(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

○数学科 2年 連立方程式

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

第4学年算数科学習指導案

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

理していくようにすまた, 表と棒グラフを比較しながら, 棒グラフに表すことのよさや有用性について話し合い, 身の回りにある棒グラフの使われ方についても考えさせるようにすまた, 棒グラフの指導においては, グラフをよんだりかいたりする技能的な面だけではなく, 統計的に考察する能力も育てていきたいと考え

第5学年  算数科学習指導案

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

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第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

画像, 映像などの気象情報や天気と1 日の気温の変化の仕方に興味 関心をもち, 自ら気象情報を収集して天気を予想したり天気の観測をしたりしようとしている 気象情報を活用して, 天気の変化を予想することができる 1 日の気温の変化の仕方を適切に測り, 記録することができる 天気の変化は気象情報を用いて

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

Microsoft Word - 社会科

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

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中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

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子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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が可能である 友達の意見に左右されず 自分の考え 方法を堂々と発表したり 友達の意見を認め その良さを受け入れて多面的な考え方をしようとする気持ちを称賛していきたい 3 指導の手立て単元の導入段階では 教科書の挿絵を使った長さ比べをする 1 円玉やクリップ 紐を使って長さを数値化して比較することは

1

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1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

Microsoft Word ~33第3学年1組  社会科学習指導案1

25math3

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

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<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

Taro-5年研究のまとめ

○ ○ 科 学 習 指 導 案

解答類型

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代表を表す平均を用いることがあること, 平均だけでなく最大値や最小値, 最頻値などの観点か ら調べることで, 集団の特徴や傾向がかることなど, 資料の調べ方を総括的にまとめていく 第 3 小単元 既習のグラフや表を活用して, 体力テストの結果を統計的な観点で読み取り, 自 たちの体力について特徴や傾

2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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3. 単元計画 (10 時間 ) 1 5 年生の学習を振り返ろう 散らばりの様子を表にすると 平均だけ 一番大きい数字は 平均で比べてみると ではわからなかった資料の特徴がいろ いろと見えてくるね 2 平均を使えば比べることができた ( 合計 ) ( 個数 )= 平均だった紙飛行機とばし大会に出ます

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

Taro-第1学年 算数科学習指導案

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

理科学習指導案

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

ICTを軸にした小中連携

Taro-4年 総合 指導案(最終)

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数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

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(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

けなどが行われている 記事は, 逆三角形の構成と呼ばれることもあるように, 結論を見出しで先に示し, リードから本文へと次第に詳しく記述されている 事件や出来事の報道記事だけでなく, 社説 コラム 解説などの記事もある このような特徴を理解し, 編集の仕方や記事の書き方に注意して読むことが大切である

国語科学習指導案様式(案)

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

Transcription:

第 4 学年 組算数科学習指導案 平成 20 年 月 日 ( 水 ) 4 年 組教室指導者 単元名折れ線グラフ (6 時間完了 ) () 単元の目標 折れ線グラフに表すよさを生かして 進んで折れ線グラフに表したり 身のまわりにある折れ線グラフを活用しようとしたりする 2 変化のようすがよく分かるグラフにつくり変えるための方法を考えたり 変化の特徴を傾きから考えたりすることができる 3 折れ線グラフを読んだりかいたりすることができる 4 折れ線グラフの特徴が分かる (2) 構想インターネットや本 新聞などでは 記事の解説に統計的な資料を活用することが多い 子どもたちは 調べ学習を進める上で それらの資料を取捨選択し そこから分かることを読み取っていく また 夏休みに開かれる統計グラフコンクールのように さらに資料の扱いに習熟し アンケートをもとにした統計をグラフによって視覚化する活動も身近なものとなっている 資料を読み取ったり かいたりすることは 子どもたちの基本的な学習活動のひとつであると思う 本単元 折れ線グラフ では 折れ線グラフで表すことの長所や その読み方かき方を学習する 資料を活用する力の基礎 基本となる単元であると考えられる 本単元までに 子どもたちは2 年生のときには 好きな遊び調べを素材に絵グラフをつくる学習をし 3 年生では 希望するスポーツの調査をもとに資料を分類 整理し その結果を棒グラフに表す学習を積んできている 本単元では 絵グラフや棒グラフのように 項目別の分布のようすを表すものとは違い 時間の経過にともなって変わる量の変化のようすを表すための 新しいタイプのグラフに子どもたちは出会うことになる まず その導入では 2 時間ごとの気温の変化を示した表を どうやったら変わり方がよく分かるグラフに表すことができるかを考えさせる その上で 折れ線グラフという表し方を知り 次に 線の傾きぐあいで変わり方のようすが分かるという折れ線グラフの特徴を学ぶ そして 第 2 時 ~ 第 3 時では 簡単な折れ線グラフの読み方を練習した後 折れ線の傾きの緩急と変化のようすの関連を考えたり 同一場面に表した2つの折れ線グラフを比較したりする活動を通して グラフの読み取りを深める 第 4 時以降は折れ線グラフをかく段階に移り 第 5 時には 目盛りのとり方によって折れ線グラフの視覚的な効果が変わることを話し合い 波線を使ったグラフの省略の仕方を知る 本単元における指導の重点として 次の二つを挙げたい つ目は 折れ線グラフのよさや特徴 波線の意味などを理解させる場面やグラフの読み方 かき方といった表現 処理の作業の段階において 実態に応じた個別の支援を行うことである 2つ目には 折れ線グラフの傾きと変化のようすの関連や2つの折れ線グラフの比較 変わり方のようすが分かりやすい目盛りのとり方など 数学的な考え方を鍛える場面に時間を確保し 子どもなりの言葉で意見を発表させることで 折れ線グラフに対する見方をみんなで深めていくことを挙げたい この二つの重点を実践していくことにより 子どもたちは 統計的な内容に対する的確な理解や適切な表現方法を持って学習を進めることができるようになり 学習活動がより豊かになると考えている

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸の目盛りの意味 折れ線グラフの名称 折れ線グラフの傾きと変わり方の関連 折れ線グラフの読み取り問題作り 縦軸と横軸の交点の意味 折れ線グラフの傾きの緩急の表す意味 同一場面で表された2つの折れ線グラフのそれぞれの読み取り 同一場面で表された2つの折れ線グラフの変わり方の比較 折れ線グラフのかき方 気温の変わり方がもっとよく 分かる折れ線グラフのかき方を 考えよう 変わり方がよく分かる目盛りのとり方 波線による省略の仕方と長所 ( 本時 ) 身のまわりにあるいろいろな 身のまわりにあるいろいろな折れ線グラフの例 折れ線グラフを読み取ろう 身のまわりにあるいろいろな折れ線グラフの読み取り 身のまわりにあるいろいろな折れ線グラフの考察 2 本時の学習指導 () 目標 変化のようすがよく分かるグラフのかき方を考えようとする 2 波線を用いて 目盛りを省略したグラフをかくことができる (2) 児童の実態と教師支援本学級の児童は 活動的で興味のあることには意欲的に取り組むが こつこつ計算練習を積み重ねたり 細部まで配慮して正確に図を書いたり 思考を図表などで表現したりすることは苦手としている児童が多い また 学習内容の理解を単なる結果としてとらえ それを話し合いから見い出していくような過程を重視しない傾向がある 学級を形式的に二分した少人数指導であるため 普通学級の少人数化が実際の姿であり 前述の児童の実態に伴う 学習形態での問題はそのまま移行するが 人数が少ないことで どの児童にもきめ細かく対応することが可能となる 本単元を実施するに当たっては 5 人による授業展開になる 学習集団が等質ではないため グループ学習を設定することで お互いに教え合いながら 意欲的に学習に取り組むことができると考える また 少人数学習の特質を生かして 理解の度合いに応じて 個別援助をしたり 発展的な課題を与えたりする対応が可能になる 学習内容の理解の速さの違いによって生じる進度の差を明らかにするのではなく 個別に対応して自信を持たせる教師支援 及び 友達と協力して課題に当たっていく場を設定

することにより ともに学ぶ満足感を持てるように導く教師支援を実践したい 具体的には グループ 学習のときの机間指導や個別にマルを付けてまわる指導の形態をとることになる また 特にグループ 学習の留意点として 児童の実態を十分に把握して座席を組むなど グループ間の差が少なくなるよう に意図的な座席の配置も取り入れなくてはならないと考えている 少人数ゆえにできる指導 支援の形 態を生かしていきたい (3) 準備 児童ア. ものさしイ. はさみウ. のり 2 教師ア. グラフ用紙 ( 目盛り付きと 2 種類の目盛りの長いもの ) イ. 台紙ウ. 座席表 (4) 展開 時間学習内容教師支援 導入 5 日の気温の変わり方 の表をもとに折れ 線グラフを仕上げる 時こく ( 時 ) 午前 6 8 0 2 午後 2 4 6 気温 ( 度 ) 7 8 9 8 20 2 8 点のうち方を確かめ グラフのかき方に ついて 必要に応じて個別指導をする 把握 2 かき上げた折れ線グラフを見て 気温がどの 折れ線グラフの特徴を復習した上で グように変わったかを話し合う ラフを読み取る発問をすることで 変わ 変わり方がよく分からない り方のようすが分かりにくいことに気づ 読み取りにくい かせる 気づかないときは 前時の変わり方の分かりやすいグラフを並べ 比較させる 3 学習課題を確認する 学習課題を提示する 気温の変わり方がもっとよく分かる折れ線グラフのかき方を考えよう 追究 26 4 変わり方がもっとよく分かるようなグラフにするには どう工夫したらよいかを考え 話し合う マスの大きさを大きくすればいい 5 目盛りで 度として 目盛りの表す単位を細かくすればいい 5 自分たちの考えた工夫を生かし 折れ線グラフをグループで協力してかく 変わり方は分かりやすくなった とても長いグラフになった 要らない部分がある 折れ線の上がり下がりを大きくするため には 度の変化を大きく表す工夫を考 えるとよいことを必要に応じて助言す る 一人ひとりの考えをノートに書かせ 机 間指導をして把握する A 変化のようすをわかりやすくするために 目盛りの表す単位を細かくすることに視点を置き 考えをまとめている B 変化のようすをわかりやすくするために マスの大きさに注目し 考えをまとめている ( 評価 ) グラフ用紙について 子どもたちの考え をそれぞれ生かすために マスの大き さを大きくしたものと 目盛りの表す単 位を細かくした 2 種類を準備する グラフの不要な部分に気づいたグループ のつぶやきが出たら 大切に扱いたい

練習 0 6 波線を用いた折れ線グラフのよさを知り 不要な部分を切り取り 必要な部分のみを貼る 波線の記号の意味と使い方 グラフが見やすくなった 変化の大きくなったグラフの読み取り 7 練習問題を解く 変わり方のようすを表すのに必要な部分はどこだろう 入学者数 ( 人 ) 2002 年 98 2003 年 83 2004 年 206 2005 年 202 最大値と最小値から考えよう 省略の記号としての波線の意味を教え 不要な部分を切り取って 台紙に貼らせ ることで グラフが見やすくなったこと を確認させる 目盛りをいくつにするかをまず考える ように補説する 個別指導が必要な児童 には 目盛りを 人と表すとよいこと を助言する A 表からデータの最大値と最小値を読み取り 自分で目盛りを決めて 波線のある折れ線グラフをかくことができる B 表のデータをもとした目盛りのとり方の指示を受け 波線のあるグラフをかくことができる ( 評価 2) 整理 3 8 本時を振り返り 一言感想をノートに書く 本時の授業で分かった学習内容について 変わり方のようすを分かりやすくするた触れて書くように指示する めには目盛りのとり方が大切なんだな 波線で省略すると グラフが見やすくなることが分かった (5) 評価 目盛りの表す単位を細かくしたりマスの大きさを大きくしたりして 変化のようすがよく分かるグラフのかき方について 工夫を考えることができたか ( 活動 4のノート記録と授業の一言感想から ) 2 表のデータをもとにして 省略できる範囲を考えながら 波線のある折れ線グラフをかくことができたか ( 活動 7と授業の一言感想から )

( 度 ) 午後午前( 時 )

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