Microsoft PowerPoint - 20150519経営ビジョン(概要版)

産 物 部 経 営 ビジョン 横 浜 化 の 丁 番 地 へ < 概 要 版 > 平 成 27 年 5 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 産 物 部

次 ページ はじめに 2 Ⅰ 基 本 理 念 6 Ⅰ-1. 経 営 理 念 7 Ⅰ-2. 行 動 規 範 8 Ⅰ-3.スローガン 9 Ⅱ 内 外 部 環 境 概 要 10 Ⅱ-1. 外 部 環 境 概 要 11 Ⅱ-2. 内 部 環 境 概 要 12 Ⅲ 問 題 点 課 題 の 整 理 14 Ⅲ-1. 問 題 点 課 題 整 理 体 系 図 15 Ⅳ 将 来 のあるべき 姿 16 Ⅳ-1. 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 水 産 物 部 の 将 来 像 と 目 標 17 Ⅴ 経 営 戦 略 18 Ⅴ-1. 経 営 戦 略 の 骨 子 19 Ⅴ-2. 戦 略 マップ( 経 営 戦 略 と 経 営 課 題 の 関 係 図 ) 20 Ⅵ 重 要 課 題 のアクションプラン 22 Ⅵ-1. 経 営 戦 略 実 現 のための 重 要 課 題 とプロジェクト 23 Ⅵ-2. 重 要 課 題 のアクションプラン 概 要 24 1

はじめに 2

産 物 部 経 営 ビジョンの 制 定 にあたって 平 成 27 年 4 月 1 日 より 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 は 南 部 市 場 を 本 場 に 統 合 し 新 たなスタートを 切 りました 私 たち 本 場 水 産 物 部 では 今 回 の 市 場 統 合 を 契 機 に 市 内 唯 一 の 水 産 中 央 卸 売 市 場 となった 新 生 本 場 の 存 在 価 値 を 高 め 地 域 における 食 の 拠 点 として 誇 りを 持 って 次 の 世 代 に 引 き 継 げる 市 場 をつくるため 検 討 を 重 ね 水 産 物 部 経 営 ビジョン~ 横 浜 食 文 化 の 一 丁 目 一 番 地 へ~ を 策 定 いたしました このビジョンでは まず 私 たちが 地 域 社 会 にどのように 貢 献 すべきか その 存 在 意 義 を 改 めて 確 認 し 基 本 理 念 ( 経 営 理 念 行 動 規 範 スローガン)を 構 築 しました さらに その 基 本 理 念 に 基 づき 将 来 の あるべき 姿 (10 年 後 の 将 来 像 )を 描 き その 姿 を 実 現 するための 経 営 戦 略 と 重 要 課 題 を 設 定 し 課 題 解 決 に 向 けた 取 り 組 みの 具 体 的 施 策 (アクションプラン)を 策 定 しました 今 後 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 水 産 物 部 は 一 人 ひとりが 強 い 変 革 の 意 識 をもち 全 員 が 一 丸 となって 本 経 営 ビジョンに 掲 げた 諸 施 策 に 取 組 み 横 浜 の 食 文 化 を 支 える 公 器 として より 大 きな 社 会 貢 献 を 果 た してまいります 平 成 27 年 5 月 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 水 産 物 部 横 浜 魚 市 場 卸 協 同 組 合 理 事 長 布 施 是 清 横 浜 丸 魚 株 式 会 社 代 表 取 締 役 岩 瀬 一 雄 横 浜 魚 類 株 式 会 社 代 表 取 締 役 石 井 良 輔 3

産 物 部 経 営 ビジョンの 枠 組 み Ⅰ 基 本 理 念 経 営 理 念 行 動 規 範 スローガン 消 費 者 小 売 業 者 等 荷 主 中 央 卸 売 市 場 等 の 動 向 Ⅱ 外 部 環 境 分 析 Ⅱ 内 部 環 境 取 扱 数 量 卸 売 業 者 財 務 仲 卸 業 者 財 務 の 動 向 とヒアリング 調 査 Ⅲ 問 題 点 課 題 の 整 理 外 部 内 部 環 境 分 析 をふまえた 問 題 点 課 題 の 整 理 体 系 化 Ⅲ 将 来 のあるべき 姿 基 本 理 念 と 現 状 の 問 題 点 課 題 をふまえた 将 来 像 Ⅳ 経 営 戦 略 基 本 理 念 将 来 のあるべき 姿 を 実 現 するための 基 本 的 な 考 え 方 ( 重 要 課 題 の 抽 出 ) Ⅴ アクションプラン 経 営 戦 略 を 具 現 化 するための 具 体 的 施 策 ( 重 要 課 題 に 関 する 行 動 計 画 ) 4

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Ⅰ 基 本 理 念 6

Ⅰ-1. 経 営 理 念 1 生 産 者 市 場 人 消 費 者 の 想 いを 繋 ぎ グローカルな 市 場 活 動 を 通 じて 地 域 社 会 の 成 長 発 展 に 貢 献 します ( 地 域 社 会 へのお 約 束 ) 2 3 横 浜 独 自 の 進 取 的 な 取 り 組 みと 変 革 に 努 め 選 ばれる 市 場 をめざします 食 の 喜 びの 提 供 により 市 場 に 集 う 人 々の 幸 せを 創 造 します ( 市 場 事 業 へのお 約 束 ) (ステークホルタ ーへのお 約 束 ) 私 たち 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 水 産 物 部 は 横 浜 の 食 文 化 を 支 える 公 器 として 地 域 社 会 の 成 長 と 発 展 に 貢 献 することが 重 要 であると 考 え ます そのために 私 たちは 流 通 を 支 える 生 産 者 市 場 人 消 費 者 の 想 いを 尊 重 反 映 してグローカル に 活 動 することをお 約 束 します また 私 たちは 環 境 の 変 化 や 競 争 が 激 しさを 増 す 中 で 市 場 としての 存 在 意 義 を 発 揮 しなければなりません それゆえ 私 たちは 横 浜 の 地 で 先 人 たちにより 育 まれた 進 取 的 精 神 に 基 づくさまざまな 取 り 組 みと 変 革 を 進 行 し 選 ばれる 市 場 となることをお 約 束 します これら2つのお 約 束 は 市 場 に 集 う 人 々が 幸 せであることによってのみ その 履 行 が 可 能 であると 考 えます 私 たちは 食 を 通 して 感 動 感 激 感 謝 といった 喜 びを 提 供 し 市 場 に 集 うすべての 人 々の 幸 せを 創 造 することをお 約 束 します グローカル(Glocal):グローバル(Global: 地 球 規 模 の)とローカル(Local: 地 域 的 な)を 掛 け 合 わせた 造 語 で 地 球 規 模 の 視 野 で 考 え 地 域 視 点 で 行 動 する という 考 え 方 のこと 7

Ⅰ-2. 動 規 範 - 粋 活 - 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 水 産 物 部 の 行 動 規 範 は 粋 活 生 をテーマとしています 粋 は 洗 練 された 市 場 を 活 は 躍 動 感 あふれる 市 場 を 生 は 命 を 支 える 市 場 を 目 指 すことを 意 図 したものです 粋 活 ( 洗 練 された 市 場 として) ( 躍 動 感 あふれる 市 場 として) らの 仕 事 に 誇 りを 持 ち プロとして 動 する 品 位 をもって 仕 事 に 取 り 組 む 明 るく 活 気 のある 市 場 をつくる 相 互 に 信 頼 協 し 市 場 の 価 値 を 最 限 める ( 命 を える 市 場 として) 安 全 安 で 新 鮮 な 産 物 を 提 供 する 現 場 で 考 え 現 場 で 動 し お 客 様 に 満 を 提 供 する 8

Ⅰ-3.スローガン 横 浜 化 の 丁 番 地 へ 物 事 の 出 発 点 象 徴 を 評 して 一 丁 目 一 番 地 という 言 葉 が 用 いられますが 私 たち 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 水 産 物 部 は 横 浜 の 食 文 化 の 出 発 点 象 徴 となることを 目 指 し また 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 の 住 所 が 一 番 地 であることをふまえ 横 浜 食 文 化 の 一 丁 目 一 番 地 へ を 経 営 ビジョンのスローガンとして 掲 げています 9

Ⅱ 内 外 部 環 境 概 要 10

Ⅱ-1. 外 部 環 境 概 要 荷 主 市 場 外 流 通 の 増 加 価 格 交 渉 力 の 増 加 漁 協 組 合 再 編 の 進 行 水 産 会 社 等 対 市 場 以 外 の 取 引 の 増 加 外 部 環 境 の 動 向 推 察 される 消 費 者 ニーズ 外 部 環 境 上 の 問 題 点 生 産 地 ( 漁 協 組 合 等 ) 市 場 に 対 する 意 識 の 低 下 生 産 地 との 信 頼 関 係 低 下 市 場 に 対 する 意 識 の 低 下 中 央 卸 売 市 場 小 売 業 者 (ス ー パ ー 大 半 が 簡 易 な 加 工 施 設 のみ フ ロセスセンター 等 による 加 工 品 への 独 自 対 応 ( 大 手 ) 連 携 意 識 の 不 足 品 揃 え 強 化 意 識 の 不 足 地 場 産 品 導 入 意 識 の 不 足 ニーズ 対 応 不 十 分 ニーズ 対 応 不 十 分 ニーズ 対 応 不 十 分 知 識 提 供 ( 品 揃 え)への 独 自 対 応 市 場 取 扱 量 の 減 少 市 場 経 由 率 の 低 下 市 場 外 仕 入 の 増 加 鮮 度 ( 品 質 ) 低 下 への 懸 念 ニーズ 対 応 不 十 分 鮮 度 ( 品 質 ) 確 保 への 独 自 対 応 品 質 管 理 意 識 の 不 足 (とくに 仲 卸 業 者 ) 安 全 安 心 への 対 応 不 十 分 安 全 性 に 対 する 独 自 対 応 (フ ロセスセンター 等 による 管 理 ) ) 調 理 の 簡 便 化 ニーズ 知 識 提 供 ( 連 携 )ニーズ 魚 介 類 摂 取 量 の 減 少 鮮 度 ニーズ 安 全 性 ニーズ 消 費 者 魚 の 知 識 (レハ ートリー)が 少 ない 魚 の 鮮 度 が 気 になる 魚 の 下 処 理 が 苦 手 面 倒 魚 の 安 全 性 が 気 になる 魚 は 好 き もっと 食 べたい 11

Ⅱ-2. 内 部 環 境 概 要 (1) 取 扱 数 量 1 水 産 物 部 全 体 の 取 扱 数 量 は 直 近 10 年 間 でほぼ 半 減 水 産 物 部 全 体 の 取 扱 数 量 は 一 貫 して 減 少 傾 向 にあり この10 年 間 でほぼ 半 減 しています 2 3 都 市 間 における 水 産 物 部 全 体 の 取 扱 数 量 割 合 は 直 近 10 年 間 で4ポイント 縮 小 3 都 市 間 における 水 産 物 部 全 体 の 取 扱 数 量 割 合 は 一 貫 して 縮 小 傾 向 にあり この10 年 間 で 約 4ポイント 縮 小 しています( 縮 小 分 は 東 京 が 吸 収 ) 需 要 の 低 下 に 加 えて 競 争 力 の 低 下 が 取 扱 数 量 減 少 の 要 因 となっているものと 考 えられます 千 t 150 100 50 100 140 1 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 水 産 物 部 取 扱 数 量 2 横 浜 市 川 崎 市 東 京 都 卸 売 市 場 の 水 産 物 取 扱 数 量 割 合 95 100 100% 88 取 扱 数 量 指 数 (H16=100) 81 133 76 80 80% 122 72 67 113 106 60 100 58 76% 60% 76% 77% 78% 79% 80% 80% 81% 93 53 60 82% 82% 84 80 74 40 40% 20 20% 8% 8% 8% 8% 7% 7% 7% 6% 6% 6% 東 京 都 0 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 0 0% 15.7% 15.5% 14.9% 14.2% 13.7% 13.6% 13.1% 12.9% 12.5% 11.8% 川 崎 市 横 浜 市 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 割 合 4ホ イント 減 横 浜 市 経 済 局 市 場 年 報 横 浜 市 経 済 局 市 場 年 報 東 京 都 中 央 卸 売 市 場 市 場 統 計 情 報 川 崎 市 卸 売 市 場 川 崎 市 卸 売 市 場 年 報 12

Ⅱ-2. 内 部 環 境 概 要 (2)ヒアリングに 基 づき 抽 出 された 課 題 1 品 質 品 揃 え 2 衛 生 安 全 性 3 価 格 4 物 流 5 設 備 地 場 の 魚 の 集 荷 力 強 化 追 っ 駆 け*の 強 化 加 工 ニーズ 対 応 の 明 確 化 共 同 仕 入 の 仕 組 み 構 築 マーケティングによる 需 要 の 把 握 横 浜 ブランド 水 産 物 の 確 立 衛 生 意 識 の 向 上 モラルの 向 上 魚 の 取 扱 いレベルの 向 上 加 工 賃 の 概 念 の 再 考 適 正 販 売 価 格 の 再 考 共 同 配 送 の 仕 組 み 構 築 特 定 エリアの10 以 下 低 温 化 加 工 場 の 四 面 閉 鎖 低 温 化 の 促 進 共 同 加 工 場 の 効 果 的 設 置 駐 車 場 の 有 効 活 用 市 場 内 のイメージアップ 6 営 業 コミュニケーション 7 情 報 8その 他 荷 受 担 当 者 のレベル 向 上 仲 卸 の 営 業 時 間 の 見 直 し 仲 卸 同 士 の 連 携 強 化 市 場 内 における 交 流 の 場 の 創 設 産 地 との 交 流 強 化 販 売 ( 営 業 )エリアの 拡 大 荷 受 と 仲 卸 の 営 業 協 力 ローカルルールの 再 考 web 等 情 報 発 信 の 強 化 市 場 イベントの 再 考 食 育 活 動 の 一 層 の 強 化 仲 卸 再 編 の 方 向 性 の 検 討 場 内 飲 食 店 舗 の 充 実 定 休 日 のあり 方 の 再 考 * 追 っ 駆 け: 早 朝 に 相 模 湾 や 東 京 湾 などで 漁 獲 され そのまま 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 に 入 荷 した 魚 のこと せりが 始 まった 後 追 っ 駆 けるように トラックで 運 ばれてくるため この 名 前 で 呼 ば れるようになった 上 記 ヒアリングの 実 施 対 象 者 a. 内 部 利 害 関 係 者 荷 受 会 社 : 次 世 代 を 担 うミドルマネジメント 層 4 名 仲 卸 会 社 : 次 世 代 を 担 う 志 の 高 い 若 手 経 営 者 3 名 横 浜 市 : 市 場 全 体 を 熟 知 している 担 当 者 2 名 b. 外 部 利 害 関 係 者 量 販 店 業 界 :2 社 ホテル 業 界 :2 社 飲 食 店 業 界 :2 社 荷 主 ( 産 地 ):2 団 体 13

Ⅲ 問 題 点 課 題 の 整 理 14

Ⅲ-1. 問 題 点 課 題 整 理 体 系 図 財 務 ( 数 量 )の 視 点 仲 卸 取 扱 数 量 ( 売 上 ) の 減 少 仲 卸 1 社 当 り 売 上 の 減 少 ( 全 体 の75%が5 億 以 下 ) 配 送 コスト 負 担 大 仲 卸 の 赤 字 発 生 ( 利 益 減 少 ) 割 合 の 高 止 まり 支 払 利 息 の 高 止 まり 課 題 分 類 1: 仲 卸 再 編 の 方 向 性 の 検 討 借 入 金 残 高 の 高 止 まり 自 己 資 本 の 低 下 低 迷 仲 卸 の 企 業 体 力 の 低 下 による 保 守 的 企 業 経 営 最 重 要 課 題 : 水 産 物 取 扱 数 量 の 回 復 市 場 全 体 としての 取 扱 数 量 の 大 幅 減 市 場 内 流 通 割 合 の 低 下 ( 築 地 割 合 の 拡 大 ) 問 題 点 問 題 点 から 抽 出 される 個 別 課 題 個 別 課 題 から 抽 出 される 課 題 分 類 顧 客 の 視 点 課 題 分 類 2: 地 場 の 魚 の 集 荷 力 強 化 課 題 : 追 っ 駆 けの 強 化 追 っ 駆 けの 取 扱 いが 少 量 不 安 定 地 場 の 魚 の 取 扱 いが 少 量 横 浜 で 仕 入 れる 必 要 性 の 低 下 ( 築 地 優 位 ) 課 題 分 類 3:マーケティンク 力 の 強 化 課 題 :マーケティンク に 課 題 : 適 正 販 売 よる 需 要 の 把 握 価 格 の 再 考 顧 客 ニーズ 対 応 不 足 ( 魚 種 サイス 数 量 等 ) 築 地 と 比 して 高 い 販 売 価 格 ケースの 発 生 市 場 外 流 通 の 拡 大 課 題 : 横 浜 フ ラント 水 産 物 の 確 立 品 質 ( 鮮 度 )に 関 する アヒ ールホ イント 僅 少 魚 介 類 摂 取 量 の 減 少 衛 生 面 安 全 面 に 対 する 不 安 感 魚 食 に 対 する 意 識 向 上 の 途 上 市 場 の 認 知 度 の 低 さ ( 魅 力 の 不 足 ) 課 題 分 類 4 加 工 ニース 対 応 の 明 確 化 加 工 ニーズへの 対 応 不 足 設 備 業 務 プ ロ セ ス の 視 点 課 題 : 共 同 配 送 の 仕 組 み 構 築 配 送 の 個 社 対 応 ( 自 社 配 送 外 注 ) 課 題 分 類 5: 仲 卸 間 の 業 務 連 携 課 題 : 共 同 仕 入 の 仕 組 み 構 築 課 題 分 類 6 営 業 の 強 化 仲 卸 各 社 の 発 注 量 の 縮 小 課 題 : 販 売 (( 営 業 )エリアの 拡 大 狭 い( 半 径 10km 圏 内 ) 販 売 ( 営 業 ) 範 囲 卸 売 各 社 単 体 での 営 業 活 動 仕 入 ロット 不 足 築 地 と 比 して 高 い 仕 入 価 格 ケースの 発 生 課 題 : 場 内 交 流 の 場 の 創 設 顧 客 との コミュニケーションの 不 足 課 題 分 類 8: 衛 生 設 備 の 整 備 課 題 : 特 定 エリアの10 以 下 低 温 化 10 以 下 エリアの 不 足 課 題 : 仲 卸 の 営 業 時 間 の 見 直 し 仲 卸 による 短 い 営 業 時 間 課 題 :ローカルルールの 再 考 ローカルルールの 浸 透 課 題 : 加 工 場 の 四 面 閉 鎖 低 温 化 の 促 進 加 工 場 の 改 良 途 上 課 題 : 定 休 日 のあり 方 の 再 考 水 曜 日 休 場 の 不 統 一 加 工 場 の 規 模 の 不 足 課 題 分 類 10: 情 報 発 信 機 能 の 強 化 課 題 :Web 等 情 報 発 信 の 強 化 市 場 としての 情 報 発 信 の 不 足 課 題 : 食 育 活 動 の 一 層 の 強 化 食 育 活 動 の 不 足 課 題 分 類 11: 魅 力 ある 市 場 の 構 築 課 題 : 市 場 イベントの 再 考 市 場 開 放 にともなう 市 場 まつりの 意 義 の 低 下 人 材 と 組 織 の 視 点 課 題 : 荷 受 担 当 者 のレベル 向 上 荷 受 担 当 者 の 対 応 力 のばらつき 仲 卸 と 荷 受 の 協 力 体 制 の 構 築 途 上 課 題 : 荷 受 と 仲 卸 の 営 業 協 力 課 題 : 仲 卸 同 士 の 連 携 強 化 仲 卸 間 の 連 携 途 上 課 題 : 産 地 との 交 流 強 化 産 地 とのコミュニケーション ( 接 点 )の 不 足 課 題 分 類 7 市 場 外 関 係 者 との 交 流 の 強 化 課 題 分 類 9: 衛 生 品 質 に 対 する 意 識 の 向 上 課 題 : 魚 の 取 扱 いレベルの 向 上 仲 卸 の 魚 取 扱 い に 対 する 意 識 の 不 足 課 題 : 衛 生 意 識 の 向 上 仲 卸 の 衛 生 意 識 の 向 上 途 上 課 題 :モラルの 向 上 仲 卸 のモラル 向 上 途 上 課 題 : 駐 車 場 の 有 効 活 用 特 定 駐 車 場 以 外 の 駐 車 スペースの 不 足 課 題 : 場 内 飲 食 店 舗 の 充 実 場 内 飲 食 店 舗 の 充 実 途 上 15

Ⅳ 将 来 のあるべき 姿 16

Ⅳ-1. 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 産 物 部 の 将 来 像 と 標 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 水 産 物 部 は 経 営 理 念 で 掲 げた 三 つのお 約 束 ( 地 域 社 会 へのお 約 束 市 場 事 業 へのお 約 束 ステークホルダーへの お 約 束 )および 現 状 の 問 題 点 課 題 をふまえ 10 年 後 にあるべき 将 来 像 を 設 定 し それらの 実 現 に 向 けた 取 り 組 みを 進 めてまいります 横 浜 都 臨 海 部 の 活 源 となる 市 場 ( 地 域 社 会 へのお 約 束 ) 神 奈 川 県 内 の 産 物 流 通 の 主 要 拠 点 となる 市 場 ( 地 域 社 会 へのお 約 束 ) 普 及 育 活 動 の 拠 点 となる 市 場 ( 地 域 社 会 へのお 約 束 ) 10 年 後 ( 平 成 36 年 度 ) 取 扱 数 量 標 73,000t 働 く 々がいきいき している 市 場 (ステークホルタ ーへのお 約 束 ) 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 産 物 部 の 将 来 像 (10 年 後 ) 産 地 と 消 費 地 の 繋 がりをつくる 市 場 ( 市 場 事 業 へのお 約 束 ) 現 状 ( 平 成 26 年 度 ) 取 扱 数 量 63,000t の 安 全 衛 品 質 管 理 が 徹 底 されている 市 場 (ステークホルタ ーへのお 約 束 ) を 提 供 するすべての 事 業 者 に 役 つ 市 場 ( 市 場 事 業 へのお 約 束 ) と 情 報 が 繋 がり 巡 る 拠 点 となる 市 場 ( 市 場 事 業 へのお 約 束 ) 横 浜 都 心 臨 海 部 横 浜 市 が 都 心 臨 海 部 再 生 マスタープラン で 定 義 した 横 浜 駅 周 辺 地 区 みな とみらい21 地 区 関 内 関 外 地 区 山 下 ふ 頭 周 辺 地 区 東 神 奈 川 臨 海 部 周 辺 地 区 の5 地 区 の 総 称 ( 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 は 東 神 奈 川 臨 海 部 周 辺 地 区 に 位 置 ) 17

Ⅴ 経 営 戦 略 18

Ⅴ-1. 経 営 戦 略 の 1 顧 客 ニーズへの 適 切 な 対 応 地 産 地 消 や 加 工 対 応 といった 顕 在 的 な 顧 客 ニーズへの 対 応 とマーケティングによる 潜 在 的 な 顧 客 ニーズの 発 掘 により 取 扱 数 量 の 拡 大 を 図 ります 2 情 報 受 発 信 の 強 化 産 地 との 交 流 強 化 Web 発 信 強 化 食 育 活 動 の 充 実 イベント 再 構 築 等 による 情 報 受 発 信 の 強 化 により 産 地 実 需 者 との 信 頼 関 係 の 醸 成 とコミュニケーションの 拡 充 を 図 ります 3 安 全 安 の 徹 底 衛 生 意 識 の 向 上 モラルの 向 上 魚 の 取 扱 いレベルの 向 上 等 による 安 全 安 心 の 徹 底 により 衛 生 面 安 全 面 に 対 する 信 頼 感 の 向 上 を 図 ります 4 仲 卸 各 社 の 財 務 体 質 の 向 上 共 同 配 送 の 仕 組 み 構 築 仲 卸 再 編 の 促 進 に 向 けた 仕 組 み 構 築 による 仲 卸 各 社 の 財 務 体 質 向 上 により 仲 卸 を 中 心 とした 市 場 全 体 の 競 争 力 向 上 を 図 ります 19

Ⅴ-2. 戦 略 マップ( 経 営 戦 略 と 経 営 課 題 の 関 係 図 ) 財 務 ( 数 課 題 対 応 による 効 果 解 決 すべき 経 営 課 題 基 本 理 念 の 実 現 量 )の 視 点 仲 卸 の 費 用 削 減 合 理 化 仲 卸 の 収 益 強 化 仲 卸 の 売 上 増 加 将 来 像 の 実 現 経 営 目 標 の 達 成 市 場 全 体 としての 取 扱 数 量 の 回 復 戦 略 4: 仲 卸 各 社 の 財 務 体 質 の 向 上 戦 略 1: 顧 客 ニーズへの 適 切 な 対 応 消 費 者 の 魚 介 類 需 要 の 喚 起 増 加 魚 介 類 摂 取 量 の 増 加 顧 客 の 視 点 重 要 課 題 1: 顕 在 的 顧 客 ニーズへの 積 極 的 対 応 加 工 ニーズ 対 応 の 明 確 化 加 工 ニース 対 応 フ ロシ ェクト 地 場 の 魚 の 集 荷 力 強 化 ( 追 っ 駆 けの 強 化 ) 地 場 魚 集 荷 力 強 化 フ ロシ ェクト 横 浜 フ ラント 水 産 物 の 確 立 マーケティンク 強 化 フ ロシ ェクト 重 要 課 題 2: 潜 在 的 顧 客 ニーズの 発 掘 販 売 ( 営 業 )エリアの 拡 大 マーケティンク 強 化 フ ロシ ェクト マーケティンク による 需 要 の 把 握 マーケティンク 強 化 フ ロシ ェクト 産 地 等 市 場 外 関 係 者 との 信 頼 関 係 の 構 築 衛 生 面 安 全 面 に 対 する 信 頼 感 の 向 上 戦 略 2: 情 報 受 発 信 の 強 化 魚 食 に 対 する 意 識 向 上 市 場 に 対 する 認 知 向 上 設 備 業 務 プ ロ セ ス の 視 点 人 材 と 組 織 の 視 点 重 要 課 題 6: 共 同 配 送 の 仕 組 み 構 築 共 同 配 送 の 仕 組 み 構 築 共 同 配 送 システム 構 築 フ ロシ ェクト 重 要 課 題 7: 将 来 的 な 仲 卸 再 編 の 促 進 仲 卸 再 編 の 促 進 に 向 けた 仕 組 み 構 築 仲 卸 財 務 強 化 フ ロシ ェクト 場 内 交 流 の 場 の 創 設 その 他 課 題 4: 日 常 業 務 の 見 直 し 重 要 課 題 3: 産 地 との 交 流 強 化 産 地 との 交 流 強 化 産 地 交 流 強 化 フ ロシ ェクト その 他 課 題 1: 市 場 内 組 織 力 の 強 化 仲 卸 同 士 の 連 携 強 化 定 休 日 のあり 方 の 再 考 ローカルルールの 再 考 仲 卸 の 営 業 時 間 見 直 し 荷 受 と 仲 卸 の 営 業 協 力 荷 受 担 当 者 の レベル 向 上 戦 略 3: 安 全 安 心 の 徹 底 その 他 課 題 3: 衛 生 設 備 の 設 置 特 定 エリアの10 以 下 低 温 化 衛 生 意 識 の 向 上 加 工 場 の 四 面 閉 鎖 低 温 化 の 促 進 重 要 課 題 5: 衛 生 品 質 に 対 する 意 識 の 向 上 モラルの 向 上 重 要 課 題 4: 情 報 発 信 機 能 の 強 化 食 育 活 動 の 一 層 の 強 化 駐 車 場 の 有 効 活 用 情 報 発 信 強 化 フ ロシ ェクト 魚 の 取 扱 いレベル の 向 上 Web 等 情 報 発 信 の 強 化 その 他 課 題 2: 魅 力 ある 市 場 の 構 築 調 理 室 の 活 用 方 法 の 検 討 衛 生 モラル 向 上 フ ロシ ェクト 衛 生 モラル 向 上 フ ロシ ェクト 衛 生 モラル 向 上 フ ロシ ェクト 市 場 イベントの 再 考 情 報 発 信 強 化 フ ロシ ェクト 場 内 飲 食 店 舗 の 充 実 20

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Ⅵ 重 要 課 題 のアクションプラン 22

Ⅵ-1. 経 営 戦 略 実 現 のための 重 要 課 題 とプロジェクト 戦 略 骨 子 1: 顧 客 ニーズへの 適 切 な 対 応 重 要 課 題 1: 顕 在 的 顧 客 ニーズへの 積 極 的 対 応 (1) 地 場 魚 集 荷 力 強 化 プロジェクト (2) 加 工 ニーズ 対 応 プロジェクト 重 要 課 題 2: 潜 在 的 顧 客 ニーズの 発 掘 (3) マーケティング 強 化 プロジェクト 戦 略 骨 子 2: 情 報 受 発 信 の 強 化 重 要 課 題 3: 産 地 との 交 流 強 化 (4) 産 地 交 流 強 化 プロジェクト 重 要 課 題 4: 情 報 発 信 機 能 の 強 化 (5) 情 報 発 信 強 化 プロジェクト 戦 略 骨 子 3: 安 全 安 心 の 徹 底 重 要 課 題 5: 衛 生 品 質 に 対 する 意 識 の 向 上 (6) 衛 生 モラル 向 上 プロジェクト 戦 略 骨 子 4: 仲 卸 各 社 の 財 務 体 質 の 向 上 重 要 課 題 6: 共 同 配 送 の 仕 組 み 構 築 (7) 共 同 配 送 システム 構 築 プロジェクト 重 要 課 題 7: 将 来 的 な 仲 卸 再 編 の 促 進 (8) 仲 卸 財 務 強 化 プロジェクト 23

Ⅵ-2. 重 要 課 題 のアクションプラン 概 要 フ ロシ ェクト 名 フ ロシ ェクトの 目 的 フ ロシ ェクトのあるべき 姿 地 場 魚 集 荷 力 強 化 フ ロシ ェクト 加 工 ニース 対 応 フ ロシ ェクト マーケティンク 強 化 フ ロシ ェクト 産 地 交 流 強 化 フ ロシ ェクト 情 報 発 信 強 化 フ ロシ ェクト 消 費 者 取 引 先 からのニース 対 応 により 顧 客 離 れを 回 避 する 他 市 場 との 差 別 化 要 因 を 創 出 し 取 扱 数 量 を 増 加 させる 地 場 の 水 産 業 の 活 性 化 に 寄 与 する 取 引 先 からのニース 対 応 により 既 存 顧 客 との 取 引 を 増 加 させる 加 工 ニース への 対 応 により 新 規 顧 客 を 獲 得 する 差 別 化 の 武 器 として 市 場 の 付 加 価 値 向 上 につなげる 強 みを 市 場 関 係 者 全 体 で 共 有 し 市 場 の 認 知 度 を 高 める 荷 受 仲 卸 等 一 体 となった 取 り 組 みにより 新 規 顧 客 を 開 拓 する 産 地 からの 情 報 入 手 により 市 場 としてのマーケティンク 能 力 を 向 上 する 産 地 との 信 頼 関 係 構 築 により 集 荷 力 強 化 の 足 がかりとする 地 場 産 業 ( 産 地 )の 活 性 化 に 寄 与 する 市 場 の 認 知 度 を 向 上 する 消 費 者 の 魚 食 意 識 を 向 上 する 多 くのステークホルタ ーの 参 画 を 得 ている 地 場 の 魚 の 集 荷 力 が 強 化 され 市 場 の 強 みとなっている 多 数 の 漁 港 から 多 頻 度 で 追 っ 駆 け 入 荷 があり 市 場 の 強 みとなっている 地 場 の 魚 については 築 地 に 負 けない 集 荷 力 が 確 保 されている 加 工 ニース を 取 り 込 むことによって 取 扱 数 量 が 増 加 している 一 次 加 工 二 次 加 工 高 度 加 工 等 加 工 メニューが 取 引 先 に 認 知 されている 加 工 賃 売 上 とサーヒ ス 対 応 の 区 分 けが 明 確 となっており 取 引 先 の 理 解 を 得 ている 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 水 産 物 部 の 強 みを 明 確 にし 消 費 者 取 引 先 に 広 く 認 知 されている 横 浜 フ ラント が 生 まれ 取 扱 量 の 増 加 につながっている 荷 受 仲 卸 の 両 者 が 各 産 地 に 定 期 的 に 訪 問 するようになっており 市 場 と 各 産 地 とのハ イフ ができている 市 場 全 体 として 産 地 の 情 報 が 入 手 できるようになっており その 情 報 を 市 場 として 発 信 できている 産 地 との 合 同 イヘ ント が 定 期 的 に 開 催 され 市 場 が 産 地 と 消 費 者 をつなげる 役 割 を 果 たすようになっている 開 かれた 市 場 として 来 場 者 が 増 加 している 有 益 な 情 報 が 発 信 され 市 場 関 係 のWebが 多 数 閲 覧 されている 市 場 横 断 的 な 委 員 会 やフ ロシ ェクトに 多 くの 市 場 関 係 者 が 参 画 している 衛 生 モラル 向 上 フ ロシ ェクト 市 場 に 安 全 安 心 のイメーシ を 付 与 する 衛 生 管 理 ルール モラル 行 動 規 範 が 策 定 され そのルールに 基 づき 相 互 監 視 がな 食 中 毒 発 生 ゼロを 維 持 する され 衛 生 意 識 が 向 上 している 市 場 全 体 の 仕 事 環 境 を 改 善 する( 市 場 関 係 者 が 気 分 よく 仕 事 をする) 品 質 管 理 検 査 における 重 大 指 摘 事 項 セ ロが 維 持 されている 取 引 先 から 衛 生 面 において 高 い 評 価 を 得 ている 共 同 配 送 システム 構 築 フ ロシ ェクト 仲 卸 各 社 の 物 流 コストを 軽 減 し 仲 卸 各 社 の 収 益 力 を 強 化 する 販 売 エリアを 拡 大 し 取 扱 数 量 を 増 加 させる 配 送 効 率 化 にともない 他 市 場 との 価 格 競 争 において 優 位 に 立 つ エリア 別 業 種 別 時 間 帯 別 などの 分 類 で 共 同 配 送 の 仕 組 みが 構 築 され 仲 卸 各 社 が 共 同 配 送 をおこない 物 流 コストが 削 減 されている エリア 別 業 種 別 時 間 帯 別 などの 分 類 で 共 同 配 送 の 仕 組 みが 構 築 され 仲 卸 各 社 が 販 売 エリアを 拡 大 しやすくなっている 仲 卸 財 務 強 化 フ ロシ ェクト 仲 卸 の 収 益 力 財 務 体 質 の 強 化 により 市 場 全 体 の 組 織 を 強 化 する 財 務 改 善 の 仕 組 みが 構 築 され 仲 卸 の 財 務 が 相 対 的 に 強 化 されている 仲 卸 の 収 益 力 財 務 体 質 の 強 化 により 顧 客 ニース に 幅 広 く 対 応 する 仲 卸 の 財 務 が 相 対 的 に 強 化 されることにより 仲 卸 の 新 規 参 入 やマスの 拡 将 来 的 な 組 織 再 編 の 足 がかりを 作 る 大 がしやすくなっている 24

産 物 部 経 営 ビジョン 横 浜 化 の 丁 番 地 へ 作 成 年 : 平 成 27 年 5 発 : 横 浜 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 産 物 部 住 所 : 221-0054 横 浜 市 神 奈 川 区 内 町 1 番 地