第 2 次公開 6 年小学校英語科 海外の人々に日本食を紹介しよう (4 時間扱い ) 研究開発学校小学校英語科新カリキュラム 6 年 Lesson 3 授業者伊藤光 単元について 目標 : 海外の人々に日本食を紹介する活動を通して, 日本食のよさを知り, 既習の英語表現や言い換え等を活用しながら,

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自己紹介をしよう

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

いろいろな衣装を知ろう

ICTを軸にした小中連携

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

平成 29 年 10 月 23 日 ( 月 ) 第 2 校時尾道市立日比崎小学校第 6 学年 1 組外国語科指導者 HRT 遠崎且典 JTE 片山奈弥津 単元名 台湾の友達との交流を深めよう ~Welcome to Japan.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 異文化理

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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グリーン家の人々

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

研究との関わり 自主的 主体的な課題解決や協同的な課題解決を進めることができるよう, 課題設定の在り方や振り返りの在り方の支援を表すと, 以下のようになる 課題設定の在り方 振り返りの在り方 自主的 主体的な課題解決のために 個に応じた段階的に取り組める課題自分の力に合った課題解決を目指すことができ

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Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

保健体育科学習指導案

が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間に

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき


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外国語活動の実践 外国語活動におけるコミュニケーションを大切にした活動の工夫 1 単元名 5 年数で遊ぼう ~ How many?~ ( 教材 Hi,friends! 1 文部科学省) 2 目標 積極的に数を数えたり, 尋ねたりしようとする 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 言語には,

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

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このような研究を進める中で はじめは英語での質問に日本語で答えていた児童も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任

<小学校 生活科>

指導観指導においては 留学生に日本の給食を紹介する というゴールを授業の最初に児童に伝え いつもそのゴールを意識しながら学習を進めたい 食に関する語彙や会話表現としては 1~3 年生で野菜や果物などの食べ物の学習 4 年生時には I like ~. で好きな食べ物 What would you li

Hi, friends!1 Lesson 7

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

○数学科 2年 連立方程式

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会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

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解答類型

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

Hi, friends!1 Lesson9

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

5 年 No.9 Happy birthday! 誕生日を祝おう! 2/7 自分から進んで誕生日を尋ねたり 自分の誕生日を伝えたりしようとする 自分の知らない人の誕生日を知りたくなるように有名人 になりきる Activitey を取り入れる より多くの人に自分の英語が伝わる喜びを味わわせる 〇誕生日

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2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

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3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

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第 3 学年 3 組外国語活動指導案平成 30 年 11 月 14 日 ( 水 )5 校時指導者飯島加奈子 ( 英語専科 ) 場所 3-3 教室 1 単元名 What s this? ~ 松江のおすすめクイズを作ろう ~( Let s try! 1 Unit8) 2 単元の目標 コミュニケーションへ

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5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

生徒の活動

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いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

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児童同士のペアトークやグループ活動などを取り入れる そして自分と友だちの考えの共通点や相違点などに気付かせることで, 自分の考えを伝えることの必要性を感じさせたり, 相手に伝わりやすい表現の仕方を考えさせたりする さらに, 今年度は学級担任の英語使用量の向上を目指した取組を進めており, ジェスチャー

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群教セ I01-08 平 集 特 情緒障害 中学校自閉症 情緒障害特別支援学級における人と関わる意識を高める支援の工夫 自己肯定感を高めるための振り返りと ソーシャルスキルトレーニングを通して 特別研修員田子賢一 Ⅰ 研究テーマ設定の理由 自閉症 情緒障害特別支援学級の生徒は 社会生活

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

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目次 1. レッスンで使える表現 レッスンでお困りの際に使えるフレーズからレッスンの中でよく使われるフレーズまで 便利な表現をご紹介させていただきます ご活用方法として 講師に伝えたいことが伝わらない場合に下記の通りご利用ください 1 該当の表現を直接講師に伝える 2 該当の英語表現を Skype

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英語で歌を歌い 英語でゲームすることを得意としている その一方で 英語に限らず自分のことや意見を発表することには 自信をもてず うまく表現できていない児童もいる しかし 外国語活動を通して自己表現することや友達とコミュニケーションを図ることの楽しさを徐々に感じ始めている 今回の単元で扱う 丁寧な表現

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第 2 次公開 6 年小学校英語科 海外の人々に日本食を紹介しよう (4 時間扱い ) 研究開発学校小学校英語科新カリキュラム 6 年 Lesson 3 授業者伊藤光 単元について 目標 : 海外の人々に日本食を紹介する活動を通して, 日本食のよさを知り, 既習の英語表現や言い換え等を活用しながら, 積極的に日本食について説明することができるようにする 本単元では, 研究開発学校として作成した小学校英語科新カリキュラムに示される英語表現等を活用し, 留学生に身近な日本食に関して紹介する活動を展開する 子供が自主的 主体的に, かつ協同的に課題解決を図っていくことができるよう, インフォメーション ギャップのある状況 ( 伝えたい日本食について知っている / その日本食について知りたい ) を創り出し, それを埋め合わなければならない課題を設定する 子供はこれまでに覚えてきた簡単な英語を活用し, 写真を見せながら身近な日本食に関する事実を説明したり質問に応じたりしていく中で, 友達や留学生と積極的にコミュニケーションを図っていくと考える 単元の評価規準 研究開発学校プロジェクト会議 (2014.4.30) での確認に基づく観点評価 1 日本食に関して写真等を見せながら既習の英語を活用して説明するとともに, 質問に応じる等日本食に関するやり取りをしながら友達や留学生と積極的にコミュニケーションを図ろうとしている [ コミュニケーションへの関心 意欲 態度 ] 評価 2 日常的な日本食や食材を表す英語, 日本食について説明したり質問に応じたりするための英語を, 繰り返し聞いたり話したり読んだり書き写したりしている [ コミュニケーションを支える技能 ] 評価 3 日本食について説明したり質問に応じたりするための英語を理解しているとともに, 日本食のよさに気付いている [ 言語や文化に関する知識 理解 ] 本単元におけるアクティブ ラーニングで育んでいく資質 能力 自主的 主体的な課題解決に関わる資質 能力 課題を明確にして, 解決の見通しをもつ 考えを表現する 自分の学習を振り返り, 次の学習に生かす 本単元における活動の姿子供たちが日常的に食べており, 留学生が知りたがっている身近な日本食について説明する活動であることを具体的に捉え, 課題解決の見通しをもつ また, 留学生に説明をしたり, 簡単な質問に応じたりするコミュニケーション活動を行う その中で, 自分が知る身近な日本食に関する事実や自分の考えを他者に伝えようとしたり, 伝えるために必要となる言葉を選択したりする そして活動の価値を見出すことで, 今度は ~のような学習もしてみたい など一層自主的 主体的に学んでいこうとする思いをもつ 協同的な課題解決に関わる資質 能力 協同する ( 相互補完型 ) 協同することの価値に気付く 本単元における活動の姿友達や留学生とインフォメーション ギャップを埋め合う必要のあるコミュニケーション活動を繰り返しながら, 既習の英語を活用できるようになってきていることを実感する また, 学習を通して 楽しかったこと わかったこと できるようになったこと 等の視点で発達段階に応じた分析的な振り返りをするとともに, その内容を交流しながら自分の学習の成果を実感しつつ, 自分の学びが友達の学びの役にも立っている等の互恵的な学習のよさを自覚化していく

研究との関わり 自主的 主体的な課題解決や協同的な課題解決を進めることができるよう, 課題設定の在り方や振り返りの在 り方に関わる支援を表すと, 以下のようになる 課題設定の在り方 振り返りの在り方 自主的 主体的な課題解決のために 活動の具体的な提示とオリエンテーション 学習内容に興味 関心をもつことができるよう, コミュニケーションを図る必要感をもつように導 入を工夫し, 活動内容を具体的に提示する また, 課題解決の方法や手順を明らかにして学 習の見通しをもつことができるよう, オリエンテ ーションの場を設定する これらにより, コミュニ ケーションの場面を明確にイメージし, 学習で必 要となる言葉を決め出しながら, 進んで学習に取 り組むことができると考える CAN-DO リストに基づいた価値づけの言葉かけ 学習の成果を実感し, 次の学習への意欲や待 感を高めることができるよう, 学習の振り返りの 場を設定する そして子供の振り返り内容に対し て,CAN-DO リスト ( 英語を使って何ができるよ うになったかを文章表記したもの ) を提示しなが ら, それに基づいた価値づけの言葉をかけたり, 取 組の様子を称賛したりする 子供は達成感を味わ うだけでなく, 活動を通して 何を学んだのか を 自覚化することができると考える 単元のグランドデザイン 協同的な課題解決のために 現実的なインフォメーション ギャップの埋 め合いの場の設定 他者の考えを聞き, 積極的にコミュニケーショ ンを図ることができるよう, インフォメーション ギャップを埋め合う必要のある課題を設定する そこで本単元では, 留学生に身近な日本食につい て説明する場を設定する これにより友達ととも に必要な言葉を決め出しながら, 自分が知る日本 食に関する事実を伝えたり相手の質問に応じたり することができるようになると考える 分析的な振り返りと交流の場 学習を 楽しかったこと わかったこと でき るようになったこと の視点で分析的に振り返り, 交流する場を設定する さらに交流内容を思考ツ ールの一種である Y チャート等を用いながら視覚 化する 学習の成果を友達と共有し, 他者と学習す ることに喜びを感じ, 互恵的な学びのよさを自覚 化していくと考える 単元の開始単元の展開単元のまとめ 時間 1 時間 2 時間 1 時間 開始 展開 具体的な活動を提示 留学生が日本食に関して学 びたいと思っていることを, ビデオレター ( または英語の 手紙 ) を通して知る オリエンテーションの場 を設定 日本食に関して説明したり質問に応じたり するために必要となる言葉や学習の流れを押さ え, 単元の見通しをもつ 必要感に応じた学習の場の 設定 説明したり質問に応じたり するために日本食に関する事 実や必要な英語を想起したり 調べたりする 英語を活用しながら説明の 準備をする場の設定 実際の説明場面を想定しながら, 友 達に英語で説明したり質問に応じたり 説明内容を整理したりする 現実的なインフォメーション ギ ャップの埋め合いの場を設定 5 年時に行った 他の附属小の友達 に道南の町を紹介 等の活動を想起し ながら, 活動の仕方を確認する 活動のための十分な時間の 保障 留学生が知りたがっている日本食 に関して説明したり質問に応じたりし ながらコミュニケーションを図る まとめ 分析的な振り返りと交流の場を設定 CAN-DO リストに基づいた価値づけの言葉かけ 学習の状況や学年に応じた, 学習の様子についての分析的な振り返りを行う 達成感を味わい, 学習の成果や互恵的な学びを実感できるよう振り返り内容についての交流をする

単元計画 学習活動 ( ) と子供の姿 開 留学生からのビデオレター ( または英語で書か 始 れた手紙 ) を見て, 本単元の学習内容を知る 留学生からのオファーだ 留学生は普段の日本食に ね どんな内容かな ついて学びたいんだね 留学生たちが知りたがっている日本食について, 私たちが英語で 教えるんだね 普段の日本食といえば, ご飯, みそ汁, 他には? 教師の支援 ( ) と評価 ( ) 学習への興味 関心を喚起することができるよう, 留学生からのビデオレター ( または英語で書かれた手紙 ) を用意し提示するとともに, 留学生が教えてほしがっていることを確認する場を設ける 活動の具体的な提示 興味 関心をもって自主的 主体的に学習を進めていくことができるよう, 日常的に食べている日本食を想起するよう促す 留学生に普段食べている身近な日本食について紹介しよう 展 開 日本食に関して説明したり質問したりする際に必要となる言葉や学習の流れを押さえ, 学習の見通しをもつ 日本食にはどんなものがあるどんな食材が使われているかか伝えないといけないな も簡単に説明したいね 説明するために英語を調べ 5 年生のときに行った学習て, さらに今まで覚えてきたに似ているね 班で協力して英語もうまく使っていこう 進めた方がよさそう 代表的な日本食について説明するための英語の例を, 単語が表示された日本食や食材の写真を用いるクイズ等を通して知る Beef, vegetables, tofu,? すきやきを説明するには, あ, すきやきのことだ この逆をやればいいんだ I like sukiyaki. Do you like sukiyaki? このくらいならすぐに質問に応じたり, 質問したりできそうだね 見通しをもって自主的 主体的に, そして協同的に課題解決を図りながら学習を進めていくことができるよう, オリエンテーションの場を設ける オリエンテーションの場を設定 学習の見通しをもつことができるよう, 子供の思考に基づいて説明したり質問したりする際に必要となる言葉や学習の流れを板書し, それを教室内に掲示しておく 日本食について説明したり質問に応じたりするための英語を理解しているとともに, 日本食のよさ等に気付いている 評 3 日本食について説明するための英語を知り, また質問に応じるために必要となる英語を想起することができるよう, 単語が表示された日本食や食材の写真を提示しながら行うクイズを取り入れる 日本食に関して説明したり質問に応じたりす るために必要な英語を集め, 友達に英語で説明し てみる 班で相談しながら説明する日 決め出した日本食が栄養 本食をいくつか決めよう 他 バランスの良い献立にな の班とも内容を調整しよう っているといいね ipad や電子辞書を使って 説明内容に合った写真も 日本食を説明するための 用意して ipad に入れてお 英語を集めなければ こう 集めた英語は, 説明で役に 集めた英語で説明できる 立つようにワークシート かな 友達や先生を相手に に書き写していこう 試してみようかな 日常的な日本食や食材を表す英語, 日本食について説明したり質問に応じたりするための英語を, 繰り返し聞いたり話したり読んだり書き写したりしている 評 2 日本食のよさに気付くことができるよう, 単元初めに想起した日常的な日本食を基に, 班で説明する日本食の献立を決め出すよう促す 日本食とそれに使われている食材を表す英語を知ることができるよう, 英語を調べたり英語の音声を真似したりする場を設ける 留学生への説明や質問対応のための準備が十分にできるよう, 必要な英語を調べるための時間を保障したり, 調べた英語を使いながら日本食について友達や教師に説明したり質問に応じたりしてみる活動を取り入れたりする

It s like pudding. It has 茶碗蒸しのことだね 確か eggs, chicken, and にプリンみたいだよね shrimp in a cup. Do you like it? 説明する内容を班で分担するとなんとかできそうだね 相手の質問にも答えることができるになりたいね 自主的 主体的に活動に取り組めるよう, 代表の子供とともに活動の仕方を演示する 友達と積極的にコミュニケーションを図りながら協同的に学んでいることを実感できるよう, 互いに英語を注意深く聞いたりはっきりと話したりしようとしている姿を取り上げ, 紹介や称賛をする まとめ 本時 留学生に日本食に関して説明をしたり質問に応じたりする < 説明や質問への対応の展開例 > C1~C4 子供,F 留学生 C1~C4: Hello. Welcome to our group. F: Hello. I m Amy. C1~C4: I m Hikaru. Nice to meet you. F: Nice to meet you, too. You have nice pictures of Japanese foods! What s this? C1: This is sushi. Rice with vinegar, sugar and salt. It has fish on top. F: I see. What s this? C2: This is ( 班で分担しながら説明していく ) F: Which do you like the best? C1~C4: I like Do you like sushi? F: Yes! I like it very much. Thank you for today. See you. C1~C4: See you. 留学生の質問をよく聞い 実際に留学生のお客様と話す て, それに合った内容で答 から, あいさつやアイコンタ えようね クト等も大切にしないと 写真を見せながら説明すると, 伝えたい内容がよりわかり やすく伝わるね 5 年生での学習内容が役に立ったな 学習の振り返りをする 自分たちの日本食の説明 今回の学習で焼き鳥を説 が留学生に伝わってうれ 明するための英語がわか しかったよ るようになったな 覚えた英語もうまく使っ 日本食のことだけでなく て, 言い換えながら伝える 日本の文化や自分のこと ことができるんだね なども伝えていきたいね 日本食に関して写真等を見せながら既習の英語を活用して説明するとともに, 質問に応じる等日本食に関するやり取りをしながら友達や留学生と積極的にコミュニケーションを図ろうとしている 評 1 英語を使いながら積極的にコミュニケーションを図ることができるよう, 現実的なインフォメーション ギャップの埋め合いのある活動を設定する 現実的なインフォメーション ギャップの埋め合いの場を設定 活動の進め方を明確化し自主的 主体的に, そして協同的に学習を進めることができるよう,5 年時に行った 他の附属小の友達に道南の町を紹介 等の活動を想起するよう促しながら, 活動の仕方を確認したり演示したりする 留学生と積極的にコミュニケーションを図ることができるよう, 活動の時間を十分に保障し, いろいろな留学生に日本食に関して説明したり質問に応じたりすることを働きかける 積極的にコミュニケーションを図りながら協同的に学んでいることを実感できるよう, 英語を注意深く聞いたり話したり, 留学生と礼儀正しく接したりしようとしている姿 ( あいさつ アイコンタクト はっきりとした声等 ) を取り上げ, 紹介や称賛をする 学習の成果を実感し, 互恵的な学びのよさを自覚化しながら学習への意欲を一層高めることができるよう, 楽しかったこと わかったこと できるようになったこと 等の視点で行う分析的な振り返りの場を設けたり,CAN-DO リストの内容に基づいた価値づけの言葉をかけたりする 価値づけの言葉かけ 分析的な振り返りと交流の場を設定

本時案 ( 4/4 ) 本時の目標 : 留学生に日本食に関して説明したり質問に応じたりする活動を通して, 写真を見せたり既習の英語表現や言い換え等を活用したりしながら, 積極的にコミュニケーションを図ることができるようにする 開 始 学習活動 ( ) と子供の姿 ウォームアップをする tea と sea って音声も似て絵を見ながら英語の音声を聞いいるし文字も似ているね て, 内容に合った文を選ぼう 教師の支援 ( ) と評価 ( ) 身近なものを表す絵と英語の音声と文字との対応を理解していくことができるよう, 計画的なウォームアップの場を設定する 展開まとめ 留学生に身近な日本食について説明したり質問に応じたりしよう 学習の見通しをもつ 活動の進め方を明確化し自主的 主体的に, そ 前の時間までに準備した 班で役割分担, ぼくは焼き鳥 内容で, 留学生に日本食に の説明をするよ ipad で写真 ついて英語で説明しよう を見せながら説明しよう 留学生に日本食に関して説明をしたり質問に 応じたりする ワークシートのメモを見 実際に留学生のお客様と話す ながら, 相手にはっきりと から, あいさつやアイコンタ 説明しよう クト等も大切にしないと 留学生の質問をよく聞い すしのことを質問された て, それに合った内容で答 私が説明するね This is えようね sushi. It has fish on top. 茶碗蒸しは確かプリンみ 入っているものも具体的 たいだということを伝え に言えばいいよ It has ればよかったな eggs, chicken, shrimp I like chawan-mushi. おいし Do you like chawan-mushi? 同じ いし, 塩分控えめだよ 質問を返すのも楽しいね 写真を見せながら説明すると, 伝えたい内容がよりわか りやすく伝わるね 5 年生での学習で覚えた Show and Tell の技が役に立ったな して協同的に学習を進めることができるよう,5 年時に行った 他の附属小の友達に道南の町を紹介 等の活動を想起するよう促しながら, 活動の仕方を確認したり演示したりする 日本食に関して写真等を見せながら既習の英語を活用して説明するとともに, 質問に応じる等日本食に関するやり取りをしながら友達や留学生と積極的にコミュニケーションを図ろうとしている 評 1 英語を使いながら積極的にコミュニケーションを図ることができるよう, 現実的なインフォメーション ギャップの埋め合いのある活動を設定する 現実的なインフォメーション ギャップの埋め合いの場を設定 留学生と積極的にコミュニケーションを図ることができるよう, 活動の時間を十分に保障し, いろいろな留学生に日本食に関して説明したり質問に応じたりすることを働きかける 積極的にコミュニケーションを図りながら協同的に学んでいることを実感できるよう, 英語を注意深く聞いたり話したり, 留学生と礼儀正しく接したりしようとしている姿 ( あいさつ アイコンタクト はっきりとした声等 ) を取り上げ, 紹介したり称賛したりする 学習の振り返りをする 学習の成果を実感し, 互恵的な学びのよさを自覚化 自分たちの日本食の説明 今回の学習で焼き鳥を説 しながら学習への意欲を一層高めることができるよ が留学生に伝わってうれ 明するための英語がわか う, 楽しかったこと わかったこと できるように しかったよ るようになったな なったこと 等の視点で行う分析的な振り返りの場を 設けたり,CAN-DO リストの内容に基づいた価値づけ の言葉をかけたりする 覚えた英語もうまく使っ日本食のことだけでなく 価値づけの言葉かけ 分析的な振り返りと交流て, 言い換えながら伝える日本の文化や自分のことの場を設定 ことができるんだね なども伝えていきたいね