第1学年 技術・家庭科学習指導案

Similar documents
<4D F736F F D2092B781458EC CC82DC82C682DF81698AAE8C8B94C5816A81698F918EAE8F4390B3816A5F8AAE90AC94C55F82DA82A982B5>

スライド 1

Taro-12事例08.jtd

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

<4D F736F F D2093FA D95BD90E690B68EF68BC681458E7793B188C42E646F63>

Microsoft Word - 木工G指導案.doc

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

<4D F736F F D E7793B188C D915F88E48FE38BB E646F63>

Microsoft Word - 社会科

自己紹介をしよう

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

Taro-6学習指導案(事例①小学校

< F31322D C8E825693FA8A778F4B8E7793B188C42E6A7464>

<4D F736F F D2089C692EB89C88E7793B188C481698F648CF58BB A2E646F63>

20情報【授業】

問題解決的な学習スタイルを充実させるために 3 つのステップを積み上げましょう 課 題 板書を充実させる道具を用意している ( マグ ネット名札 学習の流れカード ) 黒板に日付を書き 単元の流れ 本時の流れを 掲示している ノートに日付 単元の流れ 本時の流れを書かせている 前時の振り返りをノート

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

★数学学習指導案最終(知的障害)

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

解答類型

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

< F2D87408E7793B188C C993A190E690B6816A2E6A7464>

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

( 書式 ) 平成 0 年度東京都立練馬特別支援学校年間指導計画 4 ねらい () 作品製作を通して 裁縫道具を安全に使えるようになる () 作る喜びを体験する () 手元を見て活動に取り組める時間を増やす (4) 調理道具を教員と共に正しく使用することができる 時間 使用教科書ら くっく (S プ

○ ○ 科 学 習 指 導 案

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

5 研究内容 衣生活 の研究を進めるにあたっての研究の柱を以下の3つとした 1 基礎 基本の定着 目標とする姿を設定し 自己評価をさせていく 適切な自己評価ができるように ワークシートを工夫していく 2 生活に活かせる工夫を取り入れた作品づくり 誰が いつ どんな場面で使うのか等の作品の活用場面を考

<4D F736F F D20979D89C88A778F4B8E7793B188C48F4390B394C581698C4696EC F838E69816A2E646F63>

いろいろな衣装を知ろう

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

年間授業計画様式例工芸高等学校定時制 平成 年度教科 :( インテリア ) 科目 :( デザイン技術 ) 年間授業計画 教科 :( インテリア ) 科目 :( デザイン技 単位数 :() 単位 対象 :( 第 学年 I 科 ) 教科担当者 :(I 科 : 宮内 )(I 科 : 秋本 ) 使用教科書

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

<4D F736F F D A E497E182C694BD94E497E181762E646F6378>

第14章 キャリア教育

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

第1学年国語科学習指導案

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

実践 報告書テンプレート

< F2D30365F8EF68BC68CA48B E6A7464>

理科学習指導案

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

< F2D92868A778D5A8B5A8F FE9966B EBA816A8169>

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

<4D F736F F D208FAC8A778D5A E90B C692EB89C82E646F63>

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

教科 : 産業技術基礎科目 : 形成 金属加工対象 : 第 1 学年 A 組 F 組 前半 第 1 ローテーション 金属加工 1. 金属の性質および加工について学習させる 金属の種類 2. 旋盤作業の基本的な操作を学習させる 切削加工の 機械の操作 3. 手仕上げについて学習させる 研磨の 4. 報

< F2D82C282A482B582F133378A778F4B8E7793B188C48F4390B32E6A>

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Taro11-案5-3.jtd

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

英語科学習指導案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

5 月 クロスステッチ ( ピンクッション製作 ) ししゅう実習 裁縫道具 クロス布 ししゅう糸 ししゅう針 クロスステッチ ( ピンクッション製作 ) ピンクッション仕上げ ( なみ縫い 綿つめ まつり縫い ) 刺し子の方法について 裁縫道具 わた 名札 上 評価の観点下 評価の方法関心 意欲 態

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

4 展開計画 ( 全 5 時間 ) 時テーマ ねらい活動 内容使用教材 1 タンザニアを知ろう! No.1 アフリカの途上国 タンザニア という国について知る 興味を持ち どんな文化なのかどんな生活をしているのかを自ら調べようとする タンザニアについての基本的な情報を聞く ワークシートパワーポイント

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

○数学科 2年 連立方程式

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 6 報告文を書いて発表しよう

< F2D F8C8E FA90948A7789C88A778F4B8E7793B1>

(2) 記録用サポートブックの作り方 記録用サポートブックは 一般様式 を使って書きます 一般様式 は 項目 本人の状況 支援方法 の 3 つの枠からできています 様式一般様式支援者 : 場所 : 日付 : < 項目 > 例 ) 話を聞く( 授業中 ) 使い ポイント 方 気になるな 困ったな と思

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

第3学年 総合的な学習の時間 学習指導案

4 研究主題との関連 自分を見つめ 友達の思いを大切にする子供の育成 道徳授業の充実を通して 研究主題に迫るために 4 年生では子供たちの目指すべき児童像を 自分の思いを見つめる子 友達の思いに気付く子とした また 目指すべき具体的な児童像を 資料の世界観に浸り 登場人物に自分を重ねながら登場人物の

国語科学習指導案様式(案)

Transcription:

第 1 学年 技術 家庭科材料と加工に関する技術学習指導案 1 題材 作って座ろう! ウッドチェアー A 材料と加工に関する技術 (2) イ (3) ウ 平成 21 年 10 月 28 日 第 34 校時 2 題材設定の理由 (1) 題材観私たちは 与えられた製品を使うのみで ものを大切にする意識が低下してきていると考えられそこで ものを使う視点だけでなく ものを作る視点を育てることで ものを大切にする意識とともに豊かな生活を求める力を養って行きたい そして 学校生活や家庭での生活の中で最も良く使うものの1つと考えられるイスを製作題材にすることで ものづくりと関わる生活を工夫していく力も培っていきたい 加えて木材は優れた性質を持つ材料であり 温暖で湿潤な我が国では 木材は最も入手しやすく 加工性に優れた材料として建築材料などに使われてきた日本古来の文化があ金属やプラスチック製の材料が開発されている現在もなお木材が多く使われていこのように木材は今でも日常の身の回りに存在し 目にすることが多い しかし 加工技術や材料に関しての知識について小学校で多くは学べない したがって この中学校の技術分野の授業ではこういった基礎的 基本的な技能や知識を学習させるとともに 作業における工夫や自分でものを作り完成の喜びを体験させることも 本題材で可能であると考えられそして 適切な接合の仕方を知ることにより より早く 正確にものを作れるようになるための知識及び技能を身に付けさせたい また 森林資源 エネルギーや環境などの問題を解決する取り組みへの関心を高めていくことで 倫理観を養う意味でも重要な題材だと思われ (2) 生徒観他のクラスの生徒と比べて言動が活発であり 意欲的に学習に取り組む様子が見られ様々な事物へ探究心が旺盛であり 授業中への参加も積極的であまた どの生徒もウッドチェアーの製作を楽しみにしていて 特に技術を嫌いとする生徒はいない 小学校での図画工作や家庭において 木材や工具に触れる機会はあったが それらについての基礎的 基本的な知識や技能に不安があるため 今回の授業を通して正しい工具の使い方, それに加えて 適切な接合方法を教える必要があ 3. 指導計画 (24 時間 ) ガイダンス 2 時間 生活とものづくりの技術 0.5 時間 木材の特徴 1.5 時間 木材の加工方法 1 時間

木材の切断 1 時間 木材の表面加工 1 時間 工具の使い分け 1 時間 ( プレ授業 ) 木材の接合方法 1 時間 ( 本時 ) 作品の仕上げ 1 時間 製図 2 時間 作品の製作 11 時間 まとめ 評価 1 時間 4. 本時の目標 接着剤 くぎを用いた接合を知り くぎ及び接着剤の接合の特徴を説明でき ( 知識 理解 ) くぎ及び接着剤の接合の方法を理解し 安全かつ適切に行うことができ ( 技能 ) 5. 展開 学習の流れ 生徒の活動 教師の指導 教材 教具 予想される解答 指導上の留意点 導入 調べてきたことを発表す 前回のワークシートの宿題で ワークシート 7 分 くぎ ( 本棚 家の壁 ) ある 身の回りの接合について 教科書 接着剤 のり ( 棚 机 紙 ) 発表させ それを板書す p.41 ねじ ( 家具 ベッド ドア ) 他の生徒の発表を聞いて知識 フラッシュカ テープ ( 段ボール ) を共有させ ード 木ねじ ( 机 ) 生徒が思い付かなかった事を 実物 ( くぎな 赤ペンで宿題プリントに記入さ ど ) せ タイミングを見計らって教師 が答え ( くぎ 接着剤 ) を言う 発見できなかった身の回りの 接合方法を理解させ 調べてきたことをほめ くぎ及び接着剤の接合の方法を知ろう! 本時の目標を確認し くぎ接合 について意識を向けくぎ接合は 接着剤とくぎを用いた接合であることを理解す 発表された中の接着剤とくぎを使った くぎ接合 について学習していくことを説明す 目標をしっかり強調す 丈夫なウッドチェアーを作るため 中心発問 丈夫なウッドチェアーを作るの

の接合方法を考え に適した接合方法考えてみよ う! 展開 接着剤について 3 分 接着剤は乾くまでに時間を要す 1 一般的に乾くまでに時間が 接着剤 ( 酢酸 ることを知 かかることを理解させ ビニールエマ 酢ビを見せて 接合までに時 ルジョン樹脂 酢ビと瞬間接着剤の違いやそれ 間がかかることを板書す 以下酢ビと ぞれの特徴を理解す 瞬間接着剤についても触れ す 瞬間接 長時間加圧し続けることを説 着剤 ) 明す p73 酢ビの方が強いので酢ビを使 用する 5 分 接着面が平らな ( かんなで仕上 2 接着面を平らに仕上げるこ 模型 1 げた ) 場合は良く接着され 接着面 との大切さを理解させ 教科書 が粗い ( のこぎりびきしたまま ) 薄く塗る方が接着の効果が高 p73 場合で接着させると 強度が弱い ま のこぎりでの ことを理解させ 表面に不安がある場合は接着 切断面 かんな 剤を多めに塗りはみ出したら で仕上げた面 すぐにふき取るようにさせ の拡大写真 + 模型 1 は顕微鏡で見たものを 実物 拡大したものであることを伝え 実物を生徒に触らせ * 注意点を板書す 1 分 げんのうの名称を理解す くぎを用いた接合について 安全上の注意点について理解す 1 げんのうの名称について教え フラッシュカ る ード 安全上の留意点 げんのう 危険なので むやみに振り回 さない と説明す 1 分 3 げんのうを 2 人に 1 つ配布 げんのう

す 3 分 本当に丸くなってい 4 げんのうの特徴を理解させ げんのう 何で丸くなっているのだろう 模型 2 実物に触れさせながら 説明 フラッシュカ す ード 打撃面には平らな面と曲面が 木材 ABC あることを理解させ * げんのうの特徴を板書す 2 分 げんのうの持つ位置 視線 姿 5 使い方について理解させ 勢 力の入れ方 くぎを打つ場所 一人で作業を行う場合について 持つ位置 力の入れ方 模型や説明により理解す 柄じりを持つことを理解させ 特に小指に力を入れ 他の 指は添えるように握 肘を支点に 手首のスナップ を利かせて げんのうの重さで くぎを打つことを理解させ 模型を使いげんのうが水平に 曲面で打つと傷が付きにくい 当たるように また 曲面だけ 平面で打つと傷が付く で打ち続けてはいけないことを 強調して説明す * げんのうの使い方を板書す 1 分 5 材料 B をげんのうで打たせ 曲面で打つと傷がつきにくい 材料の様子を言わせ 6 分 キリの名称 使用方法 注意点に 6 きりの使い方 キリ ついて理解す 安全上の留意点 穴を空ける木 刃先を人に向けてはいけない 材 ことを説明す 廃材 使用方法 くぎを二本近 下穴の説明をす くに打った木 下に突き抜けないように 廃 材 材を引くことを説明す

材料を押さえる人の位置 方法 を理解す 貼り紙を使って説明す生徒を前に出てこさせ実演す席に帰らせきりをペアに配材料を押さえる事を教え材料を押さえる人の立つ位置等も教え 2 分 くぎが曲がりにくくなる 材料が 割れにくくするために下穴をあけ ることを理解す 7 表して子どもの数人にも釘打ちをやらせ 下穴を空けてからのくぎ打ち 下穴を空けていないくぎ打ちをさせ くぎとくぎが近すぎない くぎが端過ぎないように注意させ 一人でくぎ打ちをする場合 同じ高さの材料 ( モノ ) を支えにさせ 見本となる木材 くぎ げんのう 下穴を開けることの重要性 ( 材料が割れないようにする くぎを打ちやすいようにす ) を理解することができ体験した生徒に意見を聞き その意見から知識を共有させ 2 分 くぎ 接着剤による接合のそれぞれの強度 接着するまでの時間について理解す 驚く 二つの利点を合わせ 互いの欠点を補助した接合があることを説明す くぎは接着剤に比べて 強度が弱い 接着するまでの時間がくぎは接着剤と比べて短いという二つのことを板書す 2 分 くぎ 接着剤をそれぞれ単一で使 8 くぎ接合について理解させ

用するよりも 併せて使用するく ぎ接合は強力で 接着するのに要 くぎと接着剤を同時に使う接 する時間が短いことを理解す 合方法である事を理解させ 強度が上がり 接合に要する時 間が短いことを説明す くぎ接合の特徴を理解するこ とができ 6 分 今日学習したことを活かしなが 実際にくぎ接合を生徒全員に 木材 ら 接合を行う 行わせ キリ モデリングを行い 自分の作業 友達が作業しているときはし げんのう の仕方についてもより上手くでき っかり見ているように説明す くぎ るように考え相手が間違って いたら教え 作業中にきりが曲がっていた り げんのうの使い方が適切で なかったりしたら教えてあげる ように説明す 教員が実際に接合を行ってみ せ ( 下穴を空ける 接着剤を 塗る くぎを打つ ) げんのう きり等の工具の使 い方をもう一度説明す きりを配布す ペアを学習にす 生徒が作業している間は机間 指導す 子どもたちの様子しっかり把握 す メモ 終わった生徒から着席す 作業が終わり次第 工具を片 付けさせその後 席に着か せ 全員が席に着いたらワークシー ワークシート トを配布す

まとめ 5 分 自分で作業した時に 上手く出来た点 改善点を記入す隣の人の作品をチェックす良い所 改善点をワークシートに記入す 今日学んだことを実行できたかを確かめさせ机間指導 上手く出来たと感じた点 改善点を自分で記入させ 相手の良い点 改善点を作業時も含めて記入させ 4 分 くぎ接合の特長について 復習 す くぎ接合について振り返り くぎ接合の特徴をワークシート に記入させ 知識の定着を図 書いたことを発表させ 出た意見を板書す 発表す 接着剤だけだと乾くのが遅いけど くぎを使用することすぐに次の作業に移れ くぎだと強度に問題があるが 接着剤を利用することで強度が増す 今日学んだことを振り返り 次週の説明をす げんのうやきりを正しく使用する くぎ接合を利用すということを振り返らせ 次週の作品の仕上げについて説明す 6. 下位目標行動 1 くぎ接合を理解し 安全かつ適切に行える 2 二人で作業する時は協力し合うことで作業しやすくなれること知れる 3 くぎ接合の特徴を理解できる 4 くぎを真っ直ぐに打つことができる 5 げんのうの特徴 げんのうの使い方を知れる 6 下穴をあける重要性を理解できる 7 きりの使い方を理解することができる 8 接着面をきれいに仕上げることの大切さを理解できる 9 接着面がきれいな場合は良く接着され 接着面が粗い場合は強度が弱いことが分かる 10 接着剤乾くまでに時間がかかることを知れる

11 様々な接合があることが知れる 7. 板書計画 身の回りの接合 接着剤 くぎ接合の方法を知ろう! 特徴 : 接合に 3~4 時間遅い強い 留意点 : 接着面をキレイにする げんのう 特徴 : 曲面と平面がある早い弱い 使い方 : ひじを支点に手首には力を入れない くぎ接合の手順 1 きりで下穴をあける 2 接着面に接着剤をぬる 3 げんのうでくぎを打つ 4 はみ出した接着剤をふきとる 接着剤 + くぎ くぎ接合 特長 強度が強い 接着に要する時間 が短い 8. 準備物げんのう きり くぎ 廃材 くぎを近くに打った 端に打った木材 教科書接着剤 ( 酢酸ビニール樹脂 瞬間接着剤 ) 模型 1( 木材の加工面を顕微鏡で拡大したもの2つ ) 模型 2( げんのう くぎ工具の特徴を捉えているもの ) ワークシート くぎ接合をしよう! ( 別紙 ) 模造紙 ( 安全上の注意 くぎ接合の手順 ) フラッシュカード 身の回りの接合 げんのう くぎ接合 目標の書いてある紙 くぎ接合の方法をしろう! 木材 A B C 1 人目 B 2 人目 A C

( ) 年 ( ) 組 ( ) 番名前 良かったところ 改善すべきところ 友達からコメントをもらおう ( 工具の使い方や作品につい 良かったところ て ) 改善すべきところ

くぎ接合の良い点をあげてみよう!