北海道におけるドライブ観光の 可能性と課題 平成 18 年 6 月 11 日第 33 回土木計画学研究発表会 ( 春大会 ) 国土交通省北海道開発局建設部道路計画課 和泉晶裕 国土交通省北海道開発局建設部道路計画課 田村桂一 ( 独 ) 土木研究所寒地土木研究所 松田泰明 有限責任中間法人シーニックバイウェイ支援センター原文宏 1
内容 Ⅰ 外国人ドライブ観光調査実施の背景 Ⅱ 韓国ドライブ観光調査 (24) Ⅲ シンガポールドライブ観光調査 (25) Ⅳ シーニックバイウェイ北海道での展開 2
Ⅰ 外国人ドライブ観光調査実施の背景 3
北海道における外国人観光客の推移 近年 北海道への外国人観光客の入り込みが増加中でもアジアからの観光客の増加は顕著 45, 427,5 4, その他 ( 不明を含む ) 35, 3, 25, 2, 26,6 236,1 279,35 293,78 オーストラリアロシア アメリカ その他アジア中国 15, 韓国 1, 5, 香港台湾 H12 H13 H14 H15 H16 来道外国人客の推移 資料 : 北海道 北海道観光入込客数調査報告書 4 2
東アジアからの訪問希望国 地域 東アジア地域からの訪問希望国として日本 その中でも北海道は訪れたい国 地域の上位 ソウル 香港 台北 上海 欧州の国豪州日本米国ニューシ ーラント 欧州の国日本ニューシ ーラント 米国カナダ欧州の国日本米国ニューシ ーラント カナダ米国欧州の国日本豪州カナダ 2 4 6 8 1 (%) 62. 45.6 34.8 29.8 23.8 29.6 28.4 19.2 16.4 15.8 64. 43.8 34.4 台北 23.6 17.2 47.8 4. 31.4 29. 21. 訪問してみたい海外の国 資料 : 日本経済新聞社 日本の観光地意識調査(24 年 ) ソウル 2 4 6 8 2 4 6 8 (%) 香港 (%) 東京 46.4 北海道 22.6 北海道別府温泉東京テ ィス ニーラント 富士山 44.4 35. 32. 32. 東京テ ィス ニーラント 富士山東京沖縄 14. 11.4 11. 11. 沖縄京都大阪広島横浜 15.4 11. 7.2 7. 6. 仙台伊豆金沢大阪伊勢 1.4 1.2 1.2 1. 8.8 2 4 6 8 (%) 北海道 68.6 東京京都 34.2 25.2 東京テ ィス ニーラント 富士山沖縄伊豆箱根軽井沢大阪 18.6 15.6 13.2 1.8 1.6 9.4 8.8 上海 2 4 6 8 (%) 北海道 55. 東京 53. 富士山 44.4 東京テ ィス ニーラント 29. 大阪 11. 横浜 9.2 京都 7.6 草津温泉 6. 伊豆 4.4 神戸 4. 5 広島 4. 3
外国人ドライブ観光調査の背景 何故ドライブ観光か 外国人観光客も団体型から個人型化 (FIT) を指向 ほとんどのレンタカーにカーナビが搭載され 経路案内が容易 個人型観光は一人当たり消費額が多いと予想され 北海道経済へ大きな影響を与える可能性 道内の道路網のネットワーク化ほぼ完成 道の駅 などのドライブ支援施設が充実 シーニックバイウェイ北海道の展開による豊富な地域資源発掘 大規模施設の対応などが不必要 何故韓国 シンガポールなのか 東アジアで日本で国際免許証により運転が可能な国 ( 中国 台湾は日本で国際免許使用できず ) 平均国民所得が高く 個人型観光への興味が高い 6
Ⅱ 韓国ドライブ観光調査 (24) Ⅲ シンガポールドライブ観光調査 (25) 7
調査の目的 本調査では 北海道が アジアの宝 として 外国人観光客の来訪促進のための受皿の検討のひとつとして ドライブ観光における施策展開の方向性を定めるための基礎的資料づくりを行うことを目的とする このため ジュネーブ条約により国際自動車免許の承認がされている韓国 シンガポールからモニター観光客を誘致し レンタカーによるドライブ観光の実態を通じて 外国人観光客がドライブ観光に代表される北海道の観光スタイルを楽しむにあたって求められる受け入れ態勢や道路サービス ニーズなどについて把握することを目的とする 8
1. 韓国 9
北海道ドライブ観光行動の状況 GPS 解析によるモニター観光客のドライブ周遊状況 推奨ルート及び高速道路の利用状況 全体の約 5 割が推奨ルートを超えた行動 高速道路を約 7 割の人が利用 推奨ルート走行比率 推奨ルート走行 推奨ルートを超えた走行 % 2% 4% 6% 8% 1% 47% 53% 総周遊移動時間 総周遊移動時間の平均は6 時間 6 分 5km 以上走行し1 時間以上ドライブした人も 総周遊移動距離 総周遊移動距離は平均は約 285.4km 5km 以上の周遊も5 件 ( 来道経験ありといったモニターに多い ) 総周遊移動距離 総周遊移動時間 高速道路利用比率 % 2% 4% 6% 8% 1% 高速利用 66% 高速道路未利用 34% 移動距離 (km) 1 1 2 2 5 13 Max :1116.9km Min :98.7km Ave.:285.4km 18 5 1 15 2 走行時間 (h) -5 5-1 1-15 15-2 -1 1-2 2-3 3-4 4-5 5-6 6-7 7-8 8-9 9-1 1-2- 2 3 Max :18 時間 43 分 Min :2 時間 4 分 Ave.:6 時間 6 分 18 19 1 5 1 15 2 モニター数 ( 台 ) モニター数 ( 台 )
GPS データに基づくドライブ周遊行動軌跡 来訪事前の計画により 小樽 積丹方面 登別 洞爺湖方面 旭川 層雲峡方面まで推奨ルート ( 赤ライン ) の範囲を大きく越えた広域的観光行動が行われた 小樽 積丹方面:13 名訪問 41 人中 32 人が事前に訪問を計画 旭川 層雲峡方面 :4 名訪問 推奨ドライブルート 4 人中 3 人が事前に訪問を計画 ニセコ方面:7 名訪問 5 人中 2 人が事前に訪問を計画 その他方面 :2 名訪問 8 人中 4 人が事前に訪問を計画 登別 洞爺湖方面:1 名訪問 4 人中 2 人が事前に訪問を計画 1 推奨ドライブルート 1 日目 : 新千歳空港 支笏湖 2 日目 : 支笏湖 札幌市内 3 日目 : 札幌市内 新千歳空港 2 方面別訪問者数は GPS 調査によるものであり 事前の訪問計画はアンケート調査による 11
レンタカー利用による北海道旅行の感想 ( 自由回答から ) 道路地図関連 道路地図上にお勧め食事所や見所の表記が欲しい 道路交通地図をもっと詳細に ( 距離 時間表示 分岐点など ) 情報関連 所要時間別ドライブコース案内 ( 例 :3~4 時間 5~6 時間など ) が欲しい ドライブ途中 道が正しいかどうかを確認 または質問できる場所を探すのが容易ではなかった ナビゲーターの設定方法を事前教育する必要がある ガソリンスタンドが田舎ではあまり見あたらない 都市に集中しているようだが この点も前もって注意させる必要があると思う 景観 道路からの景観がすばらしく 自由度が高かった 紅葉がすばらしかった 道からの景観 道そのものが魅力 12
2. シンガポール 13
シンガポールについて シンガポールの人口は約 4 万人で 近代的な国 日本との時差は 1 時間 日中の気温は年間を通じてて24 ~32 自家用車が高額かつ総量規制のため 取得自体が困難なため ドライブに対するニーズが高い ( 関税 2%+ 取得権利約 2 万円と高額のため カローラクラスが 7 万円程度になる ) 北海道へは年間 6, 人が訪問 ( 近年急増 ) 長期のスクールホリデーの時期は期は6 月と月と12 月 イギリス領からの独立国で英語に加え 中華系民族が 7 割以上のため中国語 ( マンダリン ) も理解する人が多い も 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, ( 人 ) 1,4 1,55 2,25 4, 6, H12 H13 H14 H15 H16 シンガポールからの来道客数 Republic of Singapore Hokkaido Japan 14 資料 : 北海道 北海道観光入込客数調査報告書
外国人ドライブ観光調査におけるツアー行程 旅行会社 :PRIME TRAVEL&TOUR ツアー参加者 : 約 16 名 (47 組 ) 6/16 6/17 6/18 6/19 6/2 6/21 シンガポールからのツアー行程 シンガポール ( チャーター便 ) 新千歳空港 (19:15( 着 ) ホテル日航千歳泊 千歳発レンタカー自由行動 洞爺 ( 支笏湖 シーニックバイウェイマップ提示 ) 洞爺パークホテル天翔泊洞爺パークホテル天翔泊 洞爺湖発レンタカー自由行動 ニセコ ( シーニックバイウェイ 登別マップ提示 ) ニセコ東山プリンス泊ニセコ東山プリンス泊 ニセコ発レンタカー自由行動 札幌 ( 小樽経由マップ提示 ) ロイトン札幌泊ロイトン札幌泊 札幌発レンタカー自由行動 ( 留萌オロロンライン シーニックバイウェイ 富良野マップ提示 ) ロイトン札幌泊ロイトン札幌泊 札幌発レンタカー自由行動 レンタカー返却 新千歳空港 (2:15 発 ) ( チャーター便 ) シンガポール 15
外国人ドライブ観光調査の概要 調査方法 シンガポールから来道した レンタカーによる ドライブ観光 ( 宿泊先を設定した 5 泊 6 日の旅程 ) の観光客を対象に 外国人のドライブ観光行動把握のための プローブカー調査 観光ニーズに関するアンケート調査 を実施 アンケート調査内容 旅行前について ( 情報収集 旅行の目的 期待度等 ) 旅行前の期待とドライブ観光後の評価 実際のドライブ観光についてなど 16
ドライブマップの提供 ツアー行程に合わせ景勝地等のマップコードを表記した英語版のドライブマップ Fly&Active Drive Hokkaido を作成 配布 マップコード 17
(1) ドライブ観光全体の評価 北海道のドライブはどうだった? 参加者の実に 72% が 大いに魅力的 と回答し 魅力的ではないとの回答は皆無 再訪意向についても 79% が 大いにまた来たいと思う と回答 まあ魅力的, 27.7% あまり魅力的ではない, % どちらとも言えない, % 全く魅力的とは思わない, % あまり思わない, % どちらとも言えない, % まあ思う, 19.1% 全く思わない, % 無回答, 2.1% 北海道ドライブ観光の総合魅力度 大いに魅力的, 72.3% 北海道でのドライブ観光 再来訪意向 大いに思う, 78.7% 18
(2) 移動経路 範囲 周遊状況は? 新千歳空港を起点に 洞爺 ニセコ 札幌 富良野の滞在 立ち寄り箇所を経由し 広域に観光行動が展開された ただし 個々の行動について それほど違いがない レンタカーの行動軌跡 19
(2) 移動経路 範囲 ドライブ走行の総走行距離は 平均約 859km 最大は約 1,3km 日あたりのドライブ走行は 平均約 68~299 299km/ 日 特に富良野方面への移動時の走行距離が長く 最大で約 455km/ 日の移動もみられた 総走行距離 (km) -1 1-2 2-3 3-4 4-5 5-6 6-7 7-8 8-9 9-1 1-11 11-1 1 1 2 どれくらい運転するのか? 5 2 4 6 8 1 12 台数 ( 台 ) 総走行距離の分布 6 max : 1,296.9km min : 521.km ave : 859.1km 8 1 11 (km) 4 3 2 1 173.1 168.3 153. 299.1 (km) 日付 6/17 6/18 6/19 6/2 6/21 日平均 平均距離 173.1 168.3 153. 299.1 68.4 172.4 最大距離 21. 266.3 432.6 455. 132.9 299.4 最小距離 16.6 85.1 49.7 11.6 11. 2 52.8 68.4 6/17 6/18 6/19 6/2 6/21 日平均走行距離の推移
21 21 42.6 27.7 8.5 57.4 21.3 29.8 6.4 76.6 2 4 6 8 1 雑誌 旅行誌TV番組インターネット日本の団体 企業等のホームページ旅行代理店催事で日本旅行の経験ある知人 友人等からその他無回答(%) 来道前の情報入手ソースは? 来道前の情報入手ソースは? 来道前に情報を入手する方法としてインターネットが多く来道前に情報を入手する方法としてインターネットが多く活用されている活用されている (3) 事前の情報入手来道前に利用した情報源
22 22 4.3 2.1 21.3 23.4 14.9 17. 4.3 8.5 2.9 17.1 5.7 5.7 25. 8.3 16.7 8.3 33.3 33.3 25. 33.3 16.7 17. 48.9 12.8 17. 17.1 11.4 14.3 48.6 11.4 11.4 2. 16.7 5. 2 4 6 観光地情報レジャー施設情報食べ物 名物に関する情報気候や風土道路網や高速道路の路線など道路の制限速度高速道路の料金交通法規ドライブインなど沿道の休憩施設交通標識や案内の英文表記その他特にない全体来道経験なし来道経験あり (%) 来道前に入手困難だった情報は? 来道前に入手困難だった情報は? 観光地やレジャー施設の情報に比べて 道路や交通関係観光地やレジャー施設の情報に比べて 道路や交通関係の情報入手が困難の情報入手が困難 (3) 事前の情報入手来道前に入手困難だった北海道関連の情報
23 23 34. 25.5 12.8 21.3 31.9 12.8 4.3 74.5 72.3 72.3 74.5 1 2 3 4 5 6 7 8 北海道の道路MAP北海道の道路 路線ごとの特徴日本の交通法規道路の危険箇所 走行注意箇所入り地図カーナビ道の駅ガイド宿泊施設でのドライブ情報提供日本 北海道の習慣等に関するガイド主要観光地等での駐車場 料金等の資料その他無回答(%) 旅行前の情報ニーズとして 道路マップやカーナビが上位旅行前の情報ニーズとして 道路マップやカーナビが上位 旅行の計画を立てる上での道路マップの必要性旅行の計画を立てる上での道路マップの必要性 カーナビについては 基本的機能以外の多彩な機能を使いカーナビについては 基本的機能以外の多彩な機能を使いたいというニーズたいというニーズ事前に入手できていれば良かったのは? 事前に入手できていれば良かったのは? (3) 事前の情報入手事前に入手できればよかったと思う情報等
24 24 全体 (N=47) 来道経験なし (N=35) 来道経験あり (N=12) 2.1 22.9 8.6 25. 33.3 33.3 1.6 23.4 12.8 14.9 17. 25.5 4.4 53.2 19.1 21.3 2.9 14.3 14.3 14.3 51.4 17.1 22.9 14.3 45.7 16.7 16.7 8.3 25. 58.3 25. 33.3 2 4 6 8 自動車の運転交通法規交通標識 案内日本人の運転マナー観光地への経路目的地までの所要時間ガソリン代高速道路の料金その他特になかった無回答全体来道経験なし来道経験あり (%) ドライブ観光に際して不安だったことは? ドライブ観光に際して不安だったことは? 旅行前 観光地への経路や交通標識や案内に不安を旅行前 観光地への経路や交通標識や案内に不安を感じていた人が多かった感じていた人が多かった 現在地や経路などの情報入手に不安現在地や経路などの情報入手に不安 (4) ドライブ走行支援北海道でのドライブ観光に際して当初不安だったこと
25 25 8.5 6.4 4.3 1.6 12.8 4.3 2.1 31.9 25.5 1.6 2.1 23.4 4.3 6.4 23.4 1.6 53.2 2 4 6 道路の幅のゆとり 歩道車道の分離急カーブや急勾配の解消道路の舗装状態方向を示す案内表示通行止め 迂回路 規制などの情報表示目的地までの距離表示市街地での方向案内表示主な観光地 景勝地を案内する表示高速道路の整備 ルート高速道路の料金一般道路沿道での休憩 飲食施設の充実高速道路の休憩 飲食施設の充実宿泊地での観光 天候などの情報提供ガソリンスタンドの数ドライブ中の写真撮影スポットの整備英語版のドライブマップやガイドブックその他無回答(%) どんな点が悪かった? どんな点が悪かった? 改善希望点として 英語版のドライブマップや案内表示の改善希望点として 英語版のドライブマップや案内表示の改善を求める人が多数改善を求める人が多数 旅行前に感じていた不安に対し やはり対応が不十分と旅行前に感じていた不安に対し やはり対応が不十分という評価いう評価 (4) ドライブ走行支援北海道ドライブ観光に関する改善要望点
(5) カーナビゲーションの有効活用 全く役に立たなかった, % 無回答, 4.3% あまり役に立たなかった, % どちらでもない, 1.6% カーナビと連動したマップは? マップコードを記載した英語版ロードマップを配布 マップコードは使いやすいと好評 無回答, 4.3% 1 回も利用していない, 2.1% 1 回利用した, 4.3% 2~3 回利用した, 4.3% 多少は役立った, 29.8% とても役立った, 55.3% マップコードの利用状況 4 回以上利用した, 85.1% 北海道開発局で提供したマップコード入りドライブマップの貢献度 あまり必要ではなかった, % もう少し多くの観光地にコードが欲しい, 38.6% とても便利で良い, 7.5% 26 マップコードの評価
(5) カーナビゲーションの有効活用 外国語対応だけでは不十分? カーナビで検索しづらい景観ポイントなどへの誘導等 目的に応じてアナログ情報との連動も必要 2 4 6 8 1 12 (%) 93.6 北海道の自然景観 農村景観を楽しむ 83.3 97.1 31.9 都市の景観 街並みを楽しむ 31.4 33.3 38.3 北海道の歴史 歴史的建物を楽しむ 4. 33.3 57.4 北海道の気候を楽しむ 6. 5. 46.8 温泉を楽しむ 4. 66.7 76.6 北海道の食材 食事を楽しむ 74.3 83.3 6.4 水族館 動植物園などを楽しむ 8.6 12.8 アウトドアレジャーを楽しむ 14.3 8.3 21.3 北海道 日本の人と触れ合う 25.7 8.3 全体 59.6 ドライブそのものを楽しむ 57.1 66.7 来道経験なし 1.6 その他 5.7 25. 来道経験あり 今回の北海道観光の主な目的 27
Ⅳ シーニックバイウェイ北海道での展開 28
情報提供関連 インターネットによる旅行前の情報提供 現在地や経路など走行支援 カーナビなど既存システムの有効活用とマーケットと連動した開発 普及 GPS などとコールセンターとの連携 ハード ( 標識等 ) アナログ情報 ( 地図 ) と ITS 関連の連携 補完 29
シーニックバイウェイ北海道での可能性 メジャーではないスポットへの誘導のきっかけ作り 小規模旅行に対する外国人対応 目に見えて分かる経済効果 先進的な刺激が全体の底上げに 3