平成 28 年 8 月 21 日に行われた実技 ( 論述 ) 試験について ( 特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会編 ) さて リオオリンピックも終わったし あとは実技 ( 面接 ) 試験に向けて頑張ろう! 試験後の解答 解説速報がどこからも出ていないのが不思議だけど またこんなものを公開したら いつものようにコピーして公開したものを販売したり 逆にこちらを著作権違反で訴えてきたりする人がいるでしょうね まあ 個人でやっている私を攻撃したくなる気持ちもわかるけど 以下の内容にはしっかりと暗号が隠されているので 以下をパクッてもすぐにばれてしまいますよ ~ ということで皆様! 試験お疲れさまでした もう少しこの解説を早い段階で出したかったのですが 自信が無かったわけでもなく 時間がかかったわけでもなく 単に私の体調が悪くて 更に嵐のような大雨で こちらがてんてこ舞い状態だっただけです 遅れて本当にすみません とはいえ 皆さんまだ実技 ( 面接 ) 試験が残っていますよね 読んだ後に落ち込んで 実技 ( 面接 ) 試験に集中出来そうにない なんてことになってしまいそうな人は 絶対に読まないこと! それから以下に書いてある内容はかなり解答の内容について厳しめに書いてあるから ここまで完全な解答でなくても になるだろうなあ ~ と考えるようにしてくださいね 全体的な内容についてどんな問題が出題されるのか全くわからなかった第 1 回国家資格キャリアコンサルタント試験であるが キャリアコンサルティング技能検定 2 級の問題と比べると 解答の自由度が高く その分だけ解答しづらい問題であると思われる それぞれの項目についての問いかけの方法 自己理解支援策 仕事理解 職業理解支援策 その他キャリアコンサルタントとして してはならないこと については 全て問題文に書かれた短いケースに関連していることとされているので 厳密に言うと その解答の自由度はかなり限られる ただ この試験がキャリアコンサルティング技能検定 2 級の試験よりもレベル的に下の試験であることを考えると 以下の私の解答例のような解答ではなく もっと自由度の高い解答でも になる可能性は十分にある また この試験が標準レベルであることを考えると キャリアコンサルティング技能検定 2 級の論述問題の場合 相談者の気持ちの部分が尊重されていない場合は 本当に一発アウトになってしまうところだが 今回の試験はそんなリスクを避けることが出来て それぞれの部分について少しずつ点を稼いでいけば合格点に達するようになっていると考えるのが普通だ だから解答はしづらいと思ったけど 実はキャリアコンサルティング技能検定 2 級の論述問題のように一発アウトということが無い分だけ合格しやすいのかもしれない 設問 1 について 関係構築がなされた前提で この先の面談を進めるにあたり と問題文に書いてあるので 解答もたくさんあって かなり色々な形式の解答が になると思われるが ここでは確 1
実に安全な解答というのをメインに解説していこう コピー 他者配布厳禁 問題文では 問いかけ が要求されている 問いかけ つまり質問をする上での注意点は 既に実技講習をこちらで受けている人にはさんざん伝えてきたことかもしれないけど もう一度おさらいをしておこう キャリアコンサルタントが行う問いかけは キャリアコンサルタントが知りたいから 行うものなのか? また キャリアコンサルタントが問題を解決するために 行うものなのか? これを考えてみる キャリアコンサルタントの役割をよ ~ く考えてみよう キャリアコンサルティングの主たる目的は キャリアコンサルタントの行動原則によれば 相談者が自分で自分の問題を解決することであり 相談者自らが本来持っている自分らしさに気付き 自分らしさを発揮して生き生きと活動すること すなわち 相談者が自分自身の存在価値を追求することができるよう支援すること である つまりキャリアコンサルタントの仕事の主目的は 相談者が自分で自分の問題を解決することを支援すること である だったら キャリアコンサルタントが行う問いかけはどうあるべきか ということを考えた場合 その問いかけの目的は 相談者が自分で自分の問題点について良く考えることが目的 と考えるのが正しい だから相談者への問いかけは 相談者に自らのことを考えさせるもの であることが望ましい この目的をしっかり意識しているか否かが今回の解答のポイントになると思われる (1) について A さんの 気持ち や 考え を明らかにするにはどうするか? ということになるが 問題文の中で気持ちを表している部分は一か所だけ この先のことを考えると今の会社で働き続けてよいものか悩んでいる という部分だ であればやっぱりここを利用するのが妥当であろう そしてその問いかけは 気持ち や 考え を明らかにするものであって 相談者自身に自分の 気持ち や 考え がどんなものであるかを考えさせるものであることが望ましい この先のことを考えると今の会社で働き続けてよいものかと考えるのは何故ですか といった問いかけが良いが 以下のようなものでも良いと思われる この先のことを考えると今の会社で働き続けてよいものかと考えているようですが 今の会社で働き続けたいと思っていますか この先のことを考えると今の会社で働き続けてよいものかと考えているようですが A さんは働き続けてよいとは思っていないのですか このように文中の言葉を使って 相談者の言ったことをうまく利用した問いかけが妥当である それは何故かというと 相談者の言った言葉と同じような言葉を使って言い換えたとしても それは相談者が頭の中で描いていたこととは違う可能性があるからである (2) について 2
A さんの現在置かれている 環境 を把握するにはどうしたら良いか? ということになるが まずは 環境 とは何かをよく考えてみよう キャリアコンサルティングにおける 環境 とは 相談者の気持ちに良かれ悪しかれ影響を与え 相談者の方から制御することが難しいもの ということになる 相談者情報に 57 歳の実母と同居 と書いてあるので この 57 歳の実母について尋ねてみたくなるけど この 57 歳の実母がこの相談者 A さんの気持ちに何らかの影響を与えているという根拠は文中には存在しない ここで 確実にこの相談者の気持ちに影響を与えている 環境 とは何かを考えてみよう この相談者は 契約満了前に再契約を提示され 更新を希望するか否かの返答を求められている このことがきっかけで相談者は悩み始めたのだから そもそも契約満了にならなかったら この A さんは相談に来なかったかもしれない そう考えると 働いていく上で契約期間がある ということそのものがこの A さんの気持ちに影響を与えているということになる だからこの 契約期間 が環境要因であると考える方が妥当であろう じゃあ この環境要因がどのようにこの相談者に影響を与えているか それを確かめる問いかけは以下のようになる もし 契約期間というものが無かったとしたら 今の会社で働き続けましたか? ということになるが この (2) の問題は 環境 を把握するための問いかけということになるので 現時点で確実に環境要因にならなくても もしかしたら環境要因になるかもしれないもの も正解になる可能性もある となると 別に 57 歳の実母についての問いかけでも正解になる可能性もある 相談者情報にある 57 歳の実母と同居 という事実が この問題のひっかけになるのかそれとも環境要因の一つとして取り上げるべきものなのかは問題作成者の意図によるが 環境の定義をしっかり認識した上で解答するのであれば 文中のケースで確実に相談者の気持ちに影響を与えるものを環境としておくのが妥当であろう (3) について A さんの今後の職業生活設計を明らかにするにはどうしたら良いか? ということであるが まずは 職業生活設計 の定義をしっかりと認識しておこう 職業生活設計の定義について 職業能力開発促進法では 労働者が 自らその長期にわたる職業生活における職業に関する目的を定めるとともに その目的の実現を図るため その適性 職業経験その他の実情に応じ 職業の選択 職業能力の開発及び向上のための取組その他の事項について自ら計画すること と 定義されている この定義に基づいて考えるならば 相談者が自ら今後のことを考え 自らの職業の選択 職業能力の開発などについて自分で計画することが出来るような問いかけが妥当ということになる 更にそれは職業だけではなく 生活ということも考慮しないといけない どんな問いかけが良いか? ということになるが この問いかけだって安全なのは相談者の言葉を使ったものが良い この先のことを考えると今の会社で働き続けてよいものかと考えているみたいですけど この先のこと について A さんが理想とする職業や生活はどのようなものですか というような問いかけが良い 3
設問 2 についてここでは自己理解と仕事理解 職業理解を深めるために確認すること 提案したいことが問われているが まずどこからどこまでが自己理解なのか? どこからどこまでが仕事理解なのか? これを明確にしなければならない 全てが該当するわけではないが 自己理解とは主として 自分の内面に対して問いかける内容 である だから 自分はどんな仕事がしたいのか? 自分はどんな仕事に興味があるのか? は仕事理解 職業理解を確認するための問いではなく 自己理解を確認するための問いなのである この自己理解と仕事理解 職業理解がしっかり区別できるかどうかがこの解答のポイントとなると思われる (1) について自己理解を深めるための確認事項や提案ということであるが 意識しないといけないのが この ケースに関連しているか否か ということである つまり自己理解をしていない人全てに対する確認事項や提案ということでは にならない可能性があるということである 例えば VPI( 職業興味検査 ) を受けてみることを提案する という解答だと このケースに登場する相談者 ONLY への提案 ではないことになる ただ 合計 5 つを述べなければならないというのは結構厳しいので こうした解答が になるか否かは問題作成者の意図によるが 上記のような解答で にするのであれば わざわざケースを出して問題を解かせている意味が無いことになる また 具体的に述べよ と問題文に書かれているので 具体的にこのケースに沿った内容である必要がある では どのような確認事項や提案が適切なのかというと まずは確認事項の例を挙げると 1:A さんが最初に家電量販店での販売員の仕事を選んだ気持ちを確認する 2:A さんがこれまで家電量販店での販売員の仕事を続けてこられた気持ちを確認する 3:A さんが この先のこと を考えた場合 どんなことを優先したいかを確認する 4:A さんが正社員ではなく 契約社員として働いた気持ちを確認する 5:A さんが上司から 待遇は現状のまま 2 年の契約期間 という条件での再契約を提示された際の気持ちを確認する というような内容が A さん ONLY への確認事項となる そして 1~5 は全て A さんが自分の内面に対して問いかけることになる確認事項である 提案したいこととしてもやはりこの相談者 A さん ONLY への提案であることを明確にした方が良いであろう 1:A さんが家電量販店の仕事で 楽しい と思ったことを書きだしてみることを提案する 2:A さんが家電量販店の仕事で 嫌だ と思ったことを書きだしてみることを提案する 3:A さんが家電量販店の仕事を通じて 自分にしか出来ないことである と思ったことを書きだしてみることを提案する 4:A さんのこれまでの人生経験を振り返り その人生経験が今の家電量販店での仕事で どのように活かされていると感じるか を確認し 人生経験と今の仕事での活躍を照合できる表を作成することを提案する 5:A さんの現状の待遇について自分自身で確認した上で それをどう感じるかを待遇の一 4
つ一つについて書いてみることを提案する 5 コピー 他者配布厳禁 ということで 提案したいことについて 1~5 まですべて A さん自身が自分の内面に問いかける内容になっている (2) について仕事理解 職業理解を深めるための確認事項や提案ということであるが やっぱり意識しないといけないのが この ケースに関連しているか否か ということである そして仕事理解 職業理解であるので 自己理解支援の内容と混同しないように気を付ける どんな内容があるのか まずは確認事項の例を挙げると 1: 家電量販店での販売員の仕事として 自分が勤務先から求められていることは何であるかを理解しているかどうか確認する 2: 販売員の仕事の目的はどのようなものであるか A さんが自身で理解しているかどうかを確認する 3:A さんの現在の仕事が 何故契約社員としての仕事であるのか 正社員としての仕事とどのように違うのか を理解しているかどうかを確認する 4:A さんが この先のこと を考えた場合に 必要となる職業能力や資格等が何であるか を理解しているかどうかを確認する 5:A さんが今後の 職業生活設計 を考えた場合に 必要となる給与や仕事への条件面はどのようなものであるかを確認する そして今度は提案したいことであるが この提案したいこともこのケースに関連している内容である方が妥当である 1: 上司に対して 待遇は現状のまま 2 年の契約期間という条件を提示した理由を相談者が自ら確認するように提案する 2: これまでの自分の家電量販店での仕事について 一緒に仕事をしてきた仲間が自分の仕事ぶりについて どう感じるかを尋ねてみることを提案する 3:A さんが この先のこと を考えた場合に 希望する職種 について 職業ハンドブックを使って情報確認をすることを提案する 4:A さんが自信を持って働き続けたいと感じる仕事内容を確認した上で そのような仕事内容を反映した仕事としてどのようなものがあるのか ハローワークインターネットサービスで検索してみることを提案する 5: これまで A さんが家電量販店での仕事で得た知識や技能をどのように活かしていくことが可能なのか キャリアインサイトを使ってキャリアプランニングまでを試しに行ってみることを提案する と ここまで自己理解と仕事理解 職業理解についてそれぞれの確認事項 提案内容を思い付くだけ書いてみた これはあくまで解答例であるため どのような解答が考えうるのかを書きだしてみたのだが 本来仕事理解 職業理解は自己理解をした上で その自己理解を反映して行うべきものである 今回の設問 2 の (2) は (1) の結果をふまえて というような断り書きが無いので こちらの解答例としては それぞれを独立して書いたが A さんの自己理解結果を反映し 相談者の A さんが自己理解をした上で といった内容で (2) の解答を書くのが最も良いと思われる
6 コピー 他者配布厳禁 つまり (1) で書いた自己理解支援の内容をふまえて (2) を書くべきである となると どんな書き方が適切なのか 改めて以下に模範解答例を書いてみた (1) 1:A さんが この先のこと を考えた場合 仕事として どんなことを優先したいかを確認する 2:A さんが この先のこと を考えた場合 生活として どんなことを優先したいかを確認する 3: これまでの家電量販店での販売員の仕事の中で A さんが感じた 楽しいと思えること について書きだしてみることを提案する 4: これまでの家電量販店での販売員の仕事の中で A さんが感じた これだけはやりたくないと思えること について書きだしてみることを提案する 5: これまでの家電量販店での販売員の仕事の中で A さんが感じた 自分の強み について書きだしてみることを提案する (2) 1: 上記 (1) の 1 3 を反映した職業 職種としてどのようなものがあるのか ハローワークインターネットサービス または職業ハンドブックを使って調べることを提案する 2: 上記 (2) の 1 で調べた職業 職種について (1) の 2 の結果を反映し 自分が生活の中で優先したいことがどれだけ実現できるかを確認する 3: 上記 (2) の 1 2 で調べた職業 職種について (1) の 5 の結果を反映し 自分の強み が活かせるかどうかを確認する 4: 上記 (2) の 1 2 3 で調べた職業 職種について (1) の 4 の結果を反映し A さんが これだけはやりたくないと思えること が無いかどうかを確認する 5: 上記 (2) の 1 2 3 4 で調べた職業 職種について A さんに相応しいものであるかどうかを再度確認するため キャリアインサイトでキャリアプランニングを行ってみることを提案する というように全ての内容が関連するように書くのが最も正しい書き方と言える 設問 3 について キャリアコンサルタントが してはならない ことといっても そんなものはいくらでも挙げられそうだ 但し この設問 3 にもちゃんと このケースに際して という断り書きがある だから単純にキャリアコンサルタントが してはならない ことを書くのではなくて この相談者 A さんに対することでないといけないのである 更に 具体的に述べよ と問題文に書いてあるので この相談者 A さんに関連する内容を書かないとやっぱり にはならない また キャリアコンサルタントが してはならない ことなので それ以前に人間として してはならない ことを書くべきではない この相談者の相談内容が面倒くさいからと言って この相談者を殺害してはならない そりゃあ 当たり前でしょ キャリアコンサルタントとしてというより 人間として してはならない ことだから こういう解答はさすがに にはならないと思われる ということでこの解答を書く際の条件は
1: このケースに関連する つまり相談者 A さんに対すること 2: 一人の人間として ではなく キャリアコンサルタントとして であること となる これらを反映して以下のような解答が考えられる この先のことを考えると今の会社で働き続けてよいものか と考えている相談者 A さんの気持ちを尊重せず 固定観念や一般常識で正社員になることを勧めたり 転職を促したりすることがキャリアコンサルタントとしてしてはならないことである また キャリアコンサルタントとしての義務という観点から解答を書いても になりそうだ 相談者 A さんが現在勤務している家電量販店について考えていることや思っていることを確認した後で 家電量販店に勤務する相談者 A さんの上司に確認した内容を伝えるのは 守秘義務違反に該当するので キャリアコンサルタントとしてしてはならないことである と書いても になりそうだが 問題文の中に キャリアコンサルタントは A さんの勤務先とは無関係の外部の相談機関に所属している と書いてあるので わざわざこのキャリアコンサルタントが相談者 A さんの上司に相談内容を漏らすようなことをするとは考えにくい そう考えると この解答にはやや無理があるかな さて 出来はどうだったかな? もしあまり出来が良くないと感じた人は SMAP の解散がショックで という言い訳を自分の中に持っておこう! これから試験を受ける人へ 練習問題! 次のページにはこれから試験を受ける人向けの練習問題が掲載されているので 上記の解説を見ながら 解答を書いてみよう! 受講生の方は解答を送ってくれたら採点と添削をしますので ちゃんと送ってね ~ 7
対策問題 A-CCK 次の ケース について 下の設問に答えよ ケース 1: 相談者情報氏名 :B さん年齢 :22 歳性別 : 男性家族構成 : 一人暮らし 2:B さんの最初の発言の概要現在私立大学の 4 年生で就職活動をしている 今年の 4 月から就職活動を開始し 現在は 7 月である 大学のゼミの先生の勧めで出版関連企業を志望しているが なかなか内定が取れない 自分の友人が段々と内定を取り始めているので 内定が取りやすい企業に志望を変えた方が良いのかどうか迷っている B さんの話を丁寧に聴いて関係構築がなされた前提で この先の面談を進めるにあたり あなただったらキャリアコンサルタントとしてどのように対応するか 以下の設問に答えよ 尚 キャリアコンサルタントは B さんの在学している大学とは無関係の外部の相談機関に所属しているものとする 設問 1 以下の 2 点に関し あなたならば B さんにどのような問いかけをしようと考え るか それぞれについて 1 つ記述せよ (20 点 ) (1)B さんの今の 気持ち や 考え を明らかにするための問いかけ (2)B さんの現在置かれている 環境 を把握するための問いかけ 設問 2 このケースに関し どのように支援を展開しようと考えるか 以下 3 点につい て具体的に述べよ (20 点 ) (1)B さんの 自己理解 を深めるために 確認や提案したいことを 5 つ簡潔に述べよ (2)B さんの 仕事理解 職業理解 を深めるために 確認や提案したいことを 5 つ簡潔 に述べよ (3)B さんの 環境 に対するキャリアコンサルタントとしての働きかけについて簡潔に 述べよ 設問 3 このケースに際して キャリアコンサルタントとして してはならない こと を具体的に述べよ (10 点 ) 8