(1)題材感

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第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

グリーン家の人々

自己紹介をしよう

生徒の活動

新潟市立亀田西中学校

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

いろいろな衣装を知ろう

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

楽しい外国語活動を目指して

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

保健体育科学習指導案

英語科指導案


平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

英語科学習指導案

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

第○学年 ○○科指導計画

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第2学年3組 英語科学習指導案

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3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

平成30年度 中学校英語科教育

○○○

4 コミュニケーション 活動 ❶ ❷ ❸ ❹ Unit ❺ Daily Scene ❻ Presentation ❼ ❶ 2 3 ❷ Presentation 3 ❸ Presentation 2 ❹ 45Listening Activity 1CM 76Activi

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

第3学年3組英語科学習指導案


補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

英語科学習指導案(2年授業参観)

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

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ICTを軸にした小中連携

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会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

第1学年4組 英語科学習指導案

4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

英語科学習指導案

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第○学年 ○○科指導計画

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

平成 29 年度年間授業計画 & シラバス 東京都立足立高等学校定時制課程 対象学年 教科 科目名 担当者名 1 学年 ( 普通科 商業科 ) 外国語科コミュニケーション 佐々木友子 風見岳快 英語 Ⅰ 使用教科書 出版社 : 三省堂 教科書名 :Vista English Communicatio

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

15 英語(菊池)

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

H28.9【比嘉美佐代】英語科学習指導案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1


項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

高等学校英語科学習指導案 平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 )2 校時沖縄県立 高等学校 1 年 7 組 35 名 ( 男子 15 名女子 20 名 ) 授業者 : T S 指導教諭 : 1. 単元名 When I Was Sixteen ( 三省堂 CROWN English Serie

平成24年度幸手市教育委員会・東部教育事務所教育事務所教育支援担当・学力推進担当学校訪問について

学習指導要領解説 P.12 2 内容 (1) 言語活動ア聞くこと ( オ ) まとまりのある英語を聞いて 概要や要点を適切に聞き取ること ( 略 ) ここでは内容的にまとまりのある複数の英文を聞き その全体の概要や内容の要点をとらえることができるようになることを述べている まとまりのある英語 とは

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という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

結果からの考察 中学校 高校の英語の授業では音声指導や文法指導などが多く 話す 書く を含めた言語活動がまだ十分に行われていないという課題が明らかになりました 中高生の英語によるコミュニケーション能力の向上のためには 従来の文法中心の指導からの脱却が求められます 英語教員の多くは 英語で表現する機会

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

17 石川県 事業計画書

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

今年度の校内研究について.HP

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研究主題 自分の考えや意見を英語で発信できる力を育てる指導の一試み中学校 - 基礎 基本の定着を図り, アウトプット活動につなげる指導の工夫を通して - 研究分野英語科 中学校第 2 学年英語科学習指導案 実施日時 : 平成 24 年 10 月 17 日 ( 水 ) 9:40~10:30 実施場所

取扱内容容の構成分量等内 使用上の配慮等( 外国語 ) 科調査研究報告書 観 点 書名 2 東書第 1 学年英語 727 NEW HORIZON English Course 1 第 2 学年英語 827 NEW HORIZON English Course 2 第 3 学年英語 927 NEW H

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

平成 29 年 10 月 23 日 ( 月 ) 第 2 校時尾道市立日比崎小学校第 6 学年 1 組外国語科指導者 HRT 遠崎且典 JTE 片山奈弥津 単元名 台湾の友達との交流を深めよう ~Welcome to Japan.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 異文化理

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

4 研究成果物 小学校外国語活動学習指導要領 ( 案 ) 1 目標外国語を通じて 言語や文化について体験的に理解を深め 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り 外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら コミュニケーション能力の素地を養う 2 内容 第 1 学年および第 2 学

< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

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第 1 学年英語科学習指導案 平成 28 年 2 月 18 日 ( 木 ) 第 5 校時 1 単元名 Reading2 An All-purpose Cloth (Total English Book1) 2 単元について (1) 題材観本題材は Lesson8と Lesson9の間にある Reading という単発的な題材である 本課では 身近な内容について述べられた 説明文 である 1つのテーマについて書かれたある程度の分量の文章を読み進め 書かれた内容を正確に理解しつつ 話の内容に対して意見や感想を述べたりなどすることができるよう 書かれた内容や考え方などをとらえることに重点が置かれている 本課の話題は 生徒にとって身近な日本文化である 風呂敷 がテーマになっている 身近であるとはいっても 実際に風呂敷を使っている中学生は無に近いだろう 風呂敷という1 枚の布があれば何でも上手に包めてしまうという多機能かつ多目的な側面に 新たな日本文化の良さを知ることにつながる 生徒たちに身近な日本文化を 英語を通して理解させ それを表現 ( 発信 ) させる意義は大変大きい 1 学年の最後に Show & Tell をしよう という表現活動 ( 自分の好きなものや大切なものなどを紹介する文章を書き 発表するという活動 ) が扱われる ここでは 言語活動を通して 書くこと と 話すこと の統合的な学習を進め さらに4 技能の調和のとれた英語学習を行うことが目標とされている 身近な日本文化を表現させるという本題材は 1 学年の最終課題である Show & Tell をしよう につながる系統的な学習になると考えられる 小学校での外国語活動から中学校 3 年間 ( 小中一貫教育 ) の英語学習を踏まえて 学習段階を考慮した指導を計画的かつ系統的 ( スパイラル ) に行うことが大切である そのため 様々なテーマについて発表 ( スピーチ ) する活動の指導を段階的かつ定期的に取り入れることで 生徒の表現 ( 発信 ) 力や発表 ( プレゼンテーション ) 力を育成していきたい 本題材は その育成に必要とされる要素がたくさん詰まっていると言えるであろう (2) 生徒観小学校における外国語活動で体験的に学んだことにより 生徒は英語を聞いたり話したりすること ( 音声面 ) に抵抗感がなく 中学校での英語学習に意欲的に取り組んでいる 本学級の生徒は 明るさ と 穏やかさ の両面を持ちながら英語を学習している雰囲気がある 毎時間の授業を大切にし 自分の力を伸ばそう や 英語ができるようになろう などと前向きな姿勢をもって学習に取り組んでいる また 与えられた課題には落ち着いてじっくりと丁寧に取り組んでいる生徒が多く 授業における 静 と 動 のメリハリがついている 下記に掲載されている表は 平成 27 年度 Can-Do リスト形式で技能別に設定した学習到達目標の達成率 である 本校 1 学年の達成率 (1 学期から2 学期への目標値推移 ) を見ると 4 技能

すべてにおいて上昇していることがわかる そして 聞くこと 話すこと 読むこと の3 つの技能の達成率は 1 2 学期とも8 割以上となり到達目標を達成している しかし 書くこと の達成率は7 割台であり 指導の工夫改善が求められる その要因は 様々な修飾語句等が加わることで一文における英文構造が複雑化するため 正しい英文の語順が定着していないことが考えられる また 1 学年ということもあり これ 英語で何て言ったらいいかわからない のように 使える英単語や英語表現が限られていることも指摘することができる これらの現状を受け止め 本校では 4 技能を統合的に活用するための言語活動を充実させていくことが課題である 授業において言語材料と言語活動を関連づけて行う時間を多く確保するとともに 質の高い活動を施すための工夫改善をしていくことが重要であると考えている そして 1 年間を通して生徒の学習到達目標が4 技能すべてにおいて80% 以上を達成できるよう努めたい 学習到達達成率各技能目標値 1 学期 2 学期 3 学期聞くこと 80% 83.7% 92.9% 話すこと 80% 81.0% 91.6% 未読むこと 80% 80.8% 88.1% 書くこと 80% 62.9% 73.6% Can-Do リスト 形式で技能別に設定した学習到達目標の達成率 平成 27 年度 1 学年 (3) 指導観中学校学習指導要領を踏まえ 言語活動の充実 がよりいっそう重要となる まずは 基礎 基本的な知識を身につけさせ 繰り返し学習をすることで 学習内容の定着を図りたい そして 身につけた言語材料を活用させるための言語活動を充実させることで 確かなコミュニケーション能力の育成へと迫りたい 生徒が学習内容を身につけ それを表現できる実践的な運用能力を養うために必要とされることは 言語材料と言語活動を関連づけて行うことである そこで 4 技能を総合的に育成し 統合的に活用するための指導を実践するため 主に次の2 点に重点を置いて取り組んでいる 1つ目は 帯活動として Sura Sura CHAT を実施している 本活動は 主に 聞くこと と 話すこと の2つの技能を育成するものである 初期段階では 様々な表現のインプット活動を中心に行う その後 学習した言語材料をもとに 与えられたテーマについて 級友と英会話等に取り組む 最終的には 話したことを書いてまとめたりするなど 複数の技能をそれぞれ有機的に関連づけて行っている 2つ目は 読むこと から 話すこと や 書くこと へと発展させた活動を行っている こちらも各技能の統合的な活用を育成するものになっている 教科書本文を音読した後に 本文を活用したオーラル プレゼンテーション活動 (Picture Telling や Story Telling など ) に取り組んでいる 生徒は教科書本文を見ずに 本文の内容について要点を3 文程度で伝えたり 教科書に掲載されている挿絵や写真を3 文程度で描写したりするなどの活動に取り組んでいる また 本文の内容に関する生徒自身の意見や気持ちも含めて まとまった内容の文章を4 文程度で伝えたりする活動を行っている 上述したような言語活動を授業展開の中に効果的かつ継続的に指導することで 確かなコミュニケーション能力の育成に結びつくと考えている

本時の授業を実践する上で重きを置くことは アクティブ ラーニングを通して 自己表現力 を育む活動を取り入れることである これまでに学習した言語材料をもとに 風呂敷の優れた点と活用法 について表現 ( 発信 ) させたい ただし 生徒は風呂敷に関する知識等が乏しく また 1 年生ということもあり 使える英単語や表現が限られている そこで 授業形態をグループワークにすることで 生徒間の主体的 協働的な学習が促進され 生徒たち自身でゴールに向かって課題を解決することができるだろう また 協働的な学習から個々の活動に戻ったとき 生徒一人一人が自信を持って 自分の考えを表現できるようになるだろう 上述した活動こそが 生徒の 自己表現力 の育成に成果をもたらすと考えている 3 本校研究主題との関わり 主体的に学ぶ生徒を育む教育活動の創造と実践 ~ 確かな学力の定着と活用を図る取組の充実 ( 全教科 全領域 )~ 基礎基本の知識 技能を習得し それらを活用しながら思考力 判断力 表現力を育成する という学習指導要領の各教科共通のキーコンセプトを実現するため 本校では 主体的に学ぶ生徒を育む教育活動の創造と実践 ~ 確かな学力の定着と活用を図る取組の充実 ( 全教科 全領域 )~ を研究主題として 学校教育活動全体を通して取り組んでいる 知識 技能を統合して 思考 を深め その結果を自ら主体的に 判断 して 表現 しながら学習のねらいを達成していくような学びこそが 本校の研究課題に迫るものと考えている そこで 学習内容や活動内容に応じて 英語の授業の中にアクティブ ラーニングを取り入れるようにしている 生徒はお互いに主体的 協働的な学習を進めていくため 学習は活性化し知識や技能の定着を促進することになる そして それを活用することで確かなコミュニケーション能力の育成へとつながる アクティブ ラーニングの実践例として 主に次の2 点の活動を取り入れている 1つ目は リーディング活動における ジグソー法 を導入している ジグソー法を使うことにより 長い文章を分担し 読む量を減らすことで 苦手な生徒も取り組みやすくなる また 本文の内容を正しく理解することができない生徒 英文を音読することが苦手な生徒などにも ペアやグループ内でお互いに教え合うことができるため 学習内容の理解や定着が促される さらに しっかり読まないとグループのメンバーに伝えられないので 誰かのために読む というモチベーションの高揚にも効果的であり 協調性や社会性を育てることができると言われている 2つ目は Think-Tell-Share 法を導入している これは まずは自分で考え (Think) 考えをペアやグループで伝え合い (Tell) 最後にグループやクラスで考えを発表し合い共有し(Share) 考えを深めていく 汎用性の高い手法である 特に 思考を深める ことを主とする言語活動では効果的な活用が期待できる 本時の授業を実践する上では最も欠かせない活動と言える アクティブ ラーニングの留意点は 生徒のみで自ら積極的に課題に取り組むことを 教師が期待してしまっては学習活動が機能しなくなる ということだ 生徒たちが自ら参加する思考 判断 表現の場と時間を作るのが教師の役割だと言われている だからこそ 生徒へのフィードバックの与え方も重要となる 具体的な問題の指摘に加えて 生徒一人一人を注視しているというメッセージを適宜送るような 情意面に対する地道な働きかけがいっそう大切であるとされている アクティブ ラーニングを導入すれば 必ず成果が保証されるという万能薬のようなものではないと 私は思っている 授業における学習形態は 個 から 集団や全体 そして最終的には 個

に戻る つまり アクティブ ラーニングを通して 協働的な学習から個々の活動に戻ったとき 生徒一人一人が自信を持って 自分の考えや気持ちをまとまった内容の文章で書くことができたり 人前で堂々と英語を話すことができたりするような生徒像を目指している 4 単元の目標 (1)120 語程度の読み物材料を通して 読むことに慣れ親しむ コミュニケーションへの関心 意欲 態度 (2) 日本の文化を英語で学習することを通して 風呂敷の優れた点と活用法 を発信することができる 外国語表現の能力 (3) まとまりのある文章を読んで 風呂敷の優れた点と活用法 と書いてまとめることができる 外国語理解の能力 (4) 風呂敷の用途や利便性を理解する 言語や文化についての知識 理解 5 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 言語活動への取組 正確な音読 正確な聞き取り 言語についての知識 わからないことがあ 強勢 イントネーシ 教科書本文の内容を 語彙や語句の意味に っても 語の意味を推 ョン 区切りなどを 正しく聞き取ること ついて知っている 測したり 仲間との話 意識して正しく音読 ができる 正しい語順や語法を し合いを通して理解 することができる 用いて文を構成する したりしている 正確な読み取り 知識を身に付けてい これまでに学習した 適切な発話 筆記 教科書本文の内容を る 表現を積極的に活用 与えられたテーマに 正しく読み取ること しようとしている ついて 自分の意見 ができる 文化についての理解 や感想等を含めた内 風呂敷の用途や利便 コミュニケーション 容で適切に話した 適切な読み取り 性を理解している の継続 り 書いたりするこ 教科書本文の内容の 相づちをうち 相手 とができる 要点 ( 概要 ) をまと の話に関心をもって めることができる 聞いている うまく話せない 書 けないところがあっ ても 知っている語 句や表現を用いて話 し続けたり 書き続 けたりしている

6 学習指導計画 (4 時間扱い ) : 形成的評価 : 総括的評価へ 時 1 2 3 4 本時 ねらい 学習活動 本文を聞いたり読んだりすることにより 本文の内容の概要 ( 要点 ) を理解する 本文の内容に関する英問英答を行い 本文の内容の概要を理解する 音読形態を工夫しながら本文を段階的に音読し リプロダクション活動へとつなげる 本文を聞いたり読んだりすることにより 本文の内容の詳細 ( 風呂敷の使い方 と 風呂敷の様々な利用法 ) を理解する ジグソー法を用いて 本文の内容 ( 風呂敷の使い方と様々な利用法 ) を要約する 音読形態を工夫しながら本文を段階的に音読し リプロダクション活動へとつなげる 風呂敷について その使い方と様々な利用法を Story Telling する 風呂敷の使い方と様々な利用法について その内容を3 文程度の英文で伝える 風呂敷の使い方と様々な利用法について 自分の意見や感想を2 文程度の英文で伝える 風呂敷の優れた点と活用法について 自分 ( たち ) の意見を含めて まとまった内容を伝える 風呂敷の優れた点について まとまった内容の文章を3 文程度の英文で伝える 風呂敷の優れた点と活用法について 自分 ( たち ) の意見を含めて まとまった内容の文章を5 文程度の英文で伝える 評価の観点 ( 関 ) ( 表 ) ( 理 ) ( 知 ) 7 本時について (1) 本時のねらい 風呂敷の優れた点について まとまった内容の文章を3 文程度の英文で正確に話すことができる 外国語表現の能力(S) 風呂敷の優れた点と活用法について 自分( たち ) の意見を含めて まとまった内容の文章を5 文程度の英文で適切に書くことができる 外国語表現の能力(W) (2) 本時の評価規準 : 形成的評価 : 総括的評価へ コミュニケーションへ の関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての 知識 理解 本時では評価しない 風呂敷の優れた点に 本時では評価しない 本時では評価しない ついて まとまった 内容の文章を 3 文程

度の英文で正確に話すことができる 風呂敷の優れた点と活用法について 自分 ( たち ) の意見を含めて まとまった内容の文章を5 文程度の英文で適切に書くことができる (3) 本時の展開 過程 学習活動 形態 学習内容 評価規準 との関連 指導上の留意点 形成的評価 総括的評価へ 1. あいさつ 英語で簡単なあいさつ ( 日付 天気 ) 英語の授業の雰囲気を作る 導入 8 分 をする 2. アウトプット活動 Sura Sura Chat トピック なりきりテリング 与えられたトピックについて まとまった内容をパートナーに伝える 次の3 点に留意させる 1アイコンタクトを持続させる 2 会話が途切れないように 相づちを使用させる その内容に関する質疑応答を交わ 3 質疑応答の際は お互いに助け しながらペアで会話する 合いながら会話を継続させる 3. リーディング活動 [3 分 ] 音読練習の際に loudly と clearly 教科書本文の要約文 (4 ピース ) を に音読するようにする ペアで交互に音読練習をする 正確な音読となるように ペアで 確認し合いながら音読する 展開 41 分 A A furoshik is a Japanese traditional cloth. You can wrap things with it. You can carry things in it, too. B You can use a furoshiki as a shopping bag. You can use it many times. Also, you can fold it into a small square and carry it everywhere. C A furoshik is useful in many ways. You can wrap many kinds of things with it. You can carry even watermelons or bottles in it. D A big furoshiki can be a mat or a cushion cover. A small one can be a scarf or a handkerchief. A furoshik is an all-purpose cloth. 4. ピクチャー テリング [8 分 ] ピクチャーカードを用いて 風呂敷の優れた点 について 3 文程度の英文で表現する (1) 全体練習 Chorus Practice 展開 4へ円滑に進むように 前時かつ展開 3で繰り返し練習する ピクチャー テリング練習の際は単なる音読にならないように 絵を示しながら行うようにする

A A furoshik is an all-purpose cloth. You can use a furoshiki as a shopping bag. You can use it many times, so you don t need new plastic bags. B A furoshik is an all-purpose cloth. You can fold a furoshik into a small square and carry it everywhere. Also, you can use it as a pouch and carry things in it. C A furoshik is an all-purpose cloth. You can wrap many kinds of things with a furoshiki. For example, you can carry even watermelons or bottles in it. D A furoshik is an all-purpose cloth. You can use a big furoshiki as a mat or a cushion cover. Also, you can use a small one as a scarf or a handkerchief. 展開 41 分 (2) 個人練習 Buzz Practice ピクチャーカードを用いて 風呂敷の優れた点 を 口頭で伝えられるように各自で練習する 上記の4つから1つ選び その内容について3 文程度の英文で伝える (3) ペア練習 Pair Practice お互いに練習し合う その際に お互いの活動をアドバイスし合い ピクチャー テリングの完成度を高めさせる (4) 発表 Oral Presentation ( 表 ) 数名の生徒がクラスの前でピクチ適切なャー テリングを発表する 発話 5. プレゼンテーション [25 分 ] 風呂敷の優れた点と活用法について 自分 ( たち ) の意見を含めて 5 文程度の英文で伝える 授業の目標の一つとなる 問い を投げかけ この 答え を考えながら 生徒は主体的に活動を進めていく BQ How do you use a furoshiki? (1) モデル紹介 Demonstration 全体にモデルを示す 生徒の習熟度に応じた課題を設定する 学力の高い生徒には示された英文に頼らず 他の表現を活用させ オリジナル度を高める 学力の低い生徒には教師や級友の支援を得ながら段階的に指導する 全員が読めるように 個人への支援指導をする 練習形態はプレゼンテーション形式で行う ペアの発表を聞きながら 相づちを打ったり うなずいたりするように促す 風呂敷の優れた点について まとまった内容の文章を3 文程度の英文で正確に話すことができる プレゼンテーションのモデルを示すことで どのような活動をするのかをイメージさせる 活動の構成を説明して 取り組みやすくする これまでの知識や技能を基盤にして 思考を深める活動を与えることで定着を図る 主体的な学びができるように 答えがすぐに出ないBQを与える モデル例 This is a furoshiki. It is an all-purpose cloth. For example, you can wrap many kinds of things with it. I bring my thermos to school every day. I want to use a furoshiki as a thermos bag. A furoshik is a useful cloth. (2) 個人活動 Individual Activity 風呂敷の活用法について 自分自身 のアイディアを考える 活動が円滑にできるように 事前 に様々な活用法を紹介しておく

(3) グループ活動 Group Activity 1 個々のアイディアをグループ内で発表し合い共有する 2グループ内で話し合い アイディアを1つに絞り 発表用に英文をまとめる 3グループ内で発表に向けた口頭練習をする ALTとともに机間指導を行い 活動が円滑に進むよう支援する グループ内でお互いに助け合ったり 助言し合ったりするなどして 発表の完成度を高めさせる まとめる際には 英文を書かせず 最初は口頭を中心とした取組になるように指示する 展開 41 分終末 1 分 グループ活動における留意点 グループ内で生徒が果たす役割を明確にすることで 円滑な活動を目指す 例 司会者(chair person) や記録者 (note taker) など 生徒自ら主体的な働きかけができるような支援を工夫する グループ内において 積 極的に自分の意見を伝えたり 級友の発表を聞きながら相づちを打ったりするなど コミュニケーションへの意欲を高めさせる 発表の終わりに Thank you. と感謝のことばを言うよう促し お互いの存在意義を高 めさせる いろいろな人に感謝する経験こそが より良い人間関係を育てていく (4) 発表 Oral Presentation 評価 Feedback 数名の生徒がクラスの前でプレゼンテーションを発表する ALTとともに生徒へフィードバックする 発表者の緊張を少しでも軽減させるために Hello. と大きな声で返したり 温かな拍手をしたりなど クラスの雰囲気を和ませる 生徒の間違った発音 文法的 語 彙的ミスをそのままにせず でき (5) ペア練習 Pair Practice 発表 評価で共有したことを生かして 再度異なったパートナーと練習する る範囲でフィードバックする 5(4) の発表で評価したことをクラス全員で共有し その点を意識させ かつその点を生かしたペ ア練習を再度行う 6. まとめ (Writing)[5 分 ] 5 プレゼンテーション の活動で発話した ( 取り組んだ ) 表現を 5 文程度の英文で書いてまとめる ( 表 ) 適切な筆記 風呂敷の優れた点と活用法について 自分 ( たち ) の意見を含めて まとまった内容の文章を5 文程度の英文で適切に書くことができ る ここでは 5 プレゼンテーショ ン のみの総括的評価を行う 7. あいさつ 英語で簡単なあいさつをする 元気よく行う 本時全体のフィードバック 本時の全体評価を伝え 次回への 次回の予告 授業への意欲を高める