第 7 回田原市公共施設あり方検討委員会議事録 1 日時 :201 2014 年 1 月 28 日 ( 火 ) 午後 3 時 ~ 午後 5 時 2 場所 : 渥美支所 4 階 401 会議室 3 出席者 :( 委員 ) 恒川委員長 川口委員 伊藤委員 仲谷委員川崎委員 中村委員 富永委員 ( 事務局 ) 鈴木財政課主幹 大谷財政課副主幹 稲垣財政課副主幹 ( 傍聴者 )2 名 4 議題 (1) 議事録の確定について (2) 田原市公共施設白書について (3)FM の進め方について (4) 田原市公共施設あり方に関する報告書 ( 案 ) について (5) 第 3 章公共施設のあり方について (6) 第 4 章公共施設再編に向けた留意点等について (7) その他 (1) 議事録の確定について 事務局説明 質疑 意見 特になし 委員長 公開をすることに対し 各委員の了解を確認 (2) 田原市公共施設白書について 事務局説明 今回にて最終版する 表紙の写真を3 地域の施設とした P60 保育園の項目園設置時の定員数に対する平成 23 年度の定員数等の割合を記載 データ出展先の修正 語句の修正 白書の公表スケジュールについて 2 月中旬記者発表 3/1 広報たはら田原市 HPにて公表 質疑 意見特になし 1
(3)FM の進め方について 資料 1 事務局説明 当初 平成 25 年度中に白書と報告書を作成する予定であったが 諸事情により平成 26 年度 6 月を目途に報告書の取り纏め 平成 27 年度予算に反映できるよう再編計画を取り纏めていくこととしたい 以上 スケジュールの変更について 委員会の承認をいただきたい 特になし 変更することに対し 各委員の了解を確認 これ以上 延長することのないように( 委員長 ) (4) 田原市公共施設あり方に関する報告書 ( 案 ) について 資料 2 2-1 事務局説明 報告書の構成について 第 1 章について 第 2 章について 都市経営方針について Q: 資料 2 P13 18 市域の13% が津波浸水想定区域という表現 これを可住地域に対する比率にした方が分かりやすいのではないか ( 委員 ) A: 白書のままの数値を使う ( 事務局 ) O: 言い回しがあまり良くないのではないか ( 委員 ) Q: 報告書に記載する都市経営方針は どの部分なのか ( 委員長 ) A: 実施計画や都市経営方針を抜粋しながら 市全体の政策 街づくりのあり方を分かりやすく表現したい ( 事務局 ) O: 田原市のまちづくりとしては大切で 重点事項はたくさんある 総合計画を抜粋すると抽象的であって 具体的でない ( 委員長 ) A: 総合計画は基本構想 基本計画であり 三ヵ年の実施計画に表現されている ( 事務局 ) O: 総合計画等はFMが目的ではなく FMは財政運営をしていく上の方法である 総合計画等では どこが重点事項であるのか分からない 市の方針をブレイクダウンすると分かりやすくなると思う ( 委員長 ) O: 資料 2P16 公共住宅の配置については その地域の街づくりの上では非常大切なことである 古くなり空き家があると利用率が悪いという表現はあまり良くない 旧三町の均衡ある発展を考えると 地域配分を考慮した街づくりをしたという一面がほしいなと思う ( 委員 ) A: この部分は白書の抜粋であるため 第 4 章の中で表現していきたい ( 事務局 ) 2
Q: 資料 2 現状と課題で 各施設において利用率や稼働率が低いという表現はイメージが悪い ( 委員 ) A: 白書からの抜粋であるので それに対し委員会から提案したいことを第 4 章に載せていけばよいと思う ( 事務局 ) O: 最初の委員会で 先生の講演を聴いた時と 現在とは考え方が少し変化してきた感じがする 総論賛成 各論反対ではいけないので 再度先生の講演を聞きたい A: 事実は事実として受け止め 行政側が毅然とした態度で推し進めていくことが大切である けっして 利用率が悪いから廃止ということではない とはいえ公共面積が大きいから何とかしようという意識になってきていると思う 自分も色々な経験をする中で 当時の考え方とは少し変化していることもある 次回あたりに 再度講演をしましょう ( 委員長 ) O: 資料 2 個別には表現できないので 地域毎なのか 施設群毎なのか明確にしたほうが良い 資料 3 どのように総量を削減するのか 再配置をする際の基準はどうか 市民ニーズをどこまで考慮すればよいのか 活用がされていないから見直しをしなければならないと思う 資料 4 どのような組織でどのような内容を評価するのか不明である 言葉だけでなく 具体的に表現したほうがわかりやすい いつまでに 何と何をどのようにするか数値で表わしたほうが良い ( 委員 ) O: 報告書が白書のフォローではいけないので 3 章以降のところで表現していけばよいと思う もう少し いろいろの施設を良く見て知ることをしたい まだまだ地域毎の事情が理解しきれていないので 大きな地図を広げて 地域毎に何があるのか等をワークショップしてみようと思う ( 委員長 ) A: 時間をいただければ まちづくりの観点について勉強会をしても良い ( 事務局 ) O:2 月 22 日に防災ワークショップが開催され 4 中学校校区の住民と名古屋大学の防災研究センターとで それぞれの地域の防災について話し合い オブザーバーとして私が参加します ( 委員長 ) A: まちづくりの勉強会等については 事務局で検討していく ( 事務局 ) (5) 第 3 章公共施設のあり方について 資料 3 事務局説明 公共施設の役割とあり方 再配置の原則について O: 資料 3 公共施設の役割とあり方の表現方法について 市が造り 市民に使わせてあげている という印象を受ける 日常 市民と行政は 横の関係であるべきではない は間違いだと思う 最終決定は行政であるが 多くの市民意見を反映させるかも 行政の技量と力が試されると思う ( 委員 ) Q:P1 役割とあり方の四点目 街づくりの観点を踏まえ 施設の魅力を高める 3
この中に施設の配置ということも必要である また 再配置の原則では 公共施設情報の共有化と一元化とあるがどういうことなのか 市民ニーズという言葉が分からない 何に対して何をするのか分からない ( 委員 ) A: 共有化とは 施設の空き情報等を知ること また 一元化とは 市から情報を発信する 特定の部署で行政のすべての情報が分かるということであり P3で文書記載している また 市民ニーズとは 市民意識調査 モニタリング アンケート等の意見 ( 事務局 ) O: 横文字を並べないほうが良い ( 委員 ) O: 市民ニーズばかりでは どこかでごまかしがあるように受け取られるのではないか また 文書語尾の表現がよろしくない ( 委員 ) A: 白書は行政の作成であり 報告書は当委員会の答申であるため この表現をした Q: 記載の項目が 順を追って実施していくことなのか 並列なのかどちらですか ( 委員 ) A: 内容は並列であるが 記載順序としてインパクトを表現したい また この報告書は当委員会からの提言であり 次世代にまで影響するため 市民の立場で行政に提案する という書きっぷりでお願いしたい ( 事務局 ) Q: 白書 報告書につづき 再編計画ということですが この再編計画は実施計画ということですか ( 委員長 ) A: 再編計画は実施計画であり いつまでにこうしますといったものです 具体的には 資料 5の西尾市公共施設再配置実施計画のようなものです 資料 5の内容説明 ( 事務局 ) O: 西尾市の計画と田原市を比較すると まだ田原市のものは言葉足らずの部分があるなと思う もう少し丁寧に伝えることが大切 ( 委員 ) Q: 資料 3に 以前実施したワークショップの意見が書かれているが この内容は報告書に記載するのか ( 委員 ) A: 委員会としての考え方次第です ( 事務局 ) (6) 第 4 章公共施設再編に向けた留意点等について 事務局説明 目的について 基本方針について 留意点について意見をいただきたい Q: 田原のコミュニティ拠点は市民であり 面積が広い施設とそうでないものもあり 多機能化を図るといっても 一律に出来ない施設もあるので 行政内部での調整を 4
お願いしたい ( 委員 ) A: 行政側の位置づけは 生涯学習施設と地域コミュニティ拠点としての二通りの役割を持っている ( 事務局 ) Q: 利用率が低く あまり使われていない施設は再配置する等 施設の評価は誰がするのか 白書の内容だけでは評価しきれない部分がある 評価する人によって考え方が違い変わってくる ( 委員 ) A: 白書のデータだけで判断するかしないか また 評価について外部評価委員会等を設置するかどうかについて 当委員会で議論して報告書にする方法も考えられる ( 事務局 ) A: いろいろな考え方があるが 白書に基づかない評価もおかしい 施設を実際見学してみないと判らないことも多々ある ( 委員長 ) O: 例えば 渥美文化ホールは利用率が低いから廃止だ しかし利用率が低いのは 行政が田原ばかり使うからいけないのであって こんなことをしたら反乱が起こる ( 委員 ) O: ある程度の飴が必要だ 施設を廃止するなら 代替としての対策を提案しないといけない 西尾市のケースにもある ( 委員 ) O: 西尾市については 田原市に似た地域構成をしており 旧 2 町のほうが人口も少なく一人当たりの公共面積も大きく利用率も低い この旧 2 町から手をつけることも戦略としては一つの良い方法である ( 委員長 ) O: 説得力があり理屈のあるものを記載する とにかく市民が納得する根拠を持ったものにしたい ( 委員 ) O: とにかく一人当たりの公共面積が多いことは分かったが どうして多いのか 何が多いのか 他の自治体と比べてどうなのか等々 あり方としてどうすればという具体的な戦略がほしい 抽象的な議論ばかりではいけない どういうところに無理 無駄があるのかを追求したい 今後の進め方について事務局と議論していく (7) その他 事務局第 8 回の委員会は 2 月 25 日 ( 火 ) 午後 3 時から 田原市役所において開催します 5