地域猫活動セミナーアンケート調査結果 1. 調査対象平成 29 年度愛媛県地域猫活動セミナー参加者 中予会場 : 平成 29 年 12 月 3 日愛媛県美術館 24 名 東予会場 : 平成 30 年 1 月 20 日愛媛県総合科学博物館 27 名 南予会場 : 平成 30 年 2 月 10 日愛媛県

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平成 30 年度茨城県地域猫活動推進事業実施要領 第 1 目的本事業は, 地域猫活動に取り組む市町村や地域を茨城県が支援することにより, 県内に地域猫活動を普及 定着させ, 飼い主のいない猫の適正管理を図り, 快適な生活環境の保持増進に寄与することを目的とする 第 2 用語の定義この要領における用語

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資料7-1  飼い主のいない猫の繁殖制限について

性別 年齢 職業

2 終生飼養の推進 プラン 7 プラン 8 プラン 9 終生飼養の普及啓発 所有者明示 ( 個体標識 ) 措置の徹底 収容動物の適正譲渡の推進 飼い主に対して 保健所での安易な引取り拒否を周知 終生飼養を指導 保健所での引取り依頼時に終生飼養について指導 やむを得ず飼養を継続できない飼い主が 新たな

第 3 章計画の基本事項 各主体の責務と役割の明確化 福岡市動物愛護管理推進実施計画 ( 第 2 次 ) ( 案 ) に対すると 15 2 の飼い主の責務の 飼主と同等の責務が伴うものと考えます を 飼主に準じた責務が生じます と変更すべき エサを与えることのみを動物愛護と考えている人が多すぎる 罰

猫適正飼養ガイドライン 1. 目的このガイドラインは 猫の適正な飼養に関し必要な事項を定め, 猫の愛護と適正な管理の重要性について県民の理解を深めるとともに, 県民による実行を通して人と動物がともに暮らせるうるおいと喜びのある地域づくりの実現を目指すものである 2. 定義 このガイドラインにおいて

プラン 6 動物愛護週間行事の開催 多くの県民に効果的に啓発できる動物愛護週間行事の実施 動物愛護センターで 年間を通したイベント及び動物愛護週間行事の実施 平成 26 年 9 月 23 日 ( 祝 ) 岐阜県動物愛護フェスティバル in 西濃 平成 26 年 10 月 12 日 ( 日 ) 動物愛

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①調査結果(動物愛護)

代表指 1 犬の引取数 2 猫の引取数 H25 年度 445 頭 3,335 匹 H30 年度中間値 400 頭以下 2,000 匹以下 H35 年度最終値 230 頭以下 1,000 匹以下 参考 : 平成 25 年度犬 猫の引取数内訳 総数 445 頭 総数 3,335 匹 動愛法第 35 条第


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調査の結果5.xlsx

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目 次 Ⅰ 事業の概要 1 Ⅱ 調査結果と考察 市における犬や猫に関する業務と動物愛護センターの必要性について問 1 犬や猫等のことで困っていることについて 3 問 2 動物愛護業務の取組で充実させてほしいことについて 7 問 3 動物愛護センター の活動について 11 問 4 動物愛護センター の

引取り 負傷動物として収容した動物の中で 返還に至った経緯 ( 平成 26 年度 犬 ) 引き取り頭数内訳 (N=13113) 所有者明示の内訳

目 次 はじめに 1 基本的視点 2 施策の体系 3 施策の推進 11

第 1 章 第 2 章 意見等の概要プランに掲げられた施策では 実効性がない 外猫に癒される人も多い そうした光景を大切にしてほしい プランは 苦情を言う側に片寄っている 猫の飼い主や野良猫の世話をする人の立場に立った計画でなければ機能しない 推進プラン第 3 章は本当によくできている 平成 19

平成 28 年度 飼い主のいない猫の避妊 去勢手術費助成金交付制度 募集要領野良猫に餌を与えるだけでは 飼い主不明の猫が集まり 子猫を生み 結果としてまた不幸な猫が増えてしまうことになります 避妊 去勢手術をすることは 繁殖を防ぐだけでなく 発情期の鳴き声やマーキングなどの行動を抑えることができ 猫

土浦市猫の飼い方ガイドライン(案)

2 動物愛護センターは 区生活衛生課と連携して 地域猫活動の考え方の周知に努めるとともに 地域猫活動を進める上で必要となる猫の捕獲支援及び不妊去勢手術 ( 以下 手術等 という ) を行 う ( 手術等支援対象活動組織の登録 ) 第 5 条この要綱に基づき 動物愛護センターが行う猫の手術等の支援を受

会計 10 一般会計所管課健康推進課款 4 衛生費事業名インフルエンザ予防接種費項 1 保健衛生費目 2 予防費補助単独の別単独 前年度 要求段階 財政課長内示 総務部長 市長査定 最終調整 予算計上 増減 1 当初要求 2 追加要求等 3 4( 増減額 ) 5( 増減額 ) 6=

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また 犬 猫ともに 最期まで責任を持って飼う また最期まで自分で飼えないのであれば新しい飼い主を探す努力をする といった飼い主の責務や適正な飼育について 犬のしつけ方教室や動物愛護教室 動物愛護週間における事業を通じて 普及啓発を進めます 犬猫の捕獲 引取り頭数の推移 3, 2,5 2, 1,5 1

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動物愛護事業

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目次 1 はじめに 1 2 定義 3 1 飼い猫 2 地域猫 3 飼い主不明猫 3 地域猫活動について 3 (1) 地域猫活動とは (2) 地域猫活動の効果 4 地域猫活動のすすめ方 4 (1) それぞれの役割 1) 地域住民 1 地域猫活動団体 2 町内会 自治会等 2) 動物愛護ボランティア等

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ふん尿の後始末は飼い主が責任をもって! もし お家の玄関先にふんが放置されていたら あなたは平気ですか? 散歩の際は ふんを取るための用具を携帯し 必ず 飼い主が責任をもって後始末をしましょう 特に 小さな子供が遊ぶ砂場では 絶対にふん尿をさせないでください また 尿を洗い流せるよう ペットボトル等

3. 下水道の整備状況平成 30 年 3 月 31 日現在 県内では 20 市町のうち 11 市 6 町で公共下水道事業が実施されており 17 の市町で供用されています しかしながら 愛媛県の下水道普及率は 53.7% と全国第 38 位となっており まだまだ遅れています 瀬戸内海や宇和海などの豊か

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普段のごみ出しについて (2) ごみと資源の分別について 1 分別の取り組み状況 Q2 ごみと資源 ( 缶 びん ペットボトル プラスチック製容器包装 小型金属 ) を分別していますか 美原区は古紙類 ( 新聞 雑誌 ダンボール 紙パック ) を含む 分別の取り組み状況 分別していないほとんど 0.

引き取りを求める理由では 新しい飼い主が見つからない 産まれたが飼育できない が多く 繁殖を求めない飼い主に対して 避妊 去勢手術をする 猫は室内で飼うことを 周知していく必要があります また 犬 猫ともに 最期まで責任を持って飼う また最期まで自分で飼えないのであれば 新しい飼い主を探す努力をする

平成 30 年 12 月 くらしの安心推進課 鳥取県の犬及び猫のデータ ( 平成 29 年度 ) 1 犬の登録 狂犬病予防注射実施頭数 平成 29 年度末の県内の犬の登録頭数は 22,874 頭で引き続き減少傾向にあります 狂犬病予防注射 実施率は 76% であり前年度からわずかに上昇し 平成 29

平成 27 年度事業報告書 総 会 5 月 21 日 ( 木 ) 平成 27 年度総会開催 理事会 4 月 1 日 ( 水 ) 4 月理事会 5 月 13 日 ( 水 ) 5 月理事会 6 月 3 日 ( 水 ) 6 月理事会 7 月 15 日 ( 水 ) 7 月理事会 8 月 19 日 ( 水 )

八王子市保健所生活衛生課

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第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

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環境衛生の施策体系1 概要 環境衛生は 衛生的な生活環境づくりの推進に重要であり 市民の健康的な生活の基盤をなすものです 本市では 市民の快適な生活環境を確保するため 狂犬病予防注射接種の啓発 集合注射の実施 犬猫の飼い主に対する正しい飼い方の指導 徘徊犬の捕獲 ハブの捕獲等のハブ対策 ねずみ 衛生

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設問 2 ご自身で既に公的年金の他に何か準備をしていますか 空欄, 28 件, 1% 2. いいえ, 1216 件, 37% 1. はい, 2013 件, 62% ご自身で既に公的年金の他に何か準備をしている ( 1. はい ) との回答は 62% と多く 準備していない ( 2. いいえ ) は

4 施策の取組状況 Ⅰ 殺処分の大幅な減少 1 飼い主責任の徹底 (1) 終生飼養の徹底 平成 25 年 9 月に改正された 動物の愛護及び管理に関する法律 ( 以下, 動物愛護管理法 という ) の規定に基づき, 保健センター及び京都動物愛護センターにおいて, 飼い主から犬猫の引取り依頼があった際

都道府県の食品ロス削減の取組状況 1 47 都道府県全てから回答があった 平成 8 年度に食品ロス削減に関する取組を 行っている と回答したのは 4 自治体で 食品ロス削減施策に関する予算が ある と回答したのは 5 自治体であった 平成 7 年度の調査結果と比較するといずれも増加している 食品ロス

4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

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(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

B2 四日市大学犬猫殺処分をゼロにできるのか!? 犬猫殺処分をゼロにできるのか!? 分科班 ( 大西中村北川宮崎上野荒木 ) はじめに 日本の現状 国内での取り組み ( モデル地区 熊本 大阪アーク ) 海外の事例 ( ドイツ ) 犬猫殺処分をゼロにできるか 1 はじめに私たちは 2014 年 6

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問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

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地域猫活動セミナーアンケート調査結果 1. 調査対象平成 29 年度愛媛県地域猫活動セミナー参加者 中予会場 : 平成 29 年 12 月 3 日愛媛県美術館 24 名 東予会場 : 平成 30 年 1 月 20 日愛媛県総合科学博物館 27 名 南予会場 : 平成 30 年 2 月 10 日愛媛県歴史文化博物館 30 名 計 81 名 2. 調査方法 セミナー会場におけるアンケート用紙 ( 無記名 ) の配布 回収 3. 回収件数 中予会場 :16 件 ( 回収率 67%) 東予会場 :16 件 ( 59%) 南予会場 :16 件 ( 53%) 計 48 件 ( 回収率 59%) 4. 調査結果 Q1 お住まいの市町はどちらですか 無回答, 6 西予市, 7 大洲市, 3 愛南町, 1 松山市, 10 八幡浜市, 1 宇和島市, 4 四国中央市, 2 西条市, 2 新居浜市, 7 今治市, 3 久万高原町, 1 伊予市, 1 考察 会場となった市を中心に 幅広い地域の方の参加があった

Q2 地域猫活動セミナーに参加された理由は何ですか ( 複数回答可 ) 野良猫に困っている, 6 その他, 20 野良猫を助けたい, 16 地域猫活動の実施を検討 ( またはすでに実施 ) している, 13 地域猫 ( 活動 ) とは 環境省 住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン より 地域の理解と協力を得て 地域住民の認知と合意が得られている 特定の飼い主のいない猫 その地域にあった方法で 飼育管理者を明確にし 飼育する対象の猫を把握するとともに フードや糞尿の管理 不妊去勢手術の徹底 周辺美化などの地域のルールに基づいて適切に飼育管理し これ以上数を増やさず 一代限りの生を全うさせる猫を指します 野良猫に困っている の主な内容 糞尿 敷地内への侵入 無責任に猫へ餌をやる人がいる その他 の主な内容 地域猫活動について学ぶため 殺処分される猫をなくしたい 地域猫活動の現況を知りたいため 考察 半数以上を 野良猫を助けたい 又は 地域猫活動の実施を検討 ( すでに実施 ) している が占め 野良猫問題をなんとかして解決し 殺処分される猫の数を減らしたいという切実な思いが示された また 同時に野良猫に困っているとう意見も少なからずあるが その内容は地域猫活動の実施により解決する可能性が高いものも含まれていることから 地域猫活動の重要性が確認された

Q3 地域猫活動を知っていましたか ( 複数回答可 ) その他, 2 言葉も内容も知らなかった, 8 言葉は知っていたが内容は知らない, 2 言葉も内容も知っていた, 37 その他 の主な内容 言葉も内容も知っていたが 具体的な方法( 取組み方 ) がわからない 考察 地域猫活動について 言葉も内容も知っていた が大多数を占めたことから 元々地域猫活動に興味がある ( またはすでに実施している ) 参加者が多いことがうかがえた 一方 言葉も内容も知らない または 具体的な方法がわからない 等の意見もあったことから セミナー等を通じた地域猫活動の更なる普及 啓発の必要性が確認された

Q4 地域猫活動を実施または参加 協力したいと思いますか ( 複数回答可 ) 参加 とは給餌 清掃等の役割を担う事を指す 金銭的には無理だが参加したい, 3 いずれもしたくない, 1 既に実施している, 6 参加は困難だが金銭的には協力したい, 7 金銭的な協力を含め参加したい, 12 実施してみたい, 19 関心が無い, 0 考察 ほぼ全ての意見が 何らかの形で地域猫活動に携わりたいというものであった また 地域猫活動の実施にあたり 最大の障壁の一つとなる費用について 金銭的な協力が可能との意見が 19 件あった

Q5 あなたのお住まいの地域で 地域猫活動 は可能だと思いますか 可能, 11 わからない, 25 困難, 10 無回答 2 可能 な主な理由 猫の殺処分数が多いため 地域には猫好きの住民もいる( 多い ) ため 困難 な理由 参加者がいない 野良猫( 地域猫活動 ) に対する地域住民の無理解 無関心 猫嫌いの住民がいるため そもそも行政が地域の現状や地域猫活動について知らないため 活動費 特に手術代が足らない 考察 可能 と 困難 がほぼ同数で 半数以上が わからない であった 困難 な理由として 地域住民の無理解 無関心や猫をこころよく思わない住民等による地域の合意の困難さ ( 参加者不足 ) 及び手術代等の費用などがあった また わらからない が多かった理由として 地域の実情が不明な状況で 可能 とも 困難 とも言えない状況がうかがえた

Q6 ( 公社 ) 愛媛県獣医師会が実施している 野良猫対策支援事業 を知っていましたか 知らなかった, 14 知っていた, 31 無回答 3 ( 公社 ) 愛媛県獣医師会 野良猫 ( 地域猫 ) 対策支援事業 とは地域猫を定着させるための活動を行うグループ等が地域猫の避妊手術 ( 雌 ) を希望した際に 県獣医師会が避妊手術を行い 地域猫を定着させる活動を支援することにより 公衆衛生の向上や社会福祉の推進に貢献することを目的とする事業 その他意見 雄も実施してほしい 考察 約 7 割の参加者が当該事業について知っており 認知度の高さがうかがえた

Q7 その他自由意見 ( 意見の多かった順 ) (1) 地域猫活動の周知 啓発に関するもの そもそも活動を知らない人が多い 関心のある人しかセミナーにはこない 無関心者に対する普及 啓発が重要 殺処分されている現状をもっと周知してほしい 回覧板や地方紙の活用 人の集まる場所へのポスター掲示等普及啓発の強化 (2) 費用に関するもの 不妊去勢手術代の軽減 ふるさと納税等の活用 補助金 助成金が少ない( ない ) 野良猫手術専用の補助金の創設 (3) 行政に関するもの 行政の枠を超えた取組みが必要 市町にもっと関心をもって地域猫活動に協力してほしい( 実情を知ってほしい ) 行政は動物愛護団体( ボランティア ) ともっと協力すべき 南予での普及啓発について行政に協力したい (4) その他 身勝手な餌やりの人は地域猫活動の話は聞かないし 出来ない 無責任な餌やり対策が必然である 地域のコミュニティが希薄なため 活動が困難だと思われる 野良猫に対する地域住民の温度差が大きい 動物の遺棄 虐待が犯罪だと知らない人が多い 考察 最も意見の多かったのが 普及 啓発 に関するものであり 地域猫活動について未だ県民にほとんど浸透していない状況であることから 更なる周知活動の強化を望む意見が見られた また 地域猫活動セミナーについても 野良猫に関心のある人しか参加しないことから 無関心者に対する普及 啓発の必要性に関する意見があった 費用に関しては やはり多大な費用がかかる不妊去勢手術に関する意見が多かった 行政に関しては 県だけではなく 市町についても地域猫活動について協力してもらいたいとの意見がみられた 今後は 無関心者に対する周知 及びセミナーの効果的な開催方法等を含めた普及 啓発の強化 さらには市町に対する地域猫活動への協力を継続して求めていく必要がある

5. 総括 愛媛県で収容 殺処分される犬猫のうち 約 7 割を飼い主のいない猫 ( 野良猫 ) 及びそれらが生んだ子猫が占めており また市町や保健所へ寄せられる猫に関する苦情には 糞尿やゴミ荒らしなど野良猫によるものも多い状況である これら飼い主のいない猫問題は全国的なものであり 基本的に各自の自衛に寄らなければならず その解決に苦慮しているところであるが 昨今 それら飼い主のいない猫を地域で管理し 不妊去勢手術を行いその数を減らしていく 地域猫活動 が 各自治体で導入され一定の実績をあげていることから 本県においてもガイドラインの策定やセミナー開催など 地域猫活動の普及啓発を図っているところである セミナー参加者を対象とした今回のアンケートでは 参加理由として 野良猫を助けたい または 地域猫活動の実施を検討 ( または実施している ) という回答が多くを占め 地域猫活動の認知度についても 7 割以上が言葉も内容も知っていたことから 野良猫問題に対し関心の高い方々の参加が多かったことがうかがえた しかしながら 自由意見にもあったとおり 地域猫活動の普及啓発には 野良猫問題に 無関心 な方々へ周知を行い活動の輪を広げていく事が重要であることから より効果的な周知方法について 引き続き検討を行っていく必要がある また 地域猫活動への参加 協力の有無については ほぼ全ての方が何らかの形で参加 協力する意思を持っている一方 住んでいる地域での地域猫活動の実施の可否については わからない が半数以上を占めていた これは 住んでいる地域ですでに地域猫活動が行われていれば参加 協力するが 活動を最初からスタートさせる場合には その具体的な方法がわからないほか 地域コミュニティの希薄化等により地域の実情が不明であるためであると推察される このことから 地域猫活動をスタートさせるためのアドバイスや技術的サポート 並びに住民間の橋渡し的な役割としての行政や動物愛護団体等の支援が重要であることがうかがえた 地域猫活動が軌道に乗り 適切な管理がなされていけば その地域の野良猫は数を減らしていき ついては野良猫に関する苦情 及び収容 殺処分される不幸な命の削減につながることから 今回の調査を踏まえて 更なる地域猫活動の普及啓発を図ることとしている