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p tn tn したがって, 点 の 座標は p p tn tn tn また, 直線 l と直線 p の交点 の 座標は p p tn p tn よって, 点 の座標 (, ) は p p, tn tn と表され p 4p p 4p 4p tn tn tn より, 点 は放物線 4 p 上を動くこと

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. 角の二等分線と調和平均 平面上に点 を端点とする線分 と を重ならないようにとる, とし とする の二等分線が線分 と交わる点を とし 点 から に垂直に引いた直線が線分 と交わる点 とする 線分 の長さを求めてみよう 点 から に垂直な直線と および との交点をそれぞれ, Dとする つの直角三

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6 発展 3 次式の展開と因数分解補充問題, コラム (0.5) 技 整式を適切な形に整理することによって因数分解や計算ができる 見 レポート 式の展開と因数分解の違い 展開と因数分解の関係に関心をもち考察しようとする 関 第 2 節実数 (5) 4 実数 (1) 有理数と無理数の違い, および実数

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頻出問題の解法 4. 絶対値を含む関数 4.1 絶対値を含む関数 絶対値を含む関数の扱い方関数 X = { X ( X 0 のとき ) X ( X <0 のとき ) であるから, 絶対値の 中身 の符号の変わり目で変数の範囲を場合分けし, 絶対値記号をはずす 例 y= x 2 2 x = x ( x

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05 年度センター試験数学 ⅡB () において,cos q 0 であるから,P ( cos q, sin q) より, 直線 OP を表す方程式は y sin q sin q x cos q cos q x すなわち, (sin q) x - (cos q) y 0 ( ) ク 点 O,P,Q が

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代数 幾何 < ベクトル > 1 ベクトルの演算 和 差 実数倍については 文字の計算と同様 2 ベクトルの成分表示 平面ベクトル : a x e y e x, ) ( 1 y1 空間ベクトル : a x e y e z e x, y, ) ( 1 1 z1

小笠原高校平成 0 年度年間授業計画教科 : 数学科目 : 数学 A 対象 : 第一学年標準 発単位数 : 教科担当者 : 小池和樹印関圭太印 使用教科書 : 新数学 A( 実教出版 ) 使用教材 : エクセルライト数学 Ⅰ+A( 実教出版 ) ステージノート数学 A( 実教出版 ) 月 集合と要素

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平成 30 年度 前期選抜学力検査問題 数学 ( 2 時間目 45 分 ) 受検番号氏名 注 意 1 問題は, 表と裏にあります 2 答えは, すべて解答欄に記入しなさい 1 次の (1)~(7) の問いに答えなさい (1) -3 (-6+4) を計算しなさい 表合計 2 次の (1)~(6) の問

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相加平均 相乗平均 調和平均が表す比 台形 の上底 下底 の長さをそれぞれ, とするとき 各平均により 台形の高さ はどのように比に分けられるだろうか 相乗平均は 相似な つの台形になるから台形の高さ を : の 比に分ける また 相加平均は は : の比に分けます 調和平均は 対角線 と の交点を

(1) 具体的な場面を通して正の数と負の数について理解し, その四則計算 (1) 正の数と負の数について具体的な場面での活動を通して理解し, その ができるようにするとともに, 正の数と負の数を用いて表現し考察する 四則計算ができるようにする ことができるようにする ア 正の数と負の数の必要性と意味

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模試対策 ( 小問集合 ) 1 (2x-3)0 6 x 3 +3x 2 +2x-71 を展開して整理したときの, x 2 の係数は 0ア1 s 展開してx 2 が出てくるところだけ計算すればよい である 次不等式 ax +bx+c<0 や ax +bx+c>0 の左辺を因数分解できた場合

都道府県名

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T Xclub E 三角関数 が よくわからないときに開く本 例題で式の計算がよくわかる! 改訂版 内容 三角比三角関数正弦定理余弦定理加法定理弧度法 高知工科大学 KOCHI UNIVERSITY OF T ECHNOLOGY 井上昌昭山﨑和雄著 Copyright(C) Masaaki Inou

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習熟度別クラス編成において 基礎クラスの学力スタンダード 表示は ( 基礎 ) と応用クラスの学力スタンダード 表示は ( 応用 ) を設定する () いろいろな式 ア式と証明 ( ア ) 整式の乗法 除法, 分数式の計算三次の乗法公式及び因数分解の公式を理解し それらを用いて式の展開や因数分解をすること また 整式の除法や分数式の四則計算について理解し 簡単な場合について計算をすること 文字の 次式の展開や因数分解ができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の式を展開せよ () () 4 ( 例 ) 次の式を因数分解せよ 7 文字の 次式の展開や因数分解ができる ( 応用 ) y ( 例 ) 次の式を展開せよ ( 例 ) 次の式を因数分解せよ 8 7y 二項定理やパスカルの三角形の考えを用いて 式の 展開ができる ( 基礎 ) ( 例 ) 二項定理を用いて 次の式を展開せよ 4 二項定理の考えを用いて 項の係数などを求めるこ とができる ( 応用 ) ( 例 ) y 7 の展開式における 4 y の係数 を求めよ 次式で割るような整式の除法ができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の整式 A を整式 B で割った商と余り を求めよ () A 5 8 B () A 7 B P を で割ると, ( 例 ) ある整式 商が5 この整式 P, 余りが 4 である を求めよ 整式の除法の考え方を活用できる ( 応用 ) ( 例 ) 整式 を整式 B で割ると, 商が, 余りが である B を求めよ

簡単な分数式の計算ができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の計算をせよ () () () 分数式の計算ができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の計算をせよ () 8 4 y () 4y y y () 4 ( イ ) 複素数と二次方程式数を複素数まで拡張する意義を理解し 複素数の四則計算をすること また 二次方程式の解の種類の判別及び解と係数の関係について理解すること 複素数の相等の意味を理解する ( 基礎 ) ( 例 ) 次の等式をみたす実数 a, b を求めよ a bi 5i 実部と虚部に整理して 複素数の相等の意味を理解して活用できる ( 応用 ) ( 例 ) 次の等式をみたす実数, y を求めよ i yi i 簡単な複素数の四則計算ができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の計算をせよ () i i () 5 i ( 例 ) をa bi の形に表しなさい i 複素数の四則計算ができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の計算をせよ () i () i i i i 4 i

複素数の範囲で 次方程式が解ける ( 基礎 ) ( 例 ) 複素数の範囲で次の 次方程式を解きなさ い 4 0 次方程式の解の判別について理解する ( 基礎 ) ( 例 ) 次の 次方程式が異なる つの虚数解を もつように実数 k の値の範囲を求めよ k 0 解と係数の関係の意味を理解する ( 基礎 ) ( 例 ) 次方程式 4 0 のつの解を, とするとき,, の値を 求めよ ( 例 ) 次の 数 4 i, 4 i を解にもつ 次方 程式を つ作りなさい 解と係数の関係を利用して 対称式などの値を求め ることができる ( 応用 ) ( 例 ) 次方程式 5 0 のつの解を, とするとき, の値を求めよ ( ウ ) 因数定理と高次方程式 因数定理について理解し 簡単な高次方程式 の解を 因数定理などを用いて求めること 剰余の定理の意味を理解する ( 基礎 ) P を で割った余り ( 例 ) 5 6 を求めよ 剰余の定理を利用して 文字の値などを求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 整式 P a a が で割り切れるように, 定数 a の値を定めよ 剰余の定理の考え方を利用して 整式の余りを求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 整式 P を で割ると余りは 5, で割ると余りは 0 である P を で割ったときの余りを求めよ 因数定理の意味を理解する ( 基礎 ) ( 例 ) P 4 4 について が因数であるかどうか調べよ また, が因数であるかどうか調べよ ( 例 ) 整式 P 7 6 たい 次の問いに答えよ () を因数分解し P を で割り切れることを示せ ()() の結果を用いて, 7 6 を 因数分解せよ

因数定理を用いて因数分解ができる ( 応用 ) ( 例 ) 4 を因数分解せよ 簡単な高次方程式を解くことができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の方程式を解きなさい () 4 5 0 () 9 0 () 4 0 因数定理を利用して 高次方程式を解くことができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の方程式を解きなさい 4 () 0 () 0 4 () 0 ( エ ) 等式と不等式の証明等式や不等式が成り立つことを それらの基本的な性質や実数の性質などを用いて証明すること 恒等式の意味を理解する ( 基礎 ) ( 例 )a b 5 5 が, についての恒等式となるように, 定数 a, b の値を求めよ 係数を比較して恒等式の係数を決定できる ( 応用 ) ( 例 ) 次の等式が についての恒等式となるよう に, 定数 a, b の値を求めよ 5 a 簡単な等式や不等式を証明ができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の等式を証明せよ b ( 例 ) a>b のとき, 次の不等式を証明しなさい a 4b> a 5b 等式の証明ができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の等式を証明せよ a b y a by ay b 平方完成を用いて 不等式の証明ができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の不等式を証明しなさい a 9 6a

両辺を 乗して比較したり 相加 相乗平均の考え方などを用いて不等式の証明ができる ( 応用 ) ( 例 ) a>0, b>0 のとき, 次の不等式が成り立つことを証明せよ () a b> a b 6 () a 8 a 簡単な条件つき等式の証明ができる ( 基礎 ) ( 例 ) b a のとき, 次の等式を証明せよ a b a b 条件付つき等式の証明ができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の等式の証明をせよ a c a c a c () のとき, を証明 b d b d b d せよ () y 0 のとき, y y を証明せよ () 図形と方程式 ア直線と円 ( ア ) 点と直線座標を用いて 平面上の線分を内分する点 外分する点の位置や二点間の距離を表すこと また 座標平面上の直線を方程式で表し それを二直線の位置関係などの考察に活用すること 数直線上や座標平面上の 点間の距離を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の 点間の距離を求めよ ()A(-),B(4) ()A(-,7),B(,) 座標平面上の 点から等距離にある座標軸上の点を求めることができる ( 応用 ) ( 例 )A(,-),B(5,-) から等距離にある y 軸上の点を求めよ 点対称な点の座標を求めることができる ( 応用 ) ( 例 )A(6,-) に関して, 点 B(4,) と対称な点 C の座標を求めよ 数直線上の線分や座標平面上の線分を内分する点, 外分する点の座標を求めることができる また, 三角形の重心の座標を求めることができる ( 基礎 )

( 例 ) () 点 A(-4),B(6) に対して線分 AB を:に内分する点, 外分する点の座標を求めよ また, 線分 AB の中点の座標を求めよ () 点 A(,4),B(5,-) を結ぶ線分 AB を: に内分する点, 外分する点の座標を求めよ () 点 A(,-4),B(-,), C(4,-) を頂点とする ABC の重心 G の座標を求めよ 重心の座標についての公式を証明できる ( 応用 ) ( 例 ) 点 A, ), B, ),C, ) ( y ( y ( y を頂点とする ABC の重心 G の座標は ( y, y y 証明せよ ) であることを 座標軸について対称な点や原点について対称な点の座標を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 点 A(,-) について次の問いに答えよ () 点 A と 軸に関して対称な点 B の座標を求めよ 点 Aと原点について対称な点 Cの座標を求めよ 公式を用いて直線の方程式を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) () 点 A(,) を通り傾きが 4である直線の方程式を求めよ () 点 A(-,),B(,6) を通る直線の方程式を求めよ

二直線の位置関係を直線の傾きから考察できる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の直線のうち, 互いに平行なもの, 垂直なものを求めなさい y 5 y 0 y 0 4 4 y 0 点を通り, 与えられた直線に平行な直線や垂直な直線の方程式を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 点 A(,) を通り, 直線 y 5 と垂直な直線の方程式を求めよ 二直線の垂直条件を用いて, ある直線に関して対称な点の座標を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 直線 y 0 に関して点 A(, ) と対称な点 B の座標を求めよ 二直線の交点を求めることができる さらに, 他の 直線との関係について考察できる ( 応用 ) ( 例 ) 次の 直線が 点で交わるとき定数 k の 値を求めよ y 0, y 0, k y 0 点が同一直線上にある条件について考察できる ( 応用 ) ( 例 ) 次の 点が一直線上にあるとき,a の値 を求めよ A(,5),B(4,9),C(-,a ) 公式を用いて点と直線の距離を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 点 A(-,) と直線 y 5 の距離を求めよ

( イ ) 円の方程式座標平面上の円を方程式で表し それを円と直線の位置関係などの考察に活用すること 与えられた条件から円の方程式を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) () 点 A(,) を中心とする半径 の円の方程式を求めよ () 点 A(,),B(,5) を直径の両端とする円の方程式を求めよ 点を通る円の方程式を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 点 A(,0),B(,-), C(,) を通る円の方程式を求めよ また, この円の中心と半径を求めよ 円と直線の共有点の座標を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 円 y 5 と直線 y の共有点の座標を求めよ 円と直線の共有点について考察できる ( 応用 ) ( 例 ) 円 y と直線 y k の共有点の個数は, 定数 k の値によってどのように変わるか 円と直線が 点を共有するとき その 点を結ぶ線分の長さを求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 円 y 5 と直線 y 5 0 の二つの交点を結ぶ線分の長さを求めよ 二つの円の位置関係について 二つの円の中心の距離と二つの円の半径との和や差から考察できる ( 応用 ) ( 例 ) 点 A(-,) を中心とし, 円 ( ) ( y ) 4 と外接している円の方程式を求めよ

円の周上の点における接線の方程式を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 円 y 5 上の点 A(,4) における接線の方程式を求めよ 円の外部から引いた円の接線の方程式を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 点 A(, ) を通り, 円 y 5 に接する直線の方程式を求めよ イ軌跡と領域軌跡について理解し, 簡単な場合について軌跡を求めること また, 簡単な場合について, 不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表したりすること 定点から等距離にある点の軌跡を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 点 O(0,0),A(,) から等距離にある点の軌跡を求めよ 定点からの距離の比が一定である点の軌跡を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 点 O(0,0),A(,0) に対して, OP:AP=: である点の軌跡を求めよ 動点にともなって動く点の軌跡を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 点 Q が円 y 4 上を動くとき点 A (6,0) と点 Q を結ぶ線分 AQ の中点 P の軌跡を求めよ 直線の上側や下側 または円の内部や外部を表す不等式から その領域を図示することができる また 図示された領域から不等式を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の不等式の表す領域を図示せよ () y () y 4 連立不等式などの表す領域を図示することができ る また 図示された領域から不等式を求めること ができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の連立不等式の表す領域を図示せ よ y 0 y 0

( 例 ) 次の図の斜線部分の領域を表す不等式 を求めよ ( 応用 ) ただし, 境界を含まない ( 例 ) 次の図の斜線部分の領域を表す不等式 () を求めよ ただし, 境界線を含む () ただし, 境界を含まない

() 三角関数 ア角の拡張 角の概念を一般角まで拡張する意義や弧度 法による角度の表し方について理解すること 角の範囲を一般角まで拡張し 弧度法も扱うことが できる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の角を, 度数は弧度に, 弧度は度 数に, それぞれ書き直せ ()60 () 450 () π (4) π 6 4 ( 例 ) 次の角の動径を図示せよ また, 第 何象限の角か答えよ ()90 () 40 弧度法を用いて 扇形の面積や周の長さを求めるこ とができる ( 基礎 ) ( 例 ) 半径が 4, 中心角が π の扇形の弧の 長さと面積を求めよ イ三角関数 ( ア ) 三角関数とそのグラフ三角関数とそのグラフの特徴について理解すること 一般角の正弦 余弦 正接を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 )θ が次の値のとき, sin θ, cos θ, tan θ の値をそれぞれ求めよ 7 () π 6 () π 4 三角関数の周期性やグラフを理解できる ( 基礎 ) ( 例 ) 下の図は, 関数 y cosθ のグラフである 図中の A~D の値を求めよ ( イ ) 三角関数の基本的な性質 正弦 余弦 正接のうち 一つの値から相互関係の

三角関数について 相互関係などの基本的な 性質を理解すること 公式を活用して 残りの二つの値を求めることがで きる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の値を求めよ ()π<θ<π, cosθ のとき, 4 sinθtanθ, の値を求めよ ()θの動径が第 象限にあり, tanθ のとき, sinθcos, θの値を求めよ 公式を活用して証明することができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の等式を証明せよ sinθ cosθ 4 cosθ () - = cosθ sinθ sinθ sin θ cos θ tanθ () = sinθ cosθ tanθ 三角関数を含む簡単な方程式 不等式の解を求める ことができる ( 基礎 ) ( 例 )0 θ<π のとき, 次の方程式, 不等 式を解け () sinθ () cosθ () sinθ> (4) cosθ (5) tan (6) tan

三角関数を含む方程式 不等式の解を求めたり 三 角関数の最大や最小について考察できる ( 応用 ) ( 例 )0 θ<π のとき, 次の方程式, 不 等式を解け () cos θ sinθ () cos θ 0 ( 例 ) 関数 y cosθ について, 以下の 場合の最大値 最小値を求めよ ま た, そのときの θ の値を求めよ () 0 θ π 5 () 0 θ π 4 ウ三角関数の加法定理 三角関数の加法定理を理解し それを用いて 倍角の公式を導くこと 加法定理を用いて値を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の値を求めよ ()sin75 ()cos65 加法定理を理解し 活用できる ( 応用 ) ( 例 )α が鋭角で,β が鈍角で cosα,sinβ のとき, 4 5 sin( αβ),cos( α+β) の値を 求めよ ( 例 ) 次の 直線 4 y 0, 5 y 0 の なす角 θ を求めよ ただし, 0 θ π とする 加法定理から導き出された様々な公式を活用でき る ( 応用 )

( 例 )0 <π のとき, 次の方程式, 不等式を解け () sin cos () cos cos 倍角の公式を用いて値を求めることができる ( 応 用 ) π ( 例 ) 0 α,sinα のとき, 5 sin α, cosα の値を求めよ 三角関数の合成ができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の式を r sin( θα) の形に変形せよ ただし, r 0, π<α<π とする () sinθ cosθ () sinθ cosθ 三角関数の合成を用いて 方程式や不等式を解くことができる ( 応用 ) ( 例 )0 <π のとき, 次の方程式, 不等式を解け () sin cos () sin cos 0 (4) 指数関数 対数関数 ア指数関数 ( ア ) 指数の拡張指数を正の整数から有理数へ拡張する意義を理解すること 累乗や 乗根 4 乗根の値を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の問に答えよ () 4 8 の値を求めよ ()8 の 4 乗根を求めよ () 6 の値を求めよ (4) 5 の値を求めよ

指数法則や累乗根の性質を利用して 乗法や除法の計算を行うことができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の計算をせよ ただし, a 0 とする 4 ()5 0 4 4 () 8 4 4 () (4) 9 6 指数法則や累乗根の性質を利用して 重根号をはずしたり 累乗の異なる数の乗法や除法 同じ累乗根の加法や減法の計算できる ( 応用 ) ( 例 ) 次の計算をせよ ただし, a 0, b 0 とする () 7 5 4 () 9 8 4 () 64 (4) 4 9 4 (5)a b a b ab ( イ ) 指数関数とそのグラフ指数関数とそのグラフの特徴について理解し それらを事象の考察に活用すること 指数関数 y a のグラフの違いが判る ( 基礎 ) ( 例 ) 次の指数関数のグラフをかけ () y () y 指数が有理数の範囲まで拡張されている数について 指数関数の特徴を踏まえて大小関係を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の数の大小関係を, 不等号 を用いて表せ () 4 5,, 4 (),,0 a b a b の形の指数方程式 指数不等式を解くことができる ( 基礎 )

( 例 ) 次の方程式, 不等式を解け () 9 7 () いろいろな指数方程式 指数不等式を a b a b などの形に帰着して解くことができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の方程式, 不等式を解け () 4 8 () 9 イ対数関数 ( ア ) 対数対数の意味とその基本的な性質について理解し 簡単な対数の計算をすること 対数の定義を理解し 底の変換公式等を用いて対数の値を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の値を求めよ () log 7 () log 8 () log 8 対数の基本的な性質を用いて 加法 減法ができる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の計算をせよ () log4 8 log4 8 () log 0 log 5 log 対数の性質を用いて 四則計算ができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の計算をせよ () log 5 5 () log5 log5 7 log7 9 () log log log

( イ ) 対数関数とそのグラフ対数関数とそのグラフの特徴について理解し それらを事象の考察に活用すること 対数関数 y loga のグラフの概形がわかる ( 基礎 ) 対数関数 y loga のグラフがかける ( 応用 ) ( 例 ) 次の対数関数のグラフをかけ () y log () y log のグラフをかけ 対数関数 y log のグラフの特徴を踏まえ a y log a p y loga q の形の対数関数 のグラフがかける ( 応用 ) ( 例 ) 次の対数関数のグラフをかけ () y log () y log 対数の大小関係を求められる ( 基礎 ) ( 例 ) 次の数の大小関係を, 不等号 を用いて表せ () log 5, log 7 () log. 5 0, log 0. log b log b の形の対数方程式 対数 a a 5 不等式を解くことができる ( 基礎 )

( 例 ) 次の方程式, 不等式を解け () log 5 () log 4 やや複雑な対数の大小関係を求められる ( 応用 ) ( 例 ) 次の数の大小関係を, 不等号 を用いて表せ 7 log5, 6log5 4, log 7 4 5 二つ以上の対数を含む対数方程式 対数不等式を解くことができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の方程式, 不等式を解け log log () log log () 5 常用対数表を用いて 様々な数の常用対数を求められる ( 基礎 ) ( 例 ) 常用対数表を用いて, log 0 80の値を 求めよ 常用対数を用いて 自然数の桁数や小数第何位に 0 でない数が現れるかなどを求められる ( 応用 ) ( 例 ) 50 は何桁の数か ただし, log 0 0. 00 とする 40 ( 例 ) は小数第何位に初めて 0 でない 数が現れるか ただし, log 0 0. 477 とする

(5) 微分 積分の考え ア微分の考え ( ア ) 微分係数と導関数微分係数や導関数の意味について理解し 関数の定数倍 和及び差の導関数を求めること 簡単な整式で表された関数について 平均変化率や 極限を利用して微分係数や導関数を求めることがで きる ( 基礎 ) ( 例 ) 関数 f ( ) について, 次の問に答えよ () から h まで変化するとき の平均変化率を求めよ ()() の結果を利用して, f '() を求めよ ( 例 ) 定義にしたがって, 次の関数の導関数を 求めよ y 次までの整式で表された関数について 平均変化率や極限を利用して微分係数や導関数を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 定義にしたがって, 次の関数の導関数を求めよ y 5 n ( )' n n や導関数の性質を利用して導関数を求 めたり 微分係数を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) y ( )( 5) を微分せよ ( 例 ) 関数 f ( ) について, f '( ) を求めよ 微分係数の値等の与えられた条件からその関数を決 定することができる ( 応用 ) ( 例 ) 次の条件をすべて満たす 次関数を求めよ f ( 0), f '(0), f '() 以外の変数を含む場合の導関数を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 半径 r の球の表面積 S と体積 V をそれぞれr の関数と考え,S とV をr で微分せよ

( イ ) 導関数の応用導関数を用いて関数の値の増減や極大 極小を調べ グラフの概形をかくこと また 微分の考えを事象の考察に活用すること 放物線上の点における接線の傾きや接線の方程式を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 放物線 y 上の点 (,) における接線の方程式を求めなさい 放物線上にない点から放物線に引いた接線の方程式 および接点の座標を求めることができる ( 応用 ) ( 例 ) 放物線 y 4 に点 (,) から引い た接線の方程式と, 接点の座標を求めなさ い ( 例 )a は定数とする 次の各場合に, 関数 y ( a) の極値を調べよ a 0 a 0 文字定数を含む 次や 次の関数について, 増減や 極値を調べる等の考察できる ( 応用 ) 次や 次の関数について, 増減や極値を調べたり, グラフの概形をかいたりすることができる また区間が制限された最大値や最小値を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 関数 y の極値を調べ, そのグラフをかきなさい また - 4における最大値, 最小値を求めよ 具体的な事象の考察を微分の考え方を用いることができる ( 基礎 ) ( 例 ) 底面の半径と高さの和が cm の円柱がある この円柱について, 次の問に答えよ () 底面の半径を cm, 体積を y cm とするとき, y を で表せ () 円柱の体積の最大値を求めよ

具体的な事象の考察を微分の考え方を用いることができる ( 応用 ) ( 例 ) 一辺の長さが cm の正方形がある この四隅から一辺の長さが cm の正方形を切りとって, 直方体を作る この箱の容積が最大になるときの の値を求めよ またそのときの体積求めよ 次関数の極値や極値をとるときの の値から, そ の関数を決定することができる ( 応用 ) ( 例 ) 関数 f ( ) a b が で 極大値をとり, で極小値をとるよう に, 定数 a,b の値を定めなさい また, 極値を求めよ 関数の増減を調べたりグラフをかいたりし, 次方 程式の実数解の個数を求めたり, 不等式を証明する ことができる ( 応用 ) ( 例 ) 方程式 0 の実数解の個数を 求めよ ( 例 ) 0のとき, 不等式 6 が成り立つことを証明せよ イ積分の考え ( ア ) 不定積分と定積分不定積分及び定積分の意味について理解し, 関数の定数倍, 和及び差の不定積分や定積分を求めること 不定積分及び定積分の意味や微分との関係について 理解し, 次までの関数の不定積分や定積分の値を求めることができる ( 基礎 ) ( 例 ) () 不定積分 ( 6 5) d を求めなさい () F '( ) 4, F( ) 0 の つの条件をともに満たす関数 F() を求めよ () 定積分 ( )( ) d を求めなさい

関数や積分区間に文字定数を含む定積分の計算がで きたり, 定積分の様々な性質を利用して効率よく計 算することができる また f ( t) dt の導関数が f () であることを理解する ( 応用 ) ( 例 ) 次の式を計算せよ () ( ) d ( ) d () ( 4) d (4 ) d ( 例 ) 等式 f ( t) dt を満たす a 関数 f (), および定数 a を求めよ a ( イ ) 面積 定積分を用いて直線や関数のグラフで囲ま れた図形の面積を求めること 放物線や直線で囲まれた部分の面積を求めることが できる ( 基礎 ) ( 例 ) 放物線 y と直線 y で囲ま れた図形の面積を求めなさい 放物線や直線で囲まれた部分の面積を求めることが できる ( 応用 ) ( 例 ) () 放物線 y と直線, で囲まれた図形の面積を求めなさい () 放物線 y 9 と 軸で囲まれた図形 の面積を求めなさい