2015 年 度 調 査 データで 見 る 内 定 者 フォロー キャリアリサーチ 2014 年 9 月 発 行 景 気 回 復 で 企 業 の 採 用 意 欲 は 拡 大 し モニター 学 生 の 内 定 率 は 79.3%(7 月 1 日 現 在 )と 前 年 同 期 より 3.3 ポイント 上 昇 した 倫 理 憲 章 で 定 められた 正 式 内 定 日 である 10 月 1 日 を 控 え 学 生 から 社 会 人 へスムーズに 移 行 できるよう 入 社 前 教 育 等 の 準 備 を 行 っている 企 業 も 多 いことだろう そこ で 内 定 者 フォロー に 関 連 する 調 査 データをもとに 企 業 側 の 取 り 組 みや 内 定 者 フォロー に 対 する 学 生 の 意 見 等 をまとめた 調 査 概 要 企 業 調 査 新 卒 採 用 に 関 する 企 業 調 査 2013 年 12 月 調 査 2014 年 2 月 調 査 調 査 時 期 2013 年 11 月 28 日 ~ 12 月 6 日 2014 年 2 月 17 日 ~ 26 日 回 答 社 数 全 国 の 主 要 企 業 1,158 社 全 国 の 主 要 企 業 1,006 社 学 生 調 査 日 経 就 職 ナビ 学 生 モニター 調 査 調 査 対 象 日 経 就 職 ナビ2014 就 職 活 動 モニター 日 経 就 職 ナビ2015 就 職 活 動 モニター 調 査 時 期 2013 年 10 月 1 日 ~7 日 2014 年 2 月 14 日 ~3 月 3 日 2014 年 6 月 1 日 ~4 日 1,235 人 1,077 人 1,290 人 回 答 人 数 ( 747 人 488 人 ) ( 男 子 655 人 422 人 ) ( 753 人 537 人 ) 調 査 方 法 : インターネット 調 査 法 調 査 機 関 : 株 式 会 社 ディスコ キャリアリサーチ [1] 内 定 者 フォローの 内 容 / 学 生 調 査 2014 年 度 のモニター 学 生 が 内 定 後 に 就 職 決 定 企 業 から 受 けたフォローやアプローチで 最 も 多 いの は 懇 親 会 の 83.5%で 僅 差 で 内 定 式 83.1%が 続 く 電 話 やメールによる 定 期 連 絡 は 約 半 数 社 内 報 送 付 内 定 者 向 けサイト(SNS 等 ) 社 内 や 施 設 などの 見 学 会 も 4 割 前 後 にのぼる 現 行 のスケジュールでは 内 定 から 入 社 まで 1 年 近 く 内 定 者 へのフォローを 実 施 する 企 業 も 少 なく ない 企 業 と 内 定 者 あるいは 内 定 者 同 士 の 交 流 を 促 し 親 睦 を 深 め 内 定 者 をつなぎとめようとい う 企 業 の 思 惑 がうかがえる 就 職 決 定 企 業 からの 内 定 後 のフォローやアプローチの 内 容 懇 親 会 内 定 式 54.0 電 話 やメールによる 定 期 連 絡 56.5 50.1 41.8 社 内 報 送 付 39.9 44.6 4 内 定 者 向 けサイト(SNS 等 ) 39.4 41.0 38.2 社 内 や 施 設 などの 見 学 会 39.0 36.9 1.5 家 族 への 説 明 会 会 社 見 学 会 1.6 1.4 83.5 85.2 81.0 83.1 83.0 83.2 2014 年 度 日 経 就 職 ナビ 学 生 モニター 調 査 (2014 年 2 月 ) 2 4 6 8 10 1
次 に 企 業 から 課 された 課 題 や 研 修 の 内 容 について 尋 ねた 最 も 多 いのは 通 信 教 育 (e-learning 含 む) 55.1%で 1 位 となった 遠 方 の 学 生 からは 卒 論 で 忙 しい 時 期 に 本 社 へ 出 向 くのは 負 担 だっ た という 声 も 多 く 自 分 の 都 合 に 合 わせて 取 り 組 める 教 材 は 一 定 の 支 持 を 得 ている 時 間 やコスト の 面 でメリットが 大 きい 点 も 企 業 にとっては 魅 力 のひとつだろう 内 定 先 でのアルバイト インタ ーンシップ といった OJT に 近 い 内 容 は 2 割 弱 あった 就 職 決 定 企 業 から 内 定 後 に 出 された 課 題 や 研 修 の 内 容 通 信 教 育 (e-learning 含 む) 33.1 集 合 型 の 入 社 前 研 修 36.6 27.1 31.9 近 況 報 告 などレポートの 提 出 32.2 31.4 25.8 課 題 図 書 などの 感 想 文 の 提 出 26.0 25.6 17.3 内 定 先 でのアルバイト インターンシップ 21.1 10.5 4.6 通 学 型 の 入 社 前 研 修 5.9 2.3 55.1 53.5 57.8 2014 年 度 日 経 就 職 ナビ 学 生 モニター 調 査 (2014 年 2 月 ) 2 4 6 内 定 者 フォローに 対 する 意 見 / 学 生 調 査 内 々 定 が 早 く 選 考 途 中 で 多 くの 企 業 を 辞 退 してしまったため 一 時 は 少 し 後 悔 していたが 内 定 後 のフォローが グラフ 入 る 手 厚 かったのでその 思 いもなくなり 非 常 に 満 足 だった 日 経 新 聞 のレポートは 毎 日 新 聞 を 読 むという 習 慣 づけにつながったのでよかったと 思 う 通 信 教 育 で 専 門 の 勉 強 ができたのは 非 常 に 良 かったです < 女 子 > 英 会 話 学 校 での 英 語 研 修 は 非 常 に 役 に 立 った TOEIC スコアが 600 点 台 後 半 から 800 点 台 へと 上 昇 した 私 は 内 定 を 頂 いた 二 つの 企 業 のうち 事 前 の 資 格 取 得 などを 推 奨 し またフォローもしてくれる 企 業 に 入 社 しま した 入 社 前 にある 程 度 資 格 を 取 れることは 自 信 にもつながりますし とくに 女 性 としては 若 いうちにどれだ け 多 く 吸 収 し たとえ 産 休 などを 取 得 しても 仕 事 に 戻 ってこられるような 基 盤 を 作 ることがプラスになるのでは ないかと 考 えたためです < 女 子 > 課 題 に 対 するフィードバックが 少 ないので 自 分 の 進 度 に 不 安 がある 定 期 的 に 確 認 をしてほしい 内 定 者 同 士 が 自 発 的 に 交 流 できるよう 配 慮 していただいて ありがたかったです < 女 子 > 内 定 式 がない 旨 はあらかじめ 伝 えておいてほしかった 内 々 定 通 知 も 電 話 一 本 だったので 内 定 通 知 書 が 送 られ てくるまで 本 当 に 内 定 が 決 まったのかどうか 不 安 だった あまり 多 くの 課 題 は 出 されず 論 文 研 究 を 進 めることが 力 の 向 上 と 考 えてくださったことが ありがたかった < 女 子 > 学 生 のときにしかできないことをやりなさいとのことで 課 題 は 一 切 なかった 2
[2] 内 定 後 のフォローや 課 題 に 負 担 を 感 じるか/ 学 生 調 査 就 職 決 定 企 業 からの 内 定 後 のフォローや 課 題 について かなり 負 担 に 感 じた と やや 負 担 に 感 じ た を 合 わせると 22.9%で 2 割 強 となった 文 理 別 に 見 ると 卒 業 研 究 や 修 士 論 文 等 で 多 忙 な のほうが 負 担 に 感 じる 学 生 がやや 多 かった 就 職 決 定 企 業 からの 内 定 後 のフォローや 課 題 についての 負 担 感 かなり 負 担 に 感 じた やや 負 担 に 感 じた 負 担 はなかった 4.9 18.0 77.1 4.4 16.1 79.5 5.7 20.9 73.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2014 年 度 日 経 就 職 ナビ 学 生 モニター 調 査 (2014 年 2 月 ) 負 担 に 感 じていると 回 答 した 学 生 に 負 担 に 感 じた 内 容 を 自 由 記 述 で 尋 ねた 難 関 の 資 格 試 験 を 突 然 3 つも 受 けろと 言 われた 大 量 の 課 題 が 出 され 勉 強 に 支 障 が 出 た など 課 題 自 体 のレベルや 分 量 に 対 する 意 見 が 多 い また スケジュール 調 整 に 関 する 不 満 も 多 く 卒 論 やアルバイトと 重 なっ て 大 変 せめて 早 めに 予 定 を 教 えてほしい 時 期 をずらしてほしい といった 意 見 が 目 立 った また 入 社 後 の 評 価 に 影 響 すると 思 うと 緊 張 する といった 心 理 的 なプレッシャーを 訴 える 声 も 散 見 された 内 定 者 フォローで 負 担 に 感 じたこと/ 学 生 調 査 それまで 全 く 縁 のなかった 難 関 の 資 格 試 験 を 突 然 3 つも 受 けろと 言 われたこと 毎 月 1 回 本 社 に 赴 いて 約 3 時 間 程 度 の 勉 強 会 がある 移 動 と 勉 強 会 で 貴 重 な 土 曜 日 が 一 日 つぶれる さらに 毎 回 レポートの 提 出 が 求 められる 卒 業 研 究 に 追 われていたときのレポート 執 筆 は 負 担 に 感 じた 地 理 的 に 本 社 が 遠 いため 地 方 組 は 卒 論 で 忙 しい 時 期 は 大 変 だった < 女 子 > わたしは 薬 学 部 に 通 っているため 薬 剤 師 国 家 試 験 の 勉 強 に 追 われるなか 大 量 の 課 題 を 出 され 勉 強 に 支 障 が 出 た 学 部 修 士 など 多 様 な 学 生 がいるので イベントや 課 題 研 修 などの 内 容 や 時 期 は 配 慮 してほしい 資 格 学 校 代 を 負 担 してくれるのはありがたいのだが 出 欠 確 認 があり 出 席 の 圧 を 無 言 のうちにかけられている のが 嫌 だった 個 人 の 裁 量 に 任 せてほしかった 30 日 以 上 のインターンが 強 制 だった 断 りにくかった < 女 子 > 20 日 間 の 研 修 があり 擬 似 プロジェクトを 行 った 週 5 日 4 週 のところ 無 理 を 言 って 週 4 日 5 週 にしても らい なんとか 大 学 のゼミには 参 加 できたが そのほかの 授 業 は 5 週 間 休 んだ 特 に 修 士 論 文 で 忙 しくなる 12 月 1 月 に マナー 講 座 などの 通 信 教 育 が 非 常 に 手 間 だった 3 月 でも 可 能 なも のは 時 期 をずらしてほしい 取 得 必 須 の 資 格 があり 落 ちると 受 験 料 を 自 己 負 担 しなければいけなかったこと 3
[3] 入 社 までの 目 標 と 内 定 者 研 修 / 学 生 調 査 入 社 までに こうなりたい こんなスキルを 身 に 付 けたい といった 目 標 設 定 に 文 理 差 はなく 半 数 弱 が 何 らかの 目 標 設 定 をしている 目 標 設 定 をしていると 回 答 した 学 生 に 具 体 的 な 目 標 を 自 由 記 述 で 尋 ねた ITや 金 融 など 専 門 分 野 の 資 格 取 得 や PCやマナーなど ビジネススキルの 向 上 を 挙 げる 学 生 が 多 い 英 語 など 語 学 力 の 向 上 という 意 見 が 目 立 った また 心 身 の 鍛 錬 やコミュニケーション 力 の 向 上 など 人 間 的 な 成 長 を 挙 げる 学 生 も 散 見 された 入 社 後 にすぐに 役 立 つスキルを 身 に 付 けたい という 真 面 目 な 学 生 が 多 く 旅 行 や 趣 味 など 仕 事 に 直 結 しない 目 標 はあまり 見 られなかった 入 社 までの 目 標 設 定 の 有 無 目 標 設 定 をしている 特 にしていない 46.0 45.5 46.9 54.0 54.5 53.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% また 内 定 期 間 中 の 研 修 等 について 考 えを 尋 ねたところ 基 本 的 に 賛 成 32.8% どちらかとい えば 賛 成 40.9%を 合 わせると 73.7%にのぼり 賛 意 を 唱 える 学 生 が 多 数 派 となった 語 学 の 学 習 や 資 格 取 得 といった 自 己 啓 発 に 対 し 企 業 側 のサポートを 望 む 積 極 的 な 学 生 は 少 なくない 希 望 者 がい れば 企 業 側 から 何 らかの 学 習 支 援 があってもよいだろう 内 定 期 間 中 に 研 修 や 課 題 が 出 ることへの 考 え 基 本 的 に 賛 成 どちらかといえば 賛 成 どちらかといえば 反 対 基 本 的 に 反 対 32.8 40.9 18.5 7.9 34.3 41.2 17.2 7.2 30.4 40.3 20.4 8.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 入 社 までの 目 標 / 学 生 調 査 英 会 話 のスキルアップと 新 聞 の 購 読 による 一 般 常 識 の 獲 得 TOIEC の 点 数 を 900 点 以 上 取 得 することと 日 常 会 話 以 上 の 英 会 話 ができるようになること 入 社 後 輸 出 入 部 で 働 くためには 欠 かせないスキルだと 思 うので < 女 子 > 入 社 までに 必 要 最 低 限 の IT 知 識 ( 基 本 情 報 処 理 技 術 者 試 験 レベル)を 身 につけたい またワードやエクセルの 基 本 操 作 便 利 な 機 能 といった 基 礎 IT スキルも 身 につけておきたいと 考 えている コミュニケーション 能 力 を 高 めたい どんな 状 況 も 乗 り 越 えるメンタルの 強 さを 身 につける ハードなことがあっても 大 丈 夫 なように 体 力 をしっかりつける 美 術 館 やコンサートなど 本 物 を 見 る 力 を 養 いたいと 考 えている < 女 子 > 4
[4] 内 定 者 をフォローする 上 での 悩 み/ 企 業 調 査 キャリアリサーチ 次 に 企 業 側 の 意 見 を 紹 介 しよう 採 用 担 当 者 に 内 定 者 をフォローする 上 で 悩 んでいることにつ いて 尋 ねた 特 に 悩 みはない との 回 答 は 15.5%にとどまり 多 くの 企 業 は 内 定 者 のフォローに 何 ら かの 悩 みや 課 題 を 抱 えていることが 分 かった 最 も 多 いのは スタッフの 不 足 41.1%だ 現 行 のスケジュールでは 内 定 者 フォローと 次 年 度 の 採 用 活 動 を 平 行 して 実 施 せざるを 得 ない 企 業 が 多 いのだろう 内 定 者 ニーズの 把 握 学 業 との 兼 ね 合 い( 時 期 頻 度 ) は 学 生 からも 多 くの 意 見 が 寄 せられ ている 一 口 に 内 定 者 と 言 っても 学 部 修 士 等 により ニーズや 学 業 の 繫 閑 が 異 なる ため 内 定 者 全 員 を 満 足 させるのは 至 難 の 業 だ せめて 早 目 にスケジュールや 課 題 の 内 容 を 告 知 する などの 気 遣 いが 必 要 だろう 内 定 者 をフォローする 上 での 悩 み スタッフの 不 足 内 定 者 のニーズの 把 握 29.6 メニューのマンネリ 化 26.6 学 業 との 兼 ね 合 い( 時 期 頻 度 など) 24.9 社 内 調 整 24.0 メニューの 選 択 作 成 23.0 効 果 測 定 22.3 コストがかさむ 17.5 学 習 レベルの 設 定 9.3 その 他 0.7 特 に 悩 みはない 15.5 41.1 1 2 3 4 5 新 卒 採 用 に 関 する 企 業 調 査 2014 年 2 月 調 査 [5] 内 定 者 向 け 研 修 や 内 定 者 フォロー 導 入 時 に 意 識 すること/ 企 業 調 査 内 定 者 向 け 研 修 や 内 定 者 フォローを 導 入 する 際 に 意 識 することを 尋 ねた 最 も 多 いのは 入 社 意 欲 の 維 持 醸 成 76.3%で 以 下 学 生 から 社 会 人 への 意 識 変 革 68.0% 内 定 者 同 士 のコミュニケ ーションの 活 性 化 66.4%と 続 く 上 位 3 項 目 は 6 割 以 上 と 高 い 数 値 を 示 しているのに 対 し 4 位 以 下 は 1 割 前 後 と 極 端 な 差 が 見 られた 能 力 向 上 よりも 学 生 から 社 会 人 への 気 持 ちの 切 り 替 えや 内 定 者 同 士 の 懇 親 など 意 識 や 意 欲 への 働 き 掛 けに 主 眼 を 置 いている 様 子 がうかがえる 内 定 者 向 け 研 修 や 内 定 者 フォロー 導 入 時 に 意 識 すること 入 社 意 欲 の 維 持 醸 成 76.3 学 生 から 社 会 人 への 意 識 変 革 68.0 内 定 者 同 士 のコミュニケーションの 活 性 化 66.4 学 習 取 組 みが 継 続 できる 仕 組 みであること 14.9 資 格 取 得 専 門 知 識 技 能 の 習 得 13.6 費 用 対 効 果 が 高 いこと 11.2 日 常 業 務 に 必 要 なITリテラシーの 向 上 確 認 6.9 語 学 力 の 向 上 確 認 6.3 効 果 が 客 観 的 に 確 認 できること 5.5 その 他 1.8 新 卒 採 用 に 関 する 企 業 調 査 2013 年 12 月 調 査 2 4 6 8 5
[6] 内 定 辞 退 について/ 学 生 調 査 内 定 を 得 た 学 生 のうち 内 定 を 辞 退 したことがある 学 生 は 51.6%で の 半 数 以 上 内 定 を 辞 退 したことがある 学 生 に 対 して 辞 退 のタイミングを 聞 いたところ 内 定 承 諾 前 が 67.0% 内 定 承 諾 後 が 39.7%となった 承 諾 後 に 辞 退 した 理 由 を 尋 ねたところ 一 番 多 いのが より 志 望 度 の 高 い 企 業 から 内 定 が 出 た 89.9%で 2 位 以 下 を 大 きく 引 き 離 した 承 諾 の 前 後 は 関 係 なく 学 生 が 志 望 度 優 先 で 就 職 先 を 決 めて いることが 分 かる セミナーや 面 接 等 の 選 考 段 階 で 学 生 の 志 望 度 を 高 めておくことが 重 要 だろう 内 定 を 辞 退 したタイミング 内 定 承 諾 前 内 定 承 諾 後 39.7 41.7 36.6 67.0 64.3 71.3 2 4 6 8 内 定 承 諾 後 に 辞 退 した 理 由 より 志 望 度 の 高 い 企 業 から 内 定 が 出 た その 企 業 のマイナス 面 に 気 付 いた 12.8 12.9 12.7 他 の 内 定 者 と 雰 囲 気 が 合 わなかった 10.6 12.2 7.6 その 企 業 への 就 職 を 親 ( 家 族 )に 反 対 された 6.4 7.9 3.8 公 務 員 試 験 や 資 格 試 験 に 合 格 した 5.0 4.3 6.3 就 職 ではなく 進 学 をすることにした( 進 路 変 更 ) 0.9 2.5 家 庭 の 事 情 でやむなく その 他 1.8 2.2 1.3 89.9 88.5 92.4 2 4 6 8 10 内 定 者 フォローで 苦 労 して 取 り 組 んでいる 施 策 / 企 業 調 査 推 奨 資 格 をいくつか 提 示 し 費 用 を 支 援 している 取 り 組 みは 任 意 だが グループ 編 成 をしており 内 定 者 向 けのSNSサイトなども 提 供 しているので 誰 かがチャレンジするとほかの 学 生 もやり 始 める 横 並 び 意 識 を 利 用 して 資 格 取 得 を 促 進 している 受 験 率 はけっこう 高 い < 情 報 処 理 ソフトウエア ゲームソフト/1,000 人 以 上 > 内 定 者 に 対 して 採 用 選 考 での 評 価 点 と 課 題 を 話 し 今 後 の 期 待 を 伝 えるようにしている < 精 密 機 器 医 療 用 機 器 /300~999 人 > 自 己 紹 介 シートを 作 成 してもらい 入 社 前 に 全 員 に 配 付 している < 素 材 化 学 /1,000 人 以 上 > 6
[7] 就 職 先 を 決 める 際 に 誰 の 影 響 を 受 けるか/ 学 生 調 査 キャリアリサーチ 就 職 先 を 決 める 際 に 影 響 を 受 けた 人 物 を 尋 ねた 最 も 多 かったのは 人 事 採 用 担 当 者 49.4% で 文 理 共 に 1 位 となった( は 父 親 と 同 率 1 位 ) 2 位 以 下 は 父 親 43.5% 母 親 40.8% 友 人 知 人 39.4%と 続 く そのほか 一 般 社 員 26.4%や リクルーター 19.6%など 会 社 関 連 の 人 物 が 上 位 にあがった 学 生 は 身 近 な 人 物 に 相 談 しつつも その 会 社 で 働 く 社 員 をじっくりと 見 極 め 就 職 先 を 決 めている と 言 えるだろう 人 事 担 当 者 のアプローチいかんで 学 生 の 決 断 が 変 わることもありそうだ 就 職 先 決 定 という 人 生 の 一 大 事 に 人 事 担 当 者 の 影 響 力 の 高 さがうかがえる 人 事 採 用 担 当 者 就 職 先 決 定 にあたって 影 響 を 受 けた 人 父 親 母 親 友 人 知 人 一 般 社 員 ( 人 事 リクルーター 以 外 の 社 員 ) ゼミ 研 究 室 の 先 輩 リクルーター クラブ サークルの 先 輩 ゼミ 研 究 室 の 指 導 教 官 身 近 な 社 会 人 (アルバイト 先 の 社 員 など) 就 職 課 キャリアセンターの 職 員 (ジョブサポーターなど) 兄 弟 姉 妹 企 業 経 営 者 その 他 1.0 0.6 1.4 26.4 26.6 26.2 2 12.5 28.3 19.6 25.1 17.4 19.9 16.6 12.8 20.8 13.2 14.1 12.2 8.5 8.0 9.0 5.2 5.1 5.4 43.5 37.3 40.8 44.9 36.2 39.4 41.7 36.9 49.4 49.0 49.8 49.0 2 4 6 2015 年 度 日 経 就 職 ナビ 学 生 モニター 調 査 (2014 年 6 月 ) 内 定 者 フォローで 苦 労 して 取 り 組 んでいる 施 策 / 企 業 調 査 課 題 提 出 後 のコメントや 近 況 報 告 書 での 質 問 事 項 の 回 答 は 丁 寧 に 一 人 ずつ 行 っている < 商 社 ( 専 門 )/300~999 人 > 社 内 の 技 術 部 門 を 中 心 に 技 術 発 表 会 を 年 1 回 行 っています その 発 表 会 に 内 定 者 を 参 加 させています < 建 設 住 宅 不 動 産 /300~999 人 > 7