指導案 5年 算数

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

○数学科 2年 連立方程式

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第4学年算数科学習指導案

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

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第5学年  算数科学習指導案

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

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(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

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第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

算数科学習指導案 1 単元名三角形と四角形 授業者小澤勇司 2 単元について児童は第 1 学年で, 箱や積み木の面を写し取ったり, 数え棒を使って形を作ったりするなどの活動を通して, 図形の構成要素である辺や頂点 角についての素地的な経験をしている ここでは, 児童が日常使っている さんかく や し

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

ICTを軸にした小中連携

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

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第6学年2組 算数科 学習指導案

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

解答類型

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5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

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○学部 ○○科 学習指導案

s_052小4算数「面積のはかり方と表し方」北総

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算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

単元名 算数第 2 学年安芸太田町立加計小学校指導者田尾佐智恵 かけ算 (2) ( 九九をつくろう ) 本単元で育成する資質 能力 伝え合う力 1 日時平成 29 年 1 月 19 日 ( 水 )5 校時 2 学年第 2 学年男子 7 名女子 15 名計 22 名 3 単元名 かけ算(2) 九九をつ

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

第6学年 算数科学習指導案

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

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算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

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2、協同的探究学習について

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

が可能である 友達の意見に左右されず 自分の考え 方法を堂々と発表したり 友達の意見を認め その良さを受け入れて多面的な考え方をしようとする気持ちを称賛していきたい 3 指導の手立て単元の導入段階では 教科書の挿絵を使った長さ比べをする 1 円玉やクリップ 紐を使って長さを数値化して比較することは

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

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彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

第 6 学年 1 組 算数科指導案 平成 年 月 日 ( ) 指導者 在籍児童数 名 1 題材名場合を順序よく整理して 2 題材について本題材では, 具体的な事柄について, 起こり得る全ての場合を適切な観点から図や表などを用いて分類整理し, 落ちや重なりがないように調べることができるようにすることを

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数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

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第 3 学年算数科学習指導案 江戸川区立清新第一小学校しっかり ( 標準 ) コース 3 年授業者齋藤睦美 1. 単元名考える力をのばそう 間の数に目をつけて 2. 単元の目標問題を解決することを通して, 本数と間の数のきまりを見つけることの大切さや関数的な見方のよさに気付く 3. 単元の評価規準ア

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

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ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

第5学年社会科学習指導案『日本は世界のどこにある?』

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

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第 学年算数科学習指導案 平成 27 年 11 月 2 日 1 単元名 人文字 2 単元を貫くテーマ 本単元を通して育てたい力は 人数と間の数の関係について, 簡単な場合から複雑な場合を考えることができ る ことである 3 単元について 1 児童について Aコースの児童は, 少人数指導を始める際に, 基礎的なことはもちろん, やや発展的なことも学習したい という児童の願いをもとに編成されたグループである とはいえ, 予習をしてほぼ理解でき, 説明もできる児童から, 予習をしただけでは, 問題を解くための見通しも十に持てない児童もいる しかし, 教師の説明をよく聞き, 理解しようとする意欲はどの児童からも感じることができる また, わからないところは, わからないと素直に言えるところもある Bコースの児童は, 少人数指導を始める際に, ゆっくり確実に学習したい という児童の願いをもとに編成されたグループである 算数に対して苦手意識を持つ児童が多いが, 各自のペースで学習できるので, 意欲的に学ぼうとする姿勢が徐々に身に付きつつある しかし, 少人数の中でも個人差が大きく, 問題場面の把握やノート記入に時間がかかる児童もいる 基礎 基本を身につける学習の時間が多いため, 学んだ考え方を応用したり広げたりする活動が十できていない実態がある また, 自の考えに自信が持てず, 説明することに対して苦手意識がある児童もいる 2 単元構成について 人文字 が目指すのは問題解決の思考法である それは 関係を析して, 推理を積み重ねていくこと である 人文字 は, その中の 簡単な場合から考える という思考法を育成することをねらっている 児童は第 3 学年で, 間の数に着目して簡単に考える問題を学習してきている 本単元ではこの学習を発展させ, 簡単な場合をもとにして, 関係をとらえる ことをねらっている この思考法は, 複雑な問題場面に於いても問題の条件を簡単にして, 問題解決のきっかけをつかみやすくするのに有効である 3 指導について Aコースの指導に当たっては, 算数が得意で, より発展的な問題を解きたいという意欲を持った児童がいることを想定し やや難しい問題を提示する必要がある また, つまずきやすいポイントでは, 模型を利用して視覚的にイメージしやすくなるよう配慮し, 授業を展開したい 教える の場面では, 児童との問答を通して 理解度を確かめながら進め 理解確認 の場面では, ポイントとしてまとめた部を活用できる問題を行う 理解深化 では, 自力解決からグループでの話し合い, そして発表へと順に行いたい その際, 誰もが話し合いに積極的に参加できるような課題 ( 知恵を出し合わないと解けないもの ) を提示したい この活動を通して, 児童が日常生活の中で, 算数 数学により興味が持てるように指導していきたいと考える Bコースの指導に当たっては, 操作的な活動を大切にしたい 具体的には, 折れ曲がった線を直線に並べかえる操作や, 人数と間の数のイメージがつかみにくいと思われる そこで, 図形構成板やワークシートを使い, 操作活動や作図作業を通して人数と間の数についての理解を深めていきたい その際, 直線に並べ替える意味や操作の仕方をペアやグループを使って説明する場面も取り入れていきたい

教えて考えさせる授業 の指導法の特徴を活かし, まず, 教える ではできるだけ簡単な形に置き換え て考える思考法の良さをしっかり教えたい 次に, 考えさせる では, 形や人数が変わっても既習の思考法 が有効であるような理解深化問題を扱い, 児童の理解を深めていきたい 4 指導の系統 3 年 間の数 間の数に着目して考える 年 人文字 人数と間の数の関係について, 簡単な場合から考える 単元の目標 一定の間隔で並んだ人の数と間の数の関係に目をつけて問題を解くことができる 6 単元の評価規準関心 意欲 態度 数学的な考え方 技能 知識 理解 人数と間の数の関係について, 簡単な場合から複雑な場合を考えることに関 直線や輪になる場合の数輪になる場合の数量人数と間の数の関係につ量関係をもとに, 複雑な関係をもとに, 類似すいて, 簡単な形で考えたこ人文字の人数や間の数をる人文字の人数求めとが複雑な形でも使える 心をもつ 考えることができる ることができる ことを理解している 7 指導と評価の計画 ( 全 2 時間 ) 次 ( 時 ) 一 (1) ねらい人と間の数の関係を簡単化して考え, 説明することができる 関心 意欲 態度人数と間の数の関係について, 簡単な場合から複雑な場合を考えることに関心を持つ 評価規準数学的な考え方 技能 知識 理解人数と間の数の関係について, 簡単な形で考えたことが複雑な形でも使えることを理解している 教えること 以下 教 考えさせること 以下 考 教 人文字の U を解して, 直線に置き換えれば簡単化できること 考 U の字の学習を生かして,F の字を 1 本の直線に直して簡単化すること 並ぶ人の 直線や輪にな 輪になる場 教 人文字の O の人 数と間の る場合の数量 合の数量関 数を簡単化して考え (2) 本時 数を関係づけて考え, 説明することが 関係をもとに, 複雑な人文字の人数や間の数を考えるこ 係をもとに, 類似する人文字の人数求める ること 考 U,F,O の字の学習を生かして,P,A,R などの字を簡単化し できる とができる ことができ て考えること る

8 本時の学習 (Aコース) (1) 目標並ぶ人の数を間の数と関係づけて簡単化して考え, 説明することができる (2) 準備 O,P,R,A の模型 ( 紙テープと磁石 ), 図形構成板, ワークシート ( 理解深化 ) (3) 学習課題 1 習得させること人文字 O の並ぶ人の数を間の数と関係づけて簡単化して考え, 説明すること 2 予想される児童のつまずき ( ア ) Oの文字のような輪の形は, 人の数 = 間の数 ということが理解できない ( イ ) 簡単化 ( どこで切り離すのか どこに移動させるのか ) の仕方がわからない 3 深化課題 A,R のような文字も簡単化すると輪になる形になり 複雑な問題でも簡単な場合で見つけた思考法を使えば問題解決できることを知る 4 予習ノートに問題を写し わかっていること 求めること に線を引いてくる (4) 展開 過 程 教師からの説明 課題提示児童の学習活動教師の支援 ( ), 評価 ( ) 教える 1 予習を確認する 〇予習してきたことをもとに, わかっているこ 教科書 P13 イの問題文を提示する と 求めること をみんなで確認する 右のような O の文字をつくると, 子どもは全部で何人ならびますか ならぶ間かくは 1mとする O は U,F と違って 輪になっているなあ 輪になる場合の人文字の人の数と間の数の関係を考え, 説明しよう 1 教師からの説明 輪になる場合は, 人の数と間の数の関係を考える 角の一カ所を切って開き 一列にすると, 片方に人がいないことになり, 一直線の場合より一人少ないことになるので, 人の数と間の数は等しくなる 〇点を打って, 実際に数える 人の立つところに点を打って数えてみる 32 人 ポ輪になる場の, 人の数と間の数は等 +++++くなる ( 前時との違いをはっきりさせる ) アルファベットのイラ ストを見せて問題をイメージさせる 前時の学習と似ている ところ, 違うところを比べ, 本時の学習の見通しをもてるようにする 模型を使って操作しな がら考えさせる ( ア ) 教室に掲示してある角 の一カ所を切って, 一直線にしたり, 逆に一直線の状態から輪にしたりすると, 重なる部が出ることを, 模型を使って説明する ( ア )

2 理解確認 右のような P の文字をつくると, 子どもは全部で何人ならびますか 間かくは,1m とする 輪になる場合を利用して, 求める 考え方をペアで説明し合い, 発表す どう考えたか, 友だち る に説明する P は 切り離してつなげると 輪にな 技 輪になる場合の 考 る場合だから 数量関係をもとに 類 え 10+6+6+6=28 28 人 似する人文字の人数を さ 上の輪の部と下の直線で考えて 求めることができる せ 6+6+6+6+4=28 28 人 ( ノート 発表 ) る 3 理解深化 グループの話し合いで 2 次のような Aや Rの人文字をつくるには 何人の子どもがならべばよいか考えましょう 間かくは1mとする は, 答えだけでなく, なぜそうなったのかも話し合わせる 模型を使って操作しながら考えさせる ( イ ) 〇個人で考える 全体の発表では, 個人 グループで相談し合う で発表させる 全体で話し合う [A] 真ん中の を下に移動させると, 輪の形にな 考 直線や輪になる るから,6+6+6+6+4=28 28 人 場合の数量関係をもと 上の三角形の輪の部に下の 2 つの直線を足し に 複雑な人文字の人 て, 6+6+4;6;6=28 28 人 数と間の数を考えるこ [R] 8m の を切って下に移動し, 真ん中の 6m の を開 とができる ( ワークシ くと, 輪の形になるから ト ホワイトボード, 10+6+6+6+8=36 36 人 発表 ) 上の正方形の輪の部に, 下の 2 つの直線を足して, 6+6+6+6+4+8=36 36 人 自 4 自己評価 本時の学習でわかったこと等を単元 本時の理解状況を自己 己 振り返りをする シラバスに記入する 評価する場をもち, メ 評 人の数と間の数の関係は, 輪になる場 タ認知の力を育てる機 価 合は 人の数と間の数は等しくなるこ 会とする とがわかった どんな文字も簡単化して考えることが できることがかった 一直線になる場合 輪になる場合はわ かったけど 他の場合もあるのだろう か 調べてみたくなった

8 本時の学習 (Bコース) (1) 目標並ぶ人の数を間の数と関係づけて簡単化して考え, 説明することができる (2) 準備 O,P, の模型 ( 紙テープと磁石 ), 図形構成板, ワークシート ( 理解深化 ) (3) 学習課題 1 習得させること 並ぶ人の数を間の数と関係づけて簡単化して考え 説明すること 2 予想される児童のつまずき ( ア ) Oの文字のような輪の形は, 間の数 = 人の数 ということが理解できない ( イ ) 簡単化 ( どこで切り離すのか どこに移動させるのか ) の仕方がわからない 3 深化課題 F とO を兼ね備えた人文字 P について考え 複雑な問題でも簡単な場合で見つけた思考法を使えば問題 解決できることを知る 4 予習について ノートに問題を写し, 前時の問題とちがうところを考えてくる (4) 展開 過教師の支援 ( ) 教師からの説明 課題提示児童の学習活動程評価 ( ) 予習を確認する 予習してきたことをもとに, 本時 アルファベットの 教科書 P13 イの問題文を提示する の学習課題をつかむ イラストを見せ 教える 1 右のような O の文字をつくると, 子どもは全部で何人ならびますか ならぶ間かくは 1mとする O は,U,F とちがって輪になっているよ 輪になる場合の人文字の人数と間の数の関係を考え, 説明しよう 1 教師からの説明 輪になる場合は, 間の数と人の数は等しくなる理由を考える 切って一直線にすると端の 理由を考える 1 人がいない 角の一ヶ所を切って開いてみる 模型や図形構成板を使って, 実際に数える 人数と間の数を数えてみよう 人の立つところの点 ( 釘の頭 ) を数えて て問題をイメージさせる 前時の学習と似ているところ, 違うところを比べ, 本時の学習の見通しをもてるようにする 模型や図形構成板を使って操作しながら考えさせる ( ア ) 教室掲示してある前時の掲示物を使い, 角の一カ所を切って, 一直線にしたり, 逆に一直線の状態から輪にすると重な みる 10 人 る部が出たりすることを説明する ( ア )

考えさせる 2 ポ輪になる場合は, 間の数と人の数は等しくな る ( 前時との違いをはっきりさせる ) 間の数 = 人の数 3+2+3+2=10 10 人 3+2+3+2=10 10 人 間の数は10 一列にすると片方に人がいないことになり, 一直線の場合より1 人少ないことになるので, 間の数と人の数は等しくなる 2 理解確認 下のような O の文字をつくると, 子どもは 全部で何人ならびますか ならぶ間かくは,1mとする 輪になる場合を利用して, 求める 考え方をペアで話し合い, 発表す O の求め方る 10+6+10+6=32 32 人 Oは, 輪になる場合だから 間の数と人の数は等しくなり 10+6+10+6=32 32 人 3 理解深化右のような P の文字を グループで考え方を相談し, 説明つくると, 子どもは全部での仕方を考える 何人ならびますか P の輪でない部を切り離すと O 間かくは,1mとする と直線にできるぞ 簡単な場合にして考える 6+6+6+6+4=28 輪でない部を切り離したり,O 型の図形に 28 人変形したりして考えると, 真ん中の-を左下に移動し, 右下間の数 = 人の数になる の点を移動させれば O 型の図形 28 人になるぞ 10+6+6+6=28 28 人 どう考えたか, 友だちに説明する 技 輪になる場合の数量関係をもとに, 類似する人文字の人数を求めることができる ( ノート 発表 ) グループの話し合いでは, 答えだけでなく, なぜそうなったのかも話し合わせる 全体の発表では, グループで協同して発表させる 考 直線や輪になる場合の数量の関係をもとに類似する人文字の人数と間の数の関係を考えることができる ( ワークシート, ホワイトボード, 発表 ) 自 4 自己評価 本時の学習でわかったこと等を 本時の理解状況を 己 振り返りをする 単元シラバスに記入する 自己評価する場 評 単元シラバス めあて の欄に自己評価を, 間の数と人の数の関係は, 一列に をもち, メタ認知 価, で行い, 振り返りを書く なる場合と輪になる場合がある の力を育てる機 ことがわかった 会とする 他の文字も簡単な形にして類す ることができるか考えてみたい