参考資料 分析ツールからダウンロードするデータについて < 症例 > 様式 1 をベースに 1 症例 =1 行のデータを使いましょう (EVE をお使いの場合は ヘルプの症例ダウンロードを参照 ) 各分析ツールのマニュアルを参考にしてください
参考資料 分析ツールからダウンロードするデータについて < 行為明細 > 行為明細データを使いましょう (EVE をお使いの場合は ヘルプの行為明細ダウンロードを参照 ) 各分析ツールのマニュアルを参考にしてください
参考資料 データの関係 症例データ 患者そのものを表す どういう患者か? 基本情報 金額情報 病名 1 症例 =1 行 患者の診療行為を表す 何をやっている? 行為情報 1 行為 =1 行 行為明細 データ
分析結果として算出したいデータ 抗生剤 ガイドラインは遵守されているか? 後発品は導入できているか? 等を判断できる資料となる DPCコード別に算出 薬剤名 症例数 平均金額 平均投与日数 後発品導入率 セファメジン 100 円 日 % フルマリン 50 円 日 %
分析手順 1. 行為明細データを EXCEL で開く 2. 行為明細データにて ピボットテーブル 1 を作成し データベース 1 を作成する ( 症例別 薬剤別 実施日別に 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 3. データベース 1 から再度ピボットテーブル 2 を作成し データベース 2 を作成する ( 症例別 薬剤別に 投与日数 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 4. データベース 2 から再度ピボットテーブル 3 を作成し 薬剤別に症例数 平均金額 平均日数 後発品導入率を算出する
分析手順 1. 行為明細データを EXCEL で開く 2. 行為明細データにて ピボットテーブル 1 を作成し データベース 1 を作成する ( 症例別 薬剤別 実施日別に 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 3. データベース 1 から再度ピボットテーブル 2 を作成し データベース 2 を作成する ( 症例別 薬剤別に 投与日数 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 4. データベース 2 から再度ピボットテーブル 3 を作成し 薬剤別に症例数 平均金額 平均日数 後発品導入率を算出する
1.DPC データを Excel で開く Excel を起動 左上の ファイル タブを選択 ファイルメニューの中から 開く を選択 デスクトップ から目的の text ファイルを探し選択 開く この時表示するファイル種別を すべてのファイル に設定しないと見つからない
1.DPC データを Excel で開く 左のが出るが何も触らず 完了 下のような Excel が展開されば完了
分析手順 1. 行為明細データを EXCEL で開く 2. 行為明細データにて ピボットテーブル 1 を作成し データベース 1 を作成する ( 症例別 薬剤別 実施日別に 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 3. データベース 1 から再度ピボットテーブル 2 を作成し データベース 2 を作成する ( 症例別 薬剤別に 投与日数 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 4. データベース 2 から再度ピボットテーブル 3 を作成し 薬剤別に症例数 平均金額 平均日数 後発品導入率を算出する
2. ピボットテーブルを作成する リボン 1. セルの選択を A1 にあわせておきます 2. リボンにて 挿入 を選択し 左端の ピボットテーブル を選択します
2. ピボットテーブルを作成する 3. のようなポップアップが出てきたら O K ボタンをクリックします OK ボタン
2. ピボットテーブルを作成する 4. ピボットテーブルと そのフィールドリストが作成されます ピボットテーブル フィールドリスト
2. ピボットテーブルで集計する フィールドリスト ( データソース ) フィルター ( ページフィールド ): 絞り込みたい項目を設定する例 ) 診療科で絞りたい 行 : クロス集計を行うための縦の項目を設定する例 )DPC 別にみたい 列 : クロス集計を行うための横の項目を設定する例 ) 年月別にみたい Σ 値 : 集計したいフィールドを設定する 集計する前に 各項目について理解しておきましょう フィルターエリアは絞り込みたい項目を設定できます 列エリアはクロス集計を行うための横の項目を設定できます 年月別にみたいとき等 便利です 行エリアはクロス集計を行うための縦の項目を設定できます DPC 別等 データの種類が多いときに便利です Σ 値は 集計したいフィールドをいれます
2. ピボットテーブルで集計する 基本的に 1 2 3 のフィールドには 文字項目 を 4 のデータフィールドには データ ( 数字項目 ) を入れます
2. ピボットテーブルで集計する 分類名薬効分類 2 注射抗生物質製剤 行ラベル 合計 / マスタ明細金額 (Fn) 最大値 / GE 1 2 スルペラゾン 2702 0 3 スルペラゾン 2702 0 4 スルペラゾン 2702 0 5 GE 1= 後発品 0= 先発品の意味を示す そのため, 最大値を集計することで後発品かどうかを判断している 5. 知りたいのは 薬剤別の 症例数 使用日数 使用金額 GE 率 ですので そのためにデータベース 1 を作成します 分類名をフィルターに入れ 注射 で絞り 薬効分類 2 をフィルターに入れ抗生物質製剤で絞り込みます ( 今回は簡易的に抗生物質製剤のみを対象としています ) 6. 行に ID 薬効分類 実施日を Σ 値に金額合計 GE 最大値をドラッグ & ドロップで入れます
2. ピボットテーブル 1 でデータベース 1 を作成する 7. このピボットテーブルからデータベース 1 を作成します リボンのデザイン レポートのレイアウト 表形式で表示を選択します 8. 下の図のように表示されたことを確認します 分類名薬効分類 2 注射抗生物質製剤 ID 実施日 薬効分類 7 合計 / マスタ明細金額 (Fn) 最大値 / GE 1 2 スルペラゾン 2702 0 3 スルペラゾン 2702 0 4 スルペラゾン 2702 0 5 スルペラゾン 2702 0 6 スルペラゾン 2702 0 7 スルペラゾン 2702 0 8 スルペラゾン 2702 0 9 スルペラゾン 2702 0 10 スルペラゾン 2702 0 11 スルペラゾン 2702 0
2. ピボットテーブル 1 でデータベース 1 を作成する 9. 次に リボンのデザイン レポートのレイアウト アイテムのラベルをすべて繰り返すを選択します 分類名薬効分類 2 注射抗生物質製剤 ID 実施日 薬効分類 7 合計 / マスタ明細金額 (Fn) 最大値 / GE 1 2 スルペラゾン 2702 0 1 3 スルペラゾン 2702 0 1 4 スルペラゾン 2702 0 1 5 スルペラゾン 2702 0 1 6 スルペラゾン 2702 0 1 7 スルペラゾン 2702 0 1 8 スルペラゾン 2702 0 1 9 スルペラゾン 2702 0 1 10 スルペラゾン 2702 0 1 11 スルペラゾン 2702 0 10. 下の図のように表示されたことを確認します これで 症例別 実施日別 薬剤別に金額と GE の使用状況が明らかになりました これをデータベース 1 とします
2. ピボットテーブル 1 をコピーし データベース 1 とする ここは選択しない 11. フィルターエリアをのぞき ピボットテーブル全体を選択し コピ をします ~ しっかり下まで
2. ピボットテーブル 1 をコピーし データベース 1 とする 12. 新規シートを作成し A1 を選択した状態で右クリック 形式を選択して貼り付け 値と数値の書式 にてペーストを行います
2. ピボットテーブル 1 をコピーし データベース 1 とする 13. これで症例別に 薬剤別に 実施日数リスト と 合計使用金額 及び ジェネリックの情報 を 1 つのデータベースにすることができました これをデータベース 1 とします
分析手順 1. 行為明細データを EXCEL で開く 2. 行為明細データにて ピボットテーブル 1 を作成し データベース 1 を作成する ( 症例別 薬剤別 実施日別に 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 3. データベース 1 から再度ピボットテーブル 2 を作成し データベース 2 を作成する ( 症例別 薬剤別に 投与日数 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 4. データベース 2 から再度ピボットテーブル 3 を作成し 薬剤別に症例数 平均金額 平均日数 後発品導入率を算出する
3. ピボットテーブル 2 を作成する 1. データベース 1 のセルの選択を A1 にあわせておきます ピボットテーブル 2. リボンにて 挿入 を選択し 左端の ピボットテーブル を選択し 先ほどの手順と同様にピボットテーブルを作成します フィールドリスト
3. ピボットテーブル 2 を作成する 3. ピボットテーブルにて行ラベルに ID 薬効分類 7 を Σ 値に データの個数 / 実施日 合計金額 ジェネリックフラグの最大値 をドラッグ & ドロップで入力します
3. ピボットテーブル 2 を作成する 4. リボンのデザイン レポートのレイアウトにて 表形式で表示 と アイテムのラベルをすべて繰り返す を先程と同じ手順で選択します 5. デザイン 小計 小計を表示しないを選択し データベース 2 の形に整えます
3. ピボットテーブル 2 を作成する 6. ピボットテーブルをコピーし 新規シートを作成して 形式を選択して貼り付け ( 値と数値の書式 ) を実施します これがデータベース 2 となります
分析手順 1. 行為明細データを EXCEL で開く 2. 行為明細データにて ピボットテーブル 1 を作成し データベース 1 を作成する ( 症例別 薬剤別 実施日別に 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 3. データベース 1 から再度ピボットテーブル 2 を作成し データベース 2 を作成する ( 症例別 薬剤別に 投与日数 合計金額 ジェネリックかを算出 ) 4. データベース 2 から再度ピボットテーブル 3 を作成し 薬剤別に症例数 平均金額 平均日数 後発品導入率を算出する
4. ピボットテーブル 2 を作成する ID の個数 = 症例数 平均 = 症例あたり 同様の手順でデータベース 2 よりピボットテーブルを作成し 薬剤別に症例数 平均金額 平均日数 ジェネリック導入率の分析を行います データベース 2 は症例別 薬剤別に集計を行っているので 薬剤を行ラベルに入れ ID の個数 = 症例数となります また 1 行 = 薬剤別症例別となっているので 各種平均値は全て症例あたりの値となります 各種値を算出し 完成です 今回はそれぞれの薬剤で独立して症例数や金額を計算をしている形となります 薬剤を組み合わせて使用している場合の 組み合わせ等の詳細状況は別途試算が必要ですが 使用状況の概観はこの分析方法でわかります
参考資料 DPC 名がどのパスを指しているかわからなかったら 病名や手術から検索したり DPC コードから診療内容を分析できる無償ツールです 是非ご活用ください! http://www.ghc-j.com/it/ponsuke.html