Microsoft Word _2180AMY10104_K104_1.doc

Similar documents
オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

平成 29 年度第 1 回小児治験ネットワーク中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 )14:00~15:15 開催場所国立研究開発法人国立成育医療研究センター管理棟 2 階会議室 21 金子剛 石川洋一 鈴木康之 安達昌功 三浦大 掛江直子 廣部兼

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 東京都港区三田 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島


第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適


米国で承認された エロツズマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 新潟県立がんセンター新潟病院内科臨床部長張高明先生です Q1: エロツズマブという薬が米国で承認されたと聞きましたが どのような薬ですか? エロツズマブについてエロツズマブは 患者さんで増殖しているがん

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

議題 3. ファイザー の依頼による白血病患者を対象とした SKI-606 の第 Ⅲ 相試験 ( 整理番号 :476) 議題 4. 武田バイオ開発センター の依頼による第 Ⅰ 相試験 ( 整理番号 : 487) 議題 5. ノバルティスファーマ の依頼による肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした QTI

スライド 1

Microsoft Word - H _概要_.doc

Microsoft Word - 第14回定例会_平田様_final .doc

44 4 I (1) ( ) (10 15 ) ( 17 ) ( 3 1 ) (2)

生活設計レジメ


平成 30 年度第 11 回小児治験ネットワーク中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 31 年 2 月 19 日 ( 火 )14:00~14:34 開催場所国立研究開発法人国立成育医療研究センター管理棟 2 階会議室 21 金子剛 山谷明正 鈴木康之 松谷弘子 安達昌功 三浦大 廣部

I II III 28 29

Page 2 of 2131 目次 ページ目次 個々の試験のまとめ NN NN NN NN

2.0 概要 治験情報 : 治験依頼者名 : 武田薬品工業株式会社 (TPC) 大阪市中央区道修町四丁目 1 番 1 号 治験課題名 : びらん性食道炎の患者を対象にした TAK-438 の 20 mg を 1 日 1 回経口投与したときの有効性及び安全性を 1 日 1 回経口投与

Page 2 of 2204 目次 ページ目次 個々の試験のまとめ 個々の試験のまとめ NN NN NN

Microsoft Word - H _概要_.doc

抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性

Microsoft Word _2180AMY10104_F100_1.doc

緒言

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

アミヴィッド静注 CTD 第 2 部 2.1 第 2 部から第 5 部の目次 富士フイルム RI ファーマ株式会社

医療法人原土井病院治験審査委員会

医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1

テイカ製薬株式会社 社内資料

タイサブリ点滴静注 300 mg 第 1 部 ( モジュール 1): 申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 1.5 起原又は発見の経緯及び開発の経緯 バイオジェン アイデック ジャパン株式会社

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

451) 議題 3. ファイザー の依頼による白血病患者を対象とした SKI-606 の第 Ⅲ 相試験 ( 整理番号 :476) 議題 4. 武田バイオ開発センター の依頼による第 Ⅰ 相試験 ( 整理番号 : 487) 議題 5. ノバルティスファーマ の依頼による肺動脈性肺高血圧症患者を対象とし

に治療抵抗性を示す活動性関節リウマチ患者を対象とした CNTO136 の国際共同第 Ⅲ 相試験 ( 管理番号 :24-7) 議題 5. シンバイオ製薬株式会社の依頼による慢性リンパ性白血病を対象とした SyB L-0501 による第 Ⅱ 相臨床試験 ( 多施設共同オープン試験 )( 管理番号 24-

シダキュアスギ舌下錠 2,000JAU 5,000JAU に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 シダキュアスギ舌下錠 2,000JAU,5,000JAU 有効成分 スギ花粉エキス原末 承認取得者名 鳥居薬品株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 8 月 1.1.

2.0 概要治験情報 : 治験依頼者名 : 武田薬品工業株式会社 大阪市中央区道修町四丁目 1 番 1 号 治験課題名 : 健康成人男性を対象に TAK-536TCH の最終製剤を単回経口投与したときの食事の影響を検討する第 1 相無作為化非盲検クロスオーバー試験 治験課題名の短縮

untitled

院長

令和元年度第 2 回小児治験ネットワーク中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 令和元年 5 月 21 日 ( 火 )14:00~15:20 開催場所国立研究開発法人国立成育医療研究センター管理棟 2 階会議室 21 金子剛 山谷明正 鈴木康之 松谷弘子 安達昌功 三浦大 双川歳昌 田原真

No.6 セルジーン株式会社の依頼による未治療のびまん性大細胞型 B 細胞性リンパ腫患者を対象 とした CC-5013( レナリドミド ) の第 3 審議内容 : 安全性報告および治験実施状況報告に関して 治験継続の妥当性が審議された No.7 アステラス製薬株式会社依頼の急性骨髄性白血病を対象とす

Microsoft Word - 2-① 補償ガイドライン平成27年版(本文)Ver3.1.1.do

2. 改正の内容 CTD 通知の別紙 5 を この通知の別添のとおり改める 3. 適用期日この通知による取扱いは 平成 30 年 7 月 1 日以降に行われる製造販売承認申請について適用する ただし 本日以降 この改正の内容に従って製造販売承認申請を行っても差し支えない 以上

Research 2 Vol.81, No.12013

薬食審査発第 号平成 19 年 9 月 28 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 国際共同治験に関する基本的考え方について 従来 我が国においては ICH-E5 ガイドラインに基づく 外国臨床データを受け入れる際に考慮すべき民族的要因について

審議事項 安全性情報 当該治験薬で発生した重篤な有害事象(6 施設からの審議依頼による ) 治験安全性最新報告概要(6 施設 ) 議題 2 成分記号 LY 開発相第 Ⅲ 相 日本イーライリリー株式会社の依頼による小児肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした LY の第 Ⅲ 相試験日

医療法人原土井病院治験審査委員会

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

山形大学医学部附属病院医薬品等受託研究審査委員会議事録

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

検査項目情報 抗アクアポリン 4 抗体 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 一次サンプル採取マニュアル 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G821. 抗アクアポリン4 抗体 Ve

Microsoft PowerPoint - 新技術説明会配付資料rev提出版(後藤)修正.pp

i


Wide Scanner TWAIN Source ユーザーズガイド

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について


95_財団ニュース.indd

2016.

第121回関東連合産科婦人科学会総会・学術集会 プログラム・抄録

平野医薬ニュース第 325 号 17/ N o.325 マイクロニードルパッチによる不活化インフルエンザワクチン投与の安全性 免疫原性 受容性 (TIV-MNP 2015) 背景 マイクロニードルパッチは従来の針とシリンジによる予防接種の代替となるもので 免疫原性 単純性 費用対

<4D F736F F F696E74202D A975E82C982E682E992E188DD8E5F94ED8CB18ED282F096CD82B582BD97D58FB08E8E8CB18FF08C8F82CC8D5C927A2E707074>

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 )

3年次後期 専門科目群Ⅰ (必修科目) 2単位                  臨床薬理学          10回目

第1部 一般的コメント

目次 生物薬剤学試験及び関連する分析法 背景及び概観 製剤開発過程 バイオアベイラビリティ メマンチン塩酸塩の絶対バイオアベイラビリティ メマン

ICHシンポジウム2013 E14

2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果

I II III IV V

胚乳細胞中のタンパク質顆粒 I(PB-I) に改変型 Cry j 1タンパク質 及びCry j 2タンパク質を蓄積させたものです 2 スギ花粉ペプチド含有米( キタアケ ) スギ花粉が有する主要アレルゲンタンパク質 2 種 (Cry j 1 Cry j 2) の7 種類の主要 T 細胞エピトープを連

1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL

untitled

表1票4.qx4

福祉行財政と福祉計画[第3版]

第1章 国民年金における無年金

PowerPoint プレゼンテーション

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

original: 2011/11/5 revised: 2012/10/30, 2013/12/ : 2 V i V t2 V o V L V H V i V i V t1 V o V H V L V t1 V t2 1 Q 1 1 Q

橡ミュラー列伝Ⅰ.PDF

バイオ医薬品は生物を用いて製造されます 通常 細菌や動物細胞などの生体の中で目的とするタンパク質を産生させます バイオ医薬品の特性は製造プロセスの状態に依存するところが大きく しばしば プロセスが製品 と喩えられます 事実 製造プロセスにおける小さな変更でも 最終製品の違いにつながる可能性があります

これまでの検討経緯 2014 年 6 月 E17 EWG 設立 2014 年 11 月第 1 回対面会合 ( リスボン ) 2015 年 6 月第 2 回対面会合 ( 福岡 ) 2015 年 12 月第 3 回対面会合 ( ジャクソンビル ) 2016 年 5 月 -6 月 エクスパートによるサイン

検査項目情報 P-ANCA Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 一次サンプル採取マニュアル 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G552.P-ANCA Ver.7 perinucl

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 P-Ⅲ 及び海外市販カプセル ) [044]1/8 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC-58635) (

040830議事録

Page 1 レベチラセタム 個々の試験のまとめ 個々の試験のまとめ Page 1 目次 頁 個々の試験のまとめ... 4 臨床試験一覧表 ( 表 ) バイオアベイラビリティ (BA) 試験報告書

この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国ま

スライド 1

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

Transcription:

アボネックス 筋注用シリンジ ( インターフェロン β-1a) 第 2 部 CTD 概要 ジェンザイム ジャパン株式会社

目次 2.7.6.1 個々の試験の一覧... 1 2.7.6.2 個々の試験の概要 2.7.6.2.1 試験 C90-042 の概要外国人健康志願者における IFNβ-1a(XG90xx) の用量漸増試験 ( 試験報告書 5.3.1.1-1)... 7 2.7.6.2.2 試験 C93-501 の概要外国人健康志願者における遺伝子組換え IFNβ-1a(XG90xx 及び XG92xx) の単回投与二重盲検クロスオーバー比較第 I 相試験 ( 試験報告書 5.3.1.2-1)... 39 2.7.6.2.3 試験 C94-800 の概要 IFNβ-1a 製剤 XG90xx と XG94xx の生物学的同等性試験 - 外国人健康志願者における単回投与二重盲検クロスオーバー試験 ( 試験報告書 5.3.1.2-2)... 65 2.7.6.2.4 試験 C98-843 の概要 AVONEX (IFNβ-1a) 筋肉内投与における凍結乾燥製剤と液状製剤 人血清アルブミン (HSA) 非含有 の生物学的同等性試験 - 外国人健康志願者における単回投与無作為化単盲検クロスオーバー試験 ( 試験報告書 5.3.1.2-3)... 81 2.7.6.2.5 試験 C-852 の概要 AVONEX (IFNβ-1a) 筋肉内投与における凍結乾燥製剤と液状製剤 人血清アルブミン (HSA) 非含有 の生物学的同等性試験 - 外国人健康志願者における単回投与無作為化単盲検クロスオーバー試験 ( 試験報告書 5.3.1.2-4)... 97 2.7.6.2.6 試験 C94-803 の概要外国人健康志願者における遺伝子組換え IFNβ-1a 製剤 (XG90xx) の 75μg(15.0 MIU) 筋肉内単回投与による忍容性試験 ( 試験報告書 5.3.3.1-4)... 115 2.7.6.2.7 試験 C93-507 の概要外国人の健康男性志願者を対象とした IFNβ-1a(XG92xx) 反復投与オープン試験 ( 試験報告書 5.3.4.1-7)... 125 2.7.6.2.8 試験 R01-NS-26321-01A1 の概要外国人の再発型多発性硬化症患者を対象とした IFNβ-1a 筋肉内投与における最大忍容量探索二重盲検試験 IFNβ-1a の生物学的活性及び安全性評価試験 ( 試験報告書 5.3.4.2-1)... 133 - i -

2.7.6.2.9 試験 C94-801-PD/PK の概要外国人多発性硬化症患者を対象とした IFNβ-1a(AVONEX ) のオープン試験 ( 試験 C94-801) データに基づく薬物動態 薬力学 (PK/PD) 評価 ( 試験報告書 5.3.4.2-4)... 143 2.7.6.2.10 試験 NS26321 の概要多発性硬化症治療における IFNβ-1a 筋肉内投与 プラセボ対照二重盲検比較試験 ( 試験報告書 5.3.5.1-1)... 153 2.7.6.2.11 試験 C94-805 の概要多発性硬化症患者を対象とした AVONEX (IFNβ-1a) の無作為化二重盲検用量比較試験 ( 試験報告書 5.3.5.1-2)... 219 2.7.6.2.12 試験 C95-812 の概要初発の脱髄事象を伴い 多発性硬化症へ移行するリスクの高い外国人患者を対象とした IFNβ-1a の無作為化プラセボ対照二重盲検試験 ( 試験報告書 5.3.5.1-3)... 357 2.7.6.2.13 試験 9-99(IB98-1101) の概要日本人の再発型多発性硬化症患者を対象とした XC03xx (IFNβ-1a) のオープン試験 ( 試験報告書 5.3.5.2-1)... 409 2.7.6.2.14 試験 C98-844 の概要外国人の再発型多発性硬化症患者を対象とした IFNβ-1a 液状製剤 ( 人血清アルブミン非含有 ) 筋肉内投与時の免疫原性及び安全性評価を目的とした多施設共同オープン試験 ( 試験報告書 5.3.5.4.1-1)... 449 2.7.6.2.15 試験 C96-823 の概要再発型及び二次進行型多発性硬化症患者を対象とした IFN β-1a の忍容性試験 ( 試験報告書 5.3.5.4.2-1)... 483 2.7.6.2.16 試験 C97-830 の概要外国人の二次進行型多発性硬化症治療における AVONEX の有効性を評価する無作為化プラセボ対照二重盲検試験 ( 試験報告書 5.3.5.4.2-2)... 509 2.7.6.2.17 血清中の中和抗体 (Serum Neutralizing Antibody) の概要 AVONEX (IFNβ-1a) に対する中和抗体の発生と生物化学的意義 ( 試験報告書 5.3.5.3-1)... 581 2.7.6.2.18 試験 C94-801-P の概要外国人多発性硬化症患者を対象とした IFNβ-1a のオープンラベル試験 ( 試験報告書 5.3.5.4.2-3)... 585 2.7.6.2.19 試験 C98-838 の概要試験 C95-812 試験 C96-823 試験 C97-830 を完了した被験者の AVONEX (IFNβ-1a) 継続投与におけるオープンラベル安全性試験 ( 試験報告書 5.3.5.4.2-4)... 655 - ii -

2.7.6.1 個々の試験の一覧 個々の臨床試験の概要を表 2.7.6.1-1 に示した 表 2.7.6.1-1 個々の臨床試験の概要 試験の種類 生物学的利用率 (BA) 安全性 治験実施計画書番号 C90-042 試験報告書添付場所 5.3.1.1-1 試験の目的 (1) XG9015 の PD PK 及び安全性 (2) XG90xx(25μg) とヒト天然型 IFN β (25μg) の PK 及び BA の比較 試験デザイン及び対照の種類単施設無作為化プラセボ対照用量漸増単回投与単盲検とオープンの組合せ 治験薬投与方法投与経路 XG90xx: 単回投与 25μg/m 2 IV 10μg/m 2 IV 50μg/m 2 SC 25μg/m 2 SC 10μg/m 2 SC 25μg/m 2 IM 投与期間 単回投与 被験者数同意例数 / 投与例数 48 例 /48 例 XG90xx:30 例各 5 例 進捗状況報告書の種類 - 1 - ヒト天然型 IFNβ: 単回投与 25μg/m 2 SC 25μg/m 2 IV ヒト天然型 IFNβ:10 例各 5 例 C93-501 5.3.1.2-1 XG90xx と XG92xx の PK PD 比較 単施設二重盲検無作為化単回投与クロスオーバー プラセボ : 単回投与 10μg/m 2 SC 25μg/m 2 SC 50μg/m 2 SC XG90xx XG92xx: 単回投与 6.0 MIU IM 12.0 MIU IM 12.0 MIU SC 12.0 MIU IV プラセボ :8 例 2 例 4 例 2 例 単回投与 33 例 /33 例 完了 生物学的同等性 (BE) 忍容性 C94-800 XG90xx と XG94xx の BE 試験 5.3.1.2-2 (1) XG94xx の BE 評価による PD PK (2) XG94xx の忍容性 単施設二重盲検無作為化単回投与クロスオーバー 1 回目 :XG90xx 又は XG94xx の 75μg 単回 IM 2 回目 :XG94xx 又は XG90xx の 75μg 単回 IM(1 回目と 2 回目の投与間隔は 14 日間 ) 各単回投与 31 例 /30 例 完了 IFNβ-1a(XG92xx):20μg=6.0 MIU IFNβ-1a(XG90xx XG94xx):10μg=2.0 MIU 25μg=5.0 MIU 50μg=10.0 MIU(5μg=1.0 MIU) IM: 筋肉内投与 SC: 皮下投与 IV: 静脈内投与 CDMS: 臨床診断確実な多発性硬化症 SPMS: 二次進行型多発性硬化症 RRMS: 再発寛解型多発性硬化症 - 1 -

表 2.7.6.1-1 個々の臨床試験の概要 ( 続き ) - 2 - 試験の種類 生物学的同等性 (BE) 忍容性安全性 生物学的同等性 (BE) 忍容性安全性 忍容性 治験実施計画書番号 C98-843 液状製剤 (HSA 非含有 ) と凍結乾燥製剤の BE 試験 C-852 液状製剤 (HSA 非含有 ) と凍結乾燥製剤の BE 試験 C94-803 試験報告書添付場所 5.3.1.2-3 5.3.1.2-4 5.3.3.1-4 試験の目的 (1) 液状製剤と凍結乾燥製の BE 評価による PK (2) 両製剤の PD 評価 (3) 液状製剤の安全性と忍容性 (1) 液状製剤と凍結乾燥製剤の BE 評価による PK (2) 両製剤の PD 評価 (3) 液状製剤の安全性と忍容性 XG90xx の PK PD 及び忍容性 試験デザイン及び対照の種類単施設二重盲検無作為化単回投与クロスオーバー 単施設無作為化単盲検単回投与クロスオーバー 単施設パイロットオープン 治験薬投与方法投与経路 1 回目 :XG94xx 液状製剤 (HSA 非含有 )97μg の単回 IM 又は凍結乾燥製剤 90 μg の単回 IM 2 回目 :XG94xx 凍結乾燥製剤 90μg の単回 IM 又は液状製剤 (HSA 非含有 )97μg の単回 IM (1 回目と 2 回目の投与間隔は 13~28 日 ) 1 回目 :XG94xx 液状製剤 (HSA 非含有 )60μg の単回 IM 又は凍結乾燥製剤 60 μg の単回 IM 2 回目 :XG94xx 凍結乾燥製剤 60μg の単回 IM 又は液状製剤 (HSA 非含有 )60μg の単回 IM (1 回目と 2 回目の投与間隔は 14~17 日間 ) 投与期間 被験者数同意例数 / 投与例数 進捗状況報告書の種類 各単回投与 40 例 /40 例 完了 各単回投与 107 例 /106 例 完了 XG90xx の 75μg の単回 IM 単回投与 5 例 /5 例 完了 忍容性 C93-507 5.3.4.1-7 (1) 単回投与時 反復投与時の XG92xx の PK 評価 (2) XG92xx の PD 測定 (3) XG92xx の抗体産生評価 (4) XG92xx 反復投与時の忍容性 単施設反復投与オープン XG92xx の 6.0 MIU(20μg) を週 1 回 IM 5 週間 12 例 /12 例 完了 IFNβ-1a(XG90xx XG94xx):60μg=12.0 MIU 75μg=15.0 MIU 90μg=18.0 MIU 97μg=19.4 MIU(5μg=1.0 MIU) IM: 筋肉内投与 SC: 皮下投与 IV: 静脈内投与 CDMS: 臨床診断確実な多発性硬化症 SPMS: 二次進行型多発性硬化症 RRMS: 再発寛解型多発性硬化症 - 2 -

- 3 - 試験の種類 用量検討 安全性 安全性 有効性 安全性 治験実施計画書番号 R01-NS-26321-0 1A1 第 II 相パイロット試験 C94-801-PD/PK NS26321 第 III 相ピボタル試験 試験報告書添付場所 5.3.4.2-1 5.3.4.2-4 5.3.5.1-1 表 2.7.6.1-1 個々の臨床試験の概要 ( 続き ) 試験の目的 試験 1(XG90xx): (1) 二重盲検下での最大忍容用量検討 (2) PD (3) 安全性 (4) 有害事象発現の予防として 非ステロイド性抗炎症剤投与によるアジュバント療法の効果 試験 2 ( XG90xx 及び XG90xx): (1) PD を指標とした生物学活性比較 (2) 安全性 試験 ; (1) 長期安全性 (2) 抗体産生 (3) PK PD PK,PD 試験 ; 801-PD/PK (1) PK PD (1) 有効性 (EDSS MRI) (2) PD (3) 安全性 試験デザイン及び対照の種類単施設無作為化二重盲検クロスオーバー 多施設無作為化プラセボ対照二重盲検試験 治験薬投与方法投与経路 (1) 第 1 週 ~ 第 8 週 : プラセボ又は XG90xx を交互に週 1 回 IM XG90xx の用量は 1.5 3.0 6.0 18.0 MIU と漸増 (2) 第 9 週 ~ 第 14 週 : プラセボ又は XG90xx を交互に週 1 回 IM XG90xx の用量は 9.5 6.0 3.0 MIU と漸減 (3) 第 15 週 ~ 第 16 週 : プラセボを投与 (4) 第 17~ 第 91 週 : 6.0 MIU( 最大忍容用量 ) を週 1 回 IM 以下のとおり XG90xx 又は XG90xx を週 1 回 IM 第 1 週 :XG90xx を 6.0 MIU 第 2 週 :XG90xx を 6.0 MIU 第 3 週 :XG90xx を 3.0 MIU 第 4 週 :XG90xx を 12.0 MIU 30μg を週 1 回 IM 投与期間 91 週間 4 週間 312 週間 (6 年間 ) 被験者数同意例数 / 投与例数 5 例 /5 例 382 例継続中 進捗状況報告書の種類 30μg を週 1 回 IM 1 年間 24 例 /24 例 完了 801-PD/PK 報 告書 30μg を週 1 回 IM 2 年間 301 例 ( 実薬 :158 例 プラセボ 143 例 )/278 例 ( 実薬 :144 例 プラセボ134 例 ) IFNβ-1a(XG90xx XG90xx XG94xx):30μg=6.0 MIU(5μg=1.0 MIU) IM: 筋肉内投与 SC: 皮下投与 IV: 静脈内投与 CDMS: 臨床診断確実な多発性硬化症 SPMS: 二次進行型多発性硬化症 RRMS: 再発寛解型多発性硬化症 - 3 -

- 4 - 有効性安全性 有効性安全性 試験の種類 有効性安全性 安全性抗原性 治験実施計画書番号 C94-805 30 60μg 用量反応性試験 C95-812 第 III 相 CHAMPS 試験 9-99 (IB98-1101) 日本における第 II 相試験 C98-844 第 II 相 忍容性 C96-823 第 II 相 RRMS 及び SPMS 忍容性試験 有効性 C97-830 SPMS 対象試験 安全性有効性 安全性有効性 C94-801 C98-838 C95-812 C96-823 C97-830 の延長試験 試験報告書添付場所 5.3.5.1-2 5.3.5.1-3 5.3.5.2-1 5.3.5.4.1-1 5.3.5.4.2-1 5.3.5.4.2-2 5.3.5.4.2-3 5.3.5.4.2-4 表 2.7.6.1-1 個々の臨床試験の概要 ( 続き ) 試験の目的 (1) 有効性 (EDSS MRI) (2) 安全性 (1) 有効性 (CDMS への 移行遅延と MRI 病 巣の減少 ) (2) 安全性 (1) 有効性 (MRI) (2) PD (3) 安全性 液状製剤の (1) 抗原性 (2) 安全性 RRMS SPMS に対する忍容性 SPMS に対する Avonex (IFNβ-1a) の有効性 第 4 相試験 ; (1) 長期安全性 (2) 有効性 (3) 安全性 (4) 有効性 (CDMS への 移行 ) 試験デザイン及び対照の種類多施設無作為化プラセボ対照二重盲検試験多施設無作為化プラセボ対照二重盲検試験 多施設無作為化プラセボ対照二重盲検試験 治験薬投与方法投与経路 30μg 又は 60μg を週 1 回 IM 投与期間 被験者数同意例数 / 投与例数 3-4 年間 802 例 /802 例 (30μg:402 例 60μg:400 例 ) 30μg を週 1 回 IM 3 年間 383 例 /383 例 ( 実薬 :193 例 プラ セボ :190 例 ) 進捗状況報告書の種類 30μg を週 1 回 IM 24 週間 39 例 /25 例 完了 30μg を週 1 回 IM 2 年間 153 例 /153 例 完了 30μg を週 1 回 IM(4 週間 ) 60μg を週 1 回 IM(6 週間 ) 90μg を週 1 回 IM(6 週間 ) 52 週間 69 例 /65 例延長試験 : 57 例 /57 例 その後 最大忍容用量で 52 週間まで延長 60μg を週 1 回 IM 2 年間 436 例 /436 例 ( 実薬 :217 例 プラ セボ : 219 例 ) XG94xx 凍結乾燥製剤 30μg を IM C95-812:30μg を週 1 回 IM C96-823:30μg 又は 60μg を週 1 回 IM C97-830:60μg を週 1 回 IM 286 週以上 382 例 完了 未 最大 5 年間 約 1,000 例 ( 計画 ) 完了 未 IFNβ-1a(XG92xx):20μg=6.0 MIU IFNβ-1a(XG90xx XG90xx XG94xx):30μg=6.0 MIU(5μg=1.0 MIU) IM: 筋肉内投与 SC: 皮下投与 IV: 静脈内投与 CDMS: 臨床診断確実な多発性硬化症 SPMS: 二次進行型多発性硬化症 RRMS: 再発寛解型多発性硬化症 - 4 -

なお 国内外で実施された臨床試験において IFNβ-1a(AVONEX 筋注用及び AVONEX 筋注用シリンジ ) 投与時に発現した有害事象又は臨床検査値異常変動については 以下のとおり取り扱うこととした (1) 各臨床検査値の異常変動の有無は 各被験者での薬剤投与前と投与後の測定値を比較して 下記の基準を満たす場合を 異常変動あり とした 1) 低値への異常変動 : 基準値から低値 高値から低値 不明から低値 2) 高値への異常変動 : 基準値から高値 低値から高値 不明から高値 (2) 治験担当医師は臨床検査値異常変動の表に記載された個々の臨床検査値の異常変動について 治験薬との因果関係の評価は行っていない (3) 治験担当医師は 臨床検査値異常変動が臨床的に意義があり かつ有害事象に相当すると判断した場合に その異常変動を有害事象として報告した ただし 異常変動の原因となる他の有害事象が認められた場合には 臨床検査値の異常変動を別に有害事象としては報告していない 例 :AST(GOT) が上昇し その原因となる肝不全が認められた場合は AST(GOT) 高値 ではなく 肝不全 を有害事象として報告した (4) 各臨床試験で認められた有害事象と治験薬との因果関係の評価基準及び副作用として取り扱い集計した関連性の範囲を以下の表 2.7.6.1-2 に示した - 5 -

表 2.7.6.1-2 各臨床試験における治験薬との関連性評価基準 試験 試験のフェーズ 試験番号 治験薬との関連性 国内試験 第 II 相 9-99 (IB-1101) 関連なしおそらく関連なしおそらく関連あり関連あり C90-042 関連なし 関連の可能性あり おそらく関連あり関連あり C93-501 関連なし 関連の可能性あり おそらく関連あり関連あり C93-507 関連なし 関連の可能性あり おそらく関連あり関連あり C94-803 関連なし 関連の可能性あり おそらく関連あり関連あり C94-800 関連なし 関連の可能性あり おそらく関連あり関連あり C98-843 関連なし おそらく関連なし おそらく関連あり関連あり C-852 関連なしおそらく関連なしおそらく関連あり関連あり海外 NS26321 関連なし関連の可能性ありおそらく関連あり関連あり試験 C95-812 関連なしおそらく関連なしおそらく関連あり関連あり 第 III 相 C94-805 関連なしおそらく関連なしおそらく関連あり関連あり C96-823 関連なしおそらく関連なしおそらく関連あり関連あり C97-830 関連なし おそらく関連なし おそらく関連あり関連あり C98-844 関連なし おそらく関連なし おそらく関連あり関連あり C94-801 関連なしおそらく関連なしおそらく関連あり関連あり C98-838 関連なしおそらく関連なしおそらく関連あり関連あり 網掛け部分 : 副作用として集計された治験薬との関連性範囲 関連なし :None, Not Related おそらく関連なし :Unlikely 関連の可能性あり :Possible おそらく関連あり :Probable, Likely 関連あり :Definitely, Definite - 6 -