エ ネ ル ギ ー 課 目 ( 課 主 体 ) 揮 発 油 ( 国 ) 揮 発 油 地 方 揮 発 油 ( 国 ) 石 油 ガス ( 国 ) 軽 油 引 取 ( 都 道 府 県 ) 航 空 機 燃 料 ( 国 ) 石 油 石 炭 ( 国 ) 地 球 温 暖 化 対 策 の ための 課 の 特 例 課

資 料 3 エネルギー 課 及 び 車 体 課 のグリーン 化 に 関 する 状 況 等 目 次 1.エネルギー 課 関 連 2 2. 車 体 課 関 連 6

エ ネ ル ギ ー 課 目 ( 課 主 体 ) 揮 発 油 ( 国 ) 揮 発 油 地 方 揮 発 油 ( 国 ) 石 油 ガス ( 国 ) 軽 油 引 取 ( 都 道 府 県 ) 航 空 機 燃 料 ( 国 ) 石 油 石 炭 ( 国 ) 地 球 温 暖 化 対 策 の ための 課 の 特 例 課 対 象 率 製 造 場 から 移 出 し 又 は 保 地 域 から 引 き 取 るもの 自 動 車 用 石 油 ガス 充 てん 場 から 移 出 し 又 は 保 地 域 か ら 引 き 取 るもの 軽 油 特 約 業 者 又 は 元 売 業 者 からの 引 取 り で 当 該 引 取 りに 係 る 軽 油 の 現 実 の 納 入 を 伴 うもの 航 空 機 燃 料 航 空 機 に 積 み 込 まれるもの 原 油 石 油 製 品 ガス 状 炭 化 水 素 石 炭 採 取 場 から 移 出 し 又 は 保 地 域 から 引 き 取 るもの CO 2 排 出 量 に 応 じた 率 を 上 乗 せ H24.10から 施 行 3 年 半 かけて 率 を 段 階 的 に 引 き 上 げ 我 が 国 の 環 境 関 連 制 48.6 円 /l ( 本 則 :24.3 円 /l) 5.2 円 /l ( 本 則 :4.4 円 /l) 収 (H25 年 度 予 算 ) 25,660 億 円 一 般 財 源 2,745 億 円 一 般 財 源 ( 都 道 府 県 指 定 市 及 び 市 町 村 の 一 般 財 源 としての 全 額 譲 与 ) 17.5 円 /kg 220 億 円 一 般 財 源 ( 収 の1/2は 都 道 府 県 及 び 指 定 市 の 一 般 財 源 としての 譲 与 ) 32.1 円 /l ( 本 則 :15.0 円 /l) 18.0 円 /l H26.3までの 特 例 率 ( 本 則 :26.0 円 /l) 原 油 石 油 製 品 2,040 円 /kl LPG LNG 等 1,080 円 /t 石 炭 700 円 /t 原 油 石 油 製 品 760 円 /kl LPG LNG 等 780 円 /t 石 炭 670 円 /t 9,233 億 円 一 般 財 源 643 億 円 空 港 整 備 等 ( 収 の2/9は 空 港 関 係 市 町 村 及 び 空 港 関 係 都 道 府 県 の 空 港 対 策 費 として 譲 与 ) 6,500 億 円 - 使 燃 料 安 定 供 給 対 策 石 油 可 燃 性 天 然 ガス 及 び 石 炭 の 安 定 的 かつ 低 廉 な 供 給 の 確 保 を 図 るための 石 油 及 び 天 然 ガス 等 の 開 発 備 蓄 などの 措 置 エネルギー 需 給 構 造 高 度 化 対 策 内 外 の 経 済 的 社 会 的 環 境 に 応 じた 安 定 的 かつ 適 切 なエネルギーの 需 給 構 造 の 構 築 を 図 るための 省 エネルギー 新 エネルギー 対 策 等 の 措 置 及 びエネルギー 起 源 CO 2 排 出 抑 制 対 策 などの 措 置 途 電 源 開 発 促 進 ( 国 ) 販 売 電 気 一 般 電 気 事 業 者 が 販 売 するもの 375 円 /1000kwh 3,300 億 円 電 源 立 地 対 策 発 電 用 施 設 周 辺 地 域 整 備 法 の 規 定 に 基 づく 交 付 金 の 交 付 及 び 発 電 用 施 設 の 周 辺 の 地 域 における 安 全 対 策 のための 財 政 上 の 措 置 その 他 の 発 電 の 用 に 供 する 施 設 の 設 置 及 び 運 転 の 円 滑 化 に 資 するため の 財 政 上 の 措 置 電 源 利 用 対 策 発 電 用 施 設 の 利 用 の 促 進 及 び 安 全 の 確 保 並 びに 発 電 用 施 設 による 電 気 の 供 給 の 円 滑 化 を 図 るための 財 政 上 の 措 置 車 体 課 自 動 車 重 量 ( 国 ) 自 動 車 ( 都 道 府 県 ) 軽 自 動 車 ( 市 町 村 ) 自 動 車 自 動 車 検 査 証 の 交 付 等 を 受 ける 検 査 自 動 車 及 び 車 両 番 号 の 指 定 を 受 ける 届 出 軽 自 動 車 自 動 車 4 月 1 日 に 所 有 する 乗 用 車 トラック 等 軽 自 動 車 等 4 月 1 日 に 所 有 する 軽 自 動 車 原 動 機 付 自 転 車 等 [ 例 ] 乗 用 車 車 両 重 量 0.5t 1 年 につき 自 家 用 4,100 円 営 業 用 2,600 円 ( 本 則 :いずれも2,500 円 ) [ 例 ] 乗 用 車 自 家 用 総 排 気 量 1.5~2l 39,500 円 / 年 [ 例 ] 軽 乗 用 車 自 家 用 7.200 円 / 年 計 48,301 億 円 6,509 億 円 15,497 億 円 一 般 財 源 1,852 億 円 一 般 財 源 原 子 力 安 全 規 制 対 策 原 子 力 発 電 施 設 等 に 関 する 安 全 の 確 保 を 図 るための 措 置 ( 独 立 行 政 法 人 原 子 力 安 全 基 盤 機 構 に 対 する 交 付 金 の 交 付 を 含 む ) 一 般 財 源 ( 収 の407/1000は 市 町 村 の 一 般 財 源 として 譲 与 ) 収 の 一 部 を 公 害 健 康 被 害 の 補 償 費 用 として 交 付 自 動 車 取 得 ( 都 道 府 県 ) 自 動 車 取 得 する 自 動 車 自 家 用 取 得 価 額 の5% 営 業 用 軽 自 動 車 の3% ( 本 則 :いずれも3%) 1,900 億 円 一 般 財 源 計 25,758 億 円 1

1.エネルギー 課 関 連 地 球 温 暖 化 対 策 のための について 全 化 石 燃 料 に 対 してCO 2 排 出 量 に 応 じた 率 (289 円 /CO 2 トン)を 上 乗 せ 平 成 24 年 10 月 から 施 行 し 3 年 半 かけて 率 を 段 階 的 に 引 上 げ 収 は 我 が 国 の 温 室 効 果 ガスの9 割 を 占 めるエネルギー 起 源 CO 2 排 出 抑 制 施 策 に 充 当 CO 2 排 出 量 1トン 当 たりの 率 段 階 施 行 収 課 物 件 本 則 率 H24 年 10/1~ H26 年 4/1~ H28 年 4/1~ 原 油 石 油 製 品 [1kl 当 たり] ガス 状 炭 化 水 素 [1t 当 たり] 石 炭 [1t 当 たり] (2,040 円 ) (1,080 円 ) (700 円 ) +250 円 (2,290 円 ) +260 円 (1,340 円 ) +220 円 (920 円 ) +250 円 (2,540 円 ) +260 円 (2,800 円 ) +260 円 (1600 円 ) +260 円 (1,860 円 ) +220 円 (1,140 円 ) +230 円 (1,370 円 ) ( )は 石 油 石 炭 の 率 初 年 度 (H24 年 度 ) : 391 億 円 / 平 年 度 (H28 年 度 以 降 ) :2,623 億 円 再 生 可 能 エネルギー 大 幅 導 入 省 エネ 対 策 の 抜 本 強 化 等 に 活 用 2

ガソリン 電 力 価 格 に 係 る 地 球 温 暖 化 対 策 のための について ガソリン 価 格 電 力 価 格 160 140 120 100 80 60 40 20 0 ( 円 /L) ガソリン 地 球 温 暖 化 対 策 の ための 石 油 石 炭 ( 温 対 を 除 く) 消 費 揮 発 油 ( 当 分 の 間 率 ) 揮 発 油 ( 本 則 ) その 他 ( 原 価 人 件 費 等 ) 30 25 20 15 10 5 0 ( 円 /kwh) 電 力 地 球 温 暖 化 対 策 のための 石 油 石 炭 ( 温 対 を 除 く) 電 源 開 発 促 進 消 費 再 エネ 太 陽 光 発 電 促 進 賦 課 金 燃 料 費 調 整 単 価 その 他 ( 原 価 人 件 費 等 ) 目 等 額 ( 価 格 )( 円 /L) 地 球 温 暖 化 対 策 のための ( 1) 0.25 石 油 石 炭 ( 温 対 を 除 く) 2.04 消 費 7.63 揮 発 油 ( 当 分 の 間 率 ) 25.1 揮 発 油 ( 本 則 ) 28.7 その 他 ( 原 価 人 件 費 等 ) 96.46 合 計 価 格 ( 2) 160.2 (エネルギー 課 等 ) ( 電 気 料 金 賦 課 金 等 ) 目 賦 課 金 等 額 ( 価 格 )( 円 /kwh) 地 球 温 暖 化 対 策 のための ( 1) 0.04 石 油 石 炭 ( 温 対 を 除 く) 0.145 電 源 開 発 促 進 0.375 消 費 1.31 再 エネ 太 陽 光 発 電 促 進 賦 課 金 0.40 燃 料 費 調 整 単 価 1.98 その 他 ( 原 価 人 件 費 等 ) 23.28 合 計 価 格 ( 2) 27.60 ( 1) 平 成 25 年 8 月 時 点 の 率 (H26.4から0.50 円 H28.4から0.76 円 に 引 上 げ 予 定 ) ( 2) 資 源 エネルギー 庁 : 石 油 製 品 価 格 調 査 平 成 25 年 8 月 平 均 価 格 より ( 1) 平 成 25 年 8 月 時 点 の 率 (H26.4から0.07 円 H28.4から0.11 円 に 引 上 げ 予 定 ) ( 2) 東 京 電 力 ( 東 京 電 力 : 燃 料 費 調 整 のお 知 らせ ( 平 成 25 年 10 月 分 ) )より ( 平 均 モデル: 従 量 電 灯 B 30A 契 約 使 用 電 力 量 :290kWh 口 座 振 替 の 場 合 の 価 格 ) 3

電 力 ガス 会 社 の 地 球 温 暖 化 対 策 の 価 格 転 嫁 動 向 (1) 一 般 電 気 事 業 者 の 動 向 社 名 動 向 東 京 電 力 1 2012 年 9 月 1 日 より 一 般 家 庭 や 商 店 事 務 所 等 の 需 要 家 の 電 気 料 金 について 使 用 電 力 量 1kWh につき 平 均 で1.97 円 8.46% 引 上 げ この 新 料 金 には 地 球 温 暖 化 対 策 が 織 り 込 まれている 北 陸 電 力 2 2013 年 7 月 1 日 より 地 球 温 暖 化 対 策 の 増 影 響 分 を 電 気 料 金 に 反 映 させ 使 用 電 力 量 1kWh につき 0.04 円 引 上 げ 中 国 電 力 3 四 国 電 力 4 2013 年 4 月 1 日 実 施 の 新 料 金 に 地 球 温 暖 化 対 策 による 燃 料 価 格 の 上 昇 分 を 反 映 させ 使 用 電 力 量 1kWh につき 0.06 円 引 上 げ 2013 年 2 月 7 日 に 地 球 温 暖 化 対 策 の 上 乗 せの 方 針 が 示 されたが それ 以 降 地 球 温 暖 化 対 策 の 上 乗 せに 言 及 した 公 式 発 表 はない その 後 原 子 力 発 電 所 の 稼 働 停 止 等 による 燃 料 調 達 費 の 上 昇 等 に 伴 い 2013 年 9 月 1 日 に 平 均 7.80%の 値 上 げを 実 施 ( 注 1) 北 海 道 電 力 (2013 年 9 月 1 日 ) 東 北 電 力 (2013 年 7 月 1 日 ) 関 西 電 力 (2013 年 5 月 1 日 ) 及 び 九 州 電 力 (2013 年 5 月 1 日 )は 原 子 力 発 電 所 の 稼 働 停 止 等 に よる 燃 料 調 達 費 の 上 昇 等 に 伴 い 電 力 料 金 を 値 上 げしているものの 地 球 温 暖 化 対 策 の 価 格 転 嫁 について 言 及 はない 中 部 電 力 は 原 子 力 発 電 所 の 稼 働 停 止 等 による 燃 料 調 達 費 の 上 昇 等 に 伴 い 値 上 げを 検 討 中 ( 注 2) 沖 縄 県 で 発 電 の 用 に 供 される 天 然 ガス 又 は 石 炭 について 平 成 27 年 3 月 31 日 までの 間 に 保 地 域 から 引 き 取 られる 場 合 には 石 油 石 炭 ( 温 対 含 む) は 免 除 ( 出 典 ) 1 経 済 産 業 省 ニュースリリース(2012 年 7 月 25 日 ) 東 京 電 力 (http://www.tepco.co.jp/life/custom/faq/faq_05-j.html) 2 経 済 産 業 省 ニュースリリース(2013 年 4 月 23 日 ) 北 陸 電 力 (http://www.rikuden.co.jp/press/attach/13042301.pdf) 3 経 済 産 業 省 ニュースリリース(2013 年 1 月 31 日 ) 中 国 電 力 (http://www.energia.co.jp/press/12/p130131-2.html) 4 経 済 産 業 省 ニュースリリース(2013 年 8 月 6 日 ) 四 国 新 聞 ( http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20130208000118) 4

電 力 ガス 会 社 の 地 球 温 暖 化 対 策 の 価 格 転 嫁 動 向 (2) 一 般 ガス 事 業 者 の 動 向 東 京 ガス 1 社 名 動 向 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 東 京 地 区 等 鴻 巣 中 南 部 地 区 では0.21 円 /m3 群 馬 地 区 群 馬 南 地 区 では 0.18 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 2013 年 1 月 1 日 以 降 の 検 針 分 から 適 用 大 阪 ガス 2 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.21 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 実 施 日 は2012 年 12 月 1 日 東 邦 ガス 3 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.22 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 2013 年 2 月 検 針 分 から 適 用 西 部 ガス 4 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.21 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 実 施 日 は2012 年 12 月 1 日 静 岡 ガス 5 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.21 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 実 施 日 は2012 年 11 月 1 日 広 島 ガス 6 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.22 円 /m3( 込 )の 値 上 げ( 広 島 呉 尾 道 地 区 ) 実 施 日 は2013 年 1 月 1 日 北 海 道 ガス 7 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.18~0.19 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 2013 年 1 月 より 上 乗 せ 北 陸 ガス 8 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.21 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 実 施 日 は2012 年 11 月 3 日 四 国 ガス 9 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.21 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 2013 年 4 月 1 日 以 降 の 検 針 分 から 適 用 中 部 ガス 10 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.22 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 2013 年 2 月 検 針 分 から 適 用 山 口 合 同 ガス 11 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.231 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 実 施 日 は2012 年 12 月 1 日 日 本 ガス( 液 化 天 然 ガス 及 び 液 化 石 油 ガス) 12 地 球 温 暖 化 対 策 の 導 入 に 伴 うガス 料 金 の 改 定 0.2291 円 /m3( 込 ) 引 上 げ 2013 年 1 月 検 針 分 から 適 用 ( 注 ) 一 般 ガス 事 業 者 については 上 記 の 他 にも 多 くで 地 球 温 暖 化 対 策 に 伴 う 価 格 変 更 が 実 施 されている ( 出 典 ) 1 経 済 産 業 省 ニュースリリース(2012 年 10 月 30 日 ) 東 京 ガス(http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20121030-02.html) 2 経 済 産 業 省 ニュースリリース(2012 年 10 月 22 日 ) 大 阪 ガス(http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2012/1199292_5712.html) 3 経 済 産 業 省 ニュースリリース(2012 年 10 月 30 日 ) 東 邦 ガス(http://gasmo.tohogas.co.jp/mailmagazine/vol41_20120410.html) 4 資 源 エネルギー 庁 ニュースリリース(2012 年 10 月 26 日 ) 西 部 ガス(http://www.saibugas.co.jp/info/kouhou/htmls/nr766.htm) 5 関 東 経 済 産 業 局 ニュースリリース(2012 年 10 月 5 日 ) 静 岡 ガス(http://www.shizuokagas.co.jp/information/news/2012/0907.html) 6 広 島 ガス(http://www.hiroshima-gas.co.jp/com/w_new/release/2012/ryokin1121a.htm) 7 北 海 道 ガス(https://www.hokkaido-gas.co.jp/news/20121122_1518.html) 8 関 東 経 済 産 業 局 ニュースリリース(2012 年 10 月 5 日 ) 北 陸 ガス(http://www.hokurikugas.co.jp/pdf/company/press/h24/20120921ryoukinkaitei.pdf) 9 四 国 経 済 産 業 局 ニュースリリース(2013 年 1 月 18 日 ) 四 国 ガス(http://www.shikoku-gas.co.jp/company/press/116.html) 10 中 部 経 済 産 業 局 ニュースリリース(2012 年 12 月 3 日 ) 中 部 ガス(http://www.chubugas.co.jp/pressrelease/121120/index.html) 11 山 口 合 同 ガス(http://www.yamago-gas.co.jp/ryokin/ryokin-suraido-2412.html) 12 日 本 ガス(http://www.nihongas.co.jp/img_customer/ryokinkaitei_sekisekizei_201211.pdf) 5

2. 車 体 課 関 連 車 体 課 のグリーン 化 ( 平 成 24 年 度 制 改 正 ) 自 動 車 重 量 の 見 直 し (エコカー 減 適 用 期 限 )~H27.4.30 自 動 車 取 得 におけるエコカー 減 ( 適 用 期 限 )~H27.3.31 燃 費 等 の 環 境 性 能 に 関 する 一 定 の 基 準 を 満 たしている 自 動 車 には 本 則 率 を 適 用 それ 以 外 の 自 動 車 に 適 用 される 当 分 の 間 率 について 13 年 超 の 自 動 車 を 除 き 引 下 げ エコカー 減 について 燃 費 基 準 等 の 切 り 替 えを 行 うとともに 特 に 環 境 性 能 に 優 れた 自 動 車 に 対 する 軽 減 措 置 を 拡 充 した 上 で 3 年 延 長 自 家 用 乗 用 車 の 場 合 の 率 (0.5t 年 あたり) 6,300 円 5,000 円 4,100 円 2,500 円 次 世 代 自 動 車 ( 1) 及 び 2015 年 度 燃 費 基 準 等 達 成 車 次 世 代 自 動 車 及 び 2015 年 度 燃 費 基 準 +20% 等 2015 年 度 燃 費 基 準 +10% 等 2015 年 度 燃 費 基 準 達 成 等 車 検 1 回 目 (~3 年 ) 当 分 の 間 率 本 則 率 2015 年 度 燃 費 基 準 等 未 達 成 車 車 検 2 回 目 (~5 年 ) 車 検 3 回 目 (~7 年 ) 経 年 車 (13 年 超 ) 車 検 4 回 目 以 降 免 50% 軽 減 本 則 本 則 75% 軽 減 本 則 本 則 本 則 50% 軽 減 本 則 本 則 本 則 経 年 車 (18 年 超 ) 1 電 気 自 動 車 燃 料 電 池 車 プラグインハイブリッド 自 動 車 クリーンディーゼル 乗 用 車 天 然 ガス 自 動 車 (ポスト 新 長 期 規 制 からNOx10% 低 減 ) ハイブリッド 自 動 車 (2015 年 度 燃 費 基 準 +20% 超 過 達 成 のものに 限 る) 2 車 検 証 の 交 付 等 の 時 点 において 一 定 の 燃 費 基 準 等 ( 現 時 点 では2015 年 度 基 準 : 自 動 車 の 燃 費 基 準 等 の 切 り 替 えに 応 じ 変 更 )を 満 たしている 車 については 本 則 率 を 適 用 2 最 新 の 燃 費 基 準 への 切 り 替 え 等 を 行 うとともに 環 境 性 能 に 極 めて 優 れた 自 動 車 の 負 担 軽 減 に 重 点 化 し 3 年 延 長 自 動 車 におけるグリーン 化 特 例 収 中 立 を 前 提 としつつ 軽 課 における 燃 費 基 準 の 最 新 基 準 への 切 り 替 え 等 を 行 った 上 で 2 年 延 長 軽 課 対 象 車 内 容 電 気 自 動 車 燃 料 電 池 車 プラグインハイブリッド 車 天 然 ガス 車 (ポスト 新 長 期 規 制 からNOx10% 低 減 ) かつ2015 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 かつ2015 年 度 燃 費 基 準 +10% 達 成 かつ2015 年 度 燃 費 基 準 達 成 重 課 率 を 概 ね 50% 軽 減 率 を 概 ね 25% 軽 減 対 象 車 内 容 新 車 新 規 登 録 から11 年 を 超 えているディーゼル 車 区 分 軽 減 率 電 気 自 動 車 燃 料 電 池 車 プラグインハイブリッド 車 天 然 ガ ス 車 (ポスト 新 長 期 規 制 からNOx10% 低 減 ) クリーンディーゼ ル 乗 用 車 (ポスト 新 長 期 規 制 適 合 ) ハイブリッド 車 ( かつ2015 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 に 限 る ) ガソリン 車 のうち かつ2015 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 ガソリン 車 ハイブリッド 車 かつ2015 年 度 燃 費 基 準 +10% 達 成 かつ2015 年 度 燃 費 基 準 達 成 3 : 2005 年 度 排 出 ガス 基 準 75% 低 減 達 成 4 ポスト 新 長 期 規 制 : ディーゼル 車 等 において 2009 年 以 降 に 適 用 される 排 出 ガス 規 制 新 車 新 規 登 録 から13 年 を 超 えているガソリン 車 ( 又 はLPG 車 ) 5 率 の 軽 減 は 2012 年 度 及 び2013 年 度 の 新 車 新 規 登 録 の 翌 年 度 1 年 間 非 課 75% 軽 減 50% 軽 減 ( 適 用 期 限 )~H26.3.31 率 より 概 ね10% 重 課 ( 毎 年 ) 6

車 体 課 に 関 連 する 決 定 等 平 成 25 年 度 制 改 正 大 綱 ( 平 成 25 年 1 月 24 日 自 由 民 主 党 公 明 党 )( 抄 ) 第 一 平 成 25 年 度 制 改 正 の 基 本 的 考 え 方 2 社 会 保 障 一 体 改 革 の 着 実 な 実 施 (3) 消 費 引 上 げに 伴 う 対 応 2 車 体 課 の 見 直 し 自 動 車 取 得 及 び 自 動 車 重 量 については 制 抜 本 改 革 法 第 7 条 第 1 号 カにおいて 国 及 び 地 方 を 通 じた 関 連 制 の 在 り 方 の 見 直 しを 行 い 安 定 的 な 財 源 を 確 保 した 上 で 地 方 財 政 にも 配 慮 しつつ 簡 素 化 負 担 の 軽 減 グリーン 化 を 図 る 観 点 から 見 直 しを 行 うこととされている イ 自 動 車 取 得 については 安 定 的 な 財 源 を 確 保 して 地 方 財 政 への 影 響 に 対 する 適 切 な 補 てん 措 置 を 講 じることを 前 提 に 地 方 団 体 の 意 見 を 踏 まえながら 以 下 の 方 向 で 抜 本 的 な 改 革 を 行 うこととし 平 成 26 年 度 制 改 正 で 具 体 的 な 結 論 を 得 る (イ) 自 動 車 取 得 は 二 段 階 で 引 き 下 げ 消 費 10%の 時 点 で 廃 止 する 消 費 8%の 段 階 では エコカー 減 の 拡 充 などグリーン 化 を 強 化 する 必 要 な 財 源 は 別 途 措 置 する (ロ) 消 費 10% 段 階 で 自 動 車 において 自 動 車 取 得 のグリーン 化 機 能 を 踏 まえつつ 一 層 のグリーン 化 の 維 持 強 化 及 び 安 定 的 な 財 源 確 保 の 観 点 から 地 域 の 自 主 性 自 立 性 を 高 めつつ 環 境 性 能 等 に 応 じた 課 を 実 施 する こととし 他 に 確 保 した 安 定 的 な 財 源 と 合 わせて 地 方 財 政 へは 影 響 を 及 ぼさない ロ 自 動 車 重 量 については 以 下 の 方 向 で 見 直 しを 行 うこととし 平 成 26 年 度 制 改 正 で 具 体 的 な 結 論 を 得 る (イ)エコカー 減 制 度 の 基 本 構 造 を 恒 久 化 する 消 費 8% 段 階 では 財 源 を 確 保 して 一 層 のグリーン 化 等 の 観 点 か ら 燃 費 性 能 等 に 応 じて 軽 減 する 等 の 措 置 を 講 ずる 今 後 グリーン 化 機 能 の 維 持 強 化 及 び 安 定 的 な 財 源 確 保 の 観 点 から 環 境 性 能 に 応 じた 課 を 検 討 する (ロ) 自 動 車 重 量 については 車 両 重 量 等 に 応 じて 課 されており 道 路 損 壊 等 と 密 接 に 関 連 している 今 後 道 路 等 の 維 持 管 理 更 新 や 防 災 減 災 等 の 推 進 に 多 額 の 財 源 が 必 要 となる 中 で 原 因 者 負 担 受 益 者 負 担 としての 性 格 を 明 確 化 するため その 収 について 道 路 の 維 持 管 理 更 新 等 のための 財 源 として 位 置 づけ 自 動 車 ユーザーに 還 元 されるものであることを 明 らかにする 方 向 で 見 直 しを 行 う その 際 その 収 の 一 部 が 公 害 健 康 被 害 補 償 の 財 源 として 活 用 されていることにも 留 意 する 7

車 体 課 の 額 と 走 行 距 離 当 たりCO 2 排 出 量 の 関 係 自 動 車 重 量 自 動 車 取 得 自 動 車 について 走 行 距 離 当 たりCO 2 排 出 量 との 関 係 を 見 ると いずれもCO 2 排 出 量 の 増 加 に 伴 い 額 も 高 くなる 傾 向 (CO 2 比 例 的 ) 額 ( 単 年 ) 千 円 / 台 自 動 車 重 量 35 30 25 20 15 10 5 0 0 100 200 300 400 500 走 行 距 離 当 たりCO 2 排 出 量 gco 2 /km 自 動 車 重 量 (エコカー) 自 動 車 重 量 ( 非 エコカー) 自 動 車 重 量 (エコカー: 減 なし) 額 ( 単 年 ) 千 円 / 台 700 600 500 400 300 200 100 0 自 動 車 取 得 0 100 200 300 400 500 走 行 距 離 当 たりCO 2 排 出 量 gco 2 /km 自 動 車 取 得 (エコカー) 自 動 車 取 得 ( 非 エコカー) 自 動 車 取 得 (エコカー: 減 なし) 100 自 動 車 2,500 3 合 計 額 ( 単 年 ) 千 円 / 台 80 60 40 20 0 0 100 200 300 400 500 走 行 距 離 当 たりCO 2 排 出 量 gco 2 /km 自 動 車 (エコカー) 自 動 車 ( 非 エコカー) 自 動 車 (エコカー: 減 なし) 額 ( 全 期 間 ) 千 円 / 台 2,000 1,500 1,000 500 0 0 100 200 300 400 500 走 行 距 離 当 たりCO 2 排 出 量 gco 2 /km 3 合 計 (エコカー) 3 合 計 ( 非 エコカー) 3 合 計 (エコカー: 減 なし) ( 注 1) エコカー とは 自 動 車 取 得 および 自 動 車 重 量 のエコカー 減 自 動 車 のグリーン 化 特 例 の 対 象 車 種 を 表 し 非 エコカー はこれらの 減 措 置 の 対 象 以 外 の 車 種 を 示 している 参 考 までに エコカー の 性 能 を 有 しており 減 措 置 を 考 慮 していない 場 合 を エコカー: 減 なし として 記 載 ( 注 2) 単 年 とは 初 年 度 分 の 収 ( 自 動 車 重 量 のエコカー 減 は 初 回 の1/3 相 当 と 仮 定 ) 全 期 間 とは 当 該 自 動 車 の 生 涯 にかけての 収 総 額 を 意 味 する ( 注 3) 2010 年 に 販 売 された 乗 用 車 ( 小 型 普 通 )について 自 動 車 諸 元 表 ( 自 動 車 技 術 会 )に 記 載 された 複 数 の 型 式 の 緒 元 ( 排 気 量 重 量 燃 費 等 )の 平 均 値 および 国 産 車 価 格 一 覧 表 ( 自 動 車 市 場 情 報 社 )に 記 載 された 複 数 の 型 式 の 車 両 価 格 の 平 均 値 を その 車 種 の 代 表 値 として 採 用 8

制 変 更 に 伴 う 非 エコカー 選 択 のインセンティブ 増 加 仮 に 自 動 車 取 得 を 単 純 に 引 き 下 げ 廃 止 した 場 合 エコカー 減 対 象 車 の 負 担 が 高 まることか ら 現 行 制 度 と 比 べて より 環 境 性 能 が 劣 る 自 動 車 ( 非 エコカー)を 選 択 するインセンティブが 高 くなる 取 得 消 費 負 担 額 現 在 ( 消 費 5% 取 得 5%) 2014 年 4 月 ( 消 費 8% 取 得 2%) 2015 年 10 月 ( 消 費 10% 取 得 0%) 減 額 取 得 消 費 エコカー 減 額 の 縮 小 5% 消 費 8% エコカー 減 額 の 縮 小 消 費 10% エコカー エコカー エコカー 非 エコカー ( 非 課 車 )(75% 減 車 )(50% 減 車 )( 減 対 象 外 ) エコカー エコカー エコカー 非 エコカー ( 非 課 車 )(75% 減 車 )(50% 減 車 )( 減 対 象 外 ) エコカー エコカー エコカー 非 エコカー ( 非 課 車 )(75% 減 車 )(50% 減 車 )( 減 対 象 外 ) エコカー 非 エコカー エコカー 非 エコカー エコカー 非 エコカー 新 車 の 構 成 45% 10% 25% 20% 負 担 増 負 担 不 変 負 担 増 負 担 不 変 28% 7% 37% 28% 20% 5% 41% 34% 非 エコカー 選 択 のインセンティブ 非 エコカー 選 択 のインセンティブ 現 行 からのエコカー 減 縮 小 分 ( 万 円 ) 非 課 車 75% 減 車 50% 減 車 減 対 象 外 2014 年 4 月 ~ 5.4 4.1 2.7 0.0 2015 年 10 月 ~ 9.0 6.8 4.5 0.0 現 行 からの 消 費 増 分 ( 万 円 ) 全 ての 車 2014 年 4 月 ~ 5.4 2015 年 10 月 ~ 9.0 ( 注 ) 同 じ 重 量 クラス 排 気 量 クラス 車 両 価 格 ( 抜 )200 万 円 の 車 の 場 合 なお 取 得 の 課 標 準 基 準 額 を 車 両 価 格 の90% 店 頭 販 売 価 格 を 車 両 価 格 の90%と 想 定 9

自 動 車 取 得 を 引 き 下 げ 廃 止 した 場 合 の 環 境 影 響 ( 試 算 ) エコカー 減 が 適 用 されている 現 行 の 自 動 車 取 得 を 引 き 下 げ 廃 止 した 場 合 より 環 境 性 能 に 劣 る 自 動 車 ( 非 エコカー)へのシフトにより CO2 排 出 量 の 増 加 が 見 込 まれる < 自 動 車 取 得 引 き 下 げ 廃 止 による 新 車 販 売 構 成 の 変 化 > 取 得 5% ( 現 在 ) 取 得 2% (2014 年 4 月 ) 取 得 廃 止 (2015 年 10 月 ) 非 課 車 非 課 車 非 課 車 75% 減 車 75% 減 車 75% 減 車 50% 減 車 50% 減 車 50% 減 車 減 対 象 外 減 対 象 外 減 対 象 外 エコカー 減 のインセンティブが 弱 まることに 伴 う より 燃 費 性 能 の 低 い 自 動 車 へシフト 自 動 車 取 得 引 き 下 げ 廃 止 により CO 2 排 出 量 が 増 加 時 点 CO 2 増 加 量 2014 年 ( 消 費 8% 取 得 2%)( 注 1) 年 間 約 40 万 トン 2016 年 ( 消 費 10% 取 得 0%)( 注 2) 年 間 約 150 万 トン 2020 年 ( 消 費 10% 取 得 0%)( 注 3) 年 間 約 390 万 トン * 乗 用 車 の 総 CO 2 排 出 量 (2011 年 度 )の 約 3% 太 陽 光 発 電 による 削 減 効 果 (2012 年 度 )に 相 当 ( 注 1) 2014 年 4 月 に 消 費 は8%に 引 き 上 げられ 自 動 車 取 得 は2%へ 引 き 下 げられる( 軽 自 動 車 については 廃 止 される) 場 合 において 2014 年 度 (1 年 間 )の 乗 用 車 の 新 車 販 売 構 成 の 変 化 ( 注 4)によるCO 2 排 出 量 の 増 加 分 を 自 動 車 取 得 が 現 行 の5%( 軽 自 動 車 については3% 以 下 同 じ)のまま 存 続 された 場 合 との 比 較 により 試 算 ( 注 2)2015 年 10 月 に 消 費 がさらに10%に 引 き 上 げられ 自 動 車 取 得 が 廃 止 される 場 合 において 2016 年 度 までの3 年 間 の 乗 用 車 の 新 車 販 売 構 成 の 変 化 ( 注 4)による2016 年 度 (1 年 間 ) のCO 2 排 出 量 の 増 加 分 を 自 動 車 取 得 が 現 行 の5%のまま 存 続 された 場 合 との 比 較 により 試 算 ( 注 3)2014 年 度 から2020 年 度 までの7 年 間 の 乗 用 車 の 新 車 販 売 構 成 の 変 化 ( 注 4)による2020 年 度 (1 年 間 )のCO 2 排 出 量 の 増 加 分 を 自 動 車 取 得 が 現 行 の5%のまま 存 続 された 場 合 との 比 較 により 試 算 ( 注 4) エコカー 販 売 比 率 の 低 下 を エコカーと 非 エコカーの 車 両 購 入 保 有 に 係 る 費 用 の 違 いを 用 いて 説 明 した( 直 近 のエコカー 販 売 比 率 車 両 価 格 納 額 ガソリン 代 などにより 試 算 ) なお 新 車 販 売 台 数 ( 年 間 )は462 万 台 と 想 定 ( 注 5) 乗 用 車 の 総 CO 2 排 出 量 (2011 年 度 )は1.19 億 トン 2012 年 度 末 までに 運 転 した 太 陽 光 発 電 設 備 による 年 間 排 出 削 減 効 果 は 約 390 万 トン( 環 境 省 試 算 ) 出 典 :みずほ 情 報 総 研 10

欧 州 の 車 体 課 におけるCO 2 排 出 基 準 導 入 の 動 き 取 得 に 係 る 課 1988 年 欧 州 自 動 車 工 業 会 が 欧 州 委 員 会 と 協 議 し 自 主 規 制 によるCO 2 排 出 削 減 目 標 を 設 定 保 有 に 係 る 課 2002 年 イギリス 社 有 車 の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 に 変 更 2001 年 イギリス 自 動 車 の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 に 変 更 2006 年 フランス 自 動 車 登 録 へのCO 2 追 加 課 を 導 入 CO 2 排 出 量 に 応 じ 設 定 2007 年 ノルウェー 自 動 車 登 録 の 率 にCO 2 排 出 量 基 準 を 追 加 2008 年 ポルトガル 自 動 車 の 率 を 排 気 量 とCO 2 排 出 量 基 準 を 併 用 した 課 に 変 更 フランス アイルランド ボーナス ペナルティ 制 度 を 導 入 自 動 車 取 得 時 に CO 2 排 出 量 の 大 きい 車 に 課 金 (ペナルティ) 排 出 量 の 少 ない 車 に 補 助 金 を 支 給 (ボーナス) 車 両 登 録 の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 と 排 気 量 基 準 を 併 用 した 課 に 変 更 オーストラリア 自 動 車 購 入 を 導 入 CO 2 及 びNOx 排 出 量 に 応 じて 設 定 スペイン 自 動 車 登 録 の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 に 変 更 2003 年 フィンランド 車 両 を 導 入 率 をCO 2 排 出 量 重 量 を 基 準 に 設 定 2005 年 ベルギー 連 帯 貢 献 金 制 度 ( 社 用 車 のみ)を 導 入 料 金 をCO 2 排 出 量 に 応 じ 設 定 2006 年 フランス 社 用 自 動 車 の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 に 変 更 スウェーデン 自 動 車 を 導 入 率 を 種 類 駆 動 方 式 CO 2 排 出 量 重 量 を 基 準 に 設 定 2007 年 ルクセンブルク 自 動 車 の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 に 変 更 ポルトガル 自 動 車 流 通 を 導 入 率 を 車 種 重 量 排 気 量 CO 2 排 出 量 を 基 準 に 設 定 2008 年 オランダ 年 間 走 行 の 率 にCO 2 排 出 量 要 件 を 追 加 アイルランド 自 動 車 の 率 を 重 量 基 準 排 気 量 基 準 CO 2 排 出 量 基 準 を 併 用 した 課 に 変 更 2009 年 EUにおいて CO 2 排 出 規 則 (Regulation (EC) No443/2009 of the European Parliament and of the Council)が 成 立 2009 年 フィンランド 自 動 車 ( 取 得 )の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 に 変 更 2012 年 オランダ 自 動 車 登 録 の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 に 変 更 2009 年 ドイツ 自 動 車 の 率 をCO 2 排 出 量 基 準 と 排 気 量 基 準 を 併 用 した 課 に 変 更 フランス 自 家 用 車 保 有 を 導 入 率 をCO 2 排 出 量 を 基 準 に 設 定 ( 出 典 ) 各 国 政 府 及 びOECD 資 料 をもとに 作 成 ( 注 )このほかイスラエルなどの 複 数 の 国 において 導 入 事 例 がある 11

欧 州 主 要 国 の 車 体 課 におけるCO 2 排 出 基 準 について ドイツ フランス 英 国 等 では 車 体 課 の 課 標 準 にCO 2 排 出 量 を 採 用 電 気 自 動 車 プラグインハイブリッド 自 動 車 天 然 ガス 自 動 車 などの 次 世 代 自 動 車 の 率 は 全 額 又 は 一 部 が 免 除 欧 州 主 要 国 における 車 体 課 の 制 度 概 要 国 名 ドイツ フランス 英 国 課 段 階 保 有 取 得 取 得 保 有 保 有 保 有 保 有 目 / 制 度 名 自 動 車 Bonus/Malus 制 度 CO 2 追 加 課 社 用 自 動 車 自 家 用 車 保 有 自 動 車 社 有 車 制 度 概 要 CO 2 排 出 量 及 び 排 気 量 を 課 標 準 として 課 (2009 年 ~) *2009 年 以 前 の 登 録 車 は 制 度 変 更 後 も 従 前 の 課 標 準 ( 排 気 量 )により 課 自 動 車 取 得 後 初 めての 登 録 時 に CO 2 排 出 量 の 大 き い 車 に 重 課 (malus) 排 出 量 の 少 ない 車 に 補 助 金 を 支 給 (bonus) 中 古 車 の 登 録 時 に 業 務 用 自 動 車 に 対 し 自 家 用 車 に 対 し CO 2 排 出 量 の 大 き いに 車 に 重 課 (2006 年 ~) CO 2 排 出 量 を 課 標 準 として 課 (2006 年 ~) CO 2 排 出 量 を 課 標 準 と し て 課 (2009 年 ~) * Bonus/Malus 制 度 *2006 年 以 前 の 登 録 の 対 象 車 は 対 象 外 車 は 制 度 変 更 後 も 従 前 の 課 標 準 ( 馬 力 )により 課 *CO 2 排 出 量 データ のないものは 馬 力 により 課 CO 2 排 出 量 を 課 標 準 と し て 課 (2001 年 ~) *2001 年 以 前 の 登 録 車 は 制 度 変 更 後 も 従 前 の 課 標 準 ( 排 気 量 )により 課 業 務 用 自 動 車 に 対 し CO 2 排 出 量 を 課 標 準 として 課 (2002 年 ~) *2002 年 以 前 の 登 録 車 のうちCO 2 排 出 量 データのないものは 排 気 量 を 課 標 準 と して 課 率 次 世 代 車 (EV 等 )の 取 扱 い 排 気 量 基 準 (100ccm 当 り): ガ ソ リ ン 車 220 円 ( 2 ) ディーゼル 車 1,045 円 (9.5 ) CO 2 排 出 量 基 準 :110gCO 2 /km 超 の 車 に 対 し 超 過 1g 当 り220 円 (2 ) EVは 重 量 (200kg 当 り)に 応 じて1,238~1,406 円 (11.25 ~12.78 ) 課 但 し 現 在 購 入 時 から5 年 間 免 5 年 目 以 降 も 率 の50% 軽 減 110gCO 2 /km 以 下 の 車 の 取 得 : 最 大 77.0 万 円 (7,000 ) 補 助 135gCO 2 /km 以 上 の 車 の 取 得 : 最 大 66.0 万 円 (6,000 ) 重 課 EV(20gCO 2 /km 以 下 ): 最 大 77.0 万 円 (7,000 ) 補 助 ( 込 価 格 30% 上 限 ) PHV(21~50gCO 2 /km) : 55.0 万 円 (5,000 ) 補 助 HV CNG(51~ 110gCO 2 /km): 最 大 49.5 万 円 (4,500 ) 補 助 200gCO 2 /km 超 の 車 の 取 得 に 対 し 超 過 1g 当 り220~440 円 (2~4 ) E85(エタノール85% 車 )は50% 軽 減 50gCO 2 /km 超 の 車 に 対 し 排 出 量 に 応 じ て220~2,971 円 (2~ 27 ) EV CNG( 天 然 ガス 車 ) E85(エタノール 85% 車 ) 等 は 免 HV(110g/km 以 下 )は 初 年 度 から2 年 間 免 190gCO 2 /km 超 の 車 に 対 し 一 律 1.76 万 円 (160 ) 初 年 度 : 131gCO 2 /km 超 の 車 に 対 し 最 大 13.4 万 円 (1,030 ) 2 年 目 以 降 : 101gCO 2 /km 超 の 車 に 対 し 最 大 6.2 万 円 (475 ) ( 特 になし) EVは 免 HV PHVの 率 を 軽 減 初 年 度 最 大 13.3 万 円 (1,020 ) 2 年 目 以 降 は 最 大 6.0 万 円 (465 ) 車 両 価 格 にCO 2 排 出 量 に 応 じた 割 合 (ガ ソリン 車 5~35% デ ィ ー ゼ ル 車 8 ~ 35%) 所 得 率 (20 ~50%)を 乗 じる 2010 年 より5 年 間 に 限 りEVは 免 (2015 年 3 月 まで) 75gCO 2 /km 以 下 の HV 車 等 の 率 は 5% ( 注 1) 為 替 レートは 1 =110 円 1 =130 円 ( 注 2) 乗 用 車 の 自 動 車 取 得 時 の 登 録 料 や 付 加 価 値 は 含 まない 但 し エコカー 購 入 補 助 や 非 エコカー 購 入 に 対 するペナルティは 含 む ( 出 典 ) OECD/EEAデータベース ドイツ 連 邦 政 府, 2012, 17/11183 - Deutscher Bundestag フランス 環 境 エネルギー 管 理 庁, 2012, Calcul de la Taxe sur les Véhicules de Société TVS フランス 車 両 登 録 機 関 (http://www.carte-grise.org) 英 国 歳 入 関 庁, 2012, Booklet 480: Expenses and benefits - a tax guide 等 より 作 成 12

2009 年 4 月 欧 州 理 事 会 欧 州 議 会 において CO 2 排 出 規 則 ( )が 成 立 新 車 の 企 業 別 平 均 CO 2 排 出 量 を 2015 年 までに130g/km 以 下 2020 年 までに95g/km 以 下 とする 目 標 を 設 定 2025 年 以 降 の 目 標 値 についても 欧 州 議 会 において 検 討 が 開 始 されている CO 2 排 出 量 の 目 標 値 EUにおけるCO 2 排 出 規 則 について ( )Regulation (EC) No443/2009 of the European Parliament and of the Council 目 標 達 成 状 況 等 項 目 段 階 的 実 施 の 過 程 ペナルティ 優 遇 措 置 乗 用 車 2015 年 企 業 別 平 均 CO 2 排 出 量 を130g/km 以 下 2020 年 同 排 出 量 を95g/km 以 下 排 出 規 則 の 具 体 的 内 容 内 容 2015 年 目 標 については 2012 年 に65% 2013 年 に75% 14 年 に80%の 新 規 販 売 車 が 目 標 を 達 成 していなければならない 目 標 値 を 超 過 した 場 合 は 原 則 新 車 1 台 1g 超 過 当 り 約 1 万 500 円 (95 )の 課 徴 金 が 課 される 但 し 2018 年 までは 軽 減 措 置 有 り ( 注 ) EV 等 の 開 発 を 促 すため 低 CO 2 排 出 車 に 対 する 優 遇 措 置 を 実 施 CO 2 排 出 量 が50g/km 以 下 の 乗 用 車 は3.5 台 (2013 年 ) 2.5 台 (2014 年 ) 1.5 台 (2015 年 )としてカウント ( 注 ) 2012 年 ~2018 年 の 課 徴 金 :1g 以 下 約 550 円 (5 ) 1g 以 上 2g 以 下 約 1650 円 (15 ) 2g 以 上 3g 以 下 約 2750 円 (25 ) ( 備 考 ) 為 替 レートは 1 =110 円 目 標 の 達 成 状 況 2015 年 の 目 標 値 は 概 ね 達 成 される 見 込 み(2012 年 平 均 CO 2 排 出 量 は 約 130g/km) 但 し 2020 年 目 標 の 達 成 には EV 等 の 低 排 出 技 術 など 更 なる 技 術 革 新 が 求 められている ( 目 標 達 成 により 期 待 される 効 果 ) 消 費 者 が130g/km 以 下 の 低 燃 費 車 の 購 入 することにより 年 間 約 3.7 万 円 (340 )の 節 約 ( 新 規 乗 用 車 の 寿 命 を13 年 とすると 合 計 で 32 万 ~42.2 万 円 (2904~3836 )の 節 約 )と 試 算 されている 2020 年 以 降 の 目 標 についての 議 論 2025 年 までの 削 減 目 標 を68-75g/kmにするとの 提 案 が 2013 年 5 月 末 EU 評 議 会 において 可 決 今 後 正 式 に 採 用 されるかどうか はEU 議 会 に 委 ねられる 商 用 車 に 対 する 規 制 ( 参 考 ) 2011 年 6 月 に 商 用 車 に 対 するCO 2 排 出 規 則 も 施 行 されている 2017 年 までに 全 新 車 の 平 均 排 出 量 を175g/km 以 下 に 抑 制 2020 年 までに 同 排 出 量 を147g/km 以 下 に 抑 制 (2010 年 現 在 の 平 均 排 出 量 は181.4g/km) ( 出 典 ) 欧 州 委 員 会 欧 州 議 会 (2009) REGULATIONS (EC) No 443/2009 欧 州 環 境 局 (2013) Monitoring of CO2 Emissions from passenger cars Regulation 443/2009 欧 州 議 会 (2012) COMPROMISE AND CONSOLIDATED AMENDMENTS 1-5 欧 州 委 員 会 欧 州 議 会 (2011) REGULATIONS (EU) No 510/2011 欧 州 委 員 会 (2013) Evolution of CO2 emissions from new passenger cars by fuel type 欧 州 委 員 会 (2012) Further CO2 emission reductions from cars and vans: a win-win for the climate, consumers, innovation and jobs 13

米 国 におけるCO 2 排 出 基 準 について 米 国 では 乗 用 車 及 び 小 型 トラックについて 新 車 の 企 業 別 平 均 CO 2 排 出 量 を2016 年 までに 155g/km 以 下 ( 1) 2025 年 までに101g/km 以 下 ( 2)とする 目 標 を 設 定 CO 2 排 出 量 の 目 標 値 乗 用 車 小 型 トラック 2016 年 企 業 別 平 均 CO 2 排 出 量 を 250g/マイル (155g/km) 以 下 企 業 別 平 均 燃 費 35.5マイル/ガロン(mpg)(15.1km/L) 以 上 に 相 当 2025 年 同 排 出 量 を 163g/マイル (101g/km) 以 下 同 燃 費 54.5mpg(23.2km/L) 以 上 に 相 当 対 象 単 位 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 乗 用 車 g/マイル 225 212 202 191 182 172 164 157 150 143 小 型 トラック g/マイル 298 295 285 277 269 249 237 225 214 203 乗 用 車 小 型 トラック 乗 用 車 小 型 トラック ( 1) Federal Register, Vol. 75, No. 88 ( 2) Federal Register, Vol. 77, No. 199 <CO2 排 出 基 準 及 び 同 基 準 に 相 当 する 燃 費 基 準 > g/マイル 250 243 232 222 213 199 190 180 171 163 mpg 35.5 36.6 38.3 40.0 41.7 44.7 46.8 49.5 52.0 54.5 2025 年 目 標 達 成 に 向 けた 具 体 的 措 置 < 乗 用 車 小 型 トラックに 対 する 燃 費 基 準 の 推 移 > 項 目 ペナルティ 優 遇 措 置 内 容 目 標 値 を 超 過 した 場 合 原 則 新 車 1 台 0.1mpg (0.04km/L) 超 過 につき 約 454 円 ($5.5)の 罰 金 2017 年 から2021 年 まで 低 CO 2 排 出 車 (EV PHEV FCV)に 対 する 優 遇 措 置 実 施 : 1 排 出 量 をゼロ(PHEVは 電 気 使 用 時 のみ)と カウント 2 台 数 算 定 時 EV FCVは2.0~1.5 台 PHEVは1.6 ~1.3 台 ( 年 によって 異 なる)とカウント 1975 年 に エネルギー 政 策 法 制 定 1978 年 から 企 業 別 平 均 燃 費 規 制 (Corporate Average Fuel Economy:CAFE) 導 入 1980 年 代 半 ばから2000 年 代 半 ばまで 乗 用 車 と 小 型 トラックの 燃 費 の 目 標 値 は27.5mpg(11.7km/L) 程 度 であった 2007 年 2020 年 までの 燃 費 の 目 標 値 を35mpgとする 内 容 を 盛 り 込 んだ 包 括 エネルギー 法 案 成 立 2010 年 7 月 目 標 を4 年 前 倒 しし 2016 年 までに 燃 費 35.5mpg(15.1km/L) CO 2 排 出 量 250g/マイル(155g/km)と する 燃 費 基 準 が 成 立 なお 米 国 において 初 めてのCO 2 排 出 基 準 2012 年 12 月 2025 年 までの 燃 費 の 目 標 値 を54.5mpg(23.2km/L) CO 2 排 出 量 を163g/マイル(101g/km)とする 新 燃 費 基 準 が 成 立 ( 出 典 ) 環 境 保 護 庁 (EPA)および 運 輸 省 国 家 道 路 交 通 安 全 局 (NHTSA), 2012, 2017 and Later Model Year Light-Duty Vehicle Greenhouse Gas Emissions and Corporate Average Fuel Economy Standards; Final Rule, Federal Register, Vol. 77, No. 199 (Washington, DC: October 15, 2012) EPAおよびNHTSA,, 2010, Light-Duty Vehicle Greenhouse Gas Emission Standards and Corporate Average Fuel Economy Standards; Final Rule Federal Register Volume 75, Number 88 (Friday, May 7, 2010) 等 をもとに 作 成 ( 備 考 ) 単 位 は1ガロン=3.785L 1マイル=1.609m 為 替 レートは$82.490/ 円 14

車 体 課 見 直 しに 当 たっての 基 本 的 な 考 え 方 ( 素 案 ) 1.グリーン 化 の 基 本 的 考 え 方 エコカー 普 及 のために 自 動 車 制 のグリーン 化 は 重 要 な 役 割 を 果 たしている 自 動 車 取 得 を 単 に 引 き 下 げ 廃 止 すれば 既 に 免 減 を 受 けているエコカーにメリットが なく 非 エコカー とりわけ 大 型 車 にメリットが 生 じる 見 直 しに 当 たっては 環 境 負 荷 の 観 点 からエコカー 普 及 のインセンティブが 失 われないような 設 計 とすべき 自 動 車 については 環 境 性 能 等 に 応 じた 課 を 実 施 することとされており このため には 課 標 準 に 環 境 性 能 を 組 み 入 れるべき その 際 環 境 性 能 を 反 映 する 観 点 からは できるだけ 環 境 負 荷 に 比 例 した 課 とすることが 望 ましい ( 現 状 では 車 種 ごとに 額 が 異 なっており 減 基 準 となる 燃 費 基 準 も 各 車 種 の 重 量 区 分 により 異 なっているため 環 境 負 荷 に 比 例 した 課 となっていない ) エコカー 普 及 の 効 果 を 発 揮 させるためには エコカーの 技 術 開 発 や 普 及 状 況 に 応 じ 環 境 性 能 を 評 価 する 基 準 を 随 時 強 化 することが 適 切 ( 現 状 では 新 車 の8 割 以 上 がエコカー 減 の 対 象 となっている ) グリーン 化 の 強 化 は 環 境 負 荷 の 低 減 のみならず 優 れたエコカー 技 術 を 有 する 我 が 国 の 自 動 車 産 業 の 競 争 力 強 化 にも 資 するもの 15

2. 課 標 準 とすべき 環 境 性 能 の 考 え 方 環 境 性 能 に 応 じた 課 の 方 法 としては 把 握 が 容 易 であるとともに 様 々な 燃 料 に 対 応 して 環 境 負 荷 を 横 断 的 に 反 映 することができ 欧 州 でも 導 入 されている CO 2 排 出 量 を 基 準 とすることが 望 ましい CO 2 以 外 の 大 気 汚 染 についても 反 映 するため 現 行 のエコカー 減 のような 形 で NOx やPMについても 考 慮 した 制 度 設 計 とすることが 適 切 3. 原 因 者 負 担 の 観 点 自 動 車 重 量 の 収 の 一 部 は 原 因 者 負 担 の 観 点 から 公 害 健 康 被 害 補 償 の 財 源 と なっているところ この 制 度 を 維 持 することが 不 可 欠 16