活動報告



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資料3 家電エコポイント制度の政策効果等について

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定例市長記者会見資料

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

再 生 可 能 エネルギー 等 導 入 推 進 基 金 事 業 計 画 書 ( 各 年 度 計 画 書 ) ( 事 業 計 画 の 概 要 ) 計 画 の 名 称 京 都 府 地 球 温 暖 化 対 策 等 推 進 基 金 計 画 の 期 間 交 付 対 象 京 都 府 府 内 市 町 村 民 間

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3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

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事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

1 はじめに 計 画 の 目 的 国 は 平 成 18 年 度 に 住 生 活 基 本 法 を 制 定 し 住 まいに 関 する 基 本 的 な 計 画 となる 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 )を 策 定 し 住 宅 セーフティネットの 確 保 や 住 生 活 の 質 の 向 上

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セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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●幼児教育振興法案

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目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

第 2 節 関 連 計 画 1. 国 の 方 針 計 画 国 が 示 している 一 般 廃 棄 物 の 減 量 化 等 に 関 する 目 標 値 を 以 下 に 示 します (1) 廃 棄 物 の 減 量 その 他 その 適 正 な 処 理 に 関 する 施 策 の 総 合 的 かつ 計 画 的 な

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第7章

人事行政の運営状況の報告について

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

個人住民税徴収対策会議

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

参考資料2:既存の環境家計簿の現状について

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社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

第1章 総則

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(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

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18 国立高等専門学校機構

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

「節電に対する生活者の行動・意識

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消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

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別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

財政再計算結果_色変更.indd

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●電力自由化推進法案

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別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

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佐渡市都市計画区域の見直し

道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

17

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第316回取締役会議案

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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文化政策情報システムの運用等

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

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Transcription:

さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 活 動 報 告 平 成 25 年 3 月 さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会

はじめに さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 は 平 成 18 年 3 月 に 策 定 された さいた ま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 推 進 計 画 に 基 づき 市 民 事 業 者 市 等 から 構 成 さ れ 市 域 の 温 室 効 果 ガス 排 出 の 抑 制 等 に 関 して 必 要 となる 措 置 を 協 議 し 具 体 的 に 対 策 を 実 践 することを 目 的 として 平 成 18 年 11 月 8 日 に 組 織 されました 平 成 9 年 に 京 都 で 開 かれた 第 3 回 気 候 変 動 枠 組 条 約 締 約 国 会 議 ( 地 球 温 暖 化 防 止 京 都 会 議 /COP3)で 採 択 された 地 球 温 暖 化 の 原 因 となる 温 室 効 果 ガスの 排 出 抑 制 に 関 して 世 界 で 唯 一 の 拘 束 力 を 持 つ 国 際 協 定 である 気 候 変 動 枠 組 条 約 に 関 する 議 定 書 ( 京 都 議 定 書 )を 実 効 あるものとするため 日 本 は 温 室 効 果 ガス の 総 排 出 量 を2008 年 から2012 年 の 第 一 約 束 期 間 に 平 成 2 年 (1990 年 )レベルから 6% 削 減 するとの 目 標 が 定 められました その 達 成 を 目 指 して Think globally, act locally の 理 念 のもとに 各 地 方 自 治 体 が 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 推 進 計 画 を 策 定 し その 実 施 の 一 翼 を 担 うべく 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 が 様 々な 活 動 を 推 進 してきたものです この 6 年 の 間 地 球 温 暖 化 を 抑 止 するため 気 候 変 動 枠 組 条 約 締 約 国 会 議 が COP12 から COP18 まで 毎 年 開 かれ 2012 年 12 月 31 日 に 期 限 切 れを 迎 えた 京 都 議 定 書 の 第 1 約 束 期 間 を 延 長 して 第 2 約 束 期 間 とする 合 意 が 形 成 されました 一 方 2 年 前 には 東 日 本 大 震 災 により 福 島 原 発 事 故 が 起 き 震 災 後 の 世 界 各 地 で エネルギー 問 題 への 関 心 が 高 まりを 見 せ 人 口 増 に 伴 う 資 源 不 足 や 温 暖 化 に 起 因 すると 推 測 される 異 常 気 象 の 多 発 等 情 勢 の 変 化 は 目 まぐるしいものがあり ました 平 成 24 年 度 は 地 域 推 進 計 画 の 最 終 年 度 にあたることから この 報 告 書 に より 6 年 間 の 当 地 域 協 議 会 活 動 の 振 り 返 りを 行 うと 共 に 平 成 25 年 度 より 新 たに 策 定 された さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 実 行 計 画 ( 区 域 施 策 編 ) に 基 づき さらなる 活 動 の 推 進 を 図 ってまいりたいと 思 っております 皆 様 のご 支 援 ご 協 力 をお 願 い 申 し 上 げます 平 成 25 年 3 月 さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 会 長 窪 田 陽 一

1. 設 立 経 緯 と WG さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 は さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 推 進 計 画 ( 以 下 地 域 推 進 計 画 とい う)に 基 づき 地 域 ぐるみで 地 球 温 暖 化 防 止 への 取 組 みを 推 進 するため 市 民 事 業 者 団 体 行 政 等 から 構 成 さ れる 協 議 会 として 平 成 18 年 11 月 に 設 立 されました 地 域 協 議 会 では 具 体 的 な 事 業 を 実 施 するため CO2 排 出 量 削 減 推 進 WG 環 境 学 習 情 報 提 供 推 進 WG 新 エネル ギーWG の 3 つの WG を 作 り 活 動 してきました WG ワーキンググループ 2.WG の 活 動 実 績 (1)CO2 排 出 量 削 減 推 進 WG 目 的 住 宅 や 事 業 所 等 の 建 物 の 省 エネルギー 化 高 効 率 化 などの 省 エネルギー 対 策 を 進 めることにより 冷 暖 房 などによるエネルギー 使 用 量 を 削 減 し CO 2 の 排 出 を 抑 制 する 市 民 や 事 業 者 が 自 らが 排 出 している 温 室 効 果 ガスの 量 などを 測 定 すること で その 実 態 を 知 るとともに 具 体 的 な 省 エネルギー 対 策 の 効 果 を 実 感 しても らい 取 組 意 欲 を 喚 起 する また 測 定 結 果 を 分 析 することにより 効 果 的 な 温 室 効 果 ガス 削 減 対 策 を 提 案 し それを 市 民 にむけて 広 報 することで 取 組 を 推 進 する エコドライブによる 自 動 車 の 省 エネルギー 化 やクリーンエネルギー 自 動 車 へ の 転 換 を 進 めるとともに 公 共 交 通 機 関 の 利 用 促 進 を 行 うこと 等 により CO 2 の 排 出 を 抑 制 する 個 別 事 業 1 住 まいの 省 エネ 事 業 事 業 目 的 一 般 家 庭 やオフィスにおける 機 器 や 設 備 のエネルギー 効 率 や 建 物 の 断 熱 性 能 を 向 上 させるなどによる 省 エネ 対 策 を 進 める

実 施 内 容 ア. 建 物 の 省 エネに 関 する 情 報 提 供 パンフレットの 作 成 ( 平 成 19 年 度 ~24 年 度 ) 年 度 パンフレット 内 容 パンフレット 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 暮 らしの 省 エネ 情 報 身 近 な 省 エネ 情 報 を 収 集 し パンフレットとして 作 成 平 成 21 年 度 ご 家 庭 でできる 省 エネ~エコライフ 食 編 食 をテーマにフードマイレージや 地 産 地 消 について 取 り 上 げる 他 冷 蔵 庫 や 電 子 レンジに 関 する 省 エネの 豆 知 識 を 入 れて 作 成 した 平 成 22 年 度 あなたにもできる! 家 庭 の 省 エネ 住 まい 編 住 まいをテーマに 太 陽 熱 利 用 や 太 陽 光 発 電 な どの 創 エネ 壁 や 窓 の 断 熱 について 掲 載 した 他 裏 面 を 家 電 編 として 家 電 を 選 ぶ 際 のポイントな どを 提 示 した 平 成 23 年 度 省 エネ 冬 を 暖 かくのりきろう! 冬 の 省 エネをテーマとし 暮 らしの 中 で 無 理 な く 取 り 組 める 省 エネの 工 夫 を 具 体 的 な 数 値 とと もに 掲 載 した 他 省 エネを 楽 しむ 暮 らしの 知 恵 を 紹 介 した 平 成 24 年 度 節 約 省 エネで 楽 しくエコライフ!! キッチンや 水 まわり リビングなど 場 面 ごとの 省 エネについて CO 2 削 減 量 と 節 約 できる 金 額 に ついて 掲 載 した

イ. 市 民 が 作 る 住 まいの 省 エネ 耳 より 情 報 事 業 平 成 19 年 度 に 募 集 方 法 や 情 報 の 公 開 の 仕 方 について 検 討 した 後 応 募 用 紙 のフォーマットを 作 成 した 平 成 20 年 度 に 募 集 を 開 始 し ホームページへの 掲 載 も 行 った 平 成 21 年 度 にはホームページから 直 接 投 稿 できるよう 投 稿 ペ ージを 作 成 同 時 に 見 学 会 などイベントの 際 に 配 布 するアンケートの 中 にも 省 エネのアイデアに 関 する 設 問 を 入 れて 情 報 を 収 集 し ホームページへ 掲 載 し た 個 別 事 業 2 自 動 車 省 エネ 事 業 事 業 目 的 さいたま 市 の 部 門 別 CO 2 排 出 量 が 最 も 多 い 運 輸 部 門 の 排 出 削 減 対 策 として エコドライブの 普 及 を 図 る 実 施 内 容 ア.エコドライブ 情 報 提 供 平 成 19 年 度 から 普 及 用 のチラシ 及 びチェックシートの 作 成 及 び 配 布 ホ ームページへの 掲 載 を 行 った 他 平 成 20 年 度 には エコカーフェア&カー フリーデーに 出 展 し チェックシートの 配 布 を 行 った 平 成 22 年 度 に 環 境 学 習 情 報 提 供 推 進 WG が 進 めていた e-ラーニングシステムの エコドラ イブ にチェックシートをリンクさせた イ.エコドライブモニター 事 業 平 成 19 年 度 に 事 業 の 具 体 的 な 内 容 を 検 討 平 成 20 年 度 より 燃 費 計 を 購 入 し 事 業 の 試 行 平 成 21 年 度 に 貸 出 数 減 少 により 事 業 の 見 直 しを 検 討 し 平 成 22 年 度 にフィードバックや 報 告 を 条 件 に 燃 費 計 を 希 望 事 業 所 に 無 償 譲 渡 して 事 業 終 結 ウ.エコドライブ 講 習 会 平 成 20 年 度 に 講 習 会 の 実 施 を 検 討 し 平 成 21 年 度 に 実 施 した エコドライブトレーニング( 一 般 向 け) 開 催 日 : 平 成 21 年 6 月 29 日 平 成 22 年 2 月 22 日 開 催 場 所 : 埼 玉 県 自 動 車 学 校 参 加 人 数 : 計 38 人 内 容 :エコドライブについての 講 義 と 燃 費 計 を 使 っての 実 技 講 習 等 を 行 った エコドライブセミナー ( 事 業 所 向 け) 開 催 日 : 平 成 22 年 3 月 3 日

開 催 場 所 : 浦 和 コミュニティセンター 参 加 人 数 :100 人 内 容 : 事 業 所 内 のエコドライブ 推 進 のための 取 組 紹 介 を 行 った 個 別 事 業 3 エコライフ 事 業 実 施 目 的 暮 らしの 中 で 取 り 組 んだ 省 エネ 活 動 の 効 果 を 数 値 として 確 認 実 感 すること によって さらなる 行 動 への 意 欲 に 結 びつける 実 施 内 容 ア.エコライフ DAY さいたまの 実 施 さいたま 市 と 協 調 してエコライフ DAY シートの 配 布 と 集 計 を 平 成 19 年 度 から 実 施 平 成 21 年 度 からは Web 上 でのエコライフ DAY システムの 運 用 を 開 始 し ホームページからも 参 加 できるようにした 実 施 結 果 は 以 下 の 通 り 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 参 加 人 数 (うち Web 参 加 ) CO 2 削 減 量 夏 期 348 人 378,218g 冬 期 223 人 229,777g 夏 期 236 人 230,429g 冬 期 987 人 1,055,836g 夏 期 231 人 (51 人 ) 225,324g 冬 期 280 人 (17 人 ) 325,375g 夏 期 106 人 (29 人 ) 85,005g 冬 期 92 人 (80 人 ) 75,975g 夏 期 477 人 (97 人 ) 353,338g 冬 期 280 人 (81 人 ) 244,207g 夏 期 378 人 (45 人 ) 314,126g 冬 期 206 人 (124 人 ) 314,272g

イ. 省 エネナビモニター 事 業 平 成 19 年 度 より 市 の 省 エネナビの 貸 し 出 し 事 業 と 連 携 し モニターの 募 集 を 行 った また 省 エネナビを 広 く 知 ってもらうため モニターになった 方 の 省 エネの 事 例 をまとめた 冊 子 の 配 布 や イベント 出 展 時 には クイズに 省 エネ ナビ の 設 問 を 入 れるなどして 省 エネナ ビの 普 及 啓 発 を 行 った 省 エネナビによ る 省 エネ 効 果 の 広 報 のため 平 成 21 年 度 には 省 エネルギーフォーラムに 参 加 し 事 例 発 表 を 行 った 平 成 22 年 度 からは 独 自 に 省 エネナビモニター 交 流 会 を 実 施 し ナビの 分 析 を 行 っている 専 門 家 からの 省 エネアドバイスや 省 エネナビを 活 用 しているモニターの 方 の 事 例 発 表 を 行 い 情 報 の 共 有 を 図 った (2) 環 境 学 習 情 報 提 供 推 進 WG 目 的 さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 のホームページを 企 画 開 設 し 地 域 協 議 会 の 紹 介 活 動 情 報 及 び 温 暖 化 対 策 の 普 及 啓 発 情 報 を 広 く 提 供 する また 環 境 イベントなどに 参 加 し 地 球 温 暖 化 防 止 や 地 域 協 議 会 の 活 動 内 容 に ついてパネル 展 示 や 事 例 発 表 省 エネ 相 談 会 を 行 った 個 別 事 業 1 地 域 協 議 会 ホームページの 作 成 運 用 事 業 平 成 19 年 度 に 地 域 協 議 会 ホームページの 構 成 ペ ージの 原 案 を 検 討 した 平 成 20 年 度 にカウンターを 設 置 し アクセス 数 を 管 理 記 録 するようにした 毎 日 更 新 する 環 境 関 連 ニュースピックアップ や 地 域 協 議 会 ニュース 欄 を 追 加 する 他 新 たな 企 画 として 地 球 温 暖 化 防 止 についてクイズ 形 式 で 気 軽 に 学 習 できる e-ラーニング の 導 入 を 検 討 した 平 成 21 年 度 にシステムを 構 築 し 平 成 22 年 4 月 よ り エコドライブ 編 の 運 用 を 開 始 した 平 成 23 年 3 月 からは 食 編 を 新 たに 公 開 し 現 在 住 ま い 編 を 検 討 している 更 にホームページの 充 実 に よるアクセス 数 の 増 加 を 図 狩 るため 平 成 21 年 度 に 協 議 会 委 員 及 びメンバーの 寄 稿 による エコラム を 検 討 し 平 成 23 年 12 月 から 公 開 随 時 更 新 して いる

個 別 事 業 2 環 境 イベント 事 業 環 境 イベントに 出 展 し 地 球 温 暖 化 防 止 や 協 議 会 について PR やブースでの 省 エネ 相 談 会 などを 行 った 出 展 実 績 については 以 下 のとおりである 出 展 実 績 さいたま 市 環 境 フォーラム < 実 施 内 容 > 年 度 実 施 内 容 平 成 19 年 度 事 例 発 表 平 成 21 年 度 パネル 電 球 比 較 実 験 器 の 展 示 パンフレット 配 布 平 成 22 年 度 協 議 会 の 展 示 パネルや 実 験 器 ( 白 熱 電 球 電 球 形 蛍 光 灯 LED 電 球 の 明 るさや 消 費 電 力 の 比 較 ができる 器 具 啓 発 資 料 を 使 って 地 球 温 暖 化 について 説 明 を 行 った 平 成 23 年 度 自 転 車 発 電 実 演 展 示 省 エネクイズ 及 び 省 エネ 相 談 会 平 成 24 年 度 平 成 23 年 度 のテーマを 節 電 省 エネ 平 成 24 年 度 を 創 エネ 省 エネの 暮 らし 方 提 案!! とし テーマに 即 した 簡 単 なクイズを 用 意 した ブースに 立 ち 寄 った 来 場 者 に 挑 戦 してもらい 答 え 合 わ せと 省 エネ 相 談 会 を 行 った 平 成 23 年 度 は 230 人 24 年 度 は 181 人 の 参 加 があった また 自 転 車 発 電 機 をレンタルし 白 熱 電 球 と LED 照 明 の 切 替 器 により 漕 ぐ 時 の 負 荷 ( 消 費 電 力 )の 違 いを 体 験 す る 取 り 組 みを 行 った 子 どもから 大 人 まで 多 く の 人 の 興 味 を 引 くこと ができ 実 際 の 体 感 によ り 電 力 消 費 量 の 違 いを 実 感 してもらった

コラボさいたま < 実 施 内 容 > 年 度 実 施 内 容 平 成 19 年 度 CO 2 算 出 ミニイベント パネル 展 示 平 成 20 年 度 CO 2 算 出 ミニイベントでは あなたの CO 2 排 出 量 は と 題 した 平 成 21 年 度 アンケートを 実 施 した 日 常 生 活 の 中 でちょっとしたことから 排 出 される CO 2 量 を 算 出 し 削 減 できる 量 との 比 較 するによって 日 頃 の 行 動 を 意 識 してもらう 機 会 を 提 供 した 平 成 20 年 度 は 113 人 平 成 21 年 度 は 90 人 の 参 加 があり 集 計 してホームページに 公 開 した 平 成 22 年 度 パネルや 電 球 比 較 実 験 器 の 展 示 パンフレット 配 布 協 議 会 の 展 示 パネルや 実 験 器 ( 白 熱 電 球 電 球 形 蛍 光 灯 LED 電 球 の 明 るさや 消 費 電 力 の 比 較 ができる 器 具 啓 発 資 料 を 使 って 地 球 温 暖 化 について 説 明 を 行 った 平 成 23 年 度 省 エネクイズ 及 び 省 エネ 相 談 会 平 成 24 年 度 環 境 フォーラムで 実 施 した 省 エネクイズと 省 エネ 相 談 会 をコラボ さいたまでも 実 施 し 平 成 23 年 度 は 270 人 平 成 24 年 度 は 273 人 の 参 加 があった エネルギー 学 フェスタ < 実 施 内 容 > 平 成 20 年 度 :CO 2 算 出 ミニイベント パネル 展 示

パネル 展 示 のみの 出 展 カーボン マイナス 県 民 フォーラム( 平 成 20 年 度 ) クールアースデー( 平 成 21 年 度 ) エコウェーブ 街 頭 啓 発 イベント( 平 成 21 年 度 ) 緑 区 区 民 まつり( 平 成 22 23 年 度 ) (3) 新 エネルギーWG 事 業 目 的 市 民 や 事 業 者 による 新 エネルギーの 導 入 を 促 進 するため 新 エネルギーにつ いての 関 心 と 理 解 を 深 めてもらうことを 目 的 とする 燃 焼 しても 大 気 中 に 追 加 的 な CO 2 を 放 出 しないバイオマス 燃 料 の 利 用 促 進 を 図 る 個 別 事 業 1 新 エネルギー 情 報 提 供 事 業 ア. 情 報 の 提 供 平 成 19 20 年 度 は 新 エネルギー に 関 してホームページに 掲 載 する 情 報 を 収 集 原 稿 案 を 作 成 し アップし た 平 成 21 年 度 は さいたま 市 内 の 新 エネルギーの 活 用 事 例 を 地 図 にま とめる 新 エネルギーマップ の 作 成 を 決 定 した 同 年 度 より 情 報 収 集 を 行 い 平 成 22 年 度 3 月 にホームページ にて 公 開 した 民 間 施 設 に 関 する 情 報 収 集 のため 関 係 団 体 への 依 頼 を 検 討 した 市 の 新 エネルギー 導 入 施 設 をホ ームページに 掲 載 した イ. 施 設 見 学 会 の 実 施 平 成 20 年 度 夏 休 みの 宿 題 応 援 企 画 新 エネ 施 設 見 学 会 実 施 日 : 平 成 20 年 7 月 26 日 ( 土 ) 見 学 先 :TEPCO 新 エネルギーパーク 参 加 人 数 :32 人

内 容 : 夏 休 みの 宿 題 応 援 企 画 と 題 し 見 学 を 通 して 電 気 について 親 子 で 考 える 機 会 として 企 画 した TEPCO 新 エネルギーパーク を 見 学 した 他 コンバインドサ イクル 方 式 の 富 津 火 力 発 電 所 を 見 学 したり ソーラーサーキ ットでソーラーカートを 試 乗 したりした アンケートの 結 果 発 電 の 仕 組 みを 理 解 するのは 難 しい が 目 で 見 ることで 苦 労 や 努 力 技 術 の 向 上 等 感 じることがで きた や 家 でエネルギーをつくる 仕 掛 けがつくれたらいいな と 思 った といった 声 が 得 られた 平 成 21 年 度 新 エネ 省 エネ 施 設 見 学 会 実 施 日 : 平 成 21 年 7 月 25 日 ( 土 ) 見 学 先 : 東 京 ガス ワンダーシップ 環 境 エネルギー 館 参 加 人 数 :62 人 内 容 :ワンダーシップ 環 境 エネルギー 館 では 3 つの 班 に 分 かれて スタッフの 方 から 説 明 を 受 けながら 見 学 と 自 由 見 学 の 2 つの 時 間 を 設 けた アンケートの 結 果 省 エネにつ いて 実 際 に 体 験 して 学 習 できたところが 良 かった 聞 くだけでなく 体 験 できるところが 良 かった 親 子 で 一 緒 に 勉 強 ができて 遠 足 気 分 が 味 わえた といっ た 感 想 をいただいた 平 成 22 年 度 実 施 日 :8 月 20 日 ( 金 ) 見 学 先 : 東 京 電 力 株 式 会 社 神 流 川 発 電 所

参 加 人 数 :67 人 内 容 : 地 下 500m にある 世 界 最 大 級 の 揚 水 式 発 電 所 の 神 流 川 発 電 所 を 見 学 した バス 内 では 環 境 に 関 するクイズを 上 映 したり 子 ども 向 けの クイズを 実 施 した 参 加 者 からは 地 球 は 絶 滅 の 危 機 におかれていることが 分 かった 自 分 の 知 らないところで 地 球 温 暖 化 になっている ので 気 をつけた い 普 段 何 も 考 え ず 買 っていた 電 気 の 源 の 施 設 見 学 ができ 電 気 などの エネルギーを 意 識 して 使 おうと 思 っ た などの 声 が 得 られた 平 成 23 年 度 震 災 のため 中 止 運 営 委 員 会 と 事 業 を 統 合 平 成 24 年 度 運 営 委 員 会 事 業 として 親 子 施 設 見 学 会 を 実 施 した ウ.バイオマス 燃 料 活 用 事 業 平 成 19 20 年 度 は バイオマス 燃 料 に 関 する 事 例 収 集 を 行 って 基 礎 資 料 を 作 成 し ホームページへ 掲 載 した 平 成 21 22 年 度 には BDF に 関 するさ いたまコープの 事 例 を 紹 介 する 他 さいたま 市 内 のバイオガソリン 販 売 施 設 に ついてホームページへ 掲 載 した ペレットに 関 する 情 報 収 集 も 行 い 協 議 会 メ ンバー 向 けの 勉 強 会 や 見 学 会 の 開 催 を 検 討 した また 平 成 20 23 24 年 度 には バイオマスに 関 する 施 設 見 学 会 や 勉 強 会 を 実 施 した 内 容 については 以 下 のとおりです 平 成 20 年 度 バイオマス 施 設 見 学 会 実 施 日 : 平 成 21 年 1 月 22 日 ( 木 ) 視 察 先 : 川 口 トラック 協 同 組 合 さいたま 市 公 園 緑 地 協 会 内 容 : 新 エネルギーとして 活 用 が 期 待 されている BDF(Bio Diesel

Fuel) と 剪 定 枝 を 利 用 した 堆 肥 について WG メンバーの 知 識 を 深 め 今 後 の 活 用 について 話 し 合 うことができるよう 先 進 事 例 となる 施 設 見 学 を 行 いました 平 成 23 年 度 バイオマスに 関 する 講 演 会 実 施 日 : 平 成 24 年 2 月 24 日 ( 金 ) 内 容 : バイオマスの 現 況 と 課 題 として バイオマスと 地 球 温 暖 化 対 策 国 内 外 のバイオマス 活 用 事 例 都 市 部 におけるバイオマ ス 活 用 方 法 等 について 社 団 法 人 日 本 有 機 資 源 協 会 の 今 井 伸 治 氏 に 講 演 いただいた 平 成 24 年 度 スターリングエンジン 視 察 実 施 日 : 平 成 24 年 8 月 29 日 ( 水 ) 視 察 先 : 瀬 音 の 湯 ( 東 京 都 あきる 野 市 ) 内 容 :さいたま 市 で 出 る 剪 定 枝 の 活 用 を 模 索 するため あきる 野 市 の 瀬 音 の 湯 に 設 置 されている 木 質 バイオマスを 燃 料 とするス ターリングエンジンの 視 察 を 行 った (4) 運 営 委 員 会 の 設 立 と 活 動 運 営 委 員 会 は WG の 運 営 を 円 滑 に 行 うとともに 各 WG 間 の 情 報 交 換 各 事 業 の 調 整 連 携 及 び 共 同 事 業 実 施 を 行 うため 平 成 21 年 度 に 設 置 の 検 討 を 行 い 平 成 22 年 度 に 設 立 しました 構 成 メンバーは 各 WG の 代 表 者 事 業 担 当 者 などで 構 成 され 活 動 実 績 は 以 下 のとおりである ア. 施 設 見 学 会 の 実 施 平 成 22 年 度 都 留 市 エコハウス 見 学 会 開 催 日 : 平 成 23 年 1 月 19 日 ( 水 ) 見 学 先 : 家 中 川 小 水 力 市 民 発 電 所 元 気 くん 1 号 元 気 くん 2 号 都 留 市 エコハウス 参 加 者 数 :13 名 内 容 : 家 庭 の 省 エネ をテーマに 家 庭 からのエネルギー 消 費 量 を 減 ら すための 様 々な 設 備 や 取 組 を 見 学 した 参 加 者 からは エコハウスの 様 々なアイデアが 面 白 かった

とても 勉 強 になりました 家 族 にも 参 加 してもらいたかった などの 感 想 が 寄 せられました イ. 地 域 協 議 会 5 周 年 設 立 記 念 事 業 の 実 施 平 成 24 年 度 フォーラム 創 エネ 省 エネへのくらし 方 提 案!! 開 催 日 : 平 成 24 年 6 月 23 日 ( 土 ) 参 加 者 数 :50 名 内 容 : 身 近 に 取 り 組 めるエネルギーの 自 給 と 新 しいライフスタイルを 考 える 内 容 でフォーラムを 企 画 しました まず スウェーデン 人 で One Planet Café の 取 締 役 で あるペオ エクベリ 氏 による 環 境 先 進 国 スウェーデンの 例 を 基 に した 講 演 会 を 行 いました その 後 市 内 事 業 者 による 事 例 発 表 としてエコドライブを 講 習 項 目 に 取 り 入 れているファインモータースクールと 超 断 熱 高 気 密 リフォー ムや 自 然 エネルギーを 最 大 限 取 り 入 れた 家 づくりを 提 案 されてい る 株 式 会 社 OKUTA にお 話 をいただいた アンケートの 結 果 スウェーデンの 取 組 みが 参 考 になった 面 白 い 内 容 でもっとじっくり 聞 きたいと 思 った 両 社 とも 努 力 されていると 感 激 私 たちは 消 費 者 としてこんなメーカーさん を 支 える 義 務 があると 思 いました といった 意 見 が 得 られた 親 子 施 設 見 学 会 開 催 日 : 平 成 24 年 8 月 22 日 ( 水 ) 見 学 先 :かわさきエコ 暮 らし 未 来 館 東 京 ガス ワンダーシップエネルギー 館 参 加 者 数 :45 名 内 容 :かわさきエコ 暮 らし 未 来 館 では 2 つの 班 に 分 かれ 隣 接 するメガ ワットソーラーと 学 習 施 設 について 説 明 を 受 けながら 見 学 した ワンダーシップ 環 境 エネルギー 館 では 施 設 の 概 要 と 実 施 してい るプログラムについて 説 明 を 受 けた 後 は 自 由 見 学 とし 体 験 型 の 展 示 やワークショップ 等 に 各 々で 参 加 した 後 日 提 出 いただいたアンケートでは 子 どもたちがこまめに 電 気 を 消 してくれるようになった 家 庭 で 消 費 するエネルギー や 地 球 温 暖 化 について 家 族 で 話 し 合 う 機 会 になった などの 声 が あった

4.さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 推 進 計 画 に 基 づく 温 室 効 果 ガス 排 出 量 推 移 さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 では 地 域 推 進 計 画 に 基 づき 平 成 18 年 度 から 市 域 の 温 室 効 果 ガス 排 出 の 抑 制 等 に 関 する 様 々な 取 組 を 行 ってきま した 地 域 推 進 計 画 では 2012( 平 成 24) 年 度 における 市 民 1 人 当 たりの 温 室 効 果 ガス 排 出 量 を 基 準 年 度 ある 1990( 平 成 2) 年 度 比 で 6% 以 上 削 減 すること を 目 指 しております そこで さいたま 市 における 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 状 況 について 検 討 してみ ます 平 成 24 年 度 における 最 新 のデータは 平 成 22 年 度 でありますが 基 準 年 度 比 で 温 室 効 果 ガス 総 排 出 量 で 23.7% 増 1 人 当 たりの 温 室 効 果 ガス 排 出 量 では 1.1% 増 となっております さいたま 市 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 推 移 温 室 効 果 ガスの 中 でも 98%を 占 める 二 酸 化 炭 素 における 部 門 別 の 排 出 量 の 分

析 では 運 輸 部 門 が 一 番 多 く 28.1% 次 いで 民 生 家 庭 部 門 の 27.0% 民 生 業 務 部 門 の 24.6% 産 業 部 門 の 16.5%と 続 きます さいたま 市 の 特 徴 は 全 国 と 比 較 すると 埼 玉 県 と 同 様 運 輸 部 門 の 割 合 が 多 い 特 徴 があります また 産 業 部 門 が 国 や 県 と 比 較 すると 割 合 が 少 ないなど 第 三 次 産 業 が 盛 んで 人 口 も 多 い 都 市 型 の 排 出 形 態 を 示 しております さいたま 市 部 門 別 二 酸 化 炭 素 排 出 量 の 割 合 全 国 部 門 別 二 酸 化 炭 素 排 出 量 の 割 合 埼 玉 県 部 門 別 二 酸 化 炭 素 排 出 量 の 割 合 また 部 門 別 の 増 減 を 見 てみると 産 業 部 門 では 基 準 年 度 からの 増 加 が 最 も 少 ない 反 面 民 生 家 庭 部 門 及 び 民 生 業 務 部 門 は 増 加 が 著 しく 特 に 民 生 家 庭 部 門 では 約 57%も 増 加 しています

平 成 2 年 度 を 100 とした 場 合 のさいたま 市 エネルギー 種 別 二 酸 化 炭 素 排 出 量 の 推 移 各 部 門 の 特 徴 では 産 業 部 門 は 従 前 から 自 主 的 にエネルギーの 利 用 の 効 率 化 に 努 めていることやそれぞれの 業 界 団 体 での 自 主 行 動 計 画 等 により 温 室 効 果 ガスの 排 出 抑 制 対 策 を 計 画 的 に 行 ってきた 経 緯 があり また エネルギー 使 用 量 が 多 い 工 場 や 事 業 所 については 省 エネ 法 などによりエネルギー 管 理 が 義 務 付 けられていることなどから 温 室 効 果 ガス 排 出 量 抑 制 のための 対 策 が 進 んでい ると 思 われます また 運 輸 部 門 については 旅 客 自 動 車 の 車 両 数 が 増 加 しているが 貨 物 自 動 車 が 減 少 していること また 次 世 代 自 動 車 や 低 燃 費 車 の 普 及 により 燃 費 が 向 上 していることなどもあり 基 準 年 度 よりは 温 室 効 果 ガスが 増 加 しておりますが 年 々 緩 やかな 減 少 傾 向 を 示 しております ただし 全 体 に 占 める 運 輸 部 門 の 排 出 量 は 一 番 多 いため 今 後 も 対 策 を 行 う 必 要 があります 一 方 民 生 業 務 部 門 や 民 生 家 庭 部 門 では 第 三 次 産 業 従 事 者 や 人 口 世 帯 数 などの 増 加 もあり 基 準 年 度 比 で 約 1.5 倍 もお 温 室 効 果 ガス 排 出 量 が 増 加 してい ることから 今 後 重 点 的 に 対 策 を 行 う 必 要 があると 考 えられます

5.さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 の 活 動 を 振 り 返 って さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 協 議 会 では 地 域 推 進 計 画 に 基 づき 市 民 事 業 者 及 び 市 等 の 協 働 の 下 に さいたま 市 域 の 温 室 効 果 ガス 排 出 の 抑 制 等 に 関 し 必 要 となるべき 措 置 について 協 議 し 具 体 的 に 対 策 を 実 践 することにより 地 域 における 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 を 図 ることを 目 的 に 組 織 され 地 域 推 進 計 画 におけるさいたま 市 域 の 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 削 減 目 標 である 1990( 平 成 2) 年 度 比 で 市 民 1 人 当 たりの 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の6% 以 上 の 削 減 を 目 指 し 取 り 組 んでまいりました 市 域 の 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 算 出 については 2 年 遅 れとなるため 計 画 の 最 終 年 度 である 平 成 24 年 度 の 温 室 効 果 ガス 排 出 量 はまだ 算 出 されてはおりません が 最 新 年 度 である 平 成 22 年 度 における 部 門 別 の 二 酸 化 炭 素 排 出 量 をみると 産 業 部 門 を 除 いた 全 ての 部 門 で 基 準 年 度 よりも 増 加 しております このため 1 人 当 たりの 温 室 効 果 ガス 排 出 量 でも 基 準 年 度 比 の 1.1% 増 となっております 平 成 23 年 度 以 降 東 日 本 大 震 災 とその 後 の 電 力 供 給 不 足 による 全 国 的 な 節 電 の 取 組 の 影 響 で 電 力 をはじめとするエネルギー 使 用 量 は 減 少 すると 想 定 されま すが 火 力 発 電 の 増 加 による 電 力 の 二 酸 化 炭 素 排 出 係 数 が 上 がることからも 現 状 のままでは 温 室 効 果 ガス 排 出 量 削 減 の 目 標 達 成 が 難 しい 状 況 であり これは 特 に 民 生 ( 業 務 家 庭 ) 部 門 が 大 幅 に 増 加 していることも 主 な 要 因 と 考 えられ ます 地 域 協 議 会 では 今 後 とも 市 が 新 たに 策 定 した さいたま 市 地 球 温 暖 化 対 策 実 行 計 画 ( 区 域 施 策 編 ) に 基 づき 特 に 増 加 の 激 しい 民 生 ( 業 務 家 庭 ) 部 門 及 び 部 門 別 の 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 割 合 が 一 番 高 い 運 輸 部 門 への 対 策 が 重 要 であると 考 えており 引 き 続 きさいたま 市 域 の 温 室 効 果 ガス 排 出 量 削 減 に 向 け て 更 なる 活 動 を 行 ってまいりたいと 考 えております