資料 2 サービス等生産性向上 IT 導入支援事業 (IT 導入補助金 ) について 平成 31 年 2 月 27 日 近畿経済産業局サービス産業室
中小企業生産性革命推進事業平成 30 年度第 2 次補正予算案額 1,100.0 億円 事業の内容 事業目的 概要 中小企業 小規模事業者等が 認定支援機関と連携して 生産性向上に資する革新的サービス開発 試作品開発 生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援します また 設備投資等とあわせて専門家に依頼する費用も支援します 小規模事業者がビジネスプランに基づいた経営を推進していくため 商工会 商工会議所と一体となって経営計画を作成し 販路開拓や生産性向上に取り組む費用等を支援します IT の導入支援にあたり セキュリティにも配慮した IT ツール及びその提供事業者の成果を公開し IT 事業者間の競争を促すとともに 横展開を行うプラットフォームの構築等を通じて 中小企業 小規模事業者による IT 投資を加速化させ 我が国全体の生産性向上を実現します 成果目標 ものづくり 商業 サービス生産性向上促進事業により 事業終了後 5 年以内に事業化を達成した事業が半数を超えることを目指します 小規模事業者持続的発展支援事業により約 20,000 者の販路開拓及び生産性向上を支援し 販路開拓につながった事業の割合を 80% とすることを目指します サービス等生産性向上 IT 導入支援事業により 補助事業者の生産性を向上させ サービス産業の生産性伸び率を 2020 年までに 2.0% を実現することに貢献します 1. 中小企業庁技術 経営革新課 03-3501-1816 2. 中小企業庁小規模企業振興課 03-3501-2036 2. 商務 サービスG クールジャパン政策課 03-3501-1750 3. 商務 サービスG サービス政策課 03-3501-3922 事業イメージ 1. ものづくり 商業 サービス生産性向上促進事業 ( 補助上限額 :1,000 万円 補助率 1/2) 中小企業 小規模事業者等が行う革新的なサービス開発 試作品開発 生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援します 小規模な額で中小企業 小規模事業者等が行う革新的なサービス開発 試作品開発 生産プロセスの改善を支援します ( 設備投資を伴わない試作品開発も支援 )( この場合の補助上限額は 500 万円 また 小規模事業者の場合は補助率 2/3) スマートものづくり応援隊 IT コーディネータ ロボットシステムインテグレータ 技術士等 事業の遂行に必要な専門家を活用する場合は 補助上限額を 30 万円アップ 先端設備等導入計画の認定又は経営革新計画の承認を取得して一定の要件 ( ) を満たす者は 補助率 2/3 労働生産性年率 3% 以上向上を含む経営革新計画または先端設備等導入計画 を 2018 年 12 月 21 日以降に申請し 承認 認定を受けた場合 2. 小規模事業者持続的発展支援事業 ( 補助上限額 :50 万円 補助率 2/3) 小規模事業者が商工会 商工会議所と一体となって取り組む販路開拓や生産性向上の取組を支援します 複数社が連携した共同設備投資等は補助上限 500 万円 (50 万円 10 者 ) 展示会開催支援 条件 ( 対象者 対象行為 補助率等 ) 国 定額補助 民間団体等 補助 (2/3,1/2) 中小企業等 3. サービス等生産性向上 IT 導入支援事業 ( 補助上限額 :450 万円 補助率 1/2) 中小企業 小規模事業者等の生産性向上を実現するため バックオフィス業務の効率化や新たな顧客獲得等の付加価値向上 ( 売上向上 ) に資するITツールの導入支援を行います
サービス等生産性向上 IT 導入支援事業 の概要 中小企業 小規模事業者等の生産性向上を実現するため バックオフィス業務の効率化や新たな顧客獲得等の付加価値向上 ( 売上向上 ) に資する IT ツールの導入支援を行います 具体的には 日々の経理を効率化する会計ソフト 顧客情報等を一元管理するクラウドシステム等の IT ツールの導入を支援します 1. 補助対象事業者 中小企業 小規模事業者 ( 飲食 宿泊 小売 卸 運輸 医療 介護 保育等のサービス業の他 製造業や建設業等も対象 ) 2. 補助額 補助率 上限額下限額補助率 450 万円 40 万円 1/2
サービス等生産性向上 IT 導入支援事業 の概要 3. 補助対象ツール 補助金 HP に登録 公開されている IT ツールが対象です ハードは対象外例えば 日々の経理を効率化する会計ソフト 顧客情報等を一元管理するクラウドシステム 職員間のコミュニケーション システム 飲食店のセルフオーダーシステムの導入 設定費用等が含まれます 4. 申請方法 IT ツールや 国の補助金申請等の手続に詳しくない方でも 本事業で登録された IT 導入支援事業者が IT ツールの説明 申請 導入 運用方法等のサポートを行います 5. 今後の予定 詳細は調整中ですが 決定次第 経済産業省ホームページや 補助金ホームページに掲載します お問い合わせ先 : 経済産業省商務 サービスグループサービス政策課 (03-3580-3922) 平成 30 年度補正予算案において措置予定
IT ツールの導入 / 活用事例 ( 過去の採択事例 ) 飲食業 原価率の見える化を通じて 仕入れ価格の削減に努める等 経営の体質改善を実現 Excel で管理していた給与計算を効率化 ( 手書きで半日 1 時間 ) 主な機能 : 決済 顧客管理 原価管理 業務管理 財務 会計管理 給与 宿泊業 手書きの予約台帳をスタッフ全員に配っていたが 予約 会計管理 顧客情報等の情報をタブレットでスタッフ間において共有する IT ツールを導入 導入後 3 年間で売上 35% 増を実現 主な機能 : 予約 顧客管理 原価管理 業務管理 財務 会計管理 小売 卸 HP のデザインや機能を抜本的に改善 これにより 新規顧客の来店が増加 最盛期である 7 月 8 月の売上が前年比 1.5 倍 WEB での検索ヒット数が 3 倍程度となるなど 生産性向上を実現 主な機能 :WEB サイトへの集客 医療業介護業保育業 予約 顧客 / 財務管理の一括管理 自動入力による効率化を実現 (1 患者当たり 1 分削減 ) 入力ミス解消により 訂正に係る作業時間を削減 (1 件 10 分程度 ) 転記等の 2 重作業が解消し 請求業務に係る時間が 1 割に 作業時間短縮により 新規事業へ注力する余裕が生じるとともに 顧客訪問前の職員とヘルパーとの情報共有も充実 帳票の作成 確認時間短縮 ( 園長 60 分 / 月 保育士 1 名 130 分 / 月の削減 ) 登降園 出退勤の集計作業時間の短縮 ( 園長 120 分 / 月 保育士 1 名 75 分の削減 ) 主な機能 : 予約 顧客管理 原価管理 業務管理 財務 会計管理 ( イメージ : カルテ画面 ) ( イメージ : 請求システム画面 ) 主な機能 : 顧客管理 原価管理 業務管理 財務 会計管理 主な機能 : コミュニケーション 顧客管理 人事シフト 原価管理 業務管理
IT ツールの導入 / 活用事例 ( 過去の採択事例 ) 学習業 バレエ教室と学習塾を併設 予約管理や生徒の出欠を IT ツールで管理 業務効率化により 授業やレッスン内容の充実化や保護者との連絡が円滑化する等 サービス向上に寄与 主な機能 : コミュニケーション 顧客管理 人事シフト 原価管理 業務管理 建設業 3 次元パース ( 画像 ) での施主へのわかりやすい提案や顧客情報管理によるサービスの向上を実現 企画設計についても これまでの業務比 10% 以上の効率化を図ることが可能に 主な機能 : 販売 店頭 顧客管理 ソフトウェア クラウドで即時に業績を可能に 月次の経営管理資料作成日数を 5 日間削減 各種精算データを会計システムに入力する作業が 2 時間から 0 に 今後社員が増加しても作業量は増加しない見込み 主な機能 : 受発注 原価管理 業務管理 財務 会計管理 製造業清掃業士業 2 日要していた給与計算と管理帳票の作成が数時間程度の作業となり 大幅な業務効率化 残業時間の即時把握が可能となり 残業時間削減の意識向上に寄与 売上計上漏れの防止や請求回収漏れの防止 事務と営業の情報共有の円滑化による作業時間の短縮を実現 事業計画作成を通じ 経営課題を発見 生産性向上に係る社員の意識改革にも寄与 顧客情報の一元管理 システム間の円滑なデータ連携により データの入力関連の業務が効率化 税務届出書類の確認 作成 提出が電子化され 業務効率化を実現 主な機能 : コミュニケーション 人事シフト 原価管理 業務管理 給与 主な機能 : 顧客管理 受発注 原価管理 業務管理 主な機能 : コミュニケーション 販売 店頭 決済 顧客管理 原価管理 業務管理 財務 会計管理
参考情報 近畿経済産業局ホームページで IT 導入補助金等の活用事例を紹介しています http://www.kansai.meti.go.jp/3-2sashitsu/service/seisansei_jirei.html 右の QR コードから閲覧できます お問い合わせ先 近畿経済産業局産業部サービス産業室 (TEL 06-6966-6053) IT 導入補助金の詳細は 後日公開される補助金事務局ホームページをご確認ください