平成 25 年度校内研修 ( 究 ) 計画書 十和田市立北園小学校 1 学校の教育課題 (1) 教育目標三本木開拓の精神に学び, 郷土の発展に寄与する人間の育成 <かしこく> 創造力があり, 未知を切り開く子ども <やさしく> 情操豊かで, 意志の強い子ども <たくましく> 体が健康で, たくましい

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2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

平成 29 年度校内研修 ( 究 ) 計画書 1 学校の教育課題 (1) 教育目標先人の開拓精神に学び, 郷土の発展に寄与する人間の育成に努める創造力があり, 未知を切り開く子ども ( かしこく ) 情操豊かで, 意志の強い子ども ( やさしく ) 体が健康で, たくましい子ども ( たくましく )

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

2、協同的探究学習について

平成 30 年度校内研修 ( 究 ) 計画書 1 学校の教育課題 (1) 教育目標先人の開拓精神に学び, 郷土の発展に寄与する人間の育成に努める創造力があり, 未知を切り開く子ども ( かしこく ) 情操豊かで, 意志の強い子ども ( やさしく ) 体が健康で, たくましい子ども ( たくましく )

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

学校課題HP用

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す


教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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実践 報告書テンプレート

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

指導方法等の改善計画について

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

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H26研究レポート一覧(6年研)変更2017.3.22

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

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国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

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2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

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児童の実態に応じた取り組みであり, 学ぶ意欲や思考力を高める上からも意義深い (4) これまでの研究の経過から本校は平成 23 年度から, 算数科を研究領域とした研究に取り組み, 子どもの主体的な学びと算数的活動を重視した学び合いを通して, わかる できる 喜びを味わう子どもの育成に取り組んできた

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ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

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単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

1 研究主題 学校課題研究計画 ひとりひとりが輝く授業づくり ~ どの子にも分かりやすい支援の工夫を通して ~ 2 主題設定の理由本校では 教育基本法改正等による教育の理念 生きる力 をはぐくむために また本校の学校教育目標 確かな学力を身に付け 心豊かにたくましく生きる旭の子 を受けて 学校課題の

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

1

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

解答類型

○数学科 2年 連立方程式

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「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

①H28公表資料p.1~2

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「標準的な研修プログラム《

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

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3/3 研究推進委員会

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

第○学年 ○○科指導計画

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

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平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

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平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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1 研究テーマ

問題解決的な学習スタイルを充実させるために 3 つのステップを積み上げましょう 課 題 板書を充実させる道具を用意している ( マグ ネット名札 学習の流れカード ) 黒板に日付を書き 単元の流れ 本時の流れを 掲示している ノートに日付 単元の流れ 本時の流れを書かせている 前時の振り返りをノート

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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平成 25 年度校内研修 ( 究 ) 計画書 十和田市立北園小学校 1 学校の教育課題 (1) 教育目標三本木開拓の精神に学び, 郷土の発展に寄与する人間の育成 創造力があり, 未知を切り開く子ども 情操豊かで, 意志の強い子ども <たくましく> 体が健康で, たくましい子ども (2) 努力目標 進んで学習する子ども 思いやりのある子ども <たくましく> 体をきたえる子ども (3) 目標達成上の課題 1 基礎学力 ( 読み 書き 計算 ) と, 当該学年の基礎的 基本的内容の着実な定着 2 校内研修を中核とした思考力 判断力 表現力等の育成 3 学習環境づくりと学習習慣の確立 1 道徳の時間や全教育活動等を通しての, 思いやりの心の育成 2 基本的生活習慣の定着 3 児童の成長 変容を図る行事等の工夫 <たくましく> 1 健康を保持増進させる態度や習慣の育成 2 基礎的な体力 運動能力の向上 3 危機回避能力の育成と, 安全 安心な行動化の育成 2 本年度の研究計画 (1) 研究主題しっかりと自分の考えをもち, 表現できる子の育成 ~ 科における自力解決を促す学習指導 学習支援の工夫 ~ 表現できる とは ワークシートやノートに自分の考えを 書く ことができること そして, 次のステップとして, それを 話す ( 説明する ) ことができること 北園小 1

(2) 主題設定の理由 1 学習指導要領との関連現行の学習指導要領改訂のポイントの一つは, 表現力 の育成である 国際化 情報化社会において, 共生し, 主体的に生きるために, 互いの立場や考えを尊重しながら 言葉で伝え合う力 を高めることは, きわめて重要である しかし, この 伝え合い を成立させるためには, まず, 個々の考えが確立していることが前提である この個々の考えが確かで深ければ深いほど, 伝え合う ことによって, 内容が深まり, 新たな価値を生むことになる すなわち, 学習においては, 考える力 と 伝え合う力 の向上によって, それぞれの個を高め合うことになり, お互いが学ぶ喜びを実感し, 成就感を味わえる魅力ある学習が成立すると考えられる そこで, この 考える力 と 伝え合う力 を向上させることが, しっかりと自分の考えをもち, 表現できる子の育成 につながると考え, 研究に取り組むこととした 2 児童の実態, 学校や地域の課題との関連本校の児童は, 明るく元気で素直な子どもが多い また, 平成 20 年度から始まった 学びたいム や 家庭学習ガイド の取組の成果として, 学力検査の分析においては, どの学年, どの教科においてもほぼ全ての観点で全国平均を上回っている このことからも, 既習事項の定着という意味での基礎的 基本的な力は着実に身についてきていると言える しかし, 日常の授業においては, 自分の考えを書いたり話したりすることを苦手にしている子が少なからずいるのも事実である よって, 本校の児童の傾向としては, 学んだことをそのまま覚えたり, 繰り返し練習で身に付けたりすることは得意であるが, 新しい考えを生み出したり, 自己主張をしたりすることに関しては苦手にしている子が多いということが言える そこで, この受動的な学習姿勢から能動的な学習姿勢へと転換を図り, より積極的な学習ができる子を育てるためには, しっかりと自分の考えをもたせ, それを表現させることにポイントを絞って指導していくことが大切だと考え, この方向で研究に取り組むこととした 3 これまでの研究の成果と課題との関連本校では, ここ3 年間ほど, 対話する力 の育成ということに焦点をしぼって研究に取り組んできた 特に昨年度は, 各学年における 話し合うこと に関する目指す児童像 を設定し, それを教室に掲示し, 教師も児童も常にそれを意識しながら日常の授業実践に取り組んできた その結果,6 月と 12 月に行った児童アンケートでは, 話し合うこと に関して変容が見られ, 児童の意識の向上が確認できた 実際の日々の授業においても, 進んで意見交流できる子が増えてきており, 時には, 厳しく意見をやり取りする場面も見られるようになってきた しかし, その一方で, 話合い活動に参加できずに授業の傍観者となってしまっている子がいることも確認された その主な原因としては, しっかりと自分の考えをもつことができていないために, 話合いに入っていけないのだということが分かってきた そこで, 全ての子が話合い活動に参加できるようにするために, その前提となる しっかりと自分の考えをもたせる ためにはどうしたらよいのか, そしてそれを表現させるにはどうしたらよいのかを明らかにするために, 本研究主題を設定し, 研究に取り組むこととした (3) 研究目標 しっかりと自分の考えをもち, 表現できる子を育てるためには, 導入から自力解決に至るまでの指導過程 において, 自力解決を促すような学習指導や学習支援の工夫をすることが有効であることを, 授業実践 を通して明らかにする 北園小 2

(4) 研究仮説 導入から自力解決に至るまでの指導過程において, 自力解決を促すような学習指導や学習支援の工 夫をすれば, しっかりと自分の考えをもち, 表現できる子が育つであろう 自力解決を促すような学習指導や学習支援の工夫 とは ( 例 ) 子どもの興味 関心をひきつけるような教材提示や課題設定 子どもが できそうだ と思えるような 見通し の持たせ方 自力解決でつまずいている子を助ける支援の仕方 など 授業のモデル図 学習活動自力解決を促すような学習指導や学習支援の工夫 ( 例 ) 1 本時の課題をつかむ 子どもの興味 関心をひきつけるような教材提示や課 (1) 問題の提示題設定 (2) めあての確認 問題を視覚化( 図, 写真, 動画 ) して提示する 子どもの身近なものを取り上げる 2 解決の見通しを持つ 子どもが できそうだ と思えるような 見通し の持たせ方 解決の方法を発表させる 結果を予想させる 何が分かるとできそうかを考えさせる 途中まで一緒に解いてみる 3 自力解決をする 自力解決でつまずいている子を助ける支援の仕方 ヒントカードを渡す つまずいている子を前に集めてヒントを出す 具体物を準備しておく わかりやすいワークシートを渡す 実物, 絵, 半具体物 ( おはじき, ブロック等 ), 図, グラフ, 文字, 記号, などを用いて解かせる どんなことがわかるか( 言えるか ) を考えさせる 同じように考えて, 解かせる 工夫して解かせる 4 話し合う (1) ペア交流, グループ交流, 全体交流 5 まとめる (1) 本時のまとめをする (2) 練習問題を解く 北園小 3

(5) 仮説の検証に向けて 1 検証授業において, 自力解決できた子の割合を算出し, 仮説に関する手だてが適切だったかどうか検討する 2 抽出児童の普段の様子と検証授業での様子の違いを観察し, 仮説に関する手だてが適切だったかどうか検討する 3 6 月と12 月に しっかりと自分の考えを持つこと に関する 児童の実態調査 を実施し, その変容を調べることで, しっかりと自分の考えを持つことができる子が育ってきているかどうかを検討する 4 類似問題による正答率及び解決過程の変容等から検討する (6) 研究日程 月日内容方法 教科 領域 要請指導主事 4 月 12 日 4 月 26 日 5 月 22 日 6 月 21 日 前年度の研究の概要説明と今年度の研究の予定研究主題 目標 仮説 検証方法 研究日程について指導案の様式, めざす児童像の設定, 実態調査の項目の検討検証授業の指導案づくりの計画, 教材研究 学年部会 夏季休業中検証授業の指導案の作成学年部会 9 月 4 日 4 年検証授業授業者佐々木章弘 十和田市教育委員会指導課長補佐藤田誠志先生 10 月 9 日 5 年検証授業授業者小林忠輝 10 月 16 日 2 年検証授業授業者川崎衆子 三沢市立第三中学校校長工藤正彦先生 11 月 6 日 6 年検証授業授業者三浦亜希子 十和田市教育委員会指導課長補佐藤田誠志先生 11 月 20 日 3 年検証授業授業者島田博士 上北教育事務所指導主事繁在家康文先生 11 月 27 日 1 年検証授業授業者山形暁子 上北教育事務所指導主事繁在家康文先生 12 月 11 日 研究の評価アンケートについて 北園小 4

1 月 17 日研究紀要編集計画 1 月 29 日今年度の研究の反省 2 月 7 日次年度の研究の方向づけ 3 研修計画 (1) 研修の重点 1 教育活動をより良いものにできるような専門的な知識や技能を身につける 2 先進的な研究に取り組んでいる学校の情報を, 全教職員で共有する (2) 研修日程 月日 内 容 方法 教科 領域 要請指導主事等 5 月 15 日 視聴覚機器の使用方法 講義 実技 視聴覚 校内講師教諭小林忠輝 8 月 20 日 通常学級における支援の必三沢市立岡三沢小学校講義特別支援要な子への対応教諭柴田卓也先生 8 月 28 日 描画 版画の指導方法 講義 図工 校内講師教諭川村英徳 1 月 10 日 県外研修等報告会 報告 一般 報告者 :4 月 ~12 月に県外研修に派遣された人 3 月 7 日 県外研修等報告会 報告 一般 報告者 :1 月 ~2 月に県外研修に派遣された人 本主題での研究 1 年目研究教科等 研修主任川村英徳研究指定の有無 有 無 平成 27 年度十和田市学習指導研究会発表校 北園小 5