平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

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~~~ 目 次 ~~~ 1 労働力状態 1 2 就業者数 2 3 産業別就業者数 4 4 教育 5 5 夫婦の労働力状態 6 6 外国人の就業者数 7 統計表 ( 表 1~9) 8 数値の見方 総数には分類不詳を含む このため 各項目の合計と一致しない場合がある 割合は 特に注記のない限り分母から不

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

Microsoft Word - 概要.doc

1 15 歳以上人口の就業状態 富山県の 15 歳以上人口 人のうち 有業者は 人 ( 全国 6621 万 3 千人 ) と 平成 24 年と比べると 人減少しています 有業率 (15 歳以上人口に占める有業者の割合 ) についてみると 59.5%( 全国 5

経済センサス活動調査速報

経済センサス活動調査速報

-4- く 15 歳以上の男性就業者全体の 15.6% を占めており 次いで 専門的 技術的職業従事者 が 10 万 928 人で 15.4% となっています 一方女性は 事務従事者 が 13 万 1560 人と最も多く 15 歳以上の女性就業者全体の 24.6% を占めており 次いで介護職員や美容

事業所

結  果  の  概  要

結果の概要

労働力調査(基本集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要

1 はじめに

用語の解説 労働力状態 労働力状態 とは, 以上の人について, 調査年の9 月 日から 日までの1 週間 ( 以下 調査週間 という ) に 仕事をしたかどうかの別 により, 次のとおり区分したものである < 労働力状態 > < 就業の状態 > 主に仕事 就業者 家事のほか仕事 労働力人口 通学のか

Ⅰ 事業所に関する集計 1 概況平成 26 年 7 月 1 日現在の本道の事業所数 ( 国及び地方公共団体の事業所を含む 事業内容不詳の事業所を含む ) は 25 万 3,139 事業所 従業者数は 245 万 7,843 人となっており 全国順位は 事業所数 従業者数ともに 東京都 大阪府 愛知県

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

C 労働 (1) 総数 ( 単位人 ) 年齢 (5 歳階級 ) 総 総数主に仕事 C-1 労働力状態 (8 区分 ), 年齢 家事のほか仕事 通勤のかたわら仕事 休業者 98,762 59,160 56,303 45,585 8,703 1, ~19 歳 6,689 1,108 9

図 8-1 男女 産業 (3 部門 ) 別 15 歳以上就業者割合の推移 - 全国 ( 大正 9 年 ~ 平成 22 年 ) 男 100 女 第 1 次産業 第 1 次産業 第 2 次産業 第 2 次産業 大正昭和 9 年 5 年 1) 1) 15 年 2) 25

平成 21 年経済センサス 基礎調査確報集計結果 (2) 産業分類別 - 従業者数 ( 単位 : 人 %) 北海道 全国 従業者数従業者数 (*2 (*2 A~S 全産業 A~R 全産業 (S 公務を除く )

国勢調査結果の農業集落別集計論理書 国勢調査結果を用いて 以下の手法により農業集落別各種世帯数 人口 就業者数の集計 データを市区町村ごとに作成する 1 データ収集 整理 1.1 収集データ (1) 農業集落地図データ (GISデータ): 集落ごとのポリゴンデータ (2) 小地域 ( 町丁 字等 )

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

鎌倉市

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

就業構造基本調査について 就業構造基本調査は, 我が国の就業 不就業の実態を明らかにすることを目的とし, 昭和 31 年の第 1 回調査以来ほぼ3 年ごと,57 年以降は5 年ごとに実施している 平成 24 年調査の対象は, 全国の世帯から選定した世帯 ( 約 47 万 ) にふだん住んでいる 15

平成26年経済センサス‐基礎調査(確報)結果の公表

(2) 男女別の公的年金加入状況平成 22 年 11 月末における 20~59 歳の男子の公的年金加入状況をみると 第 1 号被保険者が 979 万 6 千人 ( 男子人口に対し 29.5%) が 2,262 万 1 千人 ( 同 68.2%) が 11 万 3 千人 ( 同 0.3%) であり (

平成24年経済センサス-活動調査

①-1公表資料(本文 P1~9)

30付属統計表(全体)

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世

所4. 事業所 1. 経営組織別全事業所数 男女別従業者数 総 数 事業所数 1km ( 人 ) 当たり市区町村従業者数 ( 事業内容等事業所数不詳を含む ) ( 注 ) 事業所数事業所数男女 従業者数 鹿 児 島 県 82,752 81, , , ,505 9.

29付属統計表(全体)

28付属統計表(全体)

Ⅲ 卒業後の状況調査 1 中学校 (1) 卒業者数平成 29 年 3 月の中学校卒業者数は 7 万 8659 人で 前年度より 655 人 (0.8%) 減少している [ 表 57 図 25 統計表 ] 専修学校 ( 一般課程 ) 等入学者 58 人 (0.1%) 専修学校 (

28付属統計表(全体)

労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要


健康保険・船員保険          被保険者実態調査報告

若年者雇用実態調査

Ⅲ 働く女性に関する対策の概況(平成15年1月~12月)

26公表用 栃木局版(グラフあり)(最終版)

調査分析シリーズ(冊子用).indb

平成24年「就業構造基本調査」結果の概要

02世帯

平成 年国勢調査 < 大阪市の昼間人口 > 平成 年 1 月 1 日現在で実施した 平成 年国勢調査の従業地 通学地による人口 就業状態等集計結果が このたび総務省統計局から公表されましたので 大阪市分の概 要を < 大阪市の昼間人口 > としてお知らせします 目 次 1 従業地 通学地別人口 1

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第 2 章 我が国における IT 関連産業及び IT 人材の動向 1. IT IT IT 2-1 IT IT 大分類 A 農業, 林業 B 漁業 C 鉱業, 採 業, 砂利採取業 D 建設業 E 製造業 F 電気 ガス 熱供給 水道業 G 情報通信業 H 運輸業, 郵便業 I 卸売業, 小売業 J

Microsoft Word 結果の概要(1世帯)

日本人口学会第 63 回大会 平成 22 年国勢調査における 統計分類等の変更について 社会経済の変化に対応した分類の変更及び集計の充実 平成 23 年 6 月 11 日総務省統計局長尾悦史, 松岡良彰

用語の解説人口国勢調査における人口は 常住人口 であり, 常住人口とは調査時に調査の地域に常住している者をいう 労働力状態 労働力状態 とは,15 歳以上の人について, 調査年の 9 月 24 日から 30 日までの 1 週間 ( 以下 調査週間 という ) に 仕事をしたかどうかの別 により, 次

毎月勤労統計調査地方調査の説明 1 調査の目的この調査は 統計法に基づく基幹統計で 常用労働者の給与 出勤日数 労働時間数及び雇用について 東京都における毎月の変動を明らかにすることを目的としています 2 調査の対象本調査の産業分類は 平成 2 年 10 月改定の日本標準産業分類に基づき 鉱業, 採

平成27年国勢調査 抽出速報集計結果 結果の概要

Ⅲ 働く女性に関する対策の概況(平成15年1月~12月)

平成25年毎月勤労統計調査

<4D F736F F D F8E9696B18BC790E096BE8E9197BF C52E646F63>

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

表紙

Microsoft Word - コピー ~ (確定) 61発表資料(更新)_

都道府県別有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 令和元年 5 月 広島 東京 岡山 福井 岐阜 愛知 富山 石川 香川 大阪 鳥取 群馬 三重 長野 新潟 島根 宮城 愛媛 京都 茨城 山口 熊本 福岡 大分 静岡 徳島 山形 福島 宮崎 秋田 奈良 栃木 和歌山 兵庫 岩手 山梨 千葉 鹿児島 埼玉

①公表資料本文【ワード軽量化版】11月8日手直し版【1025部長レク⑤後】平成30年61本文(元データあり・数値1004版)

所4. 事業所 1. 経営組織別全事業所数 男女別従業者数 総 数 事業所数 1km 市区町村従業者数 ( 人 ) 当たり ( 事業内容等事業所数不詳を含む ) ( 注 ) 事業所数事業所数従業者数男女 鹿 児 島 県 82,752 81, , , ,505 9.

平成 28 年経済センサス 活動調査結果 ( 確報 ) < 産業横断的集計大阪市 > 結果の概要 Ⅰ 事業所の概況 1 1 産業大分類別の事業所数及び従業者数 1 2 売上高 ( 外国の会社及び法人でない団体を除く ) の状況 5 3 付加価値額 ( 外国の会社及び法人でない団体を除く ) の状況

< アンケート結果 > 健康経営等に関する設問 Q. 貴社において 改善 解決したい課題はありますか Q. 貴社において 従業員が健康的に働けるよう独自に取り組んでいること ( または今後 取り組んでみたいことは何ですか Q. ご自身の健康のために独自に取り組んでいること ( または今後取り組んでみ

第三章:保育士の就業・就職行動と意識

親と同居の壮年未婚者 2014 年

山形県富山県秋田県福井県群馬県福島県島根県鳥取県長野県栃木県宮崎県新潟県佐賀県石川県岩手県山梨県岐阜県青森県徳島県茨城県三重県大分県山口県香川県熊本県岡山県鹿児島県沖縄県静岡県高知県和歌山県宮城県愛媛県長崎県滋賀県北海道愛知県福岡県広島県奈良県兵庫県千

正 島根 公表資料(1P)

< 結果の要約 > 1. 概況 平成 21 年 7 月 1 日現在の我が国の企業グループ数は2 万 7 千 会社企業 180 万 7 千企業のうち 企業グループに属する会社企業数は9 万企業 (%) 子会社数は6 万 3 千社で 1 企業グループ当たりの子会社数は2.4 社 会社企業の従業者 412

2 人口

平成29年版高齢社会白書(全体版)

調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

毎月勤労統計調査 地方調査結果速報 平成30年11月分

平成 25 年 7 月 12 日 平成 24 年就業構造基本調査結果 要約 就業構造基本調査とは 就業構造基本調査は, 就業 不就業の実態を種々の観点から捉え, 我が国の就業構造を全国だけでなく, 地域別にも詳細に明らかにし, 国や都道府県における雇用政策, 経済政策などの各種行政施策立案の基礎資料

2014 年 1 月 31 日総務省統計局 労働力調査の 2014 年における季節調整値の改定等について 労働力調査では, 毎年 1 月分結果公表時に季節調整値の改定を行います 主要系列については, 2013 年 1 月から reg-arima モデルを導入しており, 今後, 毎年の改定時に reg

平成30年版高齢社会白書(概要版)(PDF版)

Microsoft PowerPoint HP掲載資料v6

参考文献 経済産業省 (2010) 産業構造ビジョン 2010~ 我々はこれから何で稼ぎ 何で雇用するか~ 男女共同参画会議 少子化と男女共同参画に関する専門調査会 (2005) 少子化と男女共同参画に関する社会環境の国際比較報告書 日本経済研究センター中期予測班 (2015) 第 41 回中期経済

2015 年 6 月 19 日 ジェトロバンコク事務所 タイ日系企業進出動向調査 2014 年 調査結果について ~ 日系企業 4,567 社の活動を確認 ~ 1. 調査目的 タイへの日系企業の進出状況については 2008 年当時の状況について ( 独 ) 中小企業基盤 整備機構が タイ日系企業進出

1 概況 ( 調査産業計 ) 賃金 労働時間及び雇用の動きについては (1) 現金給与総額が事業所規模 5 人以上で前年比 0.2% 減少 30 人以上で0.4% 増加 (2) 総実労働時間が事業所規模 5 人以上で前年比 0.9% 減少 30 人以上では変化なかった (3) 推計常用労働者数が事業

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 20 年 300, , ,080 48, , ,954 60, , ,246 32,505 平

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★外国人公表資料【完成版】

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 17 年 313, , ,854 50, , ,534 61, , ,321 36,193 平

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平成 27 年 国勢調査結果報告書 山梨県

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職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 30 年 9 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 ,200 1, ,

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 31 年 3 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 , , ,

平成22年「国勢調査」-従業地・通学地による人口・産業等集計結果の概要

次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%

ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研レポートでは 建設業に特化して人材関連の様々な情報 最新の雇用関連データを月に 1 回のペー スで発信していきます ご愛読い

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宮崎労働局 宮崎労働局発表平成 26 年 8 月 29 日解禁 報道関係者各位 雇用失業情勢 ( 平成 26 年 7 月分 ) Press Release 照会先 宮崎労働局職業安定部 部 長 上村有輝 職業安定課長 森山成人 労働市場情報官 多田真理子 ( 代表電話 )0985(38)8823 平

Transcription:

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態 就業者の産業別構成 母子世帯及び父子世帯等に関する集計であり 神奈川県の概要は 次のとおりです なお 平成 17 年国勢調査 ( 以下 17 年調査 という ) の調査項目であった就業時間に関する調査は22 年調査では 調査対象外となりました 1 労働力状態 (1) 労働力人口 4,400,199 人で全国第 2 位 男性は減少 女性は増加 15 歳以上人口は 7,808,360 人 その内の労働力人口は 4,400,199 人で ともに全国第 2 位となっています 前回の17 年調査に比べ 163,734 人 3.6% 減少しています 男女別では 男性は 2,643,986 人で17 年調査に比べ 167,402 人 6.0% 減少し 女性は 1,756,213 人で 3,668 人 0.2% 増加しており 全国集計結果の増減率 ( 男性 3.8% 減 女性 0.9% 減 ) に対し 男性は下回り 女性は上回っています なお 経済活動に従事していない非労働力人口は 2,669,726 人 ( 男性 847,021 人 女性 1,822,705 人 ) で 3.0% 減少しています 表 1 都道府県順位参照 (2) 労働力率 62.2% で0.2ポイント低下労働力率は 62.2% で 17 年調査に比べ 0.2ポイント低下しています 男女別では 男性が 75.7% 女性が 49.1% で 17 年調査に比べ男性は 1.6ポイント 低下し 女性は 1.5 ポイント増加しています 表 2-1 参照 ア年齢別労働力率年齢 (5 歳階級 ) 別労働力率は 男女間で大きな違いがあり 男性では 25 歳から59 歳の各年齢 (5 歳階級 ) 別で 95% 以上を示しています これに対して 女性は 25~29 歳で 79.0% と最も高い労働力率を示した後 35~39 歳で 61.0% まで下降 その後は再び上昇し 45~49 歳で 70.7% と2 番目のピークに達し 以降再び下降しています このように 女性の場合 従来から 結婚 出産 育児等のライフステージを反映し 二つの山を持つM 字型となっています また 17 年調査と比べ 男性は60 歳以上を除く全ての年齢階級で低下し 女性は15 ~24 歳を除く全ての年齢階級で増加しています 表 2-2 参照 1

% 120 % 100 80 60 男女年齢 ( 5 歳階級 ) 別労働力率 男 女 平成 22 年男平成 22 年女平成 17 年男平成 17 年女昭和 60 年女 40 20 < 参考 > 0 15~19 歳 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65 歳以上 昭和 60 年は 男女雇用機会均等法施行直前であり 比較のため掲載 イ市区町村別労働力率 最高は箱根町の71.8% 市区町村別労働力率は 最も高いのが箱根町で 71.8% 最も低いのが葉山町で 54.5 % となっています また 男女別にみると 男性は川崎市高津区の 82.6% が最も高く 清川村の 66.1% が最も低くなっており 女性は箱根町の 64.6% が最も高く 葉山町の 41.2% が最も低くなっています 表 8-1 8-2 8-3 参照 (3) 就業者数 4,146,942 人で3.9% 減少就業者数は 4,146,942 人で 17 年調査に比べ 167,593 人 3.9% 減少しています 男女別にみると 男性は 2,474,382 人 女性は 1,672,560 人で 17 年調査に比べ男性は 6.5% の減少 女性は 0.2% の増加となっています 表 1 参照 2 産業別構成 (1) 産業 3 部門別就業者 第 3 次産業の割合は全国第 3 位 人数は減少産業 3 部門別就業者数は 第 1 次産業が 35,044 人 ( 就業者数の 0.9%) 第 2 次産業が 892,678 人 ( 同 22.6%) 第 3 次産業が 3,015,408 人 ( 同 76.5%) となっています 就業者全体に占める産業 3 部門別割合の推移は 昭和 25 年には 第 1 次産業 22.3% 第 2 次産業 30.5% 第 3 次産業 47.1% でしたが その後 産業構造の変化によって 第 1 次産業の割合は急速に縮小し 第 2 次産業の割合も 昭和 45 年の 44.9% をピークに縮小し 第 3 次産業の割合が拡大を続け 22 年調査では第 3 次産業の割合は 東京都 沖縄県に次いで第 3 位となり 一方第 1 次産業の割合は 全国で3 番目に低くなってい ます 表 4 都道府県順位参照 2

就業者の産業 ( 3 部門 ) 別割合の推移 昭和 25 年 45 年 55 年 平成 2 年 12 年 第 1 次産業第 2 次産業第 3 次産業 17 年 22 年 0.9 22.6 76.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% (2) 産業大分類別就業者 卸売業, 小売業 就業者数が最多産業大分類別の就業者の割合をみると 卸売業, 小売業 が就業者の 16.3% と最も高く 次いで 製造業 が 14.5% 医療, 福祉 が 9.2% となっています 17 年調査と比べると 医療, 福祉 が 1.7ポイント上昇し 全分類の中で最も上昇しています 一方 サービス業 ( 他に分類されないもの ) が 1.6ポイント低下し 全分類の中で最も低下しており 次いで 建設業 が 1.1ポイント低下 製造業 が 0.8ポイント低下となっています 就業者の割合は 情報通信業 が 6.1% 学術研究, 専門 技術サービス業 が 4.8 % 不動産業, 物品賃貸業 が 2.8% となっており いずれも全国第 2 位となっています 表 5 都道府県順位参照 平成 17 年 宿泊業, サービス業農業, 情報運輸業, 卸売業, 飲食サー医療, ( 他に分類林業建設業製造業通信業郵便業小売業ビス業福祉されないもの ) その他 0.9 8.1 15.3 5.8 5.7 17.0 6.0 7.6 8.3 25.4 平成 22 年 0.8 7.0 14.5 6.1 6.0 16.3 5.9 9.2 6.7 27.4 0 % 20 % 40 % 60 % 80 % 100 % ( 注 )1 10 ページ ( 注 )1~3 を参照 2 その他 に含まれるのは 漁業 鉱業, 採石業, 砂利採取業 電気 ガス 熱供給 水道業 金融業, 保険業 不動産業, 物品賃貸業 学術研究, 専門 技術サービス業 生活関連サービス業, 娯楽業 教育, 学習支援業 複合サービス事業 公務 ( 他に分類されるものを除く ) 及び 分類不能の産業 である 3 サービス業 ( 他に分類されないもの ) は 廃棄物処理業 自動車整備業, 機械等修理業 など他の産業大分類に含まれないサービス業である 3

3 従業上の地位 雇用者の割合は全国第 1 位就業者数を従業上の地位別にみると 雇用者 ( 役員 を含む ) は 3,688,329 人 ( 就業者数の 91.3%) となっており就業者全体に占める割合は全国第 1 位です また 自営業主 ( 家庭内職者 を含む) は 275,568 人 ( 同 6.8%) 家族従業者は 76,312 人 ( 同 1.9%) となっており その割合は いずれも全国で最も低くなっています また 就業者について 従業上の地位別の割合を男女 年齢 5 歳階級別にみると 正規の職員 従業員 は 男性の20 歳から59 歳までの各年齢階級で5 割を超えています 一方 女性は20 歳から34 歳の各年齢階級で5 割を超えるものの 35 歳以上の各年齢階級で5 割以下となっています 労働者派遣事業所の派遣社員 では 男性は25 歳 ~29 歳が 3.6% と最も高くなっています 一方 女性は30~34 歳が 9.7% と最も高く 次いで35~39 歳が 8.1% 25~29 歳が 7.5% となっています パート アルバイト その他 は男性は30 歳から59 歳までの各年齢階級で1 割以下となっています 女性は25~29 歳を除く全ての年齢階級で3 割以上であり 15 歳 ~19 歳及び 40 歳以上の各年齢階級で 正規の職員 従業員 を上回っています 従業上の地位別人数及び割合平成 22 年平成 17 年区分人数 A 構成比人数 B 構成比 表 6 都道府県順位参照 増減数 C (A-B) 増減率 (C/B) 就業者総数 人 % 人 % 人 % 4,146,942 100.0 4,314,535 100.0 167,593 3.9 雇用者 3,688,329 91.3 3,872,393 89.8 184,064 4.8 自営業主 275,568 6.8 333,814 7.7 58,246 17.4 家族従業者 76,312 1.9 107,531 2.5 31,219 29.0 ( 注 ) 1 総数は 従業上の地位 不詳 を含む 2 雇用者は 役員を含む 3 自営業主は 雇人のある業主 雇人のない業主 家庭内職者を含む 4 外国人の労働力状態 就業者は 52,294 人 17 年調査に比べ 6.3% の減少 15 歳以上外国人人口は 104,865 人で このうち労働力人口は 57,086 人となっており 県全体の労働力人口 (4,400,199 人 ) の 1.3% を占めています 就業者は 52,294 人で 17 年調査に比べ 3,505 人 6.3% 減少しています 表 7 参照 5 夫婦のいる一般世帯 夫婦ともに就業者の世帯は 819,097 世帯 41.4% 夫婦のいる一般世帯数 (2,129,314 世帯 ) を夫婦の就業 非就業別にみると 夫婦ともに 就業者 の世帯は 819,097 世帯となっており 夫婦のいる一般世帯数の 41.4% を占めています 一方 夫婦ともに 非就業者 の世帯は 375,937 世帯となっており 夫婦のいる一般世帯数の 19.0% を占めています 4

夫婦の就業 非就業別夫婦のいる一般世帯数 区 分 平成 22 年平成 17 年増減数 C 増減率 世帯数 A 構成比世帯数 B 構成比 (A-B) (C/B) 一般世帯 3,830,111 % 3,549,710 % 280,401 % 夫婦のいる一般世帯 2,129,314 100.0 2,095,659 100.0 33,655 1.6 夫が就業者 1,529,194 77.4 1,627,460 79.4 98,266 6.0 妻が就業者 819,097 41.4 817,081 39.9 2,016 0.2 妻が非就業者 710,097 35.9 810,379 39.5 100,282 12.4 夫が非就業者 447,760 22.6 422,290 20.6 25,470 6.0 妻が就業者 71,823 3.6 65,217 3.2 6,606 10.1 妻が非就業者 375,937 19.0 357,073 17.4 18,864 5.3 ( 注 ) 1 一つの世帯に複数の夫婦がいる場合 夫婦の就業状態 は 最も若い夫婦に着目している 2 一般世帯 とは 総世帯 から 老人ホーム等の社会施設の入所者等から成る 施設等の世帯 を除いた世帯である 3 平成 17 年の数値は 遡及集計結果の数値を使用している 4 夫婦のいる一般世帯 には 夫婦の労働力状態 不詳 を含む 5 夫が就業者 夫が非就業者 は 妻の労働力状態 不詳 を除く 6 母子世帯 父子世帯 母子世帯は 1.2% 父子世帯は 0.2%( 一般世帯比 ) 母子世帯は 44,412 世帯で 一般世帯 3,830,111 世帯の 1.2% となっており 17 年調査に比べ 1,701 世帯 4.0% 増加しています 母子世帯のうち 6 歳未満の子供のいる世帯 は 7,950 世帯で 全体の 17.9% となっています また 父子世帯は 6,547 世帯で 一般世帯の 0.2% となっており 17 年調査に比べ 282 世帯 4.5% 増加しています 父子世帯のうち 6 歳未満の子供のいる世帯 は 666 世帯で 全体の 10.2% となっています 母子世帯 父子世帯 ( 数 割合 ) 区分 一般世帯数 総数 母子世帯父子世帯配偶関係うち6 歳配偶関係未満の子総数未婚死別離別供のいる未婚死別離別世帯 うち 6 歳未満の子供のいる世帯 % % % % % % % % % % 22 年 100.0 11.5 8.5 79.9 17.9 100.0 4.9 20.5 74.6 10.2 (1.2) (0.2) A 3,830,111 44,412 5,114 3,795 35,503 7,950 6,547 324 1,339 4,884 666 17 年 100.0-10.7 89.3 23.5 100.0-24.7 75.3 10.1 (1.2) (0.2) B 3,549,710 42,711-4,178 34,948 9,182 6,265-1,501 4,586 615 増減 7.9 4.0-9.2 1.6 13.4 4.5-10.8 6.5 8.3 % (A-B) 280,401 1,701-383 555 1,232 282-162 298 51 ( 注 ) 1 ( ) は一般世帯に対する割合 (%) である 2 平成 17 年調査では 配偶関係 未婚 の数は公表されていないため - としている 3 母子世帯及び父子世帯の総数には配偶関係 不詳 を含む 5