医 薬 品 の 適 正 使 用 に 欠 かせない 情 報 です 必 ずお 読 み 下 さい 添 付 文 書 改 訂 のお 知 らせ 2008 年 2 月 近 日 発 売 謹 啓 平 素 は 格 別 のご 高 配 を 賜 わり 厚 く 御 礼 申 し 上 げます さて この 度 弊 社 キプレス 錠 10 は 気 管 支 喘 息 に 加 えアレルギー 性 鼻 炎 の 効 能 追 加 が 承 認 されました また 同 じ 効 能 の 新 剤 形 キプレス 錠 5mg も 追 加 承 認 されました それに 伴 い 添 付 文 書 を 改 訂 致 しまし たので ご 案 内 申 し 上 げます なお 改 訂 添 付 文 書 を 封 入 した 製 品 が お 手 元 に 届 くまでに 若 干 の 日 時 を 要 しますので すでにお 手 元 にある 製 品 のご 使 用 に 際 しましては ここにご 案 内 致 します 改 訂 内 容 をご 参 照 下 さいますようお 願 い 申 し 上 げます キプレス 錠 5mg は 薬 価 未 収 載 です 近 日 発 売 予 定 です 組 成 性 状 の 改 訂 内 容 : 改 訂 箇 所 販 売 名 キプレス 錠 5mg キプレス 錠 10 成 分 含 量 (1 錠 中 ) 添 加 物 剤 形 色 調 モンテルカスト モンテルカスト として 5mg として 10mg 乳 糖 水 和 物 結 晶 セルロース ヒド ロキシプロピルセルロース クロス カルメロースナトリウム ステアリ ン 酸 マグネシウム ヒプロメロース 酸 化 チタン 三 二 酸 化 鉄 黄 色 三 二 酸 化 鉄 カルナウバロウ フィルムコーティング 錠 明 るい 灰 黄 色 販 売 名 キプレス 錠 10 成 分 含 量 (1 錠 中 ) 添 加 物 剤 形 色 調 モンテルカスト 10mg 乳 糖 水 和 物 結 晶 セルロース ヒド ロキシプロピルセルロース クロス カルメロースナトリウム ステアリ ン 酸 マグネシウム ヒプロメロース 酸 化 チタン 三 二 酸 化 鉄 黄 色 三 二 酸 化 鉄 カルナウバロウ フィルムコーティング 錠 明 るい 灰 黄 色 外 形 長 径 :7.6mm 短 径 :5.6mm 厚 さ:2.9mm 重 量 : 約 103mg 直 径 :8.0mm 厚 さ:4.1mm 重 量 : 約 205mg 識 別 コード KP-374 KP-372 外 形 識 別 コード 直 径 :8.0mm 厚 さ:4.1mm 重 量 : 約 205mg KP-372 1
効 能 効 果 の 改 訂 内 容 : 改 訂 箇 所 気 管 支 喘 息 アレルギー 性 鼻 炎 気 管 支 喘 息 用 法 用 量 の 改 訂 内 容 : 改 訂 箇 所 通 常 成 人 にはモンテルカストとして 10mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 する 通 常 成 人 にはモンテルカストとして 10mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 する 通 常 成 人 にはモンテルカストとして 5~10mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 する 組 成 性 状 効 能 効 果 用 法 用 量 の 改 訂 理 由 アレルギー 性 鼻 炎 の 効 能 追 加 承 認 及 び フィルムコーティング 錠 5mg の 剤 形 追 加 承 認 に 伴 い 組 成 性 状 効 能 効 果 用 法 用 量 の 項 を 改 訂 しました アレルギー 性 鼻 炎 効 能 追 加 承 認 の 背 景 キプレス(モンテルカストナトリウム)は システイニルロイコトリエンタイプ 1 受 容 体 に 対 する 選 択 的 かつ 競 合 的 拮 抗 薬 であり 1 日 1 回 の 服 薬 で 有 効 な 喘 息 治 療 薬 の 経 口 剤 として 世 界 100 ヵ 国 以 上 で 承 認 発 売 さ れています 2007 年 8 月 末 現 在 モンテルカストフィルムコーティング 錠 10mg は 季 節 性 アレルギー 性 鼻 炎 の 適 応 で 世 界 50 ヵ 国 通 年 性 アレルギー 性 鼻 炎 の 適 応 で 13 ヵ 国 において 承 認 を 取 得 しています 本 邦 においても 2008 年 1 月 モンテルカストフィルムコーティング 錠 5mg 及 び 10mg に 対 しアレルギー 性 鼻 炎 の 適 応 が 承 認 されました 2
使 用 上 の 注 意 の 改 訂 内 容 : 改 訂 箇 所 ( 自 主 改 訂 ) < 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > 1.モンテルカストフィルムコーティング 錠 はモンテル カストチュアブル 錠 と 生 物 学 的 に 同 等 でなく モン テルカストチュアブル 錠 はモンテルカストフィル ムコーティング 錠 と 比 較 してバイオアベイラビリ ティが 高 いため モンテルカストフィルムコーティ ング 錠 5mg とモンテルカストチュアブル 錠 5mg をそ れぞれ 相 互 に 代 用 しないこと 2. 気 管 支 喘 息 及 びアレルギー 性 鼻 炎 を 合 併 し 本 剤 を 気 管 支 喘 息 の 治 療 のために 用 いる 成 人 患 者 には モン テルカストとして 10mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 すること 使 用 上 の 注 意 2. 相 互 作 用 本 剤 は 主 として 薬 物 代 謝 酵 素 チトクローム P450(CYP) 3A4 及 び 2C9 で 代 謝 される 薬 物 動 態 の 項 参 照 (1)[ 併 用 注 意 ]( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 フェノバル ビタール 本 剤 の 作 用 が 減 弱 するおそれがある フェノバルビタ ールが CYP3A4 を 誘 導 し 本 剤 の 代 謝 が 促 進 される 薬 物 動 態 の 項 参 照 使 用 上 の 注 意 3. 副 作 用 国 内 で 実 施 された 臨 床 試 験 において 523 例 中 46 例 (8.8%)に 66 件 の 副 作 用 が 認 められた 主 な 副 作 用 は 下 痢 9 件 (1.7%) 腹 痛 7 件 (1.3%) 嘔 気 6 件 (1.1%) 胸 やけ 5 件 (1.0%) 頭 痛 5 件 (1.0%) 等 であった 臨 床 検 査 値 の 異 常 変 動 は 507 例 中 49 例 80 件 に 認 めら れ 主 なものは ALT(GPT) 上 昇 (505 例 中 14 件 ) γ-gtp 上 昇 (463 例 中 9 件 ) Al-P 上 昇 (476 例 中 8 件 ) 等 で あった ( 承 認 時 ) 国 内 で 実 施 された 臨 床 試 験 において 1,678 例 中 70 例 (4.2%)に 88 件 の 副 作 用 が 認 められた 主 な 副 作 用 は 口 渇 14 件 (0.8%) 傾 眠 13 件 (0.8%) 胃 不 快 感 9 件 (0.5%) 頭 痛 5 件 (0.3%) 下 痢 5 件 (0.3%) 怠 感 5 件 (0.3%) 等 であった 1% 以 上 の 頻 度 で 認 められ たものはなかった また 臨 床 検 査 値 の 異 常 変 動 は 1,672 例 中 46 例 51 件 に 認 められ 主 なものは ALT(GPT) 上 昇 (1,672 例 中 9 件 ) 白 血 球 数 増 加 (1,670 例 中 6 件 ) 尿 潜 血 (1,671 例 中 6 件 ) 等 で 気 管 支 喘 息 と 同 様 であった ( 承 認 時 ) 2. 副 作 用 国 内 で 実 施 された 臨 床 試 験 において 523 例 中 46 例 (8.8%)に 66 件 の 副 作 用 が 認 められた 主 な 副 作 用 は 下 痢 9 件 (1.7%) 腹 痛 7 件 (1.3%) 嘔 気 6 件 (1.1%) 胸 やけ 5 件 (1.0%) 頭 痛 5 件 (1.0%) 等 であった 臨 床 検 査 値 の 異 常 変 動 は 49 例 (9.4%) 80 件 に 認 め られ 主 なものは ALT(GPT) 上 昇 14 件 γ-gtp 上 昇 9 件 Al-P 上 昇 8 件 等 であった ( 承 認 時 ) 3
: 改 訂 箇 所 ( 自 主 改 訂 ) 3. 副 作 用 (2)その 他 の 副 作 用 次 のような 症 状 又 は 異 常 があらわれた 場 合 には 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 0.1~5% 未 満 頻 度 不 明 過 敏 症 皮 疹 瘙 痒 蕁 麻 疹 肝 臓 の 好 酸 球 浸 潤 精 神 神 経 系 頭 痛 傾 眠 異 夢 易 刺 激 性 情 緒 不 安 痙 攣 不 眠 幻 覚 めま い 感 覚 異 常 (し びれ 等 ) 激 越 振 戦 消 化 器 系 下 痢 腹 痛 胃 不 消 化 不 良 口 内 炎 快 感 胸 やけ 嘔 気 嘔 吐 便 秘 肝 臓 肝 機 能 異 常 AST(GOT) 上 昇 ALT(GPT) 上 昇 Al-P 上 昇 γ-gtp 上 昇 総 ビリルビ ン 上 昇 筋 骨 格 系 筋 痙 攣 を 含 む 筋 痛 関 節 痛 その 他 口 渇 尿 潜 血 血 尿 尿 糖 浮 腫 怠 感 白 血 球 数 増 加 尿 蛋 白 ト リグリセリド 上 昇 出 血 傾 向 ( 鼻 出 血 紫 斑 等 ) 挫 傷 動 悸 頻 尿 自 発 報 告 あるいは 海 外 において 認 められている 2. 副 作 用 (2)その 他 の 副 作 用 次 のような 症 状 又 は 異 常 があらわれた 場 合 には 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 0.1~5% 未 満 頻 度 不 明 過 敏 症 皮 疹 瘙 痒 蕁 麻 疹 肝 臓 の 好 酸 球 浸 潤 精 神 神 経 系 頭 痛 傾 眠 異 夢 易 刺 激 性 情 緒 不 安 痙 攣 不 眠 幻 覚 めま い 感 覚 異 常 (し びれ 等 ) 激 越 振 戦 消 化 器 系 下 痢 腹 痛 胃 不 快 感 胸 やけ 嘔 気 嘔 吐 肝 臓 AST(GOT) 上 昇 ALT(GPT) 上 昇 Al-P 上 昇 γ-gtp 上 昇 総 ビリルビ ン 上 昇 筋 骨 格 系 その 他 口 渇 尿 潜 血 血 尿 尿 糖 浮 腫 消 化 不 良 口 内 炎 便 秘 筋 痙 攣 を 含 む 筋 痛 関 節 痛 出 血 傾 向 ( 鼻 出 血 紫 斑 等 ) 挫 傷 動 悸 頻 尿 怠 感 自 発 報 告 あるいは 海 外 において 認 められている 5. 小 児 等 への 投 与 1) 6 歳 以 上 の 小 児 に 対 しては モンテルカストチュア ブル 錠 5mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 投 与 すること 2)1 歳 以 上 6 歳 未 満 の 小 児 に 対 しては モンテルカス ト 細 粒 4mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 投 与 すること 3) 1 歳 未 満 の 乳 児 新 生 児 低 出 生 体 重 児 に 対 するモ ンテルカスト 製 剤 の 安 全 性 は 確 立 していない [ 国 内 でのモンテルカスト 製 剤 の 使 用 経 験 がない ] 小 児 等 に 対 するモンテルカスト 製 剤 の 安 全 性 は 確 立 し ていない [ 国 内 でのモンテルカスト 製 剤 の 使 用 経 験 がない ] 使 用 上 の 注 意 の 改 訂 理 由 4. 小 児 等 への 投 与 (1)6 歳 以 上 小 児 に 対 しては 5mg チュアブル 錠 を 1 日 1 回 就 寝 前 に 投 与 すること (2) 6 歳 未 満 の 幼 児 乳 児 新 生 児 低 出 生 体 重 児 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない [ 使 用 経 験 がない ] < 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > 1.モンテルカストフィルムコーティング 錠 5mg とモンテルカストチュアブル 錠 5mg は 生 物 学 的 に 同 等 では ないため 6 歳 以 上 の 小 児 気 管 支 喘 息 の 治 療 にモンテルカストフィルムコーティング 錠 5mg を 用 いない よう 注 意 を 記 載 しました また 成 人 アレルギー 性 鼻 炎 の 治 療 にモンテルカストチュアブル 錠 5mg を 用 いないよう 注 意 を 記 載 しました < 参 考 文 献 > Knorr, B. et al., J. Clin. Pharmacol., 39(8), 786(1999). 4
2. 気 管 支 喘 息 はアレルギー 性 鼻 炎 よりも 重 篤 な 疾 患 であるため 気 管 支 喘 息 及 びアレルギー 性 鼻 炎 を 合 併 し 本 剤 を 気 管 支 喘 息 の 治 療 のために 用 いる 成 人 患 者 には モンテルカストとして 10mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 すべきである 旨 を 記 載 しました 2. 相 互 作 用 併 用 注 意 従 来 薬 物 動 態 の 5. 他 剤 との 併 用 ( 外 国 試 験 成 績 参 考 ) の 項 にフェノバルビタールの 反 復 投 与 によ るモンテルカストの 薬 物 動 態 に 及 ぼす 影 響 について 記 載 していましたが 相 互 作 用 の 項 を 新 設 し 代 謝 酵 素 及 びモンテルカストとフェノバルビタールとの 相 互 作 用 に 関 する 情 報 を 記 載 しました < 参 考 文 献 > Holland, S. et al., Clin. Pharmacol. Ther., 63(2), 231(1998). 3. 副 作 用 副 作 用 の 概 要 成 人 アレルギー 性 鼻 炎 患 者 を 対 象 とした 国 内 臨 床 試 験 において 発 現 した 副 作 用 及 び 臨 床 検 査 値 異 常 変 動 の 概 要 を 追 記 しました (2)その 他 の 副 作 用 成 人 アレルギー 性 鼻 炎 患 者 を 含 む 国 内 臨 床 試 験 結 果 に 基 づき (2)その 他 の 副 作 用 の 項 に 肝 機 能 異 常 白 血 球 数 増 加 尿 蛋 白 トリグリセリド 上 昇 を 追 記 し 便 秘 怠 感 の 頻 度 を 0.1~5% 未 満 に 変 更 しました 5. 小 児 等 への 投 与 モンテルカストフィルムコーティング 錠 5mg 及 び 10mg は 小 児 に 対 する 適 応 がないため 各 小 児 の 年 齢 によ って 投 与 すべき 製 剤 及 び 関 連 する 注 意 事 項 を 明 示 しました 1)6 歳 以 上 の 小 児 における 気 管 支 喘 息 の 用 法 用 量 に 基 づき 6 歳 以 上 の 小 児 の 気 管 支 喘 息 患 者 にはモンテル カストチュアブル 錠 5 mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 投 与 する 旨 を 記 載 しました 2)1 歳 以 上 6 歳 未 満 の 小 児 における 気 管 支 喘 息 の 用 法 用 量 に 基 づき 1 歳 以 上 6 歳 未 満 の 小 児 の 気 管 支 喘 息 患 者 にはモンテルカスト 細 粒 4 mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 投 与 する 旨 を 記 載 しました 3)1 歳 未 満 の 乳 児 新 生 児 及 び 低 出 生 体 重 児 に 対 して 気 管 支 喘 息 治 療 に 関 する 国 内 でのモンテルカスト 製 剤 の 使 用 経 験 がないため 安 全 性 が 確 立 していない 旨 を 記 載 しました 小 児 に 対 してアレルギー 性 鼻 炎 治 療 に 関 する 国 内 でのモンテルカスト 製 剤 の 使 用 経 験 がないため 安 全 性 が 確 立 していない 旨 を 記 載 しました 改 訂 内 容 につきましては 日 本 製 薬 団 体 連 合 会 発 行 の DRUG SAFETY UPDATE 医 薬 品 安 全 対 策 情 報 No.167 2008 年 3 月 に 掲 載 されます 5
薬 物 動 態 の 改 訂 内 容 : 改 訂 箇 所 薬 物 動 態 5. 他 剤 との 併 用 ( 外 国 試 験 成 績 参 考 ) (1)フェノバルビタール 健 康 成 人 にフェノバルビタール100 mg(14 日 間 反 復 ) を 経 口 投 与 したとき モンテルカストフィルムコー ティング 錠 10 mg( 単 回 )を 経 口 投 与 により 併 用 する とモンテルカストのAUC 0- は 約 40% 減 少 した (2)テオフィリン 健 康 成 人 にモンテルカストカプセル 剤 を 高 用 量 (200 mg を1 日 1 回 6 週 間 反 復 あるいは1 日 3 回 8 日 間 反 復 )で 経 口 投 与 し テオフィリンの 経 口 投 与 (250 mg 単 回 ) あるいは 静 脈 内 投 与 (5 mg/kg 単 回 )を 併 用 したと き 血 漿 中 テオフィリン 濃 度 の 低 下 が 認 められたが モンテルカストフィルムコーティング 錠 10 mg(10 日 間 反 復 )の 経 口 投 与 とテオフィリン5 mg/kg( 単 回 ) の 静 脈 内 投 与 の 併 用 では 血 漿 中 テオフィリン 濃 度 の 変 化 は 認 められなかった (3)プレドニゾン プレドニゾロン 健 康 成 人 にモンテルカストカプセル 剤 200 mg(6 週 間 反 復 )とプレドニゾン20 mg( 単 回 )を 経 口 投 与 によ り 併 用 したとき プレドニゾンのAUC 0- がプラセボ 群 と 比 較 して 有 意 に 低 下 したが 同 一 被 験 者 のモンテ ルカストカプセル 剤 200 mg 投 与 前 後 の 比 較 では 変 化 はなく 活 性 代 謝 物 であるプレドニゾロンの 薬 物 動 態 も 変 化 はなかった また 健 康 成 人 にモンテルカ ストカプセル 剤 200 mg(6 週 間 反 復 )とプレドニゾロ ン20 mg( 単 回 )を 静 脈 内 投 与 により 併 用 したとき プレドニゾン 及 びプレドニゾロンの 薬 物 動 態 はいず れも 影 響 を 受 けなかった (4) 経 口 避 妊 薬 (エチニルエストラジオール 35 µg/ノ ルエチンドロン 1 mg) 健 康 成 人 にモンテルカストカプセル 剤 100 mg(8 日 間 反 復 )と 経 口 避 妊 薬 (エチニルエストラジオール 35 µg/ノルエチンドロン 1 mg 単 回 )を 経 口 投 与 によ り 併 用 したとき エチニルエストラジオール 及 びノ ルエチンドロンの 薬 物 動 態 はいずれも 影 響 を 受 けな かった (5)ジゴキシン 健 康 成 人 にモンテルカストフィルムコーティング 錠 10 mg(7 日 間 反 復 )とジゴキシン0.5 mg( 単 回 )を 経 口 投 与 により 併 用 したとき 免 疫 反 応 性 ジゴキシ ンの 薬 物 動 態 は 影 響 を 受 けなかった (6)ワルファリン 健 康 成 人 にモンテルカストフィルムコーティング 錠 10 mg(7 日 間 反 復 )とワルファリン30 mg( 単 回 )を 経 口 投 与 により 併 用 したとき ワルファリンの 血 漿 中 総 薬 物 濃 度 は 影 響 を 受 けなかった また プロト ロンビン 時 間 への 影 響 もなかった 薬 物 動 態 5. 他 剤 との 併 用 ( 外 国 試 験 成 績 参 考 ) テオフィリンにモンテルカストを 高 用 量 (200 又 は 600mg / 日 )で 併 用 した 場 合 に 血 漿 中 濃 度 の 低 下 が 認 められた が モンテルカスト 10mg での 併 用 では 変 化 は 認 められな かった プレドニゾン 経 口 投 与 時 にモンテルカスト 200mg を 併 用 した 場 合 のプレドニゾンの AUC 0- がプラセボ 投 与 に 比 べ て 有 意 に 低 下 したが モンテルカスト 投 与 前 後 の 比 較 で は 薬 物 動 態 パラメータに 変 化 はなく 血 漿 中 濃 度 プロフ ァイルへの 影 響 はみられなかった また プレドニゾロ ン 静 注 投 与 時 にモンテルカスト 200mg を 併 用 した 場 合 に は 薬 物 動 態 パラメータの 変 化 はなかった 経 口 避 妊 薬 (エチニルエストラジオール/ノルエチンド ロン 35/1) テルフェナジン ジゴキシン 及 びワルファ リンの 血 漿 中 動 態 にはモンテルカスト 併 用 による 影 響 は なかった また ワルファリンのプロトロンビン 時 間 及 びテルフェナジンの QT C 時 間 に 対 しても モンテルカスト は 影 響 を 及 ぼさなかった なお フェノバルビタールの 反 復 投 与 によりモンテルカストの AUC 0- は 40% 減 少 し た 成 人 の 気 管 支 喘 息 における 承 認 用 量 は1 回 10mgであ る 成 人 のアレルギー 性 鼻 炎 における 承 認 用 量 は1 回 5 ~10mgである ( 成 人 における 承 認 用 量 は1 回 10mg である 6
臨 床 成 績 の 改 訂 内 容 : 改 訂 箇 所 臨 床 成 績 国 内 の 臨 床 試 験 において 健 康 成 人 で1 日 量 400mgまで 忍 容 性 が 認 められている (1) 略 ( 変 更 なし) (2) 気 管 支 喘 息 患 者 における 第 Ⅲ 相 二 重 盲 検 比 較 試 験 の 結 果 本 剤 10mg 群 の 最 終 全 般 改 善 度 の 有 効 率 は58.5%(83 /142 例 )であり プランルカスト 水 和 物 450mg 群 [46.0% (63/137 例 )]に 対 する 非 劣 性 が 検 証 された( 非 劣 性 マ ージンΔ=10%) (1) 季 節 性 アレルギー 性 鼻 炎 患 者 における 第 Ⅱ 相 至 適 用 量 設 定 試 験 ( 約 900 例 )の 結 果 総 合 鼻 症 状 点 数 [ 日 中 鼻 症 状 点 数 * と 夜 間 鼻 症 状 点 数 ** の 平 均 ( 治 療 期 2 週 間 の 平 均 )] のベースラインからの 変 化 量 の 最 小 二 乗 平 均 (LS mean) は モンテルカストフィルムコーティング 錠 5mg 群 で -0.47 点 10mg 群 で-0.47 点 であり プラセボ 群 (-0.37 点 )と 比 較 して 有 意 に 改 善 した (2) 季 節 性 アレルギー 性 鼻 炎 患 者 における 第 Ⅲ 相 二 重 盲 検 比 較 試 験 ( 約 1,400 例 )の 結 果 総 合 鼻 症 状 点 数 [ 日 中 鼻 症 状 点 数 * と 夜 間 鼻 症 状 点 数 ** の 平 均 ( 治 療 期 2 週 間 の 平 均 )]のベースラインからの 変 化 量 のLS meanは モンテ ルカストフィルムコーティング 錠 5mg 群 で-0.19 点 10mg 群 で-0.19 点 であり プランルカスト 水 和 物 450mg 群 (-0.20 点 )に 対 する 非 劣 性 が 検 証 された( 非 劣 性 マージ ンΔ=0.085 点 ) *: 鼻 閉 鼻 汁 くしゃみ 発 作 の 症 状 点 数 を 集 計 **: 鼻 閉 入 眠 困 難 度 夜 間 覚 醒 度 の 症 状 点 数 を 集 計 臨 床 成 績 1. 国 内 の 臨 床 試 験 結 果 略 2. 第 Ⅲ 相 二 重 盲 検 比 較 試 験 結 果 気 管 支 喘 息 患 者 における 第 Ⅲ 相 二 重 盲 検 比 較 試 験 の 結 果 本 剤 の 最 終 全 般 改 善 度 の 有 効 率 は58.5%(83 /142 例 )であり 概 括 安 全 度 は80.2%(146/182 例 ) 及 び 有 用 度 は50.3%(80/159 例 )であり 本 剤 の 有 用 性 が 認 められている 3. 忍 容 性 国 内 の 臨 床 試 験 において 本 剤 は 健 康 成 人 で1 日 量 400mgまで 忍 容 性 が 認 められている 成 人 の 気 管 支 喘 息 における 承 認 用 量 は1 回 10mg であ る 成 人 のアレルギー 性 鼻 炎 における 承 認 用 量 は1 回 5~ 10mg である ( 成 人 における 承 認 用 量 は1 回 10mgである 薬 効 薬 理 の 改 訂 内 容 : 改 訂 箇 所 薬 効 薬 理 作 用 機 序 略 ( 変 更 なし) アレルギー 性 鼻 炎 では 抗 原 曝 露 後 に 即 時 相 及 び 遅 発 相 のいずれにおいてもシステイニルロイコトリエンが 鼻 粘 膜 から 放 出 される その 放 出 はアレルギー 性 鼻 炎 の 症 状 発 現 と 関 連 がある また システイニルロイコトリエ ンの 鼻 腔 内 投 与 は 鼻 腔 通 気 抵 抗 を 上 昇 させ 鼻 閉 症 状 を 増 悪 させることが 示 されている モンテルカストはロイ コトリエン 受 容 体 の 作 用 を 遮 断 することにより アレル ギー 性 鼻 炎 症 状 の 緩 和 に 重 要 な 役 割 を 果 たすことが 示 唆 されている 以 下 略 ( 変 更 なし) 薬 効 薬 理 略 7
薬 物 動 態 の 改 訂 理 由 5. 他 剤 との 併 用 ( 外 国 試 験 成 績 参 考 ) 併 用 薬 剤 毎 に 項 を 立 て 記 載 を 整 備 しました また テルフェナジンは 国 内 での 販 売 が 中 止 されている ことからテルフェナジンに 関 する 記 載 を 削 除 しました 臨 床 成 績 の 改 訂 理 由 アレルギー 性 鼻 炎 の 項 の 記 載 と 整 合 を 図 り プランルカスト 水 和 物 に 対 する 非 劣 性 の 検 証 結 果 を 記 載 しました 国 内 で 実 施 された 成 人 季 節 性 アレルギー 性 鼻 炎 患 者 を 対 象 とした 第 Ⅱ 相 至 適 用 量 設 定 試 験 ( 約 900 例 ) 及 び 第 Ⅲ 相 二 重 盲 検 比 較 試 験 ( 約 1,400 例 )の 結 果 を 記 載 しました 薬 効 薬 理 の 改 訂 理 由 アレルギー 性 鼻 炎 の 作 用 機 序 を 記 載 しました 8
の 組 成 性 状 効 能 効 果 用 法 用 量 使 用 上 の 注 意 は 以 下 の 通 りです ( 下 線 部 改 訂 箇 所 ) 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 組 成 性 状 販 売 名 キプレス 錠 5mg キプレス 錠 10 成 分 含 量 (1 錠 中 ) モンテルカスト として 5mg モンテルカスト として 10mg 乳 糖 水 和 物 結 晶 セルロース ヒドロキシプ ロピルセルロース クロスカルメロースナト 添 加 物 リウム ステアリン 酸 マグネシウム ヒプロ メロース 酸 化 チタン 三 二 酸 化 鉄 黄 色 三 二 酸 化 鉄 カルナウバロウ 剤 形 フィルムコーティング 錠 色 調 明 るい 灰 黄 色 外 形 直 径 :7.6 mm 短 径 :5.6 mm 厚 さ:2.9 mm 重 量 : 約 103 mg 直 径 :8.0 mm 厚 さ:4.1 mm 重 量 : 約 205 mg 識 別 コード KP-374 KP-372 効 能 効 果 気 管 支 喘 息 アレルギー 性 鼻 炎 用 法 用 量 通 常 成 人 にはモンテルカストとして 10mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 する 通 常 成 人 にはモンテルカストとして 5~10 mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 する < 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > 1.モンテルカストフィルムコーティング 錠 はモンテルカスト チュアブル 錠 と 生 物 学 的 に 同 等 でなく モンテルカストチ ュアブル 錠 はモンテルカストフィルムコーティング 錠 と 比 較 してバイオアベイラビリティが 高 いため モンテルカ ストフィルムコーティング 錠 5 mg とモンテルカストチュ アブル 錠 5 mg をそれぞれ 相 互 に 代 用 しないこと 2. 気 管 支 喘 息 及 びアレルギー 性 鼻 炎 を 合 併 し 本 剤 を 気 管 支 喘 息 の 治 療 のために 用 いる 成 人 患 者 には モンテルカストと して 10 mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 すること 使 用 上 の 注 意 1. 重 要 な 基 本 的 注 意 (1) 本 剤 は 喘 息 の 悪 化 時 ばかりでなく 喘 息 が 良 好 にコント ロールされている 場 合 でも 継 続 して 服 用 するよう 喘 息 患 者 に 十 分 説 明 しておくこと (2) 本 剤 は 気 管 支 拡 張 剤 ステロイド 剤 等 と 異 なり すでに 起 こっている 喘 息 発 作 を 緩 解 する 薬 剤 ではないので このこ とは 患 者 に 十 分 説 明 しておく 必 要 がある (3) 気 管 支 喘 息 患 者 に 本 剤 を 投 与 中 大 発 作 をみた 場 合 は 気 管 支 拡 張 剤 あるいはステロイド 剤 を 投 与 する 必 要 がある (4) 長 期 ステロイド 療 法 を 受 けている 患 者 で 本 剤 投 与 により ステロイドの 減 量 をはかる 場 合 は 十 分 な 管 理 下 で 徐 々に 行 うこと (5) 本 剤 投 与 によりステロイド 維 持 量 を 減 量 し 得 た 患 者 で 本 剤 の 投 与 を 中 止 する 場 合 は 原 疾 患 再 発 のおそれがあるの で 注 意 すること (6) 本 剤 を 含 めロイコトリエン 拮 抗 剤 使 用 時 に Churg-Strauss 症 候 群 様 の 血 管 炎 を 生 じたとの 報 告 がある これらの 症 状 は おおむね 経 口 ステロイド 剤 の 減 量 中 止 時 に 生 じてい る 本 剤 使 用 時 は 特 に 好 酸 球 数 の 推 移 及 びしびれ 四 肢 脱 力 発 熱 関 節 痛 肺 の 浸 潤 影 等 の 血 管 炎 症 状 に 注 意 す ること (7) 本 剤 投 与 により 効 果 が 認 められない 場 合 には 漫 然 と 長 期 にわたり 投 与 しないように 注 意 すること 2. 相 互 作 用 本 剤 は 主 として 薬 物 代 謝 酵 素 チトクローム P450(CYP)3A4 及 び 2C9 で 代 謝 される ( 薬 物 動 態 の 項 参 照 ) (1)[ 併 用 注 意 ]( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 フェノバル ビタール 本 剤 の 作 用 が 減 弱 するおそれがある フェノバルビタ ールが CYP3A4 を 誘 導 し 本 剤 の 代 謝 が 促 進 される ( 薬 物 動 態 の 項 参 照 ) 3. 副 作 用 国 内 で 実 施 された 臨 床 試 験 において 523 例 中 46 例 (8.8%) に 66 件 の 副 作 用 が 認 められた 主 な 副 作 用 は 下 痢 9 件 (1.7%) 腹 痛 7 件 (1.3%) 嘔 気 6 件 (1.1%) 胸 やけ 5 件 (1.0%) 頭 痛 5 件 (1.0%) 等 であった 臨 床 検 査 値 の 異 常 変 動 は 507 例 中 49 例 80 件 に 認 められ 主 なものは ALT(GPT) 上 昇 (505 例 中 14 件 ) γ-gtp 上 昇 (463 例 中 9 件 ) Al-P 上 昇 (476 例 中 8 件 ) 等 であった ( 承 認 時 ) 国 内 で 実 施 された 臨 床 試 験 において 1,678 例 中 70 例 (4.2%)に 88 件 の 副 作 用 が 認 められた 主 な 副 作 用 は 口 渇 14 件 (0.8%) 傾 眠 13 件 (0.8%) 胃 不 快 感 9 件 (0.5%) 頭 痛 5 件 (0.3%) 下 痢 5 件 (0.3%) 怠 感 5 件 (0.3%) 等 で あった 1% 以 上 の 頻 度 で 認 められたものはなかった また 臨 床 検 査 値 の 異 常 変 動 は 1,672 例 中 46 例 51 件 に 認 められ 主 なものは ALT(GPT) 上 昇 (1,672 例 中 9 件 ) 白 血 球 数 増 加 (1,670 例 中 6 件 ) 尿 潜 血 (1,671 例 中 6 件 ) 等 で 気 管 支 喘 息 と 同 様 であった ( 承 認 時 ) (1) 重 大 な 副 作 用 1)アナフィラキシー 様 症 状 ( 頻 度 不 明 ) アナフィラキシー 様 症 状 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 直 ちに 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 血 管 浮 腫 ( 頻 度 不 明 ) 血 管 浮 腫 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 直 ちに 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3) 肝 機 能 障 害 黄 疸 ( 頻 度 不 明 ) 胆 汁 うっ 滞 性 肝 炎 を 含 む 肝 機 能 障 害 があらわれることが あるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと : 自 発 報 告 あるいは 海 外 において 認 められている 9
(2)その 他 の 副 作 用 次 のような 症 状 又 は 異 常 があらわれた 場 合 には 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 0.1~5% 未 満 頻 度 不 明 過 敏 症 皮 疹 瘙 痒 蕁 麻 疹 肝 臓 の 好 酸 球 浸 潤 精 神 神 経 系 頭 痛 傾 眠 異 夢 易 刺 激 性 情 緒 不 安 痙 攣 不 眠 幻 覚 めまい 感 覚 異 常 (しびれ 等 ) 激 越 振 戦 消 化 器 系 下 痢 腹 痛 胃 不 快 消 化 不 良 口 内 炎 感 胸 やけ 嘔 気 嘔 吐 便 秘 肝 臓 肝 機 能 異 常 AST(GOT) 上 昇 ALT(GPT) 上 昇 Al-P 上 昇 γ-gtp 上 昇 総 ビリルビン 上 昇 筋 骨 格 系 筋 痙 攣 を 含 む 筋 痛 関 節 痛 その 他 口 渇 尿 潜 血 血 尿 尿 糖 浮 腫 怠 感 白 血 球 数 増 加 尿 蛋 出 血 傾 向 ( 鼻 出 血 紫 斑 等 ) 挫 傷 動 悸 頻 尿 白 トリグリセリド 上 昇 : 自 発 報 告 あるいは 海 外 において 認 められている 4. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 (1) 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 する こと [ 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない 海 外 の 市 販 後 において 妊 娠 中 に 本 剤 を 服 用 した 患 者 から 出 生 し た 新 生 児 に 先 天 性 四 肢 奇 形 がみられたとの 報 告 がある こ れらの 妊 婦 のほとんどは 妊 娠 中 他 の 喘 息 治 療 薬 も 服 用 し ていた 本 剤 とこれらの 事 象 の 因 果 関 係 は 明 らかにされて いない ] (2) 授 乳 中 の 婦 人 に 投 与 する 場 合 は 慎 重 に 投 与 すること [ 動 物 実 験 (ラット)で 乳 汁 中 への 移 行 が 報 告 されている ] 5. 小 児 等 への 投 与 1)6 歳 以 上 の 小 児 に 対 しては モンテルカストチュアブル 錠 5 mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 投 与 すること 2)1 歳 以 上 6 歳 未 満 の 小 児 に 対 しては モンテルカスト 細 粒 4 mg を 1 日 1 回 就 寝 前 に 投 与 すること 3)1 歳 未 満 の 乳 児 新 生 児 低 出 生 体 重 児 に 対 するモンテル カスト 製 剤 の 安 全 性 は 確 立 していない [ 国 内 でのモンテルカスト 製 剤 の 使 用 経 験 がない ] 小 児 等 に 対 するモンテルカスト 製 剤 の 安 全 性 は 確 立 して いない [ 国 内 でのモンテルカスト 製 剤 の 使 用 経 験 がない ] 6. 適 用 上 の 注 意 (1) 薬 剤 交 付 時 :PTP 包 装 の 薬 剤 は PTP シートから 取 り 出 して 服 用 するよう 指 導 すること [PTP シートの 誤 飲 により 硬 い 鋭 角 部 が 食 道 粘 膜 へ 刺 入 し 更 には 穿 孔 を 起 こして 縦 隔 洞 炎 等 の 重 篤 な 合 併 症 を 併 発 することが 報 告 されている ] (2) 本 剤 は 食 事 の 有 無 にかかわらず 投 与 できる 10