(2) 不登校児童生徒の状況について ( 児童生徒調査より ) 不登校児童生徒は, 中学 2 年生が最も多く 867 人, 次いで中学 3 年生が 786 人となっている 不登校になった学年は, 中学 1 年からが 970 人であり, 不登校児童生徒全体の約 34.8% を占める 依然として中学 1

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沖縄県教育庁提出資料 1

Ⅰ いじめについて H 28 改訂 1 いじめとは いじめの定義 ( いじめ防止対策推進法第 2 条より ) 平成 25 年 9 月 28 日施行児童等に対して 当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為 ( インターネ

平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について(その2)

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領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

資料 1 ~ ケース会議会議に向けて ~ 児童生徒生徒を理解理解しよう!! ケース会議を開催する前に 児童生徒の情報を整理することはとても大切です 情報を整理する中で 児童生徒に対して あるいは支援の在り方について 新たな発見や可能性を見出すことにつながります アセスメントシートアセスメントシート

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

Q-Uアンケート (6 月 11 月 ) 水小子どもアンケート (7 月 12 月 ) 保護者学校評価アンケート (7 月 12 月 ) オ愛の呼びかけパトロール ( 青少年育成協議会 : 毎月 ) カ職員巡回パトロール ( 長期休業期間 個別懇談期間 短縮授業時等 ) いじめの実態調査に関するアン

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

第 1 章 解説 平成 27 年度 スクールソーシャルワーカー活用事業 の概要と成果等について紹介します

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

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解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

平成28年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果(速報値)について

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果(速報値)について

施策吊

上越市立有田小学校いじめ防止基本方針 平成 30 年 4 月策定 1 いじめの定義といじめに対する基本的な考え方 (1) いじめの定義児童生徒に対して 当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為 ( インターネット

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

愛媛県学力向上5か年計画

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」における「いじめ」に関する調査結果について

①H28公表資料p.1~2

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

本文_00-23

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

出会い系サイトがきっかけなって性非行に走った事例

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

スクールソーシャルワーカー (SSW) 活用事業 趣旨 いじめ 不登校 暴力行為 児童虐待などの背景には 児童生徒が置かれた様々な環境の問題が複雑に絡み合っています そのため 1 関係機関等と連携 調整するコーディネート 2 児童生徒が置かれた環境の問題 ( 家庭 友人関係等 ) への働きかけなどを

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て, 組織的 実効的に取り組むことを目的とする 2 構成教職員,SCや社会福祉士など心理や福祉の専門家, 弁護士, 精神科医等の医師, 教員 警察官経験者などの地域人材等 3 組織の役割学校が組織的にいじめの防止等に取り組むに当たり, 次のような役割を担う アいじめの予防に関して 学校基本方針に基づ

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

平成 30 年度 五泉市立川東小学校いじめ防止基本方針 はじめにこの五泉市立川東小学校いじめ防止基本方針 ( 以下 学校基本方針 という ) は いじめ防止対策推進法 ( 平成 25 年法律 71 号以下 法 という ) 第 13 条の規定に基づき 本校におけるいじめ防止等のための対策を効果的に推進

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

スライド 1

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

調査結果概要 ( 旭川市の傾向 ) 健康状態等 子どもを病院に受診させなかった ( できなかった ) 経験のある人が 18.8% いる 参考 : 北海道 ( 注 ) 17.8% 経済状況 家計について, 生活のため貯金を取り崩している世帯は 13.3%, 借金をしている世帯は 7.8% となっており

スライド 1

4 選抜方法 ( 1 ) 選抜の方法 学力検査の成績 調査書の得点 第 2 日の検査 ( 面接 ) の得点 を全て合計した 総得点 により順位をつけ 各選抜資料の評価等について慎重に審議しながら 予定人員までを入学許可候補者として内定する < 総得点の満点の内訳 > 調査書の得点第 2 日の検査学力

学生の中途退学や休学等の状況について

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

横須賀市立大津中学校 学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 1 日策定 平成 31(2019) 年 4 月 1 日改定 1 いじめ防止等に向けた基本姿勢 いじめの定義 いじめ防止対策推進法( 平成 25 年法律第 71 号 ) 第 2 条より いじめ とは 児童等に対して 当該児童等が在籍

(7) 生徒 保護者への啓発活動 * 学期末保護者会でのいじめの現状報告と未然防止の講話 *SNS の使用にあたり 親子ルール作り等を示す (8) 教職員の研修 * モラールアップ研修会を行い 体罰や不適切な発言がいじめにつながるということを確認する * 過度の競争意識 勝利至上主義 生徒のストレス

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4 副校長 教頭の長時間業務改善への取組 学校内施設 ( 校舎等 ) の鍵の開閉は 副校長 教頭のみが行うこととせず 全教職員等で協力して行います ( 警備員が配置されている学校においては そのシステムを適切に活用します ) 児童生徒の登校時間については 学校と県教育委員会 市町村教育委員会が連携し

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

(4) 教員数 [ 表 3] 教員数 は 1,295 人で 前より 43 人減少しました そのうち 女性教員の占める比率は 95.9% となっています (5) 小学校第 1 学年児童数に対する幼稚園修了者数の比率 [ 表 4] 当該の奈良県内の小学校第 1 学年の児童数に対する その年の 3 月の県

平成○○年度○○部局長経営方針アクションプラン

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

4 目標の設定 学校経営目標 達成目標 評価指標 実績値 H6 目標値 H5 H6 H7 社会で求められる基礎学力を身に付けさせるとともに, 規範意識を育む指導体制が確立された学校 担当部等 生徒アンケートにおいて 始業 終業のあいさつをする と回答した生徒の割合 ( 肯定的回答 ) (%)( 月ア

家庭における教育

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

平成 24 年度職場体験 インターンシップ実施状況等調査 ( 平成 25 年 3 月現在 ) 国立教育政策研究所生徒指導 進路指導研究センター Ⅰ 公立中学校における職場体験の実施状況等調査 ( 集計結果 ) ( ) は 23 年度の数値 1 職場体験の実施状況について ( 平成 24 年度調査時点

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

不登校児童生徒への支援の在り方について ( 通知 ) この PDF ファイルは文部科学省 HP< に掲載されている 不登校児童生徒への試案のあり方について ( 通知 )(28 文科

31阿賀野全:方針実践のための行動計画

平成26年度 東京都公立学校における「いじめの実態及び対応状況把握のための調査」結果について

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目 次 第 1 章不登校の定義と練馬区の不登校の状況 1 不登校の定義 2 過去 10 年間の不登校の状況と平成 27 年度の不登校児童生徒の状況 第 2 章これまでの不登校対策 1 不登校減少に向けた目標設定等 2 学校不適応児童生徒支援検討会と登校支援シート 3 心のふれあい相談員 4 ネリマフ

<4D F736F F D D8190EC8CA B A964B96E28C5E90AC89CA8C9F8FD B83675B8D8190EC8CA75D2E646F63>

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

小・中学校における学校選択制等の実施状況について(平成24年10月1日現在)

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

1 不登校について [ 現状 ] 不登校児童生徒数 ( 推移 ) 国公私立小 中 高等学校 ( 人 ) 40,000 30,000 20,000 10, ,000 平成 26 年度の国公私立小 中 高等学校の不登校児童生徒数は 17 万人以上であり 中学校では生徒の 36 人に 1

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

平成25~27年度間

十和田市 事業別に利用数をみると 一時預かりは 年間 0 (.%) 以 上 (.) - (.%) の順となっています 問. 一時預かり ( 年間 ) n= 人 以上. 幼稚園の預かり保育は 年間 0 (.%) 以上 (.%) (.%) の順となっています ファミリー サポー

学校いじめ防止基本方針(例)

PowerPoint プレゼンテーション

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

H30全国HP

A4見開き

PowerPoint プレゼンテーション

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平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 下表のとおり合計点を算出する 学力検査 調査書 5 教科の 教科の学習の記録 出欠 行動 特別活動 部活動等 面接 得点合計 の記録 の記録 の記

適応指導教室「すだち」の概要

資料4-2:福島県教育委員会・二本松市教育委員会提出資料

情報コーナー用

44 大分県

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

はじめに道教委では 今年 4 月 18 日に実施した 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 の調査結果を 8 月末に公表しました 教育委員会では 本町の調査結果について 道教委が作成した における調査結果 に沿って概要を取りまとめました 今年で 11 回目となります本調査は 昨年度と同様に悉皆調査

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

高等学校第 3 学年英検準 2 級以上の割合英語教育実施状況調査 30.0 % H26 H26 全国平均 31.9% 30.5 %( 27 ) 34.3 %( 27 ) 3 高等学校教育の質の向上 インターンシップ実施率 ( 高等学校 ) 高等学校中途退学率 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に

Transcription:

H28.11.16 公表 平成 27 年度における宮城県長期欠席状況調査 ( 公立小中学校 ) の結果について 1 調査の趣旨平成 27 年度における児童生徒の長期欠席の状況等を調査 分析することにより, 本県の喫緊の課題である不登校問題改善のための実効性のある施策の立案につなげていくものとする 2 調査対象期間平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで 3 調査対象 ( 平成 27 年 5 月 1 日現在 ) (1) 児童生徒調査 仙台市を含む県内公立小中学校長期欠席児童生徒 3,675 人 小学校 1,027 人 中学校 2,648 人 (2) 学校調査 仙台市を含む県内全公立小中学校 598 校 小学校 392 校 中学校 206 校 4 回答方法児童生徒調査, 学校調査ともに質問紙法による学校の回答 ( 児童生徒調査については, 担任をしていた教師等の見立ての回答 ) 5 調査結果の概要 (1) 長期欠席の概要について 長期欠席児童生徒のうちの不登校は,2,789 人であり, 長期欠席全体の 75.9% を占める 小学校の不登校は 560 人であり, 小学校長期欠席数の 5% を占める そのうち 90 日以上の欠席は, 229 人であり, 小学校の不登校数の 40.9% を占める 中学校の不登校は 2,229 人であり, 中学校長期欠席数の 84.2% を占める そのうち 90 日以上の欠席は,1,360 人であり, 中学校の不登校数の 61.0% を占める 出席日数 0 日の児童生徒は 84 人で, 不登校数の 3.0% を占める 小学校は 8 人で, 小学校の不登校数の 1.4%, 中学校は 76 人で中学校の不登校数の 3.4% を占める 校種 小学校 中学校 区分 病気 経済的理由 30 日以上欠席 ( 内数 ) 90 日以上欠席 長期欠席児童生徒 ( 人 ) 不登校 ( 内数 ) 出席 10 日以下 ( 内数 ) 出席 0 日 その他 不登校要因含む H27 354 0 560 229 28 8 113 25 1,027 割合 3% 0% 5% ( 小学校不登校数の 40.9%) - ( 小学校不登校数の 1.4%) 総計 11.0% - - H27 309 0 2,229 1,360 235 76 110 46 2,648 割合 11.7% 0% 84.2% ( 中学校不登校数の 61.0%) - ( 中学校不登校数の 3.4%) 4.2% - - H27 小中合計 663 0 2,789 1,589 263 84 223 71 3,675 割 合 18.0% 0% 75.9% ( 小中不登校数の57.0%) -1- - ( 小中不登校数の 3.0%) 6.1% - -

(2) 不登校児童生徒の状況について ( 児童生徒調査より ) 不登校児童生徒は, 中学 2 年生が最も多く 867 人, 次いで中学 3 年生が 786 人となっている 不登校になった学年は, 中学 1 年からが 970 人であり, 不登校児童生徒全体の約 34.8% を占める 依然として中学 1 年で不登校になる生徒が多い 不登校のきっかけは多様 複雑ではあるものの, 小学校では, 親子関係をめぐる問題 が多く, 中学校では, いじめを除く友人関係をめぐる問題 が多い 不登校のきっかけと震災の関連については, あると思われる という回答が依然として見られる 1 不登校児童生徒の学年について ( 単位 : 人 ) 2 不登校になった学年について ( 単位 : 人 ) 1000 1000 970 900 800 867 786 900 800 700 600 576 700 600 567 500 500 400 300 200 100 29 40 61 103 147 180 400 300 200 100 136 95 134 211 278 230 168 0 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 0 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 3 不登校のきっかけと思われるものについて ( 複数回答 ) 4 不登校のきっかけと震災の影響の関連について 0% 20% 40% 60% 80% 100% 27.9% 8.0% 18.2% 0.4% 0.4% 2.5% 5.7% 19.1% 39.3% 13.6% 9.5% 1.6% 28.2% 35.9% 3.2% 7.7% 15.4% 6.4% 0.4% いじめを除く友人関係 教職員との関係 学業の不振 進路にかかる不安 クラブ, 部活動等不適応 学校のきまり等 入学, 転編入, 進級時不適応 家庭生活環境の変化 親子関係をめぐる問題 家庭内の不和 病気による欠席 あそび 非行 無気力 不安等の情緒的混乱 意図的な拒否 本人にかかわる問題 その他 不明 いじめ 39.6% 6.5% 28.1% 3.4% 12.9% 4.2% 7.5% 1% 20.4% 11.0% 9.2% 5.3% 35.3% 27.4% 5.0% 5.1% 5.4% 4.4% 0.3% H27 小学校 H26 小学校 H25 小学校 H27 中学校 H26 中学校 H25 中学校 あると思われる 6.4% 8.7% % 9.4% 5.7% 6.6% ないと思われる 93.6% 90.6% 91.3% 95.9% 94.3% 93.4% 40% 30% 20% 10% 0% -10% -20% -30% -40% -50% -60% -70% -80% -90% -100% 5 震災の影響がないと思われる当該児童生徒の不登校が継続している要因として考えられることについて ( 記述回答を類型化したもの ) 小学校では 兄弟姉妹が不登校になっている 保護者の就学に対する意識が希薄 等, 主に家庭に係る要因が最も多く, 次いで 人間関係を構築することや人とかかわることへの不安 失敗を繰り返すことへの不安 等, 主に本人に係る要因が多い 〇中学校では 目的意識に欠ける 学校に行く意味を見いだせない 等, 主に本人に係る要因が多く, 次いで 人が集まる場所に行けない 人とかかわることが苦手 等, 主に学校生活に係る要因が多い -2-

不登校児童生徒の約 3 割の家庭が就学援助を受けている 不登校の中学 3 年生の約 84% が高等学校に進学しているが,8.3% に当たる 65 人は進学も就職もしていない 〇進学も就職もしていない 65 人のうち 47 人に対して, 卒業後, 特に中学校や関係機関からの働き掛けはなされていない 6 家庭の経済の状況について 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% H27 小学校 要保護 8.6% 準要保護 25.0% 該当なし 66.4% H27 中学校 6.8% 23.3% 69.9% 7 不登校生徒の卒業後の進路について (% 人 ) 8 不登校生徒の卒業後の対応について ( 人 ) 不登校の中学 3 年生 786 人卒業後の進路 0% 10% 20% 30% 40% 50% 進学も就職もしていない 65 人に対する対応 ( 複数回答 ) 0 10 20 30 40 50 全日制高校に進学 42.5% (334 人 ) 本人と連絡 4 定時制高校に進学 18.2% (143 人 ) 家族と連絡 7 通信制高校に進学 2% (188 人 ) 家庭訪問 1 就職した 2.0% (16 人 ) 関係機関と連携 5 進学も就職もしていない 8.3% (65 人 ) 特になし 47 その他 5.1% (40 人 ) その他 5 (3) 不登校児童生徒の改善状況について 小学校の不登校児童 560 人のうち, 何らかの改善が見られた児童は,325 人 (58.0%) である 中学校の不登校生徒 2,229 人のうち, 何らかの改善が見られた生徒は 1,100 人 (49.3%) である 不登校の児童生徒の改善に有効だった働き掛けとしては, 家庭との連携づくり ( 訪問 電話 手紙等 ) 教員の働き掛け ( チーム対応 登校の促し等 ) 別室 放課後登校による個別指導等 が上位を占めている 1 改善状況について 不登校児童数 560 人中 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 何らかの改善が見られた 325 人 改善が見られなかった 235 人 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 不登校生徒数 2,229 人中 何らかの改善が見られた 1,100 人 改善が見られなかった 1,129 人 -3-

2 改善の内訳について 区 分 校 種 人数割合人数割合 家庭で過ごしていたが, 学校に登校するようになった ( 別室登校含む ) 245 人 75.4% 784 人 71.3% 家庭で過ごしていたが, 別施設登校 ( 適応指導教室等 ) するようになった 18 人 5.5% 134 人 12.2% 別施設登校 ( 適応指導教室等 ) していたが, 学校に登校するようになった ( 別室登校含む ) 8 人 2.5% 46 人 4.2% その他 (1,2 週間に 1 度, 親と放課後登校するようになった等 ) 54 人 16.6% 136 人 12.3% 合計 325 人 100% 1,100 人 100% 3 改善が見られた児童生徒に有効だった働き掛けについて ( 記述回答を類型化したもの 複数回答 ) 30% 20% 10% 10% 20% 30% -65.0% -55.0% -45.0% -35.0% -25.0% -15.0% -5.0% 5.0% 15.0% 25.0% 3% 家庭との連携づくり ( 訪問 電話 手紙等 ) 23.1% 22.1% 教員の働き掛け ( チーム対応 登校の促し等 ) 19.4% 17.8% 別室 放課後登校による個別指導等 19.2% 10.5% 行事への誘いや活躍の場を与える等 2.8% 10.1% 友達による働き掛け 7.5% 7.2% 他関係機関との連携 ( 医療 警察等 ) 0.8% 5.8% 教育相談 面談 SC のカウンセリング 6.1% 3.6% SSW との連携 2.6% 2.5% 適応指導教室等への通所 3.8% 2.5% 進路指導や目標を与える働き掛け 10.0% 部活動での配慮 ( 転部も含む ) 5.4% 35.0% 25.0% 15.0% 5.0% -5.0% -15.0% -25.0% -35.0% -45.0% -55.0% -65.0% SC: スクールカウンセラー SSW: スクールソーシャルワーカー -4-

(4) 不登校児童生徒に対する学校の取組について ( 学校調査より ) 2 1 未然防止に係る魅力ある学校づくりへの取組について 小学校においては, 6 どの子供にも積極的に声掛けし, 子供の声に耳を傾けていた, 9 理解の不十分な子供を見つけ, 分かる授業づくりに努めていた の数値が高いが, 一方で 8 どの子供にも 分かった できた という成功体験を味わわせていた, 13 教職員による小 中学校間の交流や連携ができていた の数値が低い 中学校においては, 1 子供のよいところを積極的にほめたり, 認めたりしていた, 6 どの子供にも積極的に声掛けし, 子供の声に耳を傾けていた の数値が高い一方, 全般的に 8 どの子供にも 分かった できた という成功体験を味わわせていた, 10 自分の考えをしっかりノートに書かせていた の数値が低い 不登校出現率が低い中学校と高い中学校を比べると, 2 一人一人の子供に活躍の場を設定していた, 8 どの子供にも 分かった できた という成功体験を味わわせていた 等に差が見られる 不登校の出現率の高い学校 ( 出現率が県平均 (0.47%) 以上の学校 ) 不登校の出現率の低い学校 ( 出現率が国平均 (0.42%) 以下の学校 ) 17 家庭学習の時間確保 16 基本的生活習慣の定着 15 保護者とのコミュニケーション 14 子供のがんばりを家庭連絡 1ほめる 認める 4.3 2 活躍の場の設定 3 自己有用感を育む活動 4よさを認め合う機会の設定 5 仲間意識を育てる活動 13 教職員の小 中交流, 連携 6 声掛け 声を聴く 12 子供たちの小 中交流 7 授業のねらい 振り返りの重視 11 小 中の情報交換 10 自分の考えを書く活動 8 分かった できた の体験 9 理解不十分な子供の見取り 不登校の出現率の高い学校 ( 出現率が県平均 (3%) 以上の学校 ) 不登校の出現率の低い学校 ( 出現率が国平均 (2.83%) 以下の学校 ) 15 保護者とのコミュニケーション 14 子供のがんばりを家庭連絡 1ほめる 認める 17 家庭学習の時間確保 2 活躍の場の設定 16 基本的生活習慣の定着 4.3 3 自己有用感を育む活動 4 よさを認め合う機会の設定 5 仲間意識を育てる活動 13 教職員の小 中交流, 連携 6 声掛け 声を聴く 12 子供たちの小 中交流 11 小 中の情報交換 10 自分の考えを書く活動 7 授業のねらい 振り返りの重視 8 分かった できた の体験 9 理解不十分な子供の見取り -5-

2 早期発見 早期対応に係る取組について 小学校においては, 8 気がかりな点は, すぐに管理職や学年主任, 教育相談担当等に報告する体制ができていた の数値が高く, 1 子供といっしょに遊んだり, 話したりする触れ合いの時間をつくっていた が低い 中学校においては, 全般的に 8 気がかりな点は, すぐに管理職や学年主任, 教育相談担当等に報告する体制ができていた, 11 欠席 1 日目の電話対応, 欠席 2~3 日目の家庭訪問等の早期対応を心がけていた の数値が高く, 4 子供と信頼関係ができており, 子供は悩みなどを相談してきていた 等の数値が低い 不登校の出現率の低い中学校と高い中学校を比べると 1 子供といっしょに遊んだり, 話したりする触れ合いの時間をつくっていた, 9 日常生活の変化など気になることをすぐ保護者と話し合っていた 等に差が見られる 不登校の出現率が高い学校 ( 出現率が県平均 (0.47%) 以上の学校 ) 不登校の出現率が低い学校 ( 出現率が国平均 (0.42%) 以下の学校 ) 1 触れ合いの時間をつくる 15 校種間引継の重視 2 複数の目による観察 14 幼保小 小中連携 4.3 3 予兆のサインの察知 13 校種接続課題の理解 12 支援チームの編成 4 教師への相談 5 養教 SC への相談 11 電話対応 家庭訪問 10 欠席背景の意識化 9 保護者との相談 6 相談窓口の PR 7 養教 SC SSW との連携 8 管理職等への相談 報告 不登校の出現率の高い学校 ( 出現率が県平均 (3%) 以上の学校 ) 不登校の出現率の低い学校 ( 出現率が国平均 (2.83%) 以下の学校 ) 1 触れ合いの時間をつくる 15 校種間引継の重視 2 複数の目による観察 14 幼保小 小中連携 4.3 3 予兆のサインの察知 13 校種接続課題の理解 12 支援チームの編成 4 教師への相談 5 養教 SC への相談 11 電話対応 家庭訪問 10 欠席背景の意識化 9 保護者との相談 6 相談窓口の PR 7 養教 SC SSW との連携 8 管理職等への相談 報告 情報の共有 -6-

3 事後の対応 ケアに係る取組について 小中学校ともに 1 教職員相互の報告, 連絡, 相談ができていた, 2 いつでも, チームで相談や対応ができる体制ができていた の数値が高く, 5 関係機関の役割等を保護者に知らせていた の数値が低い 不登校の出現率の高い小中学校において 4 関係機関と積極的に連絡を取ったり, 相談したりしていた の数値が比較的高い 不登校の出現率の高い学校 ( 出現率が県平均 (0.47%) 以上の学校 ) 不登校の出現率の低い学校 ( 出現率が国平均 (0.42%) 以下の学校 ) 指導体制の充実 5 保護者への関係機関 PR 1 教員相互の連絡 相談 4.3 3.3 2 チーム対応体制の確立 4 関係機関との連携 3 教員の関係機関に対する理解 関係機関との連携 不登校の出現率の高い学校 ( 出現率が県平均 (3%) 以上の学校 ) 不登校の出現率の低い学校 ( 出現率が国平均 (2.83%) 以下の学校 ) 指導体制の充実 5 保護者への関係機関 PR 1 教員相互の連絡 相談 4.3 3.3 2 チーム対応体制の確立 4 関係機関との連携 3 教員の関係機関に対する理解 関係機関との連携 -7-

4 教職員の研修について 小中学校ともに 2 不登校に関する校外の研修会に参加した は高い数値を示しているが, 5 不登校に関する研修において, 外部講師 (SC,SSW を含む ) を活用した, 4 不登校の事例研究を行った など, 校内研修会に係る数値が低い 〇中学校では不登校の出現率が高い学校に比べて低い学校の数値が全ての項目で高く, 不登校出現率と教員研修の充実度に相関が見られた 不登校の出現率が高い学校 ( 出現率が県平均 (0.47%) 以上の学校 ) 不登校の出現率が低い学校 ( 出現率が国平均 (0.42%) 以下の学校 ) 不登校の出現率が高い学校 ( 出現率が県平均 (3%) 以上の学校 ) 不登校の出現率が低い学校 ( 出現率が国平均 (2.83%) 以下の学校 ) 1 校内研修の実施 1 校内研修の実施 5 外部講師の活用 3.3 3.1 2.9 2.7 2.5 2 校外研修に参加 5 外部講師の活用 3.3 3.1 2.9 2.7 2.5 2 校外研修に参加 4 事例研究の実施 3 校外研修の伝講 4 事例研究の実施 3 校外研修の伝講 6 今後の対応について (1) 本調査の結果を市町村教育委員会及び学校に周知するとともに, 各種会議や研修会での活用を図り, 速やかに今後の対応の改善につなげていく (2) 保護者に対する関係機関の PR が不十分であることが明らかになったことからも,PTA との連携を一層進めていく (3) 生徒指導上の諸問題に関する協議会 の場において, 専門的な立場から本調査の結果について協議し, 次年度の施策立案等に生かしていく 1 平成 26 年度のデータに仙台市は含まない 2 グラフの見方 未然防止に係る魅力ある学校づくり, 早期発見 早期対応, 事後の対応 ケア の 3 観点について, 自校の取組を 5 段階で評価した 評価は, 5 十分できている,4 ある程度できている,3 どちらともいえない,2 あまりできていない,1 できていない ( 検討中, 準備中 ) の 5 段階で設定した 不登校の出現率が高い学校と不登校の出現率が低い学校の取組状況の比較にあたっては, 不登校の出現率が県平均以上の学校の平均値と全国平均以下の学校の平均値を比較した -8-