平成 25 年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 < 速報 > 平成 26 年 4 月 総務省情報通信政策研究所
調査趣旨 概要 1 調査趣旨 テレビ 新聞といった従来型メディアと ソーシャルメディア等のインターネット上のメディアの双方について 利用時間と利用時間帯 利用目的 信頼度等を調査 調査概要 訪問留置調査 ( 全国 125 地点 ランダムロケーションクォータサンプリングにより抽出 ) 13 歳から 69 歳を対象とする計 1,500 サンプル 調査対象期間 :2013 年 11 月 30 日 ( 土 )~12 月 8 日 ( 日 ) 日記式調査とアンケート調査を併行実施 1 日記式調査 ( 平日 2 日 休日 1 日 ) テレビ 新聞 インターネット等の利用について 機器 / 利用内容毎に利用時間 並行利用の実態を日記式調査手法 (24 時間 15 分刻み ) で調査 初めて休日調査を実施 2 アンケート調査 PC スマートフォン / フィーチャーフォン等の機器の保有 代表的なソーシャルメディア ゲームサイト及びアプリに関す る利用実態を調査 テレビ 新聞等の従来型メディアとインターネット上の各種メディアについて 情報の種類毎に情報源としての重要度 信頼度等について調査 東京大学情報学環橋元良明教授ほか との共同研究の形式で実施 東京経済大学コミュニケーション学部准教授北村智氏及び東京大学大学院学際情報学府博士課程 ( 橋元研究室在籍 ) 河井大介氏
25 年調査結果 ( ポイント ) 2 25 年度調査は 平日に加え 初めて休日を日記式調査の対象とした 平日のテレビ ( リアルタイム ) 視聴時間は全体平均で 24 年度に比べ 16.4 分 ( 約 9%) 減少 3 頁 減少原因は 40 代 50 代の視聴時間の減少 (H24 比 4減 ) 若年層は下げ止まりか 休日のテレビ視聴時間は リアルタイムも録画も平日に比べて長いことが判明 4 頁 テレビ ( リアルタイム ) 視聴時間は 休日は 225.4 分と平日の 168.3 分より約 6長い 平日のテレビ ( リアルタイム ) 視聴のうち 2 前後は携帯電話との並行利用 ( ながら 視聴) 6 頁 若年層のコミュニケーション手段は メールからソーシャルメディアに移行 7 8 頁 若年層の平日のソーシャルメディア平均利用時間は 10 代 48.1 分 (26.9 分 (H24)) 20 代が45.1 分 (21.9 分 (H24)) とほぼ2 倍になり メールと逆転 また 若年層の休日のソーシャルメディア平均利用時間は10 代 78.3 分 20 代 52.とさらに長い ソーシャルメディアの利用は全体で 57.1% と過半数を超え 若年層以外にも拡大 11 12 頁 特に LINE の伸びが著しく 20 代で 8 超 40 代でも 4 超が利用 スマートフォンの利用は全体で52.8%(32.(H24)) 40 代までの利用が大幅に拡大 10 頁 メディアの利用目的 信頼度については 24 年度と大きな変化なし 15 16 頁 時事情報を得る目的ではテレビを利用する人の割合が高いが 趣味 娯楽情報を得る目的ではインターネットが高い また 信頼度は新聞が一番高い テレビ ( リアルタイム ) 視聴 : 機器を問わず録画を除いた全てのリアルタイム視聴
1-1 主なメディアの平均利用時間 3 平日は テレビ ( リアルタイム ) 視聴 168.3 分 (184.7 分 (H24)) ネット利用 77.9 分 (71.6 分 (H24)) 新聞閲読が 11.8 分 (15.5 分 (H24)) 等 ネット利用時間以外の平均利用時間は減少傾向 平日のテレビの減少要因は 40 代 50 代の視聴時間減少 (H24 比 4超減 ) 若年層 (10 代 20 代 ) には変化なし 図 1-1 主なメディアの平均利用時間 ( 平日 ) 参考主なメディアの平均利用時間 ( 平日 ) <H24 年度 > テレビ ( リアルタイム ) 視聴時間ネット利用時間新聞閲読時間ラジオ聴取時間 35 35 テレビ ( リアルタイム ) 視聴時間ネット利用時間新聞閲読時間ラジオ聴取時間 30 30 25 257.0 25 263.0 219.2 20 15 10 5 168.3 77.9 11.8 15.9 全体 (N=3000) 102.5 99.1 0.6 0.1 10 代 (N=278) 136.7 127.2 1.4 3.6 20 代 (N=446) 157.6 87.8 143.4 70.0 17.7 22.6 5.8 8.6 30 代 (N=572) 40 代 (N=592) 176.7 61.8 20.2 18.6 50 代 (N=512) 36.7 28.0 20.5 60 代 (N=600) 20 15 10 5 184.7 71.6 15.516.1 全体 (N=3000) 102.9 108.9 121.2 112.5 158.9 187.4 76.5 74.6 51.3 23.5 2.4 8.3 6.812.4 13.3 17.6 19.4 1.7 2.4 10 代 (N=278) 20 代 (N=450) 30 代 (N=592) 40 代 (N=556) 50 代 (N=524) 35.1 33.9 27.4 60 代 (N=600) 平均利用時間 : 各情報行動について 一日あたりの平均時間 テレビ ( リアルタイム ): 機器を問わず録画を除いた全てのリアルタイム視聴
1-2 主なメディアの平均利用時間と行為者率 4 平日のネット行為者率については テレビ ( リアルタイム ) 視聴行為者率を上回る年代が 前年の若年層のみから 30 代まで拡大 休日のテレビ ( リアルタイム ) 視聴は 225.4 分と平日の 168.3 分より 6近く長い テレビ ( 録画 ) 視聴も平日 18.に対して 休日は 30.5 分 ネット利用時間について 若年層は休日の方が長い (10 代 5超 20 代 3超 ) が 30 代以上にはその傾向は見られない 図 1-2-1 主なメディアの平均利用時間と行為者率 ( 平日 ) 図 1-2-2 主なメディアの平均利用時間と行為者率 ( 休日 ) テレヒ ( リアルタイム ) 視聴テレヒ ( 録画 ) 視聴ネット利用新聞閲読ラジオ聴取 テレヒ ( リアルタイム ) 行為者率テレヒ ( 録画 ) 行為者率ネット行為者率新聞行為者率ラジオ行為者率 テレヒ ( リアルタイム ) 視聴テレヒ ( 録画 ) 視聴ネット利用新聞閲読ラジオ聴取 テレヒ ( リアルタイム ) 行為者率テレヒ ( 録画 ) 行為者率ネット行為者率新聞行為者率ラジオ行為者率 600 550 500 450 400 35 30 25 20 15 10 5 84.5% 70.1% 33.8% 17.4% 7.3% 88.5% 91.4% 92.5% 90.6% 78.8% 83.1% 10 8 83.2% 60.5% 58.7% 75.9% 74.7% 76.7% 6 34.6% 51. 34.8% 4 18.7% 16.4% 25.3% 3.6% 18.9% 15.4% 17.4% 18. 2 10.4% 11.2% 7. 8.3% 0.4% 2.2% 9.2% 257.0 168.3 176.7 157.6 143.4 136.7 127.2 102.5 99.1 87.8 77.9 70.0 61.8 36.7 18.0 15.9 17.9 18.7 18.3 22.6 17.7 20.3 20.2 13.3 28.0 11.8 0.1 19.8 5.8 8.6 18.6 3.6 20.5 1.4 0.6 全体 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 93.7% 91.8% 93.7% 600 86.1% 80.6% 87.1% 84.5% 550 86.4% 63. 75.5% 77.1% 78.7% 56.3% 500 69.8% 37.5% 32.4% 34. 450 35.9% 26.5% 27.3% 52.7% 23.5% 17.7% 400 5. 8.5% 20.6% 24.3% 25.4% 35 9.3% 4.9% 0.7% 1.3% 2.8% 4.7% 7.4% 305.7 30 254.2 25 225.4 221.0 204.3 20 170.7 170.3 140.7 151.7 15 93.8 10 86.1 73.3 50.0 40.1 30.5 35.7 38.3 31.8 5 23.7 28.3 29.3 13.5 24.0 0.5 1.7 6.7 11.6 19.3 11.9 7.0 0.4 0.4 2.6 11.8 10.0 全体 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 10 8 6 4 2 テレビ ( リアルタイム ): 機器を問わず録画を除いた全てのリアルタイム視聴 行為者率 : 平日はそれぞれの調査日ごとにある情報行動を行った人の比率 ( 利用割合 ) を求め 平均した値 ( 休日は調査日 1 日の比率を算出 )
1-3 主なメディアの時間帯別行為者率 ( 全体 ) 5 平日のテレビ ( リアルタイム ) の時間帯別行為者率のピークは 21 時台の 43.8% ネット行為者率のピークは 21 時台の 23.3% 平日のネットの行為者率については 朝と夜の行為者率はテレビ ( リアルタイム ) に及ばないが 日中はテレビよりやや高く 昼休み時のピークが比較的高め 休日は平日に比べ テレビ ( リアルタイム ) テレビ ( 録画 ) ともに日中の行為者率が高い傾向 休日のネット利用は 日中から 23 時台頃まで 17% 前後で安定 図 1-3-1 主なメディアの時間帯別行為者率 ( 平日 ) 図 1-3-2 主なメディアの時間帯別行為者率 ( 休日 ) テレビ ( リアルタイム ) テレビ ( 録画 ) インターネット新聞ラジオ テレビ ( リアルタイム ) テレビ ( 録画 ) インターネット新聞ラジオ 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 台 台 テレビ ( リアルタイム ): 機器を問わず録画を除いた全てのリアルタイム視聴
1-4 テレビと主な機器等の並行利用 ( 平日 全体 ) 6 平日にテレビ ( リアルタイム ) 視聴と主な機器との並行利用 ( ながら視聴 ) の時間帯別行為者率を比較すると 全体的に携帯電話が高く ピークの 20 時台 21 時台には 8.3% となる 新聞を含む印刷物との並行利用は朝 7 時台がピークで 4.3% テレビ ( リアルタイム ) 視聴に携帯電話との並行利用 ( ながら視聴 ) が占める割合について見ると テレビ ( リアルタイム ) 視聴の行為者率が高い 20 時台 21 時台をはじめ 全体的に 2 前後となっている 図 1-4-1 テレビ ( リアルタイム ) と主な機器等との並行利用の時間帯別行為者率 ( 平日 ) 図 1-4-2 テレビ ( リアルタイム ) 視聴に主な機器等との並行利用が占める割合 / 時間帯別 ( 平日 ) テレビと携帯テレビと PC テレビとタブレットテレビと印刷物 4 携帯 PC タブレット印刷物 1 9% 35% 8% 3 7% 25% 6% 5% 2 4% 15% 3% 2% 1 1% 5% 台 台 テレビ ( リアルタイム ): 機器を問わず録画を除いた全てのリアルタイム視聴
1-5 コミュニケーション手段毎の平均利用時間と行為者率 7 平日のコミュニケーション手段毎の平均利用時間は 全体ではメールが最も長く 26. (28.6 分 (H24)) 次いでソーシャルメディアが 15.5 分 (8.8 分 (H24)) 若年層では ソーシャルメディアの平均利用時間が 10 代で 48.1 分 (26.9 分 (H24)) 20 代で 45.1 分 (21.9 分 (H24)) と ほぼ 2 倍となりメールと逆転 コミュニケーション手段がメールからソーシャルメディアに移行 図 1-5-1 コミュニケーション系メディアの平均利用時間 ( 平日 ) 参考コミュニケーション系メディアの平均利用時間 ( 平日 ) <H24 年度 > 6 携帯通話固定通話ネット通話ソーシャルメテ ィア利用メール利用 6 携帯通話固定通話ネット通話ソーシャルメテ ィア利用メール SMS 利用 5 48.1 45.1 5 47.9 4 35.9 4 33.2 33.8 3 26.0 23.8 29.6 29.1 25.7 3 28.6 26.9 21.9 29.1 25.2 2 15.5 12.8 13.2 2 16.6 13.7 1 4.7 2.4 1.4 6.7 2.9 5.3 1.0 0.0 0.1 全体 10 代 (N=3,000) (N=278) 20 代 (N=446) 6.1 5.1 6.6 1.1 1.9 2.0 2.1 30 代 (N=572) 40 代 (N=592) 6.3 4.7 2.8 1.4 3.0 1.3 0.3 0.2 50 代 (N=512) 60 代 (N=600) 1 8.8 6.3 3.1 2.0 全体 10 代 (N=3,000) (N=278) 8.0 8.8 7.3 5.6 6.0 6.5 5.6 5.8 2.5 2.6 4.5 1.11.6 1.0 0.1 0.8 1.5 1.7 0.5 0.1 0.9 20 代 (N=450) 30 代 (N=592) 40 代 (N=556) 50 代 (N=524) 60 代 (N=600)
1-6 コミュニケーション手段毎の平均利用時間と行為者率 8 休日は 平日と比較して若年層のソーシャルメディア利用時間が大幅に長い 特に 10 代は 78.3 分と平日 48.1 分に比べ 3程度長い 休日は ソーシャルメディアとメールの全体の平均利用時間が拮抗している 平日より 若年層のソーシャルメディア利用が長いことに加え 30 代以上のメール利用時間が短いことが要因 図 1-6-1 コミュニケーション系メディアの平均利用時間と行為者率 ( 平日 ) 図 1-6-2 コミュニケーション系メディアの平均利用時間と行為者率 ( 休日 ) 携帯通話固定通話ネット通話ソーシャルメテ ィア利用メール利用 携帯通話固定通話ネット通話ソーシャルメテ ィア利用メール利用 携帯通話行為者率固定通話行為者率ネット通話行為者率ソーシャルメテ ィア行為者率メール行為者率 携帯通話行為者率固定通話行為者率ネット通話行為者率ソーシャルメテ ィア行為者率メール行為者率 180 8 180 8 160 50.7% 43.5% 64.1% 63.5% 60. 50.2% 49.8% 6 160 47.1% 48.2% 63.2% 52. 54.9% 55.1% 44.5% 6 140 120 100 36.3% 21.8% 21.1% 6.8% 5.3% 6.8% 3.7% 0. 31.6% 27.1% 27. 25. 21.8% 18.2% 20.3% 14.2% 9.6% 8. 10.5% 4.4% 5.2% 7.2% 1.3% 0.9% 3.5% 2.4% 1.4% 0.7% 4 2 140 120 100 23.5% 21.7% 4.1% 5.5% 41. 13.7% 7.9% 2.2% 35. 25.1% 24.1% 21.3% 13.9% 13.9% 6.3% 3.7% 0.4% 2.4% 5.4% 23.8% 24.7% 19.3% 7. 7.3% 8.6% 2. 2.3% 0. 4 2 8 8 78.3 6 48.1 45.1 6 52.0 4 2 35.9 29.6 29.1 26.0 23.8 25.7 15.5 12.8 13.2 4.7 2.4 6.7 6.1 1.0 2.9 5.3 5.1 6.3 4.7 1.4 0.1 1.1 1.9 6.6 2.1 3.0 2.0 1.4 2.8 1.3 0.30.2 0.0 全体 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 4 2 38.7 35.8 20.7 20.7 20.9 17.2 17.0 15.2 9.6 10.0 4.9 3.1 5.9 8.1 3.2 4.2 2.4 7.3 4.5 5.3 4.8 5.9 0.9 0.4 0.1 0.2 2.1 0.6 1.1 2.8 0.8 0.0 0.9 全体 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代
1-7 主な機器の平均利用時間と行為者率 9 テレビ ( 全テレビ受像機利用 1) については 平日 休日ともに平均利用時間が他の機器に比べ圧倒的に長い 平日と休日を比較すると 休日の方が平均利用時間が約 7長く 行為者率も高い PC( 全 PC 利用 2) と携帯電話 ( 全携帯電話利用 3) を比較すると 平日の平均利用時間は PC が長い 他方 休日は 若年層の携帯電話の平均利用時間が長くなり 30 代以上の PC の平均利用時間が短くなるため 全体の平均利用時間が逆転 図 1-7-1 主な機器の平均利用時間と行為者率 ( 平日 ) 図 1-7-2 主な機器の平均利用時間と行為者率 ( 休日 ) 全 PC 利用全携帯電話利用全タブレット利用全テレビ受像機利用 全 PC 行為者率全携帯電話行為者率全タブレット行為者率全テレビ行為者率 全 PC 利用全携帯電話利用全タブレット利用全テレビ受像機利用 全 PC 行為者率全携帯電話行為者率全タブレット行為者率全テレビ行為者率 650 600 550 500 450 400 35 30 25 20 15 10 5 88.3% 89.7% 86.9% 87.3% 94.3% 94.2% 81.7% 86.2% 61.9% 80.7% 67.3% 68. 33.9% 34.3% 69.1% 35.9% 35. 41. 32.2% 22.3% 21.5% 4.9% 6.1% 3.1% 5.8% 6.4% 5.5% 2.8% 279.5 200.1 189.8 181.4 149.2 158.6 126.4 97.9 83.4 64.6 64.6 77.4 66.4 55.649.4 50.4 36.5 28.7 40.1 19.5 13.4 4.4 5.3 2.5 5.8 5.2 6.0 2.0 全体 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 10 8 6 4 2 650 600 550 500 450 400 35 30 25 20 15 10 5 96.1% 90.8% 91.9% 89.9% 88.9% 95. 86.3% 85.7% 83.2% 56.6% 75.5% 66.7% 69.6% 33.7% 20.1% 34.1% 34.8% 27.5% 29. 25.8% 18.7% 5.6% 12.9% 4.9% 5.6% 5.4% 4.7% 3.7% 263.5 254.1 244.3 214.5 183.8 134.2 136.4 61.8 67.2 57.0 44.9 36.6 41.6 23.6 34.0 15.9 5.5 4.3 6.7 5.0 333.6 300.1 36.5 26.7 24.9 14.2 3.0 3.2 全体 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 10 8 6 4 2 1 全テレビ受像機利用 : 利用内容を問わずテレビ受像器を利用した時間 2 全 PC 利用 : 利用内容を問わず PC を利用した時間 3 全携帯電話利用 : 利用内容を問わず携帯電話を利用した時間 スマートフォン フィーチャーフォン双方含む
1-8 スマートフォン フィーチャーフォン タブレットの利用率 10 スマートフォンの利用率は全体で 52.8% と約 20 ポイント増え 過半数が利用 (32.(H24)) 最も利用している 20 代は 87.9%(68.4%(H24)) 最も利用率が伸びた 40 代をはじめ 30 代 10 代において前年に比べ利用率が約 30 ポイント増加 一方 60 代の利用率は 8.7% に留まっており シニアの利用が進んでいない様子が窺える タブレットの利用率については 全体で 15.4%(8.1%(H24)) 30 代から 50 代が前年に比べ約 10 ポイント増加するなど 普及しつつある 図 1-8-1 スマートフォン フィーチャーフォン タブレットの利用率 参考スマートフォン フィーチャーフォン タブレットの利用率 <H24 年度 > 10 スマートフォンフィーチャーフォンタブレット 10 スマートフォンフィーチャーフォンタブレット端末 9 8 7 6 5 52.8% 51. 63.3% 87.9% 78.7% 58.8% 54.7% 69.1% 81.7% 9 8 7 6 5 69.7% 55.4% 68.4% 44.4% 64.5% 49. 75.2% 85.1% 81.7% 4 3 2 1 15.4% 25.9% 17.3% 20.2% 15.2% 35. 32.4% 19.6% 20.3% 14.8% 8.7% 6.3% 4 3 2 1 32. 36.7% 8.1% 28.8% 11.5% 10.7% 11.1% 9. 13.7% 5. 4.7% 3.3%
1-9-1 ソーシャルメディアの利用率 11 主なソーシャルメディアの利用率は 全体で 57.1% と過半数を超えた 40 代でも利用率が 60.5%(37.1%(H24)) となるなど 若年層以外の年代でも利用が一般化しつつある サービス毎に見ると特に LINE の利用率が倍増 図 1-9-1 ソーシャルメディアの利用率 ( 全体 年代別 ) 利用している 利用していない 参考ソーシャルメディアの利用率 ( 全体 年代別 ) <H24 年度 > 利用している 利用していない 全体 (N=1500) 57.1% 42.9% 全体 (N=1500) 41.4% 58.6% 10 代 (N=139) 76.3% 23.7% 10 代 (N=139) 54.7% 45.3% 20 代 (N=223) 91. 9. 20 代 (N=223) 81.8% 18.2% 30 代 (N=286) 80.8% 19.2% 40 代 (N=296) 60.5% 39.5% 50 代 (N=256) 36.7% 63.3% 60 代 (N=300) 14.3% 85.7% 2 4 6 8 10 図 1-9-2 ソーシャルメディアの利用率 ( サービス毎 全体 ) 30 代 (N=286) 40 代 (N=296) 50 代 (N=256) 60 代 (N=300) 10. 20.6% 37.1% 58.8% 90. 79.4% 62.9% 41.2% 2 4 6 8 10 H24 年度は Google+ を調査対象としていないため H25 年度とソーシャルメディアの範囲が異なることに注意 参考ソーシャルメディアの利用率 ( サービス毎 全体 )<H24 年度 > LINE 44. LINE 20.3% Google+ 27.3% Facebook 26.1% Facebook 16.6% Twitter 17.5% Twitter 15.7% mixi 12.3% mixi 16.8% Mobage 11.4% Mobage 12.9% GREE 10. GREE 11.8% 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 H24 年度は Google+ を調査対象としていない
1-9-2 ソーシャルメディアの利用率 12 ソーシャルメディアのうち 前年に比べ最も利用率が伸びた LINE は 20 代の 80 3% が利用 40 代以下の全ての年代で利用率が 30 ポイント以上増加 Facebook は 幅広い年代で 10-20 ポイント増加し 20 代は 57. まで伸びたが 10 代は 2 程度で変化なし (19.4%(H24)) Twitter は 若年層のみ利用率が 10 ポイント以上増加 (26.6%(H24)) したが それ以上の年代では変化なし 図 1-9-3 ソーシャルメディアの利用率 ( サービス毎 年代別 ) 参考ソーシャルメディアの利用率 ( サービス毎 年代別 )<H24 年度 > 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 9 9 8 80.3% 8 7 70.5% 7 6 65.4% 57. 6 5 4 42.6% 45.3% 37.8% 42. 47.1% 39.6% 34.1% 5 4 48.9% 38.8% 44.4% 37.3% 48.4% 3 2 1 30.9% 27.4% 22.3% 22.9% 19.2% 16.6% 13.3% 16.4% 22.3% 20.3% 20.7% 16.4% 14.4% 15.2% 9.8% 14.4% 12.5% 13.9% 8.6% 11.8% 7. 2.7% 7.7% 3.9% 3.5% 4.3% 5. 3. 1. 1.7% 0.7% LINE Google+ Facebook Twitter mixi Mobage GREE 3 2 1 26.6% 26.6% 26.6% 23. 29.1% 20.9% 25.3% 20.3% 22.7% 17.6% 14.9% 19.4% 16.6% 10.1% 11.5% 11.9% 12.9% 6.1% 8.4% 9.7% 10.8% 5.7% 5. 4.2% 2.7% 2.7% 3.7% 4.3% 2.7% 2.3% 2.7% LINE Facebook Twitter mixi Mobage GREE H24 年度は Google+ を調査対象としていない
1-10 動画等共有 配信サービスの利用率 13 全体で最も利用されているのはオンデマンド型動画共有サービス (YouTube ニコニコ動画等 ) で 52.8% と過半数が利用 60 代以外の全ての世代で利用されている割合が最も高い 次に利用されている割合が高いのが有料多チャンネル放送サービス (WOWOW スカパー CATV 等 ) で 全体で 22.3% 40 代 50 代がやや高く 3 弱 いずれも利用していない が全体の 4 弱を占め 年代が上がるにつれその割合が高くなる 60 代では 73.3% になり 無料のテレビ放送を除くと 各種動画共有 配信サービスは シニア層の利用が少ないことが窺える 図 1 10 動画等共有 配信サービスの利用率 ( 全体 年代別 ) オンデマンド型の動画共有サービスオンデマンド型の放送番組配信サービス有料多チャンネル放送サービスいずれも利用していない ライブ配信型の動画共有サービスオンデマンド型の動画配信サービスインターネットを利用したラジオ放送サービス 全体 (N=1500) 10 代 (N=139) 52.8% 8.2% 6.2% 7.4% 22.3% 7.9% 37.3% 67.6% 12.9% 6.5% 4.3% 13.7% 5.8% 28.8% 20 代 (N=223) 81.6% 19.7% 7.2% 8.5% 21.1% 11.2% 14.8% 30 代 (N=286) 74.5% 11.2% 6.3% 10.5% 20.6% 9.4% 21.7% 40 代 (N=296) 59.1% 5.4% 6.1% 10.5% 28.4% 9.5% 27.7% 50 代 (N=256) 35.5% 3.1% 8.2% 7. 27.3% 8.2% 48. 60 代 (N=300) 12.3% 1.7% 3.7% 2.3% 18.3% 3. 73.3% 2 4 6 8 10
1-11 新聞 ニュースサイトの利用率 14 新聞 ニュースサイトの利用率 ( 複数回答 ) は 全体では通常の紙の新聞が 65.8% で最も高く Yahoo! ニュースなどのポータルサイトのニュース配信が 31.8% と続く ただし 20 代では両者が逆転している 最も利用する新聞 ニュースサイトについても 同様の傾向 新聞社が提供するニュースサイトの利用率は 無料のサイトは 20 代が 11.2% で最も高い 有料のサイトは最も高い 40 代で 2.4% と利用が伸びていない様子が窺える 図 1 11-1 新聞 ニュースサイトの利用率 ( 全体 年代別 ) 図 1 11-2 最も利用している新聞 ニュースサイト ( 全体 年代別 ) 全体 (N=1500) 10 代 (N=139) 20 代 (N=223) 30 代 (N=286) 40 代 (N=296) 50 代 (N=256) 60 代 (N=300) 通常の紙の新聞日経電子版など新聞社が提供する有料ニュースサイト YOMIURI ONLINE( 読売新聞 ) など新聞社が提供する無料のニュースサイト Yahoo! ニュースなどポータルサイトが提供するニュース配信サービスいずれの方法でも読んでいない 1.4% 7.3% 0. 2.2% 0.4% 1.4% 7. 2.4% 7.8% 1.6% 8.2% 11.2% 13.5% 10.2% 1.7% 5.7% 14. 7. 18.3% 22. 25.9% 28.3% 25. 31.8% 35.3% 44.6% 37.2% 33.1% 44.8% 48.9% 52.1% 65.8% 73.3% 84.4% 91. 2 4 6 8 10 全体 (N=1500) 10 代 (N=139) 20 代 (N=223) 30 代 (N=286) 40 代 (N=296) 50 代 (N=256) 60 代 (N=300) 通常の紙の新聞日経電子版など新聞社が提供する有料ニュースサイト YOMIURI ONLINE( 読売新聞 ) など新聞社が提供する無料のニュースサイト Yahoo! ニュースなどポータルサイトが提供するニュース配信サービスいずれの方法でも読んでいない 30.2% 27.4% 42. 59.3% 0.7% 3.6% 65.9% 80.1% 24.5% 1.7% 89. 40.4% 1.9% 33.9% 3. 20.1% 44.6% 17.6% 1.2% 28.3% 8.2% 18.3% 22. 13.5% 10.2% 2 4 6 8 10 2.7% 7.
2-1 メディアの利用目的 15 時事情報 ( いち早く世の中のできごとや動きを知る 世の中の動きについて信頼できる情報を得る ) を得るためのメディアとしては 全世代平均でテレビが約 6 割と最も高い ただし 20 代は いち早く時事情報を得るためには テレビよりインターネットを利用 ( テレビ 41.7% インターネット 56.1%) 信頼できる情報を得るためのメディアとしては インターネットは相対的に低め 趣味 娯楽の情報を得るためのメディアとしては 全世代平均でインターネット (46.6%) がテレビ (27.5%) を上回り 60 代以外はインターネットが最も利用されている 特に 20 代は 7 割がインターネット 昨年に比べ 利用目的の傾向に大きな変化は見られない 図 2-1 メディアの利用目的 いち早く世の中のできごとや動きを知る 世の中の動きについて信頼できる情報を得る 趣味 娯楽に関する情報を得る 年代 テレビラジオ新聞雑誌書籍インターネットその他その種の情報は必要ない 全体 ( N =1500) 10 代 ( N=139) 20 代 ( N=223) 30 代 ( N=286) 40 代 ( N=296) 50 代 ( N=256) 60 代 ( N=300) 2 4 6 8 10 2 4 6 8 10 2 4 6 8 10
2-2 メディアの信頼度 16 全体では新聞の信頼度が一番高く 71.3% であり テレビが 65.7% と続く インターネットの信頼度についてはテレビ 新聞に比べると全体に低め 若年層だから高いという訳でもなく 3 前後から 4 弱で年代差があまりない点も昨年同様である 図 2-2 メディアの信頼度 ( 各メディアを 全部信頼できる 大部分信頼できる と回答した者の合計 ) テレビ新聞インターネット雑誌 全体 (N=1500) 10 代 (N=139) 20 代 (N=223) 30 代 (N=286) 40 代 (N=296) 50 代 (N=256) 60 代 (N=300) ネット利用 (N=1409) ネット非利用 (N=91) 6.6% 13.7% 12. 15.4% 16.1% 14.7% 15.2% 15.5% 14.3% 26.6% 27. 25.7% 31.3% 30.9% 35. 34.5% 32.9% 38.1% 59.6% 61.9% 62.6% 65.7% 71.3% 65.5% 65.5% 67.6% 65.6% 70.3% 68.3% 73. 71.3% 68.1% 70.3% 73.4% 76.6% 75.7% 2 4 6 8