ワープロソフト講習会　応用操作編

ワープロソフト 講 習 会 応 用 操 作 編 - レポートや 論 文 作 成 に 役 立 つ 機 能 - 2009 年 度 版 明 治 大 学

目 次 はじめに...3 1. 準 備...4 1.1. Microsoft Wordを 起 動...4 1.2. レポート 作 成 講 習 会 で 使 用 するファイルを 保 存 する...4 1.3. Wordの 基 本 画 面 の 説 明...4 2. 表 紙...5 2.1. ページ 区 切 りの 挿 入...5 2.2. 文 字 修 飾...6 3. 見 出 し...7 4. 脚 注...8 5. 図 表 の 挿 入 描 画 キャンバス 図 表 番 号...11 5.1. 図 形...12 5.1.1. オートシェイプの 挿 入...12 5.1.2. 図 形 にテキストを 追 加...14 5.1.3. オートシェイプに 色 をつける...15 5.2. ワードアート...16 5.3. 描 画 キャンバスの 操 作...18 5.4. Excelで 作 成 した 表...20 5.4.1. Excelの 表 をWordに 貼 り 付 ける...20 5.4.2. 図 表 番 号 の 挿 入...23 6. 段 落 番 号 の 挿 入 インデント...24 6.1. 段 落 番 号 の 詳 細 設 定...24 6.2. 左 インデント 1 行 目 のインデント...26 7. 参 考 文 献 表 の 作 成...28 7.1. ぶら 下 げインデント...28 7.2. ハイパーリンクの 削 除 ( 書 式 のクリア)...29 8. ページ 全 体 の 設 定...31 8.1. ページ 設 定 ( 文 字 数 と 行 数 )...31 8.2. ページ 番 号 の 挿 入 (フッター)...32 8.3. ヘッダーにタイトルを 表 示 する...34 9. 付 録...35 9.1. 目 次 の 作 成...35 9.2. 段 組 み...36 9.3. 文 字 カウント...38 2 2 2 9.4. 文 字 飾 り( 上 付 き 下 付 き)a + b = c CO2...38 9.5. 描 画 キャンバスその 他 の 設 定...40 9.6. 原 稿 用 紙 ウィザード...41 9.7. Excelとの 連 動 (グラフ( 図 )の 貼 り 付 け)...42 9.8. 数 式...44 9.9. プリントスクリーン...45 2

はじめに 本 テキストは Microsoft Word 2007 に 準 拠 しています ワープロソフト 講 習 会 応 用 操 作 編 は ワープロソフトの 基 本 的 な 入 力 操 作 は 習 得 済 み であることを 前 提 としています 基 本 的 な 入 力 操 作 に 不 安 がある 方 は 先 に ワー プロソフト 講 習 会 基 本 操 作 編 を 受 講 することをお 勧 めします 本 講 座 では レポートや 論 文 の 作 成 において 頻 繁 に 使 われる 機 能 紹 介 と その 使 い 方 を 中 心 に 学 びます レポート 論 文 に 求 められる 文 章 の 書 き 方 や 形 式 そのものは 学 問 の 分 野 ごとに 異 なる 場 合 があるので 本 講 座 では 特 に 触 れません 巻 末 には 9. 付 録 として Word の 便 利 な 機 能 を 掲 載 してあります 付 録 は 時 間 に 余 裕 があれば 講 習 会 時 間 内 に 紹 介 することもあります なお 今 回 編 集 する 文 章 の 内 容 と ワープロソフト 講 習 会 そのものとは 直 接 の 関 係 はあ りません SEO という 用 語 の 意 味 がわからない など ワープロソフトの 操 作 とは 関 係 ない 文 章 の 内 容 についての 質 問 はご 遠 慮 ください 本 講 習 の 流 れ Excel の 図 表 を 貼 り 付 け! テキスト 講 習 会 テキストにそって 編 集! 3

1. 準 備 1.1. Microsoft Wordの 起 動 画 面 左 下 の[ スタート] をクリックし [ すべてのプログラム(P)]から[Microsoft Office] の [Microsoft Office Word2007]をクリックし 起 動 させます 1.2. レポート 作 成 講 習 会 で 使 用 するファイルを 保 存 する 講 習 会 用 に 用 意 された Word ファイルと Excel ファイルを 講 習 会 担 当 者 の 指 示 に 従 い 手 元 に 保 存 してください Word ファイルには 文 字 データが 入 力 されています 講 習 会 では これをレポート や 論 文 に 適 した 形 式 の 文 章 へと 編 集 するための 操 作 を 学 びます レポートや 論 文 を 作 成 する 際 には 文 章 の 入 力 中 にその 都 度 見 た 目 を 修 飾 するよりも 最 後 にまとめて 体 裁 を 整 える 方 が 効 率 が 良 いことがあります 本 講 習 会 では このような 方 法 で 作 業 を 進 めます 1.3. Wordの 基 本 画 面 の 説 明 [Microsoft Office ボタン]と [リボン] [クイックアクセスツールバー]の 名 称 は 常 に 使 われるので 確 認 しておきます( 図 1-1) Microsoft Office ボタン 文 章 を 開 く 保 存 など 基 本 的 な 操 作 をする ために 用 いる [リボン] タブによって 機 能 が 種 類 別 に 分 [クイックアクセスツールバー] [Office ボタン]や [リボン]にある 機 能 の 中 で よく 使 う 機 能 をこの アイコンから 実 行 できる 類 されており 詳 細 な 文 字 修 飾 の 設 定 をする 場 合 に 用 いる 中 は グループ と 呼 ばれるカテ ゴリに 分 けられている 図 1-1 Microsoft Word の 基 本 画 面 4

2. 表 紙 レポート 論 文 に 必 要 な 表 紙 を 作 ります 表 紙 を 作 成 するには [ 挿 入 ]タブに ある[ 表 紙 ]ボタンから 予 めデザインされた 表 紙 を 用 いることもできますが 今 回 は 自 分 で 作 成 します 演 習 用 Word ファイルを 開 くと 題 名 や 氏 名 などと 本 文 が 同 じページに 記 述 され ています まず これを 表 紙 のページと 本 文 のページに 分 けましょう 2.1. ページ 区 切 りの 挿 入 [ページ 区 切 り]を 挿 入 すると その 位 置 以 降 が 次 ページの 先 頭 になります また [ページ 区 切 り]より 後 ろの 文 章 を 編 集 しても [ページ 区 切 り]より 前 の 文 章 には 影 響 が ありません [ページ 区 切 り]を 効 果 的 に 使 うことで 全 体 のレイアウトを 崩 すことな く 文 章 を 作 成 することができます では 以 下 の 手 順 に 従 い 実 際 に 表 紙 と 本 文 の 間 に[ページ 区 切 り]を 挿 入 してみま しょう (1)1 ページ 目 の 上 から 21 行 目 はじめに の 左 にカーソルを 移 動 ( 図 2-1) 図 2-1 [ページ 区 切 り] 挿 入 の 箇 所 (2)[ 挿 入 (I)]タブをクリックし リボンの 中 の[ページ]にある[ページ 区 切 り]をクリ ック( 図 2-2) 図 2-2 [リボン]から[ページ 区 切 り]の 画 面 これで 本 文 と 表 紙 の 部 分 を 分 けることができました 5

2.2. 文 字 修 飾 表 紙 にある 題 名 他 の 文 字 列 を 文 字 修 飾 し より 見 栄 えの 良 い 表 紙 に 変 えましょう (ここでは [リボン]に 用 意 されているボタンを 用 いる 方 法 を 説 明 します) (1)1 ページ 目 の 11 行 目 Webサイト 構 築 における 情 報 デザイン を 選 択 ( 図 2-3) (2)[ホーム]タブの[フォント]グループ 内 の[フォントサイズ] を 24 にする (3)さらに [フォント]の をクリックして[ 太 字 ] [ 段 落 ]の を クリック して[ 中 央 揃 え]を 適 用 する 図 2-3 [リボン]による 文 字 装 飾 1 (4) 同 様 に 2 行 下 の <スタイルシート(CSS)レイアウトの 重 要 性 > を 選 択 し [フォント サイズ]を 14 [ 太 字 ] [ 中 央 揃 え] を 設 定 する( 図 2-41) (5) 同 ページ 最 後 の 行 に 学 部 学 科 学 年 学 籍 番 号 氏 名 など 必 要 事 項 を 記 入 し [ 段 落 ]グループの[ 右 揃 えボタン]をクリック( 図 2-42) 1 2 図 2-4 [リボン]による 文 字 装 飾 2 6

3. 見 出 し 文 章 を 段 落 ごとにわけるとき 使 用 すると 便 利 な 機 能 です 見 栄 えもよくなり 格 段 に 読 みやすくなります また 見 出 しを 設 定 すると[ 目 次 ]などを 簡 単 に 作 成 するこ とができます( 付 録 9.1. 目 次 の 作 成 参 照 ) (1)2 ページ 目 の 1 行 目 はじめに を 選 択 ( 図 3-1 1) (2)[ホーム]タブの[スタイル]グループにある[ 見 出 し1]を 選 択 ( 図 3-1 2) (3) 続 いて [ホーム]タブの[ 段 落 ]にある[ 段 落 番 号 ] を 選 択 ( 図 3-1 3) これで はじめに に[ 見 出 し1]と [ 段 落 番 号 ]を 設 定 できました [ 見 出 し]と[ 段 落 番 号 ]をつけると 前 に 黒 い 点 が 見 えることもありますが [ 印 刷 プレビュー] で 確 認 できるように 実 際 には 印 刷 されません 3 2 1 図 3-1 [ 見 出 し]の 設 定 同 じ 操 作 を 2ページ 目 の 15 行 目 Webサイトの 構 築 2ページ 目 の 25 行 目 スタイルシートレイアウトとは 3ページ 目 の 01 行 目 スタイルシートの 魅 力 4ページ 目 の 04 行 目 おわりに に 対 して 実 行 します ページ 数 は 描 画 左 下 に 表 示 されています 7

4. 脚 注 Microsoft Word は 本 文 への 注 意 書 きなどを 同 ページの 文 章 中 に 書 く 脚 注 全 ての 文 章 の 最 後 に 注 意 書 きを 付 け 加 える 文 末 脚 注 という 機 能 を 備 えています 本 講 習 では 前 者 の[ 脚 注 ]を 追 加 します (1)2 ページ 目 の 4 行 目 ティ の 右 側 ( 図 4-1 1 参 照 ) の 前 にカーソルを 移 動 する (2)[ 参 考 資 料 ]タブ[ 脚 注 ]グループの ダイアログボックスランチャーをクリックす る( 図 4-1 2) (3)[ 脚 注 と 文 末 脚 注 ]ダイアログボックスの[ 場 所 ]で [ 脚 注 (F)]および[ページの 最 後 ]が 選 択 されていることを 確 認 し [ 挿 入 (I)]をクリックする( 図 4-1 34) 2 3 1 4 図 4-1 [ 脚 注 と 文 末 脚 注 ]ダイアログボックス 8

すると 図 4-2 のように ページの 下 部 に[ 脚 注 ]を 入 力 できる 状 態 になります [ 脚 注 ]を 入 力 できる 状 態 図 4-2 [ 脚 注 ]の 入 力 箇 所 実 際 には ここに[ 脚 注 ]の 内 容 を 入 力 することになりますが 本 講 座 では 本 文 中 の でくくられた 部 分 に 脚 注 用 の 文 章 を 用 意 してありますので それらを 利 用 します (4) 下 図 4-3 1を 参 照 し [2 ページ 目 ]の 4 行 目 から 6 行 目 までの ここで 言 う ユーザビリティ とは Webサイトへアクセスしやすいことを 指 す を 選 択 (5) 選 択 された 部 分 の 上 で 右 クリックし 現 れたメニュー(コンテキストメニュー) から[ 切 り 取 り(T)]を 選 択 (または[Ctrl]キー + [X]キー )( 下 図 4-3 2) ここの 右 に[ 脚 注 ]を 入 れる! 1 2 図 4-3 [ 脚 注 ] 内 容 の 切 り 取 り 9

(6)ページ 末 の[ 脚 注 ] 部 分 にカーソルを 移 動 右 クリックし メニューから[ 貼 り 付 け (P)]を 選 択 (または[Ctrl]キー + [V]キー )し [ 脚 注 ] 文 章 を 挿 入 ( 図 4-4) [ 脚 注 ]を 挿 入 できました 図 4-4 [ 脚 注 ]の 完 成 (1) (7) 前 後 の 不 要 な は[Delete]キー [Back Space]キーなどで 削 除 これで[ 脚 注 ]を 挿 入 することができました (8) 図 4-5 を 参 照 し 同 様 の 操 作 で 2 ページ 目 の 8 行 目 から 10 行 目 までにある Cascading Style Sheetsの 略 現 在 一 般 的 に 使 用 されている ートをCSSと 表 記 していく を 使 い 8 行 目 の 5 文 字 の 右 括 弧 の 右 側 に[ 脚 注 ]を 挿 入 する 1 ここの 右 に[ 脚 注 ]を 入 れる [ 脚 注 ]の 完 成 2 [ 切 り 取 り] 図 4-5 [ 脚 注 ]の 完 成 (2) 10

5. 図 表 の 挿 入 描 画 キャンバス 図 表 番 号 簡 単 な 図 形 を 挿 入 する[ 図 形 ] 画 像 データのような 目 立 つ 文 字 を 作 れる[ワードアート] という 機 能 を 学 びます( 図 5-1) また Excel などの 表 計 算 ソフトで 作 成 されたグラフ 表 を Word に 挿 入 する 方 法 もあわせて 学 びます 図 形 [オートシェイプ] 吹 き 出 し 図 [ 角 丸 四 角 形 吹 き 出 し] [ 図 形 ]の 一 例 : 左 から[ 線 ]の[ 矢 印 ] [ブロック 矢 印 ]の[ 右 矢 印 ] [ 基 本 図 形 ]の[ 顔 ] [ 吹 き 出 し]の[ 角 丸 四 角 形 吹 き 出 し] ワードアート [ワードアート]の 一 例 図 5-1[ 図 形 ]と [ワードアート]の 一 例 [ 図 形 ]と [ワードアート]を 使 い 図 5-2 のような 図 を 作 ります [ワードアート] [ 図 形 ] HTML 文 書 ( 本 文 ) スタイルシート (デザイン 部 分 ) 図 5-2 完 成 予 定 図 11

5.1. 図 形 [ 図 形 ]を 使 って 図 を 描 きます 先 ず [ 挿 入 ]タブを 選 択 します 5.1.1. オートシェイプの 挿 入 (1)カーソルを 3 スタイルシートレイアウトとは の 2 行 上 に 合 せ [ 挿 入 ]タブ の [ 図 ]グループにある[ 図 形 ]をクリックし 図 形 の 一 覧 を 表 示 する( 図 5-3) (2)[ 図 形 ]の 一 覧 の 下 方 にある[ 新 しい 描 画 キャンバス]を 選 択 する 図 5-3 [ 図 形 ]の 一 覧 [ 描 画 キャンバス]が 表 示 されます( 図 5-4) 図 5-4 [ 描 画 キャンバス] 12

(4)[ 書 式 ]タブのリボンが 変 わる [ 図 形 の 挿 入 ]グループの (その 他 )をクリッ クし [ 基 本 図 形 ]の ( メモ )を 選 択 して 貼 り 付 ける( 図 5-5) 図 形 描 画 ツールバー [ 基 本 図 形 ]からメモを 選 択 図 5-5 [ 図 形 の 挿 入 ] (5) 同 様 にもう 一 つ 同 じ 図 形 を 挿 入 する (6) [ 図 形 の 挿 入 ]グループの[ 基 本 図 形 ]から 十 字 形 を 選 び 二 つの 図 形 の 間 に 挿 入 する( 図 5-6) 図 5-6 [ 図 形 ]の メモ 図 と 十 字 形 図 の 作 成 結 果 描 画 キャンバスを 使 用 せずに 図 形 を 挿 入 することも 可 能 ですが 画 像 とオブジェクトを 同 時 に 表 示 させてグループ 化 する 場 合 描 画 キャンバスを 使 用 していないと グループ 化 できません 文 書 のレイアウトが 崩 れますが 後 で 修 正 しますので ここでは 気 にしないでください 13

5.1.2. 図 形 にテキストを 追 加 (1) 図 形 にテキストを 追 加 するため メモ 図 をクリックして 選 択 する 図 5-7 のように 選 択 された 状 態 であることを 確 認 非 選 択 時 選 択 時 図 5-7 [ 図 形 ] 選 択 非 選 択 時 の 違 い (2) メモ 図 の 上 で 右 クリックし [テキストの 追 加 (X)]をクリックすると 図 5-8 のように 図 上 にテキストを 入 力 することができるようになる 図 形 を 右 クリック [テキストの 追 加 (X)]を 選 択 テキスト 追 加 可 能 図 5-8 [ 図 形 ] テキストの 追 加 (3) 描 画 キャンバス 内 の 左 図 には HTML 文 書 ( 本 文 ) 右 図 には スタイルシ ート (デザイン 部 分 ) と 入 力 する 文 字 は[ホーム]タブの[ 段 落 ]グループにあるボタンで[ 中 央 揃 え] 定 する に 設 14

5.1.3. オートシェイプに 色 をつける (1) メモ 図 の 上 で 右 クリックし 図 全 体 を 選 択 した 状 態 で[オートシェイプの 書 式 設 定 (O) ]をクリックする( 図 5-9) 図 5-9 [オートシェイプの 書 式 設 定 ] (2)[ 色 と 線 ]タブが 選 択 されているのを 確 認 する [ 塗 りつぶし]の [ 色 (C):]から 適 当 な 色 を 選 択 ( 図 5-10)する 図 5-10 [オートシェイプ]の 書 式 これで[オートシェイプ]の 挿 入 書 式 設 定 の 操 作 ができました( 図 5-11) HTML 文 書 ( 本 文 ) スタイルシート (デザイン 部 分 ) 図 5-11 [オートシェイプ]の 塗 りつぶし 15

5.2. ワードアート 通 常 [ワードアート]を 挿 入 する 場 合 には 入 力 したい 場 所 にカーソルを 合 わせま す しかし ここでは 引 き 続 き[ 描 画 キャンバス]に [ワードアート]を 挿 入 することにし ます まず [ 描 画 キャンバス]が 選 択 されていることを 確 認 して 下 さい (1)[ 挿 入 ]タブの[テキスト]グループの[ワードアート] の 右 側 をクリックする (2) 表 示 されたパネルから 好 きなスタイルが 選 択 できるので 図 5-12 と 同 じスタ イルを 選 択 (スタイルは 後 で 変 更 可 能 ) 図 5-12 [ワードアート]ダイアログボックスと 操 作 手 順 (3)[ワードアート テキストの 編 集 ]ダイアログボックスで[フォントサイズ]を 24 にし テキスト 欄 に 理 想 的 な Web ページ と 記 入 し [OK]をクリック( 図 5-13) 図 5-13 [ワードアート テキストの 編 集 ] ダイアログボックス 16

下 図 5-14 のように [ワードアート]が 挿 入 できました [ワードアート]の 完 成 図 5-14 [ワードアート]の 完 成 [ワードアート]の 文 字 の 大 きさは オートシェイプのようにマウスで 編 集 することができます また [ワードアート]をダブルクリックしたときに 表 示 される [ワードアート テキストの 編 集 ]ダイア ログボックスから 数 値 で 変 更 することもできます [ワードアート]を 選 択 した 状 態 で 表 示 されるリボンから ワードアートのスタイル を 様 々に 変 更 できます 講 習 会 終 了 後 各 自 でいろいろな 機 能 を 試 してみましょう 17

5.3. 描 画 キャンバスの 操 作 [ 図 形 ] [ワードアート]などの 図 を 作 ることができました この 後 は 大 きく 場 所 を とっている[ 描 画 キャンバス]を 編 集 します ここでは 講 習 会 で 作 成 する 文 章 に 必 要 な 最 低 限 の 機 能 だけを 紹 介 します 5.3.1. 描 画 キャンバスの 調 整 (1)[ 描 画 キャンバス]のサイズを 調 整 するために 描 画 キャンパスを 右 クリックして[ 描 画 に 合 わせる] をクリックする 下 図 5-152のように 描 画 に 合 わせて[ 描 画 キャンバス]の 大 きさが 変 化 しました 図 5-151 [ 描 画 キャンバス]の 調 整 画 面 (2)[ 書 式 ]タブの[ 文 字 列 の 折 り 返 し] をクリックし 文 字 列 の 折 り 返 しを 設 定 ( 図 5-15 2) ここでは[ 行 内 ] になっていることを 確 認 図 5-152 [ 描 画 キャンバス]の 調 整 画 面 (3)[ 描 画 キャンバス]の 外 側 をクリックし 選 択 を 解 除 (4)[ホーム]タブの 段 落 から[ 中 央 揃 え] をクリック これで 完 成 予 定 図 を 紹 介 した 図 のように [ 描 画 キャンバス]に [オートシェイプ]と [ワ ードアート]が 作 成 できました 続 いて 図 表 番 号 を 挿 入 します 18

5.3.2. 描 画 キャンバスに 図 表 番 号 を 挿 入 (1) 画 面 の[ 描 画 キャンバス]を 選 択 (2)[ 参 考 資 料 ]タブの[ 図 表 ]から[ 図 表 番 号 の 挿 入 ]をクリック( 図 5-16) 図 5-16 [ 描 画 キャンバス]に [ 図 表 番 号 ]を 挿 入 (3)[ 図 表 番 号 ]ダイアログボックスにて [オプション]の [ラベル(L):]が [ 図 ] [ 位 置 (P):]が [ 選 択 した 項 目 の 下 ]であることを 確 認 し [OK]をクリック( 図 5-17) 図 5-17 [ 図 表 番 号 ]のダイアログボックス (4)カーソル 位 置 に 理 想 的 な Web ページのモデル 図 と 入 力 ( 図 5-18) 図 5-18 [ 図 表 番 号 ]へのタイトル 入 力 19

5.4. Excelで 作 成 した 表 Word の 通 常 機 能 でも 表 は 作 成 できます しかし ここでは 慣 れると 作 業 効 率 もよ く 応 用 性 が 高 い 表 計 算 ソフト Excel(エクセル)で 作 成 した 表 の 利 用 を 紹 介 します 時 間 の 都 合 上 Excel のデータはあらかじめ 用 意 してありますので 講 習 会 担 当 者 の 指 示 に 従 い 保 存 利 用 してください ここでは Excel で 作 成 した 表 を [HTML 形 式 ]で 貼 り 付 けます 5.4.1. Excelの 表 をWordに 貼 り 付 ける (1) 配 布 された 貼 り 付 け 用 の Excel ファイルを 開 く (2) 下 図 5-19 のように A2 セル から C5 セル までドラッグ( 選 択 ) 図 5-19 Excel 表 の 選 択 画 面 (3)Excel の [ホーム]から[コピー(Ctrl+C)]をクリック( 図 5-20) 図 5-20 Excel 表 のコピー 20

(4) 作 業 ウィンドウを Excel から Word に 変 更 (5)3 ページ 目 にある 第 3 段 落 3.スタイルシートレイアウトとは と 第 4 段 落 4.スタイルシートの 魅 力 の 間 にカーソルを 移 動 ( 図 5-21 1) (6)[ホーム]タブのクリップボードで[ 貼 り 付 け]の 下 の 印 をクリックし [ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け(S) ]を 選 択 ( 図 5-21 2) 2 1 カーソルはこの 位 置 に! 図 5-21 Excel から Word への 貼 付 け (7)[ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け] ダイアログボックスの[ 貼 り 付 ける 形 式 (A):]で [HTML 形 式 ]を 選 択 し [OK]をクリック ( 図 5-22) 図 5-22 [HTML 形 式 ]の 選 択 画 面 21

これで Excel で 作 成 した 表 を Word に 貼 り 付 けることができます( 図 5-23) 図 5-23 Excel 表 の 貼 付 け 完 成 [ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け]ボックスで [ 図 (Windows メタファイル)]を 選 んだ 場 合 表 を 画 像 デ ータとして 貼 り 付 けることができます( 付 録 9.7.Excel との 連 動 ( 補 足 ) 参 照 のこと) 22

5.4.2. 図 表 番 号 の 挿 入 表 にも 図 表 番 号 を 挿 入 します (1) 貼 り 付 けた 表 の 左 上 のマーク( 図 5-24 1)をクリックし 表 全 体 を 選 択 (2)[ 参 考 資 料 ]タブの[ 図 表 ]グループの[ 図 表 番 号 の 挿 入 ]から[ 図 表 番 号 の 挿 入 ]をク リックする (3)[ 図 表 番 号 ]ダイアログボックスの[オプション]の [ラベル(L):]を [ 表 ] [ 位 置 (P):] を [ 選 択 した 項 目 の 下 ]に 設 定 し [OK]をクリックする( 図 5-24 2) (4) 表 示 された 図 表 番 号 の 後 に HTML のみと CSS 追 加 の 場 合 のタグ 比 較 と 入 力 する ここをクリック 1 2 図 5-24 Excel からの 表 へ[ 図 表 番 号 ]の 挿 入 参 考 [ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け]を 選 択 せず [コピー] [ 貼 り 付 け] をした 場 合 Word の 標 準 では[HTML 形 式 ]を 選 択 した 場 合 と 同 じ 結 果 となります [HTML 形 式 ]は [ 図 (Windows メタファイル)]と 違 い Word 上 でデータの 編 集 が 可 能 であるという 長 所 があります しかし [ 図 ( Windows メタファイル)]のように マウスで 簡 単 に 拡 大 縮 小 することはできません 貼 り 付 けの 形 式 は 目 的 に 応 じて 使 い 分 ける 必 要 があります 一 般 に 表 の 作 成 は Excel を 使 用 する 方 が 簡 単 です Word の 機 能 のみで 文 章 内 容 の 全 てを 作 成 しようとせず 表 計 算 ソフトや 画 像 処 理 ソフトなど 他 のソフトとの 連 動 を 考 えると 効 率 よく 文 章 が 作 成 できるでしょう Excel で 作 ったグラフも 表 と 同 様 に 貼 り 付 けることができます 詳 しくは 付 録 9.7.Excel との 連 動 ( 補 足 ) を 参 照 してください 23

6. 段 落 番 号 の 挿 入 インデント 6.1. 段 落 番 号 の 詳 細 設 定 第 4 段 落 4.スタイルシートの 魅 力 内 の 文 章 に [ 段 落 番 号 ]の (1), (2), (3) を 設 定 します( 巻 末 完 成 文 章 参 照 ) 標 準 では (1), (2), (3) という 形 式 を 使 うことはできないので それらの 設 定 方 法 を 学 びます (1) 第 4 段 落 の ファイルサイズの 縮 小 化 にカーソルを 移 動 (2)[ホーム]タブの[ 段 落 ]グループ [ 段 落 番 号 ]ボタンの 右 の をクリック( 図 6-1) 図 6-1 [ 箇 条 書 きと 段 落 番 号 ]の 設 定 (3)ここでは 番 号 ライブラリに 無 い (1)(2)(3)という 番 号 ( 半 角 カッコと 数 字 ) を 使 用 したいので [ 新 しい 番 号 書 式 の 定 義 (D)]を 選 択 する (4)[ 段 落 番 号 の 書 式 設 定 ]ダイアログボックスの[ 番 号 の 種 類 (N):]で 1, 2, 3, を 選 び [OK]をクリック( 図 6-2) 24

図 6-2 [ 段 落 番 号 の 書 式 設 定 ]ダイアログボックス これで (1), (2), (3) という 段 落 番 号 が 設 定 できました 一 度 設 定 をすると 直 後 の 段 落 番 号 は 基 本 的 には 同 じ 形 式 で 挿 入 することができます (5)[ホーム]タブの[ 段 落 番 号 ]ボタンを 使 い 他 の 段 落 ( 下 記 )にも (1), (2), (3) という[ 段 落 番 号 ]を 振 ってください 高 度 なタイポグラフィーの 表 現 要 素 の 配 置 指 定 の 向 上 オールインワ ンサイト サイト 開 発 管 理 更 新 の 時 間 短 縮 アクセシビリティの 向 上 SEO 対 策 25

6.2. 左 インデント 1 行 目 のインデント インデントを 設 定 することにより 特 定 の 位 置 から 文 字 入 力 を 始 めることができます 設 定 のため には [ 表 示 ]タブの[ 表 示 / 非 表 示 ]にある[ルーラー]にチェックが 入 っている 必 要 があります 図 6-3 インデントの 設 定 を 表 示 させる ここでは[ 左 インデント]:2カラム [1 行 目 のインデント]:1カラムを 段 落 単 位 で 設 定 します 残 りの[ぶら 下 げインデント]は 次 の 章 (7.1.ぶら 下 げインデント)で 学 びます インデント 拡 大 図 左 インデント 1 行 目 インデント ぶら 下 げインデント 図 6-4 インデント 拡 大 図 (1) 第 4 段 落 4.スタイルシートの 魅 力 の ( 1)ファイルサイズの 縮 小 化 の 下 CSSを 使 うことで にカーソルを 移 動 ( 図 6-5) (2)ルーラーのインデント 設 定 箇 所 で [ 左 インデント]にマウスポインタを 合 せ 右 に 2 カラム 分 ドラッグすると この 段 落 が 均 等 に すべて 右 に 2 カラム 移 動 する ( 図 6-5) 26

ここは マス 目 のよ うになっています 段 落 が 右 に2カラム 移 動 図 6-5 [ 左 インデント] 操 作 手 順 (3)[1 行 目 のインデント]で 右 に1カラム ドラッグすると 今 度 は1 行 目 だけ[1 行 目 インデント]で 右 にずらすことができます( 図 6-6) 1 行 目 のみ 右 に1カラム 移 動 図 6-6 [1 行 目 インデント] 操 作 手 順 27

7. 参 考 文 献 表 の 作 成 ここでは[ぶら 下 げインデント]を 利 用 する 方 法 で 参 考 文 献 表 の 体 裁 を 整 えます さらに Web サイトの URL などを 入 力 した 時 に 自 動 的 に 設 定 されてしまうこと がある ハイパーリンク(p.31 参 照 )の 解 除 の 方 法 を 紹 介 します まず 参 考 文 献 の 文 字 を [ホーム]の [フォント]グループの[ 太 字 ]で 太 字 に 設 定 してください 7.1. ぶら 下 げインデント [ぶら 下 げインデント]では [1 行 目 のインデント]と 対 照 的 に 1 行 目 以 降 にインデ ントを 設 定 します (1) 参 考 文 献 より 下 の 部 分 を ドラッグしてすべて 選 択 ( 図 7-1 1) (2)[ぶら 下 げインデント]の 設 定 を 4カラム 右 に 移 動 する( 図 7-1 2) 2 1 右 に 4 カラム 移 動 この 部 分 を 全 て 選 択 図 7-1 [ぶら 下 げインデント] 操 作 手 順 すると 2 行 目 以 降 が 4 カラム 右 に 移 動 します( 図 7-2) 図 7-2 [ぶら 下 げインデント]の 完 成 図 28

7.2. ハイパーリンクの 削 除 ( 書 式 のクリア) ハイパーリンク とは 文 字 や 画 像 をクリックすると ファイル 内 の 指 定 位 置 別 のファイル また はインターネット 上 の Web サイトなどが 表 示 される 仕 組 みのことです 単 に リンク と 呼 ばれる 場 合 も あります Word 文 章 内 での[ハイパーリンク] 削 除 方 法 を 説 明 します [ハイパーリンク]は フォントの 色 やサイズなどの 書 式 設 定 のように [ホーム]タブ の [フォント]グループにある[ 書 式 のクリア] ( 図 7-3)を 選 んでも 削 除 できません 図 7-3 [ 書 式 クリア]ボタン ホームページの URL( HP のアドレス)を 入 力 したり [コピー]して[ 貼 り 付 ける] を 選 んだ 場 合 そこで 入 力 を 止 めれば 下 記 のように 入 力 された 文 字 列 にはハイパ ーリンクの 設 定 はされません http://www.meiji.ac.jp/ しかし http://www.meiji.ac.jp/ の 右 で 改 行 やスペースを 入 れると 自 動 的 に[ハ イパーリンク]が 設 定 されてしまいます http://www.meiji.ac.jp/ ( 文 字 が 青 く 下 線 が 付 く) ハイパーリンクの 設 定 直 後 であれば ショートカットキーの Ctrl + Z や [クイックアクセスツール バー]の[ 元 に 戻 す]ボタン で 設 定 を 解 除 することができます 29

ここで [ 印 刷 プレビュー(V)] ( [Microsoft Office] ボタンの[ 印 刷 ]グループ)を クリックすると [ハイパーリンク]が 設 定 された 部 分 に 画 面 と 同 じ 青 い 文 字 と 下 線 が 付 いているのが 確 認 できます このまま 印 刷 すると プレビューで 表 示 されているとおり 下 線 が 出 力 されてしま います これを 避 けるには [ハイパーリンク]を 削 除 しなくてはいけません (1)[ハイパーリンク]された 文 字 列 の 上 で 右 クリック( 図 7-4 1) (2) 表 示 されたメニューの[ハイパーリンクの 削 除 (R)]をクリック( 図 7-4 2) これで [ハイパーリンク]が 削 除 されます 1 2 図 7-4 [ハイパーリンク]の 削 除 30

8. ページ 全 体 の 設 定 8.1. ページ 設 定 ( 文 字 数 と 行 数 ) 以 下 では 1 行 の 文 字 数 を 40 字 1ページの 行 数 を 40 行 とする 場 合 の 設 定 方 法 を 説 明 します (1)[ページレイアウト]タブの[ページ 設 定 ]グループの ダイアログボックスランチャー ( 図 8-1)をクリックし ページ 設 定 ダイアログボックス( 図 8-2)を 表 示 する 図 8-1 [ページ 設 定 ]の 表 示 (2)[ページ 設 定 ]ダイアログボックスで [ 文 字 数 と 行 数 ]の 設 定 画 面 が 表 示 されているこ とを 確 認 する (3)[ 文 字 数 と 行 数 を 指 定 する]を 選 択 し [ 文 字 数 ]を 40 [ 行 数 ]を 40 にして[OK] をクリック 図 8-2 [ページ 設 定 ]ダイアログボックス 31

[ページ 設 定 ]の 項 目 から 以 下 の 設 定 も 変 更 できます 時 間 があれば 各 自 で 確 認 して ください 余 白 用 紙 サイズ(A4 はがき など) 印 刷 方 向 ( 縦 横 ) 縦 横 書 き 8.2. ページ 番 号 の 挿 入 (フッター) 用 紙 の 下 の 部 分 (フッター; 図 8-3)に[ページ 番 号 ]を 入 力 します 本 講 習 会 では 表 紙 には[ページ 番 号 ]を 表 示 せず 本 文 から1ページ 目 になるように 工 夫 します 図 8-3 [フッター] 画 面 (1)[ 挿 入 ]タブから[フッター]をクリックし [フッターの 編 集 (E)]を 選 択 します( 図 8-4) 図 8-4 [フッター]の 編 集 (2)[デザイン]タブが 表 示 されるので [ページ 番 号 ]をクリックし 適 当 な 形 式 を 選 びま す(ここでは ページの 下 部 の 番 号 のみ 2 ) また 表 紙 にページ 番 号 を 入 れないために[オプション]の [ 先 頭 ページのみ 別 指 定 ] にチェックを 入 れます ( 図 8-5) 32

図 8-5 [ページ 番 号 ]の 設 定 (3) 再 度 [ページ 番 号 ]をクリックして [ページ 番 号 の 書 式 設 定 ]を 選 びます 表 示 され た [ページ 番 号 の 書 式 ]ボックスの 番 号 書 式 が 1, 2, 3, となっていること を 確 認 し [ 開 始 番 号 ]を 0 にして [OK]をクリックします( 図 8-6) 図 8-6 [ページ 番 号 の 書 式 ] (4)[デザイン]タブの[ヘッダ フッダを 閉 じる]をクリックすると 本 文 に 戻 ります これでページ 番 号 が 挿 入 されました( 図 8-7) 図 8-7 [ページ 番 号 ] 完 成 33

8.3. ヘッダーにタイトルを 表 示 する 書 類 の 上 部 にタイトルや 日 付 を 表 示 したい 場 合 には ヘッダーを 使 用 します ヘッダーの 編 集 は [ 挿 入 ]タブの[ヘッダーとフッター]グループから[ヘッダー]を 選 択 し [ヘッダーの 編 集 ]をクリックすると 表 示 される 編 集 画 面 ( 図 8-8)で 行 います 図 8-8 [ヘッダー]の 編 集 画 面 ここでは レポートのタイトルをヘッダーの 右 に 寄 せて 表 示 するよう 設 定 します まず Web サイト 構 築 における 情 報 デザイン とヘッダーに 入 力 します 次 に カーソルを W の 前 に 移 動 し Tab キーを 2 回 押 して 文 字 列 を 右 に 寄 せます( 図 8-91) [Tab]キーには 一 定 の 文 字 数 分 ( 通 常 は4 文 字 ) 文 字 列 を 右 寄 せする インデントと 似 たよう な 機 能 があります 通 常 の 文 字 入 力 画 面 に 戻 るには [ヘッダーとフッター]ツールバーの[ヘッダーとフ ッター 閉 じる]ボタンをクリックします( 図 8-9 2) これで [ヘッダー]にタイトルを 入 力 できました [ヘッダーとフッター]の [デザイン] タブを 利 用 すると 日 付 や 時 間 などを 挿 入 する こともできます 1 編 集 が 終 わったら [ 閉 じる]をクリック 文 字 列 の 入 力 が 終 わったら カーソルをこの 位 置 に 移 動 して Tab キーを2 回 入 力 2 図 8-9 [ヘッダー]の 編 集 画 面 34

9. 付 録 9.1. 目 次 の 作 成 本 文 で[ 見 出 し]を 設 定 している 場 合 [ 目 次 ]を 簡 単 に 作 成 することができます (1)[ 目 次 ]を 入 れたい 場 所 にカーソルを 移 動 します ここでは 表 紙 の 学 部 学 会 学 年 の 2 行 下 の 行 頭 にカーソルを 移 動 し 目 次 を 挿 入 します( 図 9-1) (2)[ 参 考 資 料 ]タブから[ 目 次 ]をクリックすると 表 示 される 目 次 の 設 定 パネルで [ 目 次 の 挿 入 ]を 選 びます カーソルはこの 位 置 に! 図 9-1 [ 目 次 ]の 挿 入 35

(3)[ 目 次 ]ウィンドウが 開 くので [ページ 番 号 を 表 示 する(S)][ページ 番 号 を 右 揃 え にする(R)]の 両 方 にチェックがあることを 確 認 し [OK]をクリック ( 図 9-2) 図 9-2 [ 目 次 ]ウィンドウ すると 図 9-3 のように 自 動 的 に 目 次 が 作 成 されます 9.2. 段 組 み 図 9-3 [ 目 次 ]の 完 成 以 下 では 文 章 全 体 を 2 段 に 分 ける 方 法 を 紹 介 します (1)[ページレイアウト]タブの[ページ 設 定 ]グループの[ 段 組 み]をクリックします 36

パネルが 表 示 されますので 目 的 の 段 組 みをクリックするか 下 方 の[ 段 組 の 詳 細 設 定 (C) ]を 選 びます( 図 9-4) ここでは 詳 細 設 定 から 段 組 みを 設 定 しま す 図 9-4 段 組 みの 設 定 (2)[ 段 組 み]ダイアログボックスの[ 種 類 ]で [2 段 (W)]を 選 択 (3)[ 設 定 対 象 (A):]が [ 文 章 全 体 ]なのを 確 認 したら [OK]ボタンをクリック( 図 9-5) 図 9-5 2 段 の 段 組 み 設 定 これで 文 章 全 体 が[2 段 組 み]になります( 図 9-6) また 文 章 の 一 部 分 をドラッ グなどで 選 択 し その 部 分 のみに[ 段 組 み] 効 果 を 設 定 することもできます 37

9.3. 文 字 カウント 図 9-6 2 段 の[ 段 組 み] 完 成 見 本 図 Word には 入 力 された 文 字 を 数 える[ 文 字 カウント]という 機 能 があります (1) 画 面 の 左 下 にある[ 文 字 数 :]の 横 にある 数 字 が ファイル 全 体 の 文 字 数 です (2)[ 文 字 数 :]をクリックすると 詳 細 な 情 報 が 表 示 されます ( 図 9-7) 図 9-7 [ 文 字 カウント]の 例 また 文 章 の 一 部 をドラッグなどで 選 択 した 状 態 では 選 択 された 部 分 の 文 字 数 が 表 示 されます 9.4. 文 字 飾 り( 上 付 き 下 付 き)a 2 + b 2 = c 2 CO 2 2 2 注 の 指 数 や である 1 の 注 1 のように 通 常 の 文 字 の 上 に 小 さく 表 示 される 文 字 を Wordでは[ 上 付 き(うえつき)] 文 字 といいます 38

ここでは 次 のような 式 を 書 いてみましょう (1) a2 + b2 = c2 と 入 力 する a 2 + b 2 = c 2 (2) a2 の 2 の 部 分 を 選 択 し [ホーム]タブの[フォント]グループのダイアログ ボックスランチャー( マーク)をクリック (3)[フォント]ウィンドウが 開 くので [ 文 字 飾 り]の [ 上 付 き(P)]を 選 択 し [OK]を クリック( 図 9-8) 図 9-8 [フォント]ダイアログボックス これで 二 乗 などのような 指 数 を Word の 文 章 中 で 表 現 することができます 残 りの 数 字 2 にも 同 様 の[ 上 付 き]を 設 定 すれば a 2 + b 2 = c 2 という 計 算 式 が 表 示 されます 同 様 に[ 下 付 き] 機 能 を 使 えば 化 学 記 号 CO 2 なども 入 力 できます 数 列 関 数 などの 複 雑 な 数 式 の 作 成 には 数 式 エディタを 使 用 します 詳 しくは 付 録 の 数 式 エディタ の 項 を 参 照 してください 39

9.5. 描 画 キャンバスその 他 の 設 定 [ 描 画 キャンバス]の 右 クリックメニューから[ 拡 張 ( 描 画 )(P)] を 選 択 する と 描 画 サイズに 合 わせて 小 さくなった[ 描 画 キャンバス]を 拡 大 することができます ( 図 9-9) 図 9-9 [ 描 画 キャンバス]の 拡 張 また [ 描 画 のサイズ 変 更 ] を 選 択 すると [ 描 画 キャンバス] 内 の 図 を あたかも1つの 画 像 であるかのように まとめてマウスで 拡 大 縮 小 することができ ます( 図 9-10) 図 9-10 描 画 サイズの 拡 大 縮 小 40

9.6. 原 稿 用 紙 ウィザード 原 稿 用 紙 のような マス 目 を 設 定 することができます (1)[ページレイアウト]リボン [ 原 稿 用 紙 ]グループの 原 稿 用 紙 設 定 を 選 ぶ 図 9-11 [ 原 稿 用 紙 ウィザード]の 表 示 方 法 (2)[ 原 稿 用 紙 設 定 ]ダイアログボックスで 書 式 を 設 定 する ( 図 9-12 ) 図 9-12 [ 原 稿 用 紙 ウィザード]の 選 択 必 要 な 設 定 をおこない [OK]をクリックすると 原 稿 用 紙 が 表 示 されます 原 稿 用 紙 は 文 字 が 入 力 済 みのファイルに 適 用 することも 新 規 のファイルに 適 用 して 新 たに 文 字 を 入 力 することもできます なお 既 に 入 力 済 みの 文 章 を そのまま 原 稿 用 紙 にコピー&ペーストすると 元 のファイルの 書 式 がそのまま 引 き 継 がれてしまいます この 場 合 は [ホーム]タブの[クリップボード]グループの[ 貼 り 付 け]の 下 の から [ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け]を 選 択 し [テキスト] 形 式 で 貼 り 付 けるとよいでし ょう 41

9.7. Excelとの 連 動 (グラフの 貼 り 付 け) 本 編 では Excel で 作 成 した 表 を Word に 貼 り 付 けましたが 同 様 にグラフも 貼 り 付 けることができます (1) 実 習 用 の Excel ファイルを 開 き グラフ( 図 )の 貼 り 付 け シートをクリッ ク( 図 9-13 1) (2) 図 9-13 2のように グラフの 空 白 スペース 上 で 右 クリックメニューから[コ ピー(C)]を 選 択 グラフの 空 白 部 分 で 右 クリックしてコピーを 選 択 2 1 図 9-13 Excel のグラフのコピー 配 布 された Excel ファイルの グラフ( 図 )の 貼 り 付 け シートを 表 示 する 42

作 業 ウィンドウを Word にかえ [ホーム]タブ [クリップボード]グループの[ 貼 り 付 け] 下 の 方 をクリックして [ 形 式 を 選 択 して 貼 り 付 け(S) ]を 選 び [ 貼 り 付 ける 形 式 (A):]で [ 図 ( 拡 張 メタファイル)]をクリック( 図 9-14) 図 9-14 [ 図 ( 拡 張 メタファイル)]の 選 択 画 面 Excel 上 で 作 成 したグラフを Word に 貼 り 付 けることができました ( 図 9-15) 人 数 明 治 大 学 2004 年 度 学 生 数 ( 一 部 ) 1400 1200 1000 800 600 400 200 一 年 二 年 三 年 四 年 0 法 商 政 治 経 済 文 情 コミ 学 部 図 9-15 Excel のグラフの 貼 付 け 完 成 43

9.8. 数 式 [Microsoft 数 式 3.0]を 利 用 すると 論 文 やレポートに 複 雑 な 数 式 を 入 力 することが できます (1)[ 挿 入 ]タブ [ 記 号 と 特 殊 文 字 ]グループの[ 数 式 ]の 右 の をクリック( 図 9-16 1) 入 力 したい 数 式 があれば それを 選 択 無 ければ [ 新 しい 数 式 の 挿 入 (T)] を 選 択 ( 図 9-162) 1 2 図 9-16 数 式 の 挿 入 (2) 数 式 ツールの[デザイン]タブが 表 示 されるので 必 要 な 記 号 を 選 んで 数 式 を 入 力 ( 図 9-17) 拡 大 f x x 1 2 2 e 2 2 図 9-17 数 式 ツールの[デザイン]タブ 44

9.9. プリントスクリーン Windows の [Print Screen]キーを 利 用 すると PC のディスプレイに 表 示 されている 画 面 イメージを クリップボードにコピーしたり 画 像 ファイルとして 保 存 すること ができます(このような 機 能 を 画 面 キャプチャー と 言 います) (1)デスクトップ PC の 場 合 通 常 [Print Screen]キーは キーボードの 右 上 ([F12]キーの 右 )にあります ( 図 9-18) F12 キーの 右 側 にあります Print Screen (プリントスクリーン)キー 図 9-18 [Print Screen] キーの 位 置 (2)ノート PC の 場 合 多 くのノート PC の 場 合 1つのキーが 複 数 の 機 能 を 備 えている 事 があります 12 号 館 のノート PC では [Fn(ファンクション)]キーを 押 しながら [Prt Sc]キーを 押 すことでキャプチャが 実 行 されます ( 図 9-19) ノート PC の 左 下 に [Fn]キーがあります この 場 合 [Fn]キーを 押 しながらだと [Prt Sc(プリントスクリーン)] を 利 用 することができます 図 9-19 [Fn(ファンクション)]キーと[Prt Sc(プリントスクリーン)]キーの 位 置 45

プリントスクリーンには 2 種 類 のキャプチャーモードが 用 意 されています モニター 画 面 全 体 のキャプチャー (1)[Print Screen]キーを 押 す(ノート PC では [Fn]キー+[Prt Sc]キー) (2)Word ファイルの 画 像 を 貼 り 付 けたい 位 置 で 右 クリックして[ 貼 り 付 け(P)] 図 9-20 モニター 画 面 全 体 のキャプチャー アクティブウィンドウのキャプチャー 上 図 の インターネットエクスプローラー のウィンドウをキャプチャーします (1)[Alt(オルト)]キーを 押 しながら [Print Screen]キーを 押 す(ノート PC の 場 合 [Alt]キー+[Fn]キー+[Prt Sc]キー) (2)Word ファイルの 画 像 を 貼 り 付 けたい 位 置 で 右 クリックして[ 貼 り 付 け(P)] 図 9-21 アクティブウィンドウのみのキャプチャー キャプチャーした 画 像 を 画 像 ファイルとして 保 存 する 場 合 は いったん Windows の[アクセサリ] にある[ペイント]などの 画 像 編 集 ソフトの 新 規 ファイルに 貼 り 付 けて 画 像 形 式 で 保 存 します 46