Microsoft Word - 研究の概要他(西小) 最終

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2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

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平成25~27年度間

平成 28 年度学校評価最終報告 教職員 :20 人生徒 :309 人保護者 :233 人 [ とてもよい 青ややよい 赤やや不十分 黄緑不十分 紫 ] < 教職員 保護者共通項目アンケート > 評価項目教職員保護者 1 学校は 様々な機会を活用して 学校の様子や学習内容を地域や保護者に伝えている

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

1

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

H30全国HP

中学校 (3 年 ) 国語では A( 知識問題 ) は ほぼ全国平均なみです B( 活用問題 ) は 課題が見られます 数学では A( 知識問題 ) B( 活用問題 ) ともに 課題が見られます 国語 A( 知識に関する問題 ) 国語 B( 知識を活用する問題 ) 言語事項は ほぼ全国平均なみです

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

愛媛県学力向上5か年計画

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

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市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

(4) 学校の規則を守っていますか (5) いじめは, どんな理由があってもいけないことだと思いますか

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

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平成24年度全国学力・学習状況調査の結果について(概要)

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

3 小学校 : 教科に関する調査 1 人吉 球磨の平均正答率と比較すると 国語 A 算数 Aともに下回っている 国語 B 算数 Bは人吉 球磨と同等である 2 熊本県の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている 3 全国の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている (1) 小学校国語

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

どのようにノートと授業展開 板書を関連させるとよいでしょうか 1 単位時間の授業で 子どもに確実に身に付けさせたい学習内容は その時間の学習過程が分かる板書に表され ノートに記されていくことになります 例えば 本時の目標を実現させるための導入の 問題 課題の提示 や 展開における 子どもの考え 終末

小学校国語について

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成 20 年度全国学力 学習状況調査回答結果集計 [ 児童質問紙 ] 松江市教育委員会 - 児童 小学校調査 質問番号 (1) 朝食を毎日食べていますか 質問事項 選択肢 その他 無回答 貴教育委員会 島根県 ( 公

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

家庭における教育

生徒指導の役割連携_四.indd

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

中学 3 年生の平均正答率 ( 正答数 / 問題数 ) 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B 74.5 (23.8/32) 67.4(6.1/9) 60.6 (21.8/36) 43.4 (6.5/15) 福島県 77.6 (24.8/32) 71.9 (6.5/9) 62.8 (22.6/36)

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

表紙(A4)

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

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M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

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平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

実践 報告書テンプレート

1-1 小学校国語 A( 調査時間 20 分 ) 基礎的 基本的な言語活動や言語事項に関する知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 で 12 設問で構成されている 本町の結果は 全国の平均正答率 栃木県の平均正答率とほぼ同じであった この調査では 学習指導要領の領域等として 話すこと 聞くこと

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

平成 30 年度 学校評価 学力向上プラン 評価計画 各プランの評価結果の最終〆切は12 月 3 日 ( 月 ) です 成 果 子どもの姿 ( 目標 ) 低学年は学年テストの学級平均が90 点以上 中 高学年はWEBテスト国算両方とも県平均以上の学年 が 8 学 級中 5 学級以上 家庭学習を 学年

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

算数 A ( 基礎的 基本的な知識 技能が身についている かどうかをみる問題 合計 16 問 ) 平均正答率は 平均を上回っていました 数量や図形についての技能 に関しての正答率が高い傾向にありました [ 設問 2(2)]( 末尾のそろっていない小数の加法の計算をすることができる ) 蹉跎小.9%

(3) 生活習慣を改善するために

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解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

(3) 実践例 御船町立小坂小学校 下の図は 小坂小学校の課題改善プランです 小坂小学校では 本年度から学 校改革プロジェクトの指定を受け 大きく分けて 授業改革 と 校務改革 に 取り組まれています 授業改革 では ユニバーサルデザインの視点に立った 授業づくりを研究し すべての子どもが楽しく 分

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

①H28公表資料p.1~2

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Transcription:

取組以前の課題 3 小学校で手引きを作成していたが, 学習の心構えや学習時間, 自主学習の例など, 内容が盛りだくさんで, かえって分かりにくかった 手引きの内容が3 小学校で異なり, 中学校への接続がスムーズにできていなかった 家庭学習の手引き を参考にしているという児童が全体の51.0% 保護者の中でも 家庭学習の手引き の存在を知らない方がいて, 共通理解が不十分だった 中学校区統一の 家庭学習の手引き 自主学習のしかた 作成 家庭学習の手引き 改善のポイント 1 内容を 学習するときの約束 学習する時間 学習の内容 の3 本柱に絞り, 簡素化, 明確化を図った 2 自主学習については, 別途 自主学習のしかた を作成し, 具体的に示すとともに, たえず目にすることができるように自主学習ノートに貼らせるようにする 3 年度始めの学級懇談会で配付 説明することで, 保護者からの理解 協力を得られるようにする 場所の明確化で, 学習の習慣づけ 目安とする学習時間を明示 家庭学習とは, 宿題と自主学習 色上質紙に印刷, ラミネート加工

自主学習のしかた 中学校 小学校 自主学習ノートを一人一冊もたせて, 最初のページに貼り学習の参考にさせる 作成のポイント 1 2 3 小学校では, 内容を低学年 中学年 高学年で分け, 中学校では, 学年の発達段階に合わせた Aメニュー 習熟, Bメニュー 活用の内容とし, 児童の興味関心に合わせて取り組めるようにした 中学校区の同学年部の担任で話し合い, 実態に合った内容を示した 自主学習の充実を図るために 興味 関心の高まり 自主学習の充実 学級通信 こんな学習も できるね 教室掲示 もっと 調べてみたい!! 授業と家庭学習 の連動 友達の取組を紹介 次はどんな自主学 習をしようかな ノートにコメント 意欲向上 ごほうびシール 教師の働きかけ

家庭学習強化週間 目 的 中学校区で実施時期をそろえた 家庭学習強化週間 により, 家庭の協力を得ながら, さらに家庭学習の習慣化を図る 家庭学習 ( 含む自主学習 ) の計画を学校で教師と共に立てることにより, 取組の反省をさせるとともに自分にあった ( 質 量 ) 自主勉強の仕方を身に付けさせ, 学力向上の手助けになるようにする 中学校区で作った 家庭学習の手引き や 自主学習の仕方 の使い方を定着させ, 進んで取り組むことができるようにする 取 組 1 2 3 4 5 1 学期に2 回,2 学期に2 回,3 学期に1 回の年 5 回とする 中学校区で同じ時期に実施する 強化週間は月曜日から日曜日の1 週間とする 大きな行事等は避け, 落ち着いて取り組める時期にする 家庭学習記録表 を用いて計画および取組の様子を記録する 実践内容 アウトメディアの一助として 成果と今後の取組 教師と相談しながら自分にあった学習学習時間の可視化家庭の協力を得て 保護者の意見は, 計画的に家庭学習ができ, これからも継続してほしいという内容が多かった 宿題だけでなく, 自分にあった自主学習の計画を立てることにより, 意欲的に取り組む児童が増えた 予習や復習をする児童が増えてきた 自主的かつ意欲的に取り組ませるために, 授業との関連を図った自主学習, 個に応じた学習相談の充実について実践を積み上げてきた これを中学校区の小学校間で定期的に交流し共有したい また, 授業の予習や復習などにつながる内容の自主学習に工夫して取り組めるようにしたい

アウトメディア 取組以前の課題 1 計画的, 主体的な学習が苦手 2 休日の学習時間が短い 3 テレビ ゲームの時間が長い 目 的 アウトメディアの取組によって 1 生活習慣を見直して, 家庭学習の時間や読書の時間を生み出す 自律心 2 進んで家庭学習や読書に取り組めるようにする 主体的 意欲的取組 計画的取組 取 組 知的理解 ( アウトメディアを含めた生活習慣の指導 ) 学級活動, 外部講師による講話 実践化へのサポート 養護教諭と連携 実践内容 学級活動 1 時間の価値 ~たかが1 時間されど1 時間 ~ ( 中学校 ) 勉強時間を増やそう ~ 今までの家庭学習を振り返り, テレビなどの時間を減らそう ~ 学力アップ大作戦 ~ 家庭学習の質的向上を目指して ~ など 講話 携帯電話等に関わる問題 ( 講師環太平洋大学次世代教育学部筒井愛知先生 ) 養護教諭との連携 目覚めスッキリ大作戦! アウトメディアについて 成果と課題 コースを決めて取り組んでいる小学校では, より高いコースを選ぶ児童が増えてきた 時間を守ることに取り組んでいる小学校では, 守っている児童が微増している 守りたいという意識はあるが, 行動変容にまで至っていない 中学校ではメディア時間が確実に減っている メディアにふれる時間が 2 時間未満の生徒 2.2 倍 中学校では家庭学習の時間が確実に増えてきている 学習時間 1 時間未満の生徒数は微減 (6.5%) だが 3 時間以上の生徒が 0% から 6.7% に 2 時間以上 3 時間未満の生徒が 2.8 倍 (12.5% から 35.6%) に増えた さまざまな取組により, 児童 生徒及び保護者の意識が変容することで, アウトメディアの成果は表れているが, 意識を変容させることの困難さがいまだに課題である

保護者啓発 目 的 児童が質的 量的に高まった家庭学習をするために, 保護者に対して次の働きかけをして学校の取組を効果的に進める 1 啓発活動により理解を深めて協力を得る 2 保護者の取組意識を高める 取 組 1 専門の講師による情報提供 講演会 2 学校の方針や児童の様子を知らせる 学校だより 学年通信 3 情報交換の場の設定 学級懇談 実践内容講演会 子どもの やる気スイッチ を入れるには ( 講師中国心理診断センター岡野一泰洋氏 ) 児童のつまずきに着目した適切な家庭学習支援について ( 講師ベネッセコーポレーション平田洋子氏 ) 学校だより 学年通信 家庭学習アンケートの結果や家庭学習強化週間の児童の取組, 家庭学習の大切さ等について保護者に知らせた 学級懇談 アンケート結果や家庭学習の取組の様子について担任が紹介 各家庭で工夫しているところや配慮していること, 取組の様子等の情報交換を行った 環境づくり 自主学習ノートを教室や廊下に掲示して, よい取組の実際を紹介 保護者だけでなく, 児童の取組の参考になっている 保護者の意識の変化 様々な取組や活動意識の高まり家庭学習の定着 習慣化 充実よい生活習慣の確立児童の学力向上保護者の取組前や取組直後の意識 学校で指導してほしい 強化週間はありがたい現在の意識 自分で計画を立てたり, 自主学習の内容を決めたりすることが, 少しずつできるように親子で取り組んでいます 家庭でもしっかり学習の様子を見ていこうと思います テレビ ゲームをする時間をきちんと決めてする 勉強時間を増やすように決めていこうと思います 継続的な見守り 支援

成果と今後の取組 保護者との連携により, 家庭学習の環境 ( 空間的 時間的環境 人的環境 ) が整ってきた 家庭学習の手引き参考にする児童 8,2% 増 ( 小学校 ) 保護者の意識が高まり, 内容の充実に向けての意欲的な考えや取組が増えてきた 保護者の見守りにより, 子どもの学習意欲の高まりと確実な取組みが見られる 家庭学習の時間 ( 平日 ) の各学年の目標を達成できている児童 6% 増 ( 小学校 ) 今後も保護者への啓発活動を積極的に進め, 連携して家庭学習の充実やよりよい生活習慣の定着を図りたい