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(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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一般競争入札について

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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PowerPoint プレゼンテーション

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

●幼児教育振興法案

平成22年度

Microsoft PowerPoint _ビジネスプランの作成_勝瀬典雄.pptx[読み取り専用]

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

「給与・年金の方」からの確定申告書作成編


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代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

18 国立高等専門学校機構

労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです

Microsoft Word 印刷ver 本編最終no1(黒字化) .doc

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

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様式(補助金)

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

東京都立産業技術高等専門学校

01.活性化計画(上大久保)

耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前

厚 生 年 金 は 退 職 後 の 所 得 保 障 を 行 う 制 度 であり 制 度 発 足 時 は 在 職 中 は 年 金 を 支 給 しないこととされていた しかしながら 高 齢 者 は 低 賃 金 の 場 合 が 多 いと いう 実 態 に 鑑 み 在 職 者 にも 支 給 される 特 別

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議


Microsoft Word - 養生学研究投稿規定(改)

平成27年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)交付申請書等作成・提出要領



(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

平成19年9月改定

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

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養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

Taro13-公示.jtd

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別 添 1 提 案 書 等 作 成 要 領 1 調 達 件 名 PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 2 提 案 書 等 の 提 出 本 調 達 に 係 る 提 案 書 等 は PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 調 達 仕 様

競 争 参 加 資 格 審 査 等 事 務 取 扱 要 領 ( 抜 粋 ) ( 有 資 格 者 としない 者 ) 第 6 条 契 約 事 務 責 任 者 は 契 約 を 締 結 する 能 力 を 有 しない 者 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 及 び 暴 力 団 等 の 反 社 会 的 勢

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

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0605調査用紙(公民)

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5 サウンディング 型 市 場 調 査 の 進 め 方 サウンディング 型 市 場 調 査 に ついて 公 表 平 成 28 年 7 月 26 日 ( 火 ) 市 役 所 仮 設 庁 舎 跡 地 公 民 連 携 によるサウンディ ング 型 市 場 調 査 実 施 要 領 を 公 表 サウンディング

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

文化政策情報システムの運用等

主要生活道路について

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

1. 中 小 企 業 等 経 営 強 化 法 の 目 的 (1) 生 産 性 向 上 の 必 要 性 (3) 業 種 別 の 経 営 課 題 への 対 応 少 子 高 齢 化 人 手 不 足 等 の 状 況 において 効 果 的 に 付 加 価 値 を 生 み 出 せるよう 製 造 業 はもとより

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

IAF ID x:2010 International Accreditation Forum, Inc. Page 2 of 8 国 際 認 定 機 関 フォーラム(IAF)は 適 合 性 評 価 サービスを 提 供 する 機 関 の 認 定 のためのプログラ ムを 運 営 している この 認 定

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PowerPoint プレゼンテーション

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参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

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2.JADA 検 査 対 象 者 登 録 リストへの 登 録 除 外 引 退 復 帰 2.1 JADA 検 査 対 象 者 登 録 リストへの 登 録 及 び 除 外 は 原 則 として 以 下 に 示 す 対 応 によりおこな うものとする 登 録 国 内 競 技 連 盟 からの 登 録 申 請

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

(2) 事 業 内 容 ( 枠 に 収 まらない 場 合 は 適 宜 広 げてください 複 数 ページになっても 結 構 です ) 1. 事 業 計 画 名 (30 字 程 度 ) 産 業 機 械 用 機 関 系 部 品 における 鋳 造 による 一 体 成 形 品 の 試 作 開 発 事 業 目

別添2             入札説明書例                      (電子入札用)

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

01実務責任者会議資料(公表用)

Transcription:

支 援 機 関 指 導 員 のための D E S I G N 支 援 ハ ン ド ブ ッ ク H25 第 1 回 支 援 機 関 指 導 員 の た め の デ ザ イ ン 支 援 ハ ン ド ブ ッ ク ご 案 内 デザイン 支 援 の 基 礎 デザイン 支 援 の 必 要 性 身 の 周 りに 商 品 があふれ 機 能 品 質 や 価 格 の 訴 求 だけでは 売 るのが 難 し い 時 代 になりました 顧 客 に 選 んでもらうためには 魅 力 あるものづくり を 行 うとともに 製 品 の 魅 力 を 的 確 に 伝 える ことが 重 要 になります その 両 方 に デザイン は 威 力 を 発 揮 します しかし 多 くの 中 小 企 業 においては デザインを 最 大 限 活 用 しているとは 言 い 難 い 状 況 にあり デザインの 価 値 を 認 識 しない 経 営 者 も 多 くいるようです ここに 支 援 者 によるデザイン 支 援 の 必 要 性 が 生 じます デザインに 関 して 支 援 企 業 に 助 言 するためには 支 援 者 そのものがデザイン の 流 れやポイントを 知 らなければなりません しかし デザインが 意 味 する 領 域 は 広 範 囲 に 及 び モノ 作 りにおけるデザイン(プロダクトデザイン)を 指 す 場 合 もあれば 販 売 促 進 用 ツールなどのグラフィックデザインを 指 す 場 合 近 年 ではより 広 く コンセプトを 設 計 することやブランドの 創 造 を 指 す 場 合 もあ り それぞれ 支 援 ポイントも 異 なってきます そこで 本 シリーズでは デザインの 基 礎 知 識 の 解 説 から 始 まり プロダクト デザイン 支 援 販 売 促 進 デザイン 支 援 ブランドデザイン 支 援 など 個 別 のテー マを 立 て それぞれテーマ 別 に 単 独 で 活 用 できるハンドブックとして シリー ズ 化 して 発 行 してまいります

本 ハンドブックの 活 用 法 毎 回 テーマ 別 に 独 立 して 編 集 しますので 必 要 なテーマ 回 のみを 参 照 す る 使 い 方 ができます 内 容 に 応 じ 本 編 とは 別 に 各 種 シート 類 をセットで 用 意 しますので 1 本 編 で 支 援 ポイントチェック 2シートを 現 場 で 活 用 といった 実 践 的 な 使 い 方 をしていただけます 本 編 は A4で 印 刷 していただいても 結 構 ですが 持 ち 歩 きやすいハン ディーなガイドブックとしても 活 用 していただけます A4 用 紙 に 割 り 付 け 印 刷 で2ページずつ 片 面 印 刷 をして 真 ん 中 で 折 り 綴 じてください A5サイズのミニ 冊 子 になります 1 必 要 なテーマ 回 を 印 刷 してハンドブックとして 活 用 山 折 り 1ページ 2ページ 左 を 綴 じる 1 A4 用 紙 に 割 り 付 け 印 刷 で2ページ ずつの 片 面 印 刷 をする 2 真 ん 中 で 山 折 りにして 左 側 を 閉 じる + 2 テーマとセットになった 記 入 シートを 支 援 現 場 にて 活 用 2

(1) デザイン が 表 わす2つの 意 味 合 い 1. デザインとは 何 か? デザイン には 下 記 のように 計 画 設 計 と 意 匠 2つの 意 味 合 いがあります 前 者 の 計 画 設 計 をより 広 義 に 捉 えると ライフ デザイン や 経 営 デザイン な どもデザインの 領 域 に 入 りますが 本 シリーズでは 計 画 設 計 分 野 のプロダクトデ ザイン 関 連 と 意 匠 分 野 の 主 たるもの CIとブランドデザインを 対 象 に 扱 います デザイン 1ある 問 題 を 解 決 するために 思 考 概 念 の 組 み 立 てを 行 い 2それを 様 々な 媒 体 に 応 じて 表 現 すること 計 画 設 計 作 るものに 必 要 とされる 機 能 や 性 能 などを 検 討 し どのような 構 成 で 作 るのかを 決 定 す ること 意 匠 美 術 工 芸 工 業 製 品 などで その 形 色 模 様 配 置 などについて 加 える 装 飾 上 の 工 夫 <モノづくりに 関 わるもの> 商 品 企 画 設 計 プロダクトデザイン 建 築 設 計 インテリアデザイン ファッションデザイン ユニバーサルデザイン 環 境 デザイン 都 市 デザイン など < 視 覚 に 訴 えるもの> パッケージデザイン 広 告 デザイン チラシ パンフレットなど 販 促 物 デザイン HPデザイン ディスプレイ( 陳 列 )デザイン CIデザイン ブランドデザイン (2) モノのデザイン と コトのデザイン 上 記 以 外 にも デザインは モノ と コト に 分 類 することもできます 通 常 デザイン というと モノ として 形 になるものを 想 定 しまが 商 品 コンセプトのデザインや ブラン ドづくりのためのコンセプト 作 りなど モノ デザインに 至 る 前 の コト のデザインも 重 要 なデザインの 役 目 です 日 本 においては これら 無 形 の コト デザインを 認 識 しない 場 合 が 多 いようですが デザイン 支 援 はこれら コト デザインの 支 援 にも 及 びます タンジビリティ ( 視 覚 で 捉 えるこ とができる) モノ のデザイン インテリアデザイン プロダクトデザイン パッケージデザイン グラフィックデザイン インターフェイスデザイン 環 境 デザイン 都 市 デザイン コト のデザイン ネットワークデザイン CIデザイン 制 度 しくみ 法 律 企 業 経 営 戦 略 コンセプトデザイン ブランドデザイン インタンジビリティ ( 視 覚 では 見 えない) 出 展 : 三 和 創 業 研 究 所 デザイン 産 業 研 究 会 中 間 報 告 書 3

(1) モノのデザイン の 要 素 2. デザインの 原 理 デザインの 基 本 的 な 要 素 として 下 記 8つが 挙 げられます これら 各 要 素 とどのように 要 素 を 組 み 合 わせるかを 考 えてデザインを 進 めていきます デザインの 要 素 線 Line 色 Color 形 Form( 平 面 ) Shape( 立 体 ) 空 間 Space 明 暗 Value 動 き Movement 質 感 材 料 Texture 立 体 ( 感 ) 線 色 形 空 間 明 暗 ( 明 るさ 暗 さ) 動 き 質 感 立 体 ( 感 ) 主 にプロダクトデザインに 関 係 (2)デザインの 基 本 原 則 デザインの 基 本 原 則 とは 美 しく 見 えたり 調 和 がとれて 見 えるためのデザイン 要 素 のルー ルのことです デザイナーはデザインするにあたって デザイン 要 素 に 下 記 原 則 を 組 み 合 わ せて2 次 元 または3 次 元 で 造 形 していきます デザインセンスが 良 い というのは < 調 和 を 生 むデザイン 要 素 の 選 び 方 と 選 んだ 要 素 の 組 み 合 わせ 方 を 知 っている>ということです プロのデザイナーとは 消 費 者 の 求 める ものや 無 形 のアイデアを 要 素 とルールの 選 択 により 見 える 化 する 訓 練 を 受 けている 人 々ということができます デザインを 考 えるとは 多 様 な 要 素 を 総 合 的 に 判 断 し 組 合 せる という 複 雑 な 作 業 を 行 うことですので それを 理 解 して デザイナーとコミュニケーション を 図 ることが 望 まれます デザインの 原 則 (ルール) 統 一 1. 調 和 2. 対 比 コントラスト 3. 多 様 性 バラエティー 1. 対 称 非 対 称 2. 割 合 比 率 プロポーション 3.バランス 4.リズム 反 復 5. 構 成 組 み 立 て 4

3. デザインの 効 果 (1)デザイン 導 入 による 効 果 ( 財 ) 産 業 研 究 所 デザイン 導 入 の 効 果 測 定 等 に 関 する 調 査 研 究 では デザイン 導 入 効 果 を 経 済 的 な 効 果 モノ 作 りにおける 効 果 イメージ ブランド 面 の 効 果 意 識 風 土 面 の 効 果 の4 面 で 整 理 しています ( 下 表 ) 同 調 査 では グッドデザイン 賞 受 賞 企 業 を 対 象 にアンケートを 行 っていますが 多 くの 企 業 が 企 業 イメージの 向 上 や 企 業 又 は 商 品 の 知 名 度 の 向 上 などのイメージやブラン ド 面 で 効 果 があったと 評 価 しています 商 品 の 売 上 増 加 効 果 に 関 しては 企 業 間 で 評 価 の 差 が 見 られますが 市 場 ニーズや 競 合 製 品 の 調 査 分 析 を 行 っている 企 業 は 売 上 増 加 の 効 果 があったと 回 答 しています デザイン 導 入 による 効 果 カテゴリー 効 果 項 目 ( 参 考 )グッドデザイン 賞 受 賞 企 業 の 評 価 経 済 的 な 効 果 商 品 の 売 上 増 加 新 市 場 の 開 拓 従 来 よりも 高 価 格 での 価 格 設 定 商 品 開 発 力 の 向 上 モノ 作 りにお ける 効 果 新 素 材 や 新 技 術 導 入 等 の 革 新 商 品 の 品 質 向 上 商 品 の 開 発 期 間 の 短 縮 生 産 性 の 向 上 生 産 コストの 削 減 企 業 イメージの 向 上 デザイン 効 果 に 関 して : 肯 定 的 回 答 が 多 数 : 肯 定 的 回 答 が 多 い : 回 答 に 評 価 差 がある : 否 定 的 回 答 が 多 い イメージ ブラ ンド 面 の 効 果 企 業 又 は 商 品 のブランドの 構 築 企 業 又 は 商 品 の 知 名 度 の 向 上 就 職 希 望 者 の 増 加 意 識 風 土 面 の 効 果 顧 客 志 向 や 発 想 力 向 上 等 の 社 員 の 意 識 変 化 経 営 理 念 の 再 構 築 組 織 内 コミュニケーションの 向 上 平 成 18 年 3 月 ( 財 ) 産 業 研 究 所 デザイン 導 入 の 効 果 測 定 等 に 関 する 調 査 研 究 の 調 査 報 告 を 元 に 作 成 一 方 他 の 調 査 では 新 しいターゲット 層 への 訴 求 顧 客 との 取 り 引 き 開 始 など 新 市 場 開 拓 効 果 があるとの 報 告 もあり 一 概 に 単 一 の 調 査 のみでデザイン 導 入 の 効 果 を 言 い 切 ることはできません いずれにせよ デザイン 導 入 の 効 果 は 多 面 的 であることを 認 識 する 必 要 があります 5

(2)デザイン 導 入 支 援 の 留 意 点 デザイン 導 入 とともに ターゲットの 詳 細 設 定 や 価 格 設 定 などの 商 品 戦 略 に 加 え 販 売 チャ ネルなど 他 の 戦 略 も 併 せて 計 画 することで 売 上 増 加 の 効 果 を 得 ることが 可 能 になります 例 えば 商 品 をOL 向 けにデザイン 改 良 したのに 販 路 は 以 前 と 同 じホームセンターであるな ど ターゲットとチャネルのミスマッチが 生 じないように 留 意 することが 必 要 です 支 援 者 としては この 点 を 念 頭 に 総 合 的 な 販 売 戦 略 として 取 り 組 むように 経 営 者 に 助 言 すると 良 いでしょう また 経 済 的 な 面 だけではなく 前 ページ 表 デザイン 導 入 による 効 果 に 書 かれているような 多 面 的 複 合 的 な 効 果 を 目 標 とした 導 入 もあることを 伝 えると 良 いでしょう 支 援 ポイント 企 業 経 営 者 に 以 下 の 理 解 を 促 してください 1 デザイン 導 入 にあたっては 市 場 ニーズや 競 合 製 品 の 調 査 分 析 が 重 要 となる 2 売 上 増 加 を 図 るには デザイン 導 入 とともに チャネル 戦 略 やPR 戦 略 など 総 合 的 な 販 売 戦 略 の 策 定 が 必 要 である 3 デザイン 導 入 の 効 果 は 企 業 イメージの 向 上 やブランド 構 築 など 多 面 的 複 合 的 な 視 点 を 持 つ 4 デザインを 意 識 することで 商 品 開 発 力 の 向 上 など 中 長 期 的 な 効 果 を 挙 げられ る 可 能 性 もある ミニ 事 例 自 社 ブランドの 構 築 と 企 業 イメージの 向 上 の 事 例 文 具 メーカーD 社 は 商 品 カテゴリー 別 の 企 画 担 当 者 が 個 別 に 外 部 デザイナーに 依 頼 して 商 品 デザインを 行 っていたため イメージは 商 品 ごとにバラバラで 自 社 の 独 自 カラーが 打 ち 出 せないでいた 近 年 売 場 担 当 者 から デザインポリシーが 感 じられる 特 徴 的 な 商 品 を 求 めら れるようになったため 自 社 ブランドの 商 品 開 発 を 目 指 すことにした D 社 は ターゲットを 若 いOLに 絞 って 販 売 チャネルも 限 定 した シリーズ 商 品 を 開 発 することに し 社 内 プロジェクトチームを 発 足 した 今 までは デザイナーの 提 案 したデザインを 個 々に 評 価 して 決 定 してきたが 今 回 はプロジェクトチームが 先 に 商 品 ニーズを 収 集 して 商 品 コンセプト を 固 め その 上 で 外 部 デザイナーに 商 品 デザインを 依 頼 する 進 め 方 をすることで デザインポリ シーの 一 貫 した 商 品 開 発 を 行 うことを 目 指 した この 時 に 開 発 したブランド 商 品 が 一 部 でヒットしたため 以 後 D 社 では 商 品 開 発 で 同 様 の 手 法 を 採 ることにし 開 発 する 商 品 カテゴリーも 絞 り 込 むことにした 現 在 では 7つのブランドを 展 開 し それぞれのブランドは 担 当 するブランドマスターがブランド 価 値 の 向 上 を 図 っている これ ら 一 連 のブランド 構 築 によりD 社 の 企 業 イメージも 向 上 し デパートやセレクトショップで 自 社 ブラ ンドのコーナーを 確 保 できている ポイント 商 品 群 の 再 編 により 思 い 切 ったブランド 構 築 が 図 れた 社 内 チームが 主 導 するデザインのコントロールにより ブランド 構 築 が 図 れた 社 内 で 取 り 組 むことにより 従 業 員 に デザインマインド が 目 覚 め デザイ ンの 重 要 性 や 価 値 を 認 識 する 社 風 になった 6

(1)デザインが 力 を 発 揮 する 場 面 4. デザインの 活 用 前 述 したように 様 々なデザイン 領 域 があり デザインが 力 を 発 揮 する 場 面 も 多 々ありま す 以 下 に 企 業 側 のニーズからデザインを 活 用 できる 場 面 (デザイン 分 野 )と 主 たる 関 係 者 それぞれの 一 般 的 な 特 徴 を 整 理 しました 企 業 ニ ー ズ 自 社 技 術 を 活 かした 新 製 品 を 開 発 したい 既 存 製 品 や 開 発 製 品 のデザインを 改 良 したい 製 品 の 魅 力 を アピールしたい 既 存 製 品 の 販 路 開 拓 売 上 増 を 図 りたい 会 社 のイメージ 向 上 を 図 りたい 優 秀 な 社 員 を 採 用 したい ユーザーニーズに 沿 う 製 品 に 改 良 したい 他 社 製 品 との 差 別 化 を 図 りたい 知 名 度 を 向 上 させたい デ ザ イ ン 分 野 商 品 コンセプト 策 定 機 能 の 整 理 操 作 性 の 追 求 素 材 部 品 の 検 討 形 状 や 外 観 のデザイン ( 変 更 ) 形 状 や 外 観 の 変 更 商 品 名 ロゴの 作 成 変 更 イメージカラーの 策 定 パッケージデザインの 変 更 広 告 やポスターの 作 成 カタログ チラシ POPな ど 販 売 促 進 ツールの 作 成 ホームページやFacebook などの 作 成 CIの 策 定 ブランド 構 築 関 係 者 経 営 者 社 内 担 当 者 デザイナー 社 内 担 当 者 デザイナー 経 営 者 デザイナー 支 援 期 間 デ ザ イ ナ ー 半 年 ~ 数 年 と 長 期 間 にわたる 場 合 が 多 い プロダクトデザイナーが 担 当 商 品 分 野 や 素 材 により 専 門 性 が 異 なるので 必 要 なデ ザイナーを 探 すのが 大 変 な 場 合 もある ( 注 )これらはあくまで 一 般 的 な 特 徴 です 1ヶ 月 ~1 年 スポット 的 支 援 で CIの 策 定 :1~2 年 あり 比 較 的 短 期 間 で 終 了 する ブランド 構 築 : 数 か 月 ~1 年 形 状 や 外 観 デザイン:プロダ クトデザイナーが 担 当 ロゴや 広 告 ポスター カタ ログ チラシなど:グラフィッ クデザイナーが 担 当 パッケージデザイン: 素 材 や 印 刷 に 関 して 専 門 的 な 知 識 が 要 求 されるため 経 験 のないグラ フィックデザイナーより 実 績 の あるデザイナーの 方 が 安 心 HP ( Web) : グ ラ フ ィ ッ ク パーツとIT 技 術 パーツに 分 かれ る 簡 単 なHPはWebデ ザ イ ナーが 両 方 担 当 できるが 複 雑 なものは 別 途 IT 技 術 者 が 必 要 グラフィックデザイナーが 担 当 するが CIデザインもブ ランド 構 築 も 単 なるデザイ ンとは 違 ってコンセプトの 策 定 などから 始 まるため 経 験 やノウハウが 必 要 企 業 のCIデザインの 場 合 は 企 業 アイデンティティの 策 定 から 入 ることも 多 いので デ ザイン 力 だけでなく 経 営 者 から 社 員 までの 意 見 をまとめ られるノウハウを 持 ったデザ イナーが 必 要 7

(2)デザイン 導 入 のタイミング ものづくりから 販 売 まで デザイナーが 関 わるタイミングは 下 記 のように 多 段 階 で 存 在 し ます 支 援 者 もこの 全 体 のプロセスを 知 っている 必 要 があります 商 品 企 画 段 階 からの 支 援 が 求 められているのか 開 発 は 社 内 で 行 い 開 発 済 み 商 品 のパッ ケージやチラシのデザイン 支 援 を 期 待 されているのかなど どの 段 階 から 支 援 するのかなど 企 業 のニーズを 従 前 に 把 握 しておく 必 要 があります これら デザイン 支 援 に 関 する 留 意 点 を 下 記 にポイントとしてまとめました 企 画 デザイン / 設 計 試 作 製 造 商 品 化 販 売 促 進 リサーチ マーケティング コンセプト 設 計 生 産 設 計 パーケージデザイン ネーミング 試 作 品 デザイン ロゴ 作 成 モックデザイン ブランドづくり 計 画 設 計 カタログ パンフデザイン 店 舗 Pデザイン ディスプレイデザイン POP 広 告 販 促 物 デザイン 展 示 会 HP 意 匠 参 考 文 献 : 東 京 都 中 小 企 業 振 興 公 社 デザイン 活 用 ガイド 支 援 ポイント デザイン 導 入 を 支 援 する 際 には 下 記 に 留 意 してください 1 企 業 ニーズを 明 確 化 し 支 援 が 必 要 なデザイン 分 野 を 適 切 に 判 断 する 売 れるデザインを 作 りたい といった 大 雑 把 な 相 談 内 容 に 関 しては 商 品 開 発 から 相 談 したいのか パッケージやロゴデザインを 変 えたいのかなど 企 業 の ニーズを 絞 り 込 んでいく 必 要 がある 2 デザイナーは 各 デザイン 分 野 ごとに 専 門 があることを 認 識 する デザイナーだか らといって 全 分 野 のデザインに 長 けている 訳 ではない プロダクトデザインを 手 がけたことのないグラフィックデザイナーに 商 品 開 発 が 頼 めないように 例 外 を 除 いて プロダクトデザイナーがチラシやカタログ 等 の 販 促 物 のデザインまで 行 うことは 少 ない 3 デザイン 導 入 に 当 たっては 最 終 的 な 意 思 決 定 者 が 重 要 となる CIの 策 定 やブランド 構 築 に 関 しては 経 営 者 にも 関 与 してもらう ( 前 ページ 参 照 ) 担 当 者 レベルで 進 めた 場 合 後 から 経 営 者 との 意 見 の 相 違 が 発 生 する 場 合 が ある 商 品 開 発 の 場 合 は 技 術 者 や 社 内 担 当 部 署 だけで 進 めるのではなく 経 営 者 や 営 業 担 当 など 社 内 との 意 見 調 整 を 随 時 行 うよう 配 慮 する 制 作 著 作 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 経 営 支 援 部 支 援 機 関 サポート 課 作 成 担 当 松 嶌 葉 子 ( 平 成 23~27 年 度 全 国 支 援 ネットマネージャー) 地 域 支 援 機 関 等 サポート 事 業 ホームページ http://www.smrj.go.jp/keiei/chiikiryoku/index.html 8