生活単元学習指導案 日時 : 平成 27 年 11 月 17 日 ( 火 ) 授業者 : 谷麻紗美 1. 単元名 校内販売を成功させよう 2. 単元について本学級は平成 27 年度より設置された特別支援学級 ( 知的 ) である 現在 1 年生の男子 3 名が在籍しており 障害の程度はさまざまである

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( 書式 ) 平成 0 年度東京都立練馬特別支援学校年間指導計画 4 ねらい () 作品製作を通して 裁縫道具を安全に使えるようになる () 作る喜びを体験する () 手元を見て活動に取り組める時間を増やす (4) 調理道具を教員と共に正しく使用することができる 時間 使用教科書ら くっく (S プ

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

 (4)展開

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

高等部3年 社会学習指導案

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

頒布活動を取り入れ, 製品を届けたり, 頒布先を見学したりする機会を設定する 注文を受けたことを実感させるために, 製品を頒布する場所から直接,FAX 注文票で注文してもらったり, 司書や事務職員に教室に来てもらい, 直接注文を受ける機会を設定する 利用者からの手紙やアンケート, 頒布先の人からのビ

< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

(3) 指導観指導にあたっては, 生活単元学習の指導内容との関連を図り, 学習のまとめとして実際に買い物学習に行くという意欲付けをしながら, 金銭学習に興味をもたせ活動させたいと考えている お金の扱いは, 具体的な実際の経験を通じて学習することが最も効果的であるので, できるだけ多くの機会がもてるよ

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いろいろな衣装を知ろう

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

1 対象児童 省略 2 児童の実態 省略 発達障害 情緒障害通級指導教室自立活動学習指導案 コミュニケーションに課題のある児童の指導 平成 30 年 11 月 6 日 ( 火 ) 第 5 校時 3 指導観これまでに通級指導教室では 落ち着いた環境の中で 精神的安定を図り 本来持っている能力を発揮し

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

< 算数科 > < 生活単元学習 > デジタル時計を見て, 時刻を読む 必要感 ( 時 ) 分に起きる 寝る アナログ時計の長針と短針を区別する 目的意識 ( 時 ) 分に に出発する アナログ時計の長針を見て, 目盛りを数え ( 時 ) 分に いただきます ごちそ て何分か読む うさま をする ア

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 三角形を辺や角に目をつけて分類整理して それぞれの性質を見つけよう 二等辺三角形や正三角形のかき方やつくり方を知ろう 二等辺三角形や正三角形の角を比べよう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

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内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

解答類型

Taro-12事例08.jtd

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5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

( 生活単元学習 ) 学習指導案 日時 :2016 年 10 月 14 日 ( 金 ) 場所 : 多目的教室 2 階児童 :5 学年 3 名 6 学年 3 名計 7 名指導者 : 山田由加里介助者 : 遠藤千尋横田真弓 1. 題材名 テレビ局を紹介しよう (STV テレビ局 UHB テレビ局 レスト

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

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(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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自己紹介をしよう

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

活動の流れ 1 4 人のグループに分かれ テーマを決める 校内の施設紹介 学校行事 クラブ活動 時間割など 2 各グループで実施計画を立てる 3 動画を撮影する 4 写真を使って動画を作成する 動画の長さは 1 人 2~3 分とし 全員が発表できるように 分担 を決める 5 必要な語いや表現を調べる

自立活動学習指導案 授業者 1 単元名 のチャレンジ大作戦! 2 単元の目標 (1) 正しい口形や発音, 声の大きさを意識して話すことができる [6コミュニケーション(2)(3)][4 環境の把握 (3)] (2) 自分の障害を理解し, 自分の成長を確認することができる [1 健康の保持 (2)][

西ブロック学校関係者評価委員会 Ⅰ 活動の記録 1 6 月 17 日 ( 火 ) 第 1 回学校関係者評価委員会 15:30~ 栗沢中学校 2 7 月 16 日 ( 水 ) 学校視察 上幌向中学校 授業参観日 非行防止教室 3 9 月 5 日 ( 金 ) 学校視察 豊中学校 学校祭 1 日目 4 9

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

20情報【授業】

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

4 指導計画 (8~11 月全体 110 時間本時 90~92/110) 単元小単元名主な活動内容時数光1 製作する物を知ろう どのような物を作るのか知り, 活動に見通しを持つ 明祭製品を作ろう2 木材を加工しよう 3 仕上げをしよう 工作機械や道具を使って部品の加工をする 接着剤を使って製品を組み

○数学科 2年 連立方程式

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Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

ICTを軸にした小中連携

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

小学校の学習指導案例 ( 知的 ) 学級算数科学習指導案 1 単元名 時計 指導者 : 2 単元について (1) 児童観本学級は 年生 1 名 (A 児 ) 年生 1 名 (B 児 ) 年生 名の計 名で構成されている A 児は 数唱や数を数えることなどはある程度できるが 数の大小など数の概念の理解

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

Microsoft Word - aAL00058(Kawakatu_Sonobe)

第 2 学年 1 組国語科学習指導案 指導者平方舜 1. 単元名二千五百年前からのメッセージ - 孔子の言葉 - 2. 単元について (1) 単元観本題材に用いられる 論語 は古代中国の思想家 孔子とその弟子たちの言行を記録したものである 簡潔な文章で書かれていて 抽象的なメッセージが多く それゆえ

教育研究グループ報告書

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

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5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

N 部門 ( 知的障害教育部門 ) 社会性を育む教材 教材ガイド 鹿本学園キャラクター シカちゃん モトちゃん 平成 27 年度第 2 回作成

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

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生徒の活動

新潟市立亀田西中学校

新潟市立亀田西中学校

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

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B 3 年女子 (2) 単元観 発達 障害 経験をもとに自 ら材料を用意し, 家庭で作ってみよ うと挑戦す作 品に愛着をもち, 大切にしようとす 創造力豊かで一 人でストーリーを 考えて四コマ漫画 を描き, 個性的な 作品を作ることが できしかし, 時間が掛かること があ 行動がぎこちな く, 手先

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

外国語活動の実践 外国語活動におけるコミュニケーションを大切にした活動の工夫 1 単元名 5 年数で遊ぼう ~ How many?~ ( 教材 Hi,friends! 1 文部科学省) 2 目標 積極的に数を数えたり, 尋ねたりしようとする 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 言語には,

コーナ4 単元の指導計画 ( 全 8 時間扱い ) (1) 買い物の計画をたてよう 2 時間 (2) とちまるスーパーで買い物をしよう 3 時間 ( 本時 1/3) (3) スーパーマーケットに行って買い物をしよう 2 時間 (4) 買い物の振り返りをしよう 1 時間 本時の位置を記入する 単元の指

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

Taro-指導案

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

生徒指導の役割連携_四.indd

演習:キャップハンディ ~言葉のわからない人の疑似体験~

第5学年  算数科学習指導案

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

PowerPoint プレゼンテーション

難聴児童の伝える力を 高めるための指導の工夫 -iPadを活用した取り組みを通して-

(2) 記録用サポートブックの作り方 記録用サポートブックは 一般様式 を使って書きます 一般様式 は 項目 本人の状況 支援方法 の 3 つの枠からできています 様式一般様式支援者 : 場所 : 日付 : < 項目 > 例 ) 話を聞く( 授業中 ) 使い ポイント 方 気になるな 困ったな と思

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

英語科学習指導案

特別支援学級 1 2 組国語科学習指導案 児童 1 年 (1 名 )2 年 (1 名 )3 年 (3 名 ) 4 年 (1 名 )5 年 (2 名 ) 計 8 名指導者藤澤勝利 (T1) 小綿幸子 (T2) 國久伸子 (T3) 1 単元名 ( 題材名 ) 文をつくろう 2 単元 ( 題材 ) につい

お断りゲーム 隣の人と 2 人 1 組で, ジャンケンをし, 勝った方が隣の人にいろんな 頼みや誘い をする される方はそれを断る 2 度行う 1 度目は, いや! むり! などポイントをはずして断る 教師の合図で30 秒間繰り返す 2 度目は,1 度目に出たお願いや誘いを断り方のポイント 4. 全

2/9 ページ 5. 一斉授業より 4 人班等による活動的な授業の方が積極的に参加できている る やや当る あまり当て ら る計 % 14

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実践 報告書テンプレート

平成16年度第1回○○区地域協議会次第

第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

目次 1. ひまわり先生の基本設定は, かんたん3ステップ 3 <ステップ1> 先生の登録 3 <ステップ2> 児童の登録 4 <ステップ 3> テストの登録 6 (1) テストの登録の手順 6 (2) 自作のテストやプリントの追加 7 (3) 評価基準の設定 8 (4) 単元の移動, 単元の保留

2、協同的探究学習について

Transcription:

生活単元学習指導案 日時 : 平成 27 年 11 月 17 日 ( 火 ) 授業者 : 谷麻紗美 1. 単元名 校内販売を成功させよう 2. 単元について本学級は平成 27 年度より設置された特別支援学級 ( 知的 ) である 現在 1 年生の男子 3 名が在籍しており 障害の程度はさまざまであるが 3 名とも他者と関わることが大好きで 他の先生方の顔と名前を覚えて自分からあいさつをしたり話しかけたりできるようになってきた 本単元は 10 月 31 日 ( 土 ) に実施したバザーの活動から継続しているものである バザーでは 牛乳パックペン立て 手作り石けん さつまいも ポットの花苗など 日頃生徒たちが作業学習の中で作り上げた製品を販売した しかし 校内の先生方への販売はできなかったので 引き続き製品づくりをし 校内販売を行おうとするものである ( 校内販売の日 方法は調整中である ) 自分の仕事には責任をもって最後まで牛乳パック解体 部品づくり 仕上げ 袋詰め 値札つけの工程を生徒たちの理解度や意見を取り入れながら分担を決めた 安全に気をつけて環境を整えたり 補助具を使用することで作業に集中する姿がみられるようになってきた 販売する 喜びを感じることができるように製品を作ることで終わるのではなく 誰かに 手に取っていただく 購入していただく 喜びを感じることができるように 製品 代金の受け渡しの練習を事前に行ったり 宣伝ポスターを作ったりする また校内の先生方に 欲しい と思ってもらえるような製品づくりをするために デザインや製品の作り方を学級で相談し決定した なお キャリア教育の視点で本単元の目標をとらえることで 単元の展開を通して 生徒たちの 生きる力 の育成も意識して 適切な支援に取り組んでいきたいと考えている 3. 単元の目標 自分の仕事に責任をもって取り組み よりよい製品づくりを行うこ ( 自己理解 自己管理能力 ) 製品の目標数を決め 仲間と協力をして製品づくりを行うこ ( 人間関係形成 社会形成能力 ) 当日は販売や宣伝を積極的に行うこ ( 課題解決能力 )( キャリアプランニング能力 )( 人間関係形成 社会形成能力 )

4. 指導計画 (12 時間計画 ) 日時 内容 1 11/10( 火 ) 目標数決め 牛乳パックカット 組み立て 仕上げ 2 11/11( 水 ) 3 11/12( 木 ) 4 11/16( 月 ) 5 11/17( 火 ) 本時 6 11/18( 水 ) 7 11/19( 木 ) 8 11/20( 金 ) 製品数確認 値札つけ 販売練習 9 11/24( 火 ) 10 11/25( 水 ) 11 11/26( 木 ) 製品数確認 12 11/27( 金 ) 校内販売当日 ( 予定 ) 5. 本時の指導 (1) 本時の目標 校内販売 に向けて ひとりひとりが自分の仕事に責任をもって 目標数の製品づくりを行うこ (2) 本時の展開時配 生徒の活動 指導上の留意点 備考 10 はじめのあいさつを行う ( 日直 ) 話をしている人の方を向いて話を聞 日程表 自分の仕事確認 前日までの製品数の確認 くように声をかける 担当表 30 各担当の作業を行う かごに使う道具を準備しておく 牛乳ハ ック 机上に道具をセットしてから作業を スライト カッター 行うように声をかける セロハンテーフ < 牛乳パックカット >A 生徒 1 日の目標数がわかるようにかごの かご 中に牛乳パックをセットしておく < 組み立て >B 生徒 1 日の目標数がわかるようにかごの 中にカットした牛乳パックをセッ トしておく < 仕上げ >C 生徒 1 日の目標数がわかるように牛乳パ 和紙 ックをセットしておく 完成品は教師が確認し 合格したら 次の製品づくりにとりかかる

10 まとめと片付け 今日の出来高を確認する ( 製品数を数えて出来高表にチェックをする ) 今日の出来高がわかりやすいように 作業台に完成品を並べる 日程表 出来高表 A B (3) 生徒の実態生徒の実態 本時の目標 手だて まわりの音や声が気になってし 集中して時間いっぱい分担の活 まわりの音や声があまり入らな まい 離席したり 活動が止ま 動に取り組むこ いように机を話すなどの環境 ることがある を整える 声の大きさの調整が難しく 場 声の大きさボードを提示してお に応じた声の大きさで話すこ き 適当な大きさをその都度伝 とが難しい える 見通しをもつことができると自 1 日の目標数の活動を終えるこ 目標数と出来高表を手元に置き 信をもって活動に取り組むこ 校内販売 に向けてひとりひ 日程表や手順表などを目に入る とりが自分の仕事に責任をも って目標数の製品づくりを行 きるようにする うこ 手先が器用で集中して活動に取 日直の号令に合わせて活動の開 日直にも大きな声で号令をかけ り組むことができるが まわり 始し 終了するこ るように言葉をかけておく ま の様子を見て 行動することが た 日直が話しているよ など 難しい時がある 注目できる言葉をかける 手順通りではなく自分のやり方 決まった方法で製品づくりを進 はじめは教師と一緒に手順を確 で進めることがある めるこ 認しながら進めるようにする 自分の分担の活動が終わっても 活動が終わったら教師に報告す 徐々に支援を減らし 自分で活 報告をすることが難しい るこ 動を進められるようにする 見通しをもつことができると自 1 日の目標数の活動を終えるこ 日程表や手順表などを目に入る 信をもって活動に取り組むこ 校内販売 に向けてひとりひ きるようにする とりが自分の仕事に責任をも って目標数の製品づくりを行 うこ

C 説明をしたあとに 教師の手本 牛乳パックを正しい方向で組み 目標数と出来高表を手元に置き を見ながら製品づくりをする 立てるこ こ がたつくことなく バランス良 日程表や手順表などを目に入る く組み立てるこ きるようにする 報告する声が小さかったり 報 分担の活動が終わったら教師に 活動のはじめに分担の活動が終 告せずに待っていたりする 報告するこ わったら報告をするように伝 1 日の目標数の活動を終えるこ えておく 報告せずに待っているときは 終わったらどうするの? や 報告は? など気づきやすい 言葉をかける 見通しをもつことができると自 校内販売 に向けてひとりひ 目標数と出来高表を手元に置き 信をもって活動に取り組むこ とりが自分の仕事に責任をも って目標数の製品づくりを行 日程表や手順表などを目に入る うこ きるようにする (4) 評価 自分の仕事が目標数に達したかどうか 自分の仕事に集中して時間いっぱい取り組むことができたか <A> 安全に気をつけて製品づくりに取り組むことができたか 静かに集中して取り組むことができたか 正確に決まった大きさに牛乳パックをカットすることができたか <B> 正確に和紙とふち紙を貼り付けることができたか 和紙の貼りはじめと貼り終わりをまっすぐに揃えることはできたか 自分の仕事が終わった時に教師に報告することができたか <C> 牛乳パックを正しく組み立てることができたか がたつくことなく バランスよく組み立てることができたか 自分の仕事が終わった時に教師に報告することができたか

< 全体 > 生徒にわかりやすい提示( 日程表 出来高表 ) ができたか 生徒がスムーズに製品づくりを行うことができるような声かけを行うことができたか 生徒が見通しをもつことができる活動内容であったか 6. 展開図 仕上げ 組み立て 牛乳パック 製品置き場 カット 出入り口 T