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1 対象児童 省略 2 児童の実態 省略 発達障害 情緒障害通級指導教室自立活動学習指導案 コミュニケーションに課題のある児童の指導 平成 30 年 11 月 6 日 ( 火 ) 第 5 校時 3 指導観これまでに通級指導教室では 落ち着いた環境の中で 精神的安定を図り 本来持っている能力を発揮し

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

いろいろな衣装を知ろう

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

自己紹介をしよう

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

保健体育科学習指導案

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群教セ I01-08 平 集 特 情緒障害 中学校自閉症 情緒障害特別支援学級における人と関わる意識を高める支援の工夫 自己肯定感を高めるための振り返りと ソーシャルスキルトレーニングを通して 特別研修員田子賢一 Ⅰ 研究テーマ設定の理由 自閉症 情緒障害特別支援学級の生徒は 社会生活

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

解答類型

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

お断りゲーム 隣の人と 2 人 1 組で, ジャンケンをし, 勝った方が隣の人にいろんな 頼みや誘い をする される方はそれを断る 2 度行う 1 度目は, いや! むり! などポイントをはずして断る 教師の合図で30 秒間繰り返す 2 度目は,1 度目に出たお願いや誘いを断り方のポイント 4. 全

Microsoft Word - ☆【指導主事修正】H21推薦指導案(小学校体育)

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

難聴児童の伝える力を 高めるための指導の工夫 -iPadを活用した取り組みを通して-

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

自立活動学習指導案 難聴通級指導教室 ( たいよう教室 )1 人 (6 年男子 1 人 ) 指導者清藤大嗣 1 活動名場に合わせた言い方 ( 人間関係の形成 : コミュニケーション ) 2 活動の目標 言葉には, 相手の立場や周りの状況に合わせた使い方があることを理解し, 大切なポイント ( 言葉の

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

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具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

Microsoft Word - 英語科指導案_H _part2.doc

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

3 情緒障害 選択性かん黙等のある児童生徒については 情緒障害の状態になった時期や その要因などに応じて中心となる指導内容が異なります 例えば カウンセリング等を中心とする時期 緊張を和らげるための指導を行う時期 学習空白による遅れなどを補いながら心理的な不安定さに応じた指導を行って自信を回復する時

生活単元学習指導案 日時 : 平成 27 年 11 月 17 日 ( 火 ) 授業者 : 谷麻紗美 1. 単元名 校内販売を成功させよう 2. 単元について本学級は平成 27 年度より設置された特別支援学級 ( 知的 ) である 現在 1 年生の男子 3 名が在籍しており 障害の程度はさまざまである

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

新潟市立亀田西中学校

第○学年 ○○科指導計画

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

高等部3年 社会学習指導案

Microsoft Word - 社会科

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

0630指導案A1

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5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

人的環境の整備 教師 友達 分かりやすい説明の手本となるように, 話す速さや声の大きさを意識して簡潔に話したり, 話すポイントを視覚的に示したりする 道案内の手順を知ることや説明原稿の作成に時間が掛かった場合は, 教師間で役割分担しながらアドバイスする グループ内での自分の役割が明確になるように,

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保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

資料5 親の会が主体となって構築した発達障害児のための教材・教具データベース

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

う来なかった 翌々日の月曜日 あきらは じゅんに いいよ と返事をもらったのに どうしてこなかったのか と詰め寄った それに対して じゅんからは いいよ って 断ったじゃないか という返事が返ってきた という内容である ここでは 文字だけで思いを伝える難しさと 相手の立場をよく考えて情報を発信する大

外国語活動の実践 外国語活動におけるコミュニケーションを大切にした活動の工夫 1 単元名 5 年数で遊ぼう ~ How many?~ ( 教材 Hi,friends! 1 文部科学省) 2 目標 積極的に数を数えたり, 尋ねたりしようとする 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 言語には,

( 生活単元学習 ) 学習指導案 日時 :2016 年 10 月 14 日 ( 金 ) 場所 : 多目的教室 2 階児童 :5 学年 3 名 6 学年 3 名計 7 名指導者 : 山田由加里介助者 : 遠藤千尋横田真弓 1. 題材名 テレビ局を紹介しよう (STV テレビ局 UHB テレビ局 レスト

Taro-自立活動とは

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

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小学校国語について

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

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4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

る どうぞゲーム 隣の人と 2 人 1 組になり, 席を立ってジャンケンをする 1 回目は 負けた人が勝った人に 座れば? と冷たく言って椅子に座るよう勧める 勝った人は ありがとう と言って座る 1 分間続ける 2 回目は 負けた人は 立っていると大変でしょう どうぞ と言って 勝った人に椅子に座

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5 年 No.64 英語劇をしよう (2/8) まとまった話を聞いて内容を理解することができる 主な言語料 して天気や日時などの確認をす 教 1 本時のめあてを知 Peach Boy を詳しく聞いてみよう物語を聞く (3 回目 ) 登場人物全体について聞かせ 聞き取れた単語をカタカナでもいいので書き

○数学科 2年 連立方程式

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

別紙様式 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果と考察及び対策について 東松島市立宮野森小学校 1 国語科 (1) 国語 A 平均正答率 ( 宮城県 全国との比較 ) 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 全体 県比較

教科別の指導 算数 学習指導案 平成 27 年 12 月 1 日 ( 火 ) 第 5 校時場所教室指導者 T1 T2 T3 T4 1 題材名 買い物をしよう 2 題材について (1) 学級及び児童の実態途中省略数に関する実態では どの児童も 2 桁の繰り上がりのある足し算や 繰り下がりのある引き算の

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Transcription:

自立活動学習指導案 1 単元名なかよくゲームをしよう ~ ソーシャルスキルトレーニングを通して ~ 2 単元について (1) 単元観本単元は, 特別支援学校学習指導要領第 7 章 自立活動 を受けて設定した 目標個々の児童又は生徒が自立を目指し, 障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善 克服するために必要な知識, 技能, 態度及び習慣を養い, もって心身の調和的発達の基盤を培う 内容 3 人間関係の形成 (1) 他者とのかかわりの基礎に関すること (2) 他者の意図や感情の理解に関すること (3) 自己の理解と行動の調整に関すること 6 コミュニケーション (2) 言語の受容と表出に関すること (5) 状況に応じたコミュニケーションに関すること 本単元では, 話す 聞く 見る 協力 個別 にわけてスキルの習得を目指している その中でも, 在籍している児童は, 話す 聞く 協力 を重点的に行っている 言葉でわかりやすく説明したり, 相手の立場になって考えたりする経験を積むことを目指している また, 勝ち負けにこだわらないようになるために, 小さな勝負をたくさん積むことで負けても次があることを体験させ, 失敗を受け止めることができるようにしている さらに, ルールを守ることでゲームが楽しくなることも体験できるようにしている これまで 聞く力を伸ばすドリル スリーヒントクイズ いろいろビンゴ 人間コンベア などのソーシャルスキルトレーニングを行ってきた さらに, はてなボックス 変身ゲーム ブラインドウォーク 等のエクササイズを行い, 相手に分かるように言葉で説明したり, 相手に合わせたりすることができることを目指す ソーシャルスキルとは, 社会生活や対人関係を営んでいくために, 必要とされる技能 ( 参考 実践ソーシャルスキルマニュアル 明治図書 ) とされている それらの技能が身に付いていない, または知らないということが友達関係や集団生活でのトラブルの原因の一つと考えられる そこで, 具体的な方法を身に付けたり, 体験したりする場を学習の場面で意図的に設定し, 学校生活の中でその力を般化していけるように支援していくことがソーシャルスキルトレーニングである 般化 : 時, 場所, 人が変わってもいつでもできるようにすること (2) 児童の実態本校の自閉症 情緒障害特別支援学級では, 週に 1 時間, 自立活動 を設け, ソーシャルスキルトレーニングに取り組んできた 学級の児童には, 文字や数を扱う能力に大きな差が見られる プリント等を活用した机上での学習では,45 分間取り組むことが難しい児童もいる 得意なこと, 興味を持っていること, 社会経験もそれぞれである 学校生活から全体的に人と関わるのは嫌ではないが, 言動の表現方法が適切でなく, 誤解を招きやすいなどの様子が見られる 友達に対しては, 自分の興味のある内容だけを会話にする, 誰が言われているか分からない, 言葉どおりに受け取ってしまったり, ふざけていてもほどほどがわからず, 相手を怒らせてしまったりしてトラブルになる, 1

といった課題が見られた 相手の様子を見て対応すること, 相手にわかるように話をすることが苦手である 自分の思いや状況を言葉で伝えることができずに, 怒ったり, イライラしたり, あきらめたりしてしまうことがある イライラして活動に参加できないこともある 学校生活の中で, これまでけんかをする場面が多かったが, 昨年からトラブルが減ってきている 穏やかに過ごせることが増え, 学級でも友達と仲良くブロック等で遊ぶ姿も見られるようになってきた これまでのソーシャルスキルトレーニングの実施により, 正しく聞いたり, 聞いた言葉を総合的に考えて答えたりすることにより, 聞く 項目が伸びてきている また, 自分から困った時に質問をしたりすることができるようになってきている 勝負へのこだわりについても, 負けても泣いたり怒ったりすることが減ってきた イライラしても気持ちを切りかえる時間が短くなってきている さらに, ゲームのルールを守ることで楽しくゲームができる体験をしたところである (3) 指導観児童の実態から, 学習や様々な活動の場で, 学習面だけでなく, 人と関わる能力を育てることも心がけている そこで, ソーシャルスキルの獲得が大きな課題と考え, 通級を始めた頃から定期的にソーシャルスキルトレーニングに取り組むことにした 上記実態を踏まえ児童によって課題の量を変え, 課題が終わると リラックスタイム を設け, ブロック等静かに教室でできることを行っても良いこととしている 現在, 本学級の大きな目標は, 学習への意欲を高め集中できる時間を伸ばすことと考えている 自立活動では, 個々の特性を考え, 楽しくできそうなエクササイズをいくつか組み込み,45 分間活動が続くようにし充実感を味わえるようにしている 本単元では, 児童が最も苦手としている 相手の様子を見て対応すること と 相手にわかるように話を伝えること を重点的に行うことで, 相手の立場になって考える経験を積んだり, 言葉でわかりやすく説明したりすることを目指す その結果として友達との関わり方が変わり, トラブルが減るだろうと考える また, 友達に対して攻撃的あるいは否定的な言葉が多く, けんかに繋がることも多い そこで, 言われた人がうれしく感じる あったかことば を確認しておく さらに, 活動中に良かった言動を言葉でその都度称賛することで, 適した言動が強化されると考える 授業でできるようになったことを ふりかえりシート の記入で気づかせることで自己肯定感も上がると思われる 児童の実態から各自のめあてを自分で考えさせることで, エクササイズの目的からずれないようにする そして, 意図的に様々なエクササイズを体験させることで児童はルールを守ることのよさに気づき, 人と関わる力が伸びるであろう さらに学校生活全般で指導されることで, より生活力を伸ばしていけると考える また, 当日の児童の状態を見て, 意欲的に取り組むために内容を調整することがある 3 単元の目標 意欲的にゲームに取り組もうとする ( 関心 意欲 態度 ) ゲームの趣旨に沿った活動をしようとしている ( 思考 判断 ) 友達にわかりやすく伝えようとすることができる ( 技能 表現 ) 人とうまく関わる方法がわかる ( 知識 理解 ) 相手の立場に立つことができる 2

4 指導計画 (25 時間扱い本時 16/25) 項目学習活動評価の観点 ( ) 主な支援 ( ) 1 学期 時間 2 学期 時間 本時 6 / 3 学期 聞くエクササイズ きくきくドリル ( 聞き取る力を伸ばすトレーニング CD を聞いて質問に答える ) 話すエクササイズ スリーヒントクイズ (3つのヒントから答えを当てるゲーム 語彙を増やす 物事を総合的に考える力を伸ばす練習 ) 聞くエクササイズ いろいろビンゴ ( 決められたカテゴリーの中で言葉を考え, ビンゴを行う 語彙を増やす 相手のことを考える練習 ) 協力エクササイズ 人間コンベア ( 友達と協力して物をはさんで運ぶ スピードやタイミングなど相手に合わせたり, 友達と協力したりする練習 ) 協力エクササイズ 人間コンベア ( 友達と協力して物をはさんだり, 乗せたりして運ぶ スピードやタイミングを相手に合わせたり, 相手の状況に合わせて声をかけたりする練習 ) 協力エクササイズ エスパー ( テーマに合わせた5つの言葉を1 人が考え, 他の人が相談してその言葉を当てる 相手のことを考えたり, 一緒に相談したりする練習 ) 協力エクササイズ 気持ちを合わせよう ( むかで遊び ) (2 人の気持ちを合わせて むかで になっている板で一緒に歩く 相手にあわせることや協力することの練習 ) 話すエクササイズ はてなボックス ( 箱の中に入っている物を言葉で説明し, 相手が触りながら当てる 相手に伝わるようにことばで説明する練習 ) 見るエクササイズ 変身ゲーム ( 相手がつけたり, 外したりして変身したところを探す 相手をよく見たり, 困った時に相談したりする練習 ) 話すエクササイズ はてなボックス ( 箱の中に入っている物を相手に説明し, 相手が箱の中身を当てる 相 集中して聞くことができたか 順番に指名する 注意を引きつけてから音を流す 3 つのヒントをまとめて答えを考えることができたか 3 つのヒントを関連づけて考えられるように, 声をかける 語彙を増やすことができたか 友達の発表したものをみんなで共有することで, 単語を覚えられるようにする 友達に合わせて活動することができたか 合わせている行動や言葉を称賛し, 強化する 友達に合わせて活動することができたか 合わせている行動や言葉を称賛し, 強化する 相手の立場に立って考えることができたか 相手が書きそうな言葉を考えさせることで, 相手のことを考える経験をすることができる 相手に合わせて活動することができたか かけ声を考えるように声をかける 相手がわかるように言葉で説明することができたか わからない時には, 形 色 感触などを説明することを伝えておく 変わったところを見つけることができたか わからない時には, ヒントをもらえることを伝えることで落ち着いて学習に取り組めるようにする 相手がわかるように言葉で説明することができたか わからない時には, 形 色 感触な 3

5 時間 年間を通して 手がわかるように言葉で説明する練習 ) 協力エクササイズ ブラインドウォーク ( 目隠しをした人に腕や肩につかまってもらい, 一緒に歩きながら上手に誘導する 相手の立場になる練習 ) 協力エクササイズ リモコンロボット ( 目隠しをした人をリモコンで操作するように前 後ろ 右 左など言葉で上手に誘導する 相手の立場に立つ練習 ) 個別エクササイズ こんな時どうする? ( 様々な場面で 1 番良いと思われる言動を考える練習 ) 自己統制 自己統制 エクササイズ いろいろじゃんけん ( その日により 勝ったら勝ち 負けたら勝ち あいこが勝ち から選び, 教師対児童で実施する 負けを受け入れる練習 ) カードゲーム 坊主めくり ブタのしっぽ ことばづくり ( ルールを守ること 勝負で負けを受け入れることの練習 ) どを説明することを伝えておく 相手の立場に立って誘導することができたか 歩きやすい誘導の仕方を確認しておくことで実際に誘導する場面で困らないようにする 相手の立場に立って誘導することができたか 相手の右 左 前 後や誘導する言葉を確認しておくことで, 誘導する時に困らないようにする 場に応じた解決方法を考えることができたか 実際の生活で使える解決方法を一緒に考えることで, 解決策に気付くことができる 負けを受け入れることができたか 勝ったら喜ぶ, 負けたら拍手をする その時に負けても次のチャンスがあることを体験することで, 負けを受け入れることができる ルールを守って楽しくゲームをすることができたか ルールを守っている事を称賛し, 強化する 勝った人は喜び, 負けた人は拍手をすることで, 負けを受け入れることができるようにする 5 本時の指導 ( 本時 16/25) (1) 本時の目標 ルールを守ろうとしている ( 思考 判断 ) 相手に合わせて活動することができる (2) 展開 時配 2 全体への支援 ( ) 個人への支援 ( ) 評価 ( ) 学習活動と内容資料等 A 児 B 児 1 あいさつをする 気をつけ がそろったら, 礼をするように声をかける 上手にできたところを評価する 1 3 5 2 本時の流れを知る 3 今日のねらいを考える 4 自分のめあてを考える 目で見てわかるように黒板に掲示する なかよくゲームをしよう 〇めあてを考えられない時〇めあてが活動に適してのために選択肢を用意しいるか考えさせる ふりかえりシ 4

2 ルールを守る あったかことばを使う 負けを受け入れる 5 約束を確認する あったか言葉をおくる ルールを守る ておく 約束を黒板に板書する あったかことばを黒板に提示する ルールを守っていない時は, その都度注意をし, やり直しになることを伝えておく イライラするなど, 気持ちが落ちつかない時はクールダウンしてから参加することを伝えておく ート 掲示物 やくそく あったか言葉 8 5 7 6 エスパー を楽しもう 1 ルールの確認をする 2 ヒントをもらう 3 テーマに合った言葉を 5 つ,2 人で相談して当てる 4 教師と児童のチームの対抗戦にする 7 気持ちをあわせ よう ( むかで遊び ) をしよう 1 ルールや注意点を確認する 2 1 回目を行う 3 前後を交代して 2 回目を行う 8 トランプ ぶたのしっぽ を楽しもう 9 ふりかえりタイム 1 活動の内容を記入する 2 めあての反省を 約束を読むことで目と耳で確認できるようする 選択肢を提示することで言葉を考えられるようにする 教師が選ぶ言葉を考えることができたか ワークシート いつでも確認できるように約束を掲示しておく 言葉を当てられないこともあることを伝えておく 相手が選びそうな言葉を考えるように声をかける 教師が書きそうな言葉を書くと有利であることをアドバイスする 相談して言葉を考えることができたか 行動観察 前回の良かったところを伝える ルール 気持ちを合わせている様子を称賛し, 強化をする の説明 相手を見るように促す 相手がわかりやすい言カード 相手に合わせて動くこと葉を考えるように促す 注意点ができたか のカー ド 行動観察 むかで 友達のことを考えて言葉をかけることができたか 行動観察 ルールを守っていることを称賛することで, ルー ルール ルを守る気持ちが育つようにする の説明 負けたら拍手をすればいいことを説明しておく カード ルールを守ったり, ゲー ルールを守ったり, ゲー トラン ムを楽しんだりしている行動を称賛する ムを楽しんだりしている行動を称賛する プ ルールを守って取り組も ルールを守って取り組 うとしたか もうとしたか ( 思考 判断 ) 行動観察 ( 思考 判断 ) 行動観察 自分ができるようになったこと, がんばったこと ふりかえ に気づけるように助言する りシート シートに記入する量につ 積極的に友達に声をかいては, 時間や A 児の様けていることを称賛す子を見て調整する る ルールの説明 カード ワークシート お助けカード 5

2 する 3 感想を記入する 4 めあての反省と感想の発表をする あいさつをする 声を出して発表することが難しい時は, お助けカードが使えることを伝えておく 肯定的な表現で記入するように促す 気をつけ が揃ったら, 礼をするように声をかける 上手にできているところを評価する (3) 板書計画 今日の流れ 1 めあてを考えよう 2 エスパー 3 気持ちをあわせよう ( むかで遊び ) 4 ぶたのしっぽ 5 感想シート なかよくゲームをしよう めあて A 児 B 児 エクササイズの説明 あったか言葉 ちくちく言葉 やくそく あったか言葉をおくる ルールを守る イライラしたらクールダウンをする 6