第 6 学年外国語活動学習指導案 1. 単元名 I can swim. できることを紹介しよう (Hi,friends!2 Lesson 3) 平成 28 年 6 月 30 日 ( 木 ) 第 5 校時 6 年 2 組男子 12 名女子 11 名計 23 名指導者 HRT 黒岩幸代 JTE 松田未恵 ALT 兼松尚子 2. 単元について (1) 単元観本単元は can can t を使い 自のできることやできないことを伝えたり 友だちのできることを尋ねたりしながらお互いの良さを認め合い コミュニケーション能力の素地を養うことのできる大切な単元である また 自の得意なこと 苦手なことを考えながら自己表現することを楽しんだり 自のできることを友だちから見つけてもらったりすることで自己肯定感を高めることのできる単元でもある できる できない のとらえ方は 個人によって違いがある 上手にできないから できない と答える児童もいれば 少しできるから できる と考える児童もいるだろう しかし このようなとらえ方の違いも含めて認め合うことがコミュニケーションの基本であると考える 単元ゴールでは 自の できること できないこと を含めた自己紹介をスピーチする場を設定した この活動を行うことにより 互いのスピーチを聞きながら 自の良さや友だちの良さが確認でき 最上級生としてお互いに高め合っていこうとする態度が育っていくと考える (2) 児童観第 5 学年では 身近にあるものを題材にして基本的な表現を使いながら 友だちとの関わりを大切にした活動を中心に取り組んできた 友だちの好きな食べ物 色 教科等を英語を使って尋ねたり 答えたりする中でコミュニケーションを図る楽しさも味わってきた 5 年生になったばかりのころは 英語での指示等に対して 首を傾げていた児童も多かったが 6 年生になり徐々に教室英語にも慣れて聞き取れるようになり Hint, please. Once more. といった簡単な英語が自然に使われはじめている 6 月上旬に行った外国語活動アンケートでは 外国語活動の授業は好きですか? という質問に対し 好き どちらかといえば好き と回答した児童は 72% だった また 外国語活動の授業に進んで参加していますか? 外国語活動の授業の内容をどれくらい理解していますか? という質問では 82% の児童が肯定的な回答をしていたことから 意欲的に授業に参加できていることがうかがえる 進んで活動する児童が増えた反面 自己表現することに苦手意識を持っている児童もいる グループやペア活動では楽しく交流できていても一人の活動になると 自信のなさからか消極的になってしまい 単元ゴールに設定しているコミュニケーション活動の場で積極的に交流できないこともある また 最後までしっかり話を聞き 活動することにも課題が見られる (3) 指導観本単元の第 1 時では play や swim, cook などの動作を表す語をジェスチャーを使いながら知っていく また HRT JTE ALT の できること できないこと のデモンストレーションを見聞きし できる できない の表現に出合わせるとともに 単元ゴールもつかませておく 第 2 時 ( 本時 ) では 中学生のビデオレター (can を使った自己紹介 ) を紹介する 中学 1 年生がスピーチする姿を見て 中学生になるとこんなに英語が使えるようになるんだ 目標にしたいな と児童の外国語活動への意欲へと結び付けていきたい Activity では Who am I? クイズや絵本 From Head to Toe の読み聞かせを行い can の使い方に親しませていく この絵本の中に出てくる動詞は簡単で 児童はすぐに理解することができると思われる また 本文に I am ~. / Can you do it? /I can do it. が繰り返し出てくるため can を使った表現に慣れ親しむことができると考える 読み聞かせをしながら児童に動作を行わせることで 楽しみながら自然に I can ~. が使えるようになると考える 第 3 時では 第 2 時で学習した can / can t を使い 友だちのできることやできないことをインタビューしていく 友だちのできることやできないことのだいたいは知っていることが多いが 英語でコミュニケーションを図る楽しさを味わってほしいと考える 友だちのできることやできないことを聞きながら 新しい自発見や友だち発見ができることだろう インタビューの後には 自のできること できないことをワークシートにまとめさせ 次時のスピーチへとつなげていく 表現することが苦手な児童には HRT JTE ALT が進んで声をかけ 支援を行いながら安心して活動ができるようにする また 支援しながら児童が進んで活動できたときには Nice! Good job! など励ましの声を掛け 自信につなげるようにしていきたい 第 4 時では 自の できること できないこと を紹介する場を設定する Hi,friends! 1 Lesson8
I study Japanese. の学習でも夢の時間割についてのスピーチを行い 夢を持って学習することの大切さを考えてきた 本単元でも できること できないこと を自信を持って友だちに告げることができたり 聞き入れることができたりすることが仲間を大切にすることにつながると考える スピーチをする際には 相手をしっかり見ること 笑顔で行うことなどに留意しながら進めていくことを心がけ指導する スピーチの後には 児童同士が評価をする場を設定する お互いの良さを評価し 頑張って発表して良かった 英語で自のできること できないことがスピーチできて良かった など自尊感情を高める取り組みを行っていきたいと考える 本単元を通して HRT や JTE が児童のモデルとして クラスルームイングリッシュやジェスチャー 絵カード等を活用し 進んで表現する姿をたくさん見せ 外国語活動の楽しさやコミュニケーションを図る楽しさを伝えていく 振り返りの場では 児童が 自や友だちの頑張り や めあてに対する振り返りの発表を行う また A LT は英語表現に関する評価を行い HRT や JTE は進んで仲間とコミュニケーションを図った児童や最後までやりとおした児童を価値付け 児童の意欲向上へとつなげていく そして できること できないこと の言い方や尋ね方に慣れ親ませながら 友だちと関わることの楽しさを味わわせ 本校のテーマである 伝え合い 学び合う言語活動の充実を求めて ~ 友だちと関わり コミュニケーションの楽しさを体験する外国語活動 ~ にせまっていくようにしたい (4) 中学校英語科との関連ここで扱う表現は 中学 1 年生 SUNSHINE ENGLISH COURSE1 PROGRM8 Origami につながっていく 3. 単元の目標 積極的に友だちに できること を尋ねたり 自の できること や できないこと を答えたりしようとする 動作を表す語や できる できない という表現に慣れ親しむ 言語や人 それぞれに違いがあることを知る 4. 単元の評価規準 できること や できないこと について 進んで尋ねたり紹介したりしている コ 動作を表す語や できる できない という表現を聞いたり言ったりしている 慣 できるかどうか尋ねたり答えたりしている 慣 英語と日本語とでは 言葉の使い方が違うことに気付いている 気
5. 指導計画 ( 全 4 時間 ) 目標 主な活動 <> 主な言語材料評価規準 1 動作を表す語や できる できない という表現を知り 気 英語と日本語とでは 言葉の使言語にはそれぞれ違いがあることに気付く い方が違うことに気付いている ジェスチャーゲームをする ( 発言 行動観察 振り返りシー 先生のできること できないことを知ろう ( 先生のトの点検 ) スピーチを聞き 単元のゴールをイメージする ) ミッシングゲームをする <play baseball/soccer/tennis/kendama, play the piano/ the recorder, cook, swim, I can/can t~. など > 2 3 4 動作を表す語や できる できない という表現に慣れ親 慣 動作を表す語や できる でしみ できるかどうかを尋ねたり答えたりする表現を知る きない という表現を聞いたり言 中学生のビデオレターを見る ったりしている ( 行動観察 振 Who am I? クイズをする り返りシートの点検 ) 絵本 From Head to Toe を聞く <play baseball/soccer/tennis/kendama, play the piano/ the recorder, cook, swim, I can/can t~. など > できるかどうかを尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しむ Chant Can you swim? 友だちのできることやできないことを予想し インタビューしよう 自のできること できないことを考える 絵本 From Head to Toe を聞く <Can you play baseball?/soccer/tennis/kendama, play the piano?/the recorder, cook, swim, Yes,I can./no, I can t.> 自ができることやできないことを考え 友だちに積極的に伝えよう グループでスピーチ練習をする 自を紹介しよう ( できること できないことをスピーチする ) <Can you play baseball?/soccer/tennis/kendama, play the piano?/the recorder, cook, swim, Yes,I can./no, I can t. Wonderful, Excellent など > 慣 できるかどうかを尋ねたり答えたりしている ( 行動観察 振り返りシートの点検 ) コ できること や できないこと について積極的に尋ねたり紹介したりしている ( 行動観察 振り返りシートの点検 ) 6. 本時の学習 (2/4) (1) 本時のねらい 動作を表す語や できる できない という表現に慣れ親しみ できるかどうかを尋ねたり答えたりする表現を知る (2) 評価規準 慣 動作を表す語や できる できない という表現を聞いたり言ったりしている ( 行動観察 振り返りシートの点検 )
(3) 本時の展開 時間児童の活動 HRT の活動 JTE の活動 ALT の活動 * 指導上の留意点 評価の観点 < 方法 > 準備物 挨拶 2 挨拶をする Are you ready? Yes! Let's start! Yes! Let's start! 挨拶をする 挨拶をする 挨拶をする * 元気よく挨拶し積 極的に学習しよう Good afternoon! How are you? Good afternoon! I m happy. 児童の中に入り HR T や ALT の質問に一緒に答える How are you? How's the weather today? What's the date today? What day is it today? とする雰囲気を高める 導入 8 Warm-upをする 児童とともに VTRを ALTの質問に対して 中学生からのビデオ * 中学生のスピーチ VTR( 中学生のスピーチ ) を見る 見る 反応する レターが届いていることを告げる VTRの準備をする を聞かせ児童の目標 ( こんな風に英語を話したいなど ) にさせる 電子黒板 展開 30 本時のめあてを確認する Activity 1 〇 Who am I? クイズをする HRT JTE ALT のデモンストレーションを見る できる できない かを考えながら聞いたり 言ったりしてみよう HRT JTE ALT でデモンストレーションを行いながら Who am I? クイズのやり方を説明する H: I can swim. H: I can jump. H: I can t fly. H: I like honey. H: Who am I? J: You re a bear. H: That right. * ジェスチャーを付けたりゆっくり発音しながら 英語表現に児童が慣れるよう配慮する * できるだけ HRT JTE は Classroom English を使うよう心掛ける 1. グループで活動する (Work in groups of 4 or 3.) ルールの説明を聞く 2. 班で丸になって座る (Make a circle. ) ゲームのやり方を確認する 3. じゃんけんをして順番を決める (Do rock, scissors, paper, 1, 2, 3.) 4. クイズを聞く (Listen to some hints.) 動物かるたカード ( 各班 )
* クイズのヒントは 5. クイズの答えになる絵カードを班で協力して選び 教師に答え最後まで聞くことをを言う (1 班 2 班はHRT 3 班 4 班はJTE 5 班 6 班はALTが答えを確認させる 確認する ) (Choose a card.) HRT が簡単な英語を使ってゲームの説明を行い 必要ならば再度 児童にゲームのやり方を確認する 班で協力しながら 答えを確認し 正解なら That s right. と児童の首に絵クイズに答える カードをかける Activity 2 JTEが絵本に出てくる動作ができるか 児童に問いかけながら From Head to * 絵本に出てくる動絵本を読み進めていく Toe の絵本を聞く 作を児童に行わせな HRT ALTは 聞く側になり絵本に出てくる動作に戸惑う児童がら Can you do に支援したり 進んで動作をしたりする it? I can do it. の表現に慣れ親しま 動作ができない時は ALTが No,I can t. と答えればいいせていく ことを告げる 動作をしたり I can ~. I can t ~. と反応できた児童には教師側がすかさず英語で褒める 〇 できる でき 首にかかっている動物が できる できない かを考えさない かを考えながせながら I can ~. I can t ~. の練習をさせる ら I can ~. I can t ~. を言う * 児童が楽しみながら聞けるよう 教師側もスマイル アイコンタクト クリアボイス リアクションに気を付けながら読み聞かせを行う 絵本 絵カード 動作を表す語や できる できない という表現を聞いたり言ったりしている 慣 ( 行動観察 振り返りシートの点検 ) 本時の振り返り挨をする 拶 Attention, 5 please. Yes! Let's finish. Yes! Let's finish. 本時の感想を聞く 児童の活動で良かったところを具体的に評価する 児童の英語や活動に * 友だちの活動の良 児童の活動でついて良かったところさに気付いた児童の良かったとこを評価する 評価も行う ろを具体的に評価する