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12 重度訪問介護重度障害者等の場合 ( 重度訪問介護 Ⅰ)

Catalog No.AR006-e DIN EN ISO 9001 JIS Z 9901 Certificate: 販売終了


北河内 2 次予選 13 BI 14 BJ BE BF BG BH BA BB BC BD E 負 X 勝 G 負 V 勝 M 負 P 勝 O 負 N 勝 U 負 H 勝 W 負 F 勝 BS BT BO BP BQ BR BK BL BM BN AC 負 AV 勝 AE 負 AT 勝

1/68 A. 電気所 ( 発電所, 変電所, 配電塔 ) における変圧器の空き容量一覧 平成 31 年 3 月 6 日現在 < 留意事項 > (1) 空容量は目安であり 系統接続の前には 接続検討のお申込みによる詳細検討が必要となります その結果 空容量が変更となる場合があります (2) 特に記載

H :10~15:40 新潟県 鐘木 新潟テルサ多目的ホール 1,500 名 事業者向け改正 軽減税率制度説明会開催前に新潟市北区及び中央区の源泉徴収義務者向け が開催されます 法人課税第一部門 (* お電話の際は 音声ガイダンスに沿って 2 を選択してください )

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2 (1) a = ( 2, 2), b = (1, 2), c = (4, 4) c = l a + k b l, k (2) a = (3, 5) (1) (4, 4) = l( 2, 2) + k(1, 2), (4, 4) = ( 2l + k, 2l 2k) 2l + k = 4, 2l

() () () () () 175 () Tel Fax

 

2.ポイント 表 ポイントランキングのポイントは 記 のポイント 表 を 使 用 いたします ク レート A B C D E F G H I J K L M N 優 勝

1 1 3 ABCD ABD AC BD E E BD 1 : 2 (1) AB = AD =, AB AD = (2) AE = AB + (3) A F AD AE 2 = AF = AB + AD AF AE = t AC = t AE AC FC = t = (4) ABD ABCD 1 1

流域番号 阿賀野市 阿賀町 新潟市 新潟市 新潟市 加茂市 飯山新 平堀 南区白根 秋葉区新保 江南区横越中央 八幡 その他の井戸 生活用水井戸 生活用水井戸 生活用水井戸 生活

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2. ポイント表ポイントランキングのポイントは下記のポイント表を使用いたします ク レート A B C D E F G H I J K L M N 優勝 準優勝

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課題

新潟県の自殺の現状 平成 27 年の本県の自殺者数は厚生労働省の人口動態統計によると 504 人です 自殺者数の推移を見ると 平成 10 年に国と同様 中高年男性を中心とした自殺者の急増があり 当時は県内で 800 人を超える方が毎年自ら死を選択されるという状況でした 以後漸減し 平成 27 年の

0 スホ ンサー 5 1 新潟県 15 CD 店名部数配布数 CD 店名部数配布数 CD 店名部数配布数 CD 店名部数配布数 CD 店名部数配布数 本町 (SN) 1, 北部 石山西 (MN) ( 廃店 ) 010 中央 ( 廃店 ) 010 万代 (

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2001 Mg-Zn-Y LPSO(Long Period Stacking Order) Mg,,,. LPSO ( ), Mg, Zn,Y. Mg Zn, Y fcc( ) L1 2. LPSO Mg,., Mg L1 2, Zn,Y,, Y.,, Zn, Y Mg. Zn,Y., 926, 1


Z...QXD (Page 1)

BD = a, EA = b, BH = a, BF = b 3 EF B, EOA, BOD EF B EOA BF : AO = BE : AE, b : = BE : b, AF = BF = b BE = bb. () EF = b AF = b b. (2) EF B BOD EF : B

平成 26 年繁殖計画 ( 案 ) 2 繁殖ペアの考え方 繁殖成績の不良で ペアの相性または雌雄どちらかの個体に問題があると考えられるペアは解消し 共祖係数および平均共祖係数を参考にしつつ 新規ペアを形成する 分散飼育地における飼育個体の遺伝的多様性を確保するために ホアヤン イーシュイの子や孫を含

<4D F736F F D A838CA78B438FDB91AC95F15F8A6D92E894C55F323193FA94F78F4390B32E646F63>

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1. 2 P 2 (x, y) 2 x y (0, 0) R 2 = {(x, y) x, y R} x, y R P = (x, y) O = (0, 0) OP ( ) OP x x, y y ( ) x v = y ( ) x 2 1 v = P = (x, y) y ( x y ) 2 (x

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<4D F736F F D20422D38208F6F89D B835E82F088EA8A87936F985E82B582DC82B582E582A F80816A2E646F63>

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II 2 3.,, A(B + C) = AB + AC, (A + B)C = AC + BC. 4. m m A, m m B,, m m B, AB = BA, A,, I. 5. m m A, m n B, AB = B, A I E, 4 4 I, J, K

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IMO 1 n, 21n n (x + 2x 1) + (x 2x 1) = A, x, (a) A = 2, (b) A = 1, (c) A = 2?, 3 a, b, c cos x a cos 2 x + b cos x + c = 0 cos 2x a

北河内 2 次予選 13 BI 4 日 14 BJ 3 日 BE 4 日 BF 4 日 BG 3 日 BH 3 日 BA 4 日 BB 4 日 BC 3 日 BD 3 日 E 負 X 勝 G 負 V 勝 M 負 P 勝 O 負 N 勝 U 負 H 勝 W 負 F 勝 ミュートス交野 Tiamo 交野

さくらの個別指導 ( さくら教育研究所 ) a a n n A m n 1 a m a n = a m+n 2 (a m ) n = a mn 3 (ab) n = a n b n a n n = = 3 2, = 3 2+

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x V x x V x, x V x = x + = x +(x+x )=(x +x)+x = +x = x x = x x = x =x =(+)x =x +x = x +x x = x ( )x = x =x =(+( ))x =x +( )x = x +( )x ( )x = x x x R

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状況を適切に把握したうえで 科学的かつ計画的な個体数管理や被害管理の方針を定める必要がある そこで本研究では 兵庫県に生息するニホンザルの個体数調査を行い 個体数とその増減の傾向を把握するとともに 地域絶滅防止と被害抑制の観点から保護管理上留意すべき点について考察した 2. 方法 図 1 兵庫県のニ

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0.6 A = ( 0 ),. () A. () x n+ = x n+ + x n (n ) {x n }, x, x., (x, x ) = (0, ) e, (x, x ) = (, 0) e, {x n }, T, e, e T A. (3) A n {x n }, (x, x ) = (,

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Transcription:

野生下のトキの状況等 1. 第 16 回 第 17 回放鳥トキの様子第 16 回放鳥については 6 月 2 日 ~4 日の3 日間で 18 羽 ( 8 羽 1 羽 ) のトキが順化ケージから飛翔した 放鳥から3ヶ月以上経過した現在 12 羽が島内で確認されている ( 表 1) 従来 春放鳥については オスの割合を多くしているが 春放鳥の個体の生存率が高い状況をふまえ 野生下で生存個体数の少ないメスの割合を増やした放鳥を行ったものの 6 羽が居場所不明 (2ヶ月以上 6ヶ月未満未確認 ) となっており 6 月に放鳥した事例の中では生存率が比較的低い値となる可能性がある ( 表 3) 第 17 回放鳥については 9 月 22 日の1 日で19 羽 ( 14 羽 5 羽 ) のトキが順化ケージから飛翔した ( 表 2) 放鳥開始後 約 4 時間半で全ての個体が順化ケージから飛び立ち 放鳥に要した時間はソフトリリースでの放鳥において過去最短であった 放鳥トキ個体一覧について別表 1にまとめた 表 1 第 16 回放鳥個体の状況 (217 年 9 月 23 日時点 ) 番号孵化施設 生まれ年性別系統孵化 育雛形態最近の行動 278 いしかわ 214 AU 自然 自然 既存の群れに合流 ( 新穂地区 ) 279 いしかわ 214 I 人工 人工 居場所不明 28 いしかわ 214 I 人工 人工 既存の群れに合流 ( 両津 新穂地区 ) 281 いしかわ 214 AU 人工 自然 居場所不明 282 多摩 215 K 人工 人工 居場所不明 283 多摩 215 AT 人工 人工 居場所不明 284 長岡 215 BC 人工 自然 既存の群れに合流 ( 羽茂地区 ) 285 センター 215 BE 人工 自然 既存の群れに合流 ( 両津 新穂地区 ) 286 出雲 215 AF 人工 自然 居場所不明 287 ふれあい 216 AO 自然 自然 既存の群れに合流 ( 真野 相川地区 ) 288 出雲 216 AF 自然 自然 既存の群れに合流 ( 両津地区 ) 289 ST 216 BB 自然 自然 既存の群れに合流 ( 新穂地区 ) 29 ST 216 BJ 自然 自然 既存の群れに合流 ( 羽茂地区 ) 291 ST 216 BB 自然 自然 既存の群れに合流 ( 羽茂地区 ) 292 ST 216 AE 自然 自然 居場所不明 293 多摩 216 AD 人工 自然 既存の群れに合流 ( 新穂 金井地区 ) 294 ST 216 AE 自然 自然 既存の群れに合流 ( 羽茂地区 ) 295 センター 216 BB 自然 自然 既存の群れに合流 ( 両津 新穂地区 ) 1

表 2 第 17 回放鳥個体 放鳥回番号孵化施設生まれ年性別系統孵化 育雛形態 17 296 いしかわ 213 I 人工 人工 17 297 いしかわ 213 I 人工 人工 17 298 センター 214 AE 人工 自然 17 299 センター 214 AP 人工 自然 17 3 いしかわ 214 AU 人工 自然 17 31 ST 214 U 自然 自然 17 32 多摩 214 K 人工 自然 17 33 長岡 214 AL 自然 自然 17 34 長岡 214 AR 人工 人工 17 35 ST 215 BD 自然 自然 17 36 ふれあい 215 AO 自然 自然 17 37 センター 215 BB 人工 自然 17 38 いしかわ 215 AU 人工 自然 17 39 いしかわ 215 AU 人工 自然 17 31 センター 215 BE 人工 自然 17 311 出雲 216 AF 自然 自然 17 312 出雲 216 AF 自然 自然 17 313 ST 216 BJ 自然 自然 17 314 多摩 216 AD 人工 自然 第 17 回放鳥 No.31 刈田に降りたトキ 2

表 3 過去の放鳥結果 (217 年 9 月 23 日時点 ) 放鳥数 ( 羽 ) 訓練生存率 % 本州放鳥所要放鳥回期間開始日日数オメ合飛来 ( 月 ) 3 ヶ月 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年スス計 ( 羽 ) 1 28.9.25 1 5 5 1 7~14 8. 7. 5. 4. 4. 4. 4 2 29.9.29 5 8 11 19 ~8 73.7 63.2 52.6 31.6 31.6 31.6 3 3 21.11.1 6 8 5 13 3 55.6 44.4 33.3 33.3 33.3 33.3 2 4 211.3.1 4 1 8 18 3 66.7 66.7 61.1 55.6 55.6 5. 5 211.9.27 2 11 7 18 3 88.9 77.8 77.8 77.8 72.2 72.2 6 212.6.8 3 1 3 13 3 92.3 61.5 61.5 38.5 3.8 3.8 7 212.9.28 4 3 14 17 3 52.9 41.2 23.5 17.6 11.8 8 213.6.7 4 13 4 17 3 88.2 82.4 52.9 41.2 35.3 9 213.9.27 3 3 14 17 3 76.5 52.9 35.3 35.3 1 1 214.6.6 1 11 6 17 3 1 64.7 64.7 52.9 1 11 214.9.26 3 4 14 18 3 88.9 61.1 44.4 12 215.6.5 1 15 4 19 3 1 89.5 78.9 13 215.9.25 1 2 17 19 3 78.9 57.9 1 14 216.6.1 4 16 2 18 3 1 88.9 1 15 216.9.23 2 5 14 19 3 84.2 78.9 2 16 217.6.2 3 8 1 18 3 (66.7) 17 217.9.22 1 14 5 19 3 計 146 143 289 82.6 66.7 53.5 41.8 38. 38.5 15 第 3 回放鳥の生存率は放鳥時 歳の個体 4 羽を除いて計算 2. 野生下におけるトキの確認状況現在 野生下におけるトキの推定個体数は 299 羽である ( 表 4) その内訳は放鳥トキが 158 羽 野生下で誕生したトキが 141 羽となっている なお 佐渡島内における定着数は 188 羽である 足環を装着した野生生まれ個体の生存率を表 5に示す 放鳥トキ 表 4 野生下のトキの推定個体数 (217 年 9 月 23 日時点 ) 生年不明 ( 足環なし ) 213 年 生まれ 野生生まれ 214 年 生まれ 215 年 生まれ 216 年 生まれ 合計羽数 289 82 4 16 9 28 37 217 年 生まれ 生存扱い 158 62 4 1 6 23 36 299 行方不明扱い 7 - - - - 5-12 死亡扱い 12 - - 5 3 - - 11 死亡 ( 死体確認 ) 18 4-1 - - 1 24 保護 収容 4 - - - - - - 4 行方不明扱い =6 ヶ月以上 1 年未満未確認 / 死亡扱い =1 年以上未確認 生年不明 ( 足環なし ) の生存扱い個体数は推定値 計 3

表 5 野生生まれ個体の生存率 (217 年 9 月 23 日時点 ) 野生生まれ巣立ち数 ( 羽 ) 生存率 % 標識個体オスメス合計 3 ヶ月後 1 年後 2 年後 3 年後 4 年後 本州飛来 ( 羽 ) 213 年生まれ 1 3 4 1 1 1 1 1 214 年生まれ 1 6 16 81.3 62.5 62.5 62.5 1 215 年生まれ 5 4 9 77.8 77.8 66.7 216 年生まれ 15 13 28 1. 82.1 2 217 年生まれ 15 22 37 97.3 計 46 48 94 93.6 77.2 69. 7. 1 3 (1) 生息区域 1 佐渡島内における生息状況現在 佐渡島内で確認されているのは 298 羽となっている 第 16 回 第 17 回放鳥個体及び今年生まれの幼鳥が群れに合流するなどし 新穂 両津 金井地区で 168 羽が生息しているほか 真野 畑野 佐和田 相川地区で 36 羽 羽茂地区で2 羽が生息している このほかに足環のない個体が 62 羽程度生息していると推定される ( 表 6 及び図 1) 表 6 各生息範囲内における個体構成 (217 年 9 月 23 日時点 ) 生息範囲羽数オスメス 性別不明 ( 野生生まれ ) 新穂 両津 金井地区 真野 畑野 佐和田 相川地区 羽茂地区 168 羽 36 羽 2 羽 8 23 5 67 85 87 91 92 98 16 17 11 135 136 143 161 17 172 174 177 179 187 176 24 25 27 211 212 213 214 221 233 241 242 244 248 249 251 252 253 254 255 256 257 26 263 267 288 289 293 295 296 297 298 299 3 31 33 34 35 36 37 38 39 31 A2 A18 A19 A25 A32 A34 A39 A4 A43 A48 A5 A53 A55 A57 A59 A6 B2 B3 B6 B7 B12 B14 B15 B21 B3 B35 B36 B38 33 68 72 74 138 26 216 25 261 A9 A16 A22 A28 A35 B16 11 48 84 86 9 238 246 29 291 294 A42 B31 B33 25 26 66 93 95 97 114 12 148 149 154 156 157 163 181 182 183 184 19 192 199 2 21 23 217 218 22 224 23 232 234 237 258 259 265 266 268 272 274 275 277 278 28 285 32 311 312 313 314 A11 A21 A26 A33 A45 A54 A62 B1 B5 B8 B1 B11 B13 B17 B18 B19 B2 B22 B23 B24 B25 B26 B32 B34 B37 B39 38 78 96 127 223 227 239 24 264 287 A1 A3 A4 A1 A14 A23 A36 A37 A44 A47 A58 69 79 134 273 284 A24 B29 62 羽 本州 1 羽 276 居場所不明 12 羽 81 29 292 A13 A38 27 279 281 282 283 286 B27 計 299 羽 126 羽 111 羽 62 羽 太字は今年生まれの幼鳥を示す 2 ヶ月以上未確認の個体を居場所不明としている 6 ヶ月以上未確認の個体は表中に含めていない 性別不明の個体数は 足環のない個体の推定個体数を示す 4

資料2 図1 トキの確認状況 21 217 ②本州における確認状況 現在 本州では1羽 No.276 のみが確認されている No.276 は 216 年 1 月 13 日に新潟県長岡市 で観察されたのち一度佐渡に戻り 217 年4月 11 日より再び長岡市に飛来した 7月2日から7月 3 日には長野県に滞在し 9月9日から 1 日にかけて新潟県上越市で観察されたのち 9月 16 日ご ろから妙高市で観察されている 214 年以降 本州に飛来するトキの個体数は年3 5個体程度で推移している 本州トキ飛来記録 について図2及び別表2に示す 図2 本州における飛来記録 28 217 5

(2) 性齢 系統構成 1 性齢構成足環のないトキを除き野生下で生存しているトキはオス 126 羽 メス 111 羽であり オス : メス= 53:47 となっている そのうち雌雄判定を行った野生生まれの生存個体 ( 足環装着個体 ) はオス4 羽 メス4 羽で雌雄が等しくなっている 齢構成についてはピラミッド型の分布に近づきつつある ( 図 3) 年齢 12 11 1 9 8 7 6 5 4 3 22 2 1 22 12 11 15 15 9 6 6 3 3 2 1 2 4 5 8 9 13 14 15 19 21 12 11 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 7 8 12 15 足環のないトキ 4 25 15 5 5 15 25 個体数 2 4 巣立ち数 図 3 現在確認できている個体の性齢構成 (217 年 9 月 23 日時点 ) 2 系統構成野生下で生存する放鳥トキの遺伝子構成と系統内訳を表 7 及び表 1に 第 16 回 第 17 回放鳥個体の遺伝子構成を表 8に 野生生まれトキの遺伝子構成と系統内訳を表 9 及び表 11 に示した 野生下で生存する 299 羽全個体がヤンヤン ヨウヨウ メイメイの子孫である 一方 イーシュイの子孫は 26 羽 ホアヤンの子孫は 34 羽であり 生存個体の 1 割程度である 野生下に生存する放鳥トキにおけるイーシュイ ホアヤンのファウンダー貢献度および血縁占有度はヤンヤン ヨウヨウ メイメイの 1/1 程度に留まっている また 野生生まれトキにおけるイーシュイ ホアヤンのファウンダー貢献度および血縁占有度ついてはヤンヤン ヨウヨウ メイメイの 1/1 程度であり 次世代に受け継がれた遺伝子としては極めて低い値となっている 現在 イーシュイとホアヤン系統の個体を多く放鳥する方針であることから 第 16 回 第 17 回放鳥においては イーシュイの子孫 1 羽 ホアヤンの子孫 8 羽を放鳥している これによってファウンダー貢献度はそれぞれ 1~1.5 程度増加しているものの 依然としてファウンダー貢献度が低い状況にある 表 7 野生下で生存する放鳥トキの遺伝子構成 (217 年 9 月 23 日時点 ) ヤンヤンヨウヨウメイメイイーシュイホアヤン 生存している子孫数 158 158 158 24 32 ファウンダー貢献度 53.8 54.5 4. 4.5 5.3 血縁占有度 34.% 34.5% 25.3% 2.8% 3.3% 生存している子孫数 : わずかでもそのファウンダーの遺伝子を含む個体を子孫とした ファウンダー貢献度 : 生存している個体群に受け継がれたファウンダーごとの対立遺伝子割合 各ファウンダーからのみ由来する個体数と等価 血縁占有度 : ファウンダー由来の対立遺伝子の割合 6

表 8 第 16 回 第 17 回放鳥個体の遺伝子構成 ヤンヤンヨウヨウメイメイイーシュイホアヤン 子孫数 37 37 37 1 8 ファウンダー貢献度 12. 12.8 9.8 1.5 1. 血縁占有度 32.4% 34.5% 26.4% 4.1% 2.7% 表 9 野生生まれトキの遺伝子構成 (217 年 9 月 23 日時点 ) ヤンヤンヨウヨウメイメイイーシュイホアヤン 巣立った子孫数 169 169 169 8 5 生存している子孫数 73 73 73 2 2 ファウンダー貢献度 22.5 22.5 15..3.3 血縁占有度 37.2% 37.2% 24.8%.4%.4% 巣立った子孫は足環のない幼鳥を含む数 生存している子孫個体数は足環を装着した個体のみについての数 親が足環のないトキの場合 その個体の遺伝子は除いて算出 足環のないトキ同士の繁殖による幼鳥は系統不明であるため 表には含んでいない 足環のないトキが 62 羽程度生存していると推定されるため 血縁占有度 ファウンダー貢献度は見かけの数である 7

飼育ペア 飼育施設 表 1 放鳥トキ系統内訳 (217 年 9 月 23 日時点 ) 父親母親生存オス生存メス D センター 35B 26A 1 E センター 27A 4B 11 38 96 3 18 F センター 2A 48B 48 5 135 177 221 148 163 22 234 9 14 G 多摩 28A 23B 136 97 2 14 I いしかわ 33A 52B 8 17 174 187 241 242 257 261 296 297 12 157 224 227 279 28 16 25 J ST 71B 32A 2 K 多摩 34A 58B 81 86 91 233 66 154 282 32 8 17 L センター 62B 5A 6 M センター 8B 36A 23 67 68 72 74 17 172 179 93 95 1 18 N 出雲 37A 68B 33 85 138 143 216 251 127 2 8 14 O ST 39A 1B 87 1 1 P ST 96B 53A 84 16 25 25 26 192 6 15 S センター 35B 14A 9 1 2 T ST 86A 115B 98 161 211 254 78 114 182 183 184 239 1 12 U ST 16B 129A 92 11 176 31 69 149 276 7 12 W ST 71B 87A 79 19 2 6 X いしかわ 88A 139B 6 Y 長岡 164Q 163A 26 246 26 21 223 5 12 Z 多摩 182Q 157B 244 232 2 4 AD 多摩 89A 23B 214 293 258 259 268 314 6 11 AE ST 15A 1B 24 25 292 294 298 5 6 AF 出雲 144A 195B 252 288 134 275 286 311 312 7 15 AG ST 212A 193R 255 256 263 156 181 199 24 7 9 AI センター 62B 286Z 23 1 1 AK 出雲 178B 269Q 27 29 2 3 AL 長岡 219B 288Z 248 249 33 27 272 5 6 AM センター 245Q 258R 264 1 1 AN センター 265R 54A 237 1 2 AO ふれあい 35B 241Y 238 36 265 266 274 287 6 6 AP ST 238Y 36A 212 299 2 2 AR 長岡 283Z 341R 34 1 1 AS ST 32W 29Y 217 218 2 2 AT 多摩 316Y 345R 283 1 1 AU いしかわ 333AG 139B 213 253 267 3 38 39 23 278 281 9 1 AW いしかわ 322R 41Y 277 1 2 BB ST 212A 19B 289 291 295 37 4 4 BC 長岡 283Z 378AA 284 1 1 BD ST 38Y 53A 35 273 2 2 BE ST 41AA 247B 31 285 2 2 BJ ST 394B 129A 29 313 2 2 ハ ST 121I 112D 1 死亡した個体及び 6 ヶ月以上未確認の個体は掲載していない 青塗りの個体がホアヤン系統 緑塗りがイーシュイ系統 生存数 放鳥数 8

ペア 父親系統 母親系統 表 11 野生生まれトキ系統内訳 (217 年 9 月 23 日時点 ) 生存オス 9 生存メス 足環装着個体生存数 8/25 I P A18 A19 2 足環なし個体巣立ち数 23/26 M P 5 33/38 N E A9 A1 A1 3 9 48/53 F N 3 67/8 M N A2 A16 A3 A4 A26 5 3 67/95 M M 4 68/78 M T A34 A35 A36 A37 4 9 72/153 M M 4 74/NR M γ A13 A28 A5 B12 B14 B15 A14 B13 8 1 81/66 K K B8 1 4 85/93 N M B2 1 86/134 K AF A25 A42 B33 A24 B32 5 91/156 K AG 2 91/181 K AG 1 98/156 T AG A32 A6 2 3 16/182 P T A59 A58 2 17/154 M K 5 11/163 U F 4 136/NR G γ B38 A62 B37 B39 4 161/149 T U A46 A48 B2 B3 A47 B1 6 2 162/163 T F A22 A21 2 172/NR M γ B6 B7 B5 3 24/12 AE I B23 B24 B25 B26 4 25/192 AE P A33 B19 2 29/A26 AK M/N B27 1 211/A4 T M/N B3 B31 B29 3 A9/239 N/E T 2 A13/A11 M/γ γ/n 1 A18/148 I/P F B21 B22 2 A19/22 I/P F B1 B11 2 A22/127 T/F N B35 B36 B34 3 A28/NR M/γ γ 2 NR/96 γ E A38 A39 A4 3 3 NR/127 γ N A11 1 3 NR/148 γ F A57 1 NR/21 γ Y A23 1 3 NR/227 γ I A55 1 NR/A1 γ N/E 2 NR/A14 γ M/γ A53 A54 2 3 NR/A21 γ T/F 3 NR/NR γ γ A43 B16 A44 A45 B17 B18 6 1 青塗りの個体がホアヤン系統 緑塗りがイーシュイ系統である 死亡した個体及び 6 ヶ月以上未確認の個体は掲載していない 足環のない個体は 62 羽が生存していると推定される 野生生まれの足環のない親の系統は γ とする 足環のないトキについては個体を特定できていないが 足環を装着したトキと繁殖した場合及び足環のないトキ同士で繁殖した場合 便宜上 同一のペアとして示している

3. トキの個体数把握を目的としたモニタリング実施状況報告 トキの個体数増加に伴い 足環判読により個体ごとの生存状況を把握している現状のモニタリング手法では 将来的に生存個体の見落としが生じるなど 個体数把握が難しくなる可能性がある そのため 有効なモニタリング手法を検討していく必要がある 個体数把握の手法として 215 年より ねぐら出一斉カウント調査 を試行しているため モニタリング手法の検討事例として報告する ねぐら出一斉カウント調査について 1 実施概要ねぐら出一斉カウント調査は ねぐらから飛び立つトキの個体数を佐渡島内で一斉にカウントし その合計数をもとに島内に生息するトキの個体数を算出するものである 過去のモニタリング結果において 集団ねぐらを利用する個体が9 月と 11 月に最も多くなる傾向があることから 215 年以降 9 月と 11 月に調査を試行している ねぐらの場所は事前の予備調査によって把握した上で 予備調査で確認されたねぐらのほかに 過去に集団ねぐらが形成された記録のある場所を調査地点とした 各地点に1~3 名の調査者を配し 日の出約 3 分前からトキのねぐら出完了まで個体数のカウントを行った ( 表 12) なお 調査人員の都合 佐渡島内の全てのねぐらを一斉にカウントすることは困難であったため 佐渡島内を3 地域 ( 両津 新穂 金井地区 真野 畑野 佐和田 相川地区 羽茂 小木 赤泊地区 ) に分けて調査を実施した また トキの集中的な分布域から離れた1 羽程度のねぐらについては 早朝のカウントではなく ねぐら入り等の観察によって補足的に同日中の確認を試みた 表 12 ねぐら出一斉カウントの実施状況 調査日 のべ調査者数 調査地点数 215 年 9 月 14, 17 日 24 2 11 月 19, 24, 25 日 24 19 216 年 9 月 13, 14, 15 日 36 26 11 月 22, 24, 25 日 32 23 217 年 9 月 14, 15, 19 日 37 3 2 調査結果および推定個体数調査結果について表 13に示す 佐渡島内 1~16 箇所において 134~255 羽がカウントされ ねぐら出一斉カウント調査による結果からも確認個体数の経年的な増加が確認された 従来のモニタリング手法である足環の判読によって2ヶ月以内に生存が確認できている個体数のうち 84~1% が確認されている なお 一斉カウントによる確認割合は 11 月よりも9 月の調査で高くなった ( 表 12) 1

表 13 ねぐら出一斉カウント調査結果 215 年 9 月 215 年 11 月 216 年 9 月 216 年 11 月 217 年 9 月 佐渡島内生存個体数 149 156 197 213 28 居場所不明個体を除いた佐渡島内生存個体数 134 149 19 27 267 ねぐら出一斉カウントによる確認個体数 134 14 182 174 255 確認ねぐら数 1 1 14 16 14 一斉カウントに基づく確認割合 1 1% 94.% 95.8% 84.1% 95.5% 佐渡島内生存個体数及び居場所不明個体を除いた生存個体数は各ねぐら出一斉カウントの調査初日時点の値 1 調査手法の比較のため 居場所不明個体 ( 足環判読による調査で 2 ヶ月以上未確認 ) を除いた生存個体数に対する確認割合を示す さらに カウント結果をもとに状態空間モデルによる個体数のベイズ推定を試みた その結果 推定された個体数は佐渡島内の生存個体数の公表値とほぼ一致した ( 図 4) そのため ねぐら出一斉カウント調査はトキの個体数把握上有効な手法であると考えられるものの トキの個体数増加とともに ねぐら箇所数も増加傾向にあることから 長期的な有効性については継続的に分析 検討する必要があると考えられる 35 3 ねぐら出カウントに基づく推定個体数 ( 平均値と 95%CI) 個体数 25 2 15 1 5 佐渡島内生存個体数 28 29 21 211 212 213 214 215 216 217 調査年 図 4 状態空間モデルによる個体数推定の例 (28~217) 214 年までは従来のモニタリングにおいて把握したねぐら出個体数をもとに推定を実施 11

個体番号 生年 年齢 性別 放鳥回 PTT 別表 1 放鳥トキ個体一覧 系統 孵化形態 12 育雛形態 孵化施設 営巣確認年 8 26 11 2 I 自然自然センター 1~17 14 11 26 11 1 E 自然自然センター 1~17 繁殖成功年 23 28 9 2 M 人工人工センター 11~17 12, 17 25 28 9 2 P 自然自然 ST 1~17 14 26 28 9 2 P 自然自然 ST 1~17 12, 17 33 28 9 2 N 自然自然 ST 11~17 13~17 38 27 1 3 E 人工自然 ( 仮親 ) センター 11~17 13~17 48 27 1 3 F 自然 自然 センター 11~17 12 5 27 1 3 F 自然 自然 センター 11~16 66 29 8 4 K 人工 人工 多摩 12~14, 16, 17 14, 17 67 29 8 4 M 人工自然 ( 仮親 ) センター 12~17 12~15, 17 68 29 8 4 M 人工自然 ( 仮親 ) センター 12~17 14~17 69 29 8 4 U 人工自然 ( 仮親 ) センター 12~17 72 29 8 4 M 人工 人工 センター 12~16 14 74 29 8 4 M 人工 人工 センター 12~17 14~17 78 21 7 4 T 自然 自然 ST 12~17 14~17 79 21 7 4 W 自然 自然 ST 12~17 81 27 1 5 K 自然自然 ( 仮親 ) センター 13, 14, 16, 17 14, 17 84 29 8 5 P 自然 自然 ST 14, 16 85 29 8 5 N 自然 自然 ST 12~17 17 86 29 8 5 K 人工 人工 多摩 14~17 14~17 87 29 8 5 O 人工 人工 センター 14, 17 9 29 8 5 S 人工自然 ( 仮親 ) センター 15~17 91 29 8 5 K 人工 人工 多摩 13~17 14, 17 92 29 8 5 U 人工 人工 センター 12~17 93 29 8 5 M 人工 人工 センター 12~17 17 95 21 7 5 M 人工自然 ( 仮親 ) センター 12~17 17 96 21 7 5 E 人工自然 ( 仮親 ) センター 12~17 16, 17 97 21 7 5 G 人工 人工 多摩 14, 17 98 21 7 5 T 自然 自然 ST 13~17 15~17 16 21 7 6 P 人工 人工 センター 14~16 16 17 21 7 6 M 人工自然 ( 仮親 ) センター 13~17 16, 17 11 21 7 6 U 自然 自然 ST 13, 14, 16, 17 16, 17 114 211 6 6 T 自然自然 ( 仮親 ) ST 13~16 12 21 7 7 I 人工 人工 いしかわ 13, 14, 16, 17 17 134 211 6 7 AF 人工 自然 出雲 13~17 14~17 135 26 11 8 F 自然 自然 センター 16, 17 136 29 8 8 G 人工自然 ( 仮親 ) 多摩 15~17 16, 17 138 211 6 8 N 人工 人工 出雲 15~17 143 211 6 8 N 人工 人工 出雲 14~17 148 212 5 8 F 自然自然 ( 仮親 ) センター 15~17 16, 17 149 212 5 8 U 自然 自然 ST 14~17 15~17 154 29 8 9 K 人工自然 ( 仮親 ) 多摩 15~17 15, 16

13 156 211 6 9 AG 自然 自然 センター 14~17 14~17 157 21 7 9 I 人工 人工 いしかわ 14~17 127 211 6 9 N 人工 人工 出雲 14~17 14, 16, 17 161 211 6 9 T 自然 自然 ST 15~17 15~17 163 211 6 9 F 自然 自然 センター 14~17 14, 16, 17 17 211 6 1 I 人工 自然 いしかわ 17 172 211 6 1 M 人工 自然 センター 16, 17 17 174 211 6 1 I 人工 人工 いしかわ 17 177 212 5 1 F 自然 自然 センター 15~17 179 212 5 1 M 人工 自然 センター 16, 17 181 213 4 1 AG 自然 自然 ST 16, 17 17 182 213 4 1 T 自然 自然 ST 16, 17 16 183 213 4 1 T 自然 自然 ST 15~17 184 213 4 1 T 自然 自然 ST 16~17 187 212 5 11 I 自然 人工 いしかわ 16, 17 19 21 7 11 W 人工 自然 センター 17 192 212 5 11 P 自然 自然 ST 16, 17 16, 17 199 212 5 11 AG 自然 自然 センター 15~17 2 212 5 11 N 人工 自然 出雲 15~17 21 212 5 11 Y 人工 自然 長岡 15~17 15, 16 23 213 4 11 AI 人工 自然 センター 16, 17 176 212 5 12 U 自然 自然 ST 17 24 212 5 12 AE 自然 自然 センター 16, 17 17 25 212 5 12 AE 自然 自然 センター 16, 17 16, 17 26 212 5 12 Y 人工 自然 長岡 17 27 213 4 12 AK 自然 自然 出雲 29 213 4 12 AK 自然 自然 出雲 17 17 211 213 4 12 T 自然 自然 ST 16, 17 17 212 213 4 12 AP 自然 自然 ST 16, 17 213 213 4 12 AU 自然 自然 いしかわ 16, 17 214 213 4 12 AD 人工 自然 多摩 16, 17 216 213 4 12 N 人工 自然 出雲 17 217 214 3 12 AS 自然 自然 ST 16, 17 218 214 3 12 AS 自然 自然 ST 16, 17 22 214 3 12 F 人工 自然 センター 17 17 221 214 3 12 F 人工 自然 センター 223 21 7 13 Y 人工 人工 センター 224 212 5 13 I 人工 人工 いしかわ 16, 17 227 212 5 13 I 人工自然 ( 仮親 ) いしかわ 16, 17 16 23 213 4 13 AU 自然 自然 いしかわ 16 232 213 4 13 Z 人工 自然 多摩 16, 17 233 213 4 13 K 人工 自然 多摩 234 213 4 13 F 自然 自然 センター 16, 17 237 213 4 13 AN 人工 自然 センター 17 238 214 3 13 AO 自然 自然 ふれあい 17 239 214 3 13 T 自然 自然 ST 17 17 24 214 3 13 AG 自然 自然 ST 17 241 212 5 14 I 人工 人工 いしかわ 242 212 5 14 I 人工 人工 いしかわ

244 212 5 14 Z 人工 自然 多摩 246 213 4 14 Y 人工 人工 長岡 248 213 4 14 AL 自然 人工 長岡 249 213 4 14 AL 人工 人工 長岡 25 213 4 14 P 自然自然 ( 仮親 ) ST 251 214 3 14 N 人工 自然 出雲 252 214 3 14 AF 人工自然 ( 仮親 ) 出雲 253 214 3 14 AU 自然 自然 いしかわ 17 254 214 3 14 T 自然 自然 ST 17 255 214 3 14 AG 自然 自然 ST 17 256 214 3 14 AG 自然 自然 ST 257 214 3 14 I 自然 自然 いしかわ 258 215 2 14 AD 人工 自然 多摩 259 215 2 14 AD 人工 自然 多摩 17 26 21 7 15 Y 人工 人工 センター 261 21 7 15 I 人工 人工 いしかわ 263 212 5 15 AG 自然 自然 ST 17 264 213 4 15 AM 人工 自然 センター 265 214 3 15 AO 自然 自然 ふれあい 266 214 3 15 AO 自然 自然 ふれあい 17 267 214 3 15 AU 自然 人工 いしかわ 268 214 3 15 AD 人工 自然 多摩 17 27 214 3 15 AL 自然自然 ( 仮親 ) 長岡 17 272 214 3 15 AL 自然 自然 長岡 17 273 215 1 15 BD 自然 自然 ST 274 215 2 15 AO 自然 自然 ふれあい 275 215 2 15 AF 自然 人工 出雲 276 215 2 15 U 人工 自然 センター 277 215 2 15 AW 人工 自然 いしかわ 278 214 3 16 AU 自然 自然 いしかわ 279 214 3 16 I 人工 人工 いしかわ 28 214 3 16 I 人工 人工 いしかわ 281 214 3 16 AU 人工自然 ( 仮親 ) いしかわ 282 215 2 16 K 人工 人工 多摩 283 215 2 16 AT 人工 人工 多摩 284 215 2 16 BC 人工 自然 長岡 285 215 2 16 BE 人工自然 ( 仮親 ) センター 286 215 2 16 AF 人工自然 ( 仮親 ) 出雲 287 216 1 16 AO 自然 自然 ふれあい 288 216 1 16 AF 自然自然 ( 仮親 ) 出雲 289 216 1 16 BB 自然 自然 ST 29 216 1 16 BJ 自然 自然 ST 291 216 1 16 BB 自然 自然 ST 292 216 1 16 AE 自然 自然 ST 293 216 1 16 AD 人工 自然 多摩 294 216 1 16 AE 自然 自然 ST 295 216 1 16 BB 自然自然 ( 仮親 ) センター 296 213 4 17 I 人工 人工 いしかわ 297 213 4 17 I 人工 人工 いしかわ 14

298 214 3 17 AE 人工 自然 センター 299 214 3 17 AP 人工 自然 センター 3 214 3 17 AU 人工自然 ( 仮親 ) いしかわ 31 214 3 17 U 自然 自然 ST 32 214 3 17 K 人工 自然 多摩 33 214 3 17 AL 自然自然 ( 仮親 ) 長岡 34 214 3 17 AR 人工 人工 長岡 35 215 2 17 BD 自然 自然 ST 36 215 2 17 AO 自然 自然 ふれあい 37 215 2 17 BB 人工 自然 センター 38 215 2 17 AU 人工自然 ( 仮親 ) いしかわ 39 215 2 17 AU 人工自然 ( 仮親 ) いしかわ 31 215 2 17 BE 人工 自然 センター 311 216 1 17 AF 自然 自然 出雲 312 216 1 17 AF 自然 自然 出雲 313 216 1 17 BJ 自然 自然 ST 314 216 1 17 AD 人工 自然 多摩 死亡が確認された個体と半年以上未確認の個体は示していない 繁殖確認年 繁殖成功年は西暦年の下二桁を示す 15

個体番号 放鳥回 別表 2 本州トキ飛来記録一覧 (217 年 9 月 23 日時点 ) 生存状況本州初確認本州最終確認佐渡帰還 28/11/8 新潟県関川村 21/3/1 富山県富山市 21/3/17 3 1 死亡扱い 21/3/22 新潟県糸魚川市 21/3/22 新潟県糸魚川市 21/3/28 21/4/11 新潟県糸魚川市 21/4/16 新潟県糸魚川市 21/4/21 21/4/28 新潟県糸魚川市 21/5/21 新潟県胎内市 21/5/26 7 1 死亡扱い 29/3/3 新潟県胎内市 29/3/18 新潟県胎内市 - 13 1 死亡扱い 29/3/1 新潟県村上市 29/3/31 新潟県新潟市 29/3/31 29/6/3 新潟県上越市 21/3/21 新潟県長岡市 21/3/22 4 1 死亡扱い 29/3/28 新潟県新潟市 216/9/11 石川県輪島市 - 5 2 死亡扱い 29/11/28 新潟県長岡市 29/12/17 新潟県長岡市 - 3 2 死亡扱い 21/1/18 新潟県五泉市 21/1/31 新潟県五泉市 21/2/2 18 2 保護収容 21/4/8 新潟県柏崎市 上越市 211/3/19 新潟県新潟市 211/3/19 55 3 死亡扱い 21/11/2 新潟県新潟市 21/12/18 長野県野沢温泉村 - 56 3 死亡扱い 211/1/19 秋田県仙北市 211/1/27 秋田県仙北市 - 94 9 死体確認 214/1/7 新潟県新潟市 214/2/12 新潟県新潟市 (214/2/21 新潟県新潟市で死体確認 ) NR 野生 - 214/2/27 新潟県新発田市 214/3/1 新潟県新発田市 - 18 1 行方不明 214/7/12 新潟県村上市 214/11/3 新潟県村上市 215/3/26 NR 野生 - 215/4/13 石川県珠洲市 215/4/14 石川県珠洲市 - 226 13 死亡扱い 215/12/19 新潟県新潟市 216/1/19 新潟県新潟市 - A11 野生生存 216/3/16 新潟県長岡市 216/3/24 新潟県長岡市 216/3/26 NR 野生 - 216/4/6 新潟県長岡市 216/4/6 新潟県長岡市 - 269 15 死体確認 216/1/1 276 15 本州生存 新潟県弥彦村 燕市 216/11/2 新潟県弥彦村 (216/11/24 新潟県三条市で死体確認 ) 216/1/13 新潟県長岡市 217/4/8 新潟県長岡市 217/4/11 217/4/11 新潟県長岡市 217/9/22 新潟県妙高市 258 14 佐渡島内生存 216/11/11 山形県鶴岡市 217/2/28 新潟県上越市 217/4/8 A45 野生佐渡島内生存 217/4/13 新潟県新潟市 217/4/14 新潟県新潟市 217/4/14 A33 野生佐渡島内生存 217/4/23 新潟県新潟市 217/4/23 新潟県新潟市 217/4/24 個体番号の赤字はメス 青字はオス 黒字は性別不明を示す NR( 足環のない個体 ) は個体識別ができないため 生存状況は不明である No.18 は保護収容後に 第 7 回放鳥で再放鳥されたのち 佐渡島内で死亡が確認されている No.46 の死体が 21 年 12 月 27 日に新潟県新潟市の海岸で発見された事例があるが 漂着した可能性があるため 本州飛来個体には含まない - - 16