年金数理 問題 3. 予定利率を としたとき 初年度の年金額が 年度の年金額が ( である期初払い 年確定年金の年金現価は次のいずれか (3 点 (A ( (B ( (C 問題 4. 利力 δ と死力 µ が次のように与えられたとき に最も近いものは次のいずれか なお.78とする (3 点 ( 0

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第 6 回の目的 確定年金現価の算式について理解する 終身年金現価の算式について理解する 簡単な例で掛金の計算をしてみる 極限方程式を理解する 年金数理第 6 回 2

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平成28年度 生保数理

平成 年度生保数理 歳加入 保険料年払全期払込 保険金年度末支払 保険金額 保険期間 年の養老保険において.. のとき 歳加入 保険金年度末支払 保険金額 保険期間 年の生存保険の一時払純保険料 の値に最も近いものは次のうちどれか. B. C..6. F. G. H. I.6 J. 歳加入 保険料年

平成 7 年度生保数理 5 歳加入 保険料年払 年払込 保険期間 年 予定利率.% の次の給付を行う保険を考える 給付内容 満期まで生存すれば 満期時に生存保険金 を支払う 満期までに死亡すれば 死亡した年度末に チルメル割合が. である全期チルメル式責任準備金と同額を支払う 各保険年度末の全期チル

生保数理 ( 問題 ) 2018 年度生保数理 1 問題 1. 次の (1)~(6) について 各問の指示に従い 解答用紙の所定の欄にマークしなさい 各 4 点 ( 計 24 点 ) a (1) ( ) ( ) n n Ia a Ia に等しいものは次のうちどれか (A) (F) n i n v i

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目次 1. はじめに (1) 解約返戻金の設定について 2. 伝統的商品 ( 養老 終身等 ) の解約返戻金 (1) 解約返戻金算定の基本的な考え方 (2) 保険料 (3) 保険料積立金 (4) 解約返戻金 3. 最近の個人保険商品の解約返戻金 (1) 低 ( 無 ) 解約返戻金型商品 (2) 市場

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上乗部分Q1. 基金制度のどの給付区分が分配金の対象となるのか A1 基金の給付区分は 国の厚生年金の一部を代行している 代行部分 と 基金独自の 上乗部分 から構成されています 代行部分は 解散により国に返還され 解散後は国から年金が支給されますので 分配金の対象となるのは基金独自の上乗部分となり


公開草案なお 重要性が乏しい場合には当該注記を省略できる 現行 適用時期等 平成 XX 年改正の本適用指針 ( 以下 平成 XX 年改正適用指針 という ) は 公表日以後適用する 適用時期等 結論の背景経緯 平成 24 年 1 月 31 日付で 厚生労働省通知 厚生年金基金

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( 注 ) ( 注 ) リスク分担型企業年金では 標準掛金額に相当する額 特別掛金額に相当する額及びリスク対応掛金額に相当する額を合算した額が掛金として規約に定められるため 本実務対応報告では 規約に定められる掛金の内訳として 標準掛金相当額 特別掛金相当額 及び リスク対応掛金相当額 という用語を

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これまでの経緯について すでにご案内のとおり 当基金では 平成 26 年 4 月に施行された厚生年金保険法等の一部を改正する法律に対応するため 検討委員会を立ち上げ検討を重ねてまいりました 検討委員会での議論をもとに 平成 27 年 2 月の第 98 回代議員会において平成 30 年 3 月末を目途

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平成 30 年 1 月末の国民年金 厚生年金保険 ( 第 1 号 ) 及び福祉年金の受給者の 年金総額は 49 兆円であり 前年同月に比べて 6 千億円 (1.3%) 増加している 注. 厚生年金保険 ( 第 1 号 ) 受給 ( 権 ) 者の年金総額は 老齢給付及び遺族年金 ( 長期要件 ) につ

平成 30 年 2 月末の国民年金 厚生年金保険 ( 第 1 号 ) 及び福祉年金の受給者の 年金総額は 49 兆円であり 前年同月に比べて 7 千億円 (1.4%) 増加している 注. 厚生年金保険 ( 第 1 号 ) 受給 ( 権 ) 者の年金総額は 老齢給付及び遺族年金 ( 長期要件 ) につ

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厚生年金 健康保険の強制適用となる者の推計 粗い推計 民間給与実態統計調査 ( 平成 22 年 ) 国税庁 5,479 万人 ( 年間平均 ) 厚生年金 健康保険の強制被保険者の可能性が高い者の総数は 5,479 万人 - 約 681 万人 - 約 120 万人 = 約 4,678 万人 従業員五人

問題 2A 1 一〇五 % 2 いずれにも該当しない 3 〇 九 4 一五〇 % 5 一〇五 % 6 解散計画等 以下の同意が必要である 交付の申出に係る残余財産を分配すべき解散基金加入員等が使用される設立事業所の 事業主の全部 当該設立事業所に使用される厚生年金基金の加入員の二分の一以上の者 (

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国家公務員共済組合連合会 民間企業仮定貸借対照表 旧令長期経理 平成 26 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 円 ) 科目 金額 ( 資産の部 ) Ⅰ 流動資産 現金 預金 311,585,825 未収金 8,790,209 貸倒引当金 7,091,757 1,698,452 流動資産合計 3

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(3) 可処分所得の計算 可処分所得とは 家計で自由に使える手取収入のことである 給与所得者 の可処分所得は 次の計算式から求められる 給与所得者の可処分所得は 年収 ( 勤務先の給料 賞与 ) から 社会保険料と所得税 住民税を差し引いた額である なお 生命保険や火災保険などの民間保険の保険料およ

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平成 年 0 月 4 日 年金数理 年金数理 ( 問題 本問題においては 以下のとおりとする. owbdg モデル とは 定年退職者に対して毎年 の年金を 退職時より終身にわたり年 回期初に支給する年金制度をいう. 加入年齢方式 とは 加入年齢を特定して算出された標準保険料を在職中の被保険者全員に適用する財政方式 ( 特定年齢方式 をいう 3. 責任準備金 とは 給付現価から標準保険料収入現価を控除した額をいい 未積立債務 とは 責任準備金から積立金を控除した額をいう 問題 から 5 までは それぞれの選択肢から 設問の答として正しいものを選んで その記号を解答 用紙の所定欄に記入せよ 問題 6 から 0 までは それぞれの指示にしたがって 解答用紙の所定欄に 解答を記せ 問題.80 歳と 84 歳の 人がいる 死亡率が下表のとおりであるとき q ( 年経過後の一年間で 80:84 最終生存者が死亡する確率 に最も近いものは次のいずれか なお 人の死亡は互いに独立に発生するものとしている (3 点 年齢 死亡率 80 0.053 8 0.059 8 0.066 83 0.073 84 0.08 85 0.090 86 0.00 87 0. (A 0.49% (B 0.9% (C.37% ( 4.5% ( 37.36% 問題. 以下の場合に 予定利率と 歳の死亡率に最も近いものの組み合わせは次のいずれか (3 点 0.306 C.983 7.944 (A 予定利率.9% 死亡率 0.0995 (B 予定利率.9% 死亡率 0.0976 (C 予定利率.0% 死亡率 0.0996 ( 予定利率.0% 死亡率 0.0986 ( 予定利率.% 死亡率 0.0977

年金数理 問題 3. 予定利率を としたとき 初年度の年金額が 年度の年金額が ( である期初払い 年確定年金の年金現価は次のいずれか (3 点 (A ( (B ( (C 問題 4. 利力 δ と死力 µ が次のように与えられたとき に最も近いものは次のいずれか なお.78とする (3 点 ( 0 0 ( 0 ( 0 0 ( 0.04 δ 0.05 < µ 0.06 0.07 0 < (A 3.68 (B 9.39 (C.6 ( 4.65 (.00 問題 5. 支払年度別の年金額が下表のとおり変動する年 回期末払い確定年金の年金現価が 8.5 であるとき 予定利率 として最も近いものは次のいずれか なお 0.7 であった (3 点 支払年度 年金額 第 年度 ~ 第 年度 3 第 年度 ~ 第 年度 第 年度 ~3 年度 (A.0% (B.4% (C.8% (.% (.6% 問題 6.owbdg モデルの年金制度が定常状態にあるものとする 保険料 C が以下であるとき この制度の積立金 F として適当なものは次のいずれか (3 点 C (A ( F F (B F (C F ( F 0

年金数理 3 問題 7. ある年金制度は 標準保険料を開放基金方式で計算し 期初に未積立債務がある場合は未積立 債務の 倍を特別保険料とし 期初に剰余金がある場合は収支相等するようにその年度以降の 標準保険料を調整することとしている ある年度まで定常状態で推移し 標準保険料で収支相 等していたが その翌年度 ( 第 年度とする および第 年度の積立金の運用収益率が j およ び j となった ( j > j > および ( j ( j < このとき第 3 年度に支払う保険料 総額と 定常状態における保険料との差額を表すものは次のいずれか なお 定常状態におけ る積立金を F 保険料および給付は年 回期初払い 運用収益率以外はすべて予定通り推移し ているものとする (3 点 (A (C F F ( j ( j ( (B ( j ( ( ( j ( ( j ( j ( F ( j ( ( F ( j { } ( F ( ( j ( j 問題 8. 定常人口を保っているある企業が年金制度を導入することとした 未積立債務の償却方法は 前年度末未積立債務 ( 制度発足時は初期未積立債務 の 50% を特別保険料として拠出し 保険料の拠出および給付支払は年 回期初に行われるものとする 予定利率は年 5.0% とし 積立金の運用利回りが年 3.0% で続くと仮定すると 期末時点の責任準備金に対する積立金の割合はある一定値に収束する 当該一定値について最も近いものは次のいずれか (3 点 (A 90% (B 9% (C 94% ( 96% ( 98% 問題 9. 定常状態の集団に owbdg モデルの年金制度を新たに導入する すでに脱退した人を含め て過去勤務期間をすべて通算する場合 設立時の積立金が 0 で閉鎖型総合保険料方式を採用し たとき 第 年度の保険料 C C を表したものは次のいずれか なお C および V はそれぞ れ加入年齢方式の定常状態における年間保険料および責任準備金とする また 在職中の被保 険者の人数現価と将来加入が見込まれる被保険者の人数現価は等しいものとする (3 点 (A V ( (B C V ( (C C C V ( ( ( ( C V ( C V ( (

年金数理 4 問題 0. 定常状態における年金制度の諸数値は以下のとおりである 年金受給権者の給付現価 0,873 百万円在職中の被保険者の給付現価,035 百万円うち 過去期間対応分 6,986 百万円うち 将来期間対応分 4,049 百万円将来加入が見込まれる被保険者の給付現価,049 百万円在職中の被保険者の人数現価 36,973 将来加入が見込まれる被保険者の人数現価 5,7 予定利率 5.0% この年金制度は加入年齢方式で標準保険料の計算を行い 保険料及び給付は期初払いとする 期初に未積立債務がある場合は次の つの方法で計算した金額のいずれか大きいほうを特別保険料として支払う 方法 :( 加入年齢方式の責任準備金 - 積立金 0% 方法 :( 単位積立方式の責任準備金 - 積立金 50% ある年度以降 積立金の運用利回りが 0% となった場合 最初に 0% となった年度を 年度として 5 年度末の積立金として最も近いものは次のいずれか (3 点 (A 5,564 百万円 (B 5,974 百万円 (C 6,383 百万円 ( 6,445 百万円 ( 6,498 百万円 問題. 定常状態にある owbdg モデルの年金制度について考える ある年度において 期初の年 金受給権者数 に対して 予定通り推移すれば期末の年金受給権者数は となるところ実際は となった その他については予定通り推移したものとして 年間の差損益として正し いものは次のいずれか なお は定常状態における 歳の年金受給権者の給付現価とする (3 点 (A (B ( (C ( ( ( (

年金数理 5 問題. 給付現価または給与現価に関する次の等式の空欄に当てはまる算式の正しい組み合わせは次のいずれか (3 点 L G B ( 3 (A ( 3 (B ( 3 (C ( 3 ( ( 3 ( ( ( 3 ( 問題 3. 定年脱退者に脱退翌年度の期初から年額 の 0 年確定年金を支払う制度があるとする 今般 59 歳で脱退した者にも定年脱退者と同様に 60 歳到達年度の翌年度の期初から年額 の 0 年間確定年金を支払うよう制度変更を行った 制度変更前の標準保険料が 0.330 制度変更後の標準保険料が 0.3474 であるとき 59 歳の脱退率として最も近いものは次のいずれか なお 死亡脱退および脱退後の死亡は発生しないものとする (3 点 ( 前提 財政方式 : 加入年齢方式標準加入年齢 :45 歳定年年齢 :60 歳加入時期 : 期初予定利率 : 年.0% 保険料および給付の支払時期 : 年 回期初 (A 5.0% (B 5.% (C 5.4% ( 5.6% ( 5.8%

年金数理 6 問題 4. 問題 3 において 定年脱退者には年金額 の 0 年確定年金を支払うが 55 歳から 59 歳で脱退した場合には 60 歳到達年度の翌年度の期初から年額 0.5 の 0 年確定年金を支払うように制度を変更した 制度変更後の標準保険料として 最も近いものは次のいずれか なお その他の前提条件は問題 3 と同じものとし 脱退率はすべての年齢で同じであるものとする (3 点 (A 0.3684 (B 0.3734 (C 0.3784 ( 0.3834 ( 0.3884 問題 5. 以下の表はある年金制度 ( 保険料および給付は期初払い の ( - 年度末貸借対照表 年度末貸借対照表 年度損益計算書および 年度末未積立債務変動要因分析である 予定利率は年 5.0% 特別保険料は前年度末未積立債務の 0% として 年度の未積立債務変動額 (5 について正しいものは次のいずれか (3 点 ( - 年度末貸借対照表 年金資産 600 責任準備金,00 未積立債務 年度末貸借対照表 年金資産 責任準備金,75 未積立債務 3 年度損益計算書 給付費 4 ( - 年度末責任準備金,00 未積立債務変動額 5 標準保険料収入 80 年度末責任準備金,75 特別保険料収入 6 運用収益 合計 7 合計 7 年度末未積立債務変動要因分析 未積立債務期初残高 特別保険料収入 6 未積立債務期初残高に係る予定利息相当額 8 特別保険料に係る予定利息相当額 9 運用利差損 4 未積立債務期末残高 3 責任準備金に係る発生不足金 0 (A 40 (B 4 (C 44 ( 46 ( 48

年金数理 7 問題 6. と o の間に成立する不等式について 以下の空欄に当てはまる式または記号を解答用紙 の所定欄に記入せよ (8 点 と o は ( は予定利率 と生存者数 ( > 0 に対して > とする 等の 記号を用いて表すと 0 d (Ⅰ o o o d 0 3 d 0 (Ⅱ となる o の右辺の積分範囲は 0~ o であるから o の右辺における を 観察期間を u と した場合の平均生存年数に等しいと想定して 4 s u 0 ds とおくと d u 5 du となる これを用いて Ⅱ 式の右辺に置換積分を適用して o u s 6 0 ds 7 0 u du (Ⅲ Ⅰ 式とⅢ 式から と o の間には 以下の不等式が成立することが分かる 8 < o

年金数理 8 問題 7. 以下の空欄に当てはまる式 記号 および数値を解答用紙の所定欄に記入せよ 3および5には正負いずれかの符号が入り 0については適切な文章を A または B から選んだうえで 空欄 に適切な数値を記入すること 数値については小数第 位を四捨五入し 整数で答えること ( 点 owbdg モデルに基づく年金制度は開放基金方式で運営されており 定常状態にあるとす る 定常状態における被保険者および年金受給者の年齢別構成人数 ( ( は以下のとおりと し 加入年齢は 55 歳 定年年齢は 60 歳 生存最終年齢は 64 歳 予定利率は.5% 被保険者 人あたりの保険料は 0.3373 とする ( 00 0 ( 55, 55 59 50 0 ( 60, 60 64 このとき 定常状態における積立金は 68 である ある年度以降 新規加入者が従前の 分の となった この年金制度は被保険者 人あたりの 保険料を従前のまま変更しないものとしたとき この年金制度のその後の財政状況を検証する なお 新規加入者が 分の となったこと以外 脱退率 死亡率 積立金の運用収益率などに 変化はないものとする 最初に新規加入者が 分の になった年度を第 年度とすると 期初に 歳 ( 55 64 の被保険者または受給者が最初に 分の になるのは第 ( 54 年度である したがって 第 ( 54 年度から 保険料または給付額が従前の 分の に減少するため 第 年度末の積立金 ( ただし 0 とする F は 新規加入者減少前の定常状態における 積立金 F 人当たりの標準保険料 を用いて次のように表すことができる F F 3 59 55 ( s 4 55 5 64 60 s 4 55 59 59 ( 9 ( F 3 s ( 64 6 s7 9 55 55 64 64 9 5 s 64 6 ( s 7 9 60 60 59 ここで 55 ( 64 および は定常状態における年間保険料総額および年間給付金総額で 60 あるから 59 64 9 ( F ( s F 7 9 8 55 60

年金数理 9 という関係式が成立する これを用いて F は 以下のとおり表される F これにより 9 F 9 ( 0 A. 積立金は に収束する B. 積立金は 年度に枯渇する なお 解答に当たっては以下の数値を使用してもよい (.5% s (.5% s.05.0500 6 6.54743 5.34.07563 7 7.736 0.8008 3 3.55 8 8.9545 0.6386 4 4.5633 9 0.0338 50 3.437 5 5.38774 0.48347 問題 8.owbdg モデルにおいて定常状態における給付現価 は 各財政方式の 制度全体の保険料 C C U C I C および を用いてそれぞれどのように表せるか 解答 用紙の所定の欄に記入せよ (8 点 なお 記号の意味は次のとおりである : 年金受給権者の給付現価 : 在職中の被保険者の給付現価 F : 在職中の被保険者の将来の加入期間に対応する給付現価 : 将来加入が見込まれる被保険者の給付現価 : ( は予定利率 また 保険料 C の左肩添字は財政方式を表し : 賦課方式 : 退職時年金現価積立方式 U : 単位積立方式 I : 加入時積立方式を表すものとする F ( ( (3 3 (4 F 4

年金数理 0 問題 9.owbdg モデルに基づく年金制度が 加入年齢方式で定常状態にあるとする このとき 積立金の額は 在職中の被保険者および年金受給者についての過去の保険料の元利合計から 年金受給者に過去に支払った年金額の元利合計を控除した額に等しくなることを証明せよ なお 証明に当たっては 計算基数および以下の記号を用いよ ( 点 : 加入年齢 : 定年年齢 : 生存最終年齢 ( : 脱退残存表における 歳の在職中の被保険者数 : 生命表における 歳の被保険者数 B : 制度全体の毎年度の給付額 C : 制度全体の毎年度の保険料の額 : 被保険者 人当たりの保険料 L : 在職中の被保険者の総数 : 年金受給権者の給付現価 : 在職中の被保険者の給付現価 : 将来加入が見込まれる被保険者の給付現価 G : 在職中の被保険者の人数現価 G : 将来加入が見込まれる被保険者の人数現価 : 予定利率, d

年金数理 問題 0. 予定利率の変化と保険料の変化との関係についての以下の問いに答えよ (6 点 給付現価または給与現価 A( は予定利率 を変数として次の算式で表わされる ( ( ( C( A : 予定利率 C ( : 年後に発生が見込まれる給付または給与 A に対し 平均割引期間 ( を次のように定義する ( を定義する ( ( C C ( ( ( A( および ( について 以下の関係が成立することを証明せよ A( og A( m ( 0 A( og ( m A 0 ( og ( 加入年齢方式のある年金制度は 財政再計算期を迎え予定利率を再計算前の.5% から引き下げ ることを検討しているため 予定利率を.5% と.0% とした場合で計算を行った この結果得 られた諸数値は以下のとおりである なお 予定利率以外の計算の前提は同じである ( 単位 : 百万円 予定利率.5% 予定利率.0% 在職中の被保険者の給付現価,439,66 在職中の被保険者の給与現価,6,37 新規加入者 ( 歳 の加入時給付現価 給与現価 ( 単年度分 給付現価 9.5.0 給与現価 95. 05.0 上記の計算を行った後で 予定利率を.5% とすることも検討に加えた ただし 予定利率を.5% とした場合の諸数値については 上記.0% と.5% の計算結果から推計値を求めることと した

年金数理 (の結果は が小さいときは A( A( となることを意味する ( これを利用して 上記諸数値のそれぞれについて予定利率.0% における平均割引期間を計算し この平均割引期間と予定利率.0% の数値を基に 予定利率.5% における標準保険料率および 特別保険料率 ( 償却期間 5 年 を計算せよ 特別保険料率計算の基になる積立金残高 給与総額 5 年償却の年金現価率は以下のとおり 積立金残高給与総額 5 年償却の年金現価率 ( 予定利率.5%,05 百万円 99 百万円 3.54338 なお 計算に当たっては 以下の数表を使用し 平均割引期間は年未満四捨五入 標準保険料 率及び特別保険料率は % 単位で小数第 位を四捨五入して小数第 位まで求め 責任準備金は この標準保険料率を基に計算し 百万円未満を四捨五入するものとする また 答案には計算 結果だけでなく 計算過程も記載すること.05.05.05.05.0.0.0.0 0 0.958.05037 3 0.8936.966 0.94763.05554 4 0.8897.57 0.9430.06074 5 0.88493.307 3 0.9384.06597 6 0.8806.369 4 0.93383.07 7 0.8763.488 5 0.998.07649 8 0.8704.475 6 0.9474.0880 9 0.86779.536 7 0.903.0873 30 0.86355.5884 8 0.9574.0948 3 0.85934.6455 9 0.98.09786 3 0.8555.709 0 0.90683.037 33 0.85098.7605 0.904.087 34 0.84683.884 0.89800.47 35 0.8470.8767 以上

科目 年金数理 受験番号 平成 年 0 月 4 日 社団法人日本年金数理人会 問題 問題 問題 3 問題 4 問題 5 C B B C 問題 6 問題 7 問題 8 問題 9 問題 0 A 問題 問題 問題 3 問題 4 問題 5 A B A C 問 題 6 3 4 s 5 6 7 8 u u s ds u 0 < 3 4 問 題 7 59 55 68 54 s ( 55 5 6 7 8 s 64 s 9 F 9 0 64 ( s s F 64 64 B 60 問題 3 4 ( C C ( I C C 8 U I ( C C I C 社団法人日本年金数理人会試験委員会

社団法人日本年金数理人会試験委員会平成 年 0 月 4 日科目年金数理受験番号社団法人日本年金数理人会問題 9 問題番号を記入すること 極限方程式および G より ( ( G G G d L d B d C B F ここで ( G ( ( ( ( これは加入者が支払った保険料の元利合計を表している 一方受給者の給付現価について ( この式の第 項は受給権者に今まで支払った給付の元利合計を表す さらに第 項について ( となり これは受給権者が定年まで支払った保険料の元利合計を表す したがって題意が示された

科目 年金数理 受験番号 平成 年 0 月 4 日 社団法人日本年金数理人会 問題 0 ( m 0 問題番号を記入すること A og ( A( og( A( og( A( m 0 d d ( og( A( A ( da( d ( ( C( ( C( ( A( ( C( ( C( A og m ( m 0 0 og og( A( og( A( d ( og( A( m d ( 0 og( og( ( d ( og( ( d A (. 5% ((の結果より A(. 0%. 05. 0 ( og( A( og( A( ( { og( og( } 将来加入者の加入時給付現価 給与現価 ( 単年度分 について (. 0% さらに A(. 5% A(. 0%. 05. 0 ( ( (. 0% となるため 在職中の被保険者の給付現価および給与現価 (. 0% 予定利率.5% の数値を求める A A (. 5% (. 0% (. 0%. 05 を求める. 0. 05. 0 (. 0% (. 0%.5% の給付 在職中の被保険者の給付現価 0.885 5.307,839 在職中の被保険者の給与現価 0.99 5.07649,505 新規加入者の加入時給付現価 ( 単年度分 0.864 30.5884.7 新規加入者の加入時給与現価 ( 単年度分 0.907 0.037 5.8 この数値を使用して 標準保険料.7 5.8.0% 責任準備金,839-.0%,505,563 過去勤務債務,563-,05458 特別保険料率 458 3.54338 997.0% 現価 社団法人日本年金数理人会試験委員会