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目次 1 活動の背景 2 活動のゴール 進め方 3 成果目標 4 活動計画 5 2017 年度の取り組み 6 2018 年度以降の取り組み 7 活動へのご協 のお願い 1

1. 活動の背景 1 モデルベース開発 (MBD) による開発効率化車載電子制御システムの高度化 複雑化に対応するため 開発の各フェーズでモデルを用いた設計 / 検証を行うことで開発効率化していくことが必要 現状 理想 2OEM- サプライヤ間の連携強化 OEM- サプライヤ間でのモデルやり取りが増えていく モデル流通の統一的な考え方 やり方がないと 会社の数だけ対応が必要 現状 OEM 理想 OEM サプライヤ 各社ごとに対応 サプライヤ 統一的な考え方 2

2. 活動のゴール 進め方 活動のゴール 妥当性のある企画書 設計書を作成するため ( 目的 ) に MILS の環境を構築できること ( 手段 ) そのために日本の OEM/ サプライヤのモデル流通 MILS 環境のあり方を定義する 活動の進め方 ( ステップ ) STEP1: 国内 欧州のモデル流通の現状と将来に関する調査 - 現在 要求のすり合わせのために実施していることは何か? - 今後 どのように要求モデルと MILS モデルを活用していくのか? STEP2: 日本 OEM/ サプライヤの特徴を考慮したモデル流通 MILS 環境のありかた定義 STEP3:IT ベンダーにご協力いただき IT 方策としての実装検証 3

3. 成果目標 OEM- サプライヤ間の情報流通のありたい姿の定義とそれに基づく IT ツールの実装検証 大項目活動内容成果物 OEM- サプライヤ間モデル流通のありたい姿の定義 IT ツール要件定義および実装検証 欧州における OEM/ サプライヤ間のモデル流通調査 日本 OEM のモデル流通調査 日本 OEM/ サプライヤのモデル流通 MILS 環境のありたい姿定義 IT ツール要件の定義に向けた シナリオ ユースケースの定義 日本の OEM の特徴点における IT ツール要件定義 実装検証 欧州における流通 式調査結果 本における流通 式の特徴点定義 IT ツール要件の定義に向けた シナリオ ユースケース IT ツール要件定義書 ( 日本における流通 式の特徴点を考慮 ) IT ツール実装検証結果 活動の成果 IT ツールにより 日本 OEM/ サプライヤ間のモデル流通が効率的に実施できるようになり モデルベース開発が加速 / 効率化 する 4

4. 活動計画 2017~19 年度の 3 カ年の計画で進める 年度ごとに成果報告 および次年度の計画を見直し 活動継続を判断する 方策アウトプット体制 2017 年度 (STEP1) 調査 国内 欧州のモデル流通の現状と将来に関する調査 2018 年度 (STEP2) 定義 日本 OEM/ サプライヤの特徴を考慮したモデル流通 MILS 環境のありかた定義 上記実現のための IT ツール要件定義 調査結果報告書 モデル流通 MILS 環境のありかた定義書 IT ツール要件定義書 2019 年度 (STEP3) 実装検証 IT 方策としての実装検証 IT ツール実装検証報告書 JAMA JAPIA JAMA JAPIA IT ベンダー様 JAMA JAPIA IT ベンダー様 5

4. 活動計画 大項目 2017 年度 2018 年度 2019 年度 マイルストーン 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 定例会 OEM サフ ライヤ間モデル流通のありたい姿の定義 WG 発足 欧州調査計画 日本調査報告 欧州調査報告 OEM/ サプライヤ間モデル流通のありたい姿議論 計画 モデル流通の現状と将来の調査 ( 国内 ) モデル流通の現状と将来の調査 ( 欧州 ) 日本における流通特徴点定義報告 IT ツール要件報告 IT ツール実装検証報告 成果まとめ IT ツール要件定義および実装検証 日本 OEM/ サプライヤの特徴を考慮したモデル流通 MILS 環境のありかた定義 上記実現のための IT ツール要件定義 計画 IT 方策としての実装検証 ありたい姿実現のための流通 式へのフィードバック および追加要件まとめ 6

5.2017 年度の取り組み ( モデル活用想定 ) 仕様書作成 熟成における要求モデルと MILS モデルの活用 <Descriptive model> 要求モデル 要求から要件 / 仕様書の導出 システム仕様 ------------ < システム構成 > **** < 目標性能 > 性能値 C= **** ( システムとしての ) 妥当性確認 <Executable model> System Simulation platform MILS モデル プラントモデル 条件 諸元 A = 15.64 諸元 B = 12.64 Param=8.66 System Sys1 Function Func1 Func2 Component Comp1 Comp2 Comp3 OEM サプライヤ コンポネント仕様 ------------ *** < 中間性能値 > テストケース In ( コンポネントの ) 性能値 D 性能値 C Out 性能値 D= < 制約条件 > 諸元 A= 妥当性確認 コンポネントモデル Output 性能値 C = 1.6 *** 性能値 D = 1.9 7

5.2017 年度の取り組み ( 日本と欧州の違い ) 日本と欧州における電子制御情報の要件のすり合わせ 日本の現状 サプライヤが部品単位にコンポーネント開発を っている中で コンポ仕様の ( ボトムアップ的な ) 積み上げと他の部品からの制約を鑑みて OEM が時間をかけて要件のすり合わせしている 欧州の現状 開発初期からシステムとコンポ間の要求から要件のすり合わせをサプライヤを巻き込んで回し 仕様書の熟成を図っている ( 個社レベルでは 要求のすり合わせに MBSE ツールを使用 ) システム システム コンポネント コンポネント 部品 8

5.2017 年度の取り組み ( ユースケース例 ) OEM- サプライヤ間のモデル流通のユースケース [ ユースケース例 ] システムアーキテクチャ設計された段階でモデルを受け渡ししている ( モデルを共有して MILS 実施 ) SYS.2 システム要件分析 SYS.5 システム適格性確認テスト SYS.3 システムアーキテクチャ設計 SWE.1 ソフトウェア要件分析 OEM サフ ライヤ SWE.6 ソフトウェア適格性確認テスト SYS.4 システム統合と統合テスト 次ページにてフォーカス SWE.2 ソフトウェアアーキテクチャ設計 SWE.5 ソフトウェア統合と統合テスト SWE.3 ソフトウェア詳細設計とユニット構築 9 SWE.4 ソフトウェアユニット検証 ASPICE にて定義されたソフトウェア開発プロセス

5.2017 年度の取り組み ( モデルのフロー例 ) OEM OEM/ サプライヤ間のモデルのフロー サプライヤ選定キックオフ <システム> 要求特性分析 先行開発 目標性能提示 サプライヤ確定 報告書確認 システム妥当性検証 サプライヤ選定 正式キックオフ 要求特性分析 目標性能再提示 制御 ECU(Tier1) サプライヤ様とやりとりを想定 本番開発 物納 報告書確認 HILS 検証 システム妥当性検証 ECU 実車適合 サプライヤ <コンポネント> 要求特性分析 目標設定 要求特性作りこみ 報告書作成 要求特性分析 目標設定 制御特性作りこみ ECU 10

5.2017 年度の取り組み ( 課題 ) 電子制御情報の流通における課題 1 モデル管理 ツールのバージョン管理 モデルの変更管理 契約事項管理 ( 使用範囲 期間等 ) モデル同士の紐付けモデル流通のログ管理 機密管理 先行開発段階のモデルの取り扱い モデル流通の共通インフラ整備 2 モデル利用 モデル技術ガイドライン整備 I/F( プラント - プラント プラント - 制御 ) モデルの本格活用 3 個社対応の限界 非競争領域における協業 ( 標準化活動 ) どこで協業するか / 標準化するか 今までのやり方との不整合 A 社 A 社 共有 管理 モデル A B 社 B 社 モデル B C 社 モデル C 11

5.2017 年度の取り組み ( 調査 ) 調査内容 OEM とサプライヤ間でモデルのやり取り流通方式 ユースケース等 モデル管理の現状 ( 課題 1 に対応 ) モデルの構成変更管理 共通インフラ等 モデル利用の現状 ( 課題 2 に対応 ) モデルのインタフェース モデル精度等 協業の現状と将来像 ( 課題 3 に対応 ) 協業活動 標準化活動等 調査対象 [ 国内 ] [ 欧州 ] OEM OEM サプライヤ サプライヤ 業界団体 実施済み 調査方法 アンケート ( 国内 OEM) ヒアリング調査 ( 欧州 ) 調査時期 2017 年度中 実施予定 (2 月 ) 国内調査結果の概要を紹介 12

5.2017 年度の取り組み ( 国内調査結果 ) [ 国内調査結果の総括 ] 全体的な傾向として 各社モデル流通の必要性は感じている 特に今後は開発の上流でのモデルのやり取りが益々重要になると捉えている ただ モデル流通のための基本的な考え方 システム ルールがまだ十分に整備できていない状況があり 課題であると分かった 13

6.2018 年度以降の取り組み 本調査結果で分かった日本の特徴点と 2 月に実施する欧州の特徴点を踏まえて 日本 OEM/ サプライヤのモデル流通 MILS 環境のありたい姿実現のための流通方式を定義する 14

6. 活動へのご協 のお願い 現在 自動車開発における自動車 OEM/ サプライヤ間の電子制御情報の交換は製品の成否を分ける重要なプロセスとなっています ありたい姿を定義し これを追求することは これからの日本のものづくりの発展に必要不可欠な活動であることをご理解いただき 各社様の本活動へのご参加 ご協力をお願いいたします 特に 来年度は モデル流通のありたい姿実現のための IT ツール要件定義に取り組むことになりますので ベンダー様 サプライヤ様のご協力をお願いします 15

ご清聴ありがとうございました 引き続き JAMA 活動へのご理解とご協 を 宜しくお願い致します