幸 いにも 4ipnet 製 AP にはエアタイムフェアネスが 実 装 されており レガシークライアントをサポートするこ とにより 生 ずるパフォーマンスの 低 下 を 軽 減 することができます 必 要 性 と 展 開 の 優 先 度 の 観 点 から 以 下 の2つ のオプションが 用 意 され



Similar documents
2015年度ワイヤレスソリューションセミナー「AlaxalA x 4ipnetで実現する連携ソリューションのご紹介」

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

1 書 誌 作 成 機 能 (NACSIS-CAT)の 軽 量 化 合 理 化 電 子 情 報 資 源 への 適 切 な 対 応 のための 資 源 ( 人 的 資 源,システム 資 源, 経 費 を 含 む) の 確 保 のために, 書 誌 作 成 と 書 誌 管 理 作 業 の 軽 量 化 を 図

●電力自由化推進法案

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

Taro-H19退職金(修正版).jtd

・モニター広告運営事業仕様書

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

(現行版)工事成績書と評定表をあわせた_docx

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

スライド 1

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

福 山 市 では, 福 山 市 民 の 安 全 に 関 する 条 例 ( 平 成 10 年 条 例 第 12 号 )に 基 づき, 安 全 で 住 みよい 地 域 社 会 の 形 成 を 推 進 しています また, 各 地 域 では, 防 犯 を 始 め 様 々な 安 心 安 全 活 動 に 熱 心

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>


AirStationPro初期設定

国 税 クレジットカード 納 付 の 創 設 国 税 のクレジットカード 納 付 については マイナンバー 制 度 の 活 用 による 年 金 保 険 料 税 に 係 る 利 便 性 向 上 に 関 するアクションプログラム( 報 告 書 ) においてその 導 入 の 方 向 性 が 示 されている

1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

Microsoft PowerPoint 資料6 技術基準.ppt [互換モード]

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

神の錬金術プレビュー版

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

<4D F736F F F696E74202D2082C882E982D982C DD8ED88EE688F882CC82B582AD82DD C668DDA9770>

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

調達パートナー CSR調査票

Microsoft Word - 資料3(用途)

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

<4D F736F F D B83578F4390B E797748CA E88E68E7792E88AEE8F805F48508C668DDA95AA816A E646F63>

スライド 1

< C8EAE81698B4C93FC8FE382CC97AF88D38E968D CA8E86816A2E786C73>

する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

Microsoft Word 役員選挙規程.doc


スライド 1

●幼児教育振興法案

( 運 用 制 限 ) 第 5 条 労 働 基 準 局 は 本 システムの 維 持 補 修 の 必 要 があるとき 天 災 地 変 その 他 の 事 由 によりシステムに 障 害 又 は 遅 延 の 生 じたとき その 他 理 由 の 如 何 を 問 わず その 裁 量 により システム 利 用 者

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

(3) 小 単 元 の 指 導 と 評 価 の 計 画 小 単 元 第 11 章 税 のあらまし の 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 四 次 確 定 申 告 制 度 抜 粋 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 単 元 の 評 価 規 準 税 に 関 す

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

第316回取締役会議案

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

公表表紙

<4D F736F F F696E74202D E36816A984A93AD8C5F96F CC837C A815B C E707074>

Microsoft Word - 不正アクセス行為の禁止等に関する法律等に基づく公安

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

18 国立高等専門学校機構

加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制


一宮市町内会に対する防犯カメラ設置補助金交付要綱

景品の換金行為と「三店方式」について

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

Microsoft Word - 目次.doc

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

Microsoft Word - 答申第143号.doc

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

カラオケについて カラオケは 良 い 利 用 している 方 をあまり 見 たことがない マッサージについて 利 用 者 が 常 連 化 しており 多 くの 市 民 が 利 用 できるサービスとは 言 え ない ワンコイン 型 の 機 器 にして 受 益 者 負 担 と 一 人 当 たりの 利 用 者

< F2D8E9197BF C B68F9182C98AD682B7>

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

疑わしい取引の参考事例

PowerPoint プレゼンテーション

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

1

に 対 して 消 磁 装 置 によるデータ 破 壊 を 行 い データの 復 旧 を 不 可 能 とするこ と 2 消 去 が 終 了 したことが 識 別 できるシール 等 を 媒 体 に 貼 付 すること(このシール は 本 委 託 契 約 の 範 囲 内 で 受 託 者 が 用 意 すること)

参 考 改 正 災 害 対 策 基 本 法 1 ( 災 害 時 における 車 両 の 移 動 等 ) 第 七 十 六 条 の 六 道 路 管 理 者 は その 管 理 する 道 路 の 存 する 都 道 府 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 都 道 府 県 の 地 域 に 係

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

Sea-NACCS 利用者研修 【通関編】

夏季JO予選

第4回税制調査会 総4-1

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

050 LGWAN-05月.indd

Taro13-01_表紙目次.jtd

スライド 1

資料 H3ロケットへの移行に関する課題と対応

<4D F736F F D208E9197BF A955B895E93AE82CC8B4B90A C982C282A282C42E646F6378>

Transcription:

アクセスポイント 最 適 化 特 長 ガイド 特 長 の 要 約 エアタイムフェアネス バンドステアリング 最 適 クライアントフィルタリング マルチキャスト ユニキャスト 変 換 WI-FI マルチメディア (WMM) プロキシ ARP WI-FI PROTECTED ACCESS II (WPA2) ステーション アイソレーション DHCP スヌーピング レイヤ 2 ファイアーウォール エンタープライズ アクセスポイントとコンシューマ アクセスポイント 量 販 店 などで 安 価 な 無 線 ルータが 購 入 できるのに 何 故 それらの 5 倍 から 10 倍 の 価 格 になるエンタープライ ズグレードのアクセスポイント(AP)を 購 入 しなければならないのですか? 上 記 は 接 客 業 教 育 業 大 中 小 企 業 などのエンタープライズ Wi-Fi 市 場 で 最 もよく 聞 かれる 質 問 の 一 つです この 質 問 に 答 えるためには まずコ ンシューマ Wi-Fi 市 場 とエンタープライズ Wi-Fi 市 場 の 基 本 的 な 違 いを 見 なければいけません 具 体 的 には AP がどのように 展 開 され 使 用 されているかです 例 えば Power over Ethernet (PoE) は エンタープライズグ レード AP が 必 ず 具 備 しているハードウェア 仕 様 です これは エンタープライズのネットワークインフラでは 必 ず PoE スイッチが 存 在 するからです 本 資 料 では 4ipnet 製 AP の 機 能 とセキュリティ 上 の 特 長 を 取 り 上 げ それを 通 して 4ipnet 製 AP とコンシュ ーマグレード AP との 違 いを 分 り 易 く 説 明 します エアタイムフェアネス ネットワーク 運 用 者 は 以 前 においては 11g から 11n 現 在 では 11n から 11ac というように 無 線 標 準 規 格 がネ ットワークにおいてスムーズに 移 行 できるようにしなければなりません よって ネットワーク 運 用 者 はレガシー クライアントのサポートとパフォーマンス 間 のトレードオフにますます 苦 労 するようになってきました 例 えば 11g と 11n のクライアントが 同 じ AP に 接 続 している 時 11g のクライアントは 11n のクライアントに 比 べて 同 じ 量 のデータを 送 信 完 了 するまで より 長 い 時 間 がかかります つまり よりエアタイムを 占 有 します なぜこ のことが 問 題 なのかを 理 解 するためには まず Wi-Fi 環 境 でどのようにデータが 送 信 されているかを 知 る 必 要 があ ります 無 線 通 信 には 2つのデバイスが 同 じ 周 波 数 を 用 いて 同 時 に 通 信 できないという 原 則 があります 通 信 しようとす るとコリジョン( 衝 突 )が 発 生 し 通 信 が 失 敗 してしまいます Wi-Fi では CSMA/CA 技 術 を 用 いて この 課 題 に 対 応 しています つまり 各 デバイスは 無 線 区 間 がビジーであると 検 出 した 時 ランダム 時 間 だけバックオフす ることで 衝 突 を 回 避 します よって ある 一 つのデバイスが 通 信 に 長 い 時 間 をかけるほど 他 のデバイスは 待 ち 時 間 が 長 くなります 先 程 の 例 に 戻 ると 高 速 である 11n のクライアントは 低 速 である 11g のクライアントが 通 信 を 終 えるまで 待 たな ければならず これがネットワーク 全 体 のスループットを 低 下 させています 11g のようなレガシー 規 格 のみ をサポートしている 端 末 を 使 用 させない という 考 えがあるかもしれません しかし そうすると ネットワーク 運 用 者 はレガシークライアントのみを 所 有 しているユーザから 多 くの 苦 情 を 受 けることになるでしょう ネットワ ーク 運 用 者 は ネットワーク 全 体 のスループットを 犠 牲 にしてもレガシークライアントを 接 続 させる あるいは レガシークライアントをブロックして スループットを 最 大 化 させる というジレンマに 陥 ることとなります 1

幸 いにも 4ipnet 製 AP にはエアタイムフェアネスが 実 装 されており レガシークライアントをサポートするこ とにより 生 ずるパフォーマンスの 低 下 を 軽 減 することができます 必 要 性 と 展 開 の 優 先 度 の 観 点 から 以 下 の2つ のオプションが 用 意 されています 1. サポートしている 規 格 に 関 わらず 全 てのクライアントがほぼ 同 じエアタイムを 占 有 します あるクラ イアントが 一 回 の 通 信 でより 長 い 時 間 無 線 区 間 を 使 用 したならば その 後 の 通 信 は 低 優 先 となり 全 体 で 見 た 時 のエアタイムの 占 有 は 各 クライアント 間 でバランスよく 配 分 されます 11g client 11n client EQUAL AIRTIME Time =Time on medium Figure 1: 遅 い/レガシークライアントに 起 因 するパフォーマンス 低 下 を 防 ぐため 全 てのクライアントに 等 しいエアタイムが 割 り 当 てられます 2. 11n のクライアントに 僅 かに 高 い 優 先 度 が 与 えられます レガシークライアントはネットワークにアク セスできないことはありませんが 割 り 当 てられるエアタイムは 少 なくなります 本 オプションは 古 い クライアントをサポートしつつ ネットワークの 性 能 を 最 適 化 したい 場 合 に 適 しています また 11b/g から 11n への 移 行 を 後 押 しする 方 法 としても 使 用 することができます どちらのオプションを 用 いても レガシークライアントをサポートしつつ ネットワーク 全 体 のスループットを 向 上 させることができます AP における 優 先 度 の 取 り 扱 いについては WMM の 項 目 にも 記 述 されています バンドステアリング 今 日 の 無 線 環 境 では モバイルデバイスの 普 及 により ライセンス 不 要 な 2.4 GHz 帯 が 非 常 に 混 雑 しています 結 果 として ノート PC スマートフォンなど 多 くのコ ンシューマデバイスは 5 GHz 帯 の Wi-Fi チップセット 5 GHz 2.4 GHz を 搭 載 しています 更 に 802.11ac 対 応 のコンシュー マデバイスもユーザの 手 に 渡 り 始 めました このこと により Wi-Fi 環 境 が 2.4 GHz 帯 と 5 GHz 帯 の 接 続 を 提 供 しており クライアントが 2.4 GHz 帯 と 5 GHz 帯 の 両 方 に 接 続 できる 場 合 ネットワーク 運 用 者 はど のように2つの 周 波 数 帯 間 で 負 荷 のバランスをとれば よいか という 課 題 が 生 まれます 一 つの 方 法 は SSID 5 GHz 2.4 GHz 名 に 周 波 数 帯 の 名 前 を 追 加 する 例 えば Hotel の Figure 2: 5 GHz で 通 信 可 能 なクライアントを 5 GHz ネットワークに 誘 導 します 代 わりに Hotel-2.4 GHz と Hotel-5 GHz を 使 用 することです しかし SSID に 周 波 数 帯 を 告 知 したくな い 場 合 はどうすればよいでしょうか バンドステアリングはこの 課 題 に 対 処 する 機 能 です 4ipnet 製 AP でバンドステアリング 機 能 が 有 効 な 時 以 下 の2つのオプションのどちらかを 用 いて 5 GHz 帯 で 接 続 できる 機 能 を 持 つクライアントを 2.4 GHz 帯 ではなく 5 GHz 帯 のネットワークに 誘 導 できます 1. AP はクライアントからの 2.4 GHz プローブリクエストに 応 答 せず 2.4 GHz 接 続 が 存 在 しないかのよ うにクライアントに 思 わせます ユーザからすると SSID が 表 示 されないこととなります しかし ユーザが SSID を 知 っているならば 手 動 で 接 続 することができます つまり 本 オプションは 緩 いバ ンドステアリング 方 法 であり 5 GHz をサポートするデバイスが 2.4 GHz 接 続 を 完 全 に 禁 止 するもの ではありません 2

2. クライアントは SSID を 知 っており 手 動 で 接 続 を 試 みても AP は 2.4 GHz 接 続 を 拒 絶 します 本 オ プションはアグレッシブなバンドステアリング 方 法 であり 5 GHz をサポートするデバイスは 5 GHz 帯 のみで 接 続 できます バンドステアリングは 各 AP で 有 効 無 効 の 設 定 ができますが 近 傍 AP 間 で 一 貫 した 設 定 がなされてい ないとあまり 意 味 がありません 例 えば バンドステアリングを 使 用 する 目 的 が 2.4 GHz 帯 の 輻 輳 を 緩 和 するこ とにあるならば 出 来 るだけ 多 くの 接 続 を 5 GHz 帯 にリダイレクトさせるよう 全 AP で 有 効 に 設 定 すべき です 一 部 の AP でのみ 有 効 に 設 定 されている 場 合 その 他 の AP では 2.4 GHz 帯 で 接 続 するかもしれませ んので 2.4 GHz 帯 のスペクトラム 使 用 量 無 線 区 間 へのアクセスは 以 前 と 変 わりません バンドステアリング は 異 なる AP 間 におけるクライアントのロードバランスと 見 ることもできますが その 目 的 はあくまでも 2.4 GHz 帯 無 線 区 間 におけるアクセス 衝 突 を 低 減 することです 最 適 クライアントフィルタリング 本 資 料 の 最 初 の 方 で Wi-Fi ではデータ 伝 送 における 衝 突 を 避 けるため CSMA/CA を 利 用 していると 述 べました CSMA/CA では 通 信 のため 無 線 区 間 を 使 用 したいクライアントは 無 線 区 間 が 空 き( 使 用 されていない 状 態 )にな るまで 待 たなければなりません よって あるクライアントが 少 量 のデータを 伝 送 するため 長 い 時 間 をかけている ならば ネットワーク 全 体 のスループットが 低 下 します ネットワークに 802.11n あるいは 802.11ac のクライ アントのみが 存 在 していると 仮 定 しましょう 802.11n/ac において データは 高 速 に 伝 送 されるので 理 論 的 に は 各 クライアントは 短 い 時 間 間 隔 で 無 線 区 間 を 使 用 します この 場 合 ネットワークパフォーマンスは 最 適 にな るでしょうか レガシークライアントは 無 線 環 境 における 唯 一 の 課 題 ではありません 全 てのクライアントが 最 新 規 格 を 使 用 して いる 場 合 でも 干 渉 物 理 的 障 害 AP との 長 い 距 離 により いくつかのクライアントは 他 のクライアントに 比 べ て 低 い 伝 送 速 度 になることは 避 けられません 結 果 として それらのクライアントはデータ 伝 送 を 完 了 するため 長 い 時 間 無 線 区 間 を 専 有 することとなり レガシークライアントがある 場 合 と 同 じ 現 象 が 発 生 します ネットワ ークへの 接 続 状 態 が 良 好 にもかかわらず ネットワークが 遅 いと 感 じるならば 同 じネットワークを 使 用 している 他 クライアントの 接 続 状 態 が 悪 く そのことが 影 響 しているのかもしれません 無 線 ネットワークが 最 適 に 動 作 するためには クライアントは 最 新 の 規 格 に 対 応 するだけではなく AP に 良 好 な 状 態 で 接 続 する 必 要 があります しかしこのベストケースシナリオはいつでも 保 証 されるものではありません な ぜならば 多 くの Wi-Fi ユーザは 接 続 していることしか 考 えておらず 接 続 状 態 までは 関 心 がないからです ネッ トワーク 全 体 のスループットを 低 減 させるような 接 続 状 態 の 悪 いクライアントのネットワーク 接 続 を 許 可 すべきで しょうか あるいは 高 スループットを 実 現 するため それらデバイスの 接 続 を 禁 止 すべきでしょうか Wi-Fi が 日 常 生 活 で 広 く 使 用 されるようになるにつれ ネットワーク 管 理 者 はこの 質 問 に 四 苦 八 苦 しています 最 適 クライアントフィルタリングにより AP は 全 体 のスループットに 悪 い 影 響 を 与 えるクライアントを 除 去 することができま す 具 体 的 には 廃 棄 されたパケット 数 伝 送 速 度 RSSI( 受 信 信 号 強 度 )をしき い 値 として AP は 悪 い 接 続 状 態 にあるク ライアントの 接 続 を 解 除 します よって 接 続 状 態 がある 基 準 以 上 のクライアントの みが AP に 接 続 していることになり パケ ットの 再 送 回 数 が 最 小 になり エアタイム 使 用 率 が 増 加 します HIGH RSSI LOW RSSI この 機 能 は 実 環 境 において どのように 活 用 されるでしょうか 病 院 などでは 非 常 に 高 い 接 続 性 と 性 能 が 要 求 されるかもしれま せん 一 方 他 の 機 関 ではそれほどの 要 求 Figure 3: 予 め 設 定 した 接 続 しきい 値 を 基 にして クライアントの 接 続 をフィルタリングします 3

は 必 要 ないかもしれません ネットワーク 管 理 者 は 4ipnet の 最 適 クライアントフィルタリングにおけるしきい 値 を 微 調 整 することにより それぞれの 環 境 における 最 適 な 無 線 性 能 を 実 現 することができます マルチキャスト ユニキャスト 変 換 Wi-Fi では セルの 最 遠 端 に 存 在 するデバイスが 誤 りなく 受 信 できるよう マルチキャストパケットは 一 般 に 低 速 で 送 信 されます この 機 能 は 殆 どのクライアントが AP からある 程 度 の 距 離 にある 場 合 には 有 効 です しかし セルサイズが 小 さく 殆 どのクライアントが AP の 近 くに 密 集 している 場 合 この 機 能 はエアタイムを 非 効 率 に 使 用 します 300 Mbps で 送 信 できるのに 何 故 11 Mbps で 送 信 しなければならないのでしょうか マルチキャスト ユニキャスト 変 換 により マルチキャスト 通 信 はユニキャスト 通 信 に 変 換 され AP はユニキャ ストの 速 度 で 送 信 ができるようになります クライアントが AP の 近 くにいる 場 合 高 い 伝 送 速 度 が 容 易 に 維 持 で きるため ユニキャストの 方 が 効 率 的 です 一 方 AP から 遠 く 離 れた 場 所 にいるクライアントに 高 い 伝 送 速 度 を 適 用 すると 再 送 が 多 発 し 効 率 が 低 下 します つまり マルチキャスト ユニキャスト 変 換 は 全 てのクライアン トに 不 変 的 な 利 益 をもたらすものではなく クライアントが AP の 周 りにどのように 分 布 しているかにより パフ ォーマンスを 最 適 化 する 機 能 をネットワーク 管 理 者 に 与 えるものです ENABLE MULTICAST TO UNICAST DISABLE MULTICAST TO UNICAST Figure 4: クライアントの 大 多 数 が AP の 近 くに 密 集 している 環 境 では マルチキャスト ユニキャスト 変 換 は 理 想 的 に 動 作 します WI-FI マルチメディア (WMM) Wi-Fi において 多 くのアプリケーションがネットワークで 同 時 に 使 用 されているにも 関 わらず VoIP がスムー ズに 動 作 しているのを 体 感 した 人 は WMM (Wi-Fi Multimedia) を 体 感 した 人 です WMM は 無 線 ネットワー クに 基 本 的 な QoS (Quality of Service) 機 能 を 提 供 し 音 声 映 像 従 来 のアプリケーションデータなど 異 なる 無 線 トラフィックのパフォーマンスを 向 上 させます 各 々の 要 求 品 質 に 従 って トラフィックは4つの 異 なるキュ ー:BE(ベストエフォート) BK(バックグラウンド) VI( 映 像 ) VO( 音 声 )の 一 つに 格 納 されます CSMA/CA について 記 述 した 際 クライアントは 無 線 区 間 のビジーを 検 出 した 場 合 再 び 送 信 を 試 みる 前 にランダ ム 時 間 待 たなければならないと 書 きました WMM では 4つのキューに 長 短 異 なる 平 均 待 ち 時 間 を 割 り 当 てま す このことにより 各 々のキューは 異 なる 優 先 度 を 与 えられることとなります 短 い 平 均 バックオフ 時 間 を 割 り 当 てられたキュー( 例 えば 音 声 )は 長 い 平 均 バックオフ 時 間 を 割 り 当 てられたキュー( 例 えば ベストエフォ ート)に 比 べて 早 く 送 信 されるので 高 い 優 先 度 が 与 えられています 4ipnet 製 AP では トラフィックは 802.1p プライオリティタグ Diffserv コードポイント 値 (DSCP)に 従 って 自 動 的 に 優 先 度 付 けされ 4つのキューの 一 つに 格 納 されます 4ipnet 製 無 線 LAN コントローラが 持 つトラフィ ックリマーキング 機 能 と 共 に 用 いることにより ネットワーク 管 理 者 はミッションクリティカルなアプリケーショ 4

ンに 対 して 信 頼 性 があり 待 ち 時 間 が 最 小 のサービスを 提 供 できます WMM とエアタイムフェアネスは 共 に 優 先 度 割 当 を 使 用 していますが 異 なる 目 的 で 使 用 していることに 注 意 して 下 さい WMM ではトラフィックタイプにより 優 先 度 が 割 り 当 てられますが エアタイムフェアネスではクライア ントタイプにより 優 先 度 が 割 り 当 てられます プロキシ ARP 2 台 のホスト 間 で 通 信 を 行 う 場 合 有 線 / 無 線 に 関 わらず ARP (Address Resolution Protocol) が 使 用 され 宛 先 ホストの MAC アドレスを 調 べるため 送 信 元 ホストはネットワークに ARP リクエストをブロードキャストし ます しかしながら 無 線 区 間 におけるブロードキャストトラフィックはネットワーク 全 体 のパフォーマンスを 低 下 させる 一 因 となります 4ipnet 製 AP には 無 線 区 間 に 流 れる ARP パケット 量 を 減 少 させるプロキシ ARP が 実 装 されており ARP パケ ットを 無 線 区 間 に 送 信 する 代 わりに AP 自 身 が ARP リクエストに 応 答 します つまり AP は 自 身 が 持 つ ARP テ ーブルにリクエストされた MAC アドレスが 存 在 するならば 宛 先 ホストに 代 わって ARP リクエストに 応 答 しま す 結 果 として 無 線 区 間 に 送 信 される ARP パケット 量 は 減 少 し 送 信 元 ホストはより 早 く MAC アドレスを 知 ることができ ネットワーク 全 体 のスループットが 向 上 します WI-FI PROTECTED ACCESS II (WPA2) エンタープライズグレード 市 場 では セキュリティはもっとも 強 調 される 特 長 であり 要 求 される 条 件 の 一 つで す 通 常 最 初 のセキュリティ 防 御 はネットワークのアクセス 地 点 で 実 施 され 以 前 はスイッチがその 役 目 を 担 っ ていましたが 現 在 は AP へ 役 割 が 急 速 にシフトしています イーサスイッチが 有 するポートベース 認 証 のように AP も 認 証 機 能 を 有 しています 近 年 WPA2 エンタープライズのような 認 証 / 暗 号 プロトコルを 持 った Wi-Fi の 普 及 により 無 線 上 のデータ 通 信 はセキュアでない という 考 えはなくなり 機 密 情 報 が 機 密 のまま 保 たれる と 安 心 して 企 業 は 無 線 通 信 を 使 用 しています WPA2 エンタープライズでは 802.1X 認 証 により 認 証 が 成 功 するまで クライアントのアクセスをブロックし ます セキュリティがそれほど 厳 しくない 環 境 では ネットワーク 管 理 者 は WPA2 パーソナルを 用 いることがで き ネットワークへアクセスするためにパスフレーズによる 照 合 を 実 施 します WPA2 エンタープライズ/パー ソナルでは AES によりデータが 暗 号 化 されており AES 暗 号 は 今 日 最 速 のスーパーコンピュータを 用 いたしらみ つぶしのハッキングでも 事 実 上 解 読 不 可 能 であると 理 論 的 に 証 明 されています ステーションアイソレーション 多 くの Wi-Fi 環 境 では 一 つの AP に 20 あるいは 30 以 上 のデバイスが 接 続 していることは 珍 しくありません これらクライアント 間 で 直 接 通 信 を 許 可 すると 悪 意 を 持 ったクライアントが 他 のクライアントに 悪 影 響 を 与 えることが 可 能 となりますので セキュリティ 的 に 問 題 となる 恐 れがあります 4ipnet 製 AP が 実 装 しているステーション(クライアン ト)アイソレーションを 有 効 にすると 同 一 AP 配 下 のクライアントは 互 いに 通 信 ができなくなります コーヒーショップが 提 供 する 無 料 Wi-Fi にアクセスしていると 仮 定 しま しょう そこでは 同 じ AP にたくさんの 見 知 らぬ 人 がアクセスしており 通 常 は 同 じ DHCP サーバから IP アドレスが 割 り 当 てられるので 全 員 が 同 じサブネットに 属 しています あるユーザが 例 えば Windows ファイル 共 有 を 有 効 にしているならば 他 のユーザは 誰 でも 共 有 されたファイル にアクセスすることができます よって ユーザはコーヒーを 飲 みに 来 ISOLATED Figure 5: ステーションアイソレーションにより 同 一 AP 配 下 のクライアントは 互 いに 通 信 ができなくなります 5

て インターネットブラウジングを 楽 しみたいだけなのに 結 果 として パーソナルファイルを 他 人 に 共 有 するハ メになります この 例 から 何 故 ステーションアイソレーションが 極 めて 重 要 なセキュリティ 上 の 機 能 であるか 何 故 特 に 公 衆 Wi-Fi を 提 供 する 時 この 機 能 が 必 須 なのかが 分 かると 思 います DHCP スヌーピング AP に 接 続 した 後 ネットワークサービスを 始 めるため デバイスはまず DHCP サーバから IP アドレスを 取 得 し ます ここにセキュリティ 上 の 貧 弱 性 があり 悪 意 を 持 ったユーザが 自 身 の DHCP サーバを 設 置 したならば 勝 手 な IP アドレスとデフォルトゲートウェイをデバイスに 割 り 当 てることができます 最 悪 の 場 合 ハッカーに 制 御 された 不 正 DHCP サーバにより ネットワーク 管 理 者 はネットワークを 管 理 することができなくなる 可 能 性 が あります 4ipnet 製 AP が 実 装 している DHCP スヌーピングでは 信 頼 できる DHCP サーバの IP アドレス MAC アドレス を 指 定 することにより このような 事 態 を 防 ぐことができます AP は 信 頼 できない DHCP サーバからの DHCP メ ッセージを 除 去 し 不 正 DHCP サーバのメッセージがクライアントに 届 くことを 防 止 します DHCP アタックは 小 規 模 なネットワークではあまり 問 題 となりませんが 最 大 級 のセキュリティが 必 要 なエンタープライズグレード ネットワークでは 有 益 な 機 能 となります レイヤ 2 ファイアーウォール セキュリティ 目 的 のため ネットワーク 管 理 者 は AP である 種 のトラフィック( 例 : 特 定 のポートを 使 用 している アプリケーション 特 定 の IP アドレスからのトラフィック)をブロックして それらがデバイスに 届 かないよう にしたいことがあります 学 校 を 一 例 とすると 授 業 中 学 生 がオンラインゲームをしている 場 合 オンラインゲ ームで 使 用 されているポートをブロックしたいと 考 えることでしょう 4ipnet 製 AP に 実 装 されているレイヤ 2 ファイアーウォールにより ネットワーク 管 理 者 は 使 用 ポリシーを 決 めることができます レイヤ 2 ファイアーウォールのもう 一 つの 利 用 方 法 は AP から 不 要 なトラフィックが 出 力 されることを 防 止 する ことにより 無 線 ネットワークのパフォーマンスを 向 上 させることです 本 資 料 において 無 線 ネットワークにお けるスループットは 無 線 区 間 の 競 合 に 影 響 されると 繰 り 返 し 述 べてきました スパニングツリープロトコルのよう なネットワークメンテナンスパケットはクライアントに 届 く 必 要 は 必 ずしもなく それらをブロックすることによ り それらが 使 用 予 定 であったエアタイムが 空 くこととなります よって その 区 間 を 他 のデバイスが 使 用 するこ とができ 結 果 として ネットワークパフォーマンスが 向 上 します ONLY ALLOWED Figure 6: レイヤ 2 ファイアーウォールは 無 線 区 間 に 不 要 なトラフィックが 流 入 することを 防 ぎ 全 体 のパフォーマンスを 向 上 させます ファイアーウォール 機 能 は 無 線 LAN コントローラでも 利 用 可 能 ですが ネットワークのエッジに 存 在 する AP で パケットをブロックする 理 由 がいくつかあります 1. AP から 出 力 される 不 要 なパケットが 無 線 区 間 に 伝 送 されることを 防 ぐことにより 干 渉 を 減 少 させ 無 線 ネットワークのスループットを 向 上 できる 6

2. 悪 意 のあるトラフィックをネットワークの 入 口 でブロックすることにより 想 定 される 損 害 を 最 小 限 に 抑 えることができる まとめ 4ipnet 製 AP が 有 する 様 々な 機 能 とセキュリティ 上 の 特 長 を 紹 介 することにより コンシューマグレード AP と エンタープライズグレード AP の 違 いについて 明 確 になったことと 思 います 今 日 のスマートフォン タブレット の 普 及 状 況 において 一 般 家 庭 で 平 均 5 から 10 台 の Wi-Fi デバイスが 接 続 していることは 珍 しくありません しかし コーヒーショップ ホテル オフィスビルなどの 公 衆 Wi-Fi ホットスポットでは その 10 倍 以 上 の 数 の Wi-Fi デバイスが 接 続 することもあります エンタープライズグレード AP の 必 要 性 は 誰 もが 認 めるところです 企 業 団 体 は 無 線 デバイスの 増 加 尽 きることのない 帯 域 の 要 求 に 対 応 しなければなりません 4ipnet の 無 線 LAN ソリューションは あらゆる 業 種 の 企 業 団 体 のお 役 に 立 つ 準 備 ができており 急 速 な Wi-Fi の 展 開 にも 問 題 なく 対 応 することができます 7