輸 入 食 品 の 安 全 確 保 及 び 残 留 農 薬 等 のポジティブリスト 制 度 の 導 入 についての 意 見 交 換 会 ( 鹿 児 島 市 ) 事 前 質 問 意 見 一 覧 1 輸 入 野 菜 の 安 全 対 策 と 情 報 公 開 輸 入 食 品 の 安 全 性 確 保 に 当 たっては 効 果 的 効 率 的 重 点 的 に 監 視 を 行 うため 毎 年 度 国 民 の 意 見 を 聴 いて 策 定 する 輸 入 食 品 監 視 指 導 計 画 に 基 づき 実 施 していま 具 体 的 には 輸 出 国 輸 入 時 国 内 の3 段 階 で 必 要 な 対 策 を 取 ることとしており こうした 内 容 は 厚 生 労 働 省 のホーム ページなどでも 公 表 していま 2 アメリカ 輸 入 の 牛 肉 は 本 当 に 安 心 できる のか 米 国 産 牛 肉 の 安 全 確 保 については 日 米 間 で 合 意 した 対 日 輸 出 プログラムの 遵 守 が 必 要 でこのプログラムは 輸 出 国 である 米 国 政 府 の 責 任 で 遵 守 されるもので 厚 生 労 働 省 及 び 農 林 水 産 省 においては 米 国 における 対 日 輸 出 プログラムが 確 実 に 機 能 しているかを 確 認 するた め 担 当 官 を 派 遣 し 査 察 を 行 うとともに 検 疫 所 における 水 際 での 検 査 体 制 の 強 化 等 の 措 置 を 講 じていたところで しかしながら 1 月 20 日 に 輸 入 時 の 検 査 でせき 柱 を 含 む 子 牛 肉 が 確 認 されたことから 以 降 のすべての 米 国 産 牛 肉 の 輸 入 手 続 きを 停 止 することとしました 米 国 に 対 しては 徹 底 した 原 因 究 明 と 再 発 防 止 策 に 関 する 報 告 を 求 めていましたが 先 般 その 報 告 書 の 提 示 があっ たところで 現 在 報 告 書 の 内 容 について 精 査 しており その 結 果 を 踏 まえて 今 後 の 対 応 を 検 討 することとしていま 3 4 5 6 中 国 の 土 じょうは 大 丈 夫 なのか ご 質 問 の 趣 旨 が 不 明 ですが 中 国 における 農 産 食 品 の 重 金 属 汚 染 報 道 については 輸 入 時 検 査 において 基 準 が 設 定 されている 農 産 物 について 重 金 属 に 係 る 検 査 を 強 化 して 行 うとともに 中 国 政 府 に 対 し 事 実 関 係 の 確 認 を 行 うとともに 安 全 対 策 の 強 化 について 要 請 を 行 っていま 食 肉 の 生 産 と 畜 加 工 までに 係 るポジ ティブリスト 制 度 の 対 応 について ポストハーベスト( 収 穫 後 散 布 農 薬 )に 対 するポジティブリスト 制 度 導 入 後 残 留 基 準 などの 規 制 はどうなるのか 認 可 されている 物 でも 使 用 方 法 によって は 基 準 値 を 超 える 可 能 性 はあるか? ポジティブリスト 制 度 は 加 工 食 品 を 含 む 全 ての 食 品 が 規 制 の 対 象 であり 食 肉 や 食 肉 を 原 料 とした 加 工 品 もその 対 象 になりま 本 制 度 は の 方 に 検 査 を 義 務 づけるも のではありません 食 品 中 に 残 留 する 農 薬 や 動 物 医 薬 品 等 の 管 理 については 従 来 と 同 様 原 材 料 の 生 産 段 階 に おける 適 正 使 用 動 物 用 医 薬 品 であれば 休 薬 期 間 の 遵 守 が 重 要 で ポストハーベスト 農 薬 の 取 り 扱 いについては ポジティブリ スト 制 度 の 施 行 前 後 において 特 に 現 在 の 規 制 体 系 が 変 更 されることはありません 本 年 5 月 29 日 に 施 行 されますポジティブリスト 制 度 の 導 入 に 当 たっては 関 連 する 国 内 法 との 整 合 を 十 分 に 図 った 上 で 残 留 基 準 値 の 検 討 を 行 っておりましたがって 国 内 で 生 産 される 農 畜 水 産 物 については 農 薬 取 締 法 飼 料 安 全 法 又 は 薬 事 法 で 定 められた 使 用 基 準 に 従 って 農 薬 動 物 用 医 薬 品 又 は 飼 料 添 加 物 が 使 用 される 限 りは これ らの 残 留 基 準 値 を 超 えるようなことはないものと 考 えていま 1 / 6
7 8 9 10 11 12 畜 水 産 物 に 関 する 質 問 で 動 物 用 医 薬 品 について 薬 事 法 や 獣 医 師 法 飼 料 添 加 物 について 飼 料 安 全 法 による 規 制 が 行 われていまそれらが 遵 守 されてい れば ポジティブリストに 示 された 基 準 を 超 える 農 薬 等 の 残 留 はないと 考 えてよろ しいのですか それとも そのことは 検 査 を 行 って 判 明 する 事 柄 なのですか ある いはまた 畜 水 産 物 の 生 産 現 場 におい て 上 記 の 法 規 及 び 食 品 衛 生 法 以 外 で ポジティブリスト 制 の 基 準 を 満 たすために 係 わる 法 規 には 何 がありますか 国 際 的 な 規 範 規 準 の 設 定 と 衛 生 管 理 の 限 界 国 内 で 使 用 禁 止 の 農 薬 でも 残 留 基 準 値 以 下 であれば 輸 入 できるのか CIPC=クロルプロファム( 芽 止 め 剤 )のば れいしょ 基 準 値 はなぜ50.00ppmと 高 い のか 輸 入 品 の 乾 燥 野 菜 について ポジティブ リスト 制 度 導 入 後 残 留 農 薬 の 基 準 値 が 定 められないか そうでない 場 合 は 生 野 菜 の 基 準 値 より 水 分 調 整 した 値 を 基 準 値 と してよいのか ( 特 によもぎについて 詳 細 な 情 報 が 欲 しい ) このたび 施 行 させるポジティブリスト 制 度 の 違 反 等 に 関 する 罰 則 など 知 りたい 本 制 度 の 導 入 に 当 たっては 関 連 する 国 内 法 との 整 合 を 十 分 に 図 った 上 で 残 留 基 準 値 の 検 討 を 行 っておりまし たがって 国 内 で 生 産 される 畜 水 産 物 については 飼 料 安 全 法 又 は 薬 事 法 で 定 められた 使 用 の 基 準 に 従 って 動 物 用 医 薬 品 又 は 飼 料 添 加 物 が 使 用 される 限 りは これらの 残 留 基 準 値 を 超 えるようなことはないものと 考 えていま 国 際 機 関 であるFAO/WHO 合 同 食 品 規 格 委 員 会 (コー デックス 委 員 会 )において 国 際 食 品 規 格 (コーデックス 規 格 )の 作 成 等 が 行 われており 農 薬 動 物 用 医 薬 品 等 につ いても 残 留 基 準 等 が 設 定 されていまなお 食 品 の 衛 生 管 理 については 食 品 の 責 任 において 安 全 性 を 確 保 するよう 努 めて 下 さい 食 品 衛 生 法 は 食 品 中 の 農 薬 の 残 留 基 準 を 定 め その 基 準 を 超 えた 農 薬 を 含 有 する 食 品 の 流 通 等 を 規 制 するもので 国 内 外 における 農 薬 の 使 用 を 規 制 するものではありませ ん 食 品 衛 生 法 の 残 留 基 準 の 設 定 に 当 たっては 日 本 人 の 食 生 活 の 実 態 に 基 づき 一 生 涯 食 べ 続 けても 健 康 に 影 響 が ないレベルである 一 日 摂 取 許 容 量 (いわゆるADI)の 範 囲 内 で WTO 条 約 の1つであるSPS 協 定 に 基 づき 国 際 基 準 を 基 本 に 国 内 及 び 海 外 の 農 薬 使 用 実 態 を 考 慮 して 基 準 値 を 設 定 しているところでクロルプロファムはばれい しょについて 国 際 基 準 が 設 定 されていないため 米 国 の 基 準 を 基 に 基 準 を 設 定 したところですが 一 日 摂 取 許 容 量 の 範 囲 に 収 まるように 基 準 を 策 定 していま 乾 燥 野 菜 については 加 工 食 品 の 取 扱 いに 従 い 当 該 食 品 の 原 材 料 が 食 品 規 格 に 適 合 していれば 当 該 乾 燥 野 菜 に ついても 食 品 規 格 に 適 合 するものとして 取 り 扱 うこととして いま 水 分 含 量 については 原 材 料 の 基 準 への 適 合 性 を 判 断 する 目 安 とするための 参 考 として 取 り 扱 うこととしてい ま 残 留 基 準 値 を 超 える 農 薬 等 が 検 出 された 食 品 ( 加 工 食 品 を 含 む )の 販 売 等 は 食 品 衛 生 法 違 反 となり 当 該 食 品 の 販 売 等 を 行 った 者 は 必 要 に 応 じ 回 収 命 令 や 廃 棄 命 令 等 の 行 政 処 分 等 がなされることとなりま なお 食 品 衛 生 法 違 反 に 係 る 行 政 処 分 等 の 対 応 は 従 来 と 変 わらないものと 考 えていま 2 / 6
13 14 15 16 中 小 食 品 会 社 の 行 える 具 体 的 な 対 策 を 教 えていただきたい もし 何 らかの 原 因 に より 不 適 合 品 が 発 見 された 場 合 社 名 及 び 商 品 名 が 公 表 されるのか? ポジティブリスト 制 度 の 導 入 に 伴 い 製 造 業 者 は 納 品 先 から 安 全 性 の 証 明 を 求 め られ 必 然 と 検 査 分 析 に 基 づく 証 明 となる ことが 想 定 されるが 原 料 ロットが 複 数 の 場 合 は 都 度 検 査 を 要 し 多 大 な 費 用 と 時 間 を 費 やすこととなる 他 会 場 でのリスク コミュニケーションにおける 事 前 質 問 にお いて 安 全 性 の 検 証 については 信 頼 で きる との 取 引 をする との 提 示 があるが 生 産 履 歴 ( 投 薬 履 歴 ) 製 造 履 歴 で 納 品 先 が 納 得 ( 信 頼 )いただける かが 問 題 である 更 に 本 法 律 の 施 行 時 に おいては 信 頼 できる 生 産 者 輸 入 業 者 から 原 材 料 を 調 達 することとなるが ポジ ティブリストに 対 応 した 責 任 の 所 在 の 相 互 確 認 は 取 引 にかかる 重 要 な 事 項 であり 場 合 によっては 争 議 の 多 発 など 社 会 問 題 となることが 懸 念 されないか? ポジティブリスト 制 度 導 入 後 の 残 留 農 薬 検 査 は 現 行 の 検 査 と 変 わるのでしょう か? 酢 の 製 造 販 売 を 行 っておりますが 近 頃 メーカーより 我 が 社 の 使 用 している 米 の 残 留 農 薬 についての 問 い 合 わせが 多 く 寄 せられるようになりました 我 が 社 の 使 用 している 全 農 の 米 に 対 して 全 農 さん に 問 い 合 わせてもその 証 明 は 出 せないと のことでした 我 が 社 が 仕 入 れた 米 に 対 して 残 留 農 薬 等 の 検 査 を 行 うことはコスト 等 を 含 めて 無 理 でありますので どのよう な 対 処 を 行 えばいいのかわかりません ポジティブリスト 制 度 については 従 来 からの 農 薬 等 に 対 する 取 組 みと 同 様 信 頼 できる と 取 引 をする 使 用 される 可 能 性 のある 農 薬 等 の 種 類 や 方 法 違 反 事 例 の 有 無 などを 確 認 する 必 要 に 応 じ 残 留 状 況 について 分 析 する などの 取 組 みが 原 材 料 の 安 全 性 の 確 保 のために 必 要 にな ると 思 われま 違 反 が 発 見 された 場 合 については 違 反 した 者 ( 原 則 とし て 書 面 による 行 政 指 導 の 対 象 となる 者 を 含 み 違 反 が 軽 微 であって かつ 当 該 違 反 について 直 ちに 改 善 が 図 られた 者 を 除 く )の 名 称 対 象 食 品 対 象 施 設 等 を 随 時 公 表 する こととしていま ポジティブリスト 制 度 は 平 成 15 年 の 食 品 衛 生 法 の 改 正 に より 導 入 することが 決 められたもので 残 留 農 薬 等 ポジ ティブリスト 制 度 の 施 行 に 対 応 するにあたって 従 来 と 同 様 に 必 要 に 応 じ 販 売 する 食 品 の 原 材 料 について 農 薬 の 使 用 実 態 等 を 把 握 する 必 要 があると 考 えま 輸 入 時 における 輸 入 食 品 の 検 査 については ポジティブリ スト 制 度 の 導 入 を 踏 まえ 検 疫 所 におけるモニタリング 検 査 項 目 を 拡 大 することを 予 定 していま 国 内 に 流 通 する 食 品 については 各 都 道 府 県 等 が 食 品 の 施 設 の 設 置 状 況 等 を 勘 案 して 作 成 した 食 品 衛 生 監 視 指 導 計 画 に 基 づき 検 査 を 実 施 していま 分 析 だけで 農 薬 残 留 基 準 を 超 えていないことを 証 明 するた めには 多 額 の 分 析 費 用 がかかり 現 実 的 な 方 法 ではあり ません このため 産 地 では 1 適 正 に 農 薬 を 使 用 すると ともに 2 使 用 した 農 薬 の 種 類 使 用 状 況 の 記 帳 3 農 薬 の 使 用 状 況 に 応 じた 必 要 最 小 限 の 分 析 等 により 生 産 管 理 の 徹 底 を 図 っているところでこのように 適 切 な 生 産 管 理 に 取 り 組 んでいる 産 地 の 農 作 物 を 調 達 することにより 原 料 の 安 全 性 が 確 保 されるものと 考 えま 17 ポジティブリスト 制 度 導 入 により 残 留 検 査 等 の 自 主 検 査 は 変 わってくるか 3 / 6
18 19 20 加 工 食 品 ( 春 雨 )を 輸 入 販 売 していま 使 用 する 原 材 料 の 農 薬 使 用 状 況 が 完 全 に 把 握 できておりません 厚 生 労 働 省 で 行 う 予 定 の 加 工 食 品 についてのモニタリ ング 検 査 項 目 はどのようなものになるの でしょうか?ポジティブリストへの 対 応 方 法 についてどのように 考 えれば 良 いので しょうか ポジティブリスト 制 度 について 注 目 してお りま 制 度 の 内 容 については 少 なから ず 理 解 しているつもりですが 制 度 の 運 用 面 について どのように 対 応 していく か 苦 慮 していま 特 に 輸 入 品 に 対 する モニタリング 内 容 も 踏 まえ どのように 監 視 していくのか お 話 が 伺 えますと 幸 いで 動 物 残 農 薬 では 餌 のトレースの 範 囲 は 何 処 まで 行 われなければならないのか? 輸 入 加 工 食 材 に 使 用 されている 青 果 香 辛 料 のトレース 範 囲 は 何 処 までか? 厚 生 労 働 省 ではポジティブリスト 制 導 入 を 踏 まえ 輸 入 食 品 の 監 視 を 行 う 検 疫 所 において 検 査 機 器 の 増 設 食 品 衛 生 監 視 員 の 増 員 を 予 定 していままた 検 疫 所 で 行 う 輸 入 食 品 のモニタリング 検 査 項 目 を 拡 充 することを 予 定 して おり 現 在 検 査 項 目 等 について 検 討 を 行 っているところで また その 実 施 にあたっては 輸 出 国 における 農 薬 や 動 物 用 医 薬 品 の 残 留 基 準 等 を 踏 まえた 検 査 項 目 の 選 定 や 一 斉 分 析 法 の 活 用 などにより 効 果 的 効 率 的 な 検 査 の 実 施 に 努 めることとしていま ポジティブリスト 化 への 対 応 としては 使 用 された 農 薬 につ いて 残 留 を 確 認 することが 最 も 効 率 的 であると 考 えていま すが 不 明 な 場 合 は 使 用 が 認 められている 農 薬 や 残 留 基 準 が 設 定 されている 農 薬 についても 留 意 すべきであると 考 えていま 厚 生 労 働 省 で 把 握 している 諸 外 国 における 農 薬 等 の 残 留 基 準 等 の 情 報 については 国 立 医 薬 品 食 品 衛 生 研 究 所 のホームページ(http://www.nihs.go.jp/hse/foodinfo/chemical/pest/mrl-link.html)に 掲 載 しているので 参 照 ください 事 業 活 動 を 行 うに 当 たって 自 らが 食 品 の 安 全 性 の 確 保 を 行 うのに 十 分 な 情 報 の 収 集 が 必 要 と 考 えま 21 22 生 産 者 が 残 留 値 を 確 認 する 方 法 行 政 関 係 者 ポジティブリスト 制 導 入 に 際 して 各 府 省 自 治 体 食 品 業 界 とどのような 調 整 連 絡 を 行 ったか 16と 同 じ 本 制 度 の 導 入 に 当 たっては 平 成 15 年 5 月 の 食 品 衛 生 法 改 正 以 降 関 係 省 庁 と 連 携 して 検 討 を 行 ってきました また 検 討 の 段 階 でこれまで3 回 にわたり 国 民 に 対 し 素 案 を 公 表 し 意 見 募 集 を 行 ってきたところでさらに リスクコミュニ ケーション 事 業 において 全 国 8カ 所 で 意 見 交 換 会 の 開 催 を 実 施 していま(7カ 所 実 施 済 1カ 所 は3 月 に 実 施 予 定 ) 自 治 体 に 対 しても これまで 全 国 会 議 において 本 制 度 の 検 討 状 況 について 説 明 してきており 昨 年 12 月 には 担 当 者 の 方 に 対 する 本 制 度 の 説 明 会 本 年 1 月 には 分 析 担 当 者 の 方 に 対 する 試 験 法 の 説 明 会 を 開 催 したところで このほか 食 品 関 係 団 体 や 団 体 等 が 開 催 する 本 制 度 に 関 する 勉 強 会 やセミナー 等 に 積 極 的 に 参 加 し 本 制 度 の 周 知 に 努 めているところで 4 / 6
23 24 行 政 関 係 者 ポジティブリスト 制 は 生 産 段 階 ( 農 家 等 ) に 浸 透 しているのか ( 農 家 はきちんと 基 準 を 守 れるのか) 農 薬 の 自 然 分 解 ( 残 留 農 薬 度 合 ) 施 設 栽 培 (ビニールハウス)に 紫 外 線 カットフォ ルムを 使 用 されているケースが 見 受 けら れるが 通 常 ビニールと 比 較 して 農 薬 残 留 度 合 に 相 違 があるのかどうか 紫 外 線 量 による 自 然 分 解 度 のデータは 現 在 都 道 府 県 農 業 者 団 体 等 とともに 農 家 向 けのパ ンフレットの 作 成 配 布 講 習 会 の 開 催 等 により ポジティ ブリスト 制 度 の 周 知 ドリフト 防 止 など 農 薬 の 適 正 な 使 用 の 徹 底 を 図 っているところで これまで 紫 外 線 カットフィルムを 使 用 したハウス 内 にお いて 農 薬 使 用 基 準 を 遵 守 して 農 薬 を 使 用 してもなお 残 留 基 準 を 超 過 したという 事 例 は 承 知 していません 25 ポジティブリスト 制 により 農 薬 登 録 制 度 ( 使 用 者 責 任 )が 骨 抜 きにされることはな いか ポジティブリスト 制 度 が 施 行 されても 農 薬 取 締 法 は 変 わり ません 使 用 基 準 に 違 反 して 農 薬 を 使 用 すれば 罰 則 が 適 用 されま 26 27 28 29 ( 自 作 物 に 対 して) 飛 散 した 薬 剤 が 発 見 さ れるのではないか?その 時 の 対 処 方 法 自 作 物 に 対 して 飛 散 した 薬 剤 が 発 見 され るのではないか?そのときの 対 処 方 法 原 因 が 隣 地 からの 飛 散 であると 確 定 した 場 合 の 品 物 は 誰 の 責 任 で 処 理 するの か? 同 一 ハウス 内 で 異 なる 品 目 をつくる 場 合 ( 特 に 軟 弱 野 菜 )は 残 留 農 薬 の 処 理 はどうなるのか? 最 初 から 作 ってはいけ ないのか? 現 在 都 道 府 県 農 業 者 団 体 とともにドリフト 防 止 対 策 の 徹 底 を 図 っているところでまた 普 段 から 使 用 した 農 薬 の 種 類 使 用 状 況 の 記 帳 農 作 物 のロットの 分 別 管 理 など に 地 域 で 取 り 組 むとともに 原 因 が 飛 散 であった 場 合 に は 使 用 する 農 薬 や 散 布 に 用 いる 散 布 器 具 の 変 更 等 再 発 防 止 のための 対 策 を 検 討 することが 必 要 で 同 一 ハウス 内 で 異 なる 品 目 をつくる 場 合 には ドリフト 対 策 にも 限 界 がありまこの 場 合 は 粒 剤 の 使 用 や 共 通 し て 使 用 可 能 な 農 薬 を 使 用 することも 検 討 する 必 要 がありま また 現 在 都 道 府 県 農 業 者 団 体 とともにドリフト 防 止 対 策 の 徹 底 を 図 っているところで 食 品 衛 生 法 とJAS 法 との 融 合 食 品 衛 生 法 は 飲 食 に 起 因 する 衛 生 上 の 危 害 の 発 生 を 防 止 し もって 国 民 の 健 康 の 保 護 を 図 ることを 目 的 として また JAS 法 は の 品 質 に 関 する 適 正 な 表 示 を 行 わ せることによって 一 般 の 適 切 な 商 品 選 択 に 資 する ことを 目 的 としており 法 律 自 体 を 一 本 化 することは 適 切 で はありませんが 両 法 に 基 づく 食 品 の 表 示 基 準 が 整 合 性 の とれたものとなるよう 厚 生 労 働 省 及 び 農 林 水 産 省 が 共 同 で 食 品 の 表 示 に 関 する 共 同 会 議 を 設 置 し 食 品 衛 生 法 及 びJAS 法 における 表 示 事 項 についてご 議 論 をいただい ているところで 食 品 の 表 示 に 関 する 共 同 会 議 においては これまで に 期 限 表 示 の 用 語 の 統 一 アレルギー 物 質 を 含 む 食 品 に 関 する 表 示 加 工 食 品 の 原 料 原 産 地 表 示 等 について 幅 広 く 議 論 がなされており それを 踏 まえて 必 要 な 基 準 の 改 正 が 行 われてきていま 5 / 6
30 31 32 33 中 国 産 の 野 菜 で 減 農 薬 と 表 示 して 販 売 されている 商 品 がありました この 減 農 薬 とは 日 本 または 中 国 どちらの 基 準 か ら 減 らしているのかわかりませんでした 見 分 ける 方 法 などありましたら 教 えて 頂 き たいで 国 内 食 糧 自 給 率 の 確 保 について 是 非 現 在 の 取 組 など 知 りたい 外 国 より 輸 入 された 野 菜 果 物 が 多 く スーパーに 売 られていま 安 全 面 はど うなのかなと 思 いつつ 安 いとつい 手 が 出 てしまいま 行 政 機 関 で 安 全 をよく 確 か めて 下 さってはいると 思 うのですが 今 後 も 点 検 を 厳 しくしていただきたいと 思 うも ので 農 薬 や 化 学 肥 料 を 節 減 し または 使 用 せずに 栽 培 するな ど 特 別 な 方 法 で 栽 培 された 農 産 物 に 関 する 表 示 の 方 法 については 特 別 栽 培 農 産 物 に 係 る 表 示 ガイドライン に より 指 針 が 定 められていま 当 該 ガイドラインでは 減 農 薬 の 表 示 は 曖 昧 で 分 かりにくい 表 示 であることから 1 具 体 的 に 何 割 減 なのか 2 削 減 の 基 準 は 何 なのか( 当 地 比 等 ) 3 削 減 の 対 象 は 何 なのか( 使 用 回 数 等 )について 併 せて 記 載 することが 求 められていま 当 該 ガイドラインは 法 令 に 基 づいて 遵 守 義 務 を 課 すも のではなく これら 農 産 物 の 生 産 流 通 販 売 に 携 わる 人 たちが 生 産 や 表 示 のルールに 従 って 自 主 的 に 確 認 管 理 し 関 係 者 の 自 発 的 な 行 動 によって 守 られるもので 生 産 者 双 方 のニーズに 応 じて 制 定 されたという 趣 旨 を 踏 まえ 当 該 ガイドラインの 規 定 に 従 った 表 示 を 行 うこと が 望 ましいと 考 えていま. 食 料 自 給 率 向 上 のためには 農 業 の 構 造 改 革 を 進 め 消 費 者 や 実 需 者 のニーズに 応 じた 生 産 を 行 うことに 加 え 消 費 面 において 関 係 者 が 食 生 活 の 見 直 しなどに 積 極 的 に 取 り 組 むことが 不 可 欠 で このため 新 たな 基 本 計 画 の 下 消 費 面 では 日 本 型 食 生 活 の 推 進 に 向 けて 食 事 バランスガイド の 普 及 活 用 に 努 めるなど 分 かりやすく 実 践 的 な 食 育 を 進 めてい るところでまた 生 産 面 では 食 品 産 業 と 農 業 の 連 携 強 化 や 経 営 感 覚 に 優 れたやる 気 と 能 力 のある 担 い 手 の 育 成 確 保 を 図 ることにより 需 要 に 即 した 生 産 を 進 めてい るところで 今 後 食 料 自 給 率 向 上 協 議 会 において 策 定 した17 年 度 の 行 動 計 画 の 達 成 状 況 を 検 証 し 新 たな18 年 度 の 行 動 計 画 の 策 定 に 反 映 していくこととしており 工 程 管 理 を 適 切 に 実 施 することにより 自 給 率 向 上 の 取 組 が 迅 速 かつ 着 実 に 実 施 されるよう 関 係 者 と 一 体 となって 取 り 組 んでまいりま ご 意 見 をいただき ありがとうございま 自 然 を 大 事 にしよう 毎 日 飲 む 水 をきれ ご 意 見 をいただき ありがとうございま いな 山 から 流 れてくるように 水 と 緑 の 委 員 会 で 間 材 を 行 っていまエコーライフで 植 林 すそはらいを 行 っていま 川 の 水 が 山 の 恵 みをうけ 海 が 豊 かになり 魚 が 大 漁 となって 泳 ぐ 自 然 にしたいもので 農 地 も 化 学 肥 料 でなく 有 機 栽 培 ができるこ とが 望 ましいと 思 っていま 6 / 6