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(3) 研 究 テーマにかかわる 評 価 1 ALTに 日 本 の 伝 統 的 な 物 を 紹 介 するという 場 面 設 定 や 目 的 目 標 の 明 示 によって 意 欲 的 に 学 習 に 取 り 組 めた とする 生 徒 が80%を 超 える (アンケート 調 査 授 業 中 のみとり) 2 教 科 書 の 音 読 を 通 して 自 分 の 力 で 読 むことができた という 達 成 感 を 感 じることができた とする 生 徒 が80%を 超 える (アンケート 調 査 ワークシート 分 析 授 業 中 のみとり) 3 ペアやグループでの 活 動 は 自 分 の 力 を 伸 ばし より 良 い 発 表 をすることに 役 立 った とする 生 徒 が80%を 超 える (アンケート 調 査 授 業 中 のみとり) 3 単 元 と 指 導 計 画 (1) 単 元 名 SUNSHINE ENGLISH COURSE 3 PROGRAM6 Let s Talk about Things Japanese. (2) 単 元 ( 題 材 )の 目 標 ア 現 在 分 詞 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 用 法 を 正 しく 理 解 することができる 言 語 や 文 化 についての 知 識 理 解 イ 日 本 の 伝 統 的 な 物 や 風 習 について 英 語 で ALT に 紹 介 することを 通 して 既 習 の 英 語 表 現 の 理 解 を 深 め 積 極 的 に 英 語 を 使 って 自 分 の 考 えた 文 を 述 べることができる 言 語 や 文 化 についての 知 識 理 解 表 現 の 能 力 ウ 聞 き 手 の 立 場 に 合 わせ 日 本 の 伝 統 的 な 物 や 風 習 を 紹 介 することを 通 して よりわかりやすく 情 報 を 伝 える 文 を 考 えようとする 意 欲 をもつ 表 現 の 能 力 コミュニケーションに 対 する 関 心 意 欲 態 度 (3) 単 元 の 評 価 基 準 コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 表 現 の 能 力 理 解 の 能 力 既 習 の 表 現 を 用 いながら 仲 と 協 力 して 意 欲 的 に 活 動 に 取 り 組 むことができる 現 在 分 詞 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 用 法 を 用 いながら 自 分 が 考 えた 内 容 を 述 べたり 書 いたりすることができる 現 在 分 詞 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 用 法 を 含 む 文 について 理 解 すること ができる 言 語 や 文 化 についての 知 識 理 解 現 在 分 詞 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 用 法 を 含 む 文 構 造 を 理 解 することが できる

(4) 指 導 計 画 ( 全 11 6/11 ) 学 習 内 容 学 習 活 動 主 な 評 価 の 観 点 と 方 法 日 本 の 文 化 鳥 獣 日 本 文 化 についての 資 料 を 読 み 説 明 を 聞 本 文 を 読 んで 内 容 を 理 解 する 1 戯 画 けん 玉 お 祭 り について 現 在 分 詞 による 後 く p.60のベーシックダイアログを 音 読 す る ことができる ワークシート 正 しい 発 音 と 抑 揚 で 本 文 を 読 むことができる 観 察 置 修 飾 の 形 意 p.61の 重 要 語 句 の 意 味 の 確 認 内 容 理 解 現 在 分 詞 の 後 置 修 飾 の 形 用 2 味 用 法 受 動 態 の 表 現 接 続 詞 when that if の 意 味 用 法 と 音 読 をする 現 在 分 詞 による 後 置 修 飾 を 使 って 祭 りにつ いての 紹 介 文 を 書 く 法 意 味 を 理 解 することがで きる ワークシート 現 在 分 詞 の 後 置 修 飾 を 使 っ て 祭 りの 紹 介 文 を 書 くこと ができる ワークシート 過 去 分 詞 による 後 p.62のベーシックダイアログを 音 読 す 本 文 を 読 んで 内 容 を 理 解 する 2 2 置 修 飾 の 形 意 味 用 法 現 在 完 了 の 経 験 比 較 級 の 表 現 動 名 詞 の 意 味 用 法 る p.63の 重 要 語 句 の 意 味 の 確 認 内 容 理 解 と 音 読 をする 過 去 分 詞 による 後 置 修 飾 を 使 って 祝 日 の 紹 介 文 を 書 く ことができる ワークシート 正 しい 発 音 と 抑 揚 で 本 文 を 読 むことができる 観 察 現 在 分 詞 の 後 置 修 飾 の 形 用 法 意 味 を 理 解 することがで きる ワークシート 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 を 使 っ て 祝 日 の 紹 介 文 を 書 くこと ができる ワークシート there is/are ~の 現 在 分 詞 と 過 去 分 詞 による 後 置 修 飾 を 使 っ a kind of~と 過 去 分 詞 の 後 置 3 表 現 た 文 の 確 認 問 題 に 取 り 組 む 修 飾 を 使 って 紹 介 文 を 書 く a kind of~の 表 現 a kind of~ 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 を 使 っ ことができる ワークシート 現 在 分 詞 過 去 分 て 鯉 のぼり 竹 馬 そろばん 百 人 紹 介 文 に 情 報 を 付 け 加 えるこ 3 詞 の 後 置 修 飾 の 一 首 の 紹 介 文 をALTに 伝 わるように 考 とができる ワークシート 形 意 味 用 法 えながら 書 く 班 内 で 紹 介 文 に 情 報 を 付 け 加 える 本 ALTに 紹 介 文 を 発 表 する 2/3 ALTの 感 想 を 聞 く 4 as~(~として) p.66の 重 要 語 句 の 意 味 の 確 認 内 容 理 解 本 文 を 読 んで 内 容 を 理 解 する 1 の 意 味 用 法 be impressed by ~の 意 味 用 法 と 音 読 をする ことができる ワークシート 正 しい 発 音 と 抑 揚 で 本 文 を 読 むことができる 観 察

5 紹 介 文 の 準 備 発 表 現 在 分 詞 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 を 使 って 日 本 の 伝 統 的 な 物 や 風 習 の 紹 介 文 を 書 く 班 内 で 紹 介 文 を 発 表 する 現 在 分 詞 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 を 使 って 日 本 の 伝 統 的 な 物 や 風 習 の 紹 介 文 を 書 くこと 2 班 内 で 紹 介 文 に 情 報 を 付 け 加 える ALTに 紹 介 文 を 発 表 する ALTの 感 想 を 聞 く ができる ワークシート 紹 介 文 を 発 表 することができ る 観 察 6 主 語 + 動 詞 + 目 的 語 + 補 語 の 語 順 意 味 用 法 主 語 + 動 詞 + 目 的 語 + 補 語 接 疑 問 文 過 去 分 詞 現 在 分 詞 の 後 置 修 飾 の 確 認 問 題 に 取 り 組 む 主 語 + 動 詞 + 目 的 語 + 補 語 接 疑 問 文 過 去 分 詞 現 在 分 詞 の 後 置 修 飾 を 理 解 するこ 1 接 疑 問 文 過 去 分 詞 現 在 分 詞 の 後 置 修 飾 の 形 意 味 用 法 とができる ワークシート 4 単 元 ( 題 材 )と 児 童 生 徒 (1) 単 元 について 本 単 元 では 過 去 分 詞 と 現 在 分 詞 の 後 置 修 飾 を 扱 っている 動 詞 ing は 1 2 年 に 進 行 形 と 動 名 詞 を 学 習 している 進 行 形 と 動 名 詞 の 意 味 や 用 法 の 違 いは 比 較 的 理 解 しやすいと 思 われる 一 方 進 行 形 と 現 在 分 詞 の 後 置 修 飾 の 意 味 用 法 は 混 同 しやすい 同 じように3 年 の1 学 期 の 学 習 内 容 である 受 動 態 と 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 の 意 味 用 法 も 混 同 することが 多 い 授 業 では 自 分 の 身 近 にある 日 本 の 伝 統 的 な 物 や 風 習 を 外 国 人 にうまく 伝 えるにはどんな 表 現 がい いのかに 注 目 させていく 日 本 の 伝 統 的 な 物 や 風 習 をよりよく 伝 えるためには どのような 説 明 がよい のか どこに どのような 説 明 を 入 れるのがよいのかを 考 えさせ ALTの 立 場 や 境 遇 を 想 像 しながら 情 報 を 付 け 加 えた 紹 介 文 を 書 くことに 取 り 組 ませる その 後 各 班 内 で 発 表 をさせ 班 の 仲 がアドバ イスを 与 える そのアドバイスを 参 考 にして 完 成 させた 紹 介 文 を 実 際 にALTに 紹 介 し 感 想 をもら う 活 動 を 組 織 する この 学 習 を 通 して 英 語 の 知 識 や 技 能 の 向 上 をはかり それにともない 相 手 によりわかりやすく 情 報 を 伝 えるにはどうすればよいのかを 考 える 態 度 を 育 てたい (2) 児 童 生 徒 の 実 態 1 実 態 男 子 17 名 女 子 18 名 計 35 名 のクラスである 英 語 や 外 国 の 文 化 に 興 味 をもっている 生 徒 が 多 く 英 検 3 級 以 上 の 合 格 を 目 指 す 生 徒 もいる 英 語 の 必 要 性 や 外 国 人 とコミュニケーションを 図 る ことの 有 用 性 を 感 じている 生 徒 も 多 い また 教 科 書 の 本 文 を 上 手 に 読 み 暗 記 して 発 表 しようとす る 意 欲 の 高 い 生 徒 もいる しかし 一 方 で 英 語 が 苦 手 で 基 本 的 な 既 習 内 容 を 理 解 できない 生 徒 もいる また 英 語 を 得 意 と する 生 徒 の 中 でも 英 語 でまとまった 文 章 を 書 くことや 発 表 の 声 が 小 さく 人 前 で 堂 々と 話 すこ とに 消 極 的 で 人 とうまく 関 わりをもつことのできない 生 徒 もいる 英 語 の 授 業 では 2 年 にメールでの 気 軽 なやりとりの 英 語 表 現 の 学 習 や 自 分 の 町 を 外 国 人 に 紹 介 する 活 動 を 行 っており 3 年 の1 学 期 にはALTへのインタビュー 原 稿 を 英 語 で 書 く 活 動 を 実 施 し た 身 近 にある 日 本 の 伝 統 的 な 物 や 風 習 を 外 国 人 に 英 語 で 紹 介 するという 活 動 を 通 して 英 語 でコ ミュニケーションをとる 楽 しさを 感 じ 自 信 をもたせたい

5 本 の 展 開 (1) 本 のねらい ア 紹 介 文 を 聞 き ALTにより 良 く 情 報 を 伝 えるために どうしたらよいかを 考 え 紹 介 文 に 英 語 で 文 を 付 け 加 えることができる 表 現 の 能 力 イ 班 で 協 力 し 紹 介 文 に 説 明 を 付 け 加 えようとしている コミュニケーションに 対 する 関 心 意 欲 態 度 (2) 展 開 にあたって 本 では 日 本 の 伝 統 的 な 物 の 紹 介 文 をもとにして どう 改 善 すれば より 良 く 外 国 人 に 伝 わるか を 考 えることが 主 たる 活 動 である まず 鯉 のぼり を 説 明 している 紹 介 文 に 注 目 させていく 鯉 のぼり を 知 っている 日 本 人 にとっては 形 や 色 大 きさなどは 容 易 にイメージできるであろう ま た これが 日 本 の 風 習 で 男 児 の 出 世 と 健 康 を 願 って 家 庭 の 庭 先 で 飾 られることや 端 午 の 節 句 の 飾 りであることなど 鯉 のぼり からたくさんの 事 柄 を 連 想 できる 日 本 人 も 多 い しかし ALTが 鯉 のぼり と 聞 いても それが 何 であるか 伝 わらない それがどういう 物 で あるかを 伝 えるためには 英 語 を 使 って 丁 寧 に 説 明 する 必 要 がある わかりやすい 説 明 を 英 語 で 考 え ようとする 気 持 ちを 持 たせることで 本 のねらいに 迫 ろうと 考 えた そのために ALTに 紹 介 文 からイメージされる 鯉 のぼり を 絵 に 描 いてもらい 日 本 人 のもつ イメージとの 違 いに 気 付 かせる そうすることで 初 めに 作 成 した 紹 介 文 だけでは 十 分 に 伝 わらないの だという 実 感 をもたせる そこで どのような 説 明 を 補 足 すればよいのかと 問 い すべての 生 徒 に 英 文 を 言 わせ 自 分 の 英 語 が 伝 わったという 思 いをもたせる 個 々の 情 報 を 総 合 することでALTの 描 く 絵 が 改 善 されれば 英 文 を 付 け 足 すことの 有 用 性 に 気 づき 意 欲 的 に 活 動 することが 期 待 できる (3) 展 開 学 習 内 容 学 習 活 動 教 師 の 支 援 指 導 留 意 点 / 評 価 あいさつ あいさつ 大 きな 声 であいさつ ウォームアップ 活 動 生 徒 に 英 語 の 質 問 をする 明 るい 雰 囲 気 を 作 る 前 の 復 習 P.63の 音 読 を 行 い 前 の 振 ペアで 取 り 組 むよう 指 示 する 生 徒 同 士 で 教 え 合 い (10 分 ) り 返 りをする リーディングチェックカードを ながら 良 いところ リーディングチェックカード 使 うように 指 示 する を 褒 め 合 いながら 行 に 記 入 する う 発 表 の 工 夫 紹 介 文 を 発 表 する 発 表 させる 前 に 書 いた 紹 介 文 (30 分 ) 発 表 を 聞 く (2 分 ) 大 きな 声 で 発 表 できるよう 声 か を 一 つ 選 んでおく けをする 紹 介 文 を 黒 板 に 貼 っ 予 想 される 紹 介 文 紹 介 文 を 配 る ておく We call it Koinobori. It is a thing 紹 介 文 について 既 習 内 容 が 適 切 seen on Tangonosekku in Japan. It is に 使 われていることに 対 して 賞 like a carp. 賛 する 紹 介 しているものがマット 先 生 に 伝 わるかどうか 判 断 してもらいましょう Do you know what this is? Please draw your pictures of your image. マット 先 生 の 描 く 絵 を 見 る (1 分 ) ALTは 簡 単 な 説 明 のついた 絵 を 描 き 生 徒 にしめす 画 用 紙 に 色 形 大 きさ 感 触 原 材 料

予 想 される 生 徒 の 反 応 えー 全 然 違 う なにあれ? 全 然 知 らないんだー 文 化 につい マット 先 生 は このようなイメージをもったようです では ての 知 識 どんな 説 明 をすれば 鯉 のぼり がきちんと 伝 わると 思 います 理 解 か? 表 現 の 工 夫 個 人 で 付 け 加 えたい 文 を 作 る 個 人 で 付 け 加 えたい 説 明 する 英 (5 分 ) 文 を 書 かせる 発 表 する (5 分 ) 発 表 させる ALTにもう 一 度 イメージの 絵 を 描 いてもらい 本 物 の 鯉 の ぼり の 写 真 と 比 べる ALTの 先 生 のイメージはこのように 伝 えたいものにすごく 近 づいたようですね みんなの 説 明 で マット 先 生 にこんなによ く 伝 わりました 班 の 中 で 紹 介 文 を 発 表 する 各 班 に 紹 介 文 を 一 つ 選 んで 配 る 班 員 の 紹 介 文 を 聞 く (2 分 ) ALTの 先 生 のイメージが 本 物 に 近 づくように 班 で 協 力 して 紹 介 文 に 説 明 を 付 け 加 えよう 班 で 紹 介 文 に 付 け 加 えたほう 日 本 語 で 補 足 する 説 明 を 考 える がよいと 考 える 説 明 文 を 作 よう 指 示 する る 補 足 する 説 明 を 英 語 にするよう 話 し 合 う (15 分 ) 指 示 する 付 け 足 すだけではなく 一 部 変 更 も 認 める 付 箋 紙 を 配 り 英 文 を 書 かせて 貼 らせる ALTに 紹 介 文 を 見 せる ALTが 班 の 紹 介 文 を 読 み 修 正 された 絵 を 描 く 味 また それが 食 べ 物 か 道 具 か などを 含 んだ 絵 と 簡 単 な 説 明 を 描 いても らう ALTには 紹 介 文 に ない 部 分 のギャップ を 強 調 した 絵 を 書 い てもらい 英 語 で 説 明 させる 英 語 で 文 を 付 け 加 え ることができる 表 現 の 能 力 専 門 語 の 多 く 載 って いる 和 英 辞 典 を 人 数 分 用 意 する ALTに 一 人 一 人 の 発 表 に 反 応 するよう 事 前 に 言 っておく イメージの 修 正 され た 部 分 を 強 調 した 絵 を 書 いてもらう 各 班 の 竹 馬 百 人 一 首 そろばん の 紹 介 文 から 一 つ 選 ん で 拡 大 印 刷 してお く 紹 介 文 にない 部 分 の ギャップを 強 調 した ALTが 書 いた 絵 を 付 けておく 専 門 語 の 多 く 載 って いる 和 英 辞 典 を 人 数 文 用 意 する 班 で4 文 以 上 考 えさ せる 英 語 で 文 を 付 け 加 え ることができる 表 現 の 能 力

班 の 代 表 生 徒 が 説 明 文 の 付 け 加 えられた 紹 介 文 を 読 む (10 分 ) あいさつ 付 箋 の 内 容 を 確 認 しながら A LTに 感 想 を 求 める あいさつ 終 わった 班 の 紹 介 文 から 黒 板 や 壁 に 貼 っ ておく 3 評 価 ( 基 準 ) ねらい と 見 取 り の 場 面 ( 資 料 ) 表 現 の 能 力 の 観 点 評 価 具 体 的 な 姿 見 取 りの 場 面 A 自 分 で 付 け 加 える 部 分 に 気 づき 正 確 な 英 文 で 一 文 以 上 付 け 加 えて 書 けている ワークシート B 自 分 で 付 け 加 える 部 分 に 気 づいたが 正 確 な 英 文 が 書 けない B に 達 しないと 予 想 される 生 徒 への 支 援 机 巡 視 をしてフォローする コミュニケーションに 対 する 関 心 意 欲 態 度 の 観 点 評 価 班 で 学 び 合 い 自 分 の 考 えを 相 手 に 伝 えようとしているか 和 英 辞 典 やノート 教 科 書 を 参 考 にして 説 明 文 を 正 確 に 英 語 で 書 こうとしている 6 実 践 を 振 り 返 って (1) 授 業 ( 単 元 )の 実 際 1ALTをより 効 果 的 に 活 用 した 場 面 ALTを 活 用 した 場 面 は 大 きく 分 けて2つある 1つ は 前 に 行 った 鯉 のぼり 竹 馬 そろばん 百 人 一 首 の 紹 介 文 を 書 く 場 面 である まず 初 めに ALTがこれら4つの 物 を 知 らないこと やALTに 全 員 の 紹 介 文 を 読 んでもらうことなどを 伝 え 生 徒 の 意 欲 喚 起 を 行 った に4つの 物 についてプリントをそれぞれ 用 意 した 生 活 班 (4 5 人 )に4 種 類 のプリントを 配 布 し 各 自 で 紹 介 したいものを 選 択 させた どの 紹 介 文 にも 既 習 表 現 を 使 った4つの 条 件 を 提 示 した 条 件 1: 受 け 身 の 文 を 使 う 条 件 2: 過 去 分 詞 の 後 置 修 飾 を 使 う 条 件 3: a kind ofを 使 う 条 件 4:ALTに 伝 わるように 何 文 で 書 いてもよい また 例 文 を 英 語 と 日 本 語 で 提 示 し 低 位 の 生 徒 でも 取 り 組 めるよう 配 慮 した 生 徒 にはまず 日 本 語 で 紹 介 文 を 書 き その 後 辞 典 や 教 科 書 を 参 考 に 英 文 を 書 くよう 指 示 を 出 した このことにより 文 数 の 差 は あるにしても ほとんどの 生 徒 が 英 語 で 紹 介 文 を 書 くところまでたどり 着 くことができた 2つ 目 は 本 での 活 用 である 事 前 にALTと 打 ち 合 わせを 行 い 実 際 の 鯉 のぼり とは 異 なる 絵 を 用 意 した それを 生 徒 に 提 示 し 紹 介 文 にどんな 説 明 文 を 付 け 加 えたらよりよく 伝 わるのかを 考 えさせた 絵 を 見 た 生 徒 たちは 驚 いた 様 子 であった その 後 生 徒 たちは 絵 の 違 いを 修 正 する 英 文 を 意 欲 的 に 書 いていた 形 や 色 大 きさや 素 材 それが 鯉 の 形 をもとに 作 られていることなどを 説 明 する 英 文 があった また この 単 元 で 新 出 する a kind ofや 後 置 修 飾 既 習 事 項 の 受 け 身 表 現 を 使 い より 豊 かな 表 現 で 伝 えようとする 生 徒 もいた その 後 個 々の 情 報 を 総 合 しALTの 描 く 絵 が 改 善 さ

れたことで 英 文 を 付 け 足 すことの 有 用 性 に 気 づき 自 分 の 英 語 が 伝 わったという 思 いをもたせるこ とができたと 考 えている 同 じように 百 人 一 首 そろばん 竹 馬 の 紹 介 文 にも 各 班 で 説 明 文 を 付 け 加 える 活 動 を 行 った 百 人 一 首 のイメージ そろばん のイメージ 竹 馬 のイメージ 2 教 科 書 の 本 文 の 音 読 の 場 面 毎 回 授 業 の 初 めに10 分 教 科 書 の 音 読 を 取 り 入 れた 既 習 のページ の 本 文 を 全 体 で3 回 の 音 読 練 習 の 後 ペアで 音 読 を 行 った 毎 回 全 体 の 音 読 を 含 め 5,6 回 は 読 むことが できていた 意 欲 的 に 音 読 に 取 り 組 めるように リーディングカードを 用 意 した 表 はペアリーディングでチェックした 記 録 裏 は 音 読 の 取 組 の 蓄 積 がわか るように 日 本 地 図 を 付 けた 音 読 のレベルを1 友 人 や 先 生 に 教 えてもらいながら 読 める 2 自 分 一 人 ですらすら 読 むことができ る 3 感 情 を 込 めて すらすら 読 むことができる 4 暗 記 して すらすら 読 むことができる 5 暗 記 して 感 情 を 込 めてすらすら 読 むことができる の5 段 階 に 分 けた また 日 付 や 採 点 者 の 覧 を 設 け いつ 誰 と 音 読 を 行 ったかも 記 録 できるようにした 5ポイントが 累 積 すると 裏 の 日 本 地 図 の 都 道 府 県 を 一 つずつ 順 番 に 塗 っていくようルールを 決 めた リーディングカードを 用 いたことによって 意 欲 喚 起 だけでなく 生 徒 一 人 ひとりの 英 語 の 発 話 量 を 増 やす 点 でも 有 効 であったと 感 じている 単 元 を 通 しても 全 体 的 に 教 科 書 の 音 読 に 積 極 的 に 取 り 組 む 生 徒 が 多 かった 英 語 の 学 習 を 苦 手 とする 生 徒 もこの 活 動 には 比 較 的 取 り 組 みやすいようである 周 囲 が 同 じ 文 章 を 読 み 助 言 し 合 う 雰 囲 気 にも 影 響 され 大 きな 声 で 教 科 書 を 音 読 暗 唱 する 様 子 が 見 られた 英 語 を 大 きな 声 で 話 すことに 躊 躇 しない 態 度 も 少 しずつ 定 着 してきたように 感 じられた また リーディングカードをお 互 いに 見 せ 合 いながら その 回 数 を 競 う 場 面 も 見 られ さらに 暗 唱 に 挑 戦 して 高 得 点 を 目 指 す 生 徒 もいた 3 小 グループ( 班 ) 活 動 の 場 面 音 読 の 場 面 ではペアでのリーディングを 取 り 入 れた 音 読 をチェックすることや 読 み 方 を 教 えるこ となどの 自 分 にできる 役 割 をしっかり 果 たすよう 指 示 した また 生 活 班 での 活 動 を 設 定 した 紹 介 文 に 説 明 文 を 加 えてよりよく 伝 わるようにする 活 動 では 辞 書 を 使 って 語 句 を 調 べる 人 紹 介 文 の 日 本 文 を 考 える 人 英 文 を 書 く 人 などの 役 割 分 担 も 行 われる よう 指 示 した 全 体 では 消 極 的 になる 生 徒 もグループの 中 では 活 動 することができた 英 語 を 苦 手 と

する 生 徒 も 説 明 文 を 整 理 し 貼 り 出 す 作 業 を 手 伝 っている 様 子 が 見 られた 班 によっては すべての 班 員 が 発 言 をしたり 説 明 文 を 考 え 書 き 出 したりしていた (2) 考 察 1 成 果 振 り 返 り 項 目 の ALTに 日 本 の 伝 統 的 な 物 を 紹 介 するという 学 習 に 意 欲 的 に 取 り 組 めました か で 肯 定 的 評 価 が93%(28 人 /32 人 ) 課 題 設 定 を 工 夫 したり ALTを 活 用 したりすることがその 後 の 活 動 への 意 欲 付 けに 効 果 的 であったと 考 えられる ALTに 日 本 の 伝 統 的 な 物 がどういう 物 であるかを 伝 えるためには 英 語 を 使 って 丁 寧 に 説 明 する 必 要 がある そのことを 生 徒 に 実 体 験 を 通 して 感 じてもらうこ とができた 振 り 返 り 項 目 の 教 科 書 の 音 読 で 自 分 の 力 で 読 むことができた という 達 成 感 を 感 じること ができましたか で 肯 定 的 評 価 が 全 体 の 割 合 に 比 べて 英 語 を 苦 手 とする 生 徒 ( 教 師 の 見 取 ) の 中 での 割 合 が 高 い 英 語 を 苦 手 とする 生 徒 も 級 友 に 読 み 方 を 教 えてもらいながら 教 科 書 の 音 読 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいた また 生 徒 の 音 読 をほめることで 生 徒 のやる 気 が 高 まった 英 語 を 苦 手 とす る 生 徒 にとって 音 読 は 比 較 的 取 り 組 みやすい 学 習 であることがわかる 授 業 の 振 り 返 りに 英 語 で 伝 えることが 楽 しかった もっと 英 語 の 文 をたくさん 書 けるよう になりたい など 前 向 きなコメントが 多 くあった 今 回 の 紹 介 文 を 書 く 活 動 がこれからの 学 習 の 意 欲 付 けにも 効 果 的 であったことがわかる まとまった 英 文 を 班 で 書 くことができた 8 班 中 7つが4 文 以 上 の 英 文 を 書 くことができた 英 語 を 苦 手 とする 生 徒 にとって 一 人 で はできないことも 班 の 仲 と 協 力 することで 課 題 を 達 成 できることを 感 じてもらうことが できたと 考 える そろばん の 紹 介 文 百 人 一 首 の 紹 介 文

付 け 加 えた 説 明 文 付 け 加 えた 紹 介 文 It is a rectangle in shape. It is like an oval small ball in shape. Arectangle in oval. It is as big as a pen case. It has many lines with 5 balls. It is a square card. It is made from thick paper. We put the cards on the floor. We play the game in two teams. They are player and reader. 2 課 題 振 り 返 り 項 目 の ペアやグループでの 活 動 をすることで 自 分 の 力 を 伸 ばし より 良 い 発 表 をす ることに 役 立 ちましたか で 肯 定 的 評 価 が59%(19 人 /32 人 ) 今 回 の 授 業 で 英 語 を 苦 手 とする 生 徒 も 何 らかの 作 業 を 手 伝 っている 様 子 が 見 られた しかし 班 によっては 一 部 の 人 に 作 業 が 集 中 したり 英 語 が 得 意 な 生 徒 でも 途 中 で 活 動 が 止 まってしま ったりする 様 子 が 見 られた 班 によって 課 題 が 難 しくなったことが 原 因 だと 考 える 授 業 の 振 り 返 りに 難 しかった が 足 りなかった などのコメントがあった ALTの 絵 が 実 物 とかけ 離 れていたことや 生 徒 があらかじめ 書 いた 中 から 選 んだ 紹 介 文 の 表 現 が 著 しく 乏 しかったことなどから 紹 介 文 に 説 明 文 を 付 け 加 えることが 困 難 になった と 考 える 元 となる 紹 介 文 の 選 択 やALTが 描 く 絵 について 事 前 に 吟 味 するべきであった 振 り 返 り 項 目 の 教 科 書 の 音 読 を 通 して 自 分 の 力 で 読 むことができた という 達 成 感 を 感 じ ることができましたか で 肯 定 的 評 価 が63%(20 人 /32 人 ) 音 読 させるだけの 活 動 では 目 的 を 達 成 することはできない 教 師 のより 的 確 な 支 援 や 級 友 や 日 本 人 の 教 師 だけでなくALTに 音 読 を 評 価 してもらうなどの 工 夫 が 必 要 である また 自 己 評 価 カード( 日 本 地 図 )についても 累 計 点 に 応 じて 都 道 府 県 を 丁 寧 に 塗 りつぶしていく 様 子 が 見 られるが その 一 方 で 地 図 を 塗 りつぶすことに 抵 抗 を 感 じる 生 徒 もいる 今 後 はマンネ リ 化 しないよう 音 読 の 記 録 カードについても 工 夫 を 加 えようと 考 える