4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

Similar documents
5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

県立水俣高等学校と地域や企業 国内外の大学等との連携を促進し 教育環境の充実 魅力的な原体験の場を創出することで 高校の魅力化を図り 市内外からの進学者の増加を図りながら 地域を担う人材を育成する さらに 自ら仕事を創り 新たな働き方を実践する人材等と交流 連携することで 将来的に水俣地域のみならず

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

事業 KPI 次世代がん治療法 BNCT 地方創生戦略事業 BNCT を目的とした来阪人口 BNCT 普及発展による雇用者数 年月 申請時 400 人 H29.3 初年度 450 人 H 年目 500 人 10 人 H 年目 700 人 20 人 H 地域再生を図

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

4 県民コンサートの入場者数は平成 28 年 7 月の開催時点 ( 図 1) 群馬県人口の推移 推計 ( 図 2) 群馬県人口の推移 推計 ( 資料 ) 表 1 と同じ 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち

地域再生計画 1 地域再生計画の名称たまの版地方創生人財育成プロジェクト 2 地域再生計画の作成主体の名称玉野市 3 地域再生計画の区域玉野市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状本市の人口は 1975 年の約 80,000 人をピークに減少が続いており 近年では毎年約 700 人ずつ減

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

<8A C581698A6D92E8816A2E786477>

News Release 2014 年 3 月 24 日 伊丹市と新関西国際空港株式会社が 伊丹市域におけるまちづくりの推進 について合意 伊丹市と新関西国際空港株式会社は 伊丹市域の生活環境の改善 地域コミュニティの再生等を図るためのまちづくりを連携して推進するため 2014 年 3 月 24 日

スライド 1

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

3つの人口増戦略 とは 人口の自然減と社会減に歯止めをかける 定住人口増戦略 主体的に行動する市民を増やし まちの元気を生み出す 活動人口増戦略 燕を訪れる人や市外にいても燕を応援してくれる人を増やす 交流 応援人口増戦略 である 平成 27 年 ( 2015 年 )9 月に策定した 燕市まち ひと

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

さらに 情報発信が進むことにより 観光客が増加していく そして 通過点となっている本市の観光を 滞留 滞在型の観光とし 交流人口の拡大による観光産業や地場産業などの振興を図ることで市全体の経済効果を高め 定住促進 雇用創出を図るものである 数値目標 施設内アンテナショップ売上額 ( 事業開始前 (

地方創生応援税制 ( 企業版ふるさと納税 ) の運用改善 ( 別紙 1) 平成 31 年度税制改正 企業版ふるさと納税の一層の活用促進を図るため 企業や地方公共団体からの意見等を踏まえ 徹底した運用改善を実施する 地方創生関係交付金と併用する地方公共団体へのインセンティブ付与 地方創生関係交付金の対

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

<4D F736F F D E E96914F955D89BF82CC906982DF95FB2E646F63>

Ⅲ. 対象者 1. 対象者はどのような者か 平成 27 年 2 月 24 日以降県外から移住を行う者等 (UIJ ターン 二地域居住等 ) で以下の者を対象とします 転入前にあっては補助事業主体の長が定める期限内に転入届けを提出する者 転入後にあっては転入した日から 6 ヶ月以内に交付申請を行う者

数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

PowerPoint プレゼンテーション

( 課題 ) 一方で 男子のJ1 J2リーグでの実績がある選手以外は 女子の日本代表の選手であっても 競技活動と兼ねて仕事を持ち 所謂 セミプロ選手 として生計を維持していることは珍しいことではなく 下位リーグではより多くの選手が生活基盤の確立に困難を伴っている 競技活動を引退後 セカンドキャリアと

Microsoft Word - h26_2_1.docx

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 3,500 千円 3,500 千円 10,600 千円 350 人 350 人 1,060 人 雇用の増加 5 人 5 人 18 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は 日本の国技であ

目 次 1 章策定の趣旨 1 1 これまで経緯 1 2 さらなる行財政改革の必要性 1 2 章行財政改革の基本的な考え方 2 1 推進期間 2 2 基本方針 2 3 重点項目 2 (1) 事務 事業の効率化の推進 3 (2) 定員管理の適正化及び人材育成の推進 4 (3) 民間活力の活用 4 (4)

計画書

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

までの人口が 26,740 人であったのに対し 平成 27 年の国勢調査では 5 年前の同世帯である 30 歳から 44 歳までの人口が 24,397 人と 2,343 人 もの大幅な流出が発生している 160, , , ,000 80,000 門真市の人口の推移

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 琵琶湖疏水通船復活を契機とした京都 大津広域観光促進計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 滋賀県大津市及び京都府京都市 3 地域再生計画の区域 滋賀県大津市及び京都府京都市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題大津市及び京都

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

た取組を進めることで 国際的評価の獲得と 国内外での知名度及びイメージ向上を図り 交流人口の増加につなげる さらには 自動車で2 3 時間圏内となる関西圏そして首都圏で効果的なシティプロモーションを実施して交流人口の掘り起こしも行い こうした 美星の星空 の磨き上げにより 観光形態を 日帰り 通過型

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

要望理由 (1) 政策目的 既存住宅の流通の円滑化を通じ 既存住宅流通 リフォーム市場の拡大 活性化を図る また 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備するとともに 既存住宅の耐震化を促進し 住宅ストックの品質 性能を高め 国民の住生活の向上を目指す (2) 施策の必要性 国民がライフステ

<第1回> 帯広市都市計画審議会 第二次 都市計画マスタープラン検討                   専門部会

4-(1)-ウ①

図 1 小松市の産業の付加価値額 ( 中分類 )(2012 年 ) 図 2 は 石川県と福井県の繊維工業の取引関係を 見える化 したものです これより 両県の繊維工業の企業間取引は 県境を越えてなされていることがわかります このように 行政区域を越えた産業の広がりやサプライチェーンを把握することで

共同住宅の空き家について分析-平成25年住宅・土地統計調査(速報集計結果)からの推計-

受入は 観光入込客数を確保していくうえで 重要な位置づけの 1 つとなっ ている 図表 1 指宿市の観光客入込数の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 図表 2 指宿市の宿泊客内訳の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 2

イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

<4D F736F F D20819A8E9197BF B8BE682CC8CBB8FF382C6906C8CFB90848C >

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され


ションによる地域経済の拡大を図るとともに 起業 創業の促進 クリエイティブな能力を有する人材の集積を利点とした企業誘致の促進等の取組による雇用の創出を図っていく さらに 多様な働き方をしたいという市民のニーズ ICT 現場における即戦力人材を獲得したいという地元企業のニーズがマッチングできるような仕

<8ED089EF8E91967B90AE94F5918D8D878CF095748BE0955D89BF88CF88F589EF2E786477>

取組みを始めた中で課題となっているものは 新たな観光拠点としての再設定とアクセス道路の改善であるとともに 草スキー場自体が荒れていることから草スキー場の再整備が必要となっていることである 観光拠点としての再設定については 平成 28 年度 地方創生加速化交付金事業 魅力ある空間形成プロジェクト にお

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D E338F4390B3816A90BC88C993A492AC906C8CFB C4816A2E646F6378>

スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

平成23年度都市・土地・PFI税制改正に対する要望

意見集計結果 平成 30 年 月 5 日から2 月 5 日までの間, つくば市空家等対策計画 ( 案 ) について, 意見募集を行った結果,3 人 ( 団体を含む ) から2 件の意見の提出がありました これらの意見について, 適宜要約した上, 項目ごとに整理し, それに対する市の考え方をまとめまし

を補完することが必要である このため 北陸新幹線の開業等による来訪者の増加を一過性にせず リピーターの確保 さらには将来的な定住 班定住につなげる必要がある 4-3 計画の目標本県の総合戦略 とやま未来創生戦略 を実現するために 新幹線開業効果を一過性のものにせず しっかりと持続 深化させるためにも

SS過疎地問題に関する調査研究

茨木市待機児童解消保育所等整備計画 ( 平成 30~32(2020) 年度 ) 平成 30 年 12 月 茨木市

2-3(2) 学校の教育力の向上 1. 学習環境の整備 子どもに質の高い教育を提供していくために 学びの森 を設置 運営する 学びの森 では専門的な指導員を配置し 1 教職員の研修体制の充実 2 学校と地域の連携協力の推進 3 児童生徒 保護者との教育相談を進める ティームティーチングによる学習支援

官民連携事業(PPP)導入

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング


地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 石鎚山系の魅力発信及び持続可能な資源とする事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町 3. 地域再生計画の区域 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町の全域 4. 地域再生計画の目標

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

数値目標 事業開始前 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 0 千円 0 千円 0 千円 1,000 千円 0 人 0 人 0 人 600 人 0 件 0 件 0 件 5 件 平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32

沖縄でのバス自動運転実証実験の実施について

各取組は PDCA サイクルを回し効果を評価し 目標が達成できない見通しとなったときは さらなる総量の縮減や取組 体制の強化等 基本方針等を見直します [ 図表 40] [ 図表 40:PDCA サイクル ] 計画修正 Action 計画修正 Action Plan Check 計画等修正 Acti

untitled

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

目次 第 1 章計画の趣旨 1. 計画策定の背景と目的 2. 計画の性格 3. 対象地区 4. 計画期間 第 2 章本市の現状と推計 1. 住宅 土地統計調査の結果 2. 本市の空家の状況 3. 今後の推計 第 3 章基本的な方針 1. 計画の方向性 2. 所有者の適正な管理の促進 第 4 章推進す

化することが課題である 4-2 地方創生として目指す将来像錦町では 市場ニーズに応じて農産物を安定的に供給するための生産者の活動を支援することに加え 観光誘客による物産振興を図り 本町の基幹産業である農業を稼げる魅力的な産業に変えることによって 人口減少の抑制及び新たな雇用創出による活力に満ちたまち

地元企業 商店 大学などを巻き込んだ 歩くことを中心とした健康長寿のまちづくりを契機として 健康寿命の延伸 医療費の適正化 削減経費の事業への再投入という正のサイクルを回すことはもとより その取組みを町内商業施設への誘導 町内購買の増化 特産品の振興等に波及させ 経済好循環の実現 町内経済循環率の改

0マ

生には全日本実業団対抗駅伝競走大会などで活躍する選手を数多く輩出するなど 陸上競技を始めとするスポーツが盛んなまちである これを活用するため ハード事業においては平成 23 年度に日本陸上競技連盟第 3 種公認の全天候型陸上競技場の改修工事を実施し 雨天時や東三河地域の公認競技大会の開催に対応できる

2. 住民アンケート調査 以下の既往のアンケート調査から 都市計画及びまちづくりに関する住民ニーズや方向性等を以下の とおり把握 解析する (1) 第 2 次長久手町土地利用計画策定にあたってのアンケート調査 1 調査の概要 調査対象は 町内在住住民及び市街化調整区域の土地所有者とし それぞれ 2,

⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

地方創生交付金 対象事業評価結果

PowerPoint プレゼンテーション

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

普通財産の売却及び利活用の基本方針

Transcription:

1 地域再生計画の名称 地域再生計画 河岸のまちさかい 復興プロジェクト ~ 中心市街地空き家 空き店舗再生活用事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称 茨城県猿島郡境町 3 地域再生計画の区域茨城県猿島郡境町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状境町は関東平野のほぼ中央 首都東京から 50 km圏内に位置し 東西に8 km 南北に 11 kmの長方形に近い地形で 面積は 46.59 km2である 町の西南部を利根川が流れ 流域に形成された平坦沖積地帯と 隣接自治体に接する洪積台地からなり 主に低湿地は水田 台地は畑地を形成している 本町の人口は 平成 6 年の 27,619 人をピークに減少に転じ 平成 28 年 9 月 1 日現在は 24,493 人となっている 国立社会保障 人口問題研究所の推計によれば 本町の将来人口は平成 37(2025) 年に 22,835 人 平成 52(2040) 年には 19,330 人に減少すると見込まれている 図表 : 本町の人口推移 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 0 歳 ~14 歳 15 歳 ~64 歳 65 歳以上 人口総数 平成 7 年 4,861 18,378 3,998 27,237 平成 37 年 2,563 13,035 7,237 22,835 平成 52 年 2,054 10,249 7,027 19,330 ( 平成 7 年 ) 国勢調査 ( 平成 37 年から ) 国立社会保障 人口問題研究所の推計値 1

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き家の増加及びそれに伴う空洞化は 本町の活力低下を招くだけでなく 景観上や公衆衛生等で大きな問題となっている 本町ではこうした状況を踏まえ 空き家 空き店舗の利活用の可否等 本格的な調査を実施し ( 仮称 ) 境町空家等対策計画 を平成 28 年度中に策定することとしている 4-3 目標本事業では こうした空き家 空き店舗対策を加速し 本町への移住希望者を中心市街地に呼び込んでいくきっかけとするため 活用可能と判断された空き家 空き店舗の一部を 地元不動産 建設業者等に委託し対象物件の所有者に対し利用交渉を進め 交渉が成立した物件について所有者自身がリフォームする このうち リフォーム費用の一部については モデルハウスとして本町への移住希望者向けの展示会等に活用することを条件に 本町が助成する また 本町が業務委託した不動産業者等から モデルハウス等の成功事例に触発された別の空き家 空き店舗所有者に対しても リフォーム業者等の紹介 賃貸物件あるいは民泊施設など活用方法の提案等 空き家 空き店舗の活用を総合的にアドバイスすることにより 最終的に民間主導による中心市街地の空き家 空き店舗の活用サイクルを形成することにより 中心市街地の活性化及び移住 定住者獲得につなげていくことを目標とする 数値目標 事業 空き家 空き店舗リフォーム事業空き家 空き店舗活用事業 KPI 空き家 空き店舗利活用数 中心市街地定住者増加数 年月 申請時 - - H28.3 初年度 1 件 2 人 H29.3 2 年目 2 件 6 人 H30.3 3 年目 3 件 9 人 H31.3 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 2

5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業 まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する 特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 河岸のまちさかい 復興プロジェクト ~ 中心市街地空き家 空き店舗 再生活用事業 ~ (2) 事業区分 : 移住 定住促進 (3) 事業の目的 内容 ( 目的 ) 本事業では こうした空き家 空き店舗対策を加速し 本町への移住希望者を中心市街地に呼び込んでいくきっかけとするため 活用可能と判断された空き家 空き店舗の一部を 地元不動産 建設業者等に委託し対象物件の所有者に対し利用交渉を進め 交渉が成立した物件につき 所有者自身がリフォームする このうち リフォーム費用の一部については モデルハウスとして本町への移住希望者向けの展示会等に活用することを条件に 本町が助成する また 本町が業務委託した不動産業者等から モデルハウス等の成功事例に触発された別の空き家 空き店舗所有者に対しても リフォーム業者等の紹介 賃貸物件あるいは民泊施設など活用方法の提案等 空き家 空き店舗の活用を総合的にアドバイスすることにより 最終的に民間主導による中心市街地の空き家 空き店舗の活用サイクルを形成することにより 中心市街地の活性化及び移住 定住者獲得につなげていく ( 事業の概要 ) 空き家 空き店舗リフォーム事業本町への移住希望者を中心市街地に呼び込んでいくきっかけとするため まず 事前に調査した空き家 空き店舗のうち活用できる物件を精査する 次に 本町が地元不動産 建設業者等に委託し対象物件の所有者に対し利用交渉を進め 交渉が成立した物件につき 所有者自身がモデルハウスとしてリフォームする このうち リフォーム費用の一部については 展示会等に活用することを条件に本町が助成する なお リフォームにあたっては 本町の環境政策への取組を宣伝するため リサイクル材の使用及び緑化等を実施する 空き家 空き店舗活用事業 境町の移住 定住の促進に関する協定 を締結している地元の不動産業者等へ業務委託し 本町への移住希望者に対し 上記モデルハウスを活用し展示会等を実施し リフォーム物件への関心を高めさせ移住につなげていく 更に モデルハウス等の成功事例に触発された別の空き家 空き店舗所有者に 3

対しても 本町が業務委託した不動産業者等がリフォーム業者等の紹介 賃貸物件あるいは民泊施設など活用方法の提案等 空き家 空き店舗の活用を総合的にアドバイスすることにより 最終的に民間主導による中心市街地の空き家 空き店舗の活用サイクルを形成することにより 中心市街地の活性化及び移住 定住者獲得につなげていく ( 各年度における取組み ) 空き家 空き店舗リフォーム事業初年度 ) 業者委託により本町の空き家 空き店舗の調査を行い 活用可能な物件の選定を行う 次に 本町が業務委託した地元不動産業者が利活用方法について所有者と交渉し 一部について所有者自身がリフォームを実施 モデルハウスとして活用することを条件に本町がリフォーム費用の一部を助成する 2 年目 ) 初年度と同様のスキームにて交渉が成立した物件のリフォームを所有者が実施し 一部費用を本町が助成する 3 年目 ) 初年度と同様のスキームにて交渉が成立した物件のリフォームを所有者が実施し 一部費用を本町が助成する 空き家 空き店舗活用事業 2 年目 ) 地元不動産業者等への業務委託により 上記モデルハウスについて移住希望者向けの展示会等に活用することにより リフォーム物件への関心を高めさせ移住につなげていく また 民泊 賃貸などの活用を希望する空き家 空き店舗所有者に対しても リフォームから活用までのアドバイスを行う 3 年目 ) 引き続き地元不動産業者にモデルハウスの展示会等の開催 空き家 空き店舗活用のアドバイス業務を委託することにより 最終的に民間主導の空き家 空き店舗活用サイクルを形成することにより 中心市街地の活性化 移住 定住者の獲得につなげていく (4) 地方版総合戦略における位置付け本町のまち ひと しごと創生総合戦略 ( 以下 戦略 という ) では 境町への新しい人の流れをつくる ことを重点目標としている また その具体的施策として U I J ターン希望者の移住 定住の推進 を挙げており 本計画における事業はその達成のため必要な施策である また 戦略における KPI として本町人口の社会増減数 (H26 208 人 H31 累積 139 人 ) を掲げているが 本計画の実施により本町への転入者を獲得することにより その達成のための一端となるものである (5) 事業の実施状況に関する客観的な指標 ( 重要業績評価指標 -KPI-) 事業空き家 空き店舗リフォーム事業年月 4

空き家 空き店舗活用事業 KPI 空き家 空き店舗利活用数 中心市街地定住者増加数 申請時 - - H28.3 初年度 1 件 2 人 H29.3 2 年目 2 件 6 人 H30.3 3 年目 3 件 9 人 H31.3 (6) 事業費 ( 単位 : 千円 ) 年度 H28 H29 H30 計 空き家 空き店舗リフォーム事業 事業費計 5,500 5,500 5,500 16,500 補助金 5,000 5,000 5,000 15,000 設計等委託費 500 500 500 1,500 空き家 空き店舗活用事業 年度 H28 H29 H30 計 事業費計 0 500 500 1,000 委託費 0 500 500 1,000 (7) 申請時点での寄付の見込み ( 単位 : 千円 ) 年度 H28 H29 H30 計法人名ロイヤル化粧品株式会社見込み額 ( 千円 ) 5,000 5,000 5,000 15,000 (8) 事業の評価の方法 (PDCA サイクル ) ( 評価の手法 ) 計画期間の各年度終了後 毎年度 3 月末時点の KPI の達成状況を取りまとめた後 外部有識者等で構成する境町戦略会議での討議及びアンケート実施による評価分析を実施し 6 月までに結果をまとめる ( 評価の時期 内容 ) 計画期間の各年度終了後に 外部有識者等で構成する境町戦略会議による効果検証を6 月までに行い 翌年度以降の取組方針を決定する予定 ( 公表の方法 ) 評価内容については 町議会において報告を行うとともに 町ホームページ 5

にて公表する (9) 事業期間 : 平成 28 年 12 月 ~ 平成 31 年 3 月 5-3 その他の事業該当なし 6 計画期間地域再生計画認定の日から平成 31 年 3 月 31 日まで 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況に係る評価の手法計画期間の各年度終了後 毎年度 3 月末時点の KPI の達成状況を取りまとめた後 外部有識者等で構成する境町戦略会議での討議及びアンケート実施による評価分析を実施し 6 月までに結果をまとめる 7-2 目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容年度末時点での数値が確定した後速やかに外部有識者等で構成する境町戦略会議による効果検証を6 月までに行い 翌年度以降の取組方針を決定する予定 7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の手法目標の達成状況については 町議会において報告を行うとともに 町ホームページにて公表する 6