医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 第 2 版 ( 初版 ) 有効成分 アカルボース 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 アカルボース錠 50mg BMD ビオメディクス 後発医薬品 2 アカルボース錠 50mg JG 日本ジェネリック 3 アカルボー

Similar documents
医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版 有効成分 ニカルジピン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル20mg 日医工 日医工 後発医薬品 2 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル40mg 日医工 日医工 品目名 ( 製造販売業者 )

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分リトドリン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 (25 ) 1) 溶解度 (37 ) 1 ウテロン錠 5mg サンド 2

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分ベンフォチアミン B6 B12 配合剤 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 1 ダイメジンスリービー配合カプセル

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 溶出 検査 1 ジフェニドール塩酸塩錠 25mg CH 長生堂製薬 * 2 シュランダー錠 25mg 鶴原製薬 * 3 ジフェニドール塩酸塩錠 25mg TYK 武田テバ薬品 * 4 ジフェニドール塩酸塩錠 25mg タイヨー 武田テバファーマ

37 シロスタゾールOD 錠 50mg ケミファ 日本薬品工業 38 シロスタゾールOD 錠 50mg JG ダイト 39 シロスタゾールOD 錠 50mg マイラン マイラン製薬 40 シロスタゾールOD 錠 50mg トーワ 東和薬品 41 シロスタゾールOD 錠 50mg ツルハラ 鶴原製薬

36 モサプリドクエン酸塩錠 5mg TSU 鶴原製薬 37 モサプリドクエン酸塩錠 5mg YD 陽進堂 38 モサプリドクエン酸塩錠 5mg ZE 全星薬品工業 39 モサプリドクエン酸塩錠 5mg アメル 共和薬品工業 40 モサプリドクエン酸塩錠 5mg イセイ コーアイセイ 41 モサプリ

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分クリンダマイシンリン酸エステル 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 原薬の安定水 性 1) 液性 (ph) 1

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 第 2 版 ( 初版 ) 有効成分 クエチアピンフマル酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 クエチアピン錠 25mg AA あすか製薬 後発医薬品 2 クエチアピン錠 25mg DSEP 第一三共エスファ 3

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :

36 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg YD 陽進堂 37 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg ZE 全星薬品工業 38 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg アメル 共和薬品工業 39 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg 杏林 キョーリンリメディオ 40 フェキソフェナジン塩酸塩錠 30m

品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 36 ロサルヒド配合錠 HD DK 大興製薬 37 ロサルヒド配合錠 HD EP 第一三共エスファ 38 ロサルヒド配合錠 HD FFP 富士フイルムファーマ 39 ロサルヒド配合錠 HD KO 寿製

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 マグミット錠 250mg 協和化学工業 2 酸化マグネシウム錠 250mg TX みらいファーマ 3 酸化マグネシウム錠 250mg モチダ 持田製薬販売 # 4 酸化マグネシウム錠 250mg マイラン マイラン製薬 # 5 酸化マグネシ

光 試験区分保存条件保存期間保存形態結果 苛酷試験 光 白色蛍光灯 120 万 lux hr ハ ラフィルムで 覆ったカ ラ ス容器 照射された表面の黄色への着色 並びに水分及び溶液の色の増加 膜透過性 その他 試験項目 : 外観 類縁物質 水分 定量 溶液の色 * ph * 旋光度 * IR スペ

本品約2g を精密に量り、試験液に水900mLを用い、溶出試験法第2法により、毎分50回転で試験を行う

2 有効成分名 添付文書及び審査報告書に基づき記載する 3 品目名 ( 後発医薬品 ) 添付文書及び審査報告書のほか薬価基準収載品目リストにより記載する 複数の品目がある場合は 個別医薬品コード (YJ コード ) 順に番号を振り 記載する ( 複数規格があっても 全規格まとめて YJ コード順とす

36 パロキセチン錠 20mg JG 日本ジェネリック 37 パロキセチン錠 20mg KN 小林化工 38 パロキセチン錠 20mg KO 寿製薬 39 パロキセチン錠 20mg KOG 日本薬品工業 40 パロキセチン錠 20mg NP ニプロ 41 パロキセチン錠 20mg TCK 辰巳化学

37 モンテルカスト錠 5mg DSEP 第一三共エスファ 38 モンテルカスト錠 5mg EE エルメッドエーザイ 39 モンテルカスト錠 5mg KN 小林化工 40 モンテルカスト錠 5mg KO 寿製薬 41 モンテルカスト錠 5mg SN シオノケミカル 42 モンテルカスト錠 5mg T

36 ピタバスタチンCa 錠 2mg 杏林 キョーリンリメディオ 37 ピタバスタチンCa 錠 2mg ケミファ 日本ケミファ 38 ピタバスタチンCa 錠 2mg サワイ 沢井製薬 39 ピタバスタチンCa 錠 2mg サンド サンド 40 ピタバスタチンCa 錠 2mg 三和 三和化学研究所 4

36 ドネペジル塩酸塩錠 5mg アメル 共和薬品工業 37 ドネペジル塩酸塩錠 5mg オーハラ 大原薬品工業 38 ドネペジル塩酸塩錠 5mg 科研 シオノケミカル 39 ドネペジル塩酸塩錠 5mg 杏林 キョーリンリメディオ 40 ドネペジル塩酸塩錠 5mg ケミファ 日本ケミファ 41 ドネ


性 1) 液性 (ph) なし光なしその他 膜透過性 なし BCS Biowaiver option なし 薬効分類 131 眼科用剤 規格単位 0.1%5mL1 瓶 0.3%0.4mL1 個 0.3%5mL1 瓶 2

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 バンコマイシン塩酸塩散 0.5g サワイ 沢井製薬 # 2 バンコマイシン塩酸塩散 0.5g タイヨー 武田テバファーマ # 3 バンコマイシン塩酸塩散 0.5g ファイザマイラン製薬 # ー 4 バンコマイシン塩酸塩散 0.5g MEEK

よくある指摘事項(2)


を加え,0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液で滴定 2.50 する.0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液の消費量は 0.2 ml 以下である ( 過酸化水素として 170 ppm 以下 ). (4) アルデヒド (ⅰ) ホルムアルデヒド標準液ホルムアルデヒド メタノール液のホルムアルデヒ

2 2) 保存条件 保存期間 保存形態 結果 蛍光灯下 2000Lux 1 ヵ月 ( 約 140 万 Lux hr) ガラス容器 密封 極限粘度の低下傾向がみられた その他の項目については変化なし その他 1 1) 試験 保存条件 保存期間 / 保存形態 結果 総光照射量 長期保存試験 5 14 ヵ

ジ 4) には, 適合する公的溶出試験の種類が製品ごとに掲載されており, 参考とした. 対象とする製品のうち, 口腔内崩壊錠については公的溶出試験の設定がないため, 各々の医薬品製造販売承認書の規定に従って溶出試験を行った. 表 1 溶出規格 表示量 規定時間 溶出率 溶出性 a 5mg 30 分

<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770>

スライド 1

(電子メール施行)

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

オキサゾリジノン系合成抗菌剤リネゾリド点滴静注液 リネゾリド注射液 配合変化表リネゾリド点滴静注液 組成 性状 1. 組成 本剤は 1 バッグ中 (300mL) に次の成分を含有 有効成分 添加物 リネゾリド 600mg ブドウ糖 g クエン酸ナトリウム水和物 クエン酸水和物 ph 調節

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

<4D F736F F F696E74202D2082E682AD82A082E98FC689EF8E968D802E B8CDD8AB B83685D>

目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 粉砕時の安定性 8 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で 規格内 の変化を認めるいずれかの試験項目で 規格外 の変化を認める 評価基準 外

HPLC UPLC JP UPLC システムによる 注入回数 3000 回以上 のルーチン製剤分析の実現 分析スループットの向上と使用溶媒量の削減 分析効率の向上 日本薬局方 (JP) は 薬事法第 41 条第一項の規定に基づき医薬品の品質を適性に担保するための公的な規範書であり 多くの医薬品の分析

<4D F736F F D208E9197BF342D312D B858C608B7A F18D908F912E646F63>

目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 分割時の安定性 9 6. 粉砕時の安定性 12 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で 規格内 の変化を認めるいずれかの試験項目で 規格外

Regulations for Manufacturing Control and Quality Control of Ethical Extract Products in Kampo Medicine (Oriental Medicine) Formulations

Microsoft PowerPoint - ⑨140925,30日薬連講習会(後発RMP)930.ppt [互換モード]

しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有

PowerPoint プレゼンテーション

日本医師会に寄せられる後発医薬品への意見 1 平成 27 年 3 月 29 日第 134 回日本医師会臨時代議員会に提出された質問 ( 抜粋 ) 後発医薬品 ( ジェネリック ) 使用は本当に医療費削減効果が あるのか? 厚生労働省は医療費のうち薬剤費の削減のためジェネリック医薬品の使用促進を進めて

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

Microsoft PowerPoint - PMDA径玺儻茬åfi†çł¸è«⁄告仟ç−¶æ³†_H29三å“−æœ� +å½fi报間帅;)_ä¼ıè�°å¾„ä¿®æ�£_ ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案)

目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 分割時の安定性 ( 湿度 ) 8 6. 分割時の安定性 ( 光 ) 粉砕時の安定性 12 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で

法第 14 条第 10 項の規定に基づく承認事項の軽微変更に係る届出 ( 以下 軽微変更届出 という ) を行わせること その際 軽微変更届出書の 備考 欄に 平成 29 年 12 月 1 日薬生薬審発 1201 第 3 号 第十七改正日本薬局方第一追補の制定に伴う医薬品製造販売承認申請等の取扱いに

<4D F736F F F696E74202D FA967B82CC96F28E9690A C982C282A282C42E >

ICH Q4B Annex12

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

和 36 年厚生省令第 1 号 ) 承認申請 : 法第 14 条第 1 項又は第 19 条の2 第 1 項の規定に基づく医薬品の製造販売承認申請一変申請 : 法第 14 条第 9 項 ( 法第 19 条の2 第 5 項において準用する場合を含む ) の規定に基づく医薬品の製造販売承認事項一部変更承認

薬食審査発第 号

眼科用剤一覧表:5.抗アレルギー薬

IC-PC法による大気粉じん中の六価クロム化合物の測定

Taro-試験法新旧

<4D F736F F F696E74202D20362D AE98BC689F1939A C5817A FE394BC8AFA D44418CE394AD88E396F A926B B835E2E707074>

ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費

後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン

HPLCによるUSP関連物質分析条件のUPLC分析への移管と開発

眼科用剤一覧表:1.抗菌薬

(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)

<4D F736F F D2088E396F D8E968FB CC82BD82DF82CC834B E5F E335F2E646F63>

<4D F736F F D F B F934890C3928D D67836F F81754E CF93AE8E8E8CB12E444F43>

Microsoft Word - 資料7-1_表、図_.doc

1544 注射用マイトマイシン C. 条件で液体クロマトグラフィー 2.01 により試験を行い, それぞれの液のマイトマイシンCのピーク面積 AT 及びASを測定する. マイトマイシンC (C15H18N4O5) の量 [μg( 力価 )] =MS AT/AS 1000 MS: マイトマイシンC 標

食安監発第 号 食安基発第 号 平成 19 年 11 月 13 日 各検疫所長殿 医薬食品局食品安全部監視安全課長基準審査課長 ( 公印省略 ) 割りばしに係る監視指導について 割りばしに残留する防かび剤等の監視指導については 平成 19 年 3 月 23 日付け食安

薬食審査発 0318 第 1 号薬食監麻発 0318 第 6 号平成 22 年 3 月 18 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 厚生労働省医薬食品局監視指導 麻薬対策課長 改正法施行に伴う経過措置等終了にあたっての対応について 薬事法及び採血及び供血あつせ

配合変化表 2015 年 4 月改訂 電解質 キシリトール輸液 ( 維持液 ) クリニザルツ輸液

2003

都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

Taro-03-通知.jtd

土壌溶出量試験(簡易分析)

Microsoft Word - (発出)マル製通知案

ラベプラゾールナトリウム錠 10mg サンド の加速試験における安定性 保存条件 :40±1 75±5%RH 保存期間 :6 ヵ月 保存形態 :PTP 包装 アルミニウム袋入り 乾燥剤入り 測定項目 規格値 イニシャル 6 ヵ月後 確 定性反応 赤橙色を呈する 認 試 289nm~293nmに吸収の

Microsoft Word - 箸通知案 doc

2003

日本食品成分表分析マニュアル第4章

別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

pdf ナルトグラスチム ( 遺伝子組換え ) Nartograstim(Genetical Recombination) MAPTYRASSL PQSFLLKSLE QVRKIQGDGA ALQEKLCATY KLCHPEELVL LGHSLGIPWA PLSSC

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF31332D355F88E396F E397C38B408AED918D8D878B408D5C8CE394AD88E396F A926B8EF395748FF38BB52E B8CDD8AB B83685D>

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

改正薬事法の施行に伴う製造販売の承認を要しない医薬品等の取扱い等について

<4D F736F F F696E74202D20312E B A4A8DC382CC8C6F88DC82C68A E707074>

Microsoft Word - 【発送版】記載整備通知

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

本資料は 厚生労働省保険局が運用している 診療報酬情報提供サービス 及び 社会保険診療報酬支払基金 で案内されている情報をもとに作成しています お知らせ ( 薬 )0 1 7 平成 26 年 12 月 11 日 医薬品マスターの改定について 今般 平成 26 年 12 月 11 日付け厚生労働省告示

<4D F736F F F696E74202D C8E8DC58F4994C5817A88C092E890AB A835E838A F2E B8CDD8AB B83685D>

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

目次 はじめに 1 1. 検査方法 1 (1) 検査対象品目 1 (2) 検査方法 2 2. 検査結果の概要 2 3. まとめ 3 4. 協力機関 4 5. これまでの結果の推移 ( 参考 ) 4 表 1. 及び検査結果のまとめ 5 表 2. 検査結果詳細 6

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

薬価基準収載医薬品コード レセプト電算処理システム用コード HOT コード一覧 薬価基準収載医薬品コード (YJ コード ) レセプト電算処理システム用コード HOT コード包装 ブロチゾラム錠 0.25mg ヨシトミ F1037

品目 1 四アルキル鉛及びこれを含有する製剤 (1) 酸化隔離法多量の次亜塩素酸塩水溶液を加えて分解させたのち 消石灰 ソーダ灰等を加えて処理し 沈殿濾過し更にセメントを加えて固化し 溶出試験を行い 溶出量が判定基準以下であることを確認して埋立処分する (2) 燃焼隔離法アフターバーナー及びスクラバ

SW-0778_配合変化試験成績

2009年度業績発表会(南陽)

QbDを用いた新薬申請の審査とGMP適合性調査 -現状及び課題-

Transcription:

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 2017.9.29 第 2 版 (2017.7.7 初版 ) 有効成分 アカルボース 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 アカルボース錠 50mg BMD ビオメディクス 後発医薬品 2 アカルボース錠 50mg JG 日本ジェネリック 3 アカルボース錠 50mg NS 日新製薬 ( 山形 ) 4 アカルボース錠 50mg YD 陽進堂 5 アカルボース錠 50mg 日医工 日医工 6 アカルボース錠 50mg サワイ 沢井製薬 7 アカルボース錠 50mg ファイザー ファイザー 8 アカルボース錠 50mg TCK 辰巳化学 9 アカルボース錠 50mg テバ 武田テバファーマ 10 アカルボース錠 100mg BMD ビオメディクス 11 アカルボース錠 100mg JG 日本ジェネリック 12 アカルボース錠 100mg NS 日新製薬 ( 山形 ) 13 アカルボース錠 100mg YD 陽進堂 14 アカルボース錠 100mg 日医工 日医工 15 アカルボース錠 100mg サワイ 沢井製薬 16 アカルボース錠 100mg ファイザー ファイザー 17 アカルボース錠 100mg TCK 辰巳化学 18 アカルボース錠 100mg テバ 武田テバファーマ 19 アカルボースOD 錠 50mg ファイザー ファイザー 20 アカルボースOD 錠 50mg テバ 武田テバファーマ 21 アカルボースOD 錠 100mg ファイザー ファイザー 22 アカルボースOD 錠 100mg テバ 武田テバファーマ 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 グルコバイ錠 50mg バイエル薬品 先発医薬品 2 グルコバイ錠 100mg バイエル薬品 3 グルコバイOD 錠 50mg バイエル薬品 4 グルコバイOD 錠 100mg バイエル薬品 効能 効果 http://www.bbdb.jp 用法 用量 http://www.bbdb.jp 添加物 http://www.bbdb.jp 1) 解離定数 pka:5.1( 滴定法 ) 1) 溶解度 (37 ) ph1.2:10mg/ml 以上 ph4.0:10mg/ml 以上 ph6.8:10mg/ml 以上 水 :10mg/mL 以上 原薬の安定 水 37 4 時間は安定である 性 1) 液性 (ph) ph1.2 ph4.0 及び ph6.8 において 37 4 時間は安定である 1

光 水溶液中で 室内散光 ( 約 1,000lx) 下 4 時間は安定である その他 なし 膜透過性 なし BCS Biowaiver option なし 薬効分類 396 糖尿病用剤 規格単位 50mg1 錠 100mg1 錠 2

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 溶出 検査 1 アカルボース錠 50mg BMD ビオメディクス 2 アカルボース錠 50mg JG 日本ジェネリック 3 アカルボース錠 50mg NS 日新製薬 ( 山形 ) 4 アカルボース錠 50mg YD 陽進堂 5 アカルボース錠 50mg 日医工 日医工 6 アカルボース錠 50mg サワイ 沢井製薬 7 アカルボース錠 50mg ファイザー ファイザー 8 アカルボース錠 50mg TCK 辰巳化学 9 アカルボース錠 50mg テバ 武田テバファーマ * 10 アカルボース錠 100mg BMD ビオメディクス 1No.3 11 アカルボース錠 100mg JG 日本ジェネリック 1No.4 12 アカルボース錠 100mg NS 日新製薬 ( 山形 ) 1No.5 13 アカルボース錠 100mg YD 陽進堂 1No.6 14 アカルボース錠 100mg 日医工 日医工 1No.7 15 アカルボース錠 100mg サワイ 沢井製薬 1No.8 16 アカルボース錠 100mg ファイザー ファイザー 1No.9* 17 アカルボース錠 100mg TCK 辰巳化学 18 アカルボース錠 100mg テバ 武田テバファーマ 1No.2* * 19 アカルボースOD 錠 50mg ファイザー ファイザー 20 アカルボースOD 錠 50mg テバ 武田テバファーマ 21 アカルボースOD 錠 100mg ファイザー ファイザー 2No.4* 22 アカルボースOD 錠 100mg テバ 武田テバファーマ 2No.3* 注 ) BE は 生物学的同等性(BE) 試験結果を示し 印がついているものは本情報集にデータを掲載して いる 4~8 ページ 2) 注 ) 品質再評価 の項目に 印がついているものは 品質再評価結果通知が発出されている品目である 空 欄となっているものは 品質再評価指定以降に承認された品目等である なお 参考として 品質再評価の際 の先発医薬品の溶出曲線測定例を本情報集に掲載している 9 ページ 注 ) 溶出 は ジェネリック医薬品品質情報検討会での溶出試験結果を示し 上記表中に番号の記載があるも のは 試験を実施した品目である ( 上記表中の番号は 本情報集に掲載された溶出試験結果中の番号と対応し ている ) 全品目で空欄となっている場合は 溶出試験未実施である 一部が空欄となっている場合は 当該 試験実施以降に承認された品目等である 10~13 ページ 注 ) 検査 は 後発医薬品品質確保対策事業検査結果を示し 上記表中に 印がついているものは検査を実施 した品目である 全品目で空欄となっている場合は 検査未実施である 一部が空欄となっている場合は 当 該検査実施以降に承認された品目等である 14 ページ 注 ) ビオメディクス 日本ジェネリック 日新製薬 ( 山形 ) 陽進堂及び辰巳化学の製剤は 承認時において他 社と共同開発されたものである ( 医薬品審査管理課調査による ) *: 旧販売名で記載 3

生物学的同等性 (BE) 試験結果 1 2 3 4 5 6 ( インタビューフォームより ) 4

7 8 9 10 11 12 5

13 14 ( インタビューフォームより ) 15 16 17 18 6

19 アカルボース OD 錠 50mg ファイザー は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン( 平成 18 年 11 月 24 日薬食審査発第 1124004 号 ) に基づき アカルボース OD 錠 100mg ファイザー を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた 20 水で服用時 水なしで服用時 20 21 水なし 水あり 7

22 水で服用時 水なしで服用時 8

品質再評価 ( 医療用医薬品品質情報 ( オレンジブック )) 1) 先発医薬品の溶出曲線測定例を示す 9

溶出試験結果( ジェネリック医薬品品質情報検討会 ) 3) 1アカルボース錠製品リスト製剤ロット製品名製造販売元 No 番号 使用期限 備考 No.1 グルコバイ錠 100mg バイエル薬品 JPR2171 2014.04 先発医薬品 No.2 アカルボース錠 100mg タイヨー 大洋薬品工業 AJ6095 2014.11 承継して 製品名 製造販売元変更 No.3 アカルボース錠 100mg BMD ビオメディクス 1F1 2014.05 No.4 アカルボース錠 100mg JG 日本ジェネリック 9290 2013.08 No.5 アカルボース錠 100mg NS 日新製薬 701111 2014.01 No.6 アカルボース錠 100mg YD 陽進堂 YGC-2 2015.02 No.7 アカルボース錠 100mg 日医工 日医工 JN1201 2014.01 No.8 アカルボース錠 100mg サワイ 沢井製薬 12101 2015.02 承継して 製品名 No.9 アカルボース錠 100mg マイラン マイラン製薬 M012BU3 2015.03 製造販売元変更 10

アカルボース錠 100mg の公的溶出規格は 水を試験液として 毎分 75 回転で試験を行なうとき 30 分で 85% 以上であり 特に問題となる製剤は認められなかった また 全ての試験液において 製剤 No.9 以外の製剤については オレンジブックおよび先発製剤との類似性が確認できた 製剤 No.9 は溶出が遅い傾向にあり オレンジブックおよび先発製剤のいずれとも類似性が確認できなかった 製剤 No.9 に関してメーカーに問い合わせたところ 直近 3 ロットの水における溶出挙動において 開発時の標準製剤および試験製剤と比較して溶出が遅い傾向にあることが確認された 原因として 原薬の粘着力の高さに起因する経時的な硬度の上昇により 溶出性が遅延した可能性があることから 今後 更なる原因調査と改善のための検討を実施するとのことであった 11

2アカルボース OD 錠製品リスト製剤ロット製品名製造販売元 No 番号 使用期限 備考 No.1 グルコバイ錠 100mg バイエル薬品 JPR2171 2014.04 先発医薬品 No.2 グルコバイ OD 錠 100mg バイエル薬品 JPR2310 2014.12 先発医薬品 No.3 アカルボース OD 錠 100mg タイヨー 大洋薬品工業 AR1361 2015.02 承継して 製品名 製造販売元変更 承継して 製品名 No.4 アカルボース OD 錠 100mg マイラン マイラン製薬 M013BU2 2014.02 製造販売元変更 12

なお 製剤 No.2 については承認申請書に従い ph5.0 に代わり ph4.0 にて試験を実施した アカルボース OD 錠 100mg の溶出規格への適合性について 特に問題は認められなかった なお 承認申請時においてアカルボース OD 錠 100mg は 全ての先発製剤 ( 普通錠 ) との溶出挙動の類似性を確保しておらず 生物学的同等性試験により承認を得ていた そのため 今回の試験では 先発製剤 ( 普通錠 ) との溶出曲線の比較は行なわないこととした 13

後発医薬品品質確保対策事業検査結果 4) 平成 21 年度 ( 溶出試験 ) 適 14

分析法 ( 溶出試験 ) 5) 錠が適用対象 OD 錠は適用対象外 アカルボース錠 Acarbose Tablet 溶出性 6.10 本品 1 個をとり, 試験液に水 900mL を用い, パドル法により, 毎分 75 回転で試験を行う. 溶出試験を開始し, 規定時間後, 溶出液 20mL 以上をとり, 孔径 0.45μm 以下のメンブランフィルターでろ過する. 初めのろ液 10mL を除き, 次のろ液 VmL を正確に量り, 表示量に従い 1mL 中にアカルボース (C 25 H 43 NO 18 ) 約 56μg を含む液となるように水を加えて正確に V ml とし, 試料溶液とする. 別にアカルボース標準品 ( 別途 0.3g につき, 容量滴定法, 直接滴定により水分 2.48 を測定しておく) 約 28mg を精密に量り, 水に溶かし, 正確に 100mL とする. この液 5mL を正確に量り, 水を加えて正確に 25mL とし, 標準溶液とする. 試料溶液及び標準溶液 50μL ずつを正確にとり, 次の条件で液体クロマトグラフィー 2.01 により試験を行い, それぞれの液のアカルボースのピーク面積 A T 及び A S を測定する. 本品が溶出規格を満たすときは適合とする. アカルボース (C 25 H 43 NO 18 ) の表示量に対する溶出率 (%) = W S (A T /A S ) (V /V) (1/C) 180 W S : 脱水物に換算したアカルボース標準品の秤取量 (mg) C:1 錠中のアカルボース (C 25 H 43 NO 18 ) の表示量 (mg) 試験条件検出器 : 紫外吸光光度計 ( 測定波長 :210nm) カラム : 内径 4.6mm, 長さ 15cm のステンレス管に 5μm の液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする. カラム温度 :40 付近の一定温度移動相 : リン酸二水素カリウム 0.6g 及びリン酸水素二ナトリウム十二水和物 0.70g を水 1000mL に溶かし, 0.5mol/L 水酸化ナトリウム試液を加え,pH6.7 に調整する. この液 950mL に液体クロマトグラフィー用アセトニトリル 50mL を加える. 流量 : アカルボースの保持時間が約 2 分になるように調整する. システム適合性システムの性能 : 標準溶液 50μL につき, 上記の条件で操作するとき, アカルボースのピークの理論段数及びシンメトリー係数は, それぞれ 500 段以上,2.5 以下である. システムの再現性 : 標準溶液 50μL につき, 上記の条件で試験を 6 回繰り返すとき, アカルボースのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. 溶出規格 表示量 規定時間 溶出率 50mg 15 分 85% 以上 100mg 30 分 85% 以上 15

アカルボース標準品 C 25 H 43 NO 18 :645.60 O-4,6-ジデオキシ-4-{[(1S,4R,5S,6S)-4,5,6-トリヒドロキシ-3-( ヒドロキシメチル )-2-シクロヘキセン-1-イル] アミノ }-α- D -グルコピラノシル-(1 4)-O-α- D -グルコピラノシル-(1 4)- D -グルコピラノースで下記の規格に適合するもの. 性状本品は白色 ~ 淡黄色の粉末である. 確認試験本品につき, 赤外吸収スペクトル測定法 2.25 の臭化カリウム錠剤法により測定するとき, 波数 3360cm -1,1654cm -1,1153cm -1 及び 1033cm -1 付近に吸収を認める. 類縁物質本品 0.20g を水 10mL に溶かし, 試料溶液とする. 試料溶液 10μL につき, 次の条件で液体クロマトグラフィー 2.01 により試験を行う. 試料溶液のアカルボースのピーク面積 A 及び個々のピーク面積 An を自動積分法により測定し, 次式により個々の類縁物質の量を求めるとき, 類縁物質の合計は 3.0% 以下である. 個々の類縁物質の量 (%) = (A n fn) A+ (A n fn) 100 f n : 感度補正係数次の感度補正係数を用いる. アカルボースに対する感度補正係数相対保持時間約 0.54 0.75 約 0.82 0.625 約 1.61 1.25 約 1.82 1.25 約 2.06 1.25 その他 1.00 試験条件検出器 : 紫外吸光光度計 ( 測定波長 :210nm) カラム : 内径 4mm, 長さ 25cm のステンレス管に 5μm の液体クロマトグラフィー用アミノプロピルシリル化シリカゲルを充てんする. カラム温度 :35 付近の一定温度移動相 : リン酸二水素カリウム 0.6g 及びリン酸水素二ナトリウム十二水和物 0.70g を水 1000mL に溶かし, 0.5mol/L 水酸化ナトリウム試液を加え,pH6.7 に調整する. この液 280mL に液体クロマトグラフィー用アセトニトリル 720mL を加える. 流量 : アカルボースの保持時間が約 15 分になるように調整する. 面積測定範囲 : アカルボースの保持時間の約 2.5 倍の範囲システム適合性検出の確認 : 試料溶液 3mL を正確に量り, 水を加えて正確に 100mL とし, システム適合性試験用溶液とする. システム適合性試験用溶液 5mL を正確に量り, 水を加えて正確に 50mL とする. この液 10μL から得たアカルボースのピーク面積が, システム適合性試験用溶液のアカルボースのピーク面積の 7~13% になることを確認する. システムの性能 : 試料溶液 10μL につき, 上記の条件で操作するとき, アカルボースのピークの理論段数及びシンメトリー係数は, それぞれ 1700 段以上,2.0 以下である. システムの再現性 : システム適合性試験用溶液 10μL につき, 上記の条件で試験を 6 回繰り返すとき, アカルボースのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. 16

水分 2.48 4.0% 以下 (0.3g, 容量滴定法, 直接滴定 ). 強熱残分 2.44 0.5% 以下 (1.0g). 純度本品を脱水物に換算したものの純度 (%)=100- 類縁物質 (%)- 強熱残分 (%) 本品を アカルボース錠 の溶出試験 ( 液体クロマトグラフィー ) に用いる場合は, 標準品の秤取量に純度 (%) を乗ずる. 17

関連情報 なし 引用情報 1) 医療用医薬品品質情報 ( オレンジブック )( 平成 19 年 1 月版 厚生労働省医薬食品局審査管理課 ) 2) 医療用医薬品再評価結果平成 18 年度 ( その2) について ( 平成 18 年 12 月 28 日付け薬食発第 1228005 号 厚生労働省医薬食品局長通知 ) 3) 第 11 回ジェネリック医薬品品質情報検討会資料 11-1 4) 平成 21 年度 後発医薬品品質確保対策事業 検査結果報告書 ( 平成 22 年 8 月 厚生労働省医薬食品局監視指導 麻薬対策課 ) 5) 日本薬局方外医薬品規格第三部の一部改正について ( 平成 18 年 12 月 28 日付け薬食発第 1228001 号 厚生労働省医薬食品局長通知 ) 18