7 調査結果の概要 (1) 子どもの携帯電話所持率とフィルタリングの活用状況 ア子どもの携帯電話所持率 子ども専用の携帯電話所持率は 平成 19 年の本市調査 ( 以下 前回調査 ) から 2 年が経過していますが ほぼ横ばいの結果です では 男子 33.6 女子 46.4 計 4.1 が所有してい

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6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

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Microsoft Word - 【確認】アンケート結果HP.docx

Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1, 校 1, 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期

表紙(A4)


平成20年度携帯電話の利用についての実態把握町について【概要】

問 1 あなたは お子様に携帯電話(PHS やスマートフォンを含む 以下同じ ) を持たせていますか ( どれか1つに ) 1. 持たせている 2. 持たせていない 3. 持たせていないが 親のものを共用 ( 子どもも使えるように ) している

2 お子さんに携帯電話 スマートフォン等 ( 以下, 携帯 スマホ ) を持たせていますか 1 子ども専用の携帯 スマホを持たせている 2 子ども専用の携帯 スマホは持たせていないが 家族の携帯電話は自由に使える 3 携帯 スマホは持たせていない 小学校 選択肢持たせている家族で共用持たせていない

平成26年度調査研究活動報告書

PP

家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用に関する調査結果報告書(概要版)

小 中 高校生のケータイ インターネット等の利用に係る実態調査について 1 目 的スマートフォンなど新しい情報機器の普及やコミュニティサイトの急速な利用拡大等に より 子どもたちの犯罪につながる行為や基本的生活習慣の乱れが憂慮されていることか ら ケータイ インターネットに係る子どもたちの実態調査を

問 3 全員の方にお伺いします 日頃 サイバー犯罪 ( インターネットを利用した犯罪等 ) の被害に遭いそうで 不安に感じることがありますか この中から1つだけお答えください よくある % たまにある % ほとんどない % 全くない 全

 

< このアンケートの中の言葉の意味 > 情報通信機器 携帯電話やスマートフォン パソコンなど他の人とメッセージのやりとりができるような機 器 インターネット世界中の情報通信機器をつなげてメッセージのやりとりができるようにした仕組み 例えば インターネットを利用して 次のようなことができます 友だちと

「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」調査結果(分割1)

調査 Ⅰ 学校における保護者啓発 その他資料の活用について 以下 さいたま市を除く 5 これまでに青少年課作成の情報モラル啓発 DVD そのつながり大丈夫? を活用しましたか (1つ回答) 1 活用したことがある 今後 活用する予定がある

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以下は 質問 4でお子さんにケータイを 使わせている と答えた方にお聞きします 質問 6 どのような理由からお子さんにケータイを使わせるようになりましたか あてはまるものすべてに をつけてください 1 連絡のため ( 塾や習い事の送迎など 2 GPS 機能がついているから ( 防犯上のため 3 子ど

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

 

調査 Ⅰ 学校における保護者啓発 その他資料の活用について 5 これまでに青少年課作成の情報モラル啓発 DVD そのつながり大丈夫? を活用しましたか (1つ回答) 1 活用したことがある 今後 活用する予定がある 活用していない 25 1

インターネットについてのアンケート 1 学期の PTA 講演会でも 不審者やネット犯罪から子どもを守るために と題して講演会を行いましたが 下條小学校の子どもたち 保護者のみなさんが インターネットとどのように関わっているのか 高学年の児童 保護者を対象にアンケートを行いました 全県的な調査と比較し

Microsoft PowerPoint - 5.ppt [互換モード]

携帯電話 スマートフォンの利用状況 学年別 自分専用借りてその他利用していない不明 4 年生 年生 5 年生 年生 6 年生

平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)

睡眠調査(概要)

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

Microsoft Word - 小学生調査(FINAL) _.doc

平成 26 年 11 月 コミュニティサイトに起因する 児童被害の事犯に係る調査結果 ( 平成 26 年上半期 ) 警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課

 

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

========== 目次 ========== 1. 調査趣旨 P1 2. 調査概要 P1 3. 調査結果概要 P2 4. 調査結果詳細 P3 5. 調査結果の補足 P16 6. 効果的な取組についてのまとめ P17 ( 参考 ) 1 神奈川県 横浜市 川崎市 相模原市 子どもたちのインターネット

1 家庭生活について 朝食及び就寝時刻 早寝早起き朝ごはん の生活リズムが向上している ( 対象 : 青少年 ) 朝食を食べている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.2 今回 (H27) 経年 1.7 前回 (H22)

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調査の目的と概要 Ⅰ 調査の目的 札幌市の児童生徒の実態に関する基礎調査 は 札幌市の小学生 中学生 高校生の意識や心情 生活 行動などについて 継続的に調査し その実態の変容を明らかにすることにより 子どもを取り巻く社会変化や教育情勢と子どもの生活との関連性を客観的に把握し 教育施策の推進に資する

平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果(速報)1

Q3. 本人 家族があったことがあるトラブル 件数が記入されていないものはすべて1 件です ( 以降の項目も同じ ) Q3-1 無料だと思って利用していたのに 知らないうちに有料になっていて 高額の請求が来た などの事例について その他の記入 50 歳未満 震災時の災害情報サイトで いつの間にか有料

広報資料平成 25 年 11 月 14 日警察庁 コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査結果について ( 平成 25 年上半期 ) 1 調査の趣旨近時 出会い系サイトに起因して犯罪被害に遭った児童数は減少傾向にあるが 他方 コミュニティサイトに起因して犯罪被害に遭った児童数は 平成 2

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

1 クレジットカードの利用意向 (1) クレジットカードを積極的に利用したいと思うか 問 1 あなたは, クレジットカードを積極的に利用したいと思いますか この中から 1 つだけお答えください そう思う( 小計 ) 39.8% そう思う 20.3% どちらかといえばそう思う 19.5% そう思わない

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

生徒用プリント ( 裏 ) 入力した内容はすべて記録されている!! 印 : 授業で学んだこと 管理者のパソコンには どのパソコンから いつ どのような書き込みがされたか記録されています 占いだけではなく メールや掲示板の内容も同じように記録されています もし 悪意のある管理者から個人情報が洩れたらど

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

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[ 中学校男子 ] 1 運動やスポーツをすることが好き 中学校を卒業した後 自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたい 自分の体力 運動能力に自信がある 部活動やスポーツクラブに所属している 3 運動やスポーツは大切 [ 中学校女子

「青少年のインターネット利用環境実態調査」(保護者用調査票)

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資料1 団体ヒアリング資料(ベネッセ教育総合研究所)

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問 3 1 日にどれくらい携帯電話をさわっていますか? 問 4 メールや SNS で誰とやりとりをしていますか? 30 分未満 30 分 ~1 時間 1 時間 ~2 時間 2 時間 ~3 時間 3 時間以上ほとんど使わない 親兄弟祖父母 親戚学校の友達違う学校の友達学校の先生ネットの

性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 24 歳 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

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(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

表紙・はじめに・目次・第1章

裁判員制度 についてのアンケート < 調査概要 > 調査方法 : インサーチモニターを対象としたインターネット調査 分析対象者 : 札幌市内在住の20 歳以上男女 調査実施期間 : 2009 年 11 月 10 日 ( 火 )~11 月 11 日 ( 水 ) 有効回答者数 : N=450 全体 45

PowerPoint プレゼンテーション


「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

小学校国語について

令和元年度第 1 回いじめ問題対策調査会 令和元年 5 月 23 日 ( 木 ) 調査会の開催確認 〇会長挨拶 事務局自己紹介 会長より いじめ問題の解決に向けて 皆さんと活発な意見交換ができたらと思う では指導室より 報告願う 事務局取組報告 平成 30 年度におけるいじめの大和市独自調査について

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

解説 1-1 SNS での不用意な発言によりトラブルになった事例 軽い気持ちで書き込んだ言葉でも 相手をひどく傷つけてしまうことがあります 友達限定だからと安心して軽い気持ちで書き込んだ悪口が 思わぬ形で広がりトラブルにつながることがあります 平成 23 年 12 月現在 国内ネットユーザー 9,5

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 24 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

◎公表用資料

生徒用プリント ( 裏 ) 入力した内容はすべて記録されている!! 占いサイトの場合 印 : 授業で学んだこと 管理者のパソコンには どのパソコンから いつ どのような書き込みがされたか記録されています 占いだけではなく 懸賞サイトやメール 掲示板の内容も同じように記録されています もし 悪意のある

「教育方法研究B」 第11回 情報モラル教育(1) 「教育の情報化に関する手引き」 が示す情報モラル教育の方向性

 

W N コンパス情報リテラシー啓発のための羅針盤 S E 参考スライド集 第 1.1 版 (2019 年 4 月 26 日発行 ) 株式会社ラックサイバー グリッド ジャパン編

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市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

調査結果 子どものスマホ利用の実態 子どものファーストスマホ半数以上が Android を利用 2 割弱が 中古スマホ を利用 子どものファーストスマホ選択基準 自分と同じキャリア 端末代金が安い 月額利用料金が安い 小学 3 年生 ~ 中学 3 年生のスマートフォン ( 以下スマホ ) を保有して

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

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違法配信に関するユーザー利用実態調査 【2010年版】

加須市審議会等の会議の公開に関する要綱の運用の手引

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(3-1) 事例の解説と気をつけること 子どもが保護者名義のクレジットカードを不正利用した事例 解説 インターネット上の多くの取引では クレジットカ-ド番号と有効期限を入力すれば 簡単に商品を購入することができます クレジットカードの会員規約には 盗難などは盗難保険などで支払いを免除する制度が定めら

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初めて親となった年齢別に見た 就労状況 ( 問 33 問 8) 図 97. 初めて親となった年齢別に見た 就労状況 10 代で出産する人では 正規群 の割合が低く 非正規群 無業 の割合が高く それぞれ 22.7% 5.7% であった 初めて親となった年齢別に見た 体や気持ちで気になること ( 問

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

家庭における教育

1 青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標 -ILAS(Internet Literacy Assessment indicator for Students)- スマ一トフォンが急速に普及し インタ一ネットがますます青少年にとって身近になる中 青少年がインターネットを安

学力向上のための取り組み

Agenda Smartphone 学生団体 Re:inc 概要活動の契機ワークショップアンケートから今後に向けて 2

1 運転免許証の自主返納制度について (1) 運転免許証の自主返納制度の認知度 問 1 あなたは 運転免許証の自主返納制度について知っていますか それとも知りませんか この中から 1 つだけお答えください 知っている( 小計 ) 93.2% 制度の内容も含めて知っている 73.0% 内容はよく知らな

パソコンの使い方

十和田市 事業別に利用数をみると 一時預かりは 年間 0 (.%) 以 上 (.) - (.%) の順となっています 問. 一時預かり ( 年間 ) n= 人 以上. 幼稚園の預かり保育は 年間 0 (.%) 以上 (.%) (.%) の順となっています ファミリー サポー

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

Transcription:

横浜市政記者 横浜ラジオ テレビ記者各位 記 者 発 表 資 料 平成 2 2 年 1 月 2 9 日 教育委員会事務局小中学校教育課 児童 生徒指導担当課長齋藤宗明 T E L 4 5-6 7 1-3 6 9 9 子どもの携帯電話利用についてのアンケート調査結果について 子どもの携帯電話利用によって ネット上のいじめなど被害 加害や依存などの生活習慣上の問題に子どもたちが巻き込まれないようにするため 市教委は平成 2 年 1 月 5 日に ケータイ ネット から子どもを守る提言 を発表しました また 平成 21 年 4 月 1 日には 青尐年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律 が施行され フィルタリング等についての事業者や保護者の義務 責務が明確になるなど法整備も進みました しかし プロフィールサイトやゲームサイトなどの 非出会い系サイト からの 福祉犯罪被害が広がるなど 日進月歩の情報通信技術ならではの新たな危険に子どもたちがさらされており 依然として憂慮すべき状況にあると言わざるを得ません 本調査は 市教委や健全育成関係諸団体等のこれまでの取組の成果を精査し 今後の取組の基礎資料とすると同時に 各学校や保護者の皆様に 指導 啓発や安全対策の参考として活用できるように 次の通り 調査の概要を報告いたします 1 目的児童生徒の携帯電話利用にかかるトラブルや被害 加害 健全な生活習慣や価値観への悪影響を防ぐために 保護者及び児童生徒の携帯電話についての実態と意識を調査し 今後の安全対策等の基礎資料とするために実施した 2 実施時期平成 21 年 11 月 16 日 ~11 月 3 日 3 調査方法無記名による質問紙アンケート ( 別添 ) ( 児童生徒は学級単位で実施 保護者は家庭配布し回収 ) 4 調査対象小 市内各区の小 4~ 中 3 の児童生徒各学年 12 学級 ( 以下 子ども調査 ) 保護者市内各区の小 4~ 中 3 の保護者各学年 12 学級 ( 以下 保護者調査 ) 5 調査回答者数 (1) 児童生徒 2,347 人 ( 1,137 人 1,21 人 ) 回収率 97.3 (2) 保護者 1,889 人 ( 保護者 959 人保護者 93 人 ) 回収率 78.5 6 集計 分析帝京大学教授岡田守弘 1

7 調査結果の概要 (1) 子どもの携帯電話所持率とフィルタリングの活用状況 ア子どもの携帯電話所持率 子ども専用の携帯電話所持率は 平成 19 年の本市調査 ( 以下 前回調査 ) から 2 年が経過していますが ほぼ横ばいの結果です では 男子 33.6 女子 46.4 計 4.1 が所有していると回答しており の保護者では 男子 31.8 女子 46.2 計 39.5 が子どもに持たせていると回答しています では 男子 74. 女子 79.7 計 76.8 が所有していると回答し 保護者では 男子 71.1 女子 77.5 計 74.4 が子どもに持たせていると回答しています 女子の所持率が男子より高くなっている傾向は 前回調査と同じです 子ども専用携帯電話の所持率 ( ) 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 男子 女子 計 男子女子計 子ども調査 33.6 46.4 4.1 保護者調査 31.8 46.2 39.5 H19 子ども調査 34.8 49.1 41.4 H19 保護者調査 3.3 47.7 39.5 子どもに携帯電話を持たせたことについて 良かったと思っている保護者が 8.2 子どもに携帯電話を持たせなかったことについて 良かったと思っている保護者も 89.2 であったことから 子どもの携帯電話所持率は 今後もこの割合で推移するものと予想されます 携帯電話購入 良かった ( 保護者調査 ) 男子女子小計全体 85.8 89.4 88.1 8.2 75.2 76.6 75.9 子ども専用携帯電話の所持率 ( ) 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 男子 女子 計 携帯電話不購入 良かった ( 保護者調査 ) 男子女子小計全体 87.5 89.8 88.6 89.2 94.7 86. 9.8 男子 女子 計 子ども調査 74. 79.7 76.8 保護者調査 71.1 77.5 74.4 H19 子ども調査 74.1 85.5 79.5 H19 保護者調査 65.2 81.3 73.8 イ子ども専用の携帯電話所持者の購入時期 では 4 年生での購入が 27.4( 前回調査 34.) では 1 年生での購入が 34.( 前回調査 31.6) で最も高くなっているのは 前回調査と同じです の携帯電話所持者では 1 年生で 22.( 前回調査 7.8) が購入し 小学校 3 年生までに 54.( 前回調査 4.8) が購入済みとなっています 小学校入学と同時に携帯電話を購入するケースや低学年での購入増加など 購入時期については低学年にシフトしています 子ども専用携帯電話購入の累積割合 ( - 保護者調査 ) 子ども専用携帯電話購入の累積割合 ( - 保護者調査 ) 5 45 4 35 3 25 2 15 1 5 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 男子 女子 9 8 7 6 5 4 3 2 1 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 男子 女子 男子 7.3 1.5 16.8 27.8 31.4 33.6 男子 2.1 2.6 4.4 1.1 19.8 37.8 68.4 73. 74. 女子 1.3 15.9 26.2 37.5 43.4 46.4 女子 2.4 6.4 1.4 2.5 36.6 54.4 76.4 79.1 79.7 2

ウフィルタリングの認知度と活用状況 保護者のフィルタリングについての認知率は の保護者で 95.5 の保護者で 91.9 と前回調査のそれぞれ 88. 8.1 から明らかに上昇しています フィルタリング ( インターネットが使えない機種設定も含む ) 活用状況は 小学校で 85.6 中学校で 69.7 と前回調査 平成 2 年 12 月実施の文科省調査 ( 小学校 6 年生と中学校 2 年生 ) と比べても利用率は上昇しています 各学校や関係機関の取組の成果や法律 ( 青尐年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律 ) の整備等による社会全体の意識 の高まりが影響して表れたものと考えられます しかし の携帯電話の約 15 の携帯電話の約 3 は 出会い系サイトや違法 有害サイトに接続できる状態にあるといえます フィルタリングを利用しない理由として 子どもを信頼している 特に必要を感じない で 9.3( 複数選択回答 ) に上っています しかし フィルタリングサービスを知らなかった 7.5 購入時に店員から説明を受けなかった 7.1 設定方法がわからなかった 11.7 を合わせると 26.3 にもなり 広報啓発活動などの取組により 利用率上昇の余地はまだあるといえます 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1 95 9 85 8 75 7 65 6 55 5 81.6 56.1 94.3 88.1 保護者のフィルタリングの認知度 96.2 85.6 95.5 75.7 91 64.4 92.7 フィルタリングの活用状況 ( インターネットが使えない機種設定も含む ) 32.6 7.8 51.1 フィルタリングの活用状況の推移 85.6 69.7 69.7 H19 横浜調査 H2 文科調査 H21 横浜調査 子どもを信頼している フィルタリングを利用していない理由 ( 複数回答選択 ) 91.9 男子女子合計男子女子合計 62.3 フィルタリングサービスを知らなかった 7.5 購入時に店員から説明がなかった 7.1 子どもにせがまれた 3.3 設定方法が分からなかった 11.7 特に必要を感じない 28 その他 2.1 1 2 3 4 5 6 7 3

(2) 子どもの携帯電話利用実態と影響 子どもの携帯電話による一日の通話時間は ほとんど通話には使わない 1 分未満 を合わせるとで 79.6 で 8. です 1 時間以上 3 分 ~1 時間未満 1 分 ~3 分未満 通話時間 一方メールの利用頻度は 一日に送受信するメールが 3 件以上の児童生徒は の男子で 5.8 女子で 7.4 ですが では男子で 23.2 女子では 31. になっています 3 件以上というのは 受信したメールを読んだり 送信するメールを入力したりするのに平均 2 分費やすと仮定すると 一日に 6 分以上をメールの送受信に奪われていることになります 1 分未満ほとんど通話には使わない 1 件以上 1 2 3 4 5 6 メール利用頻度 全体 5 件 ~99 件 では 一日に 5 件以上のメールを送受信する男子が 12.6 女子が 13.6 もいます 生活習慣への影響が心配されますが メール利用頻度と就寝時間の相関を見ると 一日のメール利用頻度の増加が生活習慣に影響を与えていることがわかります 3 件 ~49 件 1 件 ~29 件 1 件未満 男子女子全体男子女子全体全体 ほとんどメールには使わない 1 2 3 4 5 6 一日のメール送受信件数と就寝時間 ( ) 一日のメール送受信件数と就寝時間 ( ) 1 件以上. 1. 1 件以上 1.6 85.1 5 件 ~99 件 14.3 85.7 5 件 ~99 件 26.7 73.3 3 件 ~49 件 9.5 85.7 3 件 ~49 件 26.1 73.1 1 件 ~29 件 27.8 7.8 午後 1 時後 午後 1 時前 1 件 ~29 件 36 62.9 午後 11 時後 午後 11 時前 1 件未満 41.7 57.3 1 件未満 54.2 42.4 メール使わない 46.2 52.2 メール使わない 53.8 44.2 2 4 6 8 1 2 4 6 8 1 4

(3) 子どもの携帯電話利用による被害 トラブル メールや掲示板 プロフィールサイト等での誹謗 中傷を受けるなど ネット上のいじめ の被害経験があるは 男子で.5 女子で.7 では 男子で 3.2 女子で 6.7 でした メールや掲示板 プロフィールサイト等で友人とトラブルになった経験があるは 男子で.9 女子で 2.1 は 男子で 6.1 女子で 1.2 でした どちらも 男子より女子 よりの経験割合が高い結果になっています 8 7 6 5 4 3 2 1 12 1 ネット上のいじめ被害経験あり.5.7 ネット上のトラブル経験あり 3.2 6.7 男子女子男子女子 1.2 8 6 6.1 フィルタリング利用との相関では フィルタリングを利用している児童生徒の方が ネット上のいじめ被害やトラブルの経験割合は低い結果になっており 改めてフィルタリングの有効性が確認できたといえます 4 2.9 2.1 男子女子男子女子 フィルタリング ( インターネットが使えない機種設定も含む ) とネット上のいじめ被害経験 7 6.4 6 子どもたちは 携帯電話を使用するうえでどんなことに不安を感じているかという質問では ( 複数選択回答 ) 誹謗 中傷 ( 他の人の悪口 ) によるネット上のいじめ被害 や 掲示板などの書き込みによるトラブル よりも 個人情報 ( 住所や電話番号など ) が悪用される よくわからないうちに高い料金がかかる 出会い系など危険なサイトから犯罪に巻き込まれる に多くの児童生徒 (5 以上 ) が不安を感じている結果となりました 5 4 3 2 1 12 1 8. 3.8 フィルタリングあり フィルタリング ( インターネットが使えない機種設定も含む ) とネット上のトラブル経験 7.5.9 フィルタリングなし 11.1 6 4 3.1 4.7 2 フィルタリングあり フィルタリングなし 携帯電話への不安 ( 子ども調査 複数選択回答 ) 生活習慣への影響勉強への影響間違った情報や知識高額請求チェーンメール 暴力 性などの有害情報知らない人とつながること個人情報の悪用ネット上のいじめ被害掲示板トラブル出会い系等の危険 合計 1 2 3 4 5 6 7 5

(4) 携帯電話の危険性についての学習経験とマナー モラル 携帯電話やパソコンの危険性についての学習経験を問う質問で ( 複数選択回答 ) 特に教えてもらったり学んだりしたことはない と答えた児童生徒は で 12.7 で 8.3 でした また 学校で教えてもらった と答えた児童生徒は で 43.2 で 75.7 と大きな差異が見られます これらの学習や啓発について 所持率も被害やトラブルの発生率も高い中学校とそうではない小学校では 取組に温度差があると考えられます は 親 ( 保護者 ) から教えてもらった が 61.6 テレビや本 雑誌で知った が 29.4 と高い割合で 正しい知識や情報が学習できているかどうかが気になるところです 学習経験とマナー モラルの関係では 自分に来たチェーンメールを転送する インターネット上に書かれていることをすべて正しいと思い込む インターネットの掲示板やメールに他の人のことを自由に書き込む プロフやブログ インターネット掲示板などに自分の住所や写真を載せる 友達の住所や写真をインターネットの掲示板などに書き込む 自分のブログなどに 人気キャラクターのイラストを載せる のいずれも学習経験ありの方が高い割合で してはいけない と答えています 特に 自分に来たチェーンメールを転送する インターネットの掲示板やメールに他の人のことを自由に書き込む 友達の住所や写真をインターネットの掲示板などに書き込む 自分のブログなどに 人気キャラクターのイラストを載せる を してはいけない と答えた児童生徒の割合は 学校で教えてもらった 児童生徒では さらに高い割合になっています 学校での啓発講座や情報モラル マナーの指導の有効性が示されていると考えることができます ただ 学校での学習経験があった場合でも 自分のブログなどに 人気キャラクターのイラストを載せる を してはいけない と答えた児童生徒は半数以下であり 著作権を侵し 加害者にもなりうるという認識は低く 今後の課題といえます 6 携帯電話の危険性についての学習経験 ( 子ども調査 複数選択回答 ) 学習経験なし その他 インターネットで テレビや本 雑誌から 友だちから 販売店の店員から 公共施設での講座で 兄弟姉妹から 保護者から 学校で 2 4 6 8 学習経験なし 学習経験あり ( 学校での学習経験あり ) 学習経験と児童生徒のマナー モラル ( 掲示板等へ他人のことを書き込むことはいけないと答えた児童生徒 ) 学習経験なし 学習経験あり ( 学校での学習経験あり ) 学習経験と児童生徒のマナー モラル ( チェーンメールを転送してはいけないと答えた児童生徒 ) 学習経験なし 学習経験あり ( 学校での学習経験あり ) 46.6 51. 75.2 61.9 88.3 79.4 91. 8.2 2 4 6 8 1 7.7 69.7 74.6 71.3 2 4 6 8 1 学習経験と児童生徒のマナー モラル ( 友人の個人情報を掲載することはいけないと答えた児童生徒 ) 学習経験なし 学習経験あり ( 学校での学習経験あり ) 79.7 79.2 91.9 89.6 94.6 89.8 2 4 6 8 1 学習経験と児童生徒のマナー モラル ( 人気キャラクターイラストを掲載してはいけないと答えた児童生徒 ) 23.9 28.9 39.2 37.8 44.4 38.9 2 4 6 8 1 合計

(5) 保護者の不安 子どもたちが携帯電話を使用することについて 不安や危険を感じますか という質問に対して 感じる あるいは 尐し感じる と答えた保護者は の保護者で 72.1 の保護者で 68.3 でした 子どもに携帯電話を持たせている保護者の 8.2 が 良かった と感じていたにもかかわらず 不安や危険も感じていることがわかりました 具体的な不安材料は ( 複数選択回答 ) 児童生徒の場合と異なり 誹謗 中傷によるネット上のいじめの被害 掲示板などの書き込みによるトラブル が上位になっています また チェーンメールなどでいやな思いをする メールやサイトなどに夢中になり 生活のリズムが崩れる も高い割合になっています 感じる 少し感じる どちらともいえない あまり感じない 子どもの携帯電話利用に感じる不安 危険 ( 保護者調査 ) 感じない 3.9 2.9 3.4 7.6 9.5 8.6 15.7 17.9 16.8 33. 26.3 29.7 39.1 42. 4.5 1 2 3 4 5 携帯電話への具体的な不安 ( 保護者調査 複数選択回答 ) 家族の会話減少 生活習慣への影響 勉強への影響 間違った情報や知識 高額請求 チェーンメール 暴力 性などの有害情報 知らない人とつながること 個人情報の悪用 ネット上のいじめ被害 掲示板トラブル 出会い系等の危険 保護者 保護者 合計 合計 (6) 保護者の学習経験 携帯電話やパソコンの危険性についての学習経験を問う質問で ( 複数選択回答 ) 特に教えてもらったり学んだりしたことはない と答えた保護者は の保護者で 11.4 の保護者で 6.5 でした の保護者は 学校だより等の記載で知った 学校から配布された啓発資料で知った 学校の啓発講座や PTA の会合などで説明を受けた の割合が 明らかにの保護者よりも高くなっています 保護者に対しても 中学校がより積極的に広報啓発を行っているためだと考えられます 1 2 3 4 5 6 7 携帯電話の危険性についての学習経験 ( 保護者調査 複数選択回答 ) 学習経験なしインターネットでテレビや本 雑誌から知人 友人から販売店の店員から公共の講座で学校からの啓発資料で学校だより等で学校の講座や会合で 1 2 3 4 5 6 7 学習経験とフィルタリング認知 ( 保護者調査 ) 合計 また 保護者の場合は テレビや本 雑誌などで知った の割合が最も高く メディアの影響を受けやすいことがわかります 学習経験なし 学習経験あり 88.6 81.4 98.4 95.8 2 4 6 8 1 7

保護者の学習経験とフィルタリング認知率やフィルタリング活用状況の関係は 学習経験あり の方が 若干ではありますが高い割合になっています 学習経験なし 学習経験とフィルタリング活用 ( 保護者調査 ) ( インターネットが使えない機種設定も含む ) 58.1 8.5 特に 学習経験と家庭内のルールづくりについての関係では 特にルールは決めていない という保護者の割合は 学習経験なし のの保護者で 21.6 の保護者で 24.4 なのに対して 学習経験のあり のの保護者は 7.6 の保護者は 8.5 と大きな違いが見られました 学習経験あり 7.9 84. 2 4 6 8 1 学習経験と家庭内ルールなし ( 保護者調査 ) 学習経験なし 21.6 24.4 学習経験あり 7.6 8.5 5 1 15 2 25 3 8 考察 子ども専用の携帯電話の所持率に 前回調査からの変化は見られないが 購入時期は低年齢にシフトしている 早い段階からの安全対策 マナー モラルの指導を検討することが必要である 法整備が進んだことなどにより 各学校や関係諸団体の取組が推進され フィルタリングの認知及び普及が進んだ 特に本市においては 平成 21 年の夏休み前 (6 月から 7 月 ) などの保護者面談を利用し 啓発チラシ を用いて担任教諭から直接かつ個別にフィルタリング等の利用を促したことも効果を上げた要因として挙げられる 保護者向け啓発資料 子どもの携帯電話 緊急安全チェック http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/sidou1/jidoseito/pdf/keitai_anzencheck.pdf フィルタリングの活用は 被害防止に効果が見られることから 引き続き普及推進に努めることが必要である メールなど携帯電話の利用頻度が高まることにより 就寝時間など生活習慣への影響が懸念されることから 引き続き家庭内のルールづくりを推進することが必要である 児童生徒の学習経験は マナー モラル向上に一定の効果が見られることから 引き続き啓発講座や情報モラル教育の推進が望まれる 保護者の学習経験は フィルタリングの活用や家庭内ルールづくりを促進することから 保護者対象の啓発講座等を積極的に開催することが望ましい 8

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