Microsoft Word - 5-(1)-0表紙



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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

資 料 -6 平 成 20 年 度 第 2 回 北 陸 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 特 定 構 造 物 改 築 事 業 事 後 評 価 説 明 資 料 平 成 20 年 11 月 北 陸 地 方 整 備 局 -0-

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

1

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

主要生活道路について

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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資料3

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

18 国立高等専門学校機構

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国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

1 平 成 27 年 度 土 地 評 価 の 概 要 について 1 固 定 資 産 税 の 評 価 替 えとは 地 価 等 の 変 動 に 伴 う 固 定 資 産 の 資 産 価 値 の 変 動 に 応 じ その 価 格 を 適 正 で 均 衡 のとれたものに 見 直 す 制 度 である 3 年 ご

m07 北見工業大学 様式①

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田


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3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

16 日本学生支援機構

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った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

記者発表資料

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

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1. 本 市 の 保 育 所 運 営 費 と 保 育 料 の 現 状 2 (1) 前 回 (5/29 5/29) 児 童 福 祉 専 門 分 科 会 資 料 国 基 準 に 対 する 本 市 の 保 育 料 階 層 区 分 別 軽 減 率 国 基 準 に 対 する 本 市 の 保 育 料 階 層 区

Microsoft Word - H28第2回瀬戸内海シラス予報(確定版)

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

表紙

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

佐渡市都市計画区域の見直し

草 加 都 市 計 画 事 業 新 田 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 土 地 評 価 基 準 ( 目 的 ) 第 1 この 基 準 は 土 地 区 画 整 理 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 119 号 ) 第 3 条 第 4 項 の 規 定 により 草 加 市 が 施 行 する 草

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

Ⅰ. は じ め に 27 年 か ら の 不 況 の 影 響 で 不 動 産 競 売 物 件 が 増 加 し て い る 29 年 9 月 は 全 国 で 8 件 を 超 え た ( 前 年 同 月 は 約 6 件 ) ま た 不 動 産 競 売 の 情 報 が イ ン タ ー ネ ッ ト で 公

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

スライド 1

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参 考 改 正 災 害 対 策 基 本 法 1 ( 災 害 時 における 車 両 の 移 動 等 ) 第 七 十 六 条 の 六 道 路 管 理 者 は その 管 理 する 道 路 の 存 する 都 道 府 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 都 道 府 県 の 地 域 に 係

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

配 し 国 道 及 び 市 道 から 直 接 来 客 者 が 駐 車 場 へ 乗 り 入 れできるようになっていまた 店 舗 北 側 は 従 業 員 用 駐 車 場 と 仕 入 れた 食 材 等 の 業 務 車 両 搬 入 路 積 み 降 ろしの 際 の 作 業 スペースとして 利 用 されてい 今

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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送 信 局 を 電 気 通 信 事 業 者 に 貸 し 付 けるとともに 電 気 通 信 事 業 者 とあらかじめ 契 約 等 を 締 結 する 必 要 があること なお 既 に 電 気 通 信 事 業 者 において 送 信 局 を 整 備 している 地 域 においては 当 該 設 備 の 整 備

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

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の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

資料1:勧告の仕組みとポイント 改【完成】

12 大 都 市 の 人 口 と 従 業 者 数 12 大 都 市 は 全 国 の 人 口 の 約 2 割 従 業 者 数 の 約 3 割 を 占 める 12 大 都 市 の 事 業 所 数 従 業 者 数 及 び 人 口 は 表 1 のとおりです これらの 12 大 都 市 を 合 わせると 全

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

背 景 と 目 的 - 東 日 本 震 災 では の 上 部 構 造 の 流 出 が 多 発 - は 復 旧 に 時 間 を 要 する 一 方 交 通 機 能 の 回 復 は 待 ったなし 活 動 項 目 数 活 動 項 目 数 ( 全 体 ) 全 体 は24hで ピー

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部


(2) 国 道 196 号 自 転 車 走 行 空 間 社 会 実 験 ( 平 成 21 年 度 ) 概 要 松 山 市 内 の 国 道 196 号 において 自 転 車 レーンを 設 置 する 社 会 実 験 を 実 施 し 歩 行 者 と 自 転 車 の 分 離 による 走 行 空 間 の 安

Microsoft Word - 答申本文.doc

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工 事 に 伴 う 伐 採 木 量 を 表 5163 に 示 す 伐 採 木 量 は 340.2tと 予 測 する 発 生 する 木 くずについては 樹 木 の 状 態 により 処 理 が 異 なるため できる 限 り 有 効 利 用 が 図 れる 方 法 で 処 理 を 行 う 区 分 表 516

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は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

新 市 建 設 計 画 の 変 更 に 係 る 新 旧 対 照 表 ページ 変 更 後 変 更 前 表 紙 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 平 成 27 年 3 月 変 更 安 中 市 6 2. 計 画 策 定 の 方 針 (3) 計

1 調査名称:太田市総合交通体系調査

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の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

公表表紙

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4, ,066 6,42

積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

Microsoft Word - 「平成28年(2016年)熊本地震」_20号.docx

Microsoft Word - 通達(参考).doc

2. 予 測 2.1. 予 測 項 目 予 測 項 目 は 以 下 のとおりとした 1 埋 設 廃 棄 物 の 掘 削 除 去 に 伴 う 廃 棄 物 2 造 成 等 の 施 工 の 一 時 的 な 影 響 による 建 設 工 事 に 伴 う 副 産 物 ( 建 設 発 生 土 建 設 廃 棄 物

80 鹿児島大学

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

●幼児教育振興法案

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5 6 変 更 後 の 小 学 校 の 通 学 体 験 を 行 うなどPRを 行 うべきである 新 通 学 区 域 の 指 定 校 を 選 択 してもらえるよう PRに 努 めていきたいと 考 えます ( 第 三 小 の 子 どもたちと 同 じ 佐 野 中 校 区 の) 第 一 第 二 末 広 現

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Microsoft Word - 資料3(用途)

Taro-H19退職金(修正版).jtd

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

(Microsoft Word - 20_\216s\211c\217Z\221\356.doc)

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小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

Transcription:

5-1 51 海 域 生 物 について 5-1-1 ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 孵 化 5-1-2 事 業 実 施 に 伴 うウミガメ 類 の 他 域 への 逃 避 5-1-3 環 境 保 全 措 置

5-1-1 知 事 意 見 への 対 応 方 針 知 事 の 意 見 対 応 方 針 備 考 分 類 ウミガメ 類 に 係 る 予 測 について エ ウミガメ 類 に 係 る 予 測 について ア ウミガメ 類 への 騒 音 による 影 響 の 予 測 において 工 事 車 両 の 運 行 は 日 中 に 限 られる としているが 騒 音 に 係 る 評 価 において 夜 間 等 工 事 を 行 う 場 合 についても 言 及 していることか ら 夜 間 等 工 事 を 行 う 場 合 の 影 響 につ いても 予 測 する 必 要 がある イ 他 の 域 に 逃 避 することが 可 能 で ある 根 拠 として 日 本 の 沿 岸 域 のウミ ガメ 類 が 減 少 傾 向 にあることを 挙 げ ているが このような 予 測 は 適 切 では ない ウミガメ 類 がなぜこの 域 を 利 用 しているのかといったことを 考 慮 した 予 測 を 行 う 必 要 がある 夜 間 工 事 の 影 響 として 評 価 書 では 夜 間 の 工 事 中 の 照 明 について 評 価 してい ます すなわち 夜 間 工 事 は 施 設 の 舗 装 工 に 限 るものであり ウミガメ 類 が 上 陸 する 可 能 性 のある 砂 浜 及 び 海 面 には 直 接 光 を 照 射 することはないことから 影 響 は 生 じないものと 予 測 しています ウミガメ 類 がなぜ 事 業 実 施 区 域 周 辺 を 利 用 しているかを 考 慮 した 予 測 に 関 して は 沖 縄 島 におけるウミガメ 類 の 上 陸 の 状 況 を 他 域 の 状 況 を 含 めて 示 し 区 域 間 を 比 較 して どのような 域 をよく 利 用 するのか 逃 避 した 場 合 の 逃 避 先 を 想 定 し その 砂 浜 の 利 用 状 況 を 勘 案 して 評 価 しました 埋 立 第 3 102 エ 飛 行 場 第 3 72 ア イ 1 2 ウ 前 原 区 の 砂 浜 を 主 要 な 上 陸 箇 所 としているが 一 方 で 当 該 区 が 辺 野 古 区 に 比 べて 規 模 が 小 さいこと 浜 の 前 面 に 岩 礁 帯 があることから 調 査 結 果 においては 辺 野 古 区 と 比 べて 上 陸 数 が 少 なかったとしている そのような 状 況 では 当 該 区 をウ ミガメ 類 の 主 要 な 上 陸 場 所 とする 説 明 は 十 分 ではなく 施 設 の 存 在 により 逃 避 するウミガメ 類 が 当 該 区 を 利 用 するとする 予 測 の 不 確 実 性 の 程 度 が 大 きいと 考 える また ウミガメが 上 陸 し 産 卵 孵 化 した 記 録 があるキャンプシュワブ 区 を 上 陸 には 好 適 でない との 予 測 は 適 切 ではない ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 に 関 する 環 境 条 件 については 既 往 知 見 においても 定 性 的 なものが 多 く 上 陸 産 卵 のための 基 準 となる 環 境 条 件 を 定 量 的 に 示 すこと は 難 しいと 考 えます そのため 本 検 討 では 既 往 研 究 において 考 えられている 複 数 の 定 性 的 環 境 条 件 を 総 合 的 に 判 断 し て 評 価 しました また 砂 浜 だけでなく 前 面 の 海 草 藻 場 との 関 連 も 含 めて 検 討 し 評 価 しました 2 分 類 1 評 価 書 の 内 容 をより 丁 寧 に 説 明 することで 対 応 するもの 2 追 加 的 な 調 査 解 析 知 見 等 を 増 やして 対 応 するもの 3 環 境 保 全 措 置 を 新 たに 更 に 行 うことで 対 応 するもの 4 事 後 調 査 又 は 環 境 監 視 調 査 を 続 けて その 結 果 に 応 じた 措 置 を 講 じるもの

5-1-1 補 正 評 価 書 案 第 6 章 6.13 海 域 生 物 6.13.1 調 査 6.13.12 調 査 結 果 ア 採 餌 及 び 回 遊 の 状 況 ジュゴンの 航 空 調 査 等 により ウミガメ 類 の 採 餌 及 び 回 遊 の 状 況 を 確 認 して います また 図 -6.13.1.22 に 示 す 区 域 ごとに 砂 浜 へのウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 孵 化 の 状 況 を 観 察 しています 平 成 19 年 度 から 23 年 度 の 現 目 視 観 察 と 卵 の 掘 り 出 しによって 観 察 された 上 陸 数 産 卵 数 を 図 -6.13.1.23に 示 します 平 成 19 年 度 調 査 ではバン 崎 嘉 陽 辺 野 古 弾 薬 庫 前 原 松 田 の 砂 浜 に 上 陸 が 観 察 されましたが これに 比 べて 平 成 20 年 度 調 査 では これらの 砂 浜 以 外 の 域 も 含 めて 多 くの 上 陸 産 卵 の 状 況 が 観 察 されました 特 に 安 大 浦 湾 側 ~バン 崎 の 域 の 上 陸 数 が 多 いという 結 果 でした 平 成 21 年 度 以 降 の 調 査 でも 安 大 浦 湾 側 やバン 崎 の 域 において 多 くの 上 陸 が 観 察 されまし た 一 方 キャンプシュワブの 砂 浜 にも 上 陸 の 状 況 が 観 察 され 産 卵 してい る 状 況 も 把 握 できました そのほかの 域 のうち 前 原 松 田 区 では 上 陸 数 は 1~4 回 と 少 ないですが 平 成 19 年 度 から 23 年 度 の 毎 年 上 陸 が 観 察 されてい ます 瀬 嵩 汀 間 カヌチャ 嘉 陽 バン 崎 辺 野 古 弾 薬 庫 キャンプ シュワブ 安 大 浦 湾 側 安 ギミ 崎 ~ 安 崎 久 志 潟 原 辺 野 古 豊 原 平 島 前 原 松 田 図 -6.13.1.22 調 査 範 囲 の 域 区 分

5-1-1 15 10 平 成 19 年 度 5 上 陸 箇 所 数 0 35 30 25 20 15 10 5 0 25 20 15 10 5 0 20 15 10 5 0 20 15 10 5 0 前 原 松 田 前 原 松 田 前 原 松 田 前 原 松 田 前 原 松 田 久 志 潟 原 久 志 潟 原 久 志 潟 原 久 志 潟 原 久 志 潟 原 辺 野 古 豊 原 辺 野 古 豊 原 辺 野 古 豊 原 辺 野 古 豊 原 辺 野 古 豊 原 平 島 平 島 平 島 平 島 平 島 形 改 変 区 辺 野 古 作 形 改 変 区 辺 野 古 形 改 変 区 辺 野 古 作 業 形 改 変 区 辺 野 古 形 改 変 区 辺 野 古 作 業 ヤ ー 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 域 代 替 施 設 形 改 変 域 代 替 施 設 形 改 変 域 代 替 施 形 改 変 域 代 替 施 設 形 改 変 域 外 北 側 形 改 変 域 外 北 側 辺 野 古 弾 薬 庫 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 大 浦 二 見 平 成 20 年 度 形 改 変 域 外 北 側 形 改 変 域 外 北 側 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 大 浦 二 見 平 成 21 年 度 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 大 浦 二 大 見 浦 湾 奥 大 浦 二 見 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 形 改 変 域 代 替 施 設 形 改 変 域 外 北 側 辺 野 古 弾 薬 庫 ドキャンプシュワブ 瀬 嵩 瀬 嵩 瀬 嵩 瀬 嵩 大 浦 湾 奥 大 浦 二 見 瀬 嵩 汀 間 汀 間 汀 間 汀 間 汀 間 カヌチャ カヌチャ カヌチャ カヌチャ カ ヌ チ ャ 安 大 浦 湾 側 安 大 浦 湾 側 安 大 浦 湾 側 安 大 浦 湾 側 安 大 浦 湾 側 安 ギミ 崎 ~ 安 崎 安 ギミ 崎 ~ 安 崎 安 ギミ 崎 ~ 安 崎 安 ギミ 崎 ~ 安 崎 嘉 陽 嘉 陽 嘉 陽 嘉 陽 安 ギ ミ 崎 ~ 安 崎 嘉 陽 バン 崎 バン 崎 バン 崎 バン 崎 バ ン 崎 産 卵 箇 所 上 陸 のみ 注 1. 平 成 19 年 度 は 調 査 を 実 施 した 結 果 産 卵 は 記 録 されませんでした 2. 平 成 23 年 度 は 産 卵 を 確 認 する 調 査 を 実 施 していません 図 -6.13.1.23 平 成 19~23 年 度 調 査 におけるウミガメ 類 の 域 別 上 陸 箇 所 数

5-1-1 このように 上 陸 産 卵 数 は それぞれの 調 査 対 象 域 において 平 成 19 年 度 に 比 べてその 後 の 年 度 では 安 大 浦 湾 側 からバン 崎 にかけての 域 にお いて 上 陸 数 が 多 い 傾 向 が 認 められました ただし 域 別 には 年 度 ごとの 上 陸 数 に 差 がみられました そこで 調 査 対 象 域 全 体 での 経 年 的 な 上 陸 数 の 変 化 について 全 域 を 合 算 してみると 図 -6.13.1.24 上 段 に 示 すように 平 成 20 年 度 に 安 ~バン 崎 の 域 における 上 陸 数 が 顕 著 に 多 くなっており それに 比 べると 他 の 域 は 平 成 20 年 から23 年 にかけての 上 陸 数 に 大 きな 差 はみら れませんでした なお この 経 年 的 な 上 陸 数 の 変 化 について 鹿 児 島 県 において 観 察 されてい る 情 報 と 比 較 すると 鹿 児 島 県 全 域 では 平 成 12 年 から 平 成 23 年 の 間 では 平 成 20 年 が 最 多 平 成 12 年 が 最 少 で 平 成 19 18 年 はそれに 次 いで 上 陸 数 が 少 ないという 年 変 動 がみられており 平 成 19~23 年 の 期 間 では 本 事 業 に 関 す る 現 調 査 結 果 もほぼ 同 様 の 推 移 を 示 しています 150 本 事 業 関 連 現 調 査 によるウミガメ 上 陸 状 況 延 べ 上 陸 回 数 100 50 辺 野 古 ~ 松 田 キャンフ シュワフ 大 浦 湾 安 ~バン 崎 0 H19 H20 H21 H22 H23 鹿 児 島 県 全 域 におけるウミガメ 類 上 陸 回 数 延 べ 上 陸 回 数 10000 8000 6000 4000 2000 0 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 図 -6.13.1.24 平 成 19~23 年 の 現 調 査 によるウミガメ 類 上 陸 数 及 び 鹿 児 島 県 全 域 のウミガメ 類 上 陸 数 ウミガメ 類 の 種 類 別 の 上 陸 状 況 について 平 成 19~23 年 度 の 調 査 期 間 を 通 じた 域 別 の 上 陸 状 況 を 図 -6.13.1.25 に 示 しました これによると 全 般 に アカウミガメの 上 陸 が 多 いという 結 果 であり それぞれの 域 で 顕 著 な 種 類 の 偏 りは 認 められませんでした なお キャンプシュワブ 内 形 改 変 区 域 における 上 陸 数 は 調 査 範 囲 全 体 の 約 7%を 占 める 程 度 で この 域 でもアカウ

5-1-1 ミガメが 多 くを 占 めていました 図 -6.13.1.25 平 成 19~23 年 の 域 別 ウミガメ 類 上 陸 状 況 産 卵 されたウミガメ 類 の 卵 の 孵 化 率 を 表 -6.13.1.39に 示 しました アカウミガメは 調 査 域 全 体 で 1~100%の 孵 化 率 がみられました アオウミ ガメは0~67% 種 の 判 別 が 出 来 ない 上 陸 跡 では0~86%の 孵 化 率 が 記 録 されまし た なお キャンプシュワブ 内 形 改 変 区 域 では アカウミガメが 平 成 20 年 度 と21 年 度 種 判 別 が 出 来 なかった 個 体 が 平 成 22 年 度 に 産 卵 していました このうち 平 成 20 21 年 度 のアカウミガメでは 高 い 孵 化 率 が 記 録 されましたが 平 成 22 年 度 にみられた 種 判 別 が 出 来 なかった 個 体 の 卵 は 孵 化 に 至 っていませ んでした 0 20 40 60 80 100 バ ン 崎 嘉 陽 安 ギ ミ 崎 ~ 安 崎 安 大 浦 湾 側 カ ヌ チ ャ 汀 間 瀬 嵩 大 浦 湾 奥 大 浦 二 見 辺 野 古 弾 薬 庫 形 改 変 域 外 北 側 形 改 変 域 代 替 施 設 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 区 辺 野 古 作 業 ヤ ー ド 平 島 辺 野 古 豊 原 久 志 潟 原 前 原 松 田 ウ ミ ガ メ 類 の 上 陸 数 判 別 不 能 アオウミガメ アカウミガメ 周 辺 区 域 南 西 周 辺 区 域 東 大 浦 湾 キャンプシュワブ 箇 所

5-1-1 表 -6.13.1.39 ウミガメ 類 の 域 別 産 卵 数 と 孵 化 の 状 況 種 類 域 産 卵 発 見 時 期 産 卵 数 孵 化 卵 数 孵 化 率 % ア カ ウ ミ ガ メ ア オ ウ ミ ガ メ 判 別 不 能 前 原 松 田 平 成 22 年 7 月 84 2 2 久 志 潟 原 平 成 22 年 6 月 101 96 95 辺 野 古 豊 原 平 島 形 改 変 区 辺 野 古 作 業 ヤード 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 域 代 替 施 設 平 成 21 年 7 月 19 19 100 平 成 20 年 7 月 - - 良 好 形 改 変 域 外 北 側 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 大 浦 二 見 瀬 嵩 汀 間 平 成 20 年 5 月 - - 良 好 カヌチャ 平 成 22 年 6 月 71 9 13 安 大 浦 湾 側 平 成 21 年 8 月 54 20 37 安 ギミ 崎 ~ 安 崎 嘉 陽 バン 崎 平 成 20 年 5 月 - - 良 好 平 成 20 年 8 月 - - 良 好 平 成 22 年 7 月 76 72 95 平 成 20 年 6 月 - - 良 好 平 成 21 年 7 月 97 1 1 平 成 20 年 5 月 - - 良 好 平 成 20 年 6 月 - - 良 好 平 成 22 年 6 月 61 6 10 平 成 22 年 7 月 99 95 96 平 成 22 年 7 月 101 10 10 前 原 松 田 久 志 潟 原 辺 野 古 豊 原 平 島 形 改 変 区 辺 野 古 作 業 ヤード 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 域 代 替 施 設 形 改 変 域 外 北 側 平 成 21 年 6 月 71 21 30 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 大 浦 二 見 瀬 嵩 汀 間 カヌチャ 安 大 浦 湾 側 平 成 21 年 7 月 18 1 6 平 成 21 年 8 月 55 0 0 平 成 22 年 10 月 72 0 0 安 ギミ 崎 ~ 安 崎 嘉 陽 平 成 22 年 8 月 100 67 67 バン 崎 前 原 松 田 久 志 潟 原 辺 野 古 豊 原 平 島 形 改 変 区 辺 野 古 作 業 ヤード 形 改 変 区 外 西 側 形 改 変 域 代 替 施 設 平 成 22 年 7 月 105 0 0 形 改 変 域 外 北 側 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 大 浦 二 見 瀬 嵩 汀 間 カヌチャ 安 大 浦 湾 側 平 成 21 年 6 月 81 3 4 平 成 21 年 8 月 13 11 85 安 ギミ 崎 ~ 安 崎 平 成 22 年 8 月 77 66 86 嘉 陽 平 成 20 年 9 月 - - 良 好 バン 崎 平 成 20 年 10 月 - - 約 75% 注 卵 の 孵 化 状 況 の 観 察 について 平 成 20 年 度 は 定 性 的 な 観 察 を 行 いました 平 成 21 年 度 22 年 度 調 査 では 産 卵 したと 考 えられるボディーピットについて 孵 化 が 終 了 すると 考 えられる 約 3ヶ 月 後 に 掘 り 返 し 孵 化 後 の 卵 の 残 骸 から 産 卵 数 及 び 孵 化 卵 数 を 求 めたものであるため 多 少 の 誤 差 が 含 まれます 平 成 23 年 度 調 査 では 産 卵 数 孵 化 数 に 関 する 調 査 は 実 施 していません

5-1-1 イ ウミガメ 類 の 域 別 上 陸 産 卵 状 況 のまとめ 平 成 19 年 以 降 の 上 陸 調 査 や 聞 き 取 り 調 査 等 の 結 果 及 びウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 に 関 する 既 往 の 知 見 を 踏 まえ 代 替 施 設 周 辺 の 海 浜 におけるウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 について 考 察 しました 平 成 19 年 以 降 の 現 調 査 においてもみられたように ウミガメ 類 の 上 陸 数 には 年 変 動 が 大 きく また 後 述 のように ウミガメ 類 が 上 陸 産 卵 孵 化 に 対 して 適 と 考 えられる 場 所 以 外 にも 上 陸 することなど その 場 の 環 境 だけ に 左 右 されるのではなく 多 くの 要 素 が 複 雑 に 関 わっているものと 考 えられ ます 既 往 知 見 においても ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 に 関 する 環 境 条 件 につ いては 定 性 的 に 評 価 しているものが 多 く 上 陸 産 卵 のための 基 準 となる 環 境 条 件 を 定 量 的 に 示 すことは 難 しいと 考 えられました そのため 本 検 討 では 既 往 研 究 において 考 えられている 複 数 の 定 性 的 環 境 条 件 を 総 合 的 に 判 断 して 評 価 することとしました 既 往 知 見 * では 全 国 的 には 砂 浜 の 砂 の 堆 積 量 が 少 なくなったこと 人 工 護 岸 が 設 置 され 砂 浜 の 奥 行 きが 狭 い 箇 所 では 砂 の 安 定 性 が 低 下 したこと 人 工 の 光 が 存 在 することなどが ウミガメの 上 陸 や 産 卵 に 好 適 ではない 環 境 で あるといわれています また 人 の 活 動 として 域 への 立 ち 入 りや 車 両 の 乗 り 入 れは 産 出 された 卵 及 び 仔 ガメに 悪 影 響 を 与 えるとされています この ほか 当 該 域 ではサンゴ 礁 のリーフから 夜 間 に 砂 浜 まで 移 動 することを 考 え その 距 離 が 大 きいかどうかも 考 慮 しました これらの 条 件 を 域 ごとに 総 合 的 に 比 較 すると 表 -6.13.1.40 嘉 陽 先 バン 崎 からギミ 崎 にかけてや 安 先 ギミ 崎 から 安 崎 及 び 大 浦 湾 側 前 原 先 などがウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 に 良 好 な 場 所 として 考 えられま す このほか 狭 い 範 囲 ではありますが 汀 間 川 河 口 東 側 辺 野 古 弾 薬 庫 下 な ども 良 好 な 場 所 と 考 えられます キャンプシュワブ 沿 岸 では 前 述 のよう にアカウミガメとアオウミガメの 上 陸 と 産 卵 がみられ アカウミガメでは 高 い 孵 化 率 が 観 察 されています ただし 種 の 判 別 が 出 来 なかった 個 体 の 孵 化 状 況 観 察 では 孵 化 率 0%という 結 果 もあり 孵 化 率 にはバラツキが 大 きいこと が 示 されました また 形 条 件 として 後 背 と 岩 礁 に 挟 まれ 砂 浜 の 奥 行 きが 狭 いことや 護 岸 沿 いには 外 灯 が 設 置 されているなどの 環 境 条 件 をもつ ことから アカウミガメ 等 のウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 はみられるものの 好 適 な 場 所 ではないと 考 えられました これらの 現 調 査 結 果 及 び 既 往 の 知 見 を 総 合 すると 本 調 査 海 域 の 各 所 で 上 陸 している 状 況 にありますが 必 ずしも 上 陸 産 卵 孵 化 にとって 良 好 な 条 件 がそろった 砂 浜 を 産 卵 場 所 として 選 択 し 上 陸 しているものではないと

5-1-1 考 えられました * 既 往 知 見 紀 伊 半 島 ウミガメ 情 報 交 換 会 日 本 ウミガメ 協 議 会 共 編 1994:ウミガメは 減 ってい るか-その 保 護 と 未 来 -. 紀 伊 半 島 ウミガメ 情 報 交 換 会. など

5-1-1 表 -6.13.1.40 ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 に 対 する 適 性 の 域 区 分 間 の 比 較 上 陸 産 卵 に 関 する 条 件 域 区 分 前 原 松 田 久 志 潟 原 辺 野 古 豊 原 平 島 キ ャ ン プ シ ュ ワ ブ 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 大 浦 二 見 瀬 嵩 汀 間 カ ヌ チ ャ 安 大 浦 湾 側 安 安 崎 ~ ギ ミ 崎 嘉 陽 バ ン 崎 上 陸 産 卵 実 績 灯 火 照 明 の 有 無 人 の 活 動 車 両 の 乗 り 入 れ 有 有 有 有 有 有 無 無 有 有 多 多 多 多 少 有 少 少 有 少 有 有 少 有 少 少 少 少 少 有 少 少 有 少 有 有 少 有 少 有 有 少 有 リーフからの 距 離 近 遠 遠 近 遠 湾 内 ではリーフは 発 達 していない 近 近 近 近 砂 浜 の 規 模 小 大 小 小 大 小 大 大 小 大 大 大 大 大 注 上 陸 産 卵 に 関 する 条 件 について 以 下 の 基 準 により 上 陸 産 卵 に 適 している 水 色 と 判 断 しました 灯 火 照 明 の 有 無 : 砂 浜 の 近 傍 に 道 路 外 灯 や 人 家 の 明 かりなどの 固 定 照 明 や 自 動 車 のヘッドライトが 照 射 され 易 い 場 所 を 有 これ 以 外 を 少 としました 人 の 活 動 : 頻 繁 に 人 の 活 動 がみられる 場 所 を 有 これ 以 外 を 少 としました 車 両 の 乗 り 入 れ: 砂 浜 に 車 両 が 直 接 乗 り 入 れることがある 場 所 を 有 通 常 は 乗 り 入 れがない 場 所 を 空 欄 としました リーフからの 距 離 : 上 陸 待 機 場 所 となるリーフからの 距 離 を 勘 案 するため 砂 浜 前 面 のリーフまでの 距 離 が 1,000m 程 度 ある 場 合 を 遠 これ 以 外 を 近 としました 砂 浜 の 規 模 : 砂 浜 の 延 長 が 連 続 して 100m 程 度 以 上 ある 場 合 を 大 これ 以 外 を 小 としました なお ポケットビーチが 連 続 した 場 合 でも 小 としました また いずれの 域 でも 砂 の 深 さ 30cm 程 度 以 上 の 箇 所 が 存 在 しています

5-1-1 砂 浜 条 件 がよく 上 陸 も 複 数 記 録 されて いる 周 囲 には 照 明 等 もない 上 陸 記 録 がなく 聞 き 取 り 調 査 でも 昔 は 産 卵 していたが 現 在 はない となっている 砂 浜 条 件 がよく 上 陸 産 卵 ふ 化 が1 度 記 録 された ただし 湾 の 奥 まった 場 所 であり 近 傍 に 漁 港 やリゾートエリア 照 明 等 がある 6- 上 陸 記 録 が1 度 あるものの 近 傍 には レクリエーションビーチ 等 がある 上 陸 記 録 がなく 聞 きとり 調 査 でも 昔 は 産 卵 していたが 現 在 はない となっている 上 陸 記 録 がなく 満 潮 時 に 残 存 する 砂 浜 はほとんどない 上 陸 記 録 はある ものの 人 の 活 動 が 多 く 照 明 が 設 置 されて いる 上 陸 記 録 が1 度 あるものの 満 潮 時 に 残 存 する 砂 浜 はほ とんどない 上 陸 記 録 は 複 数 あり 産 卵 ふ 化 が 1 度 記 録 されている 辺 野 古 崎 の 周 辺 は 沖 側 に 岩 礁 帯 があり 上 陸 が 困 難 な 可 能 性 がある また 近 傍 に 照 明 も 多 い 辺 野 古 漁 港 付 近 では 人 の 活 動 が 盛 んである 上 陸 記 録 が 最 も 多 く 産 卵 ふ 化 も 複 数 記 録 されている 聞 き 取 り 調 査 でも 毎 年 上 陸 産 卵 がある となっている 砂 浜 条 件 がよく 上 陸 記 録 が 多 い 産 卵 ふ 化 も 複 数 記 録 されている 周 囲 には 照 明 等 もない 砂 浜 条 件 がよく 上 陸 記 録 が 多 い 周 囲 には 照 明 等 もない 凡 例 砂 浜 条 件 がよく 上 陸 も 1 度 記 録 されている 聞 き 取 り 調 査 でも 毎 年 上 陸 産 卵 がある となっている :ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 の 可 能 性 が 高 い 場 所 :ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 の 可 能 性 が 低 い 場 所 図 -6.13.1.26 既 往 知 見 及 び 現 調 査 結 果 からみた 砂 浜 ごとのウミガメ 類 に 対 する 上 陸 産 卵 の 可 能 性 及 び 適 性

5-1-2 知 事 意 見 への 対 応 方 針 知 事 の 意 見 対 応 方 針 備 考 分 類 海 域 生 物 について ウミガメ 類 に 係 る 予 測 について イ 他 の 域 に 逃 避 することが 可 能 である 根 拠 として 日 本 の 沿 岸 域 のウミガメ 類 が 減 少 傾 向 にあることを 挙 げているが この ような 予 測 は 適 切 ではない ウミガメ 類 が なぜこの 域 を 利 用 しているのかといっ たことを 考 慮 した 予 測 を 行 う 必 要 がある ウミガメ 類 がなぜ 事 業 実 施 区 域 周 辺 を 利 用 しているかを 考 慮 した 予 測 に 関 しては 沖 縄 島 におけるウミガメ 類 の 上 陸 の 状 況 を 他 域 の 状 況 を 含 めて 示 し 区 域 間 を 比 較 して ど のような 域 をよく 利 用 するのか 逃 避 した 場 合 の 逃 避 先 を 想 定 し その 砂 浜 の 利 用 状 況 を 勘 案 して 評 価 しました 埋 立 第 3 102エ 飛 行 場 第 3 72ア イ 2 分 類 1 評 価 書 の 内 容 をより 丁 寧 に 説 明 することで 対 応 するもの 2 追 加 的 な 調 査 解 析 知 見 等 を 増 やして 対 応 するもの 3 環 境 保 全 措 置 を 新 たに 更 に 行 うことで 対 応 するもの 4 事 後 調 査 又 は 環 境 監 視 調 査 を 続 けて その 結 果 に 応 じた 措 置 を 講 じるもの

5-1-2 補 正 評 価 書 案 第 6 章 6.13 海 域 生 物 6.13.2 予 測 6.13.2.2 施 設 等 の 存 在 及 び 供 用 3 予 測 結 果 4 騒 音 の 発 生 航 空 機 の 運 航 による 騒 音 の 発 生 による 影 響 が 想 定 されるのは ウミガメ 類 と 考 えられます 航 空 機 騒 音 の 予 測 結 果 によると 飛 行 場 周 辺 は 騒 音 レベルが 上 昇 します ウミ ガメ 類 の 遊 泳 時 における 騒 音 に 対 する 忌 避 行 動 等 については 確 認 出 来 た 知 見 があ りませんが 夜 間 の 上 陸 時 産 卵 時 については 海 浜 で 騒 音 があると 上 陸 し ない 場 合 や 上 陸 後 にも 海 に 戻 ってしまうなどの 行 動 が 知 られています **** 中 略 現 在 騒 音 について 予 測 解 析 中 *** なお 航 空 機 により 上 空 から 観 察 した 現 調 査 結 果 によると ウミガメ 類 は 海 岸 から 離 れた 位 置 でも 遊 泳 していることから 飛 行 場 周 辺 については 沖 合 を 遊 泳 することが 想 定 され 沖 縄 島 北 東 岸 におけるウミガメ 類 の 広 域 的 な 移 動 は 維 持 されるものと 予 測 しました また 沖 縄 島 での 上 陸 の 実 態 について 沖 縄 島 と 周 辺 離 島 にある 砂 浜 の うち 113 か 所 を 対 象 としたウミガメ 類 上 陸 調 査 が 沖 縄 県 教 育 委 員 会 によっ て 行 われています 図 -6.13.2.23 これによると 沖 縄 島 全 域 では 東 村 国 頭 村 域 に 産 卵 に 利 用 する 砂 浜 が 多 数 存 在 することが 示 され 北 域 に 上 陸 が 多 い 状 況 が 示 されています これに 対 し 沖 縄 島 東 岸 では 辺 野 古 崎 西 岸 では 名 護 市 より 南 側 の 沖 縄 島 中 南 では 上 陸 産 卵 に 利 用 される 砂 浜 が 比 較 的 少 ない 状 況 ですが 金 武 湾 湾 口 の 宮 城 島 では 上 陸 がみられま す 事 業 実 施 区 域 及 びその 周 辺 の 宜 野 座 村 松 田 ~バン 崎 の 範 囲 では 嘉 陽 安 瀬 嵩 に 設 定 された 4 か 所 のうち 3 か 所 において 上 陸 が 記 録 されて おり 周 辺 では 北 東 に 位 置 する 国 頭 村 の 辺 戸 岬 周 辺 に 上 陸 可 能 な 砂 浜 が 存 在 していることが 示 されています その 痕 跡 の 密 度 は 嘉 陽 区 とほぼ 同 程 度 です 上 記 のウミガメ 類 が 上 陸 可 能 な 砂 浜 の 分 布 をみると 事 業 実 施 区 域 及 び 周 辺 域 からウミガメ 類 が 逃 避 し 大 浦 湾 東 安 嘉 陽 及 びこれより 遠 方 の 東 村 等 の 砂 浜 に 逃 避 した 場 合 には そのような 域 にも 上 陸 が 可 能 な 砂 浜 が 存 在 しており 逃 避 先 での 生 存 は 保 持 されると 考 えられます

5-1-2 図 -6.13.2.2.3 沖 縄 島 全 域 におけるウミガメ 類 の 上 陸 状 況 < 参 考 資 料 > 沖 縄 県 教 育 委 員 会 1995:ウミガメ 類 生 息 実 態 調 査 報 告 書 Ⅰ- 沖 縄 島 及 び 周 辺 離 島 における 調 査 結 果 -.

5-1-3 知 事 意 見 への 対 応 方 針 知 事 の 意 見 対 応 方 針 備 考 該 当 なし - 分 類 1 評 価 書 の 内 容 をより 丁 寧 に 説 明 することで 対 応 するもの 2 追 加 的 な 調 査 解 析 知 見 等 を 増 やして 対 応 するもの 3 環 境 保 全 措 置 を 新 たに 更 に 行 うことで 対 応 するもの 4 事 後 調 査 又 は 環 境 監 視 調 査 を 続 けて その 結 果 に 応 じた 措 置 を 講 じるもの

補 正 評 価 書 案 第 6 章 6.13 海 域 生 物 6.13.3 評 価 6.13.3.2 施 設 等 の 存 在 及 び 供 用 1 環 境 影 響 の 回 避 低 減 に 係 る 評 価 1 環 境 保 全 措 置 の 検 討 5-1-3 ウミガメ 関 連 箇 所 施 設 等 の 存 在 及 び 供 用 において 海 域 生 物 の 重 要 な 種 に 係 る 影 響 を 低 減 させるた め 以 下 の 環 境 保 全 措 置 を 講 じることとしています ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 孵 化 の 場 所 における 好 適 な 条 件 として 一 般 に 以 下 のことがいわれています 接 岸 上 陸 がしやすい 場 所 と 形 光 音 の 影 響 が 少 ない 場 所 建 物 道 路 等 による 妨 害 の 少 ない 場 所 人 の 活 動 による 上 陸 産 卵 妨 害 の 少 ない 場 所 卵 が 冠 水 しない 場 所 車 両 走 行 による 卵 の 破 壊 がない 場 所 車 両 の 轍 わだち 漂 着 ゴミによる 仔 ガメの 帰 海 妨 害 がない 場 所 参 考 資 料 紀 伊 半 島 ウミガメ 情 報 交 換 会 日 本 ウミガメ 協 議 会 共 編 1994:ウミガメ は 減 っているか-その 保 護 と 未 来 -. 紀 伊 半 島 ウミガメ 情 報 交 換 会. ここで 本 事 業 実 施 区 域 付 近 では 北 側 の 辺 野 古 弾 薬 庫 下 にかけて 延 長 約 1,000mの 範 囲 には 砂 浜 約 400mや 小 型 のポケットビーチが 分 布 して います これらの 砂 浜 は 人 の 活 動 が 少 なく 光 や 音 の 影 響 が 少 ない 場 所 で 平 成 19 年 から 平 成 23 年 の 調 査 では 上 陸 産 卵 がみられています ただし この 域 の 砂 浜 は 奥 行 きが 狭 く 卵 が 冠 水 しやすい 形 であるなど 上 陸 産 卵 には 不 適 と 考 えられる 環 境 条 件 となっています 本 事 業 では 約 4,000mの 自 然 半 自 然 海 岸 が 消 失 すると 予 測 されます これに 対 し 本 事 業 では 上 記 のような 事 業 実 施 後 にも 存 続 する 砂 浜 を 対 象 として ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 にとって 良 好 な 環 境 条 件 を 整 え 利 用 しやすい 場 を 創 出 し 事 後 調 査 す ることについて 検 討 します ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 のための 砂 浜 整 備 箇 所 案 を 図 -6.13.3.2.1 に 示 します なお 上 述 の 代 償 措 置 のための 砂 浜 整 備 箇 所 案 では 平 成 19~23 年 度 の 5 か 年 の 平 均 で 2.4 箇 所 のウミガメ 類 の 上 陸 が 観 察 され 図 -6.13.1.23 このうち 平 成 21 年 度 にはアオウミガメの 産 卵 があり 71 個 中 21 個 孵 化 率 約 30%の 孵 化 が 観 察 されています これに 対 し 同 期 間 の 形 改 変 区 域 代 替 施 設 及 び 辺 野 古 作 業 ヤードでの 上 陸 は 年 平 均 3.8 箇 所 でした また 産 卵 は 平 成 20~22 年 度 の3か 年 で 各 1 箇 所 の 産 卵 がありました このうち 平

5-1-3 成 20 21 年 度 はアカウミガメによる 産 卵 で 孵 化 の 状 況 は 良 好 22 年 度 は 種 類 の 判 別 ができない 個 体 による 1 箇 所 の 産 卵 が 記 録 されましたが 孵 化 はみら れませんでした これらを 比 較 したとき 形 改 変 により 消 失 する 辺 野 古 区 の 砂 浜 に 比 べ て 上 陸 数 は 少 なく 孵 化 率 も 低 い 状 態 ですが 前 述 のような 上 陸 や 産 卵 孵 化 に 好 適 な 環 境 条 件 を 整 備 することにより 上 陸 数 産 卵 数 孵 化 率 を 向 上 させることが 期 待 されます ただし その 効 果 は 消 失 する 産 卵 場 の 役 割 の 一 を 代 償 するだけですが 事 業 実 施 区 域 周 辺 に 産 卵 場 を 確 保 し 維 持 するこ とが 重 要 と 考 えられます なお このウミガメ 類 の 産 卵 場 保 全 のための 砂 浜 整 備 については 専 門 家 等 の 助 言 を 得 て 行 うこととし 実 施 した 際 には 環 境 の 維 持 ウミガメ 類 の 利 用 状 況 等 について モニタリングすることとします 凡 例 ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 の ための 砂 浜 整 備 箇 所 案 図 -6.13.3.2.1 ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 のための 砂 浜 整 備 箇 所 案 事 業 区 域 周 辺 の 砂 浜 及 びそこへのウミガメ 類 のアプローチ 経 路 に 対 する 影 響 を 軽 減 するため 照 明 設 備 の 形 状 設 置 方 法 について 図 -6.13.3.2.2 のような 研 究 例 を 参 考 に 機 種 等 を 選 定 します

5-1-3 砂 浜 や 海 面 に 強 い 光 が 直 接 及 ぶ 箇 所 では 上 図 のような 照 明 は 用 いない 図 -6.13.3.2.2 ウミガメ 類 の 上 陸 産 卵 に 対 する 光 の 影 響 低 減 を 考 慮 した 外 灯 等 の 設 置 例