問詞 + 不定詞 では, 不定詞の用法を独立させて学習するのではなく, how to ~ what to ~ のように疑問詞と不定詞を連続させて意味がとれるようにしたい なお, 不定詞であるため,to ~の後の動詞は原形であることを再確認させたい 本単元では, 日本と外国との生活様式の違いが話題にな

Similar documents
Microsoft Word - 英語科指導案 公開研 2学年_H _.docm

生徒の活動

グリーン家の人々

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

新潟市立亀田西中学校

英語科学習指導案(2年授業参観)

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

英語科学習指導案

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

第3学年3組英語科学習指導案

自己紹介をしよう

英語科学習指導案

4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

Microsoft Word - 英語科指導案_H _part2.doc

時制などの文構造について復習する 修学旅行の思い出 (9) 修学旅行で外国人にインタビューする 修学旅行の思い出についてスピーチをする 6 The 5 Rs to Save the Earth(8) 特定の動作に対する自分の感じ方 を 伝える 物事のやり方を知っているかを伝 え る 他者に行動を依頼

平成30年度 中学校英語科教育

保健体育科学習指導案

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

平成 29 年度年間授業計画 & シラバス 東京都立足立高等学校定時制課程 対象学年 教科 科目名 担当者名 1 学年 ( 普通科 商業科 ) 外国語科コミュニケーション 佐々木友子 風見岳快 英語 Ⅰ 使用教科書 出版社 : 三省堂 教科書名 :Vista English Communicatio

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

いろいろな衣装を知ろう

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

ていきたい 題材は, 平和市で起こった小さい女の子の事故をきっかけに, 現在ある公園を駐輪場に作り替えるかどうかという議論に発展していく内容となっている 近年は公共のマナーの話題をよく耳にすることもあり, 生徒にとって, 身近なテーマと言える 賛否の論点を整理し, 自分の意見をまとめる活動を通し,

第2学年3組 英語科学習指導案

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

<4D F736F F D F E7793B188C45F89708CEA81408AE290F A2E646F63>

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

英語科指導案

<4D F736F F D E7793B188C A778D5A8A4F8D918CEA89C EC90AC8BB A2E646F63>

5 単元の指導計画と評価活動 ( 本時 3/7) 時間 ねらい 学習活動評価規準評価方法 1 to 不定詞 ( 名詞的用法 ) の文構造を理解する 自分が好きなことについて英文を書き 相手に伝える イ -1 評価カード ワークシート 教科書の本文から ~すること という表現を学ぶ 2 本文の中から不

<4D F736F F D208CA48B8682CC82DC82C682DF2E646F63>

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る


<4D F736F F D E7793B188C D915F88E48FE38BB E646F63>

第 2 学年 1 組外国語科 ( 英語 ) 学習指導案 平成 24 年 11 月 22 日 ( 木 ) 第 5 校時益田市立益田東中学校教諭上田陽一郎 1 単元 Unit 6 The Story of an Old Clock (New Horizon English Course Book 2)

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

15 英語(菊池)

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

中3_英語(東葛) 

第3学年英語科学習指導案

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

1年 program8 3/6

第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第1学年国語科学習指導案

英語科授業案 日時 平成 28 年 3 月 7 日 ( 月 )2 校時 生徒 2 年 B 組男子 16 名, 女子 16 名 計 32 名 授業場 2 年 B 組教室 授業者 造田あかね 1 単元名 Sunshine English Course 2 Program11 Yui To Share I

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

< F2D95F18D908F E522E6A7464>

14-2_指導案(中1英語)

東京都立葛西南高等学校平成 28 年度コミュニケーション英語 Ⅰ(R) 年間授業計画 教科 :( 英語 ) 科目 :( コミュニケーション英語 Ⅰ(R) ) 単位数 :(2) 単位対象 :( 第 1 学年 1 組 ~7 組 ) 教科担当者 :(1 組 : 船津印 )(2 組 : 佐々木印 )(3 組

(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

学習指導要領解説 P.12 2 内容 (1) 言語活動ア聞くこと ( オ ) まとまりのある英語を聞いて 概要や要点を適切に聞き取ること ( 略 ) ここでは内容的にまとまりのある複数の英文を聞き その全体の概要や内容の要点をとらえることができるようになることを述べている まとまりのある英語 とは

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

京都立石神井高等学校平成 31 年度教科 ( 外国語 ( 英語 ) ) 科目 ( 英語表現 Ⅱ ) 年間授業計 ( 標準 α) 教 科 : 外国語 ( 英語 ) 科目 : 英語表現 Ⅱ 単位数 : 2 単位 対象学年組 : 第 2 学年 A 組 ~G 組 教科担当者 :(A 組 : 岡本 松井 )(

特別支援学級 1 2 組国語科学習指導案 児童 1 年 (1 名 )2 年 (1 名 )3 年 (3 名 ) 4 年 (1 名 )5 年 (2 名 ) 計 8 名指導者藤澤勝利 (T1) 小綿幸子 (T2) 國久伸子 (T3) 1 単元名 ( 題材名 ) 文をつくろう 2 単元 ( 題材 ) につい

< F2D87408E7793B188C C993A190E690B6816A2E6A7464>

多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

<4D F736F F D E590BC816A91E6328A77944E CEA89C88A778F4B8E7793B188C42E646F6378>

ニューホライズン 1 年生 基本文 単語テスト この単語テスト集は 一般社団法人 / 教学図書協会 による教科書名等の表記利用の許諾を得て 発行しております 発行者に無断で複写 複製 配布 販売をされますと教科書著作権等の法律に触れ 罰金等が科せられます 発行者安村知倫

第○学年 ○○科指導計画

○○科 教科経営案

平成 30 年度シラバス 3 学年前期 (1 単位 ) コミュニケーション英語 Ⅰ 教科書 ENGLISH NOW Ⅰ 開隆堂 授業時数 01 単元名 Lesson 6 Sempai and Ko hai 本時 Lesson 6 (1) 学習内容備考 常日頃から使っている 先輩 後輩 ということばを

< F31322D C8E825693FA8A778F4B8E7793B188C42E6A7464>

平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

たがって, 石川遼選手の作文に加えて, 教師自身の夢も英文で示すことを通して, 夢をもつということをより身近なものとして感じさせ, 自も書いてみよう という気持ちをもたせたい 5 単元の目標 読み手が理解しやすい英文を書くために, 英文を読み直したり書き直したりすることができる モデル文を聞いたり読

Microsoft Word - imani ikiru kotoba sidoukeikaku.doc

Listening 天気予報と予定 (2) 天気などの身近な情報を表すを正しく身につけ運用す 6 What Can We Do for Others?(8) 義務について伝え 必要か不必要かを伝え 自分の考えを伝え Speaking 電話 ( 依頼する 誘う )(2) 電話で用いる定型を身につけ運用

○○○

という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

第1学年4組 英語科学習指導案

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

研究主題 自分の考えや意見を英語で発信できる力を育てる指導の一試み中学校 - 基礎 基本の定着を図り, アウトプット活動につなげる指導の工夫を通して - 研究分野英語科 中学校第 2 学年英語科学習指導案 実施日時 : 平成 24 年 10 月 17 日 ( 水 ) 9:40~10:30 実施場所

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

平成 23 年度千葉市教育研究会英語部会 10 月例会 B ブロック 英語科学習指導案 日 時 平成 23 年 10 月 18 日 ( 火 ) 授業展開 14:00~14:50 授業者 片岡亜季子 授業場所 1 年 E 組教室 研究協議 15:00~( 図書室 ) TOTAL ENGLISH Boo

第○学年 ○○科指導計画

第○学年 ○○科指導計画

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

英語科 「単元名 unit6」(1年)

Microsoft Word - c_eigo.doc

模擬授業 Ⅱ 英語授業案 日時 平成 22 年度 7 月 17 日 ( 土 )2 限目 対象 第 3 学年 実施場所 313 教室 授業者 塚元恵梨奈 教材 New Crown 3 1. 単元名 LESSON6 Martin Luther King 2. 教材観 このレッスンでは非暴力主義者の中の一

<4D F736F F D A4F8D918CEA AC A20819B2E646F63>

第3学年2組 外国語科学習指導案

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

活動の流れ 1 4 人のグループに分かれ テーマを決める 校内の施設紹介 学校行事 クラブ活動 時間割など 2 各グループで実施計画を立てる 3 動画を撮影する 4 写真を使って動画を作成する 動画の長さは 1 人 2~3 分とし 全員が発表できるように 分担 を決める 5 必要な語いや表現を調べる

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

Transcription:

第 3 学年 英語科学習指導案 平成 17 年 10 月 18 日 ( 火 ) 第 3 校時 指導者新潟市立木戸中学校教諭南場健一 1 単元名 New Horizon English Course 3 " An American Rakugo-ka " 2 単元の目標 疑問詞 + 不定詞 (how to ~,what to ~) の表現や It is + 不定詞 の表現を正確に用いながら, 短い英文を書くことができる 英語の文構造に則してセンスグループごとに区切った日本文をみて, 英語で言ったり 書いたりすることができる 外国人が日本に来て驚いたという体験談を読み, 日本では当たり前だと思っていることが本当に外国人には奇異に感じるのかを確かめる手紙を, 前 ALT に出すことができる 3 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度表現の能力理解の能力言語や文化についての知識 理解 ALT に質問した 英語の文構造 センスグルー 日本文を英語 いことを, 自分で に則してセンス プごとに区切っ の文構造に則し まとめようとする グループごとに た英文を読み, て, センスグル It is + 不定詞 区切ってある日 文頭から意味を ープごとに区切 と 疑問詞 + 不定 本文を見て, 英 理解することが ることができ 詞 の表現を用い 語で言ったり書 できる る て 簡単な内容を いたりすること It is + 不定 英文で表現しよう ができる 詞 疑問詞 + とする 不定詞 の文構造とその伝える内容を理解することができる 4 単元と生徒 (1) 単元について 本単元で学習する 疑問詞 + 不定詞 や, It is + 不定詞 に使用されている不定詞に関しては,2 年時に不定詞の副詞的用法, 名詞的用法,3 年時に不定詞の形容詞的用法で学習済みである It is + 不定詞 の不定詞は ~すること という名詞的用法であることと同時に,It が仮の主語であることを意識させたい 疑 - 南場 ( センター指導案 )1 -

問詞 + 不定詞 では, 不定詞の用法を独立させて学習するのではなく, how to ~ what to ~ のように疑問詞と不定詞を連続させて意味がとれるようにしたい なお, 不定詞であるため,to ~の後の動詞は原形であることを再確認させたい 本単元では, 日本と外国との生活様式の違いが話題になっている 自分達では当たり前のようなことでも, 外国の人たちから見ると奇異に感じるという話を多く提示し, 外国との生活様式の違いからくる驚きやおもしろさを感じさせたい (2) 生徒について生徒 29 名 ( 男子 14 名, 女子 15 名 ) から構成されているクラスである 英語の評定上位グループ31% 中位グループ24% 下位グループ45% と やや下位に集中している NRTの結果を分析すると 特に 質問や依頼に適切に応じること, 長文の大切な部分を読みとること, 伝える内容を整理して書くこと の落ち込みが顕著に表れている 全体的に英語には前向きに取り組む生徒が多く, 友達と協力しながら活動をすすめることができる集団である 5 指導の構想上記 4(2) の生徒の実態は, 生徒のワークシートやテストなどの誤答分析から 生徒が日本語とは異なる英語の文構造を十分理解していないことによるものが大きいと考えた 英語の文構造を理解できるようになれば, 英語を聞いても, 英文を読んでも, 英文を書く時でも常に意味のまとまりごとに英語を区切りながら意味を解釈することができる 英文をセンスグループごとに区切って日本文と対応せ 英文構造に意識を向けさせるために, 単元の最初に新潟県の入試問題 ( 過去に出題された英作文の問題 ) を生徒に提示し, 問題にあうような英文を各自で書くように指示する その後, 英文構造に則してセンスグループごとに区切った日本文を提示し, 英文に直すよう指示する ここで生徒に, 英語の文構造を意識した Reading, Writing 練習を継続することで 長い英文の内容を理解したり 長い日本文を英文に直したりすることが容易になることを感じさせたい 英文構造に則してセンスグループごとに区切った日本文を, 英文に直す練習を毎時間取り入れることで, 英文構造を少しずつ理解させたい また, 英文を読むときにも, 英文をセンスグループごとに区切り, そのまま小さな意味のまとまりごとに解釈する練習を取り入れたい 最終的には教科書本文をセンスグループごとに日本語に直したものを見て, 英語で読めるように練習を重ねたい このようにして生徒が身に付けた 学習スキル を, 各自の問題を解決するための方法に転換させるために, 日米の生活様式の違いから生まれた各自の疑問を解決するための手紙を ALT に送る活動を位置付ける この手紙を書く際, 英文をすぐ書けない生徒に対しては手紙の内容を日本語で書き, それを英語の文構造に則してセンスグループごとに区切って書くよう指示する 次に, 各自がセンスグ - 南場 ( センター指導案 )2 -

ループごとに区切った日本文を英文に直すよう指示する この活動を積み重ねることで 最終的には無意識のうちに英文構造に即した英文が表現できるようにしていきたい 6 指導と評価の計画 ( 全 9 時間 ) 時 ねらい評価基準 (B) 評価の観点十分満足努力を要する 間 主な学習活動 評価方法 関表理知できる (A) (C) への指導 英語をセンスグループご 前置詞が欠落したり, 接続 前置詞や接続詞を正確に 文の中で用いる動詞を考え とにとらえ 英文構造に着 詞の使い方に多少の誤りがあ 用いながら, センスグルー させ, 主述の関係を意識させ 1 目することができる るものの, センスグループご プごとにくくった日本文を る 新潟県公立高校入試過去 とにくくった日本語を英語に 英文に直すことができる 問題 ( 英作文 ) を実際に行 直すことができる う 生徒の作品 how to ~,what to ~ を設定した場面で用いることができる 視聴覚機器を用いて, 対 how to ~,what to ~を区 what to ~,how to ~の 用いる動詞を提示して, 2 話の続きを英文で表現す 別しながら対話の続きを英文 後につづく副詞句を前置詞 what to ~,how to ~のどち る で書き表す を正確に用いながら英文で らの後に続くのかを考えさ 書き表すことができる せ, 英語で表現させる モデル対話を, センスグ センスグループで区切って センスグループで区切っ つまったところで, 教師が ループで区切った日本語を ある日本語のプリントを見な てある日本語のプリントを 次にくる英語の単語を伝え, 見ながら英語で続ける がら, 友達とモデル対話を続 見ずに, 友達とモデル対話 友達とモデル対話を続けるこ けることができる を続けることができる とができるよう支援する 教師による個別確認 It is ~の部分と,to ~ の部分を分けて考え,to ~ が ~すること とい う意味だと理解する 2 教科書本文を, センスグ グループ内の仲間から, 多 グループ内の友達から, グループ内でさらに教えあ ループごとに理解し, 日本 少手助けはあるものの, 日本 何の助けもない状態で, 日 うよう指示する 語訳を見て, 英語で音読す 語訳された文を英文で音読す 本語訳された文を英文で音 る ることができる 読することができる <グループによる教え合い> 全員指名 教科書の本文 (P 46, - 南場 ( センター指導案 )3 -

P47) をセンスグループ 3 ごとに理解する 本時 センスグループごとに英 副詞や慣用表現の部分で多 教科書本文の英語を, セ 接続詞や副詞句のところ 3/3 文を日本語訳していく 少誤りはあるものの, 教科書 ンスグループごとに日本語 は教師が支援し, 主語と述語 本文全体をセンスグループご に訳すことができる の部分を中心に日本語訳をす とに理解することができる るよう指示する 本時 日本語訳したところだけ 多少つっかえはするもの 日本語訳を見て, それを 教科書本文の中から4 文程 3/3 を見て, 英語で音読できる の, 日本語役を見て, 全文 英文ですらすら読むことが 度を教師が選び, それを英語 ように練習する を音読することができる できる で音読できるまで練習するよう指示する グループになり, 友達と 所有格などの多少の誤りは センスグループごとに区 グループ内で再度教えあ 教えあいながら, 日本語訳 あるものの, 日本語を見て, 切った日本文を見て, それ うよう指示する した意味のまとまりを, 英 英語に直すことができる を英文で書き表すことがで 文で書き表していく みとり きる 生徒の作品 既習表現を用いて, 英語 30 字 ~50 字で自分が確認 50 字以上の英文で, 自 生徒が確認したい内容を教 で文を書く したい内容を英語で書き表して 分の確認したい内容を書き 師がセンスグループごとに区 (30 字 ~50 字 ) いる 表している 切るような支援を行う 1 日本では当たり前だと感 生徒作品 < 教師が書いた日本語を英語 じていることが, 外国人に に直して手紙を書く> は本当に奇異に感じるのかどうかを質問するカードを 作成し,ALT に手紙を出 す 7 本時の学習 (8/9) (1) 本時のねらい 疑問詞 + 不定詞 の表現と It is ~+ 不定詞 の表現を用いて, 英語の構造に則してセンスグループごとに区切ってある日本文を, 英文で書き直すことができる 教科書 (P 47) の日本語訳 ( 英語の構造に則してセンスグループごとに区切ってある日本語訳 ) のプリントを見て, 英語で音読することができる 英語の構造に則してセンスグループごとに区切ってある日本語訳を, 教科書やノートを見ずに友達と英文に書きかえることができる - 南場 ( センター指導案 )4 -

(2) 本時の評価規準 接続詞や前置詞, 所有格の使い方に多少の誤りはあるものの, 英語の文構造に則して 疑問詞 + 不定詞 It is ~+ 不定詞 の表現を用いながら日本文を英文に書きかえる 教科書 (P 47) の日本語訳のプリントを見て, 友達から多少補助してもらいながら, 日本文を英文で音読することができる 英語の構造に則してセンスグループごとに区切ってある日本語訳を, 友達から多少補助してもらったり, 辞書を活用しながら英文に書きかえることができる (3) 本時の指導の構想本単元で新しく学習した表現 疑問詞 + 不定詞 It is ~+ 不定詞 が確実に定着しているかどうか, 日本文 ( 英語の文構造に則してセンスグループごとに区切ってあるもの ) を英文に書きかえることができたかどうかで確認する このとき, 接続詞や前置詞句を用いるような文を提示することで, 英語の文構造を意識した活動になるように留意する 教科書 (P 47) の日本語訳 ( 英語の文構造に則してセンスグループごとに区切ってあるもの ) を見て,1ページ連続で音読しきる活動を行う 日頃練習してある教科書本文なので, 友達と表現を再確認しあう程度で音読の練習を行う 英語の文構造を意識した英作文の練習として, 日頃音読で練習してきた教科書本文 (P 47) をアレンジしたものを用いる 辞書を活用したり, 友達と相談しあいながら, 教科書 1ページにわたる日本語を, 自分達の力で英語に書きかえることができたという達成感を味わわせたい 長い文章でも, 英語の文構造に則して短い意味のまとまりごとに捉えれば, 英作文や英文理解もできないことはないという自信をつけさせたい (4) 本時の展開と評価 学習内容 活動教師の働きかけと生徒の反応指導上の留意点と評価 疑問詞 + 不定詞 ビデオカメラとテレビを用い 1 how / to / get / It is ~+ 不定詞 て,2 名の職員が話した英文を書 2 not / easy / to の表現復習 き取る ( 穴埋め形の Dictation ) を ( ) の中に記入 < Dictation > する (10 分 ) 1 あー, 道に迷っちゃったー 生徒の提出プリント Can you tell me how to get to the station? 疑問詞 + 不定詞 It is ~+ 不定詞 の表 2 あー, かわいい! でもなー 現がいくつか載ってい It is not easy to say " I love る補助プリントを配布 you ". する - 南場 ( センター指導案 )5 -

疑問詞 + 不定詞 英語の文構造に則して意味の 友達から多少手伝っ It is ~+ 不定詞 まとまりごとに区切ってある日 てもらいながら, 日 の表現の応用 本文を受け取り, 辞書を活用し 本文を英文に書きか < 日本語を英語に たり, 友達と相談しながら日本 える 書きかえる> 語を英文に書きかえる (15 分 ) 友達と積極的に関わ When you want to help foreign って英文を書き上げ people in Japan, you don't るよう声掛けをする know what to do. But it is important to talk to them. (~ のとき )( あなたが助けたい )( 外国人を )( 日本で ), ( あなたはわからない )( 何をすればよいか ) ( しかし )( それは大切です )( 話すことは )( 彼らに ) 英語の文構造を意 教科書 P 47の日本語訳 ( 英 友達から多少手伝 識した音読練習 語の文構造に則して意味のまと ってもらいながら < 教科書 P 47 まりごとに区切ってあるもの ) 日本語訳のプリン の音読練習 > を見て, 英語で音読する トを見て, 英語で (10 分 ) 1 教師の後に続いて音読 音読する 2 小グループになり, 音読練 習 (1 文づつ順番に読み進め チームワークが大 ていく ) 切であることを全体 3 目標の設定 (2 分間で 回 ) に伝え, 積極的に教 4 目標に到達できたか確かめ えあえる雰囲気を醸 る音読 成する 英語の文構造を意 教科書 P 47をアレンジした日 友達から多少手伝っ 識した英作文練習 本文 ( 英語の文構造に則してセン てもらいながら日本 < 教科書 P 47 スグループごとに区切ってあるも 語訳のプリントを見 をアレンジした日 の ) を見て, 日本語を英語に書き て, 英語に書きかえ 本文を英文に書き かえる る かえる> (15 分 ) 書き方がわからない単語は友達から教えてもらったり, 辞書を活用したりするつよう伝え る - 南場 ( センター指導案 )6 -