 68.7 23.3 8.0 能力 成果による賃金制度 終身雇用 67.5 26.7 5.7 流動的な雇用 福利厚生が整っている 67.5 28.2 4.3 福利厚生が整っていない 年功序列の人間関係 67.2 25.9 6.9 フラットな人間関係 技術力が高い 63.5 33.3 3.2 技術力が低い 優秀な社員が多い 42.5 50.0 7.5 優秀な社員が少ない 給料が高い 33.6 56.0 10.3 給料が低い 昇進の機会が多い 17.0 48.9 34.2 昇進の機会が少ない 休暇が多い 17.0 36.5 46.6 休暇が少ない 短時間労働 5.2 19.3 75.6 長時間労働 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4

6. 就職したい企業の規模と志望業界就職したい企業規模を尋ねたところ 業界トップ企業 (21.0%) と 大手企業 (36.5%) を合計すると 6 割近くに上り (57.5%) よりもやや大手志向が強いと言えそうだ 一方で 中堅中小企業 を希望する学生の割合も を大きく上回る に比べ は希望の企業規模を明確にして就職活動をする傾向があるようだ 就職したい企業の規模 業界トップ企業大手企業 ( 従業員 1,000 人以上 ) 中堅中小企業規模にこだわらない 21.0 36.5 19.3 23.3 21.5 32.5 11.1 34.9 続いて 志望業界を 40 業界の中から 5 つまで選んでもらった 文系では 1 位が 商社 ( 総合 ) (34.5%) で グローバルに活躍できる業務に携われそうな業界として毎年人気だ 2 位は ホテル 旅行 (31.3%) で 前年調査の 24.3% から大きくポイントを伸ばした 訪日外国人対応など企業側のニーズの高まりが影響していると考えられる 理系では 1 位 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト (30.8%) 2 位 自動車 輸送用機器 (26.9%) 3 位 医薬品 医療関連 化粧品 (25.6%) と続き 研究 開発職など専門性の高い仕事に就ける業界が人気のようだ 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト は文系 5 位 理系 1 位 情報 インターネットサービス は文系 4 位 理系 5 位に入り に比べ IT 業界の人気が高い 就職活動当初の志望業界 ( 上位 10 業界 ) 40 業界の中から5つまで選択 文系理系 1 商社 ( 総合 ) 34.5 1 銀行 28.3 1 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト 30.8 1 素材 化学 27.3 2 ホテル 旅行 31.3 2 保険 17.1 2 自動車 輸送用機医薬品 医療関 26.9 2 器連 化粧品 25.4 3 調査 コンサルタ医薬品 医療関 19.0 3 マスコミ 17.0 3 ント連 化粧品 25.6 3 水産 食品 23.5 4 情報 インター建設 住宅 不動 17.1 4 ネットサービス産 16.0 4 素材 化学 24.4 4 電子 電機 19.9 5 情報処理 ソフトウエ情報 インター情報処理 ソフトウエ 15.9 5 商社 ( 総合 ) 15.8 5 23.1 5 ア ゲームソフトネットサービスア ゲームソフト 18.8 自動車 輸送用機情報 インター 15.9 6 運輸 倉庫 15.2 6 電子 電機 21.8 6 器ネットサービス 16.9 7 商社 ( 専門 ) 15.5 7 商社 ( 専門 ) 14.3 7 水産 食品 17.9 7 機器精密機器 医療用 15.6 銀行 14.7 8 水産 食品 14.1 8 機械 プラントエ 16.7 8 自動車 輸送用機 15.4 8 マスコミ 14.7 9 人材紹介 人材派遣 は3 月調査 調査 コンサルタント 13.8 14.7 10 官公庁 団体 13.5 9 ンジニアリング調査 コンサルタント精密機器 医療用機器 14.1 9 器機械 プラントエンジニアリング 15.0 14.1 10 官公庁 団体 11.8 5

7. 就職先企業を選ぶ際に重視する点が就職先を選ぶ際に重視する点は 将来性がある が群を抜いて多く (54.6%) 2 位 給与 待遇が良い (37.1%) 3 位 安定している (31.0%) が続いた では 1 位 安定している 2 位 将来性がある 3 位 給与 待遇が良い で 上位 3 位の項目は同じだが ポイントには差がある 将来性 はの方が 10.7 ポイント高いのに対し 安定している はの方が 16.6 ポイント高い 4 位以下の 職場の雰囲気が良い 有名企業である 大企業である などは と同水準のポイントで 両者が企業選びで重視する点には 異なる点ばかりでなく共通点も多く見られた 将来性がある給与 待遇が良い安定している職場の雰囲気が良い有名企業である大企業である海外で働ける仕事内容が魅力的教育 研修制度が充実している社会貢献度が高い希望の勤務地で働ける 就職先企業を選ぶ際に重視する点 ( 上位 15 位まで ) 3.8 9.9 8.5 54.6 43.9 29.4 37.1 36.7 39.8 31.0 47.6 21.3 29.0 29.8 25.0 21.0 17.8 16.0 20.1 21.5 18.7 19.3 17.2 18.9 16.1 13.1 15.5 20.6 15.2 12.9 27.6 28.6 24.1 14.4 福利厚生が充実している 26.8 21.5 13.8 高いスキルが身に付く 8.7 21.9 13.5 業績 財務状況が良い 26.6 14.2 休日 休暇が多い 12.6 24.4 15.6 企業理念に共感できる 12.6 12.7 日本人留学生 13.6 0.0 20.0 40.0 60.0 6

8. インターンシップ日本国内でのインターンシップ参加経験を尋ねたところ 参加した と回答したは約 4 割 (42.2%) のインターン参加率が 8 割を超えている (84.6%) ことと比較すると 半分程度にとどまり 参加状況に大きな差が見られる インターン参加企業に 就職したいと思った は半数を超える (52.4%) 日本でのインターンシップ経験 参加した 42.2 84.6 0.0 50.0 100.0 就職したくないと思った 20.4% インターンシップ参加企業への就職意向 どちらともいえない 27.2% 就職したいと思った 52.4% 9. 就職活動開始状況が就職活動を開始した時期は 4 年生の 4 月 が約 3 割 (27.3%) で最多で 次いで 3 年生の 3 月 (14.1%) が多い 採用広報解禁 (3 月 ) 以降の合計は過半数 (54.6%) では 3 年生の 6 月 が最も多く (20.9%) 3 月より前の合計が 9 割を超えている (95.7%) ことと比較すると 動き出しがかなり遅いことがわかる 30.0 20.0 10.0 0.0 4.1 1.7 1.1 1.7 1 年生 2 年生 3 年生の 4 月 20.9 9.1 6.0 6.0 2.0 就職活動を開始したと思う時期 10.6 6.6 8.3 9.1 8.9 6.4 5.0 5.2 3.2 2.9 3.4 3.4 3.7 3.5 3.4 2.6 2.1 3.7 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 年生 の4 月 14.1 27.3 4.0 0.5 0.1 0.2 9.2 5 月 6 月以降 自己分析を始める 就職情報サイトに会員登録をする 合同企業説明会に参加する 就職ガイダンスに参加する インターンシップ情報を探す 応募する 就職準備イベントに参加する インターンシップに参加する 企業にエントリー ( プレエントリー ) をする その他 就活スタート だと思う行動 5.2 4.9 4.6 5.9 4.0 6.5 8.3 7.5 8.0 11.2 12.1 11.1 14.9 15.8 0.0 10.0 20.0 30.0 17.5 19.0 20.4 23.3 7

10. 就職活動量と内定状況調査時点 (7 月 ) での企業へのエントリー社数は 平均 26.1 社 同時期の (39.6 社 ) の約 6 割の水準 セミナー参加を見ると 企業単独開催セミナーが 11.1 社 合同開催セミナーでの訪問社数 10.7 社 学内開催セミナーは 6.3 社で いずれもを下回る とりわけ企業単独セミナーは 5.2 社差 絞り込みが進んだと言われるよりさらに少ない 選考試験については 筆記 グループディスカッションはと大きな差はないが 面接受験から最終面接に至る割合が低いのが特徴的 は約 3 社に 1 社の割合で最終面接に進んでいるが は 4 社に 1 社で 最終面接までのハードルが高いと言える 内定率は が 8 割超 (83.2%) であるのに対し は 3 割台 (38.2%) 内定取得者も含め 73.9% が調査時点で就活中だった (33.8%) の 2 倍以上に上り の進捗の遅れが目立つ エントリー社数 ( 社 ) 全体 ( 前年 ) 文系 理系 エントリー社数 26.1 30.9 27.1 22.4 39.6 セミナー参加社数 ( 社 ) 全体 ( 前年 ) 文系 理系 企業単独開催セミナーの社数 11.1 13.1 11.6 9.3 16.3 合同開催セミナーでの訪問社数 10.7 12.6 11.2 8.8 12.3 学内開催セミナーでの訪問社数 6.3 6.0 6.4 5.9 9.2 選考試験受験社数 ( 社 ) 全体 ( 前年 ) 文系 理系 筆記 WEB 試験の社数 10.6 12.9 11.0 9.4 11.3 グループディスカッションの社数 3.9 4.8 4.1 3.1 3.6 面接試験の社数 7.2 8.6 7.5 6.4 8.9 最終面接の社数 1.7-1.7 1.6 2.8 内定有無 / 内定社数 (% 社) 全体 ( 前年 ) 文系 理系 内定あり 38.2 36.5 38.7 36.6 83.2 内定なし 61.8 63.5 61.3 63.4 16.8 内定社数 / 平均 ( 社 ) 1.6 1.7 1.6 1.5 2.2 7 月時点の就職活動状況 活動終了 < 就職先決定 > 活動終了 < 就職先未決定 > 活動継続 < 内定あり > 活動継続 < 内定なし > 内定あり 22.1 4.0 12.1 61.8 61.7 4.4 17.0 16.8 8

11. 企業研究をする上で必要な情報 もっと発信してほしい情報 企業研究をする上で必要な情報 と 企業にもっと発信してほしい情報 について尋ねた まず 企業研究をする上で知りたい情報は の採用実績 が 78.4% で最も多く 同じ出身国の社員の採用実績 が 39.9% など 外国人の採用にまつわる情報が多い一方で 採用スケジュール 採用予定人数 といった基礎的な採用情報にも関心が集まった 企業にもっと発信してほしい情報については 採用スケジュール 採用予定人数 採用方法やプロセス などの採用情報の数値は大きく下がり 企業側が積極的に情報発信している様子がうかがえる 一方で の採用実績 は 6 割を超えて最も多く (64.1%) 同じ出身国の社員の採用実績 も 3 割を超えるなど (30.7%) 外国人採用にまつわる情報の積極的な開示を 企業に求めていることがわかる 企業研究での情報 の採用実績 64.1 78.4 採用スケジュール 25.6 49.1 採用予定人数 23.9 48.6 実際の仕事内容 35.1 42.8 社内の雰囲気 31.3 42.0 求める人材像 42.0 24.1 同じ出身国の社員の採用実績 30.7 39.9 採用方法やプロセス 39.9 20.1 忙しさ ( 残業時間など ) 38.8 31.3 同じ出身国の社員の現在の在籍者数 29.0 36.5 福利厚生 34.5 22.1 給与体系 32.5 25.0 離職率 31.3 15.8 30.7 母国に現地法人があるか 19.0 教育 研修制度 15.5 30.7 女性の活躍度 29.3 23.0 転勤 異動状況 29.0 20.1 27.6 人事評価制度 20.4 キャリアパス 16.1 27.3 企業の弱点 25.9 23.6 経営者の考え ビジョン 24.7 14.1 母国以外に海外の現地法人があるか 24.7 12.9 23.3 企業に対する客観的評価 21.3 業界内での位置付け 17.8 企業研究をする上で知りたい情報 13.8 企業にもっと発信して欲しい情報その他 0.6 0.6 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 9

12. 就職活動の情報源が活用している情報源について尋ね 上位項目をグラフにまとめた 最も多いのが 留学生向け就職サイト で 8 割以上が選んだ (82.5%) 日本向け就職サイト (68.1%) がこれに続き 向けの情報源も並行して活用していることがわかる 留学生向けの就職イベント (59.2%) 日本向けの就職イベント (37.9%) など イベントに足を運んで情報収集をする姿勢も見られる 留学生向け就職サイト日本向け就職サイト留学生向けの就職イベント企業ホームページ日本向け就職イベント学内開催の企業セミナー企業セミナー大学のキャリアセンターの情報 WEBセミナーインターンシップ 就職活動の情報源 ( 上位 10 位まで ) 48.3 37.9 37.1 35.1 28.4 24.7 24.4 59.2 68.1 82.5 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 また 大学や公的機関で受けたいサービスについて尋ねたところ 留学生採用に積極的な企業情報の提供 (67.8%) 先輩留学生からの就職アドバイス (54.0%) 留学生が気軽に相談できる窓口 (46.6%) の順に多かった の就職活動に特化した情報や 気軽に相談できる人 窓口を求めていることがわかる 特になし を選択した人は 1.4% にとどまり 多くのが就職に関して専門的な支援を必要としていることが読み取れる 大学や公的機関で受けたいサービス 支援 留学生採用に積極的な企業情報の提供 先輩留学生からの就職アドバイス 留学生が気軽に相談できる窓口 46.6 企業人による就職アドバイス 24.7 インターンシップの紹介 24.1 ビジネス日本語会話プログラム 21.8 日本での就職活動の基礎知識の説明 21.6 就職試験の実践的トレーニング 21.3 企業見学の機会提供 19.8 その他 0.3 特になし 1.4 54.0 67.8 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 10

13. 日本の就職活動でおかしいと思った制度や習慣が 日本での就職活動を通して おかしいと思った制度や習慣を尋ねてみた 最も多いのが 就職活動の時期 (32.6%) で 卒業前の早い時期に就職活動をする必要があるため 学業との両立が厳しいというコメントが多く寄せられた 2 番目は僅差で 服装 ( リクルートスーツ ) (30.9%) 欧米やアジアの国でも就職活動でスーツやそれに近い服を着ることはあるが 就活専用スーツがある国は日本だけと言われており 日本特有の服装に違和感を覚えたようだ 3 位の 筆記試験 (29.4%) については 海外ではレジュメ ( 履歴書 ) と面接が選考のメインで筆記試験は行わないケースが多いからだろう 日本では習慣化している制度も から見ると奇異に映ることが多いという結果となった 日本の就職活動について おかしいと思った制度や習慣 就職活動の時期服装筆記試験エントリーシート新卒一括採用 32.6 30.9 29.4 28.8 27.1 OB OG 訪問 23.2 合同企業説明会 面接試験 13.5 15.0 企業の採用サイトのマイページインターンシップ学校推薦制度履歴書に証明写真が必要 7.6 7.4 6.8 6.2 就職情報サイト その他 3.8 3.5 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 学生の本業の授業や卒論等に集中したいけど 就活も同時にしないといけないのはおかしいと思う < 台湾出身 > みんな同じ白黒のスーツを着ないといけないのがロボットみたいで不思議だった また 面接であなたを動物 に喩えるとなんですかなどという変な質問があったのが不思議だった <インドネシア出身 > 是非クールビズの服装でお越しください と要求されても 面接待ちの時周りの人はほとんどクールビズじ ゃなかった < 中国出身 > 筆記試験の内容は今後の仕事に関係が薄いです < 中国出身 > エントリーシートの設問はどこでもほぼ一緒 一体そこからどれほど人を正しく評価できるのかについて疑問 を抱えています そして就活の時期が長すぎ 学業にも支障がでました < 中国出身 > インターンシップがすごく短く 企業を深く知ることができないと感じた < 韓国出身 > 証明写真が必要な場合は顔で判断してしまうこともあるではないかと思いました やはり見た目より自分の経 験や能力で評価してもらいたいです <ベトナム出身 > あまりにもルールが多すぎて個性を出しにくい < 韓国出身 > 11

14. 日本への留学について日本に留学した感想を尋ねた 大変良かった (50.0%) と 良かった (39.4%) を合わせて約 9 割 (89.4%) が良かったと振り返り 充実した学生生活を送ってきたことがうかがえる 海外への留学経験をもつ日本人留学生への調査結果と比較すると 満足度はやや低いものの 大半が日本での留学経験を前向きに評価している また 日本に留学をした理由を尋ねたところ 日本の文化に興味があったから が最も多く (60.3%) 将来日本で働きたいと思っていたから (35.3%) 日本の経済 企業に興味があったから (28.7%) と続く 学生として学ぶだけでなく 卒業後に日本で働くことを見据えて留学する人も少なくないことがわかる 全体的に数字が分散しており 様々な理由や希望を持って日本への留学を選択した学生が多いことがうかがえる 留学をした感想 大変良かった良かったどちらともいえない良くなかったまったく良くなかった 50.0 39.4 7.5 2.0 1.1 日本人留学生 79.7 17.4 0.2 2.6 0.2 日本に留学をした理由 日本の文化に興味があったから 60.3 将来日本で働きたいと思っていたから 35.3 日本の経済 企業に興味があったから学びたい専門分野が日本にあったから留学先として安心だったから ( 治安等 ) 母国から近いから留学中にアルバイトができるから留学費用が安かったから母国と日本の経済関係が強くなると感じたから母国での就職に有利になると思ったから奨学金があったから知人 家族など人にすすめられたから学びたい学校が日本にあったから 28.7 25.3 24.4 23.6 19.8 18.7 17.0 13.8 13.8 13.5 10.1 その他 2.6 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 12